JP2003233460A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2003233460A
JP2003233460A JP2002029602A JP2002029602A JP2003233460A JP 2003233460 A JP2003233460 A JP 2003233460A JP 2002029602 A JP2002029602 A JP 2002029602A JP 2002029602 A JP2002029602 A JP 2002029602A JP 2003233460 A JP2003233460 A JP 2003233460A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意サイズのスクリーンや壁面等に、座標入
力装置のオペレータが指示手段により指示した座標を精
度良く取得する座標入力装置を提供する。 【解決手段】 スクリーン2の全面に投影され、座標情
報を含むパターン1と、投影画像とパターン1を投影す
るスクリーン2と、パターン1の画像をCCDカメラに
伝送する画像伝送レンズ4と、このレンズから受けた光
画像を光電変換するCCDカメラ5と、前記画像伝送レ
ンズ4とCCDカメラ5を搭載してスクリーン2上の画
像を指示する指示棒6と、CCDカメラ5から光電変換
された画像信号を受け、パターンと座標情報を検出する
コンピュータ8と、コンピュータ8からの指示によりパ
ターンを投影するパターン用プロジェクタ9から構成さ
れ、CCDカメラ5とコンピュータ8は信号ケーブル7
により接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力装置に関
し、さらに詳しくは、パーソナルコンピュータ等におい
て、情報の入力や選択をするために指示棒等の指示部材
によって指示された座標位置を検出する座標入力装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータでCRT等の表示装
置に文字や図形等のグラフィックを表示してマウス等を
用いてカーソルにより画面上の所定の座標を指示し、カ
ーソルの座標情報を画像処理装置に入力することによ
り、表示画像を変更したり、特定のプログラムを起動さ
せたりする手法が広く用いられている。また、プレゼン
テーション等において説明者は、参加者の理解を促進す
るために説明資料を拡大表示して利用することがしばし
ばある。拡大表示には通常プロジェクタ装置やOHP等
の拡大表示装置が用いられ、いずれも大画面のスクリー
ン上に画像が表示される。その時説明者は、説明内容に
応じてスクリーン上の所望の座標(位置)を指示棒等の
指示部材で指示し、表示画像を変更していくことが行わ
れている。しかし、表示画像を制御する装置と指示部材
とは独立して存在し、それらの間はインターフェースさ
れていないため、指示部材から直接表示画面の内容を変
更したり、他のプログラムを起動することができなかっ
た。特開平2−158822号公報には、ビデオプロジ
ェクタを用いて電子黒板上に画像を投影し、指示棒やマ
ーカ等により指示された位置情報を処理して、その画像
を電子黒板上に画像表示する装置について開示されてい
る。しかし、本発明における位置情報検出方法は、指示
棒やマーカの位置を電子黒板のX−Y情報により検出す
るものであり、離れた位置から画像を指示することがで
きず、また、画像を投影する場所が電子黒板に限られて
いた。
【0003】また、特許第2592743号公報には、
指示棒の利点を生かしてながら、画像処理装置とのイン
タフェースが可能な、つまり、プロジェクタ装置等の大
画面スクリーン上を直接指示することによって座標入力
によるインターフェースを可能にする座標入力用指示棒
について開示されている。これによると、スクリーン上
に画像処理装置からの画像をプロジェクタ手段(装置)
に表示し、スクリーン上の所定光をカメラでとらえて、
その画像を処理して所定光の座標を座標検出手段で検出
し、検知手段が座標特定信号を検知し、座標特定信号を
受けた時の所定光の座標(特定座標)を特定し画像処理
装置に入力して、画像上のカーソルを移動する方法であ
る。しかしながら、発光部の発生する光の輝度とスクリ
ーン上の光の輝度の区別がつきにくく、また、反射型ス
クリーンを用いる場合は、発光部の発生する光の輝度が
視聴者に向かって発せられるという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる課題
に鑑み、任意サイズのスクリーンや壁面等に、座標入力
装置のオペレータが指示手段により指示した座標を精度
良く取得する座標入力装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1は、指示部材によって指示され
た座標位置を検出する座標入力装置において、画像表示
面上の任意の位置を指示する指示手段と、該指示手段に
より指示された所定領域の画像を撮像する撮像手段と、
該撮像手段により得られた画像情報から指示位置を二次
元座標情報に変換する座標変換手段と、前記二次元座標
情報を含むパターンを前記画像表示面上に投影するパタ
ーン投影手段と、前記二次元座標情報を含むパターンを
識別するパターン識別手段と、を備え、前記パターン投
影手段により前記画像表示面上に前記パターンを投影
し、前記指示手段が指示した前記画像表示面上の領域の
パターンを前記撮像手段により撮像し、該撮像画像から
前記座標変換手段により二次元座標を取得することを特
徴とする。コンピュータはパターン信号をパターン投影
手段に送る。このパターン信号は個別のパターンの集合
体からなり、個々のパターンは、それぞれ予め定められ
た個別の座標情報を持つパターンより構成され、それら
が二次元マトリックス状に並んでいる。パターン投影手
段はパターン信号を任意の平面状の画像表示面上に投影
する。座標入力装置の使用者であるオペレータは、指示
手段を手に持ち、画像が投影された投影面に対し指示手
段を操作する。該指示手段により指示された所定領域の
画像を撮像手段が撮像し、撮像したパターン信号をコン
ピュータに通知する。そして、投影面に埋め込まれてい
るパターンをパターン識別手段により識別し、コンピュ
