JP2019169797A - 撮像装置 - Google Patents

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Masaya Yamamoto
雅也 山本
平田 豊
Yutaka Hirata
豊 平田
鈴木 栄二
Eiji Suzuki
栄二 鈴木
祥悟 中村
Shogo Nakamura
祥悟 中村
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Abstract

【課題】ユーザが感じうる煩わしさを低減しながら、目のモニタリングを精度高く実現する。【解決手段】ユーザの一方の目を撮像対象とする第1の撮像部材と、上記ユーザの他方の目を撮像対象とする第2の撮像部材と、上記第1の撮像部材による上記一方の目の撮像に係る第1の光路、または上記第2の撮像部材による上記他方の目の撮像に係る第2の光路のいずれかにおいて、赤外光の少なくとも一部を反射する反射部材と、を備え、上記第1の撮像部材および上記第2の撮像部材は、上記撮像装置または上記装着型の装置が上記ユーザの頭部に装着されたときに、上記一方の目側または上記他方の目側に位置するように、まとめて配置され、上記反射部材は、上記第1の撮像部材および上記第2の撮像部材が配置された側の目とは異なる目の側に配置される、撮像装置が提供される。【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置に関する。
近年、人の目の動きをモニタリングする技術が開発されている。例えば、特許文献1には、人の右目を撮像するカメラと人の左目を撮像するカメラとを備える装置によって、人の目の動きをモニタリングする技術が開示されている。
特開2015−109984号公報
また、特許文献1に記載の装置のように、ユーザの目を撮像する既存の装置では、検出対象のユーザの両目それぞれに対応する2つの撮像部材が、ユーザの右目に対応する位置とユーザの左目に対応する位置との2箇所に配置される。
しかしながら、既存の装置のように、ユーザの右目に対応する位置とユーザの左目に対応する位置との2箇所に撮像部材が配置される構成の場合には、2箇所に配置された撮像部材がユーザに視認されることがある。また、2箇所に配置された撮像部材がユーザに視認された場合、2箇所に配置された撮像部材をユーザが煩わしく感じてしまう可能性がある。また、上記のような煩わしさを低減するために、例えば、2つの撮像部材を1箇所にまとめて配置する場合、目と撮像部材の位置関係によってはモニタリングの精度が低下する可能性も想定される。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザが感じうる煩わしさを低減しながら、目のモニタリングを精度高く実現すること可能な、新規かつ改良された撮像装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザの頭部に装着して用いられる撮像装置、または、ユーザの頭部に装着して用いられる装着型の装置に接続して用いられる撮像装置であって、上記ユーザの一方の目を撮像対象とする第1の撮像部材と、上記ユーザの他方の目を撮像対象とする第2の撮像部材と、上記第1の撮像部材による上記一方の目の撮像に係る第1の光路、または上記第2の撮像部材による上記他方の目の撮像に係る第2の光路のいずれかにおいて、赤外光の少なくとも一部を反射する反射部材と、を備え、上記第1の撮像部材および上記第2の撮像部材は、上記撮像装置または上記装着型の装置が上記ユーザの頭部に装着されたときに、上記一方の目側または上記他方の目側に位置するように、まとめて配置され、上記反射部材は、上記第1の撮像部材および上記第2の撮像部材が配置された側の目とは異なる目の側に配置される、撮像装置が提供される。
また、上記反射部材の少なくとも一部は、可視光を透過する透明素材から形成されてもよい。
また、上記反射部材は、上記第1の光路または上記第2の光路のいずれかにおいて、上記ユーザの目が反射する上記赤外光の少なくとも一部を、当該目を撮像対象とする上記第1の撮像部材または上記第2の撮像部材のいずれか一方に向けて反射してもよい。
また、上記反射部材は、上記第1の光路または上記第2の光路のいずれかにおいて、照射された上記赤外光の少なくとも一部が撮像対象である目に入射するように、上記赤外光の少なくとも一部を反射してもよい。
また、上記反射部材は、上記反射部材が配置される側の目の撮像に係る上記第1の光路または上記第2の光路において、上記赤外光の少なくとも一部を反射してもよい。
以上説明したように本発明によれば、ユーザが感じうる煩わしさを低減しながら、目のモニタリングを精度高く実現することが可能となる。
2つの撮像部材を片方の目の側にまとめて配置する撮像装置について説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る撮像不能範囲について説明するための図である。 同実施形態に係る第1の撮像部材、第2の撮像部材、および反射部材の配置例を示す概念図である。 同実施形態に係る撮像装置の外観の一例を示す斜視図である。 同実施形態に係る撮像装置の外観の一例を示す正面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.実施形態>
