JP2019163641A - 隙間カバー - Google Patents

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JP2019163641A
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陽子 大西
Yoko Onishi
陽子 大西
紘誉 川崎
Hiroyoshi Kawasaki
紘誉 川崎
嘉仁 佐々木
Yoshihito Sasaki
嘉仁 佐々木
賢一 安藤
Kenichi Ando
賢一 安藤
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【課題】簡易な構造で、効率的な取付作業で隙間を覆うことができる隙間カバーを提供する。【解決手段】隙間カバー10は、覆工板20の側面20sの間に形成される隙間S1を覆うアーチ形状の天板部11と、天板部11の下面に溶接される板バネ部15とを備える。板バネ部15は、天板部11に固定される連結部と、連結部の両端部からそれぞれ延在する1対の側部とを有する。各側部は、覆工板20の側面20sのそれぞれに、隙間S1の水平長手方向に連続して圧接する。【選択図】図1

Description

本発明は、道路工事等で用いられる覆工板等の板を並べた際に生じる隙間を閉塞する隙間カバーに関する。
地下工事を行なうために地面を掘り下げた場合、開口の上面を覆うために覆工板が用いられる。具体的には、地面から掘り下げた空間内に格子状に桁を渡し、この桁に覆工板を掛け渡す。通常、地下工事で開口した上面を覆うには、複数の覆工板を敷き詰める。この場合、覆工板の間に隙間が生じることがある。そこで、覆工板の間の隙間にテープを貼って養生したり、隙間をカバーで塞いだりしていた。
しかし、覆工板の上を車が通過する場合、覆工板が振動し、隙間の大きさが変化することがある。そこで、隙間の大きさが変化しても隙間を覆う隙間カバーやスペーサーが検討されている(特許文献1,2参照。)。特許文献1の隙間カバーは、カバーに垂直に接合された隙間プレートと同じ方向に延長する高さ調整プレートの貫通孔に貫通し、回動可能に取り付けられたシャフトの下端に、回動フックを取り付ける。また、特許文献2のスペーサーは、覆工板厚方向の大きさの減少に応じて隙間幅方向の大きさが増加する本体と、本体の板厚方向の大きさを調節する調節部材とを備える。
特開2012−87603号公報 特開2009−155987号公報
特許文献1,2に記載された隙間カバーやスペーサーは、構造が複雑であるため、製造コストが高く、また取付作業も煩雑であった。
更に、隙間が大きい場合には、隙間カバーやスペーサーの上に加わる荷重に耐えるために、高強度の部材で構成したり、隙間カバーやスペーサーを厚くしたりする。前者は、製造コストが高くなり、後者は、歩行者の障害となるという問題があった。
上記課題を解決する隙間カバーは、対向する1対の側面の間に形成される隙間を覆うアーチ形状の天板部と、前記天板部の下面に取り付けられ、前記隙間の水平長手方向に連続して、前記側面に圧接可能な保持部とを備える。
本発明によれば、簡易な構造で、効率的な取付作業で隙間を覆うことができる。
実施形態における覆工板の間の隙間を覆う隙間カバーの斜視図。 実施形態における隙間カバーの説明図であって、(a)は正面図、(b)は側面図。 実施形態における隙間カバーを覆工板に装着した状態の説明図。 変更例における隙間カバーの説明図であって、(a)は第1変更例、(b)は第2変更例、(c)は第3変更例。
以下、図1〜図3を用いて、隙間カバーを具体化した一実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態において、隙間カバー10は、工事現場において用いられる覆工板20の間に生じた隙間S1の上面を覆う場合を想定する。覆工板20は、横幅の長さが約1mで、長さが2m又は3m、高さは約200mmである。ここでは、覆工板20の側面20s間に、幅約10mm〜約50mmの隙間S1が生じた場合を想定する。
本実施形態では、長尺物である隙間カバー10を、この隙間S1の長手方向に配置する。
この隙間カバー10は、隙間S1の上面を覆う天板部11と、天板部11の下面に取り付けられ保持部としての板バネ部15とを備える。
