JP2019167864A - 排気浄化装置 - Google Patents

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直人 村澤
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直人 村澤
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昌宏 梶山
健 西内
Takeshi Nishiuchi
健 西内
隆之 椋梨
Takayuki Kurenashi
隆之 椋梨
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Abstract

【課題】NOx選択還元型触媒内の還元剤を効率的に浄化することができる排気浄化装置を提供すること。【解決手段】排気浄化装置は、排気ガス中の粒子状物質を捕集し、当該捕集した前記粒子状物質を燃焼させる再生が行われる捕集フィルターと、NOx吸蔵還元型触媒と、捕集フィルターおよび前記NOx吸蔵還元型触媒より排気下流側に配置されるNOx選択還元型触媒と、NOx吸蔵還元型触媒に吸蔵される窒素酸化物の吸蔵量に応じて再生のタイミングを変更する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、排気浄化装置に関する。
従来、ディーゼルエンジン等の内燃機関の排気浄化装置として、酸化触媒(Diesel Oxidation Catalyst:DOC)、捕集フィルター(Diesel Particulate Filter:DPF)、尿素SCR(Selective Catalystic Reduction)を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
DOCは、排気ガス中の煤の中に含まれる有機成分の大部分を酸化し、HC及びCOを浄化する。なお、煤を、微粒子物質(Particulate Matter:PM)という場合がある。
DPFは、DOCの後段に設けられ、排気ガス中のPMを捕集する。捕集されたPMはDPFに堆積する。PMの堆積量が所定値以上の場合、DPFの再生が行われる。DPFの再生は、例えば、燃料をDOCの排気上流側に噴射して還元ガスを生成し、還元ガスをDOCで燃焼させて排気ガスの温度を上昇させて、DPFに堆積したPMを燃焼させることにより行われる。この動作をDPF再生という。
尿素SCRは、DPFの後段に設けられる。尿素SCRでは、排気管内に噴射された尿素水を排気ガスの熱で加水分解して生成されたアンモニアが、触媒の作用により排気ガス中のNOxを窒素(N)に還元することで、NOxが低減される。なお、DPF再生前に、尿素SCR内のアンモニアの浄化(パージ)が行われる。
特表2010−519459号公報
ところで、例えば、上記のDPFおよび尿素SCRと、NOx吸蔵還元型触媒(以下、LNT触媒という)と、を組合せた排気浄化装置が知られている。LNT触媒は、空燃比がリーンの場合に排気ガス中のNOxを吸蔵し、空燃比がリッチの場合にNOxを還元する。
この排気浄化装置の場合、DPF再生前における尿素SCR内のアンモニアの浄化には、LNT触媒に吸蔵される所定量のNOxが用いられることが知られている。しかし、DPF再生前にLNT触媒内のNOxを還元した場合、LNT触媒内のNOxが空になるため、アンモニアの浄化ができない場合や、アンモニアの浄化に長時間を要する場合が生じる。その結果、DPF再生前における尿素SCR内のアンモニアを効率的に浄化できないおそれがある。
本開示の目的は、NOx選択還元型触媒内の還元剤を効率的に浄化することができる排気浄化装置を提供することである。
本開示の一態様に係る排気浄化装置は、
排気ガス中の粒子状物質を捕集し、当該捕集した前記粒子状物質を燃焼させる再生が行われる捕集フィルターと、
NOx吸蔵還元型触媒と、
前記捕集フィルターおよび前記NOx吸蔵還元型触媒より排気下流側に配置されるNOx選択還元型触媒と、
前記NOx吸蔵還元型触媒に吸蔵される窒素酸化物の吸蔵量に応じて前記再生のタイミングを変更する制御部と、
を備える。
本開示によれば、NOx選択還元型触媒内の還元剤を効率的に浄化することができる。
本実施の形態に係る排気浄化装置が適用された内燃機関の排気系を示す概略構成図 PMの堆積量の閾値とNOxの吸蔵率との関係の一例を示すマップ 排気浄化処理の一例を示すフローチャート
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る排気浄化装置100が適用された内燃機関1の排気系を示す概略構成図である。
図1に示すように、内燃機関1は、車両Vに搭載される、例えばディーゼルエンジンであり、内燃機関1で生じた排気ガスを大気中に導くための排気浄化装置100が設けられている。排気浄化装置100は、排気ガスが流れる排気管110を備えている。