ータは座標変換手段により撮像されたパターン信号を座
標情報に変換する。かかる発明によれば、前記パターン
投影手段により前記画像表示面上に前記パターンを投影
し、前記指示手段が指示した前記画像表示面上の領域の
パターンを前記撮像手段により撮像し、該撮像画像から
前記座標変換手段により二次元座標を取得することによ
り、任意サイズのスクリーンや壁面等において座標入力
装置のオペレータが指示手段により指示した座標を精度
良く取得することができる。
【0006】請求項2は、前記撮像手段は、前記指示手
段と一体形成された棒状の光学系と、該光学系により結
像された光学画像を光電変換する光電変換手段と、を備
えたことも本発明の有効な手段である。指示手段により
指示された表示画面上の画像を精度良く取得するには、
棒状の指示部材に一体に形成された撮像手段が必要であ
る。特に、画像と撮像手段との指向性を高めるには、撮
像手段に画像を結像させる距離を光学手段(レンズ)に
より近づけることが好ましい。その方法として筒状筐体
の中に対物レンズ、リレーレンズ、接眼レンズが格納さ
れた画像伝送レンズを使用するのが有効である。かかる
技術手段によれば、前記撮像手段は、前記指示手段と一
体形成された棒状の光学系と、該光学系により結像され
た光学画像を光電変換する光電変換手段と、を備えたこ
とにより、指示手段により狙った画像を的確に捉えるこ
とができる。請求項3は、前記パターン投影手段は、光
源として不可視光領域の波長を有する光を使用し、該光
源により投影される一組のパターンは複数のドットから
構成され、該パターンには予め登録された座標情報が含
まれていることも本発明の有効な手段である。画像表示
面上には、可視像の投影像と位置情報としてのパターン
の両方を投影手段により投影される。従って、パターン
が可視像であると当然投影像と重なって、投影像を見難
くしてしまう。そこで、位置情報としてのパターンは不
可視光領域の波長の光で投影し、そのパターンを撮像す
る手段として不可視光領域の波長まで感知できる撮像手
段を使用する。また、パターン信号は個別のパターンの
集合体からなり、個々のパターンはそれぞれ予め定めら
れた個別の座標情報を持つパターンよりなっており、そ
れらが二次元マトリックス状に並んでいる。かかる技術
手段によれば、前記パターン投影手段は、光源として不
可視光領域の波長を有する光を使用し、該光源により投
影される一組のパターンは複数のドットから構成され、
該パターンには予め登録された座標情報が含まれている
ので、可視投影像とパターンを重ねて投影することがで
き、しかも、そのパターンから座標情報を同時に検出す
ることができる。
【0007】請求項4は、前記パターン投影手段は、前
記画像表示面の前方若しくは後方の何れか一方から前記
画像表示面上に前記パターンを投影することも本発明の
有効な手段である。本構成によるとパターン投影手段は
画像表示面の前方から画像表示面上にパターンを投影す
るため、例えば建物の壁面やホワイトボード等、所定面
積を有した略平面状の面において広く用いることができ
る。また、別構成としてパターン投影手段は画像表示面
後方から画像表示面上にパターンを投影しても良く、こ
の場合パターン投影手段と画像表示面の間に、例えば人
等の投影上障害となるものが入る余地を無くすことがで
きるため、常に良好な状態でパターンを画像表示面上に
投影することができる。かかる技術手段によれば、前記
パターン投影手段は、前記画像表示面の前方若しくは後
方の何れか一方から前記画像表示面上に前記パターンを
投影するので、常に良好な状態でパターンを画像表示面
上に投影することができる。請求項5は、前記指示手段
は、該指示手段の姿勢を検出する姿勢検出手段を更に備
え、前記撮像手段が捉えた画像情報と前記姿勢検出手段
からの姿勢情報に基づいて前記画像情報の姿勢を補正す
ることも本発明の有効な手段である。オペレータが画像
表示面上で指示棒を操作する際、オペレータが画像表示
面上で指示している時の指示棒の姿勢は常に変化し、ま
た各オペレータにより指示棒の姿勢に対する個人差が現
れやすい。このため、例えば90度回転した状態でパタ
ーンを認識をしてしまう等の誤認識の問題があり、指示
棒の操作上の不具合点となっていた。これを解決するた
めに、本発明は姿勢検出手段が指示棒と一体となって備
えられており、コンピュータが指示棒の姿勢情報を基に
補正処理を施すことができるようなしているため、オペ
レータは指示棒の姿勢を気にすることなく指示棒を操作
することができ、パターンの誤認識を防止することがで
きる。かかる技術手段によれば、前記指示手段は、該指
示手段の姿勢を検出する姿勢検出手段を更に備え、前記
撮像手段が捉えた画像情報と前記姿勢検出手段からの姿
勢情報に基づいて前記画像情報の姿勢を補正することに
より、パターンの誤認識を防止することができる。請求
項6は、前記撮像手段は、該撮像手段により撮像された
画像情報を無線により伝送する無線伝送手段を更に備
え、前記撮像手段により撮像された前記画像表示面上の
パターン画像を無線により前記パターン識別手段に伝送
することも本発明の有効な手段である。オペレータが画
像表示面上で指示棒を操作する際、信号ケーブルは操作
上の妨げになるケースがあり、また足に引っ掛けて、人
やケーブル接続された機器が転倒する危険性もあった。
これを解消するため本発明は無線伝送手段が指示棒とコ
ンピュータのそれぞれに備えられており、撮像手段が捉
えた画像情報が電気信号に変換された後、無線によりコ
ンピュータに通知されるようになっているため、オペレ
ータは信号ケーブルに気を取られることなく安全にプレ
ゼンテーションを行うことができ、また指示棒の操作性
も向上させることができる。かかる技術手段によれば、
前記撮像手段は、該撮像手段により撮像された画像情報
を無線により伝送する無線伝送手段を更に備え、前記撮
像手段により撮像された前記画像表示面上のパターン画
像を無線により前記パターン識別手段に伝送するので、
指示棒の操作性を向上させることができる。
【0008】請求項7は、前記撮像手段により撮像され
た画像情報に基づいて前記パターン投影手段を制御する
フィードバック制御手段を備え、前記撮像手段により撮
像された画像情報から座標情報を取得し、該座標情報か
ら得られた座標及び該座標近傍の輝度を強くするように
