JP2019161947A - モータ制御装置、モータ制御システム、画像形成装置、搬送装置、およびモータ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】突極性を持つモータであっても速度変動を抑えてスムーズに制御方式を切り替えることができるモータ制御装置を提供する。【解決手段】オープンループ制御に基づいてモータを制御する第1の制御方式と、クローズドループ制御に基づいてモータを制御する第2の制御方式と、を切り替えてモータのd軸電流指令値とq軸電流指令値を出力するモータ制御装置であって、第1の制御方式と第2の制御方式とを切り替える切替部と、d軸電流指令値およびq軸電流指令値を出力する出力制御部と、を備え、出力制御部は、切替部によりモータの制御方式が第1の制御方式から第2の制御方式へと切り替えられた切替タイミング後に、d軸電流指令値を所定値に収束させるとともに、q軸電流指令値を切替タイミングより前より徐々に大きくする。【選択図】図7
Description
本発明は、モータ制御装置、モータ制御システム、画像形成装置、搬送装置、およびモータ制御方法に関する。
ステッピングモータの制御方法として、オープンループ制御と、クローズドループ制御と、が知られている。オープンループ制御は、制御結果であるモータの位置や速度など(以下、「位置等」という)をフィードバックせずに、所定の論理に従ってモータを制御する制御方法である。
オープンループ制御によれば、簡易な方法で、モータを駆動することができるが、負荷に因らず一定電流を流してモータを駆動するため、効率面で課題がある。
一方、クローズドループ制御は、モータの位置等をフィードバックし、モータの位置等が所望の制御値に一致するように、モータを制御して、効率の良い制御を行なう。クローズドループ制御では、所定のモータ回転数以上でモータを駆動させて、推定した回転角度位置情報に基づいて、位置フィードバック制御に切り替える制御がされる。このとき、回転角度位置の推定は、低速度では精度良く推定できないことが知られており、所定の回転数未満の時は別方式(例えば、オープンループ制御)で制御する必要がある。
例えば、特許文献1には、オープンループ制御とクローズドループ制御の制御方式の切替時における速度変動を防ぐために、オープンループ制御時の負荷を推定し、推定した負荷の値を用いて、オープンループ制御からクローズドループ制御に切り替えたときの負荷の値に見合った電流がステッピングモータに流れるように制御するステッピングモータ駆動制御装置が開示されている。
特許文献1に記載の技術は、制御方式の切り替わり前後の電流値を滑らかにするものであるが、この技術では、モータの制御方式の切替時において、q軸電流だけが連続となるように電流指令を算出しているため、d軸電流によってトルクを発生する突極性を持つモータでは、スムーズに制御モードを切り替えられず、モータの速度変動を抑えることができないという問題があった。
そこで本発明は、突極性を持つモータであっても速度変動を抑えてスムーズに制御方式を切り替えることができるモータ制御装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係るモータ制御装置は、オープンループ制御に基づいてモータを制御する第1の制御方式と、クローズドループ制御に基づいて前記モータを制御する第2の制御方式と、を切り替えて前記モータのd軸電流指令値とq軸電流指令値を出力するモータ制御装置であって、前記第1の制御方式と前記第2の制御方式とを切り替える切替部と、前記d軸電流指令値および前記q軸電流指令値を出力する出力制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記切替部により前記モータの制御方式が前記第1の制御方式から前記第2の制御方式へと切り替えられた切替タイミング後に、前記d軸電流指令値を所定値に収束させるとともに、前記q軸電流指令値を前記切替タイミングより前より徐々に大きくするものである。
本発明によれば、突極性を持つモータであっても速度変動を抑えてスムーズに制御方式を切り替えることができる。
以下、本発明に係る構成を図1から図14に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態に係るモータ制御装置は、オープンループ制御に基づいてモータを制御する第1の制御方式と、クローズドループ制御に基づいてモータを制御する第2の制御方式と、を切り替えてモータのd軸電流指令値とq軸電流指令値を出力するモータ制御装置(モータ制御装置101)であって、第1の制御方式と第2の制御方式とを切り替える切替部(コントローラ40において制御方式指令が入力され、制御方式指令に応じた処理を実行するブロック(電流指令生成器60等))と、d軸電流指令値およびq軸電流指令値を出力する出力制御部(電流指令生成器60)と、を備え、出力制御部は、切替部によりモータの制御方式が第1の制御方式から第2の制御方式へと切り替えられた切替タイミング後に、d軸電流指令値を所定値に収束させるとともに、q軸電流指令値を切替タイミングより前より徐々に大きくするものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