<<1.1.概要>>
まず、本発明の一実施形態に係る概要について説明する。上述したように、近年においては、人の目の動きをモニタリングする技術が多く開発されている。例えば、特許文献1では、ユーザの右目および左目をそれぞれ撮像対象とする2つの撮像部材を、右目および左目に対応する2箇所に配置することで、ユーザの目の動きを撮像している。
しかし、特許文献1のように2箇所に撮像部材を配置する場合、2箇所に配置される2つの撮像部材を視認したユーザが、煩わしさを感じてしまう可能性もある。
上記のような煩わしさを低減するためには、例えば、ユーザの右目および左目をそれぞれ撮像する撮像部材を、右目側あるいは左目側の1箇所にまとめて配置する手法が想定される。
図1は、2つの撮像部材を片方の目の側にまとめて配置する撮像装置について説明するための図である。ここで、上記の撮像装置は、例えば、アイウェアや耳かけ型の装置のようなユーザの頭部に装着して用いられる装着型の装置であって、撮像機能を有する装置である。
ここで、図1には、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bを備える撮像装置10の配置例が示されている。なお、図1では、第1の撮像部材110aがユーザの右目REを撮像し、第2の撮像部材110bがユーザの左目LEを撮像する場合の一例が示されている。なお、図1においては、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bによる撮像の範囲が、それぞれ撮像範囲IZaおよびIZbとして表現されている。
図1に示すような配置によれば、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bが配置されない側の目(図1においては、左目LE)により、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bが視認される可能性を大きく低減し、ユーザの煩わしさを低減することが可能となる。
しかし、2つの撮像部材を片方の目の側にまとめて配置する場合、配置される側とは異なる側の目を撮像する撮像部材の撮像範囲が、撮像対象とする目の動きのすべてをカバーできない状況も生じ得る。
例えば、図1に示す一例では、第2の撮像部材110bが、配置される側とは反対の左目LEを撮像しているが、この際、第2の撮像部材110bの撮像範囲IZbは図示するように左目LEに対し斜め方向の角度を有することから、撮像不能範囲NIZが生じることとなる。
ここで、図2を参照して、本実施形態に係る撮像不能範囲について、より詳細に説明する。図2には、目Eおよび撮像部材110の配置角度と、撮像不能範囲NIZとの関係が示されている。ここでは、上記の配置角度を、目Eの眼球中心と正面方向を直視した際における無限遠方向との角度を0°とした場合における撮像部材110の角度と定義する。
例えば、図2の左側に示すように、目Eに対し撮像部材110を0°の配置角度で配置する場合、目Eの可動範囲ROMのほぼ全域が撮像範囲IZに含まれることから、目Eの動きを精度高くモニタリングすることが可能である。
一方、図2の中央に示すように撮像部材110の配置角度を30°とする場合や、図2の右側に示すように、配置角度を45°とする場合、角度が大きくなるにつれて、目Eの可動範囲ROMが撮像範囲IZから外れ、撮像不能範囲NIZが拡大することとなる。この場合、目Eの動きを撮像できない状況が増加し、モニタリングの精度が低下する要因ともなり得る。
本発明に係る技術思想は、上記の点に着目して発想されたものであり、撮像部材が両目ぞれぞれの視界に入ることによる煩わしさを低減しながらも、両目のモニタリングを精度高く実現することを可能とする。
このために、本発明の一実施形態に係る撮像装置10は、ユーザの一方の目を撮像対象とする第1の撮像部材110aと、他方の目を撮像対象とする第2の撮像部材110bと、を備える。ここで、本実施形態に係る第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bは、撮像装置10、または後述する装着型の装置がユーザの頭部に装着されたときに、上記一方の目側または上記他方の目側に位置するように、まとめて配置されることを特徴の一つとする。
また、本発明の一実施形態に係る撮像装置10は、第1の撮像部材110aと第2の撮像部材110bが配置された側の目とは異なる目の側に配置される反射部材120を備える。ここで、本実施形態に係る反射部材120は、第1の撮像部材110aによる一方の目の撮像に係る第1の光路、または第2の撮像部材110bによる他方の目の撮像に係る第2の光路のいずれかにおいて、赤外光の少なくとも一部を反射することを特徴の一つとする。
以下、本実施形態に係る撮像装置10が有する特徴と、当該特徴により奏される効果について詳細に説明する。
<<1.2.撮像装置10の構成>>