排気管110には、排気ガスが流れる方向(図示左から右へ向かう方向、以下、「排気方向」という)の上流側から順に、LNT触媒210、DPF(捕集フィルター)220、尿素SCR230等が設けられている。
LNT触媒210は、排気ガス中のNOxを浄化処理する機能を有し、排気管110内に設けられている。LNT触媒210は、例えば、空燃比がリーンの場合に排気ガス中のNOxを吸蔵し、空燃比がリッチの場合にNOxを還元する性質を有する。
DPF220は、微孔径を有する多孔質セラミック等により形成され、排気ガスに含まれるPMを捕集する性質を有する。DPF220に捕集されたPMの堆積量が過度に多くなると、内燃機関1の背圧が上昇し内燃機関1の特性の低下をきたす。そこで、PMの堆積量が予め定められた閾値を超えた場合、内燃機関1において主噴射後に追加燃料噴射(以下、ポスト噴射という)が行われることによって、排気温度が上昇する。これにより、DPF220を昇温させてDPF220に堆積したPMを燃焼させて除去する。この動作をDPF再生という。なお、DPF再生は、ポスト噴射に付加又は代替して、筒内燃焼噴射弁(図示略)から排気管110内に燃料を噴射する排気管内噴射により行われてもよい。
DPF220の前後の差圧を検出するための差圧センサー2が設けられている。
ECU120は、差圧センサー2の検出値が所定値未満のとき、PMの堆積量が少なくDPF再生が必要でないと判断する。一方、ECU120は、その検出値が所定値以上になると、PMの堆積量が多くDPF再生が必要であると判断する。ECU120は、PMの堆積量が閾値を超えたと判断した場合、ポスト噴射の制御を行う。ECU120は、CPU、ROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを備えた電子制御装置(Electric Control Unit)である。本実施の形態において、ECU120は、ポスト噴射等の制御を行う制御部として機能する。また、ECU120は、空燃比をリッチにするリッチ処理の制御を行うリッチ制御部として機能する。
尿素SCR230は、アンモニアが触媒の作用により排気ガス中のNOxを窒素(N)に還元して、NOxを低減する性質を有する。なお、アンモニアは、排気管110から尿素SCR230に流入される尿素水を、排気ガスの熱により加水分解することにより生成される。
ところで、PMの堆積量が閾値を超えた場合、DPF再生が行われる。そして、DPF再生の前に、尿素SCR230中のアンモニアを浄化する必要がある。アンモニアの浄化には、LNT触媒210に吸蔵される所定量のNOxが用いられる。
なお、DPF再生において、LNT触媒210の温度が上昇して、LNT触媒210に吸蔵されるNOxが下流に放出される。放出されたNOxを尿素SCR230内のアンモニアで還元することで、尿素SCR230内のアンモニアを浄化することができる。換言すれば、尿素SCR230内のアンモニアの浄化に、LNT触媒210に吸蔵されるNOxを用いることが可能となる。しかし、尿素SCR230内のアンモニアの浄化に、LNT触媒210に吸蔵されるNOxの吸蔵量が不十分である場合、LNT触媒210に所定量以上のNOxが吸蔵されるまで、アンモニアの浄化を待つ必要がある。このため、アンモニアを効率的に浄化できない場合がある。
そこで、本実施の形態におけるECU120は、LNT触媒210に吸蔵されるNOxの吸蔵率に応じて、PMの堆積量の閾値を変更する。ここで、NOxの吸蔵率とは、NOxの予め定められた最大吸蔵量に対するNOxの実際の吸蔵量の割合をいう。なお、ECU120は、NOxの吸蔵量を、例えば、触媒温度、排気ガスの流量、エンジンの回転速度及びエンジン負荷に基づき、NOxの吸蔵量、触媒温度、排気ガスの流量、エンジン回転速度及びエンジン負荷の相互の関係を示すマップを参照して推定する。マップは、ECU120のメモリに予め記憶されている。
NOxの吸蔵率に応じてPMの堆積量の閾値を変更することにより、LNT触媒210にある程度のNOxが吸蔵されると、ECU120は、DPF220内のPMの堆積量が満杯でない場合でも、DPF再生の制御を行う。その結果、DPF再生で、LNT触媒210の温度が上昇して、NOxが下流に放出される。放出されたNOxを尿素SCR230内のアンモニアで還元するため、尿素SCR230内のアンモニアを効率的に浄化することができる。その結果、DPF再生時に尿素SCR230から放出されるアンモニア量を減少できる。
