JP2019159524A - 情報処理装置、料理の提供タイミングの決定方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、料理の提供タイミングの決定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】会食者に適切なタイミングで料理を提供する。【解決手段】情報処理装置は、飲食物の提供場所で会食する会食者の撮像画像を取得する取得部と、撮像画像を用いて会食者の状態を判定する判定部と、会食者に時間を空けて提供される複数の料理のうち、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを会食者の状態に基づいて決定する決定部とを含む。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、料理の提供タイミングの決定方法、及びプログラムに関する。
レストランや居酒屋等の飲食店におけるサービス向上に関する従来技術として以下のものがある。例えば、顧客に給仕サービスを行う店員が携帯する端末から受信した顧客のオーダデータに基づいて、コントローラがメニュー−テーブルウェア関連マスタと配膳手順マスタとを参照し、オーダデータに従って調理した料理の配膳手順を示す配膳データを生成し、配膳データを料理の調理の完了時点で端末に送信する技術がある(例えば、特許文献1)。また、食卓に向かう人体から放射される赤外線を検知することで当該人体が動いているか否かを検出し、人体の検出頻度に基づいて人体の動きが食物を摂取する食事行動であるか否かを判別する技術がある(例えば、特許文献2)。
特開2007−328385号公報 特開2004−081471号公報
飲食店において、顧客に対する料理の提供タイミングが適切でないと、CS(顧客満足)の低下につながる。しかし、従来技術では、配膳手順を生成するだけで、適切な配膳タイミングを導くことはできない。また、人体の動きが食事行動であるか否かを判別できたとしても、その結果は最適な提供タイミングの決定に繋がらない。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであって、会食者に適切なタイミングで料理を提供することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の第一側面は、飲食物の提供場所で会食する会食者の撮像画像を取得する取得部と、前記撮像画像を用いて前記会食者の状態を判定する判定部と、前記会食者に時間を空けて提供される複数の料理のうち、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記会食者の状態に基づいて決定する決定部とを含む情報処理装置である。
本発明に係る情報処理装置によれば、撮像画像に基づいて判定される会食者の状態に基づいて、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを決定することができる。このため、会食の雰囲気(例えば、場が盛り上がっている、盛り上がっていないなど)に合わせて料理の提供タイミングを遅らせたり早めたりすることができる。例えば、場が盛り上がっている場合には、水を差さないように提供タイミングを遅らせる。或いは、場が盛り上がっていない場合には、場を変える(話題を提供する)ために提供タイミングを早める。このように、会食者に適切なタイミングで料理を提供することができる。
料理の提供場所は、例えば、会食、すなわち複数人が集まって飲食することが可能な店舗(飲食店)や施設(ホールやコートなど)を含む。飲食店は、レストランや居酒屋などであるが、店舗や施設の営業形態、提供される飲食物(料理)の種類や提供可能な種類の数は、店舗や施設が複数の料理(メニュー)が時間を空けて提供される形態を採れる限り
制限されない。会食者の状態は、例えば、会食者の顔の表情やその変化、会食者の人体の所定部分の動きを含む。人体の所定部分は、手、頭、上体などを含む。会食者の撮像画像は、会食者の状態を判定し得る限り、可視光画像であっても非可視光画像であってもよい。非可視光画像は、例えば、赤外線画像を含む。時間を空けて提供される複数の料理は、全て異なる種類の料理であっても、一部が同種の料理であっても、全て同種の料理であってもよい。
本発明に係る情報処理装置は、例えば、以下のような構成を採用してもよい。例えば、前記判定部は、前記撮像画像を用いて、前記会食者の顔の表情を判定し、前記決定部は、前記2番目以降に提供する料理の提供タイミングを、前記表情に基づいて決定してもよい。また、例えば、前記決定部は、前記顔の表情がポジティブな表情と判定される場合や、前記顔の表情がポジティブな表情への変化と判定される場合に、次に提供する料理の提供タイミングを遅くする。或いは、前記決定部は、前記表情がネガティブな表情と判定される場合や、前記顔の表情がネガティブな表情への変化と判定される場合に、次に提供する料理のタイミングを早める。或いは、このように、顔の表情から場の盛り上がり具合を判定し、料理の提供タイミングを決定することで場の雰囲気を壊さないタイミングで料理を提供したり、雰囲気や話題を変えたいタイミングで料理を提供したりすることができる。これにより、顧客満足度の向上を図ることができる。ここに、ポジティブな表情は、例えば、笑顔、喜びや驚きを示す表情を含む。ネガティブな表情は、例えば、非笑顔、無表情、怒り、悲しみを示す表情を含む。ただし、表情の種類の数は適宜選択することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、以下の構成を採用してもよい。例えば、前記判定部は、前記撮像画像を用いて、前記会食者の人体の所定部分の動きを判定し、前記決定部は、前記2番目以降に提供する料理の提供タイミングを、前記人体の所定部分の動きに基づいて決定してもよい。例えば、前記判定部は、所定時間における前記人体の所定部分の移動量を判定し、前記決定部は、前記移動量に基づいて、次に提供する料理の提供タイミングを決定してもよい。或いは、前記判定部は、所定時間における、前記撮像画像中の所定エリア内に前記人体の所定部分が検出される回数を判定し、前記決定部は、前記回数に基づいて、次に提供する料理の提供タイミングを決定してもよい。例えば、移動量や回数が所定値より多い場合に、食事の進み方が速いと判断して、次の料理の提供タイミングを早めることができ、顧客が次の料理が出てこないことに不快感を覚えるような状況を回避することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、以下の構成を採用してもよい。例えば、前記撮像画像から前記会食者の顔が検出される場合に、前記判定部が前記撮像画像を用いて前記会食者の表情の変化を判定するとともに、前記決定部が前記2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記表情に基づいて決定し、前記撮像画像から前記会食者の顔が検出されない場合に、前記判定部が前記撮像画像を用いて前記会食者の人体の所定部分の動きを判定するとともに、前記決定部が前記2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記人体の所定部分の動きに基づいて決定する。このようにすれば、撮像画像から顔が検出できるか否かに応じて、状態の判定手法を使い分けることができる。従って、顔が検出できない場合にまで、顔の表情を用いる判定がなされるのを回避することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、以下の構成を採用してもよい。例えば、複数の会食者のグループが並列に会食を行う場合に、前記判定部は、前記複数の会食者のグループの夫々についての前記会食者の状態を判定し、前記決定部は、複数の会食者のグループの夫々についての前記会食者の状態に基づいて、前記複数の会食者のグループについての料理の調理順を変更する。この場合、例えば、前記決定部は、前記複数の会食者のグループの夫々についての前記会食者の状態に基づいて、前記複数の会食者のグループ中の第1グ
