JP2019161528A - 画像センサ - Google Patents

画像センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2019161528A
JP2019161528A JP2018047678A JP2018047678A JP2019161528A JP 2019161528 A JP2019161528 A JP 2019161528A JP 2018047678 A JP2018047678 A JP 2018047678A JP 2018047678 A JP2018047678 A JP 2018047678A JP 2019161528 A JP2019161528 A JP 2019161528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image sensor
housing
cover member
unit
illumination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018047678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7021573B2 (ja
Inventor
康人 上辻
Yasuto Kamitsuji
康人 上辻
正広 高山
Masahiro Takayama
正広 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2018047678A priority Critical patent/JP7021573B2/ja
Priority to EP19156453.3A priority patent/EP3540508B1/en
Priority to CN201910112237.1A priority patent/CN110278351B/zh
Priority to US16/275,339 priority patent/US10863061B2/en
Publication of JP2019161528A publication Critical patent/JP2019161528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7021573B2 publication Critical patent/JP7021573B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/08Waterproof bodies or housings
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/52Elements optimising image sensor operation, e.g. for electromagnetic interference [EMI] protection or temperature control by heat transfer or cooling elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/51Housings
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/54Mounting of pick-up tubes, electronic image sensors, deviation or focusing coils
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/56Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof provided with illuminating means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】産業用の画像センサにおいて、カバー部材での結露の発生を抑制するための構造を提供する。【解決手段】画像センサが、被写体を照明する照明部と、前記被写体の光学像を結像するレンズ部と、前記光学像に基づき画像を生成する撮像部と、前記照明部、前記レンズ部、及び、前記撮像部を収容する筐体と、を有する。前記レンズ部及び前記照明部の前面側を覆う透光性のカバー部材が前記筐体に取り付けられ、且つ、前記レンズ部が配置される空間と前記照明部が配置される空間とを仕切る壁部材が前記筐体の内部に設けられており、前記筐体が、前記筐体の内部で発生した熱を前記カバー部材に伝える伝熱構造を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、工場の製造ラインなどで利用される画像センサに関し、特に、結露や曇りを抑えるための構造に関する。
工場の製造ラインにおいては、製造物の検査や管理を自動化ないし省力化するために、画像センサと呼ばれるシステムが多用されている。従来は、カメラと画像処理装置とをケーブルで接続する構成が一般的であったが(特許文献1参照)、最近では、カメラと画像処理装置を一体化し、単一の装置で撮像から画像処理まで行えるようにした処理一体型画像センサも登場している。このような処理一体型画像センサは「スマートカメラ」とも呼ばれており、照明やレンズが一体となっているものもある。
産業用途の画像センサでは、防塵性及び防水性を確保するため、画像センサ全体を気密性の高い筐体で覆うと共に、レンズ及び照明の前面を透明なカバー部材で密閉する構造が採用される。そのため、センサ内部の発熱によって基板等に含まれている水分が蒸発したときに、その逃げ場が無く、湿気を含んだ空気が筐体内部に充満することとなる。このとき外気温度が低いと、湿気を含んだ空気がカバー部材で冷やされ、カバー部材の内表面に結露(曇り)が発生する場合がある。カバー部材の結露は撮像の妨げとなるため、対策が必要となる。上述したスマートカメラの場合、画像処理用のプロセッサの発熱によりセンサ内部の温度が上昇しやすいので、結露対策は従来型の画像センサよりもさらに重要となる。
ところで、特許文献2−5には、カメラにおける結露対策として、カメラ内部の発熱部品とレンズないしレンズカバーとを熱伝導部材で接続し、発熱部品の熱でレンズやレンズカバーを温めることで結露を防ぐ、という構造が提案されている。ただし、特許文献2−5のものはいずれも民生用のカメラの結露防止構造であり、この構造を産業用の画像センサに単純に転用することは難しい。
