JP7344777B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明の実施形態は、空気調和機に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、空気調和機をネットワークを介して外部から遠隔操作可能に構成することが考えられている。この場合、通信機能を備えない空気調和機をネットワークを介して外部から遠隔操作可能に構成するためには、空気調和機が備える端子に通信アダプタを接続する必要が生じる。
特開2006-54834号公報
このため、従来構成においては、ホームコントロール制御器を接続することを想定して設けられているHA端子を兼用して、HA端子に通信アダプタを接続することが考えられている。そして、HA端子に接続された通信アダプタには、空気調和機側からHA端子を介して電力が供給されるようになっている。そのため、最初から通信アダプタが装備された空気調和機では通信アダプタの動作電力分だけ電力の消費量が増加してしまう。特に空気調和機を通信アダプタから遠隔操作したいというニーズを持っていないユーザにとっては、通信アダプタに供給される電力が無駄であり、通信アダプタの存在によりデメリットが生じる。
そこで、本実施形態は、HA端子からの電力供給を受けて外部からの遠隔操作を可能にするための通信アダプタが接続可能であるHA端子を備える空気調和機に関し、当該HA端子に通信アダプタが接続されている場合であっても、この通信アダプタを介した遠隔操作が不要である場合には、通信アダプタによる電力の消費量を抑制できるようにした構成を提供する。
本実施形態に係る空気調和機は、外部からの遠隔操作を可能にするための通信アダプタが接続可能であるHA端子と、前記HA端子への電力の供給を制御するとともに、前記HA端子に前記通信アダプタが接続されているか否かを判別する制御手段と、前記通信アダプタを介する外部からの遠隔操作を可能とする有効設定及び不能とする無効設定に切り替え可能な切り替え手段と、を備え、前記制御手段は、前記切り替え手段が前記無効設定になっている場合であって、かつ前記HA端子に前記通信アダプタが接続されている場合には、前記HA端子への電力の供給を停止し、前記切り替え手段が前記無効設定になっている場合であって、かつ前記HA端子に前記通信アダプタが接続されていない場合には、前記HA端子へ電力を供給する
第1実施形態に係る空気調和機を含むネットワークの構成例を概略的に示す図 第1実施形態に係る室内機及び通信アダプタの内部の構成例を概略的に示す図 第1実施形態に係る室内機にホームコントロール制御器が接続された状態例を概略的に示す図 第1実施形態に係る制御装置による制御の一例を概略的に示すフローチャート 第2実施形態に係る室内機の内部の構成例を概略的に示す図
以下、空気調和機に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に例示する空気調和機10は、例えば室内の壁面高所に設置される横長の室内機11を備えている。この室内機11は、屋外に設けられる図示しない室外機と冷媒配管や通信線で接続され、さらには図示しない遠隔操作装置であるリモートコントローラを含めて空気調和機10全体を構成している。室内機11は、その外郭が概略矩形箱状の筐体11Aにより構成された、いわゆる壁掛け型の室内機11である。この室内機11は、筐体11Aの上面に横長に設けられた空気吸込口11Bと、筐体11Aの前面下部に横長に設けられた空気吹出口11Cとを備えている。また、詳しい図示は省略するが、室内機11は、空気吸込口11Bと空気吹出口11Cとの間に設けられる室内機11内部の空気流路の途中に、エアフィルタ、熱交換器、横流ファンなどを備えている。なお、空気吸込口11Bは、室内機11の筐体11Aの前面上部に設けられていてもよい。また、室内機の形態は、壁掛け型に限られず、例えば床面上に据え置かれるものなど、他の形態の室内機であってもよい。
