JP2019169831A - 浴室システム - Google Patents

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川上 哲也
Tetsuya Kawakami
哲也 川上
勇介 草場
Yusuke Kusaba
勇介 草場
裕之 岩下
Hiroyuki Iwashita
裕之 岩下
要 高橋
Kaname Takahashi
要 高橋
松本 健志
Kenji Matsumoto
松本  健志
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【課題】複数の機能ユニットを操作可能なリモコンを設ける場合にも、複数の機能ユニットとリモコンとの配線接続作業を容易に行うことができる浴室システムを提供する。【解決手段】浴室及び洗面所の少なくともいずれかに設けられる複数の機能ユニットと、前記複数の機能ユニットを動作させるリモコンと、前記複数の機能ユニットと前記リモコンとの間に設けられる通信ハブと、前記複数の機能ユニットと前記通信ハブとを接続する複数の第1配線と、前記通信ハブと前記リモコンとを接続する第2配線と、を備えたことを特徴とする浴室システム。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、浴室システムに関する。
近年においては、浴室や洗面所に関連する機能ユニット(機器)の多機能化や多種化が進んでいる。例えば、浴室の空調機器として、換気機能、衣類乾燥機能、浴室暖房機能を有する浴室換気暖房乾燥機が開発されている。また、例えば、洗面所(脱衣所)に設けられる空調機器も開発されている。これらの空調機器によって浴室や洗面所を暖めることにより、ヒートショック(温度差によって血圧が大きく変動し心筋梗塞や脳梗塞が引き起こされること)を抑制できる。また、例えば、浴室には、掃除機器が設けられることもある。この掃除機器は、浴槽や浴室の床等に自動的に洗剤や水、湯を散布して、浴槽や浴室の床等を掃除する。
これらの機能ユニットは、単独商品として販売される場合もあるため、それぞれに専用のリモコンを備えている。従って、単独商品として販売される機能ユニットを複数設置した場合には、専用リモコンが洗面所などの壁面に並べて設けられる。これにより、洗面所などの壁面が煩雑になりデザイン性が低下したり、リモコンの操作性が悪化するという問題がある。これを解決する手段として、浴室や洗面所に関連する各機能ユニットを通信ネットワークで接続することで、リモコンを統合化することが考えられる。リモコンの統合化により、単独商品として販売される機能ユニットを複数設置した場合にも、各機能ユニットの専用リモコンを洗面所などの壁面に並べて設置する必要がなくなり、洗面所などの壁面の煩雑さ及びリモコンの操作性の低下を解消することができる。
特開平3−183333号公報
しかし、リモコンを統合化する際には、浴室や洗面所に設けられる複数の機能ユニットから洗面所などの壁面に設けられるリモコンに通信用の配線を接続するため、配線接続作業が困難である。
この解決策として、リモコンと複数の機能ユニット同士を無線接続する構成も考えられる。しかしながら、浴室が例えばユニットバスである場合、浴室の壁や床、天井が鋼板に覆われることとなるため、リモコンからの無線信号が鋼板に反射されてしまい、リモコンの操作性が低下するおそれがある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、複数の機能ユニットを操作可能なリモコンを設ける場合にも、複数の機能ユニットとリモコンとの配線接続作業を容易に行うことができる浴室システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、浴室及び洗面所の少なくともいずれかに設けられる複数の機能ユニットと、前記複数の機能ユニットを動作させるリモコンと、前記複数の機能ユニットと前記リモコンとの間に設けられる通信ハブと、前記複数の機能ユニットと前記通信ハブとを接続する複数の第1配線と、前記通信ハブと前記リモコンとを接続する第2配線と、を備えたことを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、複数の機能ユニットとリモコンとの間に通信ハブを設け、複数の機能ユニットから延びる複数の配線(第1配線)を通信ハブに集約させることで、通信ハブからリモコンに延びる配線(第2配線)の数を最小限に抑えることができる。これにより、配線接続作業が難しいリモコンへの配線接続の手間を減らすことができる。