まず、本実施形態に係る撮像装置10の構成例について説明する。本実施形態に係る実施形態に係る撮像装置10は、例えば、アイウェアや耳かけ型の装置のようなユーザの頭部に装着して用いられる装着型の装置であって、撮像機能を有する装置である。また、本実施形態に係る撮像装置10は、例えば、アイウェアなどのユーザの頭部に装着して用いられる装着型の装置に物理的に接続して用いられ、撮像機能を有する装置であってもよい。以下では、ユーザの頭部に装着して用いられる撮像装置10を、「装着型の撮像装置10」と示す場合がある。また、以下では、ユーザの頭部に装着して用いられる装着型の装置を「装着型の装置」と示し、装着型の装置に物理的に接続可能な撮像装置10を、「接続型の撮像装置10」と示す場合がある。また、以下では、「装着型の撮像装置10」と「接続型の撮像装置10」とを総称して、「本実施形態に係る撮像装置10」と示す。
つまり、本実施形態に係る撮像装置10は、装着型の撮像装置10、または、装着型の装置に物理的に接続可能な、接続型の撮像装置10である。
(撮像部材110)
本実施形態に係る撮像装置10は、例えば、ユーザの一方の目を撮像対象とする第1の撮像部材110aと、ユーザの他方の目を撮像対象とする第2の撮像部材110bとを備え、ユーザの両目をそれぞれ撮像する。なお、以下では、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bを、まとめて撮像部材110と表現することがある。本実施形態に係る撮像装置10は、例えば、バッテリなどの内部電源から供給される電力、または、外部電源から供給される電力などによって、駆動する。
第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれは、例えば、鏡筒に設けられる光学系と、複数の撮像素子を有するイメージセンサとを含んで構成される。イメージセンサでは、例えば複数の撮像素子がマトリクス状に配置される。光学系は、1または2以上のレンズを含んで構成される。光学系を構成するレンズとしては、例えば、フォーカスレンズ、ズームレンズ、単焦点レンズなどの様々なレンズが、挙げられる。撮像素子としては、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)などが、挙げられる。なお、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれの構成は、上記に示す例に限定されない。
また、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれは、撮像素子により生成されたアナログ信号を信号処理する信号処理回路を有していてもよい。信号処理回路は、例えば、AGC(Automatic Gain Control)回路とADC(Analog to Digital Converter)とを含み、撮像素子により生成されたアナログ信号をデジタル信号(画像データ)に変換する。
また、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれは、撮像により生成された画像信号(アナログ信号またはデジタル信号)を送信する送信器を有していてもよい。送信器としては、例えば、MIPI(Mobile Industry Processor Interface)アライアンスのCSI−2(Camera Serial Interface 2)規格などの、画像信号を伝送することが可能な任意の規格に則った送信器が、挙げられる。なお、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれが有する送信器は、任意の通信方式の有線通信または任意の通信方式の無線通信で、画像信号を送信する送信器であってもよい。
第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれにおける撮像により生成された画像信号は、例えば、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれが有する送信器により、画像信号を処理する処理機能を有する外部装置へ伝送され、当該外部装置において処理される。
また、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれは、IR LEDなどの光源を有していてもよい。なお、IR LEDなどの光源は、例えば、装着型の装置が備える光源など、本実施形態に係る撮像装置10の外部の光源であってもよいことは、言うまでもない。
第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれが光源を有する場合、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれは、例えば、光源の発光と連動して撮像を行う。光源の発光と連動した撮像とは、例えば、“光源が発光しているときに第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれが撮像を行い、光源が発光していないときには、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれが撮像を行わないこと”をいう。