前記パターン投影手段を制御することも本発明の有効な
手段である。従来、オペレータが画像表示面上で指示棒
を操作する際、オペレータが画像表示面上で指示してい
る場所と指示していない場所でパターンの投影状況が変
わらなかった。そのため、どの場所を指示しているのか
判然としなかった。これを解消するため、本発明ではフ
ィードバック制御手段をコンピュータと一体となって備
え、撮像手段から得られた座標情報を基に、その情報を
パターン投影手段にフィードバックして、その座標付近
のパターンを高輝度に投影するようにした。これによ
り、指示棒が指示する指示位置をより精度よく特定する
ことができる。かかる技術手段によれば、前記撮像手段
により撮像された画像情報に基づいて前記パターン投影
手段を制御するフィードバック制御手段を備え、前記撮
像手段により撮像された画像情報から座標情報を取得
し、該座標情報から得られた座標及び該座標近傍の輝度
を強くするように前記パターン投影手段を制御するた
め、指示棒が指示する指示位置をより精度よく特定する
ことができる。請求項8は、前記撮像手段は、前記指示
手段と一体に構成され先端に対物レンズを有する複数の
光ファイバから成る光伝送手段と、該光伝送手段により
伝送された光学画像を光電変換する光電変換手段と、を
備え、前記光伝送手段の先端が前記指示手段の先端とな
るように構成され、前記指示手段には前記光伝送手段の
み搭載されていることも本発明の有効な手段である。指
示手段はオペレータが手に持って表示画面上を指示す
る。従って、その重量は可能な限り軽いほうが好まし
い。従って、指示手段には必要最小限の部品のみ搭載す
る構成にする。それを実現するためには、光ファイバ等
の軽い材質で構成された光伝送手段を使用することが有
望である。かかる技術手段によれば、前記光伝送手段の
先端が前記指示手段の先端となるように構成され、前記
指示手段には前記光伝送手段のみ搭載するようにしたの
で、指示手段が軽くなり、操作性を高めることができ
る。
【0009】請求項9は、前記光伝送手段は、その表面
を軟性部材により覆われていることも本発明の有効な手
段である。光伝送手段は数千から数万本の光ファイバの
束からなり、先端に対物レンズを配し周りは湾曲可能な
ように合成樹脂などの軟性部材で覆われている。これに
より、光ファイバを外力から保護し、傷や切断といった
障碍を防ぐことができる。請求項10は、前記指示手段
は、前記光伝送手段と共に前記対物レンズの視野角内に
光ビームを投影する光投影手段を更に備えたことも本発
明の有効な手段である。オペレータが表示画面上で指示
手段を操作する際、オペレータが表示画面上で指示して
いる場所は、指示手段先端の延長線上であったり、指示
手段先端が表示画面上で最も近い場所であったり、各オ
ペレータにより個人差が現れやすい。そして、対物レン
ズはオペレータの指示位置に応じて表示画面上の画像を
捉えるが、オペレータによっては指示している場所と、
画像を捉える場所が一致しないという問題があり、指示
手段の操作上の不具合点となっていた。これを解決する
ため本発明は、光投影手段が表示画面上で対物レンズの
視野角の範囲内にビーム光を投影するようになしている
ため、オペレータは対物レンズの画像を捉える位置をビ
ーム光で確認しながら指示することができ、指示位置と
撮像位置が一致しないという不具合を解決することがで
きる。かかる技術手段によれば、前記指示手段は、前記
光伝送手段と共に前記対物レンズの視野角内に光ビーム
を投影する光投影手段を更に備えたことにより、指示位
置と撮像位置が一致しないという不具合を解決すること
ができる。請求項11は、前記光投影手段は、可視領域
のレーザビーム若しくは可視光源からの光束を複数の光
ファイバにより伝送して該光ファイバの先端から放射す
るライトガイドであることも本発明の有効な手段であ
る。レーザビームはその光束が遠方に到達しても拡散し
ないという性質があり、そのため、光通信等に利用され
ている。もっと身近な例として、プロジェクタにより投
影された画像の位置を指し示すポインタとしても利用さ
れている。また、可視光源からの光を光ファイバにより
指示手段の先端まで導いて、その先端から放射して指示
位置を示すことも可能である。かかる技術手段によれ
ば、前記光投影手段は、可視領域のレーザビーム若しく
は可視光源からの光束を複数の光ファイバにより伝送し
て該光ファイバの先端から放射するライトガイドである
ので、投影された光を参考に指示位置を適切な位置に変
更することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。
【0011】図1は、本発明の第1の実施形態に係る座
標入力装置の構成図である。この構成は、スクリーン2
の全面に投影され、座標情報を含むパターン1と、投影
画像とパターン1を投影するスクリーン2と、パターン
1の画像をCCDカメラに伝送する画像伝送レンズ4
と、このレンズから受けた光画像を光電変換するCCD
カメラ5と、前記画像伝送レンズ4とCCDカメラ5を
搭載してスクリーン2上の画像を指示する指示棒6と、
CCDカメラ5から光電変換された画像信号を受け、パ
ターンと座標情報を検出するコンピュータ8と、コンピ
ュータ8からの指示によりパターンを投影するパターン
用プロジェクタ9から構成され、CCDカメラ5とコン
ピュータ8は信号ケーブル7により接続されている。本
発明に係る座標入力装置においては、コンピュータ8は
パターン信号をパターン用プロジェクタ9に通知する。
パターン信号は個別のパターンの集合体からなり、個々
のパターンは、それぞれ予め定められた個別の座標情報
を持つパターンより構成され、それらが二次元マトリッ
クス状に並んでいる。パターン用プロジェクタ9はパタ
ーン信号を任意の平面状のスクリーン2上に投影する。
座標入力装置の使用者であるオペレータは画像伝送レン
ズ4とCCDカメラ5を備えた指示棒6を手に持ち、画
像が投影されたスクリーン2に対し指示棒6を操作す
る。CCDカメラ5は画像伝送レンズ4を介して投影面
に埋め込まれているパターン1を撮像し、撮像したパタ
ーン信号をコンピュータ8に通知する。コンピュータ8
は撮像されたパターン信号を座標情報に変換する。
【0012】ここで、パターン用プロジェクタ9は赤外
線プロジェクタであり、スクリーン2の後方に配設して
