JP2019159221A - 感光体ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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健太郎 野寺
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倫哉 岡本
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Abstract

【課題】露光装置25と感光体2との距離を精度良く設計距離に合わせることができる感光体ユニット75を提供する。【解決手段】画像形成装置に対して着脱可能に構成された感光体ユニット75において、感光体2と露光装置25との対向方向yと直交する方向である直交方向xに延在する第一面28a,29aと、対向方向yに延在する第二面28b,29bとを位置決め部材28,29に設け、直交方向xに延在して第一面28a,29aに密着する密着面27a,27bを露光装置25に設け、且つ、対向方向yに延在して第二面28b,29bが接着される接着面3a,4aを、感光体2を保持する感光体保持部材3,4に設けた。【選択図】図4

Description

本発明は、感光体ユニット及び画像形成装置に関するものである。
従来、感光体と、感光体保持部材と、被接着体に接着されて、複数の発光素子によって前記感光体を露光する露光装置と前記感光体との対向方向で前記露光装置を位置決めする位置決め部材とを有し、画像形成装置に着脱可能な感光体ユニットが知られている。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置は、トナー像を電子写真プロセスによって作像するための感光体ユニットを備えている。この感光体ユニットは、露光装置と、位置決め部材たるスペーサーブロックと、支持部材とを、ドラム状の感光体の中空内に有している。また、露光装置は、発光素子たるLEDを感光体の回転軸線方向に一直線状に複数並べた線状露光部を有している。感光体の中空内において、支持部材の表面にはスペーサーブロックが接着され、且つこのスペーサーブロックの表面には露光装置がLED搭載面を感光体内周面に向ける姿勢で接着されている。スペーサーブロックは、支持部材上において、感光体と露光装置との対向方向で露光装置を位置決めする役割を担っている。
しかしながら、この感光体ユニットにおいては、露光装置と感光体との距離を精度良く設計距離に合わせることが困難であるという課題があった。
上述した課題を解決するために、本発明は、感光体と、これを保持する感光体保持部材と、被接着体に接着されて、複数の発光素子によって前記感光体を露光する露光装置と前記感光体との対向方向で前記露光装置を位置決めする位置決め部材とを有し、画像形成装置に対して着脱可能に構成された感光体ユニットであって、前記位置決め部材が、前記対向方向に延在する面を有するものであり、前記面と前記感光体保持部材とが接着されることを特徴とするものである。
本発明によれば、露光装置と感光体との距離を精度良く設計距離に合わせることができるという優れた効果がある。
実施形態に係るプリンターを示す概略構成図。 同プリンターの作像ユニットを露光装置とともに示す概略構成図。 筐体の前扉を開いた状態の同プリンターを、その正面に向かって斜め右側から示す斜視図。 同作像ユニットの一部を露光装置とともに示す側面図。 同作像ユニットの感光体保持部材の後側板と、第二位置決め部材とを示す拡大斜視図。 紫外線が照射される紫外線硬化性接着剤を同後側板及び同第二位置決め部材とともに示す拡大斜視図。 本発明を適用していない比較形態の画像形成装置における感光体ユニットを示す側面図。 第二面に溝を設けていない第二位置決め部材を、後側板とともに示す拡大斜視図。
以下、本発明を、画像形成装置である電子写真方式のプリンター(以下、単にプリンターという)に適用した実施形態について説明する。
まず、実施形態に係るプリンターの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るプリンター1を示す概略構成図である。同図では、プリンター1の内部構成を、プリンター1の正面側から示している。即ち、同図においては、紙面に直交する方向における手前側がプリンター1の正面側、奥側がプリンター1の背面側となる。また、図中の左側がプリンター1の左側面側、右側がプリンター1の右側面側となる。
プリンター1は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒(以下、Y,M,C,Kと記す)のトナー像を作像するための四つの作像ユニット75Y,75M,75C,75Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。
感光体ユニットとしての作像ユニット75Y,75M,75C,75Kは、互いに異なる色のトナーを用いる点の他がほぼ同様の構成になっているので、以下、各色を示すY,M,C,Kという添字を省略して説明する。