ループへの料理の調理順を、前記第1グループと異なる前記複数の会食者のグループ中の第2グループへの料理の調理順より遅らせる。このようにすれば、第1グループの場が盛り上がっていて料理の提供の多少の遅れを気にしない状態になっている一方で第2グループの場が盛り下がっているような場合に、調理順を変更して第2グループに料理が早期に提供されるようにすることができる。また、例えば、複数の会食者のグループが並列に会食を行う場合に、前記判定部は、前記複数のグループについての前記会食者の状態を判定し、前記決定部は、前記各グループについての前記会食者の状態に基づいて、前記複数のグループ中の所定グループについての料理の提供タイミングの優先順位を所定グループ以外についての料理の提供タイミングより下げてもよい。例えば、複数の会食者のグループが存在し、あるグループの会話が盛り上がっている場合に、そのグループの料理の提供タイミングの優先順位を、そのグループの注文タイミングより遅いタイミングで料理を注文した他のグループより下げる。これによって、当該他のグループに料理が提供されるタイミングを早めることができる。これにより、料理の提供を待たせない、という印象を会食者に与え、顧客満足度を高めることができる。
本発明の第二側面は、飲食物の提供場所で会食する会食者の撮像画像を取得し、前記撮像画像を用いて前記会食者の状態を判定し、前記会食者に提供する複数の料理のうち、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記会食者の状態に基づいて決定することを含む料理の提供タイミングの決定方法である。
本発明の第三側面は、飲食物の提供場所で会食する会食者の撮像画像を取得するステップと、前記撮像画像を用いて前記会食者の状態を判定するステップと、前記会食者に提供する複数の料理のうち、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記会食者の状態に基づいて決定するステップとをコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、会食者に適切なタイミングで料理を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る制御システムの概要説明図である。 図2は、図1に示した制御システムの構成例を模式的に示す。 図3は、実施形態1に係るサーバにおける処理の例を示すフローチャートである。 図4は、表情の判断手法を説明する表である。 図5は、実施形態2に係るサーバにおける処理の例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態3に係るサーバにおける処理の例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態4に係る制御システムの概要説明図である。 図8は、実施形態4に係る制御システムの構成を模式的に示す。 図9は、実施形態4に係るサーバの処理例を示すフローチャートである。
<適用例>
図1は、本発明の実施形態に係る制御システムの概要説明図である。図1において、制御システムは、ネットワーク1と、ネットワーク1に接続されたカメラ101、サーバ103、注文用端末104、ディスプレイ105を含んでいる。サーバ103は、本発明に係る情報処理装置の一例であり、料理の提供タイミングの決定方法を実行する。
レストラン(飲食物の提供場所の一例)には、複数の会食者201が料理の飲食に使用
する椅子202及びテーブル203が設置されており、テーブル203上には、卓上タイプの注文用端末104が置かれている。注文用端末104はカメラ104Aを有しており、カメラ104Aは、会食の様子、例えば、複数の会食者201が椅子202に座ってテーブル203上の食器204に盛られた料理を食しながら会話する様子を撮像する。カメラ104Aの撮像画像は、ネットワーク1を介してサーバ103へ送られる。また、テーブル203の上方には、監視用のカメラ101が設置されており、カメラ101の撮像画像は、ネットワーク1を介してサーバ103へ送られる。撮像画像は、会食者201の状態を判定し得る解像度で複数の会食者201の会食の様子を撮像することができる限り、カメラ104Aで撮像されたものでもカメラ101で撮像されたものでもよい。
会食者201は、注文用端末104を操作して、レストランが提供可能な料理の選択肢(メニュー)から、注文したい複数の料理のメニューを入力し、その注文内容を確定する操作を行う。注文が確定された複数の料理のメニューを示す情報(注文内容情報と称する)は、ネットワーク1を介してサーバ103へ送信される。
サーバ103は、注文内容情報を受け付け、注文された複数の料理のメニューの夫々についての暫定的な提供タイミングである暫定タイミングを決定する。例えば、提供タイミングは、厨房から飲食場所への料理の搬出開始のタイミングであり、暫定タイミングは、それまでの間に調理及び提供場所への搬出準備が完了することを前提として定められる。カメラ101を用いた会食者201の撮像は、例えば、最初の料理の提供(配膳)を契機に開始される。但し、最初の料理の提供の前後で撮像が開始されてもよい。カメラ101の撮像の開始及び終了は、例えば、サーバ103又は他の装置からの指示によって制御される。
サーバ103は、撮像画像を用いて会食者201の状態を判定する。例えば、状態として、会食者201の顔の表情やその変化を判定する。但し、状態は、会食者201の人体の所定部分(手、頭、状態など)の動きについて判定してもよい。
一例として、表情やその変化を判定する場合、サーバ103は、会食者201の顔画像を撮像画像から抽出し、顔の表情を解析する。サーバ103は、表情の解析を、間隔を空けて撮像された複数の撮像画像(フレーム)について行う。解析の結果、例えば、表情がポジティブな表情である、又はネガティブな表情へ変化(例えば非笑顔から笑顔へ変化)していると判定する場合には、場が盛り上がっている、或いは会話が弾んでいると考えられる。この場合、サーバ103は、次に提供する料理の提供タイミングを暫定タイミングより遅らせる。これにより、会話が盛り上がっている状態を長引かせることができる。