もよい。パターン用プロジェクタ9の解像度は横102
4画素、縦768画素である。液晶パネルの垂直操作周
波数は60Hzで1フレームの表示には16.7ms要
する。液晶パネルは縦方向に走査し、その1ゲートパス
の走査時間は21.7μs(16.7ms/768)で
ある。ここで、パターン用プロジェクタ9は、不可視光
である赤外光を投影するので可視光との干渉を避けるこ
とができる。また、パターン1は、異なる太さや間隔を
もつ平行な縦線の組み合わせによって文字を表現するコ
ードであって、横断走査によって光学的に読み取るもの
であるバーコードを用いてもよい。バーコードとして、
例えば、水平方向の一次元方向に情報を有する一次元バ
ーコードがある。一次元バーコードとしては、例えば、
NarrowとWideの2種類の太さのバー4本、ス
ペース3本の計7本で1キャラクターが表されるNW−
7(CODABAR)がある。NW−7はJIS規格で
あり、比較的単純な構成と高い印刷精度が要求されなこ
とから広く用いられている。また、バーコードとして、
例えば、水平方向と垂直方向の二次元方向に情報を有す
る二次元バーコードがある。二次元バーコードとして
は、一次元バーコードを縦に積み重ねて縦横で情報を表
示したバーコードであるスタック式、あるいは、情報を
白黒交互の桝目(セル)で縦横モザイク状に表示したバ
ーコードであるマトリックス式の二次元バーコードがあ
る。
【0013】図2は、本発明のパターン図であり、x座
標とy座標の二次元座標情報を持つパターンを用いる。
個々のパターンはパターン投影面に格子状に分布してお
り、それぞれパターン投影面の相対座標を表している。
一組のパターン10は25の点(画素)よりなり、5×
5の格子中に格納されている。そして、それぞれの点に
対する赤外光の投影のオンオフ状況により二次元座標情
報を表している。5×5の25点からなる一組のパター
ン10は、縦横それぞれに1点ずつの間隔をおいて配置
される。ここで、パターン用プロジェクタ9の画素数が
横1024、縦768であるから、パターンは横に17
0、縦に128程パターン投影面上に配置される。ま
た、それぞれのパターンにはコンピュータに登録された
座標情報が書き込まれている。オペレータは画像伝送レ
ンズ4とCCDカメラ5を具備した指示棒6を手に持っ
て、指示棒の先端でスクリーン2上の点を指示するが、
指示棒6の代わりにオペレータ自身の指先に画像伝送レ
ンズ4を具備し、指先でスクリーン2上の点を指示して
もよい。また、画像伝送レンズ4はステンレスの筒状筐
体の中に図示しない対物レンズ、リレーレンズ、接眼レ
ンズが格納されており、先端の対物レンズが捉えた画像
を複数のリレーレンズでリレーしながらCCDカメラ5
まで伝送する。また、画像伝送レンズ4は指示棒6と一
体となって配設されており、指示棒6の先端と画像伝送
レンズ4の先端はほぼ同じ所に位置しており、指示棒6
で指示する場所の画像を取り込めるようになっている。
また、CCDカメラ5には可視光から赤外光までの波長
領域を感知する図示しないシリコンフォトダイオードを
具備しており、パターン用プロジェクタ9の投影するパ
ターン1を検知できるようになっている。CCDカメラ
5はパターンリーダーとしてパターンを検知し、電気信
号に変換してコンピュータに通知する。ここで、市販さ
れている赤外線カメラを用いることで、背景色や外来
光、照明の変化に影響されずパターン領域だけを安定し
て抽出することができる。
【0014】コンピュータ8はCCDカメラ5により得
られた画像情報からパターンを識別するパターン識別機
能と、識別されたパターンを二次元座標情報に変換する
変換機能を有している。また、コンピュータ8は演算装
置と記憶装置からなり、記憶装置にはパターン情報と二
次元xy座標情報の対からなるルックアップテーブルが
格納されている。ここで、スクリーン上には原点が予め
定められており、個々のパターンの座標値はスクリーン
上の原点を基に定められている。また、演算装置は、C
CDカメラ5により通知された画像情報を一定の閾値で
2値化処理し、パターン領域を抽出する。次に、演算装
置は抽出されたパターン領域をルックアップテーブル内
のパターン情報と照合し、CCDカメラ5により通知さ
れた画像情報がパターン情報を含んでいるかどうかを判
別する。パターン情報を含んでいない場合は、座標情報
として認識せずに処理を終了する。パターン情報を含ん
でいる場合は、CCDカメラ5により通知された情報を
座標情報として認識し、パターン情報を取得する。次
に、ルックアップテーブル内のパターン情報に対応する
二次元xy座標情報を検索する。次に、一致するパター
ン情報より二次元xy座標情報を取得し、オペレータが
指示棒6により指示した位置のx座標値、y座標値を決
定する。オペレータがスクリーン2上を指示棒6で指示
すると、上述した一連の作用によってコンピュータ8は
指示棒6の座標を取得し、指示棒6を走査すると、その
軌跡を座標情報として取得することができる。ここで、
対物レンズはスクリーン2上に投影されたパターン1を
スクリーン2近傍で捉え、CCDカメラ5は対物レンズ
が捕らえた画像を画像伝送レンズ4を介して入力するた
め、座標情報を精度良く取得することができる。また、
CCDカメラ5は画像伝送レンズ4を介して画像を取り
込むため、CCDカメラ5自体を指示棒6の先端に配設
することなく画像の入力が行え、指示棒6の操作におい
て、例えばCCDカメラ5とスクリーン2との接触によ
る破損を防止することができる。さらに、本構成による
とパターン用プロジェクタ9はスクリーン2の前方から
パターンを投影するため、例えば建物の壁面やホワイト
ボード等、所定面積を有した略平面状の面において広く
用いることができる。また、別の構成として図3のよう
にパターン用プロジェクタ9は、スクリーン2の後方か
らパターン1を投影しても良く、この場合パターン用プ
ロジェクタ9とスクリーン2の間に例えば人等の投影上
障害となるものが入る余地を無くすことができるため、
常に良好な状態でパターンをスクリーン上に投影するこ
とができる。
【0015】図4は、本発明の第2の実施形態に係る座
標入力装置の構成図である。同じ構成要素には同じ参照
番号が付されており、重複する説明は省略する。図4が
図1と異なる点は、指示棒6に姿勢を検出する圧電ジャ