また、室内機11は、制御信号及びモニタ信号を伝送可能に構成されているホームオートメーション端子12を備えている。以下、このホームオートメーション端子12を単に「HA端子12」と称する。図2に示すようにHA端子12は、制御信号用の1番ピン12A及び2番ピン12Bと、モニタ信号用の3番ピン12C及び4番ピン12Dの少なくとも4本のピンを端子として備えている。このように構成されるHA端子12によれば、図3に例示するように、ホームコントロール制御器200のコネクタ201をHA端子12に接続して、1番ピン12A及び2番ピン12Bを空気調和機10の運転や停止を指令するために用いることができ、3番ピン12C及び4番ピン12Dを空気調和機10の運転状態をモニタするために用いることができる。
上述した空気調和機10は、上述のHA端子12を介した外部との通信機能を備えているが、HA端子12以外には外部との通信機能を備えていない。そのため、この空気調和機10を例えばインターネット網などのネットワーク13を介して外部の集中管理センター14や携帯端末15などから遠隔操作可能に構成するためには、このHA端子12に、例えば外部との無線通信が可能である無線通信アダプタ16を接続する必要が生じる。以下、この無線通信アダプタ16を単に「通信アダプタ16」と称する。この通信アダプタ16は、空気調和機側ケーブル17及びコネクタ19を介して室内機11のHA端子12に接続されるとともに、ネットワーク13に繋がっているルータ18に対しては無線により通信可能に接続される。これにより、室内機11は、通信アダプタ16及びルータ18を介して外部のネットワーク13に接続可能となり、このネットワーク13を経由して外部の集中管理センター14や携帯端末15などから遠隔操作可能な構成となる。
次に、室内機11及び通信アダプタ16の内部の構成例について、さらに詳細に説明する。図2に例示するように、室内機11は、その外郭を構成する横長の筐体11Aの内部に、制御手段の一例である制御装置21を備えている。制御装置21は、例えばマイクロコンピュータを主体として構成されており、各種の制御プログラムや設定情報に基づいて空気調和機10の動作全般を制御する。また、制御装置21には、上述したHA端子12が接続されている。制御装置21は、HA端子12に接続された通信アダプタ16との通信を制御することが可能であり、また、HA端子12への電力の供給、ひいては、HA端子12に接続されている機器への電力の供給を制御することが可能である。また、詳しくは後述するが、制御装置21は、HA端子12に通信アダプタ16が接続されているか否かを判別することが可能である。通信アダプタ16は、無線で外部のネットワーク13と通信するため機器であり、できるだけ小形で構成され、外部との接続配線を少なくするために、当該通信アダプタ16自体に電源を持っていない。このため、通信アダプタ16は、HA端子12から電力の供給を受ける必要がある。
また、制御装置21には、切り替え手段の一例として操作部22が接続されている。この操作部22は、通信アダプタ16を介する外部からの空気調和機10の遠隔操作を可能とする「有効設定」、及び、通信アダプタ16を介する外部からの空気調和機10の遠隔操作を不能とする「無効設定」を切り替えるための切り替えスイッチを含む。この切り替えスイッチは、ユーザによって手動で操作されるものであり、従って、ユーザは、空気調和機10の遠隔操作を可能とする「有効設定」及び空気調和機10の遠隔操作を不能とする「無効設定」を、自らの意思に基づき手動で切り替えることができるようになっている。操作部22は、室内機11の本体に設けられた、ユーザが手動操作可能な切り替えスイッチとしているが、空気調和機10を遠隔操作するための図示しないリモートコントローラに設けられても良い。
HA端子12は、1番ピン12A及び2番ピン12Bに制御信号を入力し、3番ピン12C及び4番ピン12Dからモニタ信号を取り出す構成となっている。室内機11の内部において、HA端子12の1番ピン12Aには制御電源、例えば+5V電源が接続され、2番ピン12Bには制御装置21が接続されている。これにより、制御装置21は、非同期シリアル相互通信を可能にする信号処理手段としてのUARTコントローラ(UART:Universal Asynchronous Receiver and Transmitter)として機能するようになっている。また、制御装置21の信号出力端子は、スイッチング素子の制御信号端子に接続されている。このスイッチング素子の一端は、制御電源に接続され、その他端が3番ピン12Cに接続されている。4番ピン12Dは、接地されるとともに、ノイズ防止用のコンデンサを介して3番ピン12Cに接続されている。