これに対し、例えば、表情がネガティブな表情である、又はネガティブな表情に変化(例えば、笑顔から非笑顔へ変化)していると判定する場合には、場が盛り下がっている、或いは会話が弾んでいないと考えられる。この場合、サーバ103は、次に提供する料理の提供タイミングを暫定タイミングより早める。次の料理の提供を以て、場の雰囲気を変えたり、会話のきっかけをつくったりするためである。
サーバ103は、暫定タイミングから変更された料理の提供タイミングを、サーバ103に接続され、例えば厨房に置かれたディスプレイ105に表示して、調理人や配膳人に報知する。調理人や配膳人は、変更後の提供タイミングを参照して、調理や料理の飲食場所への搬出を行う。
このように、制御システムによれば、サーバ103が、表情の変化に応じた料理の提供タイミングを決定する(適用例では、暫定タイミングからの変更を行う)。これによって、会食の雰囲気や会話の状況に対して好適に作用するようなタイミングで料理を提供する
ことができる。これによって、顧客満足度の向上を図ることができる。
<実施形態1>
<<構成>>
図1は、本発明の実施形態1に係る制御システムの概要説明図である。また、図2は、図1に示した制御システムの構成例を模式的に示す。図1において、制御システムは、ネットワーク1と、カメラ101、サーバ103、注文用端末104、ディスプレイ105を含んでいる。ネットワーク1は、例えば、LANやWANであり、セルラー網や無線網などを含む場合もある。
注文用端末104は、例えば、テーブル203の上などに置かれる。注文用端末104はカメラ104Aを有し、椅子202及びテーブル203を用いて会食を行う複数の会食者201を撮像する。また、監視用のカメラ101も、複数の会食者201の会食の様子を撮像することができる。カメラ101は、単体であっても人感センサ内に備えられていてもよい。カメラ104A及びカメラ101は、会食者201の上方、側方など、会食者201の状態を得るに適した撮像画像を撮像できる限り、適宜の位置へ配置可能である。カメラ104Aやカメラ101によって撮像された撮像画像は、ネットワーク1を介してサーバ103へ送信される。
注文用端末104は、例えば、ディスプレイとタッチパネルとを含む。ディスプレイには、注文可能な料理のメニュー(選択肢)が表示され、会食者201は、タッチパネルを用いて、注文を所望する複数のメニューの内容(注文内容)と、注文内容の確定とを注文用端末104に入力することができる。確定された注文内容は、ネットワーク1を介してサーバ103に送信される。なお、注文の受付は、注文用端末104の代わりに、店舗の従業員等が携帯する端末を用いて行われてもよい。
複数の会食者201は、複数種類の料理を注文し、これらの料理を分け合って食べることが少なくない。また、会食者201が同種又は異種の料理を追加注文する場合もある。これらの場合に、個々の料理の調理時間の違いや注文のタイミングの違いによって、会食者201に複数の料理が時間を空けて提供される状況が生じる。また、コース料理のような、時間を空けて提供される複数の料理のセットを会食者201が注文した場合にも、会食者201に複数の料理が時間を空けて提供される状況が生じる。サーバ103は、上記の状況において、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを、撮像画像における会食者201の状態に基づいて決定する。
図2において、サーバ103は、制御部11と、画像取得部12と、画像処理部13と、撮像画像データの記憶部14と、注文受付部15と、暫定タイミング算出部16と、注文内容データの記憶部17と、状態判定部18と、タイミング変更部19とを含む。
制御部11は、提供タイミングの決定処理に係る制御を行う。撮像部21は会食者201を撮像する。カメラ104Aやカメラ101は撮像部21の一例である。画像取得部12は、本発明に係る取得部の一例であり、撮像部21によって撮像された撮像画像、例えば、ネットワーク1を介してサーバ103がカメラ104Aから受信した撮像画像を取得する。画像処理部13は、画像取得部12から撮像画像を受け取り、所定の画像処理を行う。所定の画像処理は、例えば顔画像の抽出である。記憶部14は、撮像画像や顔画像のデータを含む撮像画像データを記憶する。
注文情報入力部22は、注文内容の入力やその注文内容の確定の入力に使用される。図1に示した注文用端末104は、注文情報入力部22の一例である。注文受付部15は、確定された注文内容、例えば、サーバ103がネットワーク1を介して注文用端末104
から受信した注文内容を示す情報を受け付ける。
暫定タイミング算出部16は、例えば、注文内容に含まれる各メニュー(料理)と、そのメニューの提供の所要時間(コース料理のメニューであれば、コースに含まれる各料理の提供予定時間)を示す情報を管理している。暫定タイミング算出部16は、所要時間や提供予定時間を示す情報を用いて、注文されたメニューの料理の夫々を会食者201に提供する予定時刻(暫定タイミング)を算出する。暫定タイミング算出部16は、注文内容と、各メニューに対応する暫定タイミングを示す情報とを記憶部17に記憶する。
状態判定部18は、本発明に係る判定部の一例である。状態判定部18は、例えば、画像処理部13からの画像処理の終了通知を受けて、記憶部14に記憶された撮像画像データを用いて、会食者201の状態を判定する。状態は、例えば、会食者201の顔の表情の変化である。例えば、表情がポジティブな表情に変化していると判定される場合、会食の場が盛り上がっていると推定される。この場合、飲食の進行が遅くなる(会話に夢中など)と考えられる。これに対し、表情がネガティブな表情に変化していると判定される場合、会食の場が盛り下がっていると推定される。この場合、飲食の進行は早い(次の料理の提供を場を変える手段として利用したい)と考えられる。
タイミング変更部19は、本発明に係る決定部の一例である。タイミング変更部19は、例えば、状態判定部18から、会食者201の状態の判定結果を受け取って動作する。タイミング変更部19は、状態の変化を示す判定結果が示された場合に、次に提供タイミングが到来する料理(2番目以降に提供される料理の一例)についての提供タイミング(記憶部17に記憶されている)を変更する。例えば、ポジティブな表情への変化と判定された場合に、タイミング変更部19は、次に提供される料理の提供タイミングを遅らせる。逆に、ネガティブな表情への変化と判定された場合に、タイミング変更部19は、次に提供される料理の提供タイミングを早める。このようにして、タイミング変更部19が変更した(決定した)提供タイミングによって、記憶部17に記憶された暫定タイミング(提供タイミング)が更新される。
また、暫定タイミングの変更は、次以降に提供される料理のうちの一部を対象としても全てを対象としてもよい。例えば、次の(現時点から最先の)提供タイミングでの提供が予定される料理の提供タイミングを暫定タイミングとの比較において遅らせたり早めたりしてもよい。また、次以降の料理のうちの一部又は全部の提供タイミングの間隔を広げたり縮めたりすることで、暫定タイミングからの変更を図ってもよい。