特開2007−214682号公報 特開平8−102881号公報 特開2004−20798号公報 特開2015−113118号公報 特開2017−198768号公報
産業用の画像センサでは、筐体の内部にレンズと照明とを近接して配置する必要から、レンズを配置する空間と光源を配置する空間とを壁部材(遮光部材)で仕切り、照明光が直接レンズに入光することを防止する構造が採られることが多い。そのような構造を採用した場合、結露が問題となるレンズ前面のカバー部材と発熱部品との間に壁部材(遮光部材)が存在するため、上述した特許文献2−5のような結露防止構造、すなわち、発熱部品とカバー部材とを熱伝導部材で接続するような構造は、物理的な制約から、採用し難い。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであって、産業用の画像センサにおいて、カバ
ー部材での結露の発生を抑制するための構造を提供することを目的とする。
本発明の第一側面は、被写体を照明する照明部と、前記被写体の光学像を結像するレンズ部と、前記光学像に基づき画像を生成する撮像部と、前記照明部、前記レンズ部、及び、前記撮像部を収容する筐体と、を有する画像センサであって、前記レンズ部及び前記照明部の前面側を覆う透光性のカバー部材が前記筐体に取り付けられ、且つ、前記レンズ部が配置される空間と前記照明部が配置される空間とを仕切る壁部材が前記筐体の内部に設けられており、前記筐体が、前記筐体の内部で発生した熱を前記カバー部材に伝える伝熱構造を有していることを特徴とする画像センサを提供する。
このように、画像センサの筐体に伝熱構造を設ける構成を採用したことによって、伝熱構造と筐体内部に存在する壁部材との物理的な干渉を避けつつも、筐体内部からカバー部材に至る伝熱経路を形成することができる。したがって、レンズ部が配置される空間と照明部が配置される空間とが壁部材によって仕切られた構造をもつ画像センサにおいても、カバー部材での結露の発生を効果的に抑制することができる。
前記筐体が、金属製のケース部材を含み、前記ケース部材が前記筐体の内部に存在する発熱体と直接に又は熱伝導部材を介して接触し、且つ、前記ケース部材が前記カバー部材と直接に又は熱伝導部材を介して接触することによって、前記伝熱構造が形成されているとよい。
このように、筐体(金属製のケース部材)そのもので伝熱構造を形成する、つまり、筐体が伝熱構造を兼ねる構成を採用したことによって、部品点数の増加を可及的に抑えつつ、カバー部材の結露対策を採ることができる。ここで「熱伝導部材」は、熱伝導率の高い部材であればどのようなものでもよく、例えば、金属部品のような剛体でもよいし、熱伝導シートや熱伝導両面テープのように可撓性をもつ部材でもよいし、熱伝導性接着剤のように液状ないしゲル状のものでもよい。また、「直接に接触」は、2つの部材が物理的にも熱的にも接続している状態であり、「熱伝導部材を介して接触」は、2つの部材が(物理的には接続していないが)熱伝導部材の介在によって熱的に接続している状態である。
前記ケース部材が、分離可能な第1の部材と第2の部材を含む、複数の部材から構成されているとよい。第1の部材と第2の部材を分離することで、筐体の内部を開放することができるため、筐体内部の部品(例えば、レンズ部、照明部、撮像部、光学フィルタなど)の組み付けや交換が容易となる。このような構造は、レンズ部や照明部や撮像部をモジュール化し、ユーザ側での組み付けや交換を可能にした、いわゆるモジュラー構造の画像センサに好適である。
前記第1の部材と前記第2の部材のあいだに隙間を封止する第1の封止部材が設けられるとよい。筐体(ケース部材)を分離可能な構造としながらも、第1の封止部材によって防水性及び防塵性を確保することができる。第1の封止部材としては、例えば、エラストマーからなるシール部材が用いられる。ただし、このようなシール部材による封止構造は熱伝導を阻害するというデメリットがある。そこで、封止構造とは別に、前記第1の部材と前記第2の部材とが直接に接触する第1の接触部が形成されているとよい。この第1の接触部によって第1の部材と第2の部材のあいだの伝熱性が確保される。以上の構造によって、分離性、防塵性、防水性、伝熱性を同時に満足する筐体(ケース部材)を実現することができる。
前記第2の部材は、前記第1の封止部材を第1の方向に圧縮させながら前記第1の部材に取り付けられるものであり、前記第1の接触部は、前記第1の方向に垂直な第1の接触
面と、前記第1の方向に平行な第2の接触面とを含むとよい。第1の接触面において第2の部材を第1の部材に突き当て、第1の方向に関する2部材の位置決めを行うことで、第1の封止部材の圧縮量(潰し量)を適度に制御することができる。また、第1の接触面だけでなく、第2の接触面でも第1の部材と第2の部材を接触させる構造を採ったことにより、2部材の接触面積を可及的に広くし、2部材のあいだの伝熱性を高めることができる。
前記カバー部材が、前記第2の部材に固定されているとよい。これにより、第2の部材をケース部材から分離することによって、レンズ部及び照明部の前面側を開放することができるため、レンズ部や照明部や光学フィルタの組み付けや交換が容易となる。なお、発熱体は、第2の部材以外の部材(例えば、第1の部材、又は、第1の部材に接続される第3の部材など)に直接に又は熱伝導部材を介して接触するように設けられているとよい。
前記第2の部材と前記カバー部材のあいだに隙間を封止する第2の封止部材が設けられるとよい。金属製の第2の部材と透光性をもつカバー部材とは別々の部材で構成せざるを得ないが、第2の封止部材を設けることで、第2の部材とカバー部材の合わせ目を封止し、筐体の防水性及び防塵性を確保することできる。さらに、封止構造とは別に、前記第2の部材と前記カバー部材とが直接に接触する第2の接触部が形成されているとよい。この第2の接触部によって第2の部材とカバー部材のあいだの伝熱性が確保される。
前記第2の接触部が、前記第2の封止部材よりも前記カバー部材の中央寄りに形成されているとよい。この構造により、結露の発生しやすいカバー部材中央部に熱を伝えやすくなり、結露の発生をより効果的に抑えることができる。
前記カバー部材が前記第2の部材に対してネジ留めされており、前記ネジ留め位置よりも前記カバー部材の中央寄りに前記第2の封止部材が設けられ、前記第2の封止部材よりもさらに前記カバー部材の中央寄りに前記第2の接触部が形成されているとよい。ネジ留めによりカバー部材と第2の部材のあいだを強固に固定することができ、さらにネジ留め位置よりも内側を封止したことで、カバー部材と第2の部材のあいだの防水性及び防塵性も確保することができる。そして、封止位置よりもさらに内側に第2の接触部を設けたことで、カバー部材中央部への熱伝達を効率的に行い、結露の発生をより効果的に抑えることができる。