本実施形態に係るモータ制御装置は、オープンループ制御に基づいてモータを制御する第1の制御方式と、クローズドループ制御に基づいてモータを制御する第2の制御方式と、を切り替えてモータのd軸電流指令値とq軸電流指令値を出力するモータ制御装置(モータ制御装置101)であって、第1の制御方式と第2の制御方式とを切り替える切替部(コントローラ40において制御方式指令が入力され、制御方式指令に応じた処理を実行するブロック(電流指令生成器60等))と、d軸電流指令値およびq軸電流指令値を出力する出力制御部(電流指令生成器60)と、を備え、出力制御部は、切替部によりモータの制御方式が第1の制御方式から第2の制御方式へと切り替えられた切替タイミング後に、d軸電流指令値を所定値に収束させるとともに、q軸電流指令値を切替タイミングより前より徐々に大きくするものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
(モータ制御システム)
図1は、第1の実施形態に係るモータ制御システムの全体構成図である。モータ制御システム100は、モータ10と、電流検出器(電流検出部)20と、ドライバー30と、コントローラ40と、を備える。モータ制御システム100は、モータ10を、外部装置からコントローラ40に入力される位置指令等に従って制御するシステムである。また、モータ制御システム100において、電流検出器20、ドライバー30、およびコントローラ40は、モータ10を駆動制御するモータ制御装置101として構成される。
図1は、第1の実施形態に係るモータ制御システムの全体構成図である。モータ制御システム100は、モータ10と、電流検出器(電流検出部)20と、ドライバー30と、コントローラ40と、を備える。モータ制御システム100は、モータ10を、外部装置からコントローラ40に入力される位置指令等に従って制御するシステムである。また、モータ制御システム100において、電流検出器20、ドライバー30、およびコントローラ40は、モータ10を駆動制御するモータ制御装置101として構成される。
<モータ>
モータ10は、永久磁石同期モータであって、本実施形態では2相のステッピングモータ(STM)である。モータ10は、オープンループ制御と、クローズドループ制御と、の2つの制御方法により制御される。モータ10の各相を、A相及びB相と称する。モータ10は、A相及びB相のコイル(固定子)と、回転子と、を備える。回転子は、S極及びN極が交互に並んだ永久磁石により構成され、p個の極ペア(S極及びN極のペア)を有する。
モータ10は、永久磁石同期モータであって、本実施形態では2相のステッピングモータ(STM)である。モータ10は、オープンループ制御と、クローズドループ制御と、の2つの制御方法により制御される。モータ10の各相を、A相及びB相と称する。モータ10は、A相及びB相のコイル(固定子)と、回転子と、を備える。回転子は、S極及びN極が交互に並んだ永久磁石により構成され、p個の極ペア(S極及びN極のペア)を有する。
モータ10は、ドライバー30から供給される電流によって駆動される。具体的には、モータ10は、ドライバー30からA相及びB相のコイルにそれぞれ電流IA,IBを供給される。モータ10の回転子は、電流IA,IBに応じてA相及びB相のコイルが発生させた磁界に従って回転する。
<ドライバー>
ドライバー30は、コントローラ40が出力した電圧指令値Va*,Vb*に応じた電流IA,IBをモータ10に供給し、モータ10を駆動する。以下、*を付された値は、指令値(制御値)を示すものとする。電圧指令値Va*,Vb*は、A相及びB相のコイルにそれぞれ印加する電圧の指令値である。
ドライバー30は、コントローラ40が出力した電圧指令値Va*,Vb*に応じた電流IA,IBをモータ10に供給し、モータ10を駆動する。以下、*を付された値は、指令値(制御値)を示すものとする。電圧指令値Va*,Vb*は、A相及びB相のコイルにそれぞれ印加する電圧の指令値である。
図2は、ドライバー30の一例を示す構成図である。図2のドライバー30は、PWM(Pulse Width Modulation)回路31と、駆動回路32と、を備える。
