JP2019166894A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーフとロールオーバーバーとが干渉するのを抑制することが可能な車両の制御装置を提供する。【解決手段】ECUは、ルーフの開閉を制御するとともに、ロールオーバーバーの移動を制御するように構成さており、ロールオーバーバーが展開位置に配置されている場合に、ルーフの開閉が禁止されるように構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、車両の制御装置に関する。
従来、開閉可能なルーフを備えたコンバーチブル型の車両が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この車両には、ロールオーバー時(車両横転時)に搭乗者を保護するためのロールオーバーバーが設けられている。ロールオーバーバーは、格納位置および展開位置の間で移動可能であり、ロールオーバー時に格納位置から展開位置に移動されるように構成されている。
特表2010−510924号公報
ここで、ロールオーバーバーが展開位置に配置されているときに、ルーフが開閉されると、ルーフがロールオーバーバーに干渉されるおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ルーフとロールオーバーバーとが干渉するのを抑制することが可能な車両の制御装置を提供することである。
本発明による車両の制御装置は、開閉可能なルーフと、格納位置および展開位置の間で移動可能なロールオーバーバーとを備える車両に適用される。車両の制御装置は、ルーフの開閉を制御するルーフ制御部と、ロールオーバーバーの移動を制御するバー制御部とを備える。ルーフ制御部は、ロールオーバーバーが展開位置に配置されている場合に、ルーフの開閉が禁止されるように構成されている。
このように構成することによって、ロールオーバーバーが展開位置に配置されている場合にルーフが開閉されないので、ルーフとロールオーバーバーとが干渉するのを抑制することができる。
本発明の車両の制御装置によれば、ルーフとロールオーバーバーとが干渉するのを抑制することができる。
本実施形態によるECUを備える車両を説明するための図である。 図1の車両のルーフが開かれた状態を示した図である。 図2の車両のロールオーバーバーが展開位置に配置された状態を示した図である。 図1の車両のECUを示したブロック図である。 本実施形態による車両のロールオーバー時の動作例を説明するためのタイミングチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態によるECU5を備える車両100について説明する。
車両100は、図1に示すように、フロントピラー1と、サイドドア2と、ルーフ3と、ロールオーバーバー4(図3参照)と、ECU5(図4参照)とを備えている。この車両100は、ルーフ3が開閉可能なコンバーチブル型の車両である。
フロントピラー1は、車幅方向の両端部に左右一対で設けられている。このフロントピラー1は、ほぼ鉛直方向に延びるピラーロア11と、ピラーロア11の上端部から車両後方側に傾斜するピラーアッパ12とを含んでいる。ピラーロア11の内側には、エンジンコンパートメントとキャビンとを区画するダッシュパネル(図示省略)が設けられ、ピラーアッパ12の内側には、フロントガラス6が設けられている。
サイドドア2は、車両側面に配置され、ドア開口2aを開閉するように構成されている。このサイドドア2は、箱状のドア本体21と、ドア本体21に収容されるウィンドウレギュレータ(図示省略)と、ウィンドウレギュレータによって昇降されるドアガラス22とを含んでいる。ドア本体21は、前端部がヒンジを介してピラーロア11に連結されている。ドアガラス22は、ウィンドウレギュレータによってドア本体21から進退されることにより窓開口22aを開閉するように構成されている。
ルーフ3は、開閉可能であり、閉状態の場合にキャビンを覆うように構成されている。このルーフ3は、たとえばソフトトップであり、図2に示す開状態のときには収容部7に収容されるようになっている。
ロールオーバーバー4は、ロールオーバー時(車両横転時)に搭乗者を保護するために設けられている。すなわち、ロールオーバーバー4は、ロールオーバー時にフロントピラー1とでキャビン内の空間を確保するために設けられている。このロールオーバーバー4は、たとえばシートの車両後方側に配置され、格納位置および展開位置の間で移動可能に構成されている。ロールオーバーバー4は、通常時に格納位置に配置され、ロールオーバー時に格納位置から展開位置に移動されるようになっている。
ロールオーバーバー4が展開位置に移動された場合には、図3に示すように、ロールオーバーバー4が上側に突出されている。このときのロールオーバーバー4の上端部は、たとえばヘッドレストよりも上方に配置されている。一方、ロールオーバーバー4が格納位置に配置されている場合には、ロールオーバーバー4が下側に退避され、図2に示すように、側面視において隠されている。たとえば、ロールオーバーバー4は、U字状に形成されており、車幅方向の両端部に配置される一対のアーム部と、車幅方向に延びるように形成されて一対のアーム部の先端を連結する連結部とを有する。なお、ロールオーバーバー4は、格納位置および展開位置の間で昇降されるように構成されていてもよいし、格納位置および展開位置の間で回動されるように構成されていてもよい。
ECU5は、車両100を制御するように構成されている。このECU5は、図4に示すように、CPU5aと、ROM5bと、RAM5cと、バックアップRAM5dと、入力インターフェース5eと、出力インターフェース5fとを含み、これらがバスを介して接続されている。なお、CPU5aがROM5bに記憶されたプログラムを実行することにより、本発明の「ルーフ制御部」および「バー制御部」が実現される。また、ECU5は、本発明の「車両の制御装置」の一例である。