イロ10を追加した点である。本発明に係る座標入力装
置においては、圧電ジャイロ10は指示棒6と一体とな
って配設されており、CCDカメラ5が捉えた画像情報
と圧電ジャイロ10が捉えた指示棒6の姿勢情報が電気
信号に変換された後、一体となってコンピュータ8に通
知されるようになっている。コンピュータ8はCCDカ
メラ5が捉えた画像情報と圧電ジャイロ10が捉えた指
示棒6の姿勢情報を処理する。指示棒6が傾いている場
合にも、指示棒6の姿勢情報を基に補正処理を施すこと
により精度よくパターンを認識することができる。つま
り、オペレータがスクリーン2上で指示棒6を操作する
際、オペレータがスクリーン2上で指示している時の指
示棒6の姿勢は常に変化し、また各オペレータにより指
示棒6の姿勢に対する個人差が現れやすい。このため、
例えば90度回転した状態でパターン1を認識をしてし
まう等の誤認識の問題があり、指示棒6の操作上の不具
合点となっていた。しかし、本発明は圧電ジャイロ10
が指示棒6と一体となって配設されており、コンピュー
タ8が指示棒6の姿勢情報を基に補正処理を施すことが
できるようにしているため、オペレータは指示棒6の姿
勢を気にすることなく操作することができ、パターン1
の誤認識を防止することができる。
【0016】図5は、本発明の第3の実施形態に係る座
標入力装置の構成図である。同じ構成要素には同じ参照
番号が付されており、重複する説明は省略する。図5が
図1と異なる点は、指示棒6にCCDカメラ5により得
られた画像情報を送信する送信機11aと、コンピュー
タ8にその情報を受信する受信機11bを追加した点で
ある。本発明に係る座標入力装置においては、Bluetoot
h用送信機11aが指示棒6に、受信機11bがコンピ
ュータ8のそれぞれに配設されており、CCDカメラ5
が捉えた画像情報が電気信号に変換された後、送信機1
1aから無線によりコンピュータ8の受信機11bに通
知されるようになっている。ここで、Bluetoothは、パ
ーソナルネットワーク市場に革命をもたらす画期的なワ
イヤレス通信技術である。小規模で低コストなワイヤレ
ス通信技術の世界標準規格として、ノートブックコンピ
ュータや携帯電話、その他のモバイル機器を結び、さら
にインターネットへの接続が将来的には可能になる。電
気通信、コンピュータ、ネットワーク分野の世界主要メ
ーカーで構成するBluetooth SIG(Special Interest Gr
oup)によって技術の標準化が行われ、参加企業により
技術開発と製品化が進められている。Bluetooth SIGに
は、現在2,000社以上のノートブックコンピュー
タ、携帯電話、家電機器のメーカーなどが全世界から参
加している。また、Bluetoothを使うと、1台のマスタ
ー機器(Bluetoothにおいて、通信の基準となる周波数
やタイミングを制御する機器)と、最大7台のスレーブ
機器(Bluetoothにおいて、周波数やタイミングをマス
ター機器に同期する機器)を無線ネットワークで接続
し、データをやりとりすることができる。マスター機器
は、周辺にあるBluetooth対応機器に呼びかけ、呼びか
けに応えたBluetooth対応機器は、スレーブ機器として
マスター機器に接続することができる。コンピュータの
ような機器は、マスター機器として周辺にあるBluetoot
h対応機器に呼びかけることができる。また、マスター
機器からの呼びかけに応じて、スレーブ機器としてマス
ター機器と接続することもできる。そして、Bluetooth
は、最大723Kbpsのデータ転送に対応している
が、実際の転送速度は、通信機器間の距離や障害物、電
波状況、使用するソフトウェア、OS、通信する機器の
受信感度、アンテナ性能などにより自動的に、最適のデ
ータ転送速度に調整される。また、Bluetooth対応機器
には、見通し距離約100〜10mで通信できるPower
class 1の機器と、見通し距離約10m以下で通信でき
るPower class 2,3の機器がある。障害物がない場合。
実際の通信距離は、通信機器間の障害物や電波状況、使
用するソフトウェア、OS、通信する機器の受信感度、
アンテナ性能などによって異なる。さらに、各社のBlue
tooth対応機器がBluetoothを使ってスムーズに通信がで
きるように、Bluetooth SIGがBluetooth標準規格とし
て、無線通信の方式、セキュリティの方式、用途別のデ
ータ通信方式などを定めている。すべてのBluetooth対
応機器は、Bluetooth SIGが定めている方法でBluetooth
標準規格に適合していることを確認し、認証を受けるこ
とが義務付けられている。ただし、Bluetooth標準規格
に適合していても、接続する機器の特性や仕様によって
操作方法が異なったり、接続してもデータのやりとりが
できない場合がある。しかし、今後オフィスソリューシ
ョンを実現する各種OA機器はBluetooth対応が順次取
られるのは確実な情勢となっている。
【0017】このように、オペレータがスクリーン1上
で指示棒6を操作する際、図1の信号ケーブル7は操作
上の妨げになるケースがあり、また足に引っ掛けて人や
ケーブル接続された機器が転倒する危険性もあった。し
かし、本発明はBluetooth用デバイス11a、11bが
指示棒6とコンピュータ8のそれぞれに配設されてお
り、CCDカメラ5が捉えた画像情報が電気信号に変換
されたあと無線によりコンピュータ8に通知されるよう
になっているため、オペレータは信号ケーブルに気を取
られることなく、安全にプレゼンテーションを行うこと
ができ、また指示棒6の操作性も向上させることができ
る。
【0018】図6は、本発明の第4の実施形態に係る座
標入力装置の構成図である。同じ構成要素には同じ参照
番号が付されており、重複する説明は省略する。図6が
図1と異なる点は、CCDカメラ5により得られた画像
情報に基づきパターン用プロジェクタ9を制御するフィ
ードバック回路12を追加した点である。フィードバッ
ク回路12はコンピュータ8と一体となって配設されて
おり、CCDカメラ5が捉えた画像情報が電気信号に変
換されたあと、フィードバック回路12及びコンピュー
タ8に通知されるようになっている。フィードバック回
路12及びコンピュータ8は指示棒6が指示する座標情