また、HA端子12の1番ピン12Aと制御電源との間にはスイッチ23が介在されている。このスイッチ23の開閉は、制御装置21によって制御されるようになっている。制御装置21は、スイッチ23を閉状態に切り替えることにより、HA端子12への電力の供給、ひいては、HA端子12に接続されている機器への電力の供給を行うことができる。また、制御装置21は、スイッチ23を開状態に切り替えることにより、HA端子12への電力の供給、ひいては、HA端子12に接続されている機器への電力の供給を停止することができる。なお、スイッチ23は、物理的な接点を備えたスイッチで構成してもよいし、半導体スイッチング素子で構成してもよい。
通信アダプタ16は、その外郭を構成する本体ケース30の内部に、制御装置31、電源部32、AC通信部33、無線通信部34を備えている。制御装置31は、例えばマイクロコンピュータを主体として構成されており、各種の制御プログラムや設定情報に基づいて通信アダプタ16の動作全般を制御する。通信アダプタ16は、電源部32、AC通信部33につながる空気調和機側ケーブル17を備えている。空気調和機側ケーブル17の先端には、複数、この場合、HA端子12の4つのピン12A~12Dに対応して4つの端子を有するコネクタ19が接続されている。このコネクタ19をHA端子12に差し込むことで通信アダプタ16は制御装置21と電気的に接続される。コネクタ19とHA端子12との接続は、コネクタ19の抜き差しで行われるため、容易に取り付け、取り外しが可能である。通信アダプタ16は、HA端子12にコネクタ19が接続された状態で、制御装置21とUARTによる非同期シリアル相互通信が可能である。
電源部32は、通信アダプタ16の電源系統の動作を担う回路等を備えており、HA端子12の制御信号用のピン、この場合、1番ピン12Aと、モニタ信号用のピン、この場合、4番ピン12Dと、に接続される。また、AC通信部33は、通信アダプタ16と空気調和機10との間における通信系統の動作を担う回路等を備えており、HA端子12の制御信号用のピン、この場合、2番ピン12Bと、モニタ信号用のピン、この場合、4番ピン12Dに接続される。無線通信部34は、例えば無線用の通信モジュール等を備えており、通信アダプタ16を外部の機器、この場合、ルータ18に無線通信可能に接続する。
以上のように構成される空気調和機10によれば、HA端子12に通信アダプタ16を接続することにより、空気調和機10を外部の集中管理センター14や携帯端末15などから遠隔操作することを可能にすることができる。通信アダプタ16内の制御装置31は、常に制御装置21との通信及び無線通信部34の通信を制御するために動作している。そのため、通信アダプタ16は、電力の消費を継続している。しかしながら、空気調和機10を遠隔操作したいというニーズを持っていないユーザにとっては、このような通信アダプタ16に供給されて消費される電力が無駄であり、HA端子12に通信アダプタ16を接続することに応じてデメリットが生じる。一方、通信アダプタ16を取り外して、代わりにHA端子12を利用した通常のホームコントロール制御器200、例えば、電話機を介したオン、オフ操作を行うテレコントロール機器等、をHA端子12に接続した場合には、従来通りにHA端子12から機器への電力の供給を継続したいというニーズがある。本実施形態では、このようなニーズに対応するための創意工夫が施されている。以下、この点について詳細に説明する。
図4に例示するように、室内機11の制御装置21は、室内機11の電源がオンされると(S1:YES)、スイッチ23を閉状態に切り替えてHA端子12への通電をオンする(S2)。これにより、HA端子12から通信アダプタ16への電力の供給が開始される。そして、制御装置21は、空気調和機10の遠隔操作の設定が「有効設定」に切り替えられているか否かを確認する(S3)。制御装置21は、空気調和機10の遠隔操作の設定が「有効設定」に切り替えられている場合(S3:YES)には、スイッチ23を閉状態に維持してHA端子12から通信アダプタ16への電力の供給を継続する(S4)。