会食者201の状態の判定は、複数人の会食者201の一人の状態の判定結果に着目するのでも、2以上の会食者201についての状態の判定結果をスコア化し、スコアの平均値や合計値が閾値を超過するかによって状態を判定するようにしてもよい。
情報出力部23は、暫定タイミングを示す情報と、暫定タイミングからの変更の有無と、変更がある場合の変更後の提供タイミングを示す情報とを出力する。例えば、図1に示したディスプレイ105は、情報出力部23の一例である。但し、情報の出力は、ディスプレイ105(表示装置)による情報表示の他に、スピーカからの音声出力、ランプの点灯、点滅、或いはこれらの組み合わせによって行うことができる。
暫定タイミングや変更後の提供タイミングは、例えば時刻で表現する。もっとも、変更後の提供タイミングは、暫定タイミングを示す時刻からの相対値(例えば、「+5分」(5分遅くする)や「−5分」(5分早める)など)で示してもよい。或いは、変更後の提供タイミングは、暫定タイミングとの関係を示す情報(例えば、「遅くする」、「早める」など)であってもよい。要は、変更後の提供タイミングの情報の詳細度は適宜設定可能
である。また、暫定タイミングを含む提供タイミングは、料理を厨房から搬出可能となったタイミング(搬出可能タイミング)からの相対値で表現されてもよい。例えば、搬出可能タイミングから2分経過時点が暫定タイミングである場合に、経過時点を3分に変更して提供タイミングを遅めたり、経過時点を1分に変更して提供タイミングを早めたりしてもよい。要は、料理の提供を適切なタイミングで行い得る限りにおいて、暫定タイミングや変更後の提供タイミングの表現形式は問わない。
上述したサーバ103は、例えば、CPU(プロセッサ)、主記憶装置(メモリ)、補助記憶装置(ハードディスクやソリッドステートドライブなどによる大容量ストレージ)、通信I/F、入力装置(キーボードやポインティングデバイスなど)、表示装置などを有するコンピュータに、必要なプログラムを実装することより構成することができる。この場合、上述した画像取得部12、画像処理部13、注文受付部15、暫定タイミング算出部16、状態判定部18、タイミング変更部19は、補助記憶装置に記憶されているプログラムをCPUが主記憶装置に展開し実行することにより実現されることとなる。また、記憶部14及び記憶部17は、主記憶装置や補助記憶装置上に作成される。なお、サーバ103が制御部11、画像取得部12、画像処理部13、注文受付部15、暫定タイミング算出部16、状態判定部18、タイミング変更部19として行う動作又は処理のうちの一部又は全部を、ASICやFPGAなどの回路で実現してもよい。あるいは、これらの機能のうちの一部を他のコンピュータを用いて分散処理したり、クラウドサーバに処理を依頼しその結果を取得したりしても構わない。また、図2に示した撮像部21、画像取得部12、画像処理部13によって行われる、撮像から画像処理(撮像画像からの対象(顔や人体の所定部分)の検出など)までの処理が、一つのデバイス又は機器によって実行される構成が採用されてもよい。この場合、デバイス又は機器が、サーバ103に対し、撮像画像から抽出された顔画像などの画像データではなく、顔座標、表情、人体の座標などの、画像処理によって得られた数値データを送信する構成を採用するのが好ましい。数値データのサイズは画像データのサイズより小さくできるため、ネットワーク1のトラフィック量を削減し、ネットワーク1への負荷を軽減することができる。また、画像データは顔画像などの個人情報としての扱いが必要な情報を含むのに対し、数値データは個人を特定できない程度に抽象化できるため、個人情報流出のリスクを低減することができる。
<<処理例>>
図3は、実施形態1に係るサーバ103における処理の例を示すフローチャートである。図3において、S01では、注文受付部15が、注文情報入力部22からの注文内容を受け付ける。注文受付部15は、注文内容を暫定タイミング算出部16に引き渡す。
S02では、暫定タイミング算出部16が、注文内容で示される複数の料理のメニューについての暫定タイミングを算出し、注文内容及び暫定タイミングを示す情報を記憶部17に記憶する。なお、本実施形態では、一例として、制御部11が、暫定タイミング算出部16から暫定タイミングの計算終了を示す通知(タイミング算出の終了通知)を受けて、記憶部17から注文内容及び暫定タイミングを示す情報を読み出し、情報出力部23(例えばディスプレイ105)に出力する。これによって、調理人及び配膳人が情報出力部23からの出力(表示)に合わせて作業を行うことが可能となる。注文内容及び暫定タイミングを示す情報は、顧客の管理単位(例えば、テーブル単位や会食者201のグループ単位など)で表示される。
制御部11は、記憶部17に記憶された暫定タイミング(提供タイミング)を監視し、現時点が提供タイミングになったかを判定する(S03)。例えば、現時刻が直近の提供タイミングになると(S03のYES)、制御部11は料理の配膳処理を行う(S04)。例えば、制御部11は、提供タイミングに対応する料理の配膳の指示を情報出力部23に出力させる。配膳人は配膳の指示を受けて、料理を飲食場所(テーブル203)へ搬出
(配膳)する。なお、S03の時点で暫定タイミングが変更されていなければ、暫定タイミングがそのまま使用され、暫定タイミングが変更されている場合には、変更後の提供タイミングが使用される。本実施形態では、時間を空けて提供される複数の料理のうち、初回に提供される料理については、暫定タイミングにて提供が行われる。
S05では、制御部11が、料理の提供が終了、すなわち、全ての料理の提供タイミングが到来したかを判定する。全ての提供タイミングが到来済みと判定する場合には(S05のYES)、図3の処理は終了する。これに対し、全ての提供タイミングが到来していないと判定する場合には(S05のNO)、制御部11は、撮像部21に撮像指示を与える(S06)。撮像部21は、撮像指示に応じて、会食者201を撮像した撮像画像を生成し、サーバ103へ送る。撮像は、周期的に、繰り返し行われる。
S07では、会食者201の状態を判定する処理の一例として、表情抽出及び判定処理が行われる。具体的には、画像処理部13は、画像取得部12から得られた撮像画像から会食者201の顔画像を抽出する処理を行う。顔検出は、既存のあらゆる顔検出方法を適用可能である。例えば、大量の顔と非顔の学習サンプルを使って構築された判別器を使って、画像中の全てのサブウィンドウに対して顔かどうかの判別を行うことで行われる。或いは、顔の輪郭(エッジ)、テクスチャー、色成分、顔のパーツの位置関係などを特徴量として抽出し、経験的に求められたルールやモデルによって顔か否かを判別する手法が用いられてもよい。撮像画像及び顔画像は、記憶部14に記憶される。画像処理(顔検出)の終了は、状態判定部18に通知される。通知を受けた状態判定部18は、会食者201の状態の判定を開始する。
図4は、表情の判断手法を説明する表である。状態判定部18は、例えば、以下の二つの判断手法を用いて、会食者201の表情がポジティブであるかネガティブであるかを判定する。
(1)笑顔度に基づく表情の判定(第1の判定方法)
(2)表情の種別に基づく表情の判定(第2の判定方法)