光源の発光と第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれにおける撮像との連動は、例えば、本実施形態に係る撮像装置10が備えるプロセッサにより制御されてもよいし、本実施形態に係る撮像装置10の外部装置により制御されてもよい。撮像装置10がプロセッサを備える場合、当該プロセッサは、後述する処理回路として機能しうる。
第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれが光源の発光と連動して撮像を行うことによって、角膜反射像の観測をより効率的に行うことができ、また、撮像装置10において消費される消費電力を低減することができる。
本実施形態に係る撮像装置10は、例えば上記のような第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bを備えることによって、装着型の撮像装置10または装着型の装置を頭部に装着したユーザの両目を、それぞれ撮像する。
なお、本実施形態に係る撮像装置10の構成は、上記に示す例に限られない。例えば、本実施形態に係る撮像装置10は、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれにおける撮像により生成された画像信号を処理する処理回路を、さらに備えていてもよい。
処理回路における処理としては、例えば、画像信号が示す撮像画像に基づき視線を検出する視線検出処理や、画像信号が示す撮像画像に基づき目を計測する処理など、撮像画像に対して行うことが可能な任意の処理が、挙げられる。本実施形態に係る視線検出処理の一例としては、例えば、撮像画像に含まれる角膜反射像の位置に対する瞳孔の位置に基づいて視線を検出する処理(角膜反射法を利用した視線検出処理の一例)が挙げられる。また、目を計測する処理の一例としては、例えば、瞬目を計測する処理が挙げられる。なお、本実施形態に係る画像信号が示す撮像画像に基づく処理が、上記に示す例に限られないことは、言うまでもない。
処理回路は、例えば、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれと、データバスなどの信号線で電気的に接続され、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれから信号線で伝送される画像信号を処理する。処理回路と第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれとを信号線で接続する規格としては、例えば、MIPIアライアンスのCSI−2規格などが挙げられる。なお、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれと処理回路とは、任意の通信方式の有線通信、または、任意の通信方式の無線通信で、画像信号を送受信してもよい。
処理回路としては、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが、挙げられる。
また、本実施形態に係る撮像装置10では、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bの一方または双方が、上記処理回路を有していてもよい。上記処理回路を有する第1の撮像部材110aは、上記送信器を有していなくてもよく、また、上記処理回路を有する第2の撮像部材110bは、上記送信器を有していなくてもよい。
また、本実施形態に係る撮像装置10は、例えば、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれにおける撮像により生成された画像信号を、無線通信または有線通信で送信する通信デバイスを、さらに備えていてもよい。通信デバイスとしては、例えば、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bそれぞれが有する送信器よりも、通信可能範囲が大きい通信方式に対応する通信デバイスが挙げられる。一例を挙げると、通信デバイスとしては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11ポートおよび送受信回路(無線通信)、LAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。
(反射部材120)
続いて、本実施形態に係る反射部材120について説明する。本実施形態に係る反射部材120は、第1の撮像部材110aによる一方の目の撮像に係る第1の光路、または第2の撮像部材110bによる他方の目の撮像に係る第2の光路のいずれかにおいて、赤外光の少なくとも一部を反射する。
より詳細には、本実施形態に係る反射部材120は、第1の光路または第2の光路のいずれかにおいて、光源から照射された赤外光の少なくとも一部が撮像対象である目に入射するように、当該赤外光の少なくとも一部を反射する。
