JP2019168284A - 感知センサ - Google Patents
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Abstract
Description
発振周波数を測定するための測定器に接続される接続端子を備え、孔部が形成された配線基板と、
圧電片を上面側及び下面側から挟んで互いに対向する位置に形成されると共に、前記接続端子と電気的に接続された励振電極を設けて構成され、下面側の励振電極が前記孔部に臨むように前記配線基板上に配置されると共に、上面側の励振電極の表面に、前記感知対象物を吸着する吸着層が形成された圧電振動子と、
前記試料液を吸収可能な多孔質体により構成され、その下面が前記吸着層を上方側から覆うように配置された多孔質部材と、を備え、
前記多孔質部材に供給された試料液を、その下面から滲出させて前記吸着層へ供給することを特徴とする。
図1の外観斜視図に示すように、感知装置は本体部12と、感知センサ2と、を備えている。感知センサ2は、本体部12に設けられたコネクタ10に対して着脱自在に構成されている。本体部12の上面には、例えば液晶表示画面により構成される表示部11が設けられており、表示部11は、例えば本体部12内に設けられた後述する発振回路の出力周波数あるいは、周波数の変化分等の測定結果もしくは、ウイルスの検出の有無等を表示する。
図5、図6に示すように、接着剤24により、配線基板3の上面に枠部21を固定し、当該枠部21の上面に、接着剤24により天板部22を固定すると、天板部22により、スポンジ部材5が下方に押し下げられ、スポンジ部材5の下面が水晶振動子4の表面に密着する。
感知センサ2を本体部12に接続し、例えばインジェクタ100を用いて、注入口23に感知対象物を含む試料液を滴下する。この時、図10に示すように試料液は毛細管現象によりスポンジ部材5に吸収される。さらに試料液の滴下を続けるとスポンジ部材5内における試料液を含んだ領域は、試料液の滴下位置からスポンジ部材5内を放射状に広がっていく。
このとき、試料液の供給量が多い場合には、必要量以上の試料液は、水晶振動子4と接触する位置から、後方側へ向けて伸びるスポンジ部材5に向けて排出される。
また測定対象の試料液をスポンジ部材5により保持することができるため、界面活性剤などを含む濡れ性が高い試料液を測定する場合においても、流路を形成する部品の隙間から試料液が漏れ出すおそれが少ない。
このほか、多孔質部材の厚みが薄くなると試料液を保持する力が弱まる。そのため多孔質部材の厚さは、0.5mm以上、3mm以下より好ましくは1mm以上、2mm以下の範囲内の厚さであることが好ましい。
さらに多孔質部材を水晶振動子4の表面に接触させることで、水晶振動子4に多孔質部材の内部を流れる試料液を供給している。そのため水晶振動子4の表面に気泡等が発生しにくく、気泡等の混入による、発振周波数の乱れを抑制することができる。
また上述の実施の形態に係る感知センサ2は、枠部21及び天板部22をPETで構成し、多孔質部材をPVAで構成している。そのため加工がしやすく、水晶振動子4の形状や電極の形状を変更する場合にも、対応がしやすい利点がある。
3 配線基板
4 水晶振動子
5 スポンジ部材
10 コネクタ
12 本体部
21 枠部
22 天板部
23 注入口
Claims (7)
- 試料液中の感知対象物を感知する感知センサにおいて、
発振周波数を測定するための測定器に接続される接続端子を備え、孔部が形成された配線基板と、
圧電片を上面側及び下面側から挟んで互いに対向する位置に形成されると共に、前記接続端子と電気的に接続された励振電極を設けて構成され、下面側の励振電極が前記孔部に臨むように前記配線基板上に配置されると共に、上面側の励振電極の表面に、前記感知対象物を吸着する吸着層が形成された圧電振動子と、
前記試料液を吸収可能な多孔質体により構成され、その下面が前記吸着層を上方側から覆うように配置された多孔質部材と、を備え、
前記多孔質部材に供給された試料液を、その下面から滲出させて前記吸着層へ供給することを特徴とする感知センサ。 - 前記配線基板と、前記圧電振動子と、前記多孔質部材と、を収容するケース体を備え、前記ケース体には、前記多孔質部材の上面側から試料液を注入するための注入口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の感知センサ。
- 前記ケース体を上面側から見たとき、前記注入口は、前記励振電極の上方領域から、横方向に外れた位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の感知センサ。
- 前記多孔質部材の下面は、前記上面側の励振電極の表面と接触していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の感知センサ。
- 前記多孔質部材の厚さが0.5mm以上、3mm以下の範囲内であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の感知センサ。
- 前記多孔質体の平均細孔径は、20〜200μmであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の感知センサ。
- 前記多孔質体は、ポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の感知センサ。
Priority Applications (1)
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JP2018054901A JP2019168284A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 感知センサ |
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JP2018054901A JP2019168284A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 感知センサ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019168284A true JP2019168284A (ja) | 2019-10-03 |
Family
ID=68106676
Family Applications (1)
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JP2018054901A Pending JP2019168284A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 感知センサ |
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Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JP2007085973A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Citizen Watch Co Ltd | Qcm分析装置 |
JP2017116502A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 日本電波工業株式会社 | 感知センサ及び感知装置 |
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2018
- 2018-03-22 JP JP2018054901A patent/JP2019168284A/ja active Pending
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