従って、複数の機能ユニットとリモコンとの配線接続作業を容易に行うことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記リモコンは、前記複数の機能ユニットのそれぞれの動作を制御するための共通制御信号を、前記通信ハブを通じて前記複数の機能ユニットのそれぞれに送信することを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、複数の機能ユニットのそれぞれの動作を制御するための共通制御信号が全ての機能ユニットに送信されるため、機能ユニットをリフォーム等で後付けで追加した場合においても、通信ハブに接続するだけで追加した機能ユニットを動作させることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記複数の第1配線の少なくとも1つの長さは、前記第2配線の長さよりも短いことを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、第1配線の長さを短くすることで、第1配線と第2配線の合計の長さ(配線の総延長)を短くすることができる。また、数が多い第1配線を短くすることで、配線同士が重なることを抑制できる。これらにより、信号にノイズが乗ることを抑制することができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記複数の機能ユニットの1つは、第1制御部を有し、前記複数の機能ユニットの別の1つは、第2制御部を有し、前記第1制御部及び前記第2制御部は、前記浴室の天井裏に設けられ、前記通信ハブは、前記第1制御部及び前記第2制御部よりも前記浴室の前記天井裏の中央側に設けられることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、通信ハブが浴室の天井裏の中央側に設けられているため、各第1配線の長さを平均化することができる。例えば、特定の第1配線だけが極端に長くなることを抑制することができる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記通信ハブは、前記複数の第1配線を接続するための複数の第1接続コネクタ部と、前記第2配線を接続するための第2接続コネクタ部と、を有し、前記複数の第1接続コネクタ部のそれぞれは、同じ方向に向けて設けられることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、複数の第1接続コネクタ部のそれぞれが同じ方向に向けて設けられているため、通信ハブと複数の機能ユニットとの接続をより容易に行うことができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記複数の第1接続コネクタ部のそれぞれは、前記浴室の天井に設けられた点検口に向けて設けられることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、複数の第1接続コネクタ部のそれぞれが点検口に向けて設けられているため、通信ハブと複数の機能ユニットとの接続を行う際に、点検口から容易に作業することができる。
第7の発明は、第5又は第6の発明において、前記複数の機能ユニットの1つは、前記通信ハブを通じて、前記リモコンに電源を供給し、前記通信ハブは、前記複数の機能ユニットの前記1つと接続される前記複数の第1接続コネクタ部の1つと他の前記複数の第1接続コネクタ部とを区別可能にしていることを特徴とする浴室システムである。
この浴室システムによれば、複数の機能ユニットの1つからリモコンに電源を供給することができる。また、通信ハブが、リモコンに電源を供給する機能ユニットを接続するための第1接続コネクタ部と他の第1接続コネクタ部とを区別可能な表示手段を有することで、配線接続作業を行う際に、リモコンに電源を供給する機能ユニットの接続先を誤ることを抑制できる。
本発明の態様によれば、複数の機能ユニットを操作可能なリモコンを設ける場合にも、複数の機能ユニットとリモコンとの配線接続作業を容易に行うことができる浴室システムが提供される。
実施形態に係る浴室システムを例示する斜視図である。 実施形態に係る通信ハブを例示する斜視図である。 実施形態に係る浴室システムを例示するブロック図である。 実施形態に係る浴室システムを例示するブロック図である。 実施形態に係る別の浴室システムを例示する斜視図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る浴室システムを例示する斜視図である。