また、本実施形態に係る反射部材120は、第1の光路または第2の光路のいずれかにおいて、光源から照射されユーザの目が反射した赤外光の少なくとも一部を、当該目を撮像対象とする第1の撮像部材110aまたは第2の撮像部材110bのいずれか一方に向けて反射する。
また、本実施形態に係る反射部材120は、反射部材120が配置される側の目の撮像に係る第1の光路または第2の光路において、赤外光の少なくとも一部を反射してよい。本実施形態に係る反射部材120、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bの配置関係については、別途詳細に説明する。
また、本実施形態に係る反射部材120の少なくとも一部は、可視光を透過する透明素材から形成されてもよい。本実施形態に係る反射部材120は、例えば、ガラスや樹脂などから形成されたレンズ上に赤外光を反射するコーティング剤や偏光フィルムが付加された反射レンズであってもよい。このように、可視光を透過する素材を用いて反射部材120を形成することにより、反射部材120の視野に捉えられた場合であっても、ユーザが感じ得る煩わしさを低減することが可能となる。
<<1.3.配置例>>
次に、本実施形態に係る撮像装置10が備える第1の撮像部材110a、第2の撮像部材110b、および反射部材の配置例について述べる。図3は、本実施形態に係る第1の撮像部材110a、第2の撮像部材110b、および反射部材120の配置例を示す概念図である。
図3に示すように、本実施形態に係る第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bは、左右いずれかの目の側にまとめて配置される。図3には、本実施形態に係る第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bが、ユーザの右目RE側にまとめて配置される場合の一例が示されている。上記のような配置によれば、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bがユーザの左目LEの視野に捉えられる可能性を低減し、ユーザの煩わしさを効果的に低減することが可能となる。
また、本実施形態に係る反射部材120は、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bが配置された側の目とは異なる目の側に配置されることを特徴の一つとする。図3には、本実施形態に係る反射部材120が、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bが配置される右目RE側とは反対の左目LE側に配置される場合の一例が示されている。
また、この際、本実施形態に係る反射部材120は、反射部材120が配置される側の目、すなわち左目LEの撮像を行う第2の撮像部材110bに係る第2の光路において、赤外光の少なくとも一部を反射してよい。
具体的には、反射部材120は、第2の光路において、光源が照射した赤外光の少なくとも一部が、ユーザの左目LEに入射するように、当該赤外光の少なくとも一部を反射する。
また、反射部材120は、第2の光路において、ユーザの左目LEが反射した赤外光の少なくとも一部を、左目LEを撮像対象とする第2の撮像部材110bに向けて反射する。
本実施形態に係る反射部材120が有する上記の特徴によれば、図3に示すように、第2の撮像部材110bの撮像範囲IZbを、より浅い角度を以ってユーザの左目LEに対応させることができる。これによれば、撮像不能範囲NIZを効果的に縮小し、大きな回転を伴う左目LEの動きも漏らすことなく撮像することができ、精度の高いモニタリングを実現することが可能となる。
以上、本実施形態に係る第1の撮像部材110a、第2の撮像部材110b、および反射部材120の配置例について説明した。なお、図3では、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bが右目RE側に配置され、第1の撮像部材110aが右目REを、第2の撮像部材110bが左目LEをそれぞれ撮像する場合を一例として示したが、本実施形態に係る配置や撮像対象は、当該組み合わせに限定されない。本実施形態に係る第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bは左目LE側に配置されてもよいし、第1の撮像部材110aが左目LEを、第2の撮像部材110bが右目REをそれぞれ撮像してもよい。
また、本実施形態に係る撮像部材110および反射部材120の両方、またはいずれかは、光路を確保するための角度などを調節可能に設けられてよい。例えば、図3に示す一例の場合、第2の撮像部材110bおよび反射部材の両方は、第2の光路において、赤外光の反射により左目LEの撮像が可能となるように、角度の調整が可能なように設けられてもよい。また、例えば、反射部材120は所定の角度で固定され、第2の撮像部材110bのみが角度が調整可能に設けられてもよい。
上記のような調整機構によれば、ユーザの目の配置特徴などに応じて、撮像範囲を適宜調整することができ、多くのユーザに広く対応することが可能となる。