報を取得し、その座標近辺のパターンの輝度を強くする
ようパターン用プロジェクタ9に信号を通知する。パタ
ーン用プロジェクタ9は指示棒6が指示する指示位置近
辺のみ高輝度のパターン13を投影する。CCDカメラ
5は高輝度パターン13を撮像することにより、精度よ
くパターン1を入力することができる。フィードバック
回路12及びコンピュータ8は精度よくパターン1が入
力されたCCDカメラ5が捉えた画像情報を電気信号と
して受け取る。これにより、フィードバック回路12及
びコンピュータ8は、より精度よくパターンを認識し、
指示棒6が指示する指示位置をより精度よく特定するこ
とができる。つまり、従来、オペレータがスクリーン2
上で指示棒6を操作する際、オペレータがスクリーン2
上で指示している場所と、その他の場所でパターンの投
影状況が変わらなかった。しかし、本発明はフィードバ
ック回路12がコンピュータ8と一体となって配設され
ており、得られた座標情報を基にその座標付近のパター
ンを高輝度13で投影するフィードバックの作用を施す
ようにしているため、指示棒6が指示する指示位置をよ
り精度よく特定することができる。
【0019】図7は、本発明の第5の実施形態に係る座
標入力装置の構成図である。同じ構成要素には同じ参照
番号が付されており、重複する説明は省略する。図7が
図1と異なる点は、指示棒6に画像伝送レンズ4の変わ
りにイメージガイドファイバ14のみを配設し、コンピ
ュータ8の近くに信号ケーブル15aにより接続された
CCDカメラ5を配設した点である。本発明に係る座標
入力装置においては、画像伝送手段は、先端にスクリー
ン2上の画像を捉える対物レンズを、後端に該画像伝送
手段とCCDカメラを接続するイメージガイドコネクタ
を配し、周囲に合成樹脂等の軟性部材で覆い、石英ガラ
スやプラスチックを材料とした光の伝送路として用いら
れる屈折率の高い部材からなるコアと、該コアの周囲を
取り囲む屈折率の低い部材からなるクラッドとの2層構
造による極めて細いグラスファイバーからなる光ファイ
バを数千〜数万本束ねたイメージガイドファイバを備え
た。つまり、オペレータはイメージガイドファイバ14
を具備した指示棒6を手に持って、指示棒6の先端でス
クリーン2上の点を指示するが、指示棒6の代わりにオ
ペレータ自身の指先にイメージガイドファイバ14を具
備し、指先でスクリーン2上の点を指示してもよい。
【0020】図8は、本発明の第1の実施形態に係る指
示装置の断面構成図である。イメージガイドファイバ1
4は数千から数万本の光ファイバ20の束からなり、先
端に対物レンズ17を配し、周りは湾曲可能なように合
成樹脂などの軟性部材19で覆われている。対物レンズ
17で捉えられた画像はイメージガイドファイバ14を
通じてCCDカメラ5に伝送される。対物レンズで捉え
られた画像はCCDカメラ5に入力されたあと電気信号
に変換され、信号ケーブル15aを介してコンピュータ
8に通知される。また、イメージガイドファイバ14は
指示棒6と一体となって配設されており、指示棒6の先
端とイメージガイドファイバ14の先端はほぼ同じ所に
位置しており、指示棒6で指示する場所の画像を取り込
めるようになっている。また、CCDカメラ5は指示棒
6と分離してもよく、CCDカメラ5は指示棒6と一体
となったイメージガイドファイバ14を延長することに
よって対物レンズ17が捉えた画像を直接入力すること
ができる。つまり、オペレータがスクリーン2上を指示
棒6で指示すると、上述した一連の作用によってコンピ
ュータ8は指示棒6の座標を取得し、指示棒6を走査す
ることにより、その軌跡を座標情報として取得すること
ができる。ここで、対物レンズ17はスクリーン2上に
投影されたパターン1をスクリーン2近傍で捉え、CC
Dカメラ5は対物レンズ17が捕らえた画像をイメージ
ガイドファイバ14を介して入力するため、座標情報を
精度良く取得することができる。また、CCDカメラ5
はイメージガイドファイバ14を介して画像を取り込む
ため、CCDカメラ5自体を指示棒6の先端に配設する
ことなく画像の入力が行え、指示棒6の操作において、
例えばCCDカメラ5とスクリーン2との接触による破
損を防止することができる。また、軟性部材19からな
るイメージガイドファイバ14を介すことにより、CC
Dカメラ5を指示棒6から分離することができるため、
指示棒6の軽量化が図れ、指示棒6の操作性を向上させ
ることができる。
【0021】図9は、本発明の第2の実施形態に係る指
示装置の断面構成図である。同じ構成要素には同じ参照
番号が付されており、重複する説明は省略する。図9が
図8と異なる点は、指示棒にレーザビームポインタを追
加した点である。イメージガイドファイバ14は指示棒
6と一体となって配設されており、対物レンズ17の視
野角16の範囲で画像を捉えイメージガイドファイバ1
4とイメージガイドコネクタ18を介して対物レンズ1
7が捉えた画像がCCDカメラ5に伝送され、CCDカ
メラ5で電気信号に変換されたあとコンピュータ8に通
知されるようになっている。また、指示棒6には光投影
装置としてレーザビームポインタ21が格納されてお
り、対物レンズ17の視野角16内にビーム光22を投
影するように配設されており、スクリーン2上の点をポ
インティングする。つまり、オペレータがスクリーン2
上で指示棒6を操作する際、オペレータがスクリーン2
上で指示している場所は指示棒6先端の延長線上であっ
たり、指示棒6先端がスクリーン2上で最も近い場所で
あったり、各オペレータにより個人差が現れやすい。対
物レンズ17はオペレータの指示位置に応じてスクリー
ン2上の画像を捉えるが、オペレータによっては指示し
ている場所と画像を捉える場所が一致しないという問題
があり、指示棒6の操作上の不具合点となっていた。し
かし、本発明はレーザビームポインタ21がスクリーン
2上で対物レンズ17の視野角16の範囲内にビーム光
22を投影するようにしているため、オペレータは対物
レンズ17の画像を捉える位置をビーム光22で確認し
ながら指示することができ、指示位置と撮像位置が一致
しないという不具合を解決することができる。
【0022】図10は、本発明の第3の実施形態に係る
指示装置の断面構成図である。同じ構成要素には同じ参
照番号が付されており、重複する説明は省略する。図1