図1に示すように、実施形態に係る浴室システム10は、第1〜第4機能ユニット21〜24と、リモコン30と、通信ハブ40と、第1配線51〜54と、第2配線60と、を有する。
浴室システム10は、例えば、浴室100及び洗面所110に設けられる。浴室100は、建築の浴室部105に設けられる。浴室100は、例えば、浴槽、洗い場床、壁パネル、及び天井パネルなどをユニット化した、いわゆるユニットバスやシステムバスである。浴室100の天井には、天井裏102に通じる点検口104が設けられている。洗面所110は、浴室部105に隣接する建築の洗面室部115に設けられる。洗面所110は、例えば、脱衣所であってもよい。
第1〜第4機能ユニット21〜24は、それぞれ、浴室100及び洗面所110の少なくともいずれかに設けられる。第1〜第4機能ユニット21〜24は、例えば、浴室用の空調機器、浴槽掃除機器、浴室用の床掃除機器、洗面所用の空調機器、給湯器、浴槽の排水栓、浴室の照明、マッサージ機器、及び吐水装置などを含む。この例では、第1機能ユニット21は、浴室用の空調機器である。第2機能ユニット22は、浴槽掃除機器である。第3機能ユニット23は、浴室用の床掃除機器である。第4機能ユニット24は、洗面所用の空調機器である。
浴室用の空調機器は、例えば、浴室100の天井に設けられる。浴室用の空調機器は、例えば、温風を吹き出して浴室100内を暖める暖房機能、風(例えば温風)を吹き出して浴室100内に吊るされた衣類等を乾燥させる乾燥機能、及び浴室100内を換気する換気機能の少なくともいずれかを有する。浴室用の空調機器は、例えば浴室換気暖房乾燥機である。浴室用の空調機器は、換気扇でもよい。
浴槽掃除機器は、例えば、浴室100の内部に設けられた浴槽(不図示)内に設けられる。浴槽掃除機器は、例えば、浴槽の内壁に洗剤や水(湯)を散布する機器である。浴室用の床掃除機器は、例えば、浴室100の床(洗い場)に水や除菌水等を散布する機器である。
洗面所用の空調機器は、例えば、洗面所110の壁面の上部に設けられる。洗面所用の空調機器は、例えば、温風を吹き出して洗面所110内を暖める暖房機能を有する。洗面所用の空調機器は、換気扇でもよい。
給湯器は、例えば浴室100の外部に設けられ、浴槽や浴室100内の水栓装置に湯を供給する。排水栓は、浴槽に設けられる。排水栓が開くことで、浴槽内の水や湯が排出される。照明は、浴室100の例えば天井等に設けられる照明である。マッサージ機器は、例えば浴槽に設けられ、浴槽内の水(湯)に泡を発生させる気泡発生装置である。または、マッサージ機器は、浴槽内に水流を発生させる水流発生装置である。吐水装置は、例えば、浴槽内の使用者の肩に向けて湯を吐出する肩湯である。
第1〜第4機能ユニット21〜24は、それぞれ、第1〜第4機能ユニット21〜24の動作を制御するための第1〜第4制御部21a〜24aを有する。この例では、第1〜第3制御部21a〜23aは、それぞれ、浴室100の天井裏102に設けられている。第4制御部24aは、洗面所110の壁面の上部に設けられた第4機能ユニット24(洗面所用の空調機器)の筐体の内部に設けられている。なお、図1では、第1〜第3機能ユニット21〜23の位置を、第1〜第3制御部21a〜23aで示しているが、第1〜第3機能ユニット21〜23の動作する本体は、浴室100内に設けられてもよい。
リモコン30は、第1〜第4機能ユニット21〜24を動作させるリモコンである。リモコン30は、例えば、洗面所110(脱衣所)の壁面に設けられる。リモコン30は、通信ハブ40を介して、第1〜第4機能ユニット21〜24の第1〜第4制御部21a〜24aと接続されている。使用者は、リモコン30を操作することにより、第1〜第4機能ユニット21〜24の動作を操作することができる。
リモコン30は、例えば、操作部32と、制御部34と、表示部36と、を有する。制御部34は、操作部32及び表示部36と接続されている。操作部32は、例えば、使用者が操作可能なボタンなどである。制御部34は、操作部32における使用者の操作に応じて、第1〜第4機能ユニット21〜24の第1〜第4制御部21a〜24aに制御信号を送信する。表示部36は、例えば、制御部34からの信号に応じて、第1〜第4機能ユニット21〜24の動作状態などを表示する。なお、表示部36は、LEDの点灯及び消灯などで第1〜第4機能ユニット21〜24の動作状態などを表示してもよいし、液晶画面などに第1〜第4機能ユニット21〜24の動作状態などを表示してもよい。