前記第2の部材が、前記発熱体に向かって延設され、前記発熱体に直接に又は熱伝導部材を介して接触する延設部を有しているとよい。このように、第2の部材自体が発熱体に接触する構造をもつことにより、発熱体の熱を第2の部材により効率的に伝えることができるようになり、その結果、結露の発生をより効果的に抑えることができる。
前記照明部は、光源と、前記光源の駆動回路と、を有しており、前記発熱体は、前記光源と前記光源の駆動回路のうち少なくともいずれかを含んでもよい。また、前記画像を用いた処理を実行するプロセッサを含む処理部を有しており、前記発熱体は、前記プロセッサを含んでもよい。光源、光源の駆動回路、プロセッサはいずれも発熱が大きいからである。
本発明によれば、産業用の画像センサにおいて、カバー部材での結露の発生を抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像センサにおいて採用される結露防止構造を模式的に示す断面図である。 図2は、画像センサを用いたセンサシステムの一例を示す図である。 図3Aは、画像センサの外観を模式的に示す斜視図であり、図3Bは、画像センサを分解した状態を模式的に示す斜視図である。 図4は、画像センサの構成を模式的に示すブロック図である。 図5は、画像センサの照明部まわりの構造を示す部分断面図である。 図6は、画像センサの照明部まわりの構造を示す分解図である。 図7は、伝熱構造及び伝熱経路を模式的に示す図である。 図8は、伝熱構造及び伝熱経路を模式的に示す図である。 図9Aは、画像センサの処理部まわりの伝熱構造及び伝熱経路を模式的に示す部分断面図であり、図9Bは、図9Aの破線部分の拡大図である。 図10は、照明フードカバーの変形例を示す図である。
<適用例>
まず、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像センサにおいて採用される結露防止構造を模式的に示す断面図である。
この画像センサ1は、主な構成として、被写体を照明する照明部10、被写体の光学像を結像するレンズ部11、光学像に基づき画像を生成する撮像部12、画像処理などを行う処理部13を有している。画像センサ1の全体は気密性の高い筐体14によって覆われ、照明部10、レンズ部11、撮像部12、及び、処理部13は筐体14の内部空間に収容されている。筐体14には透光性のカバー部材15が取り付けられており、照明部10及びレンズ部11の前面側(被写体側)はカバー部材15によって覆われている。
図1に示すように、筐体14の内部には、レンズ部11の周囲を取り囲むように壁部材(遮光部材)16が設置されている。この壁部材16は、照明部10が配置される空間R10とレンズ部11が配置される空間R11とを仕切り、照明部10の光が直接レンズ部11に入光することを防いでいる。
このような構造をもつ画像センサ1では、外気温が低い場合に、カバー部材15の内表面15aに結露が発生することがある。もしカバー部材15の中央部分(レンズ部11の前面側の部分)が曇ってしまうと、撮像の妨げとなるため、好ましくない。とはいえ、壁部材16によって筐体14の内部空間が仕切られているため、筐体14の内部に存在する発熱体17とカバー部材15の中央部分とを直接接続するような伝熱部材を設置することは物理的に困難である。
そこで本実施形態の画像センサ1では、筐体14そのもので伝熱構造(伝熱経路)を形成する、という構成を採用する。筐体14を利用することで、筐体内部に存在する壁部材16との干渉を避けることができるとともに、部品点数の増加を防ぐことができるからである。具体的な構造としては、図1に示すように、筐体14の全部又は一部を、熱伝導率の高い金属製のケース部材14aによって形成する。そして、このケース部材14aに対し、筐体14の内部に存在する発熱体17とカバー部材15の両方を接触させる。ここで、発熱体17やカバー部材15は、ケース部材14aに直接的に接触させる構造でもよいし、熱伝導率の高い熱伝導部材18を介して間接的に接触させる構造でもよい。このような構成により、発熱体17の熱を筐体14(ケース部材14a)を介してカバー部材15へと伝達する伝熱構造が形成される。矢印19は熱の伝わる経路(伝熱経路)を示している。
<画像センサの構成>
図2、図3A、図3B、図4を参照して、本発明の実施形態に係る画像センサとその使用例を説明する。図2は、本発明の実施形態に係る画像センサを用いたセンサシステムの一例を示している。図3Aは、画像センサの外観を模式的に示す斜視図であり、図3Bは、画像センサを分解した状態を模式的に示す斜視図である。図4は、画像センサの構成を模式的に示すブロック図である。なお、以後の説明では、レンズ部11の光軸と平行な方向をZ方向、撮像部12の撮像面の縦方向をY方向、横方向をX方向とよぶ。
本実施形態のセンサシステム2は、製造ラインなどにおいて製造物21の検査や管理などを行うためのシステムであり、複数の画像センサ1と、情報処理装置20とを有している。情報処理装置20は、EtherCATなどの産業用ネットワーク22により画像センサ1と接続されており、各々の画像センサ1との間でネットワーク22を介したデータの送受信が可能である。図2の例では、コンベア23上を流れる製造物21を撮像する3台の画像センサ1が設置されている。ただし、画像センサ1の数は3台に限られず、大規模な工場では数十台から数百台あるいはそれ以上の数の画像センサが設けられることもある。
産業用の画像センサ1は、画像を利用したさまざまな処理に利用される装置である。画像センサ1は、視覚センサ(vision sensor)や視覚システム(vision system)などとも呼ばれる。本実施形態の画像センサ1は、撮像系と処理系とが一体となった処理一体型の画像センサ(いわゆるスマートカメラ)である。
この画像センサ1は、撮像系として、照明部10、レンズ部11、撮像部12を備える。照明部10は、画像センサ1の視野内の被写体(検査対象など)を照明するデバイスであり、例えば、レンズ部11の周囲に配列された複数の光源(LEDなど)及びその駆動回路などにより構成される。レンズ部11は、被写体の光学像を撮像部12に結像する光学系であり、例えば、ピント調整、絞り、ズームなどの機能を有する光学系が用いられる。撮像部12は、光電変換によって画像データを生成・出力するデバイスであり、例えば、CCDやCMOSなどの撮像素子により構成される。