0が図8と異なる点は、イメージガイドファイバ14に
併設して、ライトガイドコネクタ26と光源27を備え
たライトガイドファイバ24を設けた点である。本発明
に係る座標入力装置においては、照明光を発生させる光
源27と、この光源27とライトガイドファイバ24を
接続するライトガイドコネクタ26と、図8の指示装置
の周囲を合成樹脂等の軟性部材25を配した構成であ
る。イメージガイドファイバ14は先端に対物レンズ1
7を備え、合成樹脂などの軟性部材25で覆われ指示棒
と一体となって配設されている。また同様に、ライトガ
イドファイバ24はイメージガイドファイバ14と同じ
軟性部材25の中に格納され、光源27が発する光をラ
イトガイドコネクタ26を介して受け取り、ライトガイ
ドファイバ24先端から投影光3を放出する。ライトガ
イドファイバ26はイメージガイドファイバ14と同じ
石英ガラスやプラスチックを材料とする極めて細いグラ
スファイバーを数千から数万本束ねた光ファイバ20を
用いてもよい。指示棒はイメージガイドファイバ14と
ライトガイドファイバ24を格納した軟性部材25と一
体となっており、指示棒先端とイメージガイドファイバ
14及びライトガイドファイバ24の先端はほぼ同じ場
所に位置している。CCDカメラ5や光源27は指示棒
から分離されており、イメージガイドファイバ14とラ
イトガイドファイバ24を格納した湾曲可能な軟性部材
25により接続されている。
【0023】オペレータが指示棒を操作してスクリーン
2上の点を指示すると、対物レンズ17は視野角16の
範囲で画像を捉え、捉えられた画像はイメージガイドフ
ァイバ14とイメージガイドコネクタ18を介してCC
Dカメラ5に伝送される。CCDカメラ5で撮像された
画像は電気信号に変換され、信号ケーブル15aにより
コンピュータ8に通知される。また、光源27は図示し
ない内部に電球と反射ミラーを備え、光をライトガイド
コネクタ26に向かって放射する。ライトガイドファイ
バ24はライトガイドコネクタ26を介して光源27の
光を受け取り、イメージガイドファイバ14の先端に取
り付けられた対物レンズ17の視野角16内に受け取っ
た光を投影する。オペレータは指示棒を操作するとスク
リーン2上に投影された光をみてパターン1の撮像範囲
を確認し、指示位置が意図した位置と異なっている場合
にはライトガイドファイバ24から投影された光23を
参考に指示位置を適切な位置に変更する。このように、
本発明の座標入力装置によると、オペレータはライトガ
イドファイバ24の投影光23を参考にすることによ
り、CCDカメラ5の撮像位置を確認することができる
ため、撮像位置に準拠した適切な位置を指示棒で指示す
ることができる。また、CCDカメラ5や光源27など
をイメージガイドファイバ14とライトガイドファイバ
24を格納した軟性部材25を介して指示棒から分離す
ることができるため、指示棒に光源等を備える必要がな
く、軽量化による指示棒の操作性向上を図ることができ
る。この際、イメージガイドファイバ14とライトガイ
ドファイバ24を格納する軟性部材25は湾曲可能であ
るから、指示棒の操作を妨げることがない。
【0024】
【発明の効果】以上記載のごとく請求項1の発明によれ
ば、前記パターン投影手段により前記画像表示面上に前
記パターンを投影し、前記指示手段が指示した前記画像
表示面上の領域のパターンを前記撮像手段により撮像
し、該撮像画像から前記座標変換手段により二次元座標
を取得することにより、任意サイズのスクリーンや壁面
等において座標入力装置のオペレータが指示手段により
指示した座標を精度良く取得することができる。また請
求項2では、前記撮像手段は、前記指示手段と一体形成
された棒状の光学系と、該光学系により結像された光学
画像を光電変換する光電変換手段と、を備えたことによ
り、指示手段により狙った画像を的確に捉えることがで
きる。また請求項3では、前記パターン投影手段は、光
源として不可視光領域の波長を有する光を使用し、該光
源により投影される一組のパターンは複数のドットから
構成され、該パターンには予め登録された座標情報が含
まれているので、可視投影像とパターンを重ねて投影す
ることができ、しかも、そのパターンから座標情報を同
時に検出することができる。また請求項4では、前記パ
ターン投影手段は、前記画像表示面の前方若しくは後方
の何れか一方から前記画像表示面上に前記パターンを投
影するので、常に良好な状態でパターンを画像表示面上
に投影することができる。また請求項5では、前記指示
手段は、該指示手段の姿勢を検出する姿勢検出手段を更
に備え、前記撮像手段が捉えた画像情報と前記姿勢検出
手段からの姿勢情報に基づいて前記画像情報の姿勢を補
正することにより、パターンの誤認識を防止することが
できる。また請求項6では、前記撮像手段は、該撮像手
段により撮像された画像情報を無線により伝送する無線
伝送手段を更に備え、前記撮像手段により撮像された前
記画像表示面上のパターン画像を無線により前記パター
ン識別手段に伝送するので、指示棒の操作性を向上させ
ることができる。
【0025】また請求項7では、前記撮像手段により撮
像された画像情報に基づいて前記パターン投影手段を制
御するフィードバック制御手段を備え、前記撮像手段に
より撮像された画像情報から座標情報を取得し、該座標
情報から得られた座標及び該座標近傍の輝度を強くする
ように前記パターン投影手段を制御するため、指示棒が
指示する指示位置をより精度よく特定することができ
る。また請求項8では、前記光伝送手段の先端が前記指
示手段の先端となるように構成され、前記指示手段には
前記光伝送手段のみ搭載するようにしたので、指示手段
が軽くなり、操作性を高めることができる。また請求項
9では、光ファイバを外力から保護し、傷や切断といっ
た障碍を防ぐことができる。また請求項10では、前記
指示手段は、前記光伝送手段と共に前記対物レンズの視
野角内に光ビームを投影する光投影手段を更に備えたこ
とにより、指示位置と撮像位置が一致しないという不具
合を解決することができる。また請求項11では、前記
光投影手段は、可視領域のレーザビーム若しくは可視光
源からの光束を複数の光ファイバにより伝送して該光フ
ァイバの先端から放射するライトガイドであるので、投