第1の判定方法では、笑顔度に基づいて表情がポジティブであるかネガティブであるかを判定する。サーバ103が備える記憶装置(主記憶装置や補助記憶装置)には、顔の目や口の形状等に基づいて顔が笑顔か非笑顔か、或いは笑顔度を算出するルール情報が記憶されている。例えば、状態判定部18は、会食者201の顔画像中の目や口の形状とルール情報とを用いて、笑顔度(例えば0〜100の値域を持つスコア)を判定する。笑顔度の値が所定の閾値(例えば50)以上である場合、状態判定部18は会食者201の表情が笑顔(ポジティブな表情)であると判定し、そうでない場合には非笑顔(ネガティブ)と判定する。1つの撮像画像から複数の顔が検出された場合には、例えば、笑顔度のスコアの平均値が採られる。
第2の判定方法では、人の5つの表情(喜び、驚き、怒り、悲しみ、無表情(真顔))に基づいて表情がポジティブであるかネガティブであるかを判定する。サーバ103が備える記憶装置(主記憶装置や補助記憶装置)には、顔の目や口などの顔のパーツの形状等に基づいて顔が5表情のいずれに該当するかを算出するルール情報が記憶されている。状態判定部18は、会食者201の顔画像中の顔のパーツの形状とルール情報とを用いて、会食者201の表情を判別(推定)する。このとき、喜びや驚きは、ポジティブな表情に位置づけられ、無表情、怒り、悲しみは、ネガティブな表情に位置づけられる。5表情のうち、例えば、喜びと驚きに度合い(例えば0〜100の値域を持つスコア)が設定され、状態判定部18は、喜び度のスコアと驚き度のスコアとの合計値を閾値と比較して、顔の表情がポジティブかネガティブかを判定する。1つの撮像画像から複数の顔が検出された場合には、例えば、喜び度と驚き度との合計値の平均値が算出され、閾値と比較される
S07では、状態判定部18が、提供タイミングの変更を要する状態か否かを判定する。具体的には、状態判定部18は、第1又は第2の判定方法の少なくとも一方を用いて得られた表情の判定結果(ポジティブかネガティブか)を記憶部14に記憶する。また、状態判定部18は、過去のフレーム(撮像画像)に基づく過去の表情の判定結果と今回の表情の判定結果(表情の履歴)を参照する。この参照において、表情の履歴が例えば以下のパターンを示す場合に、提供タイミングを変更すべき状態と判定する。
(第1パターン)前回ネガティブであった表情が今回ポジティブに変わっている。
(第2パターン)第1パターンの逆(前回ポジティブであった表情が今回ネガティブに変わっている。)
(第3パターン)表情がネガティブからポジティブへ変化し、その後ポジティブの状態が所定回数n以上連続している。
(第4パターン)表情がポジティブからネガティブへ変化し、その後ネガティブの状態が所定回数n以上連続している。
第1及び第3パターンは、ネガティブからポジティブへの変化を示す。第2及び第4パターンは、ポジティブからネガティブへの変化を示す。なお、第3及び第4パターンにおけるnの値は1以上の適宜の自然数を適用できる。
S08において、提供タイミングの変更を要する状態と判定される場合には(S08のYES)、処理がS09に進む。これに対し、提供タイミングの変更を要しない状態と判定される場合には(S08のNO)、処理がS03へ戻る。
S09では、タイミング変更部19が提供タイミングを変更する。具体的には、タイミング変更部19は、状態判定部18から状態変化の判定結果(ネガティブからポジティブへの変化、ポジティブからネガティブへの変化)を受け取る。判定結果がネガティブからポジティブへの変化(例えば第1又は第3パターン)である場合には、タイミング変更部19は提供タイミングを遅らせる。場が盛り上がっていると考えられるからである。これに対し、判定結果がポジティブからネガティブへの変化(例えば第2又は第4パターン)である場合には、タイミング変更部19は提供タイミングを早める。場が盛り下がっており料理の提供で場を変えたいと考えられるからである。
提供タイミングの変更は、例えば、現在の提供タイミング(暫定タイミングの場合もある)に、所定時間を追加したり、所定時間分を減じたりすることによって行われる。所定時間の長さは、適宜設定可能である。但し、提供タイミングを直近の料理の完成時刻より前に早めることはできない。また、提供タイミングを遅くする(所定時間を追加する)場合、例えば、その次の料理の完成時刻を考慮して所定時間の長さが決定される。S09の処理が終了すると、処理がS03に戻る。なお、タイミング変更部19は、上述した提供タイミングを変更した場合に、記憶部17に記憶された提供タイミングを示す情報を変更後の提供タイミングを示す情報に書き換える(更新する)。タイミング変更部19は、提供タイミングを示す情報の更新を示す更新通知を制御部11に与える。制御部11は、更新通知を受けて、更新された提供タイミングを示す情報を記憶部17から読み出し、情報出力部23に送る。これによって、情報出力部23が更新後の提供タイミングを示す情報を出力し、提供タイミングの変更が調理人や配膳人に報知される。
なお、図3のフローでは、S08にてポジティブの表情が連続して判定される毎に、提供タイミングが遅くされる(ネガティブの表情が連続して判定される場合はその度に提供タイミングが早められる)。但し、提供タイミングを早める方向への変更回数や遅くする方向への変更回数に上限を設けてもよい。
実施形態1によれば、会食者201の状態である顔の表情に基づいて、料理の提供タイミングを遅くしたり早めたりすることができる。これによって、盛り上がっている場合には場を壊さないように遅いタイミングに、盛り下がっている場合には話題や場を変えられるように早いタイミングに、料理の提供タイミングを変更することができる。これによって、飲食物を提供する店舗や施設に対する顧客満足度を向上させることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2は、実施形態1と同様の構成を有するので、主として異なる構成について説明し、同じ構成に係る説明は省略する。カメラ104Aやカメラ101の設置位置によっては、会食者201の顔を適切に撮像できない場合があり得る。この場合、顔の表情に基づく提供タイミング変更要否を判定できない。実施形態2では、顔の表情の代わりに、会食者201の人体の動きに基づいて提供タイミングの変更要否を判定する。人体の所定部分は、例えば手、頭、上体などである。実施形態2では一例として、人体の所定部分が手である場合について説明する。
実施形態2に係る制御システムの構成は、図1及び図2に示したものと同様となるので説明を省略する。但し、実施形態2は、以下の点で実施形態1と異なる。実施形態2では、会食者201の上方(例えば天井)に設けられたカメラ101を、会食者201の撮像に用いる。卓上のカメラ104Aよりも確実に会食者201の手を撮像できると考えられるからである。但し、人体(手など)を適切に撮像できる限り、カメラ104Aの使用も考えられる。また、実施形態2では、画像処理部13及び状態判定部18に係る処理が実施形態1と異なる。
実施形態2では、画像処理部13は、撮像画像から手画像を抽出する。手の抽出方法は、例えば顔画像の抽出と同様に、例えば、大量の手と非手の学習サンプルを使って構築された判別器を使って、画像中の全てのサブウィンドウに対して手かどうかの判別を行うことで行われる。記憶部17には、フレーム毎の撮像画像と、各撮像画像から抽出された手の位置を示す情報とが記憶される。