PWM回路31は、電圧指令値Va*をパルス幅変調して、A相の制御信号(APH,APL,AMH,AML)を生成し、出力する。また、PWM回路31は、電圧指令値Vb*をパルス幅変調して、B相の制御信号(BPH,BPL,BMH,BML)を生成し、出力する。制御信号は、High及びLowからなるパルス信号である。PWM回路31が出力した制御信号は、駆動回路32に入力される。
駆動回路32は、A相の駆動回路32Aと、B相の駆動回路32Bと、を備える。駆動回路22Aは、A相のコイルの一端に電圧を印加する駆動回路32APと、A相のコイルの他端に電圧を印加する駆動回路32AMと、を備える。駆動回路32AP,32AMは、電源(Vcc)と出力端子との間に接続されたスイッチング素子と、出力端子と接地線(GND)との間に接続されたスイッチング素子と、各スイッチング素子に並列に接続されたダイオードと、によりそれぞれ構成される。図2の例では、スイッチング素子は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であるが、バイポーラトランジスタでもよい。
駆動回路32APの出力端子は、A相のコイルの一端に接続される。駆動回路32APの各スイッチング素子は、PWM回路31が出力したA相の制御信号(APH,APL)を入力される。また、駆動回路32AMの出力端子は、A相のコイルの他端に接続される。駆動回路32APの各スイッチング素子は、PWM回路31が出力したA相の制御信号(AMH,AML)を入力される。入力された制御信号に従って各スイッチング素子がオンオフすることにより、電圧指令値Va*に応じた電流IAが、A相のコイルに供給される。
なお、駆動回路32Bの構成は、駆動回路32Aと同様であるため、説明を省略する。また、ドライバー30は、図2の例に限られない。例えば、PWM回路31は、コントローラ40に設けられていてもよい。ドライバー30として、電圧指令値Va*,Vb*に応じた電流IA,IBを供給可能な任意の回路を利用できる。
<電流検出器>
電流検出器20は、モータ10に供給される電流IA,IBの電流値Ia,Ibを検出し、出力する。電流検出器20が出力した電流値Ia,Ibは、コントローラ40に入力される。電流値Ia,Ibは、A相及びB相のそれぞれの電流検出値である。
電流検出器20は、モータ10に供給される電流IA,IBの電流値Ia,Ibを検出し、出力する。電流検出器20が出力した電流値Ia,Ibは、コントローラ40に入力される。電流値Ia,Ibは、A相及びB相のそれぞれの電流検出値である。
図3は、電流検出器20の一例を示す構成図である。図3の電流検出器20は、A相の電流検出器20Aと、B相の電流検出器20Bと、を備える。電流検出器20Aは、シャント抵抗21aと、差動アンプ22aと、AD変換器23aと、を備える。
シャント抵抗21aは、駆動回路32Aの出力端子と、A相のコイルと、の間に接続される。駆動回路32Aが電流IAをコイルに供給すると、電流IAがシャント抵抗21aに流れ、シャント抵抗21aの抵抗値に応じた電圧降下が生じる。
差動アンプ22aは、シャント抵抗21aの両端に差動入力端子を接続され、シャント抵抗21aで生じた電圧降下(シャント抵抗21aの両端子間の電位差)を、所定の利得で増幅し、出力する。
AD変換器23aは、差動アンプ22aの出力信号をAD(Analog to Digital)変換し、得られたデジタル値を出力する。このデジタル値は、電流値Iaとしてコントローラ40に入力される。なお、電流検出器20Bの構成は、電流検出器20Aと同様であるため、説明を省略する。また、電流検出器20は図3の例に限られない。電流検出器20として、電流値Ia,Ibを検出可能な任意の回路を利用できる。
<コントローラ>
図4は、コントローラ40の一例を示す構成図である。コントローラ40は、例えば、プロセッサと、メモリと、により構成される。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などである。プロセッサは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)などであってもよい。プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行する。メモリは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static RAM)、MRAM(Magnetic RAM)、フラッシュメモリなどである。メモリは、プロセッサが実行するプログラムを格納する。