図2(a)に示すように、天板部11は、断面が上に凸のアーチ形状の薄い金属板で構成される。天板部11の横幅L1は、80mm程度の寸法である。この横幅L1は、天板部11が、隙間S1が生じた覆工板20間を橋渡しするように、隙間S1として想定される最大寸法(50mm)よりも30mm(片側15mm)程度、長くしておく。
更に、天板部11は、隙間S1の水平長手方向に配置される。このため、この天板部11の長手方向の長さL2としては、覆工板20の最大長さ(例えば、3m)より数ミリ程度短くしておく。なお、図2(b)において、天板部11の長さL2は、実際よりも短く強調表示されている。
天板部11には、貫通孔12が設けられる。この貫通孔12は、本実施形態では、板バネ部15よりも外側の天板部11に形成される。この貫通孔12の直径としては、例えば、靴の最小ヒール直径(9mm)よりも小さく、直径8mm程度を用いる。
一方、板バネ部15は、本実施形態では、天板部11と同じ長さL2で構成する。
図2(a)に示すように、この板バネ部15は、上に凸の枠形状の断面を有する金属板で構成される。
板バネ部15は、天板部11に固定される連結部16と、連結部16の両端部からそれぞれ斜め下方に延在する1対の側部17とを有する。連結部16は、天板部11の下面のアーチ形状に沿った上面を有する。連結部16の上面と、天板部11の下面とは、面状の溶接によって一体化されており、連結部16は天板部11と剛接合している。なお、連結部16と天板部11の溶接部は、天板部11の長さL2方向に、複数、離して設けてもよい。連結部16の横幅L3としては、想定される隙間S1の最小寸法より数ミリ程度短い寸法を用いる。
2つの側部17の間隔は、下方になる(天板部11から離れる)に従って広くなる。側部17の最下端部における長さ(外形寸法)L4としては、想定される隙間S1の最大寸法とほぼ同じ寸法又は少し(数ミリ程度)長い寸法を用いる。更に、側部17の外側表面の約下半分には、滑り止め部15sを設ける。この滑り止め部15sには、ゴム材料やケイ砂を用いる。
<隙間カバー10の使用方法>
次に、図3を用いて、上述した隙間カバー10の使用方法について説明する。
ここで、隙間カバー10の長さL2が、配置する隙間よりも長い場合には、隙間カバー10を、配置する長さ(隙間カバー10で覆う隙間の長さ)に応じて、グラインダ等で切断する。
そして、切断した隙間カバー10の板バネ部15の側部17の下端部17aを、隙間S1の横幅よりも小さくなるように、両外側から内側に押圧して変形させる。
次に、隙間カバー10の押圧した部分の下端部17aを隙間S1に挿入し、それに延在方向に連続する部分(下端部17a)を、順次、隙間S1内に挿入する。
そして、隙間カバー10の天板部11が、隙間S1を覆い、天板部11の端部が、覆工板20の上面に当接するように、隙間カバー10を配置する。
側部17の下端部17aは、隙間S1に挿入されると、2点鎖線で示す挿入前の形状に戻ろうとする復元力が生じる。その結果、下端部17aは、実線で示す形状で、覆工板20の側面20sを圧接する。ここでは、下端部17aが圧接領域となる。
通行等により、隙間カバー10の上に加わった荷重は、隙間カバー10の天板部11のアーチ構造によって分散される。この荷重によって、天板部11が下方に押し広げられ、天板部11に剛接合されている側部17は、側面20sに強く圧接される。
隙間カバー10を取り外す場合には、隙間カバー10の天板部11の貫通孔12に、引っ掛け棒の先端を挿入し、隙間カバー10を上方に引っ張り上げる。
本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態の隙間カバー10は、隙間S1を覆うアーチ形状の天板部11と、隙間S1を構成する覆工板20の側面20sに圧接する板バネ部15とを備える。これにより、簡単な構成で、隙間S1の大きさが変化しても、その大きさに追従して隙間S1を覆うことができる。更に、天板部11がアーチ形状のため、平板形状に比べて、その変形に対して十分な強度を持たせることができる。また、板バネ部15が隙間の水平長手方向に連続しているため、板バネ部15の一端を隙間S1に挿入できれば、それに連なって板バネ部15を隙間S1に効率的に挿入することができ、取付作業が容易である。更に、隙間S1の大きさが平面視で変化している場合でも、板バネ部15が隙間の水平長手方向に連続しているため、隙間S1の大きさに応じて、側面20sに圧接させることができる。
(2)本実施形態の隙間カバー10は、下方になる(天板部11から離れる)に従って広くなる1対の板バネ部15を備える。これにより、板バネ部15の下端部17aを隙間S1に挿入した場合、板バネ部15の復元力で側面20sに圧接させることができる。