状態判定部18は、以下のようにして、手の動きの量を判定する。例1及び例2の処理は、撮像画像中の全ての手を対象に行われる。話の簡単のため、各会食者201の手は撮像画像中に含まれていることとする。
(例1)複数の撮像画像(フレーム)に関して、フレームのXY座標系での手の位置を検出し、そのXY座標系での手の移動量を累積していく。状態判定部18は、所定時間(例えば5分間)の手の累積移動量が閾値以上であれば「手の動きが多い」と判定し、閾値未満であれば「手の動きが少ない」と判定する。
(例2)所定時間(例えば5分間)の間に、撮像画像内の所定の領域(例えば、食器204や、食器204が配置されるテーブル203上面の中央部分内)で手が検出された頻度(回数)を得る。この頻度が閾値以上であれば「手の動きが多い」と判定し、閾値未満であれば「手の動きが少ない」と判定する。
(例3)単純に、所定時間における、テーブル203付近の画像のフレーム間差分(単純な画像同士の画素値の引き算)をとり、差分が閾値より大きければ「動きが多い」と判定し、差分が小さければ「動きが少ない」と判定してもよい。但し、この方法はノイズが多く含まれるので、例1や例2に示した方法よりも精度が劣ると考えられる。
図5は、実施形態2に係るサーバ103における処理の例を示すフローチャートである。図5において、S01〜S05の処理は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。S10では、制御部11が撮像部21(カメラ101)に対して撮像指示を与えて会食者201を撮像する。撮像部21にて得られた撮像画像は、画像取得部12を介して画像処理部13に与えられる。
S11では、画像処理部13が対象(手)を撮像画像から抽出する。S12では、状態判定部18が、撮像画像及び手の画像を用いて、「手の動きの量」を判定する。手の動きの量の判定は、上記した例1〜例3に示した方法のいずれかを適用できる。状態判定部18は、「(手の)動きが多い」ことを、食事の進み方(食事のスピード)が速いと判定し、「(手の)動きが少ない」ことを食事の進み方が遅いと判定する。状態判定部18の判定結果はタイミング変更部19に与えられる。
S13では、タイミング変更部19が、現在の提供タイミングを変更する。すなわち、食事の進み方が遅いと判定される場合、タイミング変更部19は、現在の提供タイミングの時間に所定時間を加えた時間を新たな提供タイミングとして更新する。これに対し、食事の進み方が速いと判定される場合に、タイミング変更部19は、現在の提供タイミングの時間から所定時間を減じた時間を新たな提供タイミングとして更新する。S13の終了後、処理はS03に戻る。
実施形態2によれば、人体(手)の動きの量に基づいて提供タイミングを変更することができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3について説明する。実施形態3は、実施形態1及び実施形態2と同様の構成を有するので、主として異なる構成について説明し、同じ構成に係る説明は省略する。
図6は、実施形態3に係るサーバ103における処理の例を示すフローチャートである。図6において、S21の処理は、図3や図5に示したS01及びS02の処理の後に行われる。S21では、制御部11が撮像部21に撮像指示を出し、会食者201の撮像画像を得る。S22では、画像処理部13が撮像画像からの顔検出を行う。S23〜S25の処理は、例えば制御部11が行う。S23では、画像処理部13は、顔検出ができたか否かを判定する。
顔検出ができたと判定する場合(S23のYES)、画像処理部13が顔検出ができた旨を状態判定部18へ通知し、状態判定部18が表情をセンシング対象(検出対象)に決定する(S24)。その後、図3に示したS03以降の処理が実行される。これに対し、顔検出ができなかったと判定する場合(S23のNO)、画像処理部13が顔検出ができなかった旨を状態判定部18へ通知し、状態判定部18が、手などの動きをセンシング対象(検出対象)に決定する(S25)。その後、図5に示したS03以降の処理が実行される。
実施形態3では、顔の検出可否に応じて、表情に基づく提供タイミング決定と動きに基づく提供タイミング決定とを使い分ける。実施形態3の構成は、例えば、椅子202やテーブル203の配置が頻繁に変わる飲食場所である。椅子202やテーブル203の位置が変わると、カメラ101やカメラ104Aとの相対位置も変わる。このため、カメラ101やカメラ104Aから表情を捉えられるか否かも変わる。その都度、制御システムのユーザが表情を使うか動きを見るかの設定を切り替えてもよいが、椅子202やテーブル203の配置を変えるたびに手動で設定するのは煩わしい。それゆえ、実施形態3のように、制御システムが起動時や注文受付時などに表情と動きのいずれを使うかを自動判定すると、ユーザの煩わしさを軽減できる。
もっとも、実施形態3の変形例として、表情に基づく提供タイミングの判定と、動きに基づく提供タイミングの判定との双方を行い、表情に基づく盛り上がり度合いの判定精度
の向上に用いることができる。すなわち、表情の豊かな人とあまり表情を変えない人とでは、表情に基づく判定精度にばらつきがでる。そこで、動きに基づく判定も併用することで、精度向上を図ることができる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4について説明する。実施形態4は、実施形態1と同様の構成を有するので、主として異なる構成について説明し、同じ構成に係る説明は省略する。
図7は、実施形態4に係る制御システムの概要説明図である。実施形態1(図1)と異なる点は、複数のテーブル203(図7には、テーブル203a、203bを例示)が設けられており、異なる会食者のグループが、夫々異なるテーブル203にて並列に会食を行うことができる点である。以下、複数の会食者のグループの例示として、テーブル203aを用いる会食者グループ(第1グループと称する)とテーブル203bを用いる、第1グループと異なる会食者グループ(第2グループと称する)とがあり、これらの第1グループ及び第2グループが並列に会食する場合を例に説明する。テーブル203a、203bには、カメラ104Aをそれぞれ有する注文用端末104a、104bが置かれている。
図8は、実施形態4に係る制御システムの構成を模式的に示す。実施形態1と異なる点は以下である。すなわち、注文受付部15は、複数の注文情報入力部22の一例である注文用端末104a、104bから第1及び第2グループの夫々の注文を受け付ける。暫定タイミング算出部16は、複数の会食者グループ全体を対象として、注文された料理メニューの調理順(暫定調理順)と、各会食者グループに対する料理の提供タイミング(暫定タイミング)とを算出する。暫定タイミング算出部16は、会食者グループ毎の注文内容データ(複数の料理、提供タイミング)と、調理順データとを記憶部17に記憶させる。