図4は、コントローラ40の一例を示す構成図である。コントローラ40は、例えば、プロセッサと、メモリと、により構成される。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などである。プロセッサは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)などであってもよい。プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行する。メモリは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static RAM)、MRAM(Magnetic RAM)、フラッシュメモリなどである。メモリは、プロセッサが実行するプログラムを格納する。
コントローラ40は、プロセッサ及びメモリを、それぞれ1つ備えてもよいし、複数備えてもよい。コントローラ40は、例えば、ICチップにより実現される。この場合、ICチップには、ドライバー30及び電流検出器20の少なくとも一方が含まれてもよい。
本実施形態に係るコントローラ40は、クローズドループ制御(第1の制御方法ともいう)と、オープンループ制御(第2の制御方法ともいう)と、の2つの制御方法により、モータ10を制御する。
クローズドループ制御は、モータ10の角度及び速度をフィードバックすることにより算出した電流指令値によってモータ10を制御する制御方法である。クローズドループ制御では、制御結果であるモータ10の角度及び速度がフィードバックされ、フィードバックされた角度及び速度が、角度及び速度の指令値にそれぞれ一致するように、電流指令値が算出される。
モータ10をセンサレス制御する場合、モータ1の角度及び速度を直接的に取得することはできないため、モータ10の角度及び速度の推定値がフィードバックされる。クローズドループ制御によれば、モータ10を高精度に制御することができる。
なお、以下では、モータ10の角度及び速度の両方をフィードバックしながらモータ10を制御するコントローラ40について説明するが、コントローラ40は、角度又は速度のいずれか一方だけをフィードバックしながらモータ10を制御することも可能である。
オープンループ制御は、予め設定された電流指令値によってモータ10を制御する制御方法である。オープンループ制御では、クローズドループ制御とは異なり、制御結果であるモータ10の角度及び速度がフィードバックされない。オープンループ制御によれば、簡易な方法でモータ10を制御することができる。
コントローラ40は、減算器41と、位置制御器42と、減算器43と、速度制御器(速度制御部)44と、LPF(Low-pass filter)45と、電流指令生成器60と、減算器46と、電流制御器47と、2軸/2相変換部48と、速度・位相推定器49と、セレクタ50と、2相/2軸変換部51と、を備える。これらの各機能構成は、メモリに格納されたプログラムをプロセッサが実行すること、または、回路により実現される。
減算器41は、外部装置からコントローラ40に入力される位置指令と、速度・位相推定器49から入力される位置検出値である推定位置と、の差から、位置誤差値を算出して、位置制御器42に対し、これを出力する。なお、本実施形態では、モータ10の位置検出値として速度・位相推定器49が算出する推定位置を用いているが、モータ10の回転角を検出する位置検出器を有する場合、この位置検出器の検出結果を位置検出値とすることができる。
位置制御器42は、減算器41から入力される位置誤差値に基づいて、P制御(比例制御)またはPI制御(比例積分制御)により、速度指令値を算出して、減算器43に対し、これを出力する。
減算器43は、位置制御器42から入力される速度指令値と、速度・位相推定器49から入力される速度検出値である推定速度と、の差から、速度誤差値を算出して、速度制御器44に対し、これを出力する。
速度制御器44は、減算器43から入力される速度誤差値に基づいて、PI制御またはPID(比例積分微分制御)制御により、q軸電流指令*を算出して、これを電流指令生成器60へ出力する。また、速度制御器44には、外部装置からモータ10の制御方式がクローズドループ制御であるかオープンループ制御であるかを示す制御方式指令が入力される。
速度制御器44内の積分器は、制御方式指令がオープンループ制御であるとき、速度制御器44の出力値(q軸電流指令*)がLPF45から入力されるq軸電流検出値と等しくなるよう値が設定される。この設定により、制御方式がオープンループ制御からクローズドループ制御に切替った際に、q軸電流指令を滑らかに変化させることが可能となる。
LPF45は、2相/2軸変換部51から入力されるd軸およびq軸電流検出値の高周波成分を除去するローパスフィルタであって、ローパスフィルタ処理後のd軸電流検出値を電流指令生成器60、q軸電流検出値を速度制御器44に出力する。
図5は、電流指令生成器60の一例を示す構成図である。電流指令生成器60は、セレクタ61,62、およびd軸電流指令演算器63を備える。電流指令生成器60は、外部装置から入力されるオープンループd軸電流指令および制御方式指令と、LPF45から入力されるd軸電流検出値と、速度制御器44から入力されるq軸電流指令*と、を入力とし、d軸電流指令およびq軸電流指令を出力する。