通信ハブ40は、第1〜第4機能ユニット21〜24とリモコン30との間に設けられる。この例では、通信ハブ40は、浴室100の天井裏102に設けられている。通信ハブ40は、第1制御部21a、第2制御部21b、及び第3制御部21cよりも天井裏102の中央側に設けられている。
第1配線51〜54は、それぞれ、第1〜第4機能ユニット21〜24と通信ハブ40とを接続する。より具体的には、第1配線51〜54は、それぞれ、第1〜第4機能ユニット21〜24の第1〜第4制御部21a〜24aと通信ハブ40とを接続する。つまり、第1配線51〜54の一端は、それぞれ、第1〜第4機能ユニット21〜24の第1〜第4制御部21a〜24aに接続される。第1配線51〜54の他端は、それぞれ、通信ハブ40に接続される。第1配線51〜54は、浴室100の天井裏102において、互いに重ならないように配置される。また、第1配線51〜54は、第2配線60と重ならないように配置される。
第2配線60は、通信ハブ40とリモコン30とを接続する。より具体的には、第2配線60は、通信ハブ40とリモコン30の制御部34とを接続する。つまり、第2配線60の一端は、通信ハブ40に接続される。第2配線60の他端は、リモコン30の制御部34に接続される。第2配線60は、浴室100の天井裏102から、浴室100と浴室部105との間を通って、リモコン30の背面側(洗面所110の壁の裏側)からリモコン30に接続される。第2配線60は、浴室100の天井裏102において、第1配線51〜54と重ならないように配置される。
図2は、実施形態に係る通信ハブを例示する斜視図である。
図2に示すように、通信ハブ40は、ケース46と、第1接続コネクタ部41〜44と、第2接続コネクタ部45と、を有する。
ケース46は、通信ハブ40の筐体である。ケース46は、例えば、略直方体状である。通信ハブ40は、例えば、ケース46の下面を浴室100の天井裏102に向けて配置される。ケース46の下面は、例えば、天井裏102に固定される。ケース46を設けることで、通信ハブ40の内部に埃などが入るのを抑制することができる。なお、ケース46の形状は、これに限定されず、任意の形状とすることができる。
第1接続コネクタ部41〜44は、第1配線51〜54を接続するための接続部である。換言すれば、第1接続コネクタ部41〜44は、第1〜第4機能ユニット21〜24の第1〜第4制御部21a〜24aと通信ハブ40とを接続するための接続部である。第1接続コネクタ部41〜44は、例えば、ケース46の上面及び4つの側面のうちいずれかの面に設けられる。この例では、第1接続コネクタ部41〜44は、ケース46の側面の1つに設けられている。つまり、第1接続コネクタ部41〜44は、同じ方向に向けて設けられている。また、この例では、第1接続コネクタ部41〜44が、横方向に一列に並ぶように配置されている。第1接続コネクタ部41〜44の配置は、これに限定されず、任意の配置とすることができる。
第1接続コネクタ部41〜44のそれぞれは、図1に示すように、例えば、浴室100の天井に設けられた点検口104に向けて設けられる。換言すれば、通信ハブ40は、第1接続コネクタ部41〜44が点検口104に向くように浴室100の天井裏102に配置される。
また、通信ハブ40は、第1接続コネクタ部41と他の第1接続コネクタ部42〜44とを区別可能にしている。通信ハブ40は、例えば、第1接続コネクタ部41と他の第1接続コネクタ部42〜44とを区別可能にする標識部47を有する。標識部47は、例えば、ケース46に表示される文字やイラストなどである。標識部47は、第1接続コネクタ部41の色が他の第1接続コネクタ部42〜44の色と異なっていることを含む。なお、通信ハブ40には、第1接続コネクタ部41〜44のそれぞれを区別可能な標識部47が設けられていてもよい。
また、第1接続コネクタ部41の形状を他の第1接続コネクタ部42〜44の形状と異なるものにすることで、第1接続コネクタ部41と他の第1接続コネクタ部42〜44とを区別可能にすることもできる。
第2接続コネクタ部45は、第2配線60を接続するための接続部である。換言すれば、第2接続コネクタ部45は、リモコン30と通信ハブ40とを接続するための接続部である。第2接続コネクタ部45は、例えば、ケース46の上面及び4つの側面のうちいずれかの面に設けられる。この例では、第2接続コネクタ部45は、ケース46の側面の1つに設けられている。また、この例では、第2接続コネクタ部45は、第1接続コネクタ部41〜44が設けられた面と同じ面に設けられている。つまり、第2接続コネクタ部45は、第1接続コネクタ部41〜44と同じ方向に向けて設けられている。なお、第2接続コネクタ部45は、第1接続コネクタ部41〜44が設けられた面とは異なる面に設けられてもよい。