影された光を参考に指示位置を適切な位置に変更するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る座標入力装置の
構成図である。
【図2】本発明のパターンの一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る座標入力装置に
おいて、スクリーンの後方から投影した図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る座標入力装置の
構成図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る座標入力装置の
構成図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る座標入力装置の
構成図である。
【図7】本発明の第5の実施形態に係る座標入力装置の
構成図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係る指示装置の断面
構成図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る指示装置の断面
構成図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る指示装置の断
面構成図である。
【符号の説明】
1 パターン、2 スクリーン、4 画像伝送レンズ、
5 CCDカメラ、6指示棒、7 信号ケーブル、8
コンピュータ、9 パターン用プロジェクタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示部材によって指示された座標位置を
    検出する座標入力装置において、 画像表示面上の任意の位置を指示する指示手段と、該指
    示手段により指示された所定領域の画像を撮像する撮像
    手段と、該撮像手段により得られた画像情報から指示位
    置を二次元座標情報に変換する座標変換手段と、前記二
    次元座標情報を含むパターンを前記画像表示面上に投影
    するパターン投影手段と、前記二次元座標情報を含むパ
    ターンを識別するパターン識別手段と、を備え、 前記パターン投影手段により前記画像表示面上に前記パ
    ターンを投影し、前記指示手段が指示した前記画像表示
    面上の領域のパターンを前記撮像手段により撮像し、該
    撮像画像から前記座標変換手段により二次元座標を取得
    することを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、前記指示手段と一体形
    成された棒状の光学系と、該光学系により結像された光
    学画像を光電変換する光電変換手段と、を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記パターン投影手段は、光源として不
    可視光領域の波長を有する光を使用し、該光源により投
    影される一組のパターンは複数のドットから構成され、
    該パターンには予め登録された座標情報が含まれている
    ことを特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記パターン投影手段は、前記画像表示
    面の前方若しくは後方の何れか一方から前記画像表示面
    上に前記パターンを投影することを特徴とする請求項1
    又は3に記載の座標入力装置。
  5. 【請求項5】 前記指示手段は、該指示手段の姿勢を検
    出する姿勢検出手段を更に備え、前記撮像手段が捉えた
    画像情報と前記姿勢検出手段からの姿勢情報に基づいて
    前記画像情報の姿勢を補正することを特徴とする請求項
    1乃至4の何れか一項に記載の座標入力装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段は、該撮像手段により撮像
    された画像情報を無線により伝送する無線伝送手段を更
    に備え、前記撮像手段により撮像された前記画像表示面
    上のパターン画像を無線により前記パターン識別手段に
    伝送することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項
    に記載の座標入力装置。
  7. 【請求項7】 前記撮像手段により撮像された画像情報
    に基づいて前記パターン投影手段を制御するフィードバ
    ック制御手段を備え、前記撮像手段により撮像された画
    像情報から座標情報を取得し、該座標情報から得られた
    座標及び該座標近傍の輝度を強くするように前記パター
    ン投影手段を制御することを特徴とする請求項1乃至5
    の何れか一項に記載の座標入力装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像手段は、前記指示手段と一体に
    構成され先端に対物レンズを有する複数の光ファイバか
    ら成る光伝送手段と、該光伝送手段により伝送された光
    学画像を光電変換する光電変換手段と、を備え、前記光
    伝送手段の先端が前記指示手段の先端となるように構成
    され、前記指示手段には前記光伝送手段のみ搭載されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
  9. 【請求項9】 前記光伝送手段は、その表面を軟性部材
    により覆われていることを特徴とする請求項8に記載の
    座標入力装置。
  10. 【請求項10】 前記指示手段は、前記光伝送手段と共
    に前記対物レンズの視野角内に光ビームを投影する光投
    影手段を更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の
    座標入力装置。
  11. 【請求項11】 前記光投影手段は、可視領域のレーザ
    ビーム若しくは可視光源からの光束を複数の光ファイバ
    により伝送して該光ファイバの先端から放射するライト
    ガイドであることを特徴とする請求項10に記載の座標
    入力装置。
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