d軸およびq軸電流指令は、制御方式指令によって、以下に示す値となる。
(1)制御方式指令=「オープンループ制御」
d軸電流指令:オープンループd軸電流指令
q軸電流指令:0
(2)制御方式指令=「クローズドループ制御」
d軸電流指令:d軸電流指令値*
q軸電流指令:q軸電流指令*
(1)制御方式指令=「オープンループ制御」
d軸電流指令:オープンループd軸電流指令
q軸電流指令:0
(2)制御方式指令=「クローズドループ制御」
d軸電流指令:d軸電流指令値*
q軸電流指令:q軸電流指令*
ここで、d軸電流指令値*は、d軸電流指令演算器63の出力となる。図6は、d軸電流指令演算器63の動作の一例を示すフローチャートである。図6を参照して、d軸電流指令演算器63の動作例を説明する。
先ず、制御方式指令がオープンループ制御であるかを判断する(S101)。制御方式指令がオープンループ制御である場合(S101:Yes)、d軸電流指令値*=d軸電流検出値とする(S102)。
一方、制御方式指令がクローズドループ制御である場合(S101:No)、すなわち、オープンループ制御からクローズドループ制御に変化したとき、d軸電流指令値*は、変化した瞬間のd軸電流検出値から任意の量ずつ減少させ、所望の値(図6では0)となるようにしている(S103〜S106)。ここで、減少させる任意の量は、所望の値になるまでの時間、速度制御器44のステップ応答の時定数よりも2倍以上大きな値になるよう、設定されることが好ましい。
なお、本実施形態では、クローズドループ制御時において、最終的にd軸電流指令値*を0としている(S106)が、この値は、リラクタンストルクを有効に活用するために0以外の値としても良い。
図4の各部の説明に戻る。減算器46は、電流指令生成器60から入力されるd軸およびq軸電流指令と、2相/2軸変換部51から入力されるd軸およびq軸電流検出値と、の差からd軸およびq軸電流誤差値を算出し、これを電流制御器47への出力とする。
電流制御器47は、減算器46から入力されるd軸およびq軸電流誤差値に基づいて、PI制御またはPID制御により、d軸およびq軸電圧指令値を算出し、これを2軸/2相変換部48および速度・位相推定器49への出力とする。
2軸/2相変換部48は、電流制御器47から入力されるd軸およびq軸電圧指令値と、セレクタ50から入力される角度に基づいて、d軸q軸(2軸)の回転座標系からA相B相(2相)の固定座標系(A/B相電圧指令値)に変換して(2軸/2相変換)、ドライバー30への出力とする。
速度・位相推定器49は、2相/2軸変換部51から入力されるd軸およびq軸電流検出値、および電流制御器47から入力されるd軸およびq軸の電圧指令値、を入力とし、公知のdq座標系のモータの回路方程式を用いて鎖交磁束を算出する。そして、その値に比例する推定位相誤差値より、推定位置および推定速度を算出し、それぞれ減算器41,43に出力する。
セレクタ50は、2軸/2相変換部48での2軸/2相変換に使用される角度を決定する。ここでは、制御方式指令に応じて、以下のように制御される。
オープンループ制御指令:位置指令
クローズドループ制御指令:推定位置
オープンループ制御指令:位置指令
クローズドループ制御指令:推定位置
2相/2軸変換部51は、電流検出器20から入力されるA相およびB相の電流値Ia,Ibを、A相B相の固定座標系からd軸q軸の回転座標系に変換する(2相/2軸変換)。
ここまで説明した本実施形態に係るモータ制御システム100におけるd軸電流(値)[A]、q軸電流(値)[A]、およびモータ速度[RPM]を図7のグラフに示す。ここで、中央の点線は、制御方式の切替タイミングを示している。
これまでのモータ制御システムでは、制御方式の切替タイミングにおいて、d軸電流が切替り直後、急峻に任意の値になるよう制御されていたが、本実施形態に係るモータ制御装置101では、図中の丸囲み部で示すように、切替タイミング後に、所定の期間で徐々にd軸電流を所望の値(図7の例では、0)に収束するようにしている。また、q軸電流は、切替タイミング前から徐々に大きくするにしている。
以上説明したように、本実施形態に係るモータ制御装置101によれば、制御方式の切り替え機能を有するモータ10についての制御方式の切替時において、q軸だけでなくd軸電流指令も滑らかに変化するようにすることにより、突極性を持つモータにおいても、切替時に速度変動することなく制御しつつ、制御方式を切り替えることが可能となる(図7)。
[第2の実施形態]
以下、本発明に係るモータ制御装置、モータ制御システムの他の実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同様の点についての説明は適宜省略する。