また、この例では、第2接続コネクタ部45は、横方向に一列に並ぶように配置された第1接続コネクタ部41〜44に並ぶように配置されている。第2接続コネクタ部45の配置は、これに限定されず、任意の配置とすることができる。なお、通信ハブ40には、第2接続コネクタ部45と第1接続コネクタ部41〜44とを区別可能な標識部が設けられていてもよい。また、第2接続コネクタ部45の形状を第1接続コネクタ部41〜44の形状と異なるものにすることで、第2接続コネクタ部45と第1接続コネクタ部41〜44とを区別することもできる。
なお、第1接続コネクタ部及び第2接続コネクタ部の数は、それぞれ、任意の数とすることができる。第1接続コネクタ部の数は、接続する機能ユニットの数に応じて適宜選択すればよい。第2接続コネクタ部の数は、例えば、1つである。
図3は、実施形態に係る浴室システムを例示するブロック図である。
図3に示すように、第1〜第4機能ユニット21〜24は、通信ハブ40を介して、リモコン30と接続されている。より具体的には、第1〜第4機能ユニット21〜24の第1〜第4制御部21a〜24aは、それぞれ、第1配線51〜54を介して、通信ハブ40の第1接続コネクタ部41〜44に接続されている。そして、リモコン30の制御部34は、第2配線60を介して、通信ハブ40の第2接続コネクタ部45に接続されている。
リモコン30の制御部34は、リモコン30の操作部32及び表示部36と接続されている。使用者がリモコン30の操作部32を操作すると、リモコン30の制御部34から、第1〜第4機能ユニット21〜24の第1〜第4制御部21a〜24aに対して、信号S1が送信される。信号S1は、第1〜第4制御部21a〜24aの少なくともいずれかに対する制御信号を含む。信号S1は、共通制御信号である。
信号S1は、通信ハブ40を通じて、第1〜第4制御部21a〜24aのそれぞれに送信される。換言すれば、例えば、第1制御部21aに対する制御信号(第1機能ユニット21を動作させるための制御信号)が、第1制御部21aだけでなく、第2〜第4制御部22a〜24aにも送信される。第1〜第4制御部21a〜24aのそれぞれは、信号S1に応じて、第1〜第4機能ユニット21〜24の動作を制御する。
このとき、例えば、第1〜第4制御部21a〜24aのそれぞれは、信号S1に自身が制御する機能ユニットを動作させるための制御信号が含まれるか否かを判断する。例えば、信号S1が第1制御部21aに対する制御信号である場合、第1制御部21aは、信号S1に第1機能ユニット21を動作させるための制御信号が含まれると判断し、第1機能ユニット21を動作させる。一方、第2〜第4制御部22a〜24aは、信号S1に第2〜第4機能ユニット22〜24を動作させるための制御信号が含まれないと判断し、第2〜第4機能ユニット22〜24を動作させない。
また、第1〜第4制御部21a〜24aのそれぞれは、例えば、信号S1を受け取った後、リモコン30の制御部34に対して、信号S2を送信する。信号S2は、例えば、第1〜第4機能ユニット21〜24の少なくともいずれかの動作状態についての信号を含む。
信号S2は、通信ハブ40を通じて、リモコン30の制御部34に送信される。このとき、例えば、第1制御部21aからの信号S2(第1機能ユニット21の動作状態についての信号)が、リモコン30の制御部34だけでなく、第2〜第4制御部22a〜24aにも送信される。リモコン30の制御部34は、例えば、信号S2に応じて、リモコン30の表示部36に第1機能ユニット21の動作状態を表示する。
このように、通信ハブ40は、リモコン30の制御部34と第1〜第4機能ユニット21〜24の第1〜第4制御部21a〜24aとを接続し、リモコン30の制御部34と第1〜第4機能ユニット21〜24の第1〜第4制御部21a〜24aとの間の信号S1及びS2による通信を仲介する。一方で、通信ハブ40は、例えば、リモコン30の制御部34及び第1〜第4制御部21a〜24aの制御には関与しない。
なお、第1配線51〜54の少なくとも1つの長さD1は、例えば、第2配線60の長さD2よりも短い。第1配線51〜54及び第2配線60の長さが長くなると、配線が煩雑になる恐れがある。また、配線の総延長が長くなり、信号にノイズが乗りやすくなる恐れがある。従って、第1配線51〜54及び第2配線60の長さは、できるだけ短くすることが望ましい。