図2は、作像ユニット75を露光装置25とともに示す概略構成図である。同図において、作像ユニット75は、ドラム状の感光体2、クリーニング帯電装置50、除電ランプ70、現像装置60等を有している。それらの各装置や部材が、共通の保持体に保持された状態でプリンター1本体に一体的に脱着可能になっている。
なお、露光装置25は、作像ユニット75の構成要素ではなく、プリンター1の本体側の構成要素である。作像ユニット75がプリンター1本体から取り外されても、露光装置25は本体に残ったままである。
クリーニング帯電装置50は、クリーニング動作部と、帯電動作部とを有している。それらのうち、帯電動作部は、感光体2に対して接触又は近接するように配設された帯電ローラ52と、これの表面をクリーニングする帯電クリーニングローラ53とを具備している。帯電バイアスが印加される帯電ローラ52は、自らの表面と感光体2の表面との間に放電を発生させることにより、感光体2の表面をトナーの帯電極性と同じ極性に高圧帯電せしめる。感光体2は、駆動手段によって図中時計回り方向に回転せしめられ、その表面の帯電均一化を図るために、帯電ローラ52も回転駆動せしめられるようになっている。なお、帯電ローラ52の代わりに、帯電ブラシローラを用いてもよい。
露光装置25は、画像情報に基づいて発した書込光により、感光体2の表面を光走査する。感光体2の一様帯電後の表面における全域のうち、露光装置25によって露光された領域は電位を減衰させる。これにより、感光体2の表面に静電潜像が形成される。露光装置25は、LEDアレイにおける個々のLEDから発した光を書込光として発するものである。発光素子としてのLEDは、感光体2の回転軸線方向に一直線状に複数並んでいる。これにより、感光体2の主走査方向(本例では感光体2の回転軸線方向)における複数の画素に対して同時に露光を行うことができる。
感光体2の表面に形成された静電潜像は、トナーを用いる現像装置60によって現像されてトナー像になる。このトナー像は、感光体2の回転に伴って、感光体2と無端状の中間転写ベルト81との当接による一次転写ニップに進入して中間転写ベルト(図1の81)のおもて面(ループ外周面)に一次転写される。
クリーニング帯電装置50のクリーニング動作部は、片持ち支持された状態で自由端を感光体2に当接させているクリーニングブレード51と、回収トナー搬送コイル54とを有している。一次転写ニップを通過した後の感光体2の表面に付着している転写残トナーを、クリーニングブレード51によって感光体2表面から掻き取って、回収トナー搬送コイル54上に落下させる。回収トナー搬送コイル54は、その回転駆動に伴って転写残トナーを同図の紙面に直交する方向に搬送して、クリーニング帯電装置50の外に廃トナーとして排出する。排出後の廃トナーは、後述する廃トナー収容器に搬送される。
除電ランプ70は、光源から発した除電光を、クリーニング帯電装置50に設けられた光通路に通して感光体2の表面に当てる。これにより、クリーニング後の感光体2表面の残留電荷が除電される。
図1において、筐体150内における最下部には、シート面を上下方向に向けた姿勢の記録シートPを複数枚重ねたシート束の状態で収容する第一給紙カセット95が配設され、これの真上には第二給紙カセット96が配設されている。第一給紙カセット95内のシート束における一番上の記録シートPには、第一給送ローラ95aが接触しており、その回転駆動によって記録シートPを給紙路に向けて送り出す。送り出された記録シートPは、第一搬送ローラ対97によって後述するレジストローラ対99まで搬送される。また、第二給紙カセット96は、第一給送ローラ96aの回転駆動によって記録シートPを給紙路に向けて送りだし、この記録シートPは第二搬送ローラ対98によって後述するレジストローラ対99まで搬送される。
作像ユニット75Y,75M,75C,75Kの図中上方には、中間転写ベルト81を張架しながら無端移動せしめる転写ユニット80が配設されている。この転写ユニット80は、無端状の中間転写ベルト81の他、4つの一次転写ローラ82Y,82M,82C,82Kや、ベルトクリーニング装置86などを有している。また二次転写バックアップローラ83、テンションローラ84、二次転写ニップ入口ローラ85なども有している。
中間転写ベルト81は、ループ内側に配設された複数のローラによって張架されながら、少なくとも何れか一つのローラの回転駆動によって図中反時計回り方向に無端移動せしめられる。一次転写ローラ82Y,82M,82C,82Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト81を感光体2Y,2M,2C,2Kとの間に挟み込んでY,M,C,K用の一次転写ニップを形成している。