以下、本発明に係るモータ制御装置、モータ制御システムの他の実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同様の点についての説明は適宜省略する。
図8は、第2の実施形態に係るモータ制御システム100の全体構成図である。第2の実施形態に係るモータ制御システム100は、コントローラ40に外部装置から制御方式指令を入力しない点において、第1の実施形態に係るモータ制御システム100と相違する。
図9は、第2の実施形態に係るモータ制御システム100におけるコントローラ40の一例を示す構成図である。第2の実施形態のコントローラ40は、第1の実施形態のコントローラ40とは、微分器52および制御方式切替判定器(第1の制御方式切替判定器53という)が追加されている点で異なる。
微分器52には外部装置から位置指令が入力され、演算結果として速度指令値を第1の制御方式切替判定器53に対して出力する。
第1の制御方式切替判定器53には、微分器52から速度指令値が入力され、その速度指令値が所定の閾値未満であるときは、オープンループ制御指令を、閾値以上のときはクローズドループ制御指令を、速度制御器44、電流指令生成器60、および、セレクタ50の各部に出力する。
以上説明した第2の実施形態に係るモータ制御システム100によれば、モータ10の位置指令値を微分処理した結果に基づいて、モータ10の制御方式の切替をコントローラ40内部で可能とすることにより、外部装置から制御方式指令を入力することなく、制御方式の切替が可能となる。
[第3の実施形態]
図10は、第3の実施形態に係るモータ制御システム100におけるコントローラ40の一例を示す構成図である。なお、モータ制御システム100の全体構成は、第2の実施形態(図8)と共通である。
図10は、第3の実施形態に係るモータ制御システム100におけるコントローラ40の一例を示す構成図である。なお、モータ制御システム100の全体構成は、第2の実施形態(図8)と共通である。
第3の実施形態のコントローラ40は、第1の実施形態のコントローラ40から制御方式切替判定器(第2の制御方式切替判定器54という)が追加されている。
第2の制御方式切替判定器54には、位置制御器42から速度指令値と、速度・位相推定器49から推定速度と、d軸およびq軸の推定鎖交磁束が入力される。第2の制御方式切替判定器54は、上記の各値から、速度および位置の推定が正常範囲(所定以上の精度で推定演算が行われている状態)で実行されているか否かを判定し、その結果に基づいて、制御方式指令を決定する。
例えば、第2の制御方式切替判定器54は、速度指令値と推定速度との差の絶対値が閾値1未満、d軸の推定鎖交磁束が閾値2以上、かつ、q軸の推定鎖交磁束が閾値3未満である場合に、クローズドループ制御指令を出力し、上記条件を満たさない場合は、オープンループ制御指令を出力する、等の処理を実行する。
以上説明した第3の実施形態に係るモータ制御システム100によれば、推定されるモータ10の速度が、モータ10に対する速度指令値に対して、正常範囲となっているかの判定結果に基づいて、モータ10の制御方式の切替をコントローラ40内部で可能とすることにより、外部装置から制御方式指令を入力することなく、制御方式の切替が可能となる。
[第4の実施形態]
図11は、第4の実施形態に係るモータ制御システム100の全体構成図である。第4の実施形態に係るモータ制御システム100は、モータ10が3相ブラシレスDCモータ(BLDCM)である点において第1〜第3の実施形態と異なっている。
図11は、第4の実施形態に係るモータ制御システム100の全体構成図である。第4の実施形態に係るモータ制御システム100は、モータ10が3相ブラシレスDCモータ(BLDCM)である点において第1〜第3の実施形態と異なっている。
第4の実施形態に係るモータ制御システム100のドライバー30は、コントローラ40が出力するU,V,W相の電圧指令値に応じたU,V,W相の電流をモータ10に供給し、モータ10を駆動する。
図12は、第4の実施形態に係るモータ制御システム100におけるコントローラ40の一例を示す構成図である。第4の実施形態のコントローラ40は、第1の実施形態のコントローラ40とは、固定座標系、回転座標系の変換部(2軸/3相変換部55および3相/2軸変換部56)が相違する。
2軸/3相変換部55は、電流制御器47から入力されるd軸およびq軸電圧指令値と、セレクタ50から入力される角度に基づいて、d軸q軸(2軸)の回転座標系からU相V相W相(3相)の固定座標系(UVW相電圧指令値)に変換して(2軸/3相変換)、ドライバー30への出力とする。
3相/2軸変換部56は、電流検出器20から入力されるU相V相W相の電流検出値を、3相の固定座標系からd軸q軸の回転座標系に変換する(3相/2軸変換)。