排気浄化装置100の記憶部(図示略)には、PMの堆積量の閾値とNOxの吸蔵率とが関係づけられたテーブルが記憶されている。図2は、PMの堆積量の閾値とNOxの吸蔵率との関係の一例を示すマップである。図2の縦軸に「PMの堆積量の閾値」を示し、横軸に「NOxの吸蔵率」を示している。図2に、「NOxの吸蔵率」に応じて変化する「PMの堆積量の閾値」をラインL1で示す。これに対して、「NOxの吸蔵率」に拘わらず一定である「PMの堆積量の閾値」をラインL2で示す。テーブルは、ラインL1に基づいて作成される。ラインL1は、実験結果又はシミュレーションに基づいて定められる。
ECU120は、NOxの吸蔵率を算出する。ECU120は、NOxの吸蔵率に基づいて、NOxを還元する処理(NOx還元処理)が必要であるかどうかについて判断する。ECU120は、NOx還元処理が必要な場合、テーブルを参照して、PMの堆積量が閾値を超えているかどうかについて判断する。ECU120は、PMの堆積量が閾値を超えている場合、空燃比をリッチにして、NOxを還元する処理(リッチ処理)を禁止する。そして、ECU120は、ポスト噴射の制御を行って、DPF再生を行わせる。これに対して、ECU120は、PMの堆積量が閾値を超えていない場合、リッチ処理の制御を行う。
以下に、図2を参照して上述した排気浄化処理について説明する。図2に、NOxの吸蔵率Ra[%]のときに、DPF220に堆積しているPMの実堆積量v[mg]を示す。また、NOxの吸蔵率Ra[%]の場合におけるPMの堆積量の閾値Tha及びThcを示す。また、図2に、NOx還元処理の要否を判断するときの予め定められた基準値としての基準吸蔵率Rkを示す。
ECU120は、NOxの吸蔵率に基づいて、NOx還元処理が必要であるかどうかを判断する。具体的には、ECU120は、NOxの吸蔵率が基準吸蔵率Rkを超えている場合、NOx還元処理が必要であると判断する。これに対して、ECU120は、NOxの吸蔵率が基準吸蔵率Rk未満の場合、NOx還元処理が必要でないと判断する。ECU120は、NOx還元処理が必要な場合、PMの実堆積量vが閾値を超えているかどうかについて判断する。
以下に、PMの実堆積量vが閾値を超えているかどうかの判断以降の排気浄化処理について、比較例と対比しつつ説明する。
先ず、比較例における排気浄化処理について説明する。比較例におけるPMの堆積量の閾値は、一定の閾値Thcである(図2に示すラインL2を参照)。
ECU120は、図2に示すように、PMの実堆積量vが閾値Thcを超えていない場合、NOx還元処理としてのリッチ処理の制御を行う。これにより、LNT触媒210に吸蔵されたNOxが還元される。その結果、LNT触媒210におけるNOxの吸蔵量は、減少して、尿素SCR230内のアンモニアの浄化するNOx量としては不十分となる。したがって、尿素SCR230内のアンモニアの浄化ができない場合が生じる。または、アンモニアの浄化に長時間を要する場合が生じる。その結果、アンモニアを効率的に浄化できないおそれがある。
これに対して、ECU120は、PMの実堆積量vが閾値Thcを超えている場合、例えば、NOx還元処理としてのリッチ処理の制御を行った後、DPF再生の制御を行う。リッチ処理により、上述するように、尿素SCR230内のアンモニアの浄化ができない場合などが生じる。そして、DPF再生により、尿素SCR230内の温度が高くなると、尿素SCR230からアンモニアが放出されるおそれがある。
次に、本実施の形態における排気浄化処理について説明する。本実施の形態におけるPMの堆積量の閾値は、NOxの吸蔵率に応じて変更される閾値Thaである(図2に示すラインL1を参照)。
ECU120は、PMの実堆積量vが閾値Thaを超えていない場合、NOx還元処理としてのリッチ処理の制御を行う。これにより、LNT触媒210に吸蔵されたNOxが還元される。
ECU120は、PMの実堆積量vが閾値Thaを超えている場合、リッチ処理を禁止する。また、ECU120は、DPF再生の制御を行う。これにより、LNT触媒210における触媒の温度が上昇するため、LNT触媒210に吸蔵されたNOxが下流側に放出される。このNOxを、尿素SCR230内のアンモニアで還元する。その結果、尿素SCR230でNOxの還元処理を行うことができる。また、LNT触媒210に吸蔵されたNOxを用いて、尿素SCR230内のアンモニアを効率的に浄化することができる。また、DPF再生により、尿素SCR230内の温度が高くなる場合でも、尿素SCR230内のアンモニアが浄化されているため、尿素SCR230からアンモニアが放出されるおそれがない。
次に、図3を参照して、本実施の形態における排気浄化処理のフローについて説明する。図3は、排気浄化処理の一例を示すフローチャートである。本排気浄化処理は、内燃機関1の始動後、所定の周期で繰り返し行われる。
ステップS100において、ECU120は、LNT触媒210に吸蔵されたNOxの吸蔵率に基づいてNOx還元処理が必要であるかどうかについて判断する。NOx還元処理が必要である場合(ステップS100:YES)、処理はステップS110に移行する。NOx還元処理が必要でない場合(ステップS100:NO)、処理は終了する。