また、画像センサ1は、処理系として、処理部13、入出力I/F30を備える。処理部13は、撮像系から取り込まれた画像データに対する画像処理(例えば、前処理、特徴量抽出など)、画像処理の結果に基づく各種処理(例えば、検査、文字認識、個体識別など)、入出力I/F30を介した外部装置とのデータ送受信、外部装置へ出力するデータの生成、外部装置から受信したデータに対する処理、撮像系や入出力I/F30の制御などを行うデバイスである。処理部13は、例えば、プロセッサ及びメモリなどで構成され、メモリに格納されたプログラムをプロセッサが読み込み、実行することによって、上述した各種処理が実現される。なお、処理部13の機能のうちの一部又は全部を、ASICやFPGAなどで実現してもよいし、外部の装置によって提供されてもよい。入出力I/F30は、外部装置との間でデータの送受信を行う通信インターフェイスである。例えば、入出力I/F30は、PLCや管理用端末(コンピュータ)と接続するためのネットワークインターフェイス、他のセンサやコントローラと接続するためのパラレルインターフェイスなどを含むとよい。
本実施形態の画像センサ1は、モジュラー構造を有しており、図3Bに示すように、センサ本体31に対して、照明部10・レンズ部11・撮像部12の3つのモジュールを選択して組み付ける構造となっている。照明部に関しては選択せずに使用することも可能である。各々のモジュールは、例えば、ネジ締結などによりセンサ本体31に固定され、ユーザー側で自由にモジュールの取り付け/取り外しが可能である。
照明部(照明モジュール)10としては、例えば、白色照明/赤色照明/赤外光照明の
ように照明光の波長が異なるものや、発光素子の配置や光量や発光パターンが異なるものなど、複数種類のモジュールが用意される。また、1つのモジュールに赤、青、緑、赤外などの複数種類の光源(LEDなど)を設け、各光源の発光を制御することで、赤、青、緑、赤外以外の波長の光(例えば白、紫、ピンクなど)を照射可能な照明モジュールを用いてもよい。この種の照明はマルチカラー照明などと呼ばれる。レンズ部(レンズモジュール)11としては、例えば、手動操作あるいはアクチュエータなどを用いて自動でピントを調整できる機能を有するモジュール、狭視野/広視野のように視野が異なるモジュール、ズーム機能をもつモジュールなど、複数種類のモジュールが用意される。また、撮像部12としては、例えば、画素数、フレームレート、シャッター方式(ローリングシャッター/グローバルシャッター)などが異なる、複数種類のモジュールが用意される。ユーザーは、画像センサ1の用途や要求スペックにあわせて、適切なモジュールを適宜組み合わせることが可能である。
画像センサ1は、さまざまな用途に利用できる。例えば、検査対象の画像の記録、形状の認識、エッジの検出や幅・本数の計測、面積の計測、色特徴の取得、ラベリングやセグメンテーション、物体認識、バーコードや2次元コードの読み取り、OCR、個体識別などが挙げられる。
<結露防止構造>
図5及び図6を参照して、画像センサ1の結露防止構造の具体的な一実施例を説明する。図5は、画像センサ1の照明部まわりの構造を示す部分断面図であり、図6は、図5の分解図である。なお、図5及び図6は、図3AのA−B−C線での断面を示している。つまり、図5及び図6において、一点鎖線の右側は光軸を通るYZ平面での断面を示し、一点鎖線の左側は光軸と照明部10の角部を留めるネジの中心を通る平面での断面を示している。
本実施形態の画像センサ1では、筐体14のケース部材14aが、照明ケース部材と本体ケース部材を含む複数のケース部材により構成されている。各々のケース部材のあいだには封止部材(シール部材)としてのパッキンが設けられており、筐体14の気密性が確保されている。本実施形態では、筐体14の構造がIP67を満足する防塵性及び防水性をもつように設計されている。
照明ケース部材は、第1の部材である照明フード140と第2の部材である照明フードカバー141から構成される。照明フード140は、照明部10とレンズ部11を収容する空間を形成する、筒状の部材である。照明フードカバー141は、カバー部材15が固定される枠状の部材であり、図6に示すように、照明フードカバー141とカバー部材15とが一体となって、照明フード140の前端(Z方向端縁)にネジ143により締結される。このような構造を採用したことで、カバー部材15の着脱、すなわち、ケース部材14aの内部空間へのアクセスが容易となり、照明部10・レンズ部11・撮像部12の組み付けや交換作業がしやすくなる。このような構造は、本実施形態のように、照明部10・レンズ部11・撮像部12などをモジュール化し、ユーザ側での組み付けや交換を可能にしたモジュラー構造の画像センサに好適である。なお、照明フードカバー141とカバー部材15のあいだの固定には、ネジ留めや、接着剤又は両面テープによる接着などを用いることができる。本実施形態では、ネジ144と封止部材を兼ねた両面テープによりカバー部材15を照明フードカバー141に固定する(詳しくは後述する)。
照明フード140と照明フードカバー141はいずれも熱伝導率の高い材料(例えば金属材料)で構成される。本実施形態では、一例として、アルミダイカストにより作製した照明フード140と照明フードカバー141を用いることとする。
図6に示すように、照明フード140の前端(照明フードカバー141が取り付けられる部分)には、XY平面に平行な(つまりZ方向に垂直な)第1面1400と、Z方向に平行な内周面である第2面1402とを有する段差が形成されている。また、照明フード140の前端には、封止部材であるパッキン142が設置される溝1401が設けられている。他方、照明フードカバー141の後端(照明フード140に取り付けられる部分)には、XY平面に平行な(つまりZ方向に垂直な)第1面1410と、Z方向に平行な外周面である第2面1412とを有する段差が形成されている。
これらを組み付ける場合には、まず、照明フード140の環状の溝1401にパッキン142を設置し、その上から照明フードカバー141を取り付ける。このとき、照明フード140の第2面1402によって、照明フードカバー141の第2面1412がガイドされ、照明フードカバー141のXY面内での位置決めが図られる。また、照明フード140の第1面1400に、照明フードカバー141の第1面1410が突き当り、照明フードカバー141のZ方向の位置決めも図られる。その後、照明フードカバー141の上からネジ143によりネジ留めすることで、カバー部材15及び照明フードカバー141が照明フード140に強固に固定される。
