JP2019167234A - 昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右に振られる繰り出し滑車を設けることなく、確実にフリート角度を小さくできる昇降装置を提供する。【解決手段】昇降装置10は、ワイヤーロープ21を繰出す滑車20と、滑車20に対して前方に設けられ、滑車20から繰出されたワイヤーロープ21を巻き取る巻き取りドラム12a,12bとを含み、巻き取りドラム12a,12bを、その巻き取り位置が滑車20の前方に移動されるように、横方向に移動する移動手段を含む。【選択図】図1

Description

この発明は昇降装置に関し、特にフリート角を0にできる昇降装置に関する。
従来からフリート角を0にできる昇降装置が、例えば、特開2017−165572号公報(特許文献1)に開示されている。同公報によれば、繰出用滑車が、巻取機の回転支持軸の中心線の方向に対して、所定角度θ1揺動変位する構成を開示している。その結果、フリートアングルを零にすることができ、かつ大型化を防止することのできるバトン昇降装置を提供できるという記載がある。
特開2017−165572号公報(要約等)
従来のフリート角を小さくする昇降装置は上記のように構成されていた。従来のこのような構成有する装置の模式図を図6に示す。図6(A)は立面図であり、図6(B)は平面図である。図6(A)および(B)を参照して、従来の昇降装置50は、ウインチで構成され、取付台51と、取付台51の上に固定された巻き取りドラム52と、巻き取りドラム52を駆動するための減速機53およびモータ54を含み、巻き取りドラム52の長手方向に直交するように配置された滑車60から繰出されるワイヤーロープ61を巻き取っていた。
このような従来の昇降装置50においては、ワイヤーロープ61を巻き取る巻き取りドラム52を軸受25a、25bを介して固定し、ワイヤーロープ61を繰出す繰り出し用滑車60を設け、その巻き取りドラム52の巻溝に対する角度を所定角度(図中θで示す)内に制限していた。このような構造では、繰出用の滑車60が左右に振られて疲労する問題があり、また、必ずその角度が維持できるとは限らないという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、左右に振られる繰り出し滑車を設けることなく、確実にフリート角度を小さくできる昇降装置を提供することを目的とする。
この発明に係る昇降装置は、ワイヤーロープを繰出す、外部に設けられた滑車と、
滑車に対して第1の方向に設けられ、滑車から繰出されたワイヤーロープを巻き取る巻き取りドラムを含み、巻き取りドラムを、その巻き取り位置が滑車の第1の方向の前方に移動されるように、巻き取りドラムを第1の方向に交わる第2の方向に移動する移動手段と、を含む。
移動手段は巻き取りドラムの主軸にねじ加工を施したネジシャフトであってもよい。
好ましくは、移動手段は、リニアガイド(LMガイド)である。
さらに好ましくは、移動手段は、ボールスプラインである。
巻き取りドラムは第2の方向に複数設けられる。
滑車を固定してもよい。
この発明によれば、ワイヤーロープを繰り出す滑車に対して対向して配置される、巻き取りドラムをその軸方向に移動するようにしたため、ワイヤーロープを巻き取る際のフリートアングルをほぼ0にできる。
その結果、確実にフリート角度を小さくできる昇降装置を提供できる。
この発明の一実施の形態による昇降装置の全体構成を示す模式図である。 巻き取りドラムの移動機構の詳細を示す図である。 昇降装置の巻き取りドラムに使用されるボールスプラインの構成を示す図である。 巻き取りドラムの構成を示す断面図である。 この発明の他の実施の形態による昇降装置の全体構成を示す模式図である。 従来の昇降装置の全体構成を示す模式図である。
以下、この発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施の形態に係る昇降装置の全体構成を示す模式図であり、図2は巻き取りドラムの移動機構の詳細を示す図である。図1および図2を参照して、昇降装置10は、ウインチで構成され、取付台11と、取付台11の上に固定された、巻き取りドラム12a,12bと、巻き取りドラム12a,12bを、その巻き取り位置が滑車20の前方に移動されるように、第1の方向に交わる第2の方向に移動するとともに、回転駆動するための走行レール(例えば、リニアガイド)14a上に裁置された減速機14およびモータ15を含み、巻き取りドラム12a,12bの長手方向(第2の方向)に直交するように(第1の方向)に巻き取りドラムに対向して外部に配置された滑車20から繰出されるワイヤーロープ21を巻き取っている。
なお、図1においては、巻き取りドラム12a,12bは、その両端を軸受22a,22b,22cで保持されている。