(3)本実施形態では、板バネ部15の外表面の約下半分に、滑り止め部15sを設けた。これにより、隙間カバー10の浮き上がりを抑制することができる。
(4)本実施形態では、板バネ部15は連結部16を用いて天板部11に溶接されているので、板バネ部15を天板部11に剛に接合できる。更に、この場合、連結部16の上面は、天板部11の下面に沿う形状で構成されているので、いっそう強固に固定することができる。
(5)本実施形態では、天板部11に、靴の最小ヒール直径の9mmよりも小さい貫通孔12を形成する。これにより、貫通孔12を用いて、隙間カバー10を容易に取り外すことができる。更に、貫通孔12へのヒール等の嵌入を回避することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態の隙間カバー10は、板バネ部15の延在方向の長さを、天板部11の長さL2と同じとした。板バネ部15の延在方向の長さは、この長さに限られない。
例えば、図4(a)に示す隙間カバー30のように、天板部11の長さL2よりも板バネ部35の長さL5を短くしてもよい。この場合においても、板バネ部35が延在方向に連続しているため、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
・上記実施形態の隙間カバー10の板バネ部15は、1対(2つ)の側部17を備える。隙間S1内で側面20sに当接する部材の形状は、圧接領域における間隔を、天板部における間隔よりも広くして、側面20sを圧接できれば、1対の側部17に限定されない。例えば、天板部から圧接領域に至る形状において、凹部や凹凸等を設けてもよい。
また、図4(b)に示す隙間カバー40のように、環状の保持部45を用いてもよい。この場合、保持部45の上方の連結部46で天板部11と接続する。そして、連結部46に接続される側部47で、側面20sに圧接させる。
・上記実施形態では、板バネ部15は、1対の側部17及び連結部16により構成する。隙間カバーの保持部は、一体で構成する場合に限られず、複数の部材で構成してもよい。
例えば、図4(c)に示すように、保持部としての板バネ部55を構成する各側部57の上端部にそれぞれ接続する2つの連結部56を、天板部11に溶接した隙間カバー50でもよい。この場合、貫通孔52を、連結部56と重ならない部分(連結部56の間)に形成することができる。
L1,L3…横幅、L2,L4,L5…長さ、S1…隙間、10,30,40,50…隙間カバー、11…天板部、12,52…貫通孔、15,35,55…保持部としての板バネ部、15s…滑り止め部、16,46,56…連結部、17,47,57…側部、17a…下端部、20…覆工板、20s…側面、45…保持部。

Claims (5)

  1. 対向する1対の側面の間に形成される隙間を覆うアーチ形状の天板部と、
    前記天板部の下面に取り付けられ、前記隙間の水平長手方向に連続して、前記側面に圧接可能な保持部とを備えることを特徴とする隙間カバー。
  2. 前記保持部は、前記天板部の下面に沿う形状の連結部において、前記天板部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の隙間カバー。
  3. 前記保持部は、前記隙間の各側面に圧接される圧接領域を有した1対の側部を備えた板バネからなり、
    前記圧接領域における間隔を、前記1対の側部の天板部における間隔よりも広くしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の隙間カバー。
  4. 前記保持部は、前記天板部と剛接合されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の隙間カバー。
  5. 前記保持部は、前記側面に当接する領域に滑り止め部を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の隙間カバー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7296514B1 (ja) * 2022-12-09 2023-06-22 東鉄工業株式会社 ホーム工事用覆工板

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