図4は、実施形態に係る浴室システムを例示するブロック図である。
図4に示すように、第1〜第4制御部21a〜24aと通信ハブ40とを接続する第1配線51〜54、及び通信ハブ40とリモコン30の制御部34とを接続する第2配線60は、3芯のケーブルである。3芯のケーブルは、例えば、2本の電源線70a及び70bと、1本の信号線72と、を有する。例えば、電源線70aは、高電位側であり、電源線70bは、低電位側(例えば、グランド)である。
第1〜第4機能ユニット21〜24の1つは、通信ハブ40を通じて、リモコン30に電源を供給可能である。この例では、第1機能ユニット21が、通信ハブ40を通じて、リモコン30に電源を供給している。第1機能ユニット21とリモコン30とは、導通されている。これにより、第1機能ユニット21からリモコン30に、例えば、DC12Vの電源が供給される。
一方、第2〜第4機能ユニット22〜24とリモコン30とは、電気的に絶縁されている。より具体的には、第2〜第4機能ユニット22〜24とリモコン30との間には、絶縁部48a〜48cが設けられている。絶縁部48a〜48cは、第2〜第4機能ユニット22〜24とリモコン30とを電気的に絶縁した状態で、信号S1及び信号S2の送受信が可能に構成される。
絶縁部48a〜48cは、例えば、フォトカプラを有する。この例では、第2〜第4機能ユニット22〜24とリモコン30との間で双方向に通信するために、絶縁部48a〜48cは、それぞれ2組のフォトカプラを有する。2組のフォトカプラのうちリモコン30側の発光素子及び受光素子には、第1配線51を介して、第1機能ユニット21から電源が供給される。2組のフォトカプラのうち第2〜第4機能ユニット22〜24側の発光素子及び受光素子には、第1配線52〜54を介して、第2〜第4機能ユニット22〜24から電源が供給される。これらにより、第2〜第4機能ユニット22〜24とリモコン30とを電気的に絶縁した状態で、信号S1及び信号S2の送受信をすることができる。
図5は、実施形態の変形例に係る浴室システムを例示する斜視図である。
図5に示すように、実施形態の変形例に係る浴室システム11では、通信ハブ40は、天井裏102の中央部よりも洗面所110側に設けられている。
また、この例では、第1配線51〜53及び第2配線60は、通信ハブ40の異なる面に接続されている。第1配線53及び第1配線54は、通信ハブ40の同じ面に接続されている。換言すれば、この例では、第1接続コネクタ部41〜43は、それぞれ通信ハブ40のケース46の異なる面に設けられている。
このように、通信ハブ40は、第1制御部21a、第2制御部21b、及び第3制御部21cよりも天井裏102の中央側に設けられていなくてもよい。また、第1接続コネクタ部41〜44及び第2接続コネクタ部45は、同じ方向に向けて設けられていなくてもよい。
以上、説明したように、実施形態においては、第1〜第4機能ユニット21〜24とリモコン30との間に通信ハブ40を設ける。そして、第1〜第4機能ユニット21〜24から延びる複数の第1配線51〜54を通信ハブ40に集約させる。これにより、通信ハブ40からリモコン30に延びる第2配線60の数を最小限(例えば、1本)に抑えることができる。これにより、配線接続作業が難しいリモコン30への配線接続の手間を減らすことができる。従って、第1〜第4機能ユニット21〜24とリモコン30との配線接続作業を容易に行うことができる。
また、実施形態においては、例えば、機能ユニットをリフォーム等で後付けで追加する際に、追加した機能ユニットを通信ハブ40に接続するだけで、追加した機能ユニットとリモコン30とを接続することができる。換言すれば、機能ユニットをリフォーム等で後付けで追加する際に、配線接続作業が難しいリモコン30への配線接続を行う必要がない。
また、実施形態においては、第1配線51〜54の少なくとも1つの長さD1を、例えば、第2配線60の長さD2よりも短くする。これにより、第1配線51〜54と第2配線60との合計の長さ(配線の総延長)を短くすることができる。また、数が多い第1配線51〜54を短くすることで、配線同士が重なることを抑制できる。これらにより、信号にノイズが乗ることを抑制することができる。
また、実施形態においては、通信ハブ40が浴室100の天井裏102の中央側に設けられている。これにより、第1配線51〜54の長さD1を平均化することができる。例えば、特定の第1配線だけが極端に長くなってしまうことを抑制することができる。