この状態において、照明フード140と照明フードカバー141のあいだには、Z方向に垂直な第1の接触面(第1面1400、1410の接触)とZ方向に平行な第2の接触面(第2面1402、1412の接触)の2つの接触部が形成される。このような構造を採用したことにより、第一に、第1の接触面によりZ方向に関する2部材の位置決めを行うことができ、パッキン142のZ方向の圧縮量(潰し量)を適切に制御することができ、照明フード140と照明フードカバー141の合わせ目における防塵性・防水性を適度に確保できる、という利点がある。第二に、第1の接触面だけでなく、第2の接触面でも2部材を接触させる構造を採ったことにより、接触面積を可及的に広くし、照明フード140と照明フードカバー141のあいだの伝熱性を高めることができる、という利点がある。すなわち、本実施形態の構造により、本来背反する要求である「防塵性・防水性」と「伝熱性」の両立を図ることが可能となる。
照明部10は、光源基板100と光源制御基板102を有している。光源基板100には複数の光源101が配置されている。光源101としては例えばLEDなどが利用される。また、光源制御基板102には、光源101を制御するための駆動回路103が設けられている。本実施形態では、この駆動回路103が発する熱を結露防止に利用する。そのため、照明部10には、駆動回路103の熱をケース部材14a(照明フード140)に効率的に伝えるための熱伝導部材として、熱伝導シート104と熱伝導プレート105とが設けられる。熱伝導プレート105と駆動回路103とでクッション性のある熱伝導シート104を挟み込むことで、駆動回路103から熱伝導プレート105への伝熱性を向上している。熱伝導プレート105は、熱伝導率の高い材料(例えば金属材料)からなり、その外周端部がケース部材14a(照明フード140)の内周面に直接接触するように配置される。このような構造により、駆動回路103の熱がケース部材14aへと効率的に伝達される。
図7及び図8に、伝熱構造の拡大図と伝熱経路を模式的に示す。図示のように、照明フードカバー141とカバー部材15のあいだは両面テープ70及びネジ144で固定されている。両面テープ70は、照明フードカバー141とカバー部材15を固定する役割と、2部材のあいだの隙間を封止する封止部材(シール部材)の役割を兼ねている。さらに、照明フードカバー141とカバー部材15のあいだ、且つ、両面テープ70による封止構造よりもカバー部材15の中央寄りの位置には、照明フードカバー141とカバー部材15の内面とが直接接触する接触部73が形成されている。なお、ネジ留めの部分では、図7に示すように、ネジ144によるネジ留め位置よりもカバー部材15の中央寄りに両
面テープ70が配置されるとよい。
このような構造において、駆動回路103の熱は、熱伝導シート104及び熱伝導プレート105を介して照明フード140に伝達され、第1の接触面71及び第2の接触面72を介して照明フードカバー141に伝達される。そして、照明フードカバー141から接触部73を介してカバー部材15へと熱が伝達される。これにより、カバー部材15が温められるので、カバー部材15の内面での結露の発生を抑制することができる。
図9A及び図9Bを参照して、処理部13の発熱を結露防止に利用する例を説明する。図9A及び図9Bは、画像センサ1の処理部まわりの伝熱構造及び伝熱経路を示す部分断面図である。なお、図9Bは、図9Aの破線部分の拡大図である。
図9Aに示すように、本実施形態の筐体14は、照明フード140と本体ケース部材145のあいだも分離可能な構造をもつ。本体ケース部材145は、処理部13、入出力I/F30、電源回路(不図示)などを収容する空間を形成する箱状の部材である。本実施形態では、アルミダイカストにより作製した本体ケース部材145を用いる。照明フード140と本体ケース部材145とは不図示のネジにより固定されている。
照明フード140の後端(本体ケース部材145との合わせ面)には、XY平面に平行な(つまりZ方向に垂直な)第1面と、Z方向に平行な外周面である第2面とを有する段差が形成されている。また、照明フード140の後端には、封止部材であるパッキン146が設置される溝が設けられている。他方、本体ケース部材145の前端(照明フード140との合わせ面)には、XY平面に平行な(つまりZ方向に垂直な)第1面と、Z方向に平行な内周面である第2面とを有する段差が形成されている。
これらを組み付ける場合には、まず、照明フード140の環状の溝にパッキン146を設置し、その上から本体ケース部材145を取り付ける。このとき、照明フード140の第2面によって、本体ケース部材145の第2面がガイドされ、照明フード140のXY面内での位置決めが図られる。また、照明フード140の第1面に、本体ケース部材145の第1面が突き当り、照明フード140のZ方向の位置決めも図られる。その後、ネジ留めにより照明フード140と本体ケース部材145のあいだが強固に固定される。
この状態において、照明フード140と本体ケース部材145のあいだには、Z方向に垂直な第1の接触面94とZ方向に平行な第2の接触面95の2つの接触部が形成される。このような構造を採用したことにより、第一に、第1の接触面94によりZ方向に関する2部材の位置決めを行うことができ、パッキン146のZ方向の圧縮量(潰し量)を適切に制御することができ、照明フード140と本体ケース部材145の合わせ目における防塵性・防水性を適度に確保できる、という利点がある。第二に、第1の接触面94だけでなく、第2の接触面95でも2部材を接触させる構造を採ったことにより、接触面積を可及的に広くし、照明フード140と本体ケース部材145のあいだの伝熱性を高めることができる、という利点がある。すなわち、本実施形態の構造により、本来背反する要求である「防塵性・防水性」と「伝熱性」の両立を図ることが可能となる。
処理部13は、CPUやFPGAなどのプロセッサ91を有している。このようなプロセッサ91の発熱は非常に大きいため、その熱を結露防止に利用するとよい。図9Bの例では、プロセッサ91に対し熱伝導部材としての金属製の熱伝導プレート92が取り付けられており、この熱伝導プレート92が不図示のネジで本体ケース部材145に固定されている。このような構造により、プロセッサ91の熱が、熱伝導プレート92を伝わり、接触部93を介して本体ケース部材145に伝わる。そして、本体ケース部材145から第1の接触面94及び第2の接触面95を介して照明フード140に熱が伝わる。その後
の伝熱経路は図7に示したとおりである。