注文用端末104a、104bが夫々備えるカメラ104Aを複数の撮像部21として用い、制御部11が適宜のタイミングで各撮像部21に撮像指示を送る。例えば、暫定タイミング算出部16は、暫定調理順及び暫定タイミングの算出終了時に、その終了を示す終了通知を制御部11に与え、この終了通知の受信を契機に制御部11が撮像指示を撮像部21に与える。また、制御部11は、注文内容、暫定調理順、暫定タイミングを示す情報を記憶部17から読み出して情報出力部23に供給し、これらの情報を情報出力部23から出力(表示等)させる。画像取得部12及び画像処理部13及び状態判定部18は、実施形態1で説明した顔の表情に基づく提供タイミングの変更の要否判定に係る処理を行う。状態判定部18は、さらに、テーブル203a、203b間での提供タイミングについての総合的な判断を行う。タイミング変更部19は、総合判断に基づいて、提供タイミングの変更要とされた提供タイミングについての更新を行う。また、タイミング変更部19は、提供タイミングの変更に伴い、調理順の変更要否を判定し、変更が要であれば、調理順の変更を行う。
図9は実施形態4に係るサーバ103の処理例を示すフローチャートである。S101において、注文受付部15は、テーブル203a(第1グループ)及びテーブル203b(第2グループ)のいずれかからの注文を受け付ける。例えばテーブル203aからの注文を受け付けたとする。S102では、暫定タイミング算出部16は、テーブル203aに関する暫定タイミングを決定するとともに、注文された料理全てを対象とする暫定的な調理順(暫定調理順という)を決定する。例えば、サーバ103が予め記憶する、料理の種別(前菜・小鉢、スープ、メイン、デザートなど)やその優先順位、料理毎の調理の所要時間、厨房設備のデータ、などに基づいて、効率的(少なくとも暫定タイミングに間に合う)な調理順を決定する。S103で、テーブル203aからの追加注文やテーブル203bからの注文があれば、処理をS101に戻し、テーブル203a及びテーブル20
3bを対象とする暫定調理順が決定される。テーブル203a及びテーブル203bからの注文内容、各注文内容に対応する暫定タイミング、及び暫定料理順は、記憶部17に記憶される。但し、暫定調理順は調理人が作成したものがマニュアルにより(例えば入力装置24を用いて)記憶部17に記憶されてもよい。調理人は、変更の無い限り、暫定調理順に従って調理を行う。
S104では、料理が完成したか否かが判定される。この判定は、例えば制御部11が行う。例えば、制御部11は、調理人が料理を完成させた場合に、入力装置24を用いてサーバ103に入力する、料理完成を示す情報(信号)の入力の有無を判定することで、料理が完成したかを判定することができる。なお、入力装置24は、キー、ボタン、タッチパネルなどである。制御部11は、料理完成の信号を得ると、その料理の提供タイミングになるのをまって(S105)、料理の搬出(配膳)を情報出力部23への配膳指示出力によって指示する(S106)。その後、制御部11は、注文された全ての料理が完成したかを判定し(S107)、全ての料理が完成した場合には処理を終了する。全ての料理が完成していない場合には、処理がS108に進む。
S108では、撮像部21、画像取得部12、画像処理部13、状態判定部18によって、実施形態1で説明したのと同様の表情に基づく提供タイミングの変更要否の判定処理が行われる。この判定処理は、テーブル203a、テーブル203bのそれぞれに関して行われる。
S109では、例えば、タイミング変更部19(制御部11でもよい)が、テーブル203aの提供タイミングとテーブル203bの提供タイミングとについての総合的な判断を行う。例えば、テーブル203aで場が盛り上がっていて次の提供タイミングを遅くすることが決定されている一方、テーブル203bで場が盛り下がっていて次の提供タイミングを早めることが決定されているとする。ここで、次にテーブル203bに提供する料理(料理Xとする)の調理時間が次にテーブル203aに提供する料理(料理Yとする)の調理時間より長く、料理Yの調理順が料理Xより早く、料理X及びYの双方ともまだ調理開始されていないと仮定する。このような場合に、タイミング変更部19は、料理Xと料理Yとの調理順を変更する(逆にする)ことを決定する。そのようにすれば、テーブル203bへの料理Xを提供できるタイミングをスケジュール上で早めるだけでなく、料理Xの完成時点も早めて早期の提供を実現することができる。料理Yについては、場が盛り上がっていることから、提供のタイミングが多少遅れても会食者201が遅れを気にすることはない。
S109の判断において、調理順の変更要否が判定され(S110)、調理順の変更を要する場合には、調理順の変更処理が行われる(S111)。例えば、タイミング変更部19が、変更後の調理順を記憶部17に書き込むことで暫定調理順を更新し、制御部11が情報出力部23を介して調理人に伝達する調理順を変更する。詳細には、タイミング変更部19は、提供タイミングや調理順を変更した場合に、記憶部17に記憶された提供タイミングや調理順を示す情報を変更後の提供タイミングや調理順を示す情報に書き換える(更新する)。調理順の変更によって、テーブル203a(第1グループ)の提供タイミングの優先順位がテーブル203b(第2グループ)の提供タイミングよりも下がる。タイミング変更部19は、提供タイミングや調理順を示す情報の更新を示す更新通知を制御部11に与える。制御部11は、更新通知を受けて、更新された提供タイミングや調理順を示す情報を記憶部17から読み出し、情報出力部23に送る。これによって、情報出力部23が更新後の提供タイミングや調理順を出力する。
このように、実施形態4では、全てのテーブルについての調理順(暫定調理順)が決定され、テーブル203単位で提供タイミングの変更が行われ、提供タイミングの変更に伴
い、調理順を変更することが好ましい場合には、調理順が変更される。場の雰囲気から料理の提供タイミングを早めることが好ましい状況でも、料理が完成していなければ提供できないため、提供タイミングを早められる余地は、料理の完成タイミングに依存していた。実施形態4では、調理順を変えて料理の完成タイミングを早めることができるため、場が盛り下がっているテーブル203bに対し、場を変え得る料理を早期に提供することができる。これによって、顧客満足度の向上を図ることができる。
<変形例>
上述した実施形態1〜4に関しては、以下のような変形が可能である。提供タイミングの変更要否の判定は、撮像画像を用いて行われている。もっとも、撮像画像だけでなく、さらに音声を以て上記の判定を行い得る。例えば、音声から得られる会話量を判定パラメータに含めることで、盛り上がり具合の精度を上げることができる。
また、実施形態2及び3では、動きに基づく提供タイミングの変更要否の判定を行った。動きに関して、例えば、手が食器204(皿やボウルなど)に向かって動いているか、箸やフォーク、スプーンなどを手に持って動かしているか、などを、食事の進み方(食事のスピード)の判断対象とする。これにより、食事と無関係の手の動き(身振り手振り、ジェスチャーなど)が判断から除外される。従って、判定結果の精度を上げることができる。