CPU5aは、ROM5bに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。ROM5bには、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。RAM5cは、CPU5aによる演算結果や各センサの検出結果などを一時的に記憶するメモリである。バックアップRAM5dは、車両システムを停止する際に保存すべきデータなどを記憶する不揮発性のメモリである。
入力インターフェース5eは、各センサの検出結果などが入力されるように構成されている。たとえば、入力インターフェース5eには、ルーフ開閉スイッチ51およびロールレートセンサ52などが接続されている。ルーフ開閉スイッチ51は、ルーフ3を搭乗者が操作するためのスイッチであり、たとえば中立位置から開位置または閉位置に切替可能である。ロールレートセンサ52は、車両100のロール角速度を検出するために設けられている。なお、ロール角速度は、車両100の重心を通り前後方向に延びるロール軸まわりの角速度である。
出力インターフェース5fは、車両100の各部に制御信号などを出力するように構成されている。たとえば、出力インターフェース5fには、ルーフ駆動部31およびバー駆動部41などが接続されている。ルーフ駆動部31は、ルーフ3を開閉させるように構成されている。バー駆動部41は、ロールオーバーバー4を格納位置と展開位置との間で移動させるように構成されている。
具体的には、ECU5は、ルーフ開閉スイッチ51が搭乗者により開操作される場合に、ルーフ駆動部31によってルーフ3を開作動させるように構成されている。開操作とは、ルーフ開閉スイッチ51における中立位置から開位置への切替操作であり、開作動とは、ルーフ3が開状態に向けて作動されることである。一方、ECU5は、ルーフ開閉スイッチ51が搭乗者により閉操作される場合に、ルーフ駆動部31によってルーフ3を閉作動させるように構成されている。閉操作とは、ルーフ開閉スイッチ51における中立位置から閉位置への切替操作であり、閉作動とは、ルーフ3が閉状態に向けて作動されることである。
また、ECU5は、ロールレートセンサ52により検出されるロール角速度に基づいてロール角度を算出することが可能であり、たとえばロール角度およびロール角速度に基づいてロールオーバーか否かを判定するように構成されている。ECU5は、ロールオーバーと判定される場合に、バー駆動部41を用いてロールオーバーバー4を格納位置から展開位置に移動させるように構成されている。
さらに、本実施形態のECU5は、ロールオーバーバー4が展開位置に配置されている場合に、ルーフ3の開閉が禁止されるように構成されている。すなわち、ロールオーバーバー4が展開位置に配置されているときに、ルーフ開閉スイッチ51が操作されても、ルーフ3が作動されないようになっている。
−ロールオーバー時の動作例−
次に、図5を参照して、本実施形態による車両100のロールオーバー時の動作例について説明する。なお、ロールオーバーが発生する前の通常時には、ロールオーバーバー4が格納位置に配置されている。また、以下では、ルーフ3が閉状態のときにロールオーバーが発生する場合について説明する。
まず、時点t1において、ロール角度およびロール角速度に基づいてロールオーバーと判定されると、バー駆動部41により、ロールオーバーバー4が格納位置から展開位置に移動される。これにより、搭乗者の保護が図られる。そして、ロールオーバーバー4が展開位置に配置されることにより、ルーフ3の開閉が禁止される。
次に、時点t2において、ルーフ開閉スイッチ51が開操作されるが、ルーフ3の開閉が禁止されていることから、ルーフ3が停止されたままであり、ルーフ3が開作動されない。すなわち、ロールオーバー時にルーフ開閉スイッチ51が開操作されても、ルーフ3が閉状態のまま保たれる。
なお、ルーフ3が開状態のときにロールオーバーが発生する場合にも、同様にルーフ3の開閉が禁止される。
−効果−
本実施形態では、上記のように、ロールオーバーバー4が展開位置に配置されている場合にルーフ3の開閉を禁止することによって、ロールオーバーバー4が展開位置に配置されている場合にルーフ3が開閉されないので、ルーフ3とロールオーバーバー4とが干渉するのを抑制することができる。また、ロールオーバー時に車両100がさらに破損されるのを抑制することができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、ルーフ3がソフトトップである例を示したが、これに限らず、ルーフがハードトップであってもよい。
また、上記実施形態では、ロールレートセンサ52の検出結果に基づいてロールオーバーを判定する例を示したが、これに限らず、その他の手段を用いてロールオーバーを判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、ECU5が複数のECUによって構成されていてもよい。
本発明は、開閉可能なルーフと、格納位置および展開位置の間で移動可能なロールオーバーバーとを備える車両の制御装置に利用可能である。
3 ルーフ
4 ロールオーバーバー
5 ECU(車両の制御装置)
100 車両

Claims (1)

  1. 開閉可能なルーフと、
    格納位置および展開位置の間で移動可能なロールオーバーバーとを備える車両に適用される車両の制御装置であって、
    前記ルーフの開閉を制御するルーフ制御部と、
    前記ロールオーバーバーの移動を制御するバー制御部とを備え、
    前記ルーフ制御部は、前記ロールオーバーバーが前記展開位置に配置されている場合に、前記ルーフの開閉が禁止されるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
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