以上述べた本実施形態によれば、画像センサ1の筐体14に伝熱構造を設ける構成を採用したことによって、伝熱構造と筐体内部に存在する壁部材16との物理的な干渉を避けつつも、筐体内部からカバー部材15に至る伝熱経路を形成することができる。したがって、レンズ部11が配置される空間R11と照明部10が配置される空間R10とが壁部材16によって仕切られた構造をもつ画像センサ1においても、カバー部材15での結露の発生を効果的に抑制することができる。
また本実施形態では、ケース部材14aを分離可能な構造とした上で、照明フード140と照明フードカバー141のあいだにパッキン142を設けると共に、照明フード140と照明フードカバー141とが直接接触する構造を採用している。また、照明フード140と本体ケース部材145のあいだにパッキン146を設けると共に、照明フード140と本体ケース部材145とが直接接触する構造を採用している。これにより、分離性、防塵性、防水性、伝熱性を同時に満足する筐体(ケース部材)を実現することができる。
<変形例>
図10は、照明フードカバー141の変形例を示している。図10に示す照明フードカバー141は、発熱体としての駆動回路103に向かって延設された延設部1413を有している点に特徴を有する。延設部1413の先端は、熱伝導プレート105に接触している(延設部1413と熱伝導プレート105の密着性を高めるため、あいだにクッション性のある熱伝導シートを挟んでもよい)。このように、照明フードカバー141自体が駆動回路103に接触する構造をもつことにより、駆動回路103の熱が接触部74を介して照明フードカバー141に直接伝わるため、図7等に示した構造よりもさらに効率的な熱伝達が可能となる。その結果、結露の発生をより効果的に抑えることができる。
<その他>
上記実施形態は、本発明の構成例を例示的に説明するものに過ぎない。本発明は上記の具体的な形態には限定されることはなく、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、駆動回路103の熱を利用したが、光源基板100(光源101)の熱を結露防止に利用してもよい。その場合は、光源基板100とケース部材14aを直接に又は熱伝導部材を介して接触させる構造を採用すればよい。また、図示しないが、筐体14の内部に存在する他の発熱体(例えば、電源IC、コイル部品など)からの熱を結露防止に利用することもできる。また、上記実施形態ではモジュラー構造のスマートカメラを例示したが、本発明は、モジュラー構造ではないスマートカメラにも適用可能であるし、画像処理機能をもたない従来型の画像センサにも適用可能である。また、上記実施形態では、ケース部材14aが照明フード140、照明フードカバー141、本体ケース部材145の3つに分離する構造を例示したが、ケース部材の分離構造はこれに限られない。例えば分離箇所を1箇所にしてもよいし、3箇所以上にしてもよい。いずれの構成の場合でも、分離箇所における防塵性、防水性、伝熱性を確保する構造を採用するとよい。
<付記>
被写体を照明する照明部(10)と、
前記被写体の光学像を結像するレンズ部(11)と、
前記光学像に基づき画像を生成する撮像部(12)と、
前記照明部(10)、前記レンズ部(11)、及び、前記撮像部(12)を収容する筐体(14)と、
を有する画像センサ(1)であって、
前記レンズ部(11)及び前記照明部(10)の前面側を覆う透光性のカバー部材(1
5)が前記筐体(14)に取り付けられ、且つ、前記レンズ部(11)が配置される空間(R11)と前記照明部(10)が配置される空間(R10)とを仕切る壁部材(16)が前記筐体(14)の内部に設けられており、
前記筐体(14)が、前記筐体(14)の内部で発生した熱を前記カバー部材(15)に伝える伝熱構造を有している
ことを特徴とする画像センサ。
1:画像センサ
10:照明部
11:レンズ部
12:撮像部
13:処理部
14:筐体
14a:ケース部材
15:カバー部材
16:壁部材
17:発熱体
18:熱伝導部材

Claims (11)

  1. 被写体を照明する照明部と、
    前記被写体の光学像を結像するレンズ部と、
    前記光学像に基づき画像を生成する撮像部と、
    前記照明部、前記レンズ部、及び、前記撮像部を収容する筐体と、
    を有する画像センサであって、
    前記レンズ部及び前記照明部の前面側を覆う透光性のカバー部材が前記筐体に取り付けられ、且つ、前記レンズ部が配置される空間と前記照明部が配置される空間とを仕切る壁部材が前記筐体の内部に設けられており、
    前記筐体が、前記筐体の内部で発生した熱を前記カバー部材に伝える伝熱構造を有している
    ことを特徴とする画像センサ。
  2. 前記筐体が、金属製のケース部材を含み、
    前記ケース部材が前記筐体の内部に存在する発熱体と直接に又は熱伝導部材を介して接触し、且つ、前記ケース部材が前記カバー部材と直接に又は熱伝導部材を介して接触することによって、前記伝熱構造が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像センサ。
  3. 前記ケース部材が、分離可能な第1の部材と第2の部材を含む、複数の部材から構成されており、
    前記第1の部材と前記第2の部材のあいだに隙間を封止する第1の封止部材が設けられるとともに、前記第1の部材と前記第2の部材とが直接に接触する第1の接触部が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像センサ。
  4. 前記第2の部材は、前記第1の封止部材を第1の方向に圧縮させながら前記第1の部材に取り付けられるものであり、
    前記第1の接触部は、前記第1の方向に垂直な第1の接触面と、前記第1の方向に平行な第2の接触面とを含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像センサ。
  5. 前記カバー部材が、前記第2の部材に固定されている
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像センサ。
  6. 前記第2の部材と前記カバー部材のあいだに隙間を封止する第2の封止部材が設けられるとともに、前記第2の部材と前記カバー部材とが直接に接触する第2の接触部が形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像センサ。
  7. 前記第2の接触部が、前記第2の封止部材よりも前記カバー部材の中央寄りに形成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像センサ。
  8. 前記カバー部材が前記第2の部材に対してネジ留めされており、