(画像形成装置)
図13は、画像形成装置の一例を示す図である。図13の画像形成装置200は、プリンタ機能を備える。画像形成装置200は、スキャナ機能やFAX機能などを備えてもよい。画像形成装置200は、給紙ローラ201や紙搬送ローラ202などのローラを備える。本実施形態に係るモータ制御装置101およびモータ制御システム100は、これらのローラを駆動するためのモータ制御装置101およびモータ制御システム100として利用できる。
図13は、画像形成装置の一例を示す図である。図13の画像形成装置200は、プリンタ機能を備える。画像形成装置200は、スキャナ機能やFAX機能などを備えてもよい。画像形成装置200は、給紙ローラ201や紙搬送ローラ202などのローラを備える。本実施形態に係るモータ制御装置101およびモータ制御システム100は、これらのローラを駆動するためのモータ制御装置101およびモータ制御システム100として利用できる。
(搬送装置)
図14は、搬送装置の一例を示す図である。図14の搬送装置300は、紙、紙幣、プリプレグなどのシート状の対象物を搬送する任意の装置である。搬送装置300は、画像形成装置200に搭載されていてもよい。搬送装置300は、対象物を搬送するための搬送ローラ301を備える。本実施形態に係るモータ制御装置101およびモータ制御システム100は、これらのローラを駆動するためのモータ制御装置101およびモータ制御システム100として利用できる。
図14は、搬送装置の一例を示す図である。図14の搬送装置300は、紙、紙幣、プリプレグなどのシート状の対象物を搬送する任意の装置である。搬送装置300は、画像形成装置200に搭載されていてもよい。搬送装置300は、対象物を搬送するための搬送ローラ301を備える。本実施形態に係るモータ制御装置101およびモータ制御システム100は、これらのローラを駆動するためのモータ制御装置101およびモータ制御システム100として利用できる。
なお、本実施形態に係るモータ制御装置101およびモータ制御システム100は、画像形成装置200や搬送装置300に限られず、自動車、ロボット、アミューズメント機器などにおいて、モータ10の出力軸を軸とした回転運動により、動力を得ることを目的とするものに適用可能である。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
10 モータ
20 電流検出器
21 シャント抵抗
22 差動アンプ
23 AD変換器
30 ドライバー
31 PWM回路
32 駆動回路
40 コントローラ
41 減算器
42 位置制御器
43 減算器
44 速度制御器
45 LPF
46 減算器
47 電流制御器
48 2軸/2相変換部
49 速度・位相推定器
50 セレクタ
51 2相/2軸変換部
52 微分器
53 第1の制御方式切替判定器
54 第2の制御方式切替判定器
55 2軸/3相変換部
56 3相/2軸変換部
60 電流指令生成器
100 モータ制御システム
101 モータ制御装置
200 画像形成装置
201 給紙ローラ
202 紙搬送ローラ
300 搬送装置
301 搬送ローラ
20 電流検出器
21 シャント抵抗
22 差動アンプ
23 AD変換器
30 ドライバー
31 PWM回路
32 駆動回路
40 コントローラ
41 減算器
42 位置制御器
43 減算器
44 速度制御器
45 LPF
46 減算器
47 電流制御器
48 2軸/2相変換部
49 速度・位相推定器
50 セレクタ
51 2相/2軸変換部
52 微分器
53 第1の制御方式切替判定器
54 第2の制御方式切替判定器
55 2軸/3相変換部
56 3相/2軸変換部
60 電流指令生成器
100 モータ制御システム
101 モータ制御装置
200 画像形成装置
201 給紙ローラ
202 紙搬送ローラ
300 搬送装置
301 搬送ローラ
Claims (10)
- オープンループ制御に基づいてモータを制御する第1の制御方式と、
クローズドループ制御に基づいて前記モータを制御する第2の制御方式と、を切り替えて前記モータのd軸電流指令値とq軸電流指令値を出力するモータ制御装置であって、
前記第1の制御方式と前記第2の制御方式とを切り替える切替部と、
前記d軸電流指令値および前記q軸電流指令値を出力する出力制御部と、を備え、
前記出力制御部は、
前記切替部により前記モータの制御方式が前記第1の制御方式から前記第2の制御方式へと切り替えられた切替タイミング後に、
前記d軸電流指令値を所定値に収束させることを特徴とするモータ制御装置。 - 該モータ制御装置から前記モータに供給される電流値の検出結果に基づいてd軸電流検出値およびq軸電流検出値を得る電流検出部と、
前記モータの速度目標値を前記出力制御部に対して出力する速度制御部と、を備え、