一方、ステップS3において、空気調和機10の遠隔操作の設定が「有効設定」になっていない場合、換言すれば、空気調和機10の遠隔操作の設定が「無効設定」に切り替えられている場合(S3:NO)には、制御装置21は、HA端子12に接続されている機器が通信アダプタ16であるか否かを確認つまり判別する(S5)。
HA端子12に接続されている機器が通信アダプタ16であるか否かを確認する処理は、例えば、以下の処理により実現することができる。即ち、制御装置21は、HA端子12に接続されている機器に対して、当該HA端子12の2番ピン12Bを介してUART通信により問い合わせ信号を出力する。この問合せ信号は、通信アダプタ16が返信可能であって、通信アダプタ16以外の機器が返信不能な信号となっている。よって、通信アダプタ16の制御装置31は、この問合せ信号を受信すると、その問合せ信号に対する応答信号を、HA端子12の2番ピン12Bを介して制御装置21に返信する。一方、通信アダプタ16以外の機器は、この問合せ信号を受信したとしても、何ら応答せず、つまり、何らの信号も制御装置21に返信しない。すなわち、ホームコントロール制御器200がHA端子12に接続された場合、ホームコントロール制御器200と空気調和機10との間では運転/停止などの指令とそれに対する空気調和機10側の応答のみを、その発生時におけるパルス信号でやり取りするだけであるため、制御装置21がUARTによる非同期シリアル相互通信を用いてホームコントロール制御器200に信号を送信しても、ホームコントロール制御器200は何ら応答しない。したがって、制御装置21は、HA端子12を介したUARTによる問合せ信号を送信し、その応答がなければ、ホームコントロール制御器200が接続されているか、もしくは何ら機器が接続されていない状態であると判断することができる。
制御装置21は、問合せ信号を出力すると、所定時間以内にHA端子12を介して応答信号を受信したか否かを確認する(S5)。そして、制御装置21は、所定時間以内に応答信号を受信した場合(S5:YES)には、HA端子12に接続されている機器が通信アダプタ16であると判定する。一方、制御装置21は、所定時間以内に応答信号を受信しなかった場合(S5:NO)には、HA端子12に接続されている機器が通信アダプタ16以外の機器、例えば上述したホームコントロール制御器200であるか、もしくは何ら機器が接続されていないと判定する。なお、問合せ信号を出力してから応答信号の受信を待つ所定時間は、適宜変更して設定することができる。
このような処理に基づき、制御装置21は、HA端子12に接続されている機器が通信アダプタ16であるか否かを確認する。そして、制御装置21は、HA端子12に接続されている機器が通信アダプタ16である場合(S5:YES)には、HA端子12から通信アダプタ16への電力の供給を停止する(S6)。一方、制御装置21は、HA端子12に接続されている機器が通信アダプタ16ではない場合、(S5:NO)には、HA端子12から通信アダプタ16への電力の供給を継続する(S7)。
以上に説明した空気調和機10によれば、制御装置21は、HA端子12に通信アダプタ16が接続されており、且つ、空気調和機10の遠隔操作の設定が「無効設定」に切り替えられている場合には、HA端子12への電力の供給、ひいては、通信アダプタ16への電力の供給を停止する。この構成によれば、外部からの遠隔操作を可能にするための通信アダプタ16が接続可能であるHA端子12を備える空気調和機10に関し、HA端子12に通信アダプタ16が接続されている場合であっても、遠隔操作が不要である場合には、通信アダプタ16への電力供給を停止して、通信アダプタ16による電力の消費量を抑制することができる。
また、制御装置21は、空気調和機10の遠隔操作の設定が「有効設定」となっている場合には、通信アダプタ16が接続されているかいないかにかかわらず、すなわち、通信アダプタ16の接続有無の判断をすることなく、HA端子12への電力の供給を継続する(ステップS3のYESとステップS4)。これにより遠隔操作の設定が「有効設定」である場合には、通信アダプタ16を介した制御及びホームコントロール制御器200による制御のいずれをも可能にしている。なお、この際にHA端子12に何等機器が接続されなくとも、その場合の電力消費はない。