    前記ネジ留め位置よりも前記カバー部材の中央寄りに前記第2の封止部材が設けられ、前記第2の封止部材よりもさらに前記カバー部材の中央寄りに前記第2の接触部が形成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像センサ。
  9. 前記第2の部材が、前記発熱体に向かって延設され、前記発熱体に直接に又は熱伝導部材を介して接触する延設部を有する
    ことを特徴とする請求項5〜8のうちいずれか1項に記載の画像センサ。
  10. 前記照明部は、光源と、前記光源の駆動回路と、を有しており、
    前記発熱体は、前記光源と前記光源の駆動回路のうち少なくともいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項2〜9のうちいずれか1項に記載の画像センサ。
  11. 前記画像を用いた処理を実行するプロセッサを含む処理部を有しており、
    前記発熱体は、前記プロセッサを含む
    ことを特徴とする請求項2〜9のうちいずれか1項に記載の画像センサ。
JP2018047678A 2018-03-15 2018-03-15 画像センサ Active JP7021573B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018047678A JP7021573B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 画像センサ
EP19156453.3A EP3540508B1 (en) 2018-03-15 2019-02-11 Image sensor
CN201910112237.1A CN110278351B (zh) 2018-03-15 2019-02-13 图像传感器
US16/275,339 US10863061B2 (en) 2018-03-15 2019-02-14 Image sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018047678A JP7021573B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 画像センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019161528A true JP2019161528A (ja) 2019-09-19
JP7021573B2 JP7021573B2 (ja) 2022-02-17

Family

ID=65408962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018047678A Active JP7021573B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 画像センサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10863061B2 (ja)
EP (1) EP3540508B1 (ja)
JP (1) JP7021573B2 (ja)
CN (1) CN110278351B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023248756A1 (ja) * 2022-06-20 2023-12-28 京セラ株式会社 光学部品、カメラ及び車両

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11920951B2 (en) * 2019-02-28 2024-03-05 Omron Corporation Photoelectric sensor and method for manufacturing same
EP3869779B1 (en) 2020-02-18 2022-04-13 Axis AB A monitoring camera having a heater
KR102516772B1 (ko) * 2021-02-10 2023-03-31 삼성전기주식회사 카메라 모듈
CN113132599B (zh) * 2021-04-09 2022-08-12 Oppo广东移动通信有限公司 摄像头模组及终端
CN114355709B (zh) * 2022-01-07 2024-03-29 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种术野相机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN204089985U (zh) * 2014-10-22 2015-01-07 浙江宇视科技有限公司 一种具有除雾功能的摄像机
JP2015113118A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 メクラ・ラング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲーMEKRA Lang GmbH & Co. KG 発熱素子を有するカメラ

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08102881A (ja) 1994-09-30 1996-04-16 Canon Inc ビデオカメラ
JP2000175091A (ja) * 1998-12-07 2000-06-23 Tanaka Mach:Kk デフロストガラス
JP2004020798A (ja) 2002-06-14 2004-01-22 Ricoh Co Ltd 防水型デジタルカメラ
DE10259795A1 (de) * 2002-12-19 2004-07-08 Siemens Ag Bilderzeugungsvorrichtung zum Einbau im Dachbereich oder im Aussenspiegel eines Kraftfahrzeuges
JP4775013B2 (ja) 2006-02-07 2011-09-21 オムロン株式会社 撮像装置
FR2917939B1 (fr) * 2007-06-22 2009-09-04 Airbus France Sas Systeme de degivrage ou de desembuage d'un instrument optique et dispositif d'acquisition d'images equipe d'un tel systeme.