前記出力制御部は、
前記第1の制御方式のとき、前記d軸電流指令値を任意の値、前記q軸電流指令値を0とし、
前記切替部により前記モータの制御方式が前記第1の制御方式から前記第2の制御方式へと切り替えられた切替タイミング後に、
前記d軸電流指令値を該切替タイミングでの前記d軸電流検出値を前記速度制御部からの出力値とするとともに、
以後、前記d軸電流指令値を所定値に収束させることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記d軸電流検出値および前記q軸電流検出値は、ローパスフィルタ処理の後に前記出力制御部へ入力されることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
- 前記切替部は、
該モータ制御装置に入力される前記モータの位置指令値に基づいて、前記第1の制御方式から前記第2の制御方式へ切り替えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載のモータ制御装置。 - 前記切替部は、
推定される前記モータの速度が、前記モータに対する速度指令値に対して、正常範囲となっているかの判定結果に基づいて、前記第1の制御方式から前記第2の制御方式へ切り替えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載のモータ制御装置。 - 請求項1から5までのいずれかに記載のモータ制御装置と、
前記モータとしての2相ステッピングモータと、を備えることを特徴とするモータ制御システム。 - 請求項1から5までのいずれかに記載のモータ制御装置と、
前記モータとしての3相ブラシレスモータと、を備えることを特徴とするモータ制御システム。 - 請求項7に記載のモータ制御システムを備えることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項7に記載のモータ制御システムを備えることを特徴とする搬送装置。
- オープンループ制御に基づいてモータを制御する第1の制御方式と、
クローズドループ制御に基づいて前記モータを制御する第2の制御方式と、を切り替えて前記モータのd軸電流指令値とq軸電流指令値を出力するモータ制御方法であって、
前記モータの制御方式が前記第1の制御方式から前記第2の制御方式へと切り替えられた切替タイミング後に、
前記d軸電流指令値を所定値に収束させる処理を行うとももに、
前記q軸電流指令値を前記切替タイミングより前より徐々に大きくする処理を行うことを特徴とするモータ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018048291A JP2019161947A (ja) | 2018-03-15 | 2018-03-15 | モータ制御装置、モータ制御システム、画像形成装置、搬送装置、およびモータ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019161947A true JP2019161947A (ja) | 2019-09-19 |
Family
ID=67996520
Family Applications (1)
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JP2018048291A Pending JP2019161947A (ja) | 2018-03-15 | 2018-03-15 | モータ制御装置、モータ制御システム、画像形成装置、搬送装置、およびモータ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019161947A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022143391A (ja) * | 2021-03-17 | 2022-10-03 | 株式会社東芝 | モータ制御装置、モータ制御方法、及びモータ駆動システム |
-
2018
- 2018-03-15 JP JP2018048291A patent/JP2019161947A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022143391A (ja) * | 2021-03-17 | 2022-10-03 | 株式会社東芝 | モータ制御装置、モータ制御方法、及びモータ駆動システム |
JP7500482B2 (ja) | 2021-03-17 | 2024-06-17 | 株式会社東芝 | モータ制御装置、モータ制御方法、及びモータ駆動システム |
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