図2においては、巻き取りドラム12a,12bのそれぞれは、巻き取りドラム12a,12bを、その長手方向に滑らかに移動させるために、巻き取りドラム12a,12bの主軸にねじ加工を施したねじシャフト15aに取り付けられている。この場合は、巻き取りドラム12a,12bの両端は軸受台23で支持される。なお、ここで、図示を省略しているが、巻き取りドラム12a,12bには巻溝が設けられており、この巻溝にワイヤーロープを整列させるために補助ローラを設けてもよい。
ここで、走行レール14a上の減速機14およびモータ15とねじシャフト15aとで移動手段を構成する。
ここでは、巻き取りドラム12aの移動手段としてねじシャフト15aを用いているが、リニアガイド(LMガイド)やボールスプラインであってもよい。
次に、移動手段としてのボールスプラインについて説明する。図3はボールスプラインの構成を示す図である。図3を参照して、ボールスプライン25は、スプライン軸16a,16bと、スプライン軸16a,16b上に設けられたスプラインナット17と、スプラインナット17の内部に設けられたボール18およびリテーナ19を含み、スプラインナット17はスプライン軸16に沿って滑らかに移動する。
図4は巻き取りドラム12の構成を示す断面図である。図4を参照して、巻き取りドラム12は、スプライン軸15に設けられた一対のスプラインナット16a,16bで中央部を支持されたドラム13を含む。すなわち、巻き取りドラム12は図1(A)、(B)に示す矢印方向に滑らかに移動する。
したがって、ワイヤーロープ21を繰出す滑車20が固定されていても、それを巻き取る巻き取りドラム12は、左右方向に自由に移動できるため、巻き取りドラム12がワイヤーロープを巻き取れば、左右方向に自由に移動し、フリートアングルを零にすることができる。
なお、この実施の形態においては、巻き取りドラムとして、連続して直列に2つの巻き取りドラム12a,12bを設けた場合について説明したが、これは、ワイヤーロープ21を繰出す滑車20のフリートアングルを小さくするとともに、長いワイヤーロープを巻き取るためであるため、巻き取りドラム12は1つであってもよい。
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。図5は、この発明の他の実施の形態を示す図である。図5を参照して、この実施の形態においては、昇降装置30は、取付台31と、取付台31の上に設けられた移動台32と、移動台32に固定された巻き取りドラム33と、巻き取りドラム33を駆動するための減速機34を介して設けられたモータ35を含み、巻き取りドラム33に直交するように配置された滑車20から繰出されるワイヤーロープ21を巻き取っている。巻き取りドラム33の両端部は軸受24a,24bによって支持されている。
ここで、移動台32は取付台31に対して、ボールスプラインで移動可能に取り付けられている。
なお、ここで、ボールスプラインの代わりに、ネジシャフトやリニアガイド(LMガイド)を用いてもよい。
上記実施の形態においては、滑車を固定した場合について説明したが、これに限らず、滑車も左右方向に移動可能としてもよい。
図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態に限定されるものではない。本発明と同一の範囲内において、または均等の範囲内において、図示した実施形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
この発明によれば、左右に振られる繰り出し滑車を設けることなく、確実にフリート角度を小さくできる昇降装置を提供できるため、昇降装置として有利に利用される。
10 昇降装置、11 取付台、12 巻き取りドラム、13 ドラム、14 減速機、15 モータ、16a,16b スプライン軸、17 スプラインナット、18 ボール、19 リテーナ、20 滑車、21 ワイヤーロープ、22,24 軸受、23 軸受台、25 ボールスプライン。

Claims (6)

  1. ワイヤーロープを繰出す、外部に設けられた滑車と、
    前記滑車に対して第1の方向に設けられ、前記滑車から繰出されたワイヤーロープを巻き取る巻き取りドラムを含み、
    前記巻き取りドラムを、その巻き取り位置が前記滑車の前記第1の方向の前方に移動されるように、前記巻き取りドラムを前記第1の方向に交わる第2の方向に移動する移動手段と、を含む、昇降装置。
  2. 前記移動手段は、前記巻き取りドラムの主軸にねじ加工を施したねじシャフトである。請求項1に記載の昇降装置。
  3. 前記移動手段は、リニアガイドである、請求項1に記載の昇降装置。
  4. 前記移動手段は、ボールスプラインである、請求項1に記載の昇降装置。
  5. 前記巻き取りドラムは前記第2の方向に複数設けられる、請求項1〜4のいずれかに記載の昇降装置。
  6. 前記滑車は固定される、請求項1〜5のいずれかに記載の昇降装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114572877A (zh) * 2022-03-11 2022-06-03 如皋市武源机械有限公司 调节式双筒卷扬机

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