また、実施形態においては、第1配線51〜54を接続するために通信ハブ40に設けられた第1接続コネクタ部41〜44のそれぞれが同じ方向に向けて設けられている。これにより、通信ハブ40と第1〜第4機能ユニット21〜24との接続をより容易に行うことができる。
また、実施形態においては、第1接続コネクタ部41〜44のそれぞれが点検口104に向けて設けられている。これにより、通信ハブ40と第1〜第4機能ユニット21〜24との接続を行う際に、点検口104から容易に作業することができる。
また、実施形態においては、第1〜第4機能ユニット21〜24の1つ(例えば、第1機能ユニット21)からリモコン30に電源を供給することができる。このとき、上記のように、第1機能ユニット21とリモコン30とが導通されており、第2〜第4機能ユニット22〜24とリモコン30とが絶縁されている場合、例えば、誤って第1機能ユニット21を第1接続コネクタ部41以外に接続すると、リモコン30に電源を供給することができなくなる。これに対し、実施形態においては、通信ハブ40に、第1接続コネクタ部41を他の第1接続コネクタ部42〜44と区別可能な標識部47を設ける。これにより、配線接続作業を行う際に、第1機能ユニット21の接続先を誤ることを抑制できる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、浴室システムなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10、11 浴室システム、 21〜24 第1〜第4機能ユニット、 21a〜24a 第1〜第4制御部、 30 リモコン、 32 操作部、 34 制御部、 36 表示部、 40 通信ハブ、 41〜44 第1接続コネクタ部、 45 第2接続コネクタ部、 46 ケース、 47 標識部、 48a〜48c 絶縁部、 51〜54 第1配線、 60 第2配線、 70a、70b 電源線、 72 信号線、 100 浴室、 102 天井裏、 104 点検口、 105 浴室部、 110 洗面所、 115 洗面室部、 D1、D2 長さ、 S1、S2 信号

Claims (7)

  1. 浴室及び洗面所の少なくともいずれかに設けられる複数の機能ユニットと、
    前記複数の機能ユニットを動作させるリモコンと、
    前記複数の機能ユニットと前記リモコンとの間に設けられる通信ハブと、
    前記複数の機能ユニットと前記通信ハブとを接続する複数の第1配線と、
    前記通信ハブと前記リモコンとを接続する第2配線と、
    を備えたことを特徴とする浴室システム。
  2. 前記リモコンは、前記複数の機能ユニットのそれぞれの動作を制御するための共通制御信号を、前記通信ハブを通じて前記複数の機能ユニットのそれぞれに送信することを特徴とする請求項1記載の浴室システム。
  3. 前記複数の第1配線の少なくとも1つの長さは、前記第2配線の長さよりも短いことを特徴とする請求項1又は2に記載の浴室システム。
  4. 前記複数の機能ユニットの1つは、第1制御部を有し、
    前記複数の機能ユニットの別の1つは、第2制御部を有し、
    前記第1制御部及び前記第2制御部は、前記浴室の天井裏に設けられ、
    前記通信ハブは、前記第1制御部及び前記第2制御部よりも前記浴室の前記天井裏の中央側に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴室システム。
  5. 前記通信ハブは、前記複数の第1配線を接続するための複数の第1接続コネクタ部と、前記第2配線を接続するための第2接続コネクタ部と、を有し、
    前記複数の第1接続コネクタ部のそれぞれは、同じ方向に向けて設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の浴室システム。
  6. 前記複数の第1接続コネクタ部のそれぞれは、前記浴室の天井に設けられた点検口に向けて設けられることを特徴とする請求項5記載の浴室システム。
  7. 前記複数の機能ユニットの1つは、前記通信ハブを通じて、前記リモコンに電源を供給し、
    前記通信ハブは、前記複数の機能ユニットの前記1つと接続される前記複数の第1接続コネクタ部の1つと他の前記複数の第1接続コネクタ部とを区別可能にしていることを特徴とする請求項5又は6に記載の浴室システム。
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