JP5126257B2 (ja) * 2010-03-12 2013-01-23 オムロン株式会社 撮像装置
CN102377918A (zh) * 2010-08-10 2012-03-14 深圳市蓝恩数字技术有限公司 一种水下摄像机
CN201839358U (zh) * 2010-08-11 2011-05-18 陈楚强 一种监控摄像头
TWM408051U (en) * 2011-01-04 2011-07-21 Topview Optronics Corp Defogging and defrosting device for camera protection lens
US20130136436A1 (en) * 2011-11-25 2013-05-30 Panasonic Corporation Camera cover and camera
US9979933B1 (en) * 2013-11-15 2018-05-22 Cognex Corporation Modular vision system
CN104834159B (zh) * 2015-05-28 2018-04-27 浙江宇视科技有限公司 一种摄像机及用于该摄像机的红外灯固定座
US10609262B2 (en) * 2015-06-03 2020-03-31 Lg Innotek Co., Ltd. Lens barrel and camera module comprising same
JP2017198768A (ja) 2016-04-26 2017-11-02 キヤノン株式会社 カメラ接眼レンズの結露を防止する機能及び接眼レンズ保持機構。
US10212318B2 (en) * 2016-05-11 2019-02-19 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus such as network camera, and image monitoring system
JP2018022007A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 三星ダイヤモンド工業株式会社 撮像装置、レンズカバーおよびレンズカバーの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015113118A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 メクラ・ラング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲーMEKRA Lang GmbH & Co. KG 発熱素子を有するカメラ
CN204089985U (zh) * 2014-10-22 2015-01-07 浙江宇视科技有限公司 一种具有除雾功能的摄像机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023248756A1 (ja) * 2022-06-20 2023-12-28 京セラ株式会社 光学部品、カメラ及び車両

Also Published As

Publication number Publication date
US20190289181A1 (en) 2019-09-19
EP3540508B1 (en) 2020-12-09
CN110278351B (zh) 2020-11-24
JP7021573B2 (ja) 2022-02-17
CN110278351A (zh) 2019-09-24
US10863061B2 (en) 2020-12-08
EP3540508A1 (en) 2019-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7021573B2 (ja) 画像センサ
WO2023001197A1 (zh) 红外热成像快门及红外热成像装置
TWI530916B (zh) Image sensor
JP6850080B2 (ja) 画像処理センサ
US9769361B2 (en) Assembly structure for industrial cameras
JP5126257B2 (ja) 撮像装置
US20210021747A1 (en) Autonomous device for advanced image analysis, intelligent image recognition and image evaluation
JPWO2014148236A1 (ja) イメージセンサ
US9888227B2 (en) Imaging module, stereo camera for vehicle, and light shielding member for imaging module
JP7434761B2 (ja) 三次元計測装置用光学アセンブリおよびこれを備えた三次元計測装置
US20170062303A1 (en) Circuit chip module heat dissipation structure
TWI739007B (zh) 圓頂攝影機及功率消耗電子裝置
CN104972962B (zh) 车辆间接视觉系统指示单元及有指示单元的间接视觉系统
CN209118037U (zh) 投影装置
WO2023273068A1 (zh) 传感器模组、人脸识别模组、人脸识别设备及系统
JP2014032337A (ja) 防爆装置
CN212929936U (zh) 感测装置和照明装置
CN109557748A (zh) 微投影机的光学系统
CN210776144U (zh) 一种密封式投影仪
US5044753A (en) Environmentally sealed colorimeter for industrial environments
US20090315990A1 (en) Apparatus for surveillance camera system
CN217846857U (zh) 相机模块和机器人
KR20200014504A (ko) 카메라 모듈
CN208924386U (zh) 3d摄像头
US11984000B2 (en) Fixed retail scanner heat management system for multi-port network switch and related methods

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7021573

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150