ステップS110において、ECU120は、PMの堆積量が、NOxの吸蔵率に基づいて求められた閾値を超えているかどうかについて判断する。PMの堆積量が閾値を超えている場合(ステップS110:YES)、処理はステップS120に移行する。PMの堆積量が閾値を超えない場合(ステップS110:YES)、処理はステップS140に移行する。
ステップS120において、ECU120は、リッチ処理を禁止する。
次に、ステップS130において、ECU120は、DPF再生の制御を行う。
ステップS140において、ECU120は、リッチ処理の制御を行う。
上記実施の形態における排気浄化装置100は、ECU120がLNT触媒210に吸蔵されるNOxの吸蔵率に応じて、PMの堆積量の閾値を変更し、PMの堆積量が閾値を超えた場合、リッチ処理を禁止し、DPF再生の制御を行う。DPF再生により、LNT触媒210における触媒の温度が上昇するため、LNT触媒210に吸蔵されたNOxが下流側に放出される。このNOxを、尿素SCR230内のアンモニアで還元するため、尿素SCR230内のアンモニアを効率的に浄化することができる。その結果、アンモニアの放出を抑制することができる。また、空燃比をリッチにしなくてもLNT触媒210のNOx還元処理ができるため、燃費の向上を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、LNT触媒210に吸蔵されるNOxの吸蔵率に応じてPMの堆積量の閾値を変更するECU120を例示したが、本発明はこれに限定されず、NOxの吸蔵量に応じてPMの堆積量の閾値を変更してもよい。また、ステップS100のNOx還元処理要否の判断においても同様に、NOxの吸蔵率をNOxの吸蔵量に代えて、NOxの吸蔵量に基づいて判断してもよい。
また、上記実施の形態では、LNT触媒210の後段にDPF220が配置され、DPF220の後段に尿素SCR230が配置された排気浄化装置100の一例を示したが、本発明はこれに限定されず、DOCの後段にDPF220が配置され、DPF220の後段にLNT触媒210が配置され、LNT触媒210の後段に尿素SCR230が配置された排気浄化装置においても、本開示の構成を適用することが可能である。
また、上記実施の形態における排気浄化装置100は、ディーゼルエンジンを搭載した車両Vに搭載されていたが、本発明はこれに限定されず、例えば、ガソリンエンジンを搭載した車両に搭載されていてもよい。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本開示の排気浄化装置は、NOx選択還元型触媒内の還元剤を効率的に浄化することが要求される排気浄化システムを搭載した車両用として有用である。
1 内燃機関
2 差圧センサー
100 排気浄化装置
110 排気管
120 ECU
210 LNT触媒
220 DPF
230 尿素SCR

Claims (6)

  1. 排気ガス中の粒子状物質を捕集し、当該捕集した前記粒子状物質を燃焼させる再生が行われる捕集フィルターと、
    NOx吸蔵還元型触媒と、
    前記捕集フィルターおよび前記NOx吸蔵還元型触媒より排気下流側に配置されるNOx選択還元型触媒と、
    前記NOx吸蔵還元型触媒に吸蔵される窒素酸化物の吸蔵量に応じて前記再生のタイミングを変更する制御部と、を備える、
    排気浄化装置。
  2. 前記制御部は、前記窒素酸化物の吸蔵量に応じて前記粒子状物質の堆積量の閾値を求め、前記捕集フィルターに捕集された前記粒子状物質の堆積量が前記閾値を超えた場合に前記再生を行う、
    請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 前記制御部は、前記窒素酸化物の吸蔵量が多いほど、前記閾値を小さくする、
    請求項2に記載の排気浄化装置。
  4. 前記窒素酸化物の吸蔵量と前記閾値との関係を示すテーブルを備え、
    前記制御部は、前記窒素酸化物の吸蔵量に基づき、前記テーブルを参照して前記閾値を求める、
    請求項2または3に記載の排気浄化装置。
  5. 前記制御部は、前記窒素酸化物の吸蔵量に基づいて、前記NOx吸蔵還元型触媒に吸蔵される窒素酸化物を還元するNOx還元処理が必要であるかどうかを判断し、前記NOx還元処理が必要である場合、前記閾値を求める、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
  6. 前記制御部は、前記再生が行われる場合、空燃比をリッチにするリッチ処理を禁止する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
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