次に、図4および図5を参照して、本実施形態に係る撮像装置10の外観について一例を述べる。図4は、本実施形態に係る撮像装置10の外観の一例を示す斜視図であり、図5は、本実施形態に係る撮像装置10の外観の一例を示す正面図である。
なお、図4および図5では、撮像装置10が、装着型の装置である眼鏡Gに物理的に接続して用いられる場合の一例が示されている。この際、本実施形態に係る撮像装置10は、例えば、図4や図5に示すような支持部材130Rおよび130Lを介して、眼鏡Gに物理的かつ着脱可能に接続されてもよい。
なお、図4および図5に示す一例では、支持部材130Rの先端に第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bが配置され、支持部材130Lの先端に反射部材120が配置される場合が示されている。
本実施形態に係る第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bは、図示するように、一体に設けられてもよいし、それぞれが独立して支持部材130Rの先端から延長するよう設けられてもよい。
また、図4および図5では、本実施形態に係る反射部材120が矩形状の外観を有する一例が示されているが、本実施形態に係る反射部材120の形状や大きさは係る例に限定されない。本実施形態に係る反射部材120は、円形であってもよいし、図示される一例よりも大きくあるいは小さく形成されてもよい。
<2.まとめ>
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る撮像装置10は、ユーザの右目または左目を撮像対象とする第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bを備える。また、第1の撮像部材110aおよび第2の撮像部材110bは、ユーザの右目側または左目側のいずれかにまとめて配置されることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る撮像装置10は、第1の撮像部材110aと第2の撮像部材110bが配置された側の目とは異なる目の側に配置される反射部材120を備える。反射部材120は、第1の撮像部材110aによる一方の目の撮像に係る第1の光路、または第2の撮像部材110bによる他方の目の撮像に係る第2の光路のいずれかにおいて、赤外光の少なくとも一部を反射することを特徴の一つとする。
上記構成によれば、ユーザが感じうる煩わしさを低減しながら、目のモニタリングを精度高く実現することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 撮像装置
110a 第1の撮像部材
110b 第2の撮像部材
120 反射部材

Claims (5)

  1. ユーザの頭部に装着して用いられる撮像装置、または、ユーザの頭部に装着して用いられる装着型の装置に接続して用いられる撮像装置であって、
    前記ユーザの一方の目を撮像対象とする第1の撮像部材と、
    前記ユーザの他方の目を撮像対象とする第2の撮像部材と、
    前記第1の撮像部材による前記一方の目の撮像に係る第1の光路、または前記第2の撮像部材による前記他方の目の撮像に係る第2の光路のいずれかにおいて、赤外光の少なくとも一部を反射する反射部材と、
    を備え、
    前記第1の撮像部材および前記第2の撮像部材は、前記撮像装置または前記装着型の装置が前記ユーザの頭部に装着されたときに、前記一方の目側または前記他方の目側に位置するように、まとめて配置され、
    前記反射部材は、前記第1の撮像部材および前記第2の撮像部材が配置された側の目とは異なる目の側に配置される、
    撮像装置。
  2. 前記反射部材の少なくとも一部は、可視光を透過する透明素材から形成される、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記反射部材は、前記第1の光路または前記第2の光路のいずれかにおいて、前記ユーザの目が反射する前記赤外光の少なくとも一部を、当該目を撮像対象とする前記第1の撮像部材または前記第2の撮像部材のいずれか一方に向けて反射する、
    請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記反射部材は、前記第1の光路または前記第2の光路のいずれかにおいて、照射された前記赤外光の少なくとも一部が撮像対象である目に入射するように、前記赤外光の少なくとも一部を反射する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記反射部材は、前記反射部材が配置される側の目の撮像に係る前記第1の光路または前記第2の光路において、前記赤外光の少なくとも一部を反射する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
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