また、実施形態2及び3で説明した動きに関して、性別や年齢の情報も考慮して、食事のスピードを判定してもよい。例えば、女性は男性に比べて一回の動作で口に入れる食料の量が少ないため、食事のスピードは遅い。このため、手の移動量が多くても、食事のスピードが早いとは限らない。そこで、年齢や性別などの属性を考慮することで、食事のスピードについての判定の精度を向上させることができる。
<その他>
上記した実施形態1〜4は、本発明の構成例を例示的に説明するものに過ぎない。本発明は上記の具体的な形態には限定されることはなく、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
<付記>
(1) 飲食物の提供場所で会食する会食者(201)の撮像画像を取得する取得部(12)と、
前記撮像画像を用いて前記会食者(201)の状態を判定する判定部(18)と、
前記会食者(201)に時間を空けて提供される複数の料理のうち、2番目以降に提供される料理の提供タイミングを前記会食者(201)の状態に基づいて決定する決定部(19)と
を含む情報処理装置(103)。
(2) 飲食物の提供場所で会食する会食者(201)の撮像画像を取得し、
前記撮像画像を用いて前記会食者(201)の状態を判定し、
前記会食者(201)に時間を空けて提供される複数の料理のうち、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記会食者(201)の状態に基づいて決定する
ことを含む料理の提供タイミングの決定方法。
(3) 飲食物の提供場所で会食する会食者(201)の撮像画像を取得するステップと、
前記撮像画像を用いて前記会食者(201)の状態を判定するステップと、
前記会食者(201)に時間を空けて提供される複数の料理のうち、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記会食者(201)の状態に基づいて決定するステップとをコンピュータに実行させるプログラム。
1・・・ネットワーク
11・・・制御部
12・・・画像取得部
13・・・画像処理部
14、17・・・記憶部
15・・・注文受付部
16・・・暫定タイミング算出部
18・・・状態判定部
19・・・タイミング変更部
21・・・撮像部
22・・・注文情報入力部
23・・・情報出力部
101、104A・・・カメラ
103・・・サーバ
104・・・注文用端末
105・・・ディスプレイ
201・・・会食者
202・・・椅子
203・・・テーブル
204・・・食器

Claims (12)

  1. 飲食物の提供場所で会食する会食者の撮像画像を取得する取得部と、
    前記撮像画像を用いて前記会食者の状態を判定する判定部と、
    前記会食者に時間を空けて提供される複数の料理のうち、2番目以降に提供される料理の提供タイミングを前記会食者の状態に基づいて決定する決定部と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記判定部は、前記撮像画像を用いて、前記会食者の表情を判定し、
    前記決定部は、前記2番目以降に提供する料理の提供タイミングを、前記会食者の表情に基づいて決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部は、前記表情がポジティブな表情と判定される場合に、次に提供する料理の提供タイミングを遅くする
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部は、前記表情がネガティブな表情と判定される場合に、次に提供する料理のタイミングを早める
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定部は、前記撮像画像を用いて、前記会食者の人体の所定部分の動きを判定し、
    前記決定部は、前記2番目以降に提供する料理の提供タイミングを、前記人体の所定部分の動きに基づいて決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、所定時間における前記人体の所定部分の移動量を判定し、
    前記決定部は、前記移動量に基づいて、次に提供する料理の提供タイミングを決定する請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部は、所定時間における、前記撮像画像中の所定の領域内で前記人体の所定部分が検出される頻度を判定し、
    前記決定部は、前記頻度に基づいて、次に提供する料理の提供タイミングを決定する
    請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 前記撮像画像から前記会食者の顔が検出される場合に、前記判定部が前記撮像画像を用いて前記会食者の表情を判定するとともに、前記決定部が前記2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記表情に基づいて決定し、
    前記撮像画像から前記会食者の顔が検出されない場合に、前記判定部が前記撮像画像を用いて前記会食者の人体の所定部分の動きを判定するとともに、前記決定部が前記2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記会食者の人体の所定部分の動きに基づいて決定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 複数の会食者のグループが並列に会食を行う場合に、前記判定部は、前記複数の会食者のグループの夫々についての前記会食者の状態を判定し、前記決定部は、複数の会食者のグループの夫々についての前記会食者の状態に基づいて、前記複数の会食者のグループについての料理の調理順を変更する
    請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記決定部は、前記複数の会食者のグループの夫々についての前記会食者の状態に基づいて、前記複数の会食者のグループ中の第1グループへの料理の調理順を、前記第1グループと異なる前記複数の会食者のグループ中の第2グループへの料理の調理順より遅らせる
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 飲食物の提供場所で会食する会食者の撮像画像を取得し、
    前記撮像画像を用いて前記会食者の状態を判定し、
    前記会食者に時間を空けて提供される複数の料理のうち、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記会食者の状態に基づいて決定する
    ことを含む料理の提供タイミングの決定方法。
  12. 飲食物の提供場所で会食する会食者の撮像画像を取得するステップと、
    前記撮像画像を用いて前記会食者の状態を判定するステップと、
    前記会食者に時間を空けて提供される複数の料理のうち、2番目以降に提供する料理の提供タイミングを前記会食者の状態に基づいて決定するステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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