また、制御装置21は、HA端子12に通信アダプタ16が接続されていない場合には、空気調和機10の遠隔操作の設定が「有効設定」及び「無効設定」の何れに切り替えられているかに関わらず、HA端子12への電力の供給、ひいては、通信アダプタ16以外の機器への電力の供給を行う。この構成によれば、HA端子12に通信アダプタ16以外の機器、例えば、通常のホームコントロール制御器200が接続されている場合には、その機器による空気調和機10の遠隔制御が可能となる。ここで、ホームコントロール制御器200と制御装置21との間の通信は、1番ピン12A、2番ピン12Bを用いた運転/停止指令等の単発パルス信号と、3番ピン12C、4番ピン12Dによる動作状態の応答の単発パルス信号による通信からなり、いずれの通信も状態変更を行わない期間では信号は発せられず、電力消費がない。そのため、HA端子12に電力を供給しても無駄な電力消費はなく、当該ホームコントロール制御器200の動作が無用に制限されてしまうことを回避することができる。なお、HA端子12に何等機器等が接続されていなければ、HA端子12は、開放状態にあるため、HA端子12に通電しても電力は消費されない。
(第2実施形態)
図5に例示するように、第2実施形態では、通信アダプタ16は、室内機11の外郭を構成する筐体11Aに内蔵されている。この構成によれば、ユーザは、HA端子12に通信アダプタ16が接続されているのか否かを、室内機11の外観から判断することができない。よって、このような構成において、上述した制御装置21による通信アダプタ16への電力の供給制御を行うことで、その効果を特に有効に発揮することができる。即ち、空気調和機10の遠隔操作の設定が「無効設定」に切り替えられている場合には、通信アダプタ16による電力の消費量を抑制することができる。なお、この場合、ホームコントロール制御器200を接続するには、一旦室内機11の一部を分解し、HA端子12へ接続されている通信アダプタ16のコネクタ19を外して、HA端子12にホームコントロール制御器200のコネクタ201を接続した後、室内機11を元に戻す作業が必要となる。
なお、本実施形態は、上述した複数の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や拡張を行うことができる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は空気調和機、11Aは筐体、12はHA端子、16は無線通信アダプタ(通信アダプタ)、19はコネクタ、21は制御装置(制御手段)、22は操作部(切り替え手段)を示す。

Claims (5)

  1. 外部からの遠隔操作を可能にするための通信アダプタが接続可能であるHA端子と、
    前記HA端子への電力の供給を制御するとともに、前記HA端子に前記通信アダプタが接続されているか否かを判別する制御手段と、
    前記通信アダプタを介する外部からの遠隔操作を可能とする有効設定及び不能とする無効設定に切り替え可能な切り替え手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記切り替え手段が前記無効設定になっている場合であって、かつ前記HA端子に前記通信アダプタが接続されている場合には、前記HA端子への電力の供給を停止し、前記切り替え手段が前記無効設定になっている場合であって、かつ前記HA端子に前記通信アダプタが接続されていない場合には、前記HA端子へ電力を供給する空気調和機。
  2. 前記制御手段は、前記切り替え手段が前記有効設定になっている場合には、前記HA端子へ電力を供給する請求項に記載の空気調和機。
  3. 前記通信アダプタは、空気調和機の外郭を構成する筐体に内蔵されている請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記通信アダプタは、外部のネットワークと無線通信を行う無線通信アダプタである請求項1からの何れか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記通信アダプタは、前記HA端子からの電力供給により動作し、前記制御手段との間で前記HA端子を介してシリアル相互通信が可能である請求項1からの何れか1項に記載の空気調和機。
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