Y,M,C,K用の一次転写ニップの周辺では、一次転写バイアスが印加される一次転写ローラ82Y,82M,82C,82Kと、感光体2Y,2M,2C,2Kとの間に一次転写電界が形成される。中間転写ベルト81は、その無端移動に伴ってY,M,C,K用の一次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体2Y,2M,2C,2K上のY,M,C,Kトナー像が重ね合わせて一次転写される。これにより、中間転写ベルト81上に四色重ね合わせトナー像が形成される。
ベルトループ内側に配設された二次転写バックアップローラ83は、ベルトループ外側に配設された二次転写ローラ89との間に中間転写ベルト81を挟み込んでいる。これにより、中間転写ベルト81のおもて面と、二次転写ローラ89との当接による二次転写ニップが形成されている。レジストローラ対99のレジストニップに挟み込まれて一旦停止した記録シートPは、中間転写ベルト81上の四色重ね合わせトナー像に同期するタイミングで、二次転写ニップに向けて送り出される。そして、二次転写ニップ内で四色トナー像が記録シートPに二次転写されてフルカラー画像となる。
二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト81には、記録シートPに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、ベルトクリーニング装置86のクリーニングローラ87によってベルト表面から除去された後、回収スクリュウ88によってベルトクリーニング装置86の外に排出される。排出された廃トナーは、廃トナー収容器110に搬送される。
二次転写ニップ内でフルカラー画像が形成された記録シートPは、二次転写ニップから定着装置100に送られる。定着装置100は、送り込まれてきた記録シートPを、熱源内包型の定着ローラ101と、これに向けて加圧される加圧ローラ102との当接による定着ニップに挟み込んで加熱及び加圧する。この作用により、記録シートP上のフルカラー画像のトナーが軟化して、記録シートPの表面に定着せしめられる。
その後、記録シートPは、定着装置100から排紙ローラ対103に受け渡された後、機外へと排出される。プリンター1の筐体150の上面には、スタック部151が形成されており、排紙ローラ対103によって機外に排出された記録シートPは、このスタック部151上に順次スタックされる。
転写ユニット80と、これよりも上方にあるスタック部151との間には、ボトル収容部104が配設されている。このボトル収容部104は、Y,M,C,Kトナーを内包するトナーボトル105Y,105M,105C,105Kを収容している。トナーボトル105Y,105M,105C,105K内のY,M,C,Kトナーは、トナー補給装置により、作像ユニット75Y,75M,75C,75Kの現像装置に適宜補給される。これらのトナーボトル105Y,105M,105C,105Kは、作像ユニット75Y,75M,75C,75Kとは独立して筐体150に脱着可能である。
定着装置100の近傍には、スイッチバック装置が配設されている。記録シートPの両面に画像を形成する両面プリントモードにて、片面だけにトナー像が形成された後に定着装置100を通過した記録シートPは、スイッチバック装置によって上下反転せしめられながらレジストローラ対99のレジストニップに向けて再送される。そして、レジストニップから二次転写ニップに送られてもう片方の面にもトナー像が形成された後、定着装置100で他方の面に対してもトナー像の定着処理が施されてから、排紙ローラ対103を経由してスタック部151上にスタックされる。
図3は、筐体150の前扉152を開いた状態のプリンター1を、その正面に向かって斜め右側から示す斜視図である。筐体150の前扉152を開くと、図示のように、筐体150内におけるY,M,C,K用のトナーボトル105Y,105M,105C,105Kが外部に向けて露出して、筐体150内からの引き出しが可能になる。また、Y,M,C,K用の作像ユニット75Y,75M,75C,75Kも外部に向けて露出して、筐体150内からの引き出しが可能になる。転写ユニット(80)は、ベルトカバー153によって覆われているが、このベルトカバー153が取り外されることで、筐体150内からの引き出しが可能になる。Y用の作像ユニット75Yの下方に配設されているのは、廃トナー収容器110であり、これも筐体150内からの引き出しが可能になる。
図2において、露光装置25は、線状露光部26と、これを保持するベース部材27とを有している。線状露光部26は、複数のLEDを同図の紙面に直交する方向(感光体回転軸線方向)に一直線状に並べた線状のLEDアレイと、個々のLEDから発せられた光を個別に集光せしめる複数のレンズを同方向に並べたレンズアレイとを具備している。線状露光部26での露光は、レーザーダイオードから発せられる光を主走査方向に偏向せしめるLD方式に比べて、集光のための光路長を短くして小型化を図ることができるという利点がある。この反面、光路長が短い分、感光体2に対する露光装置25の位置ずれによる解像度の低下や濃度誤差に起因する画質低下が大きくなることから、露光装置25を感光体2に対して高精度に位置決めされる必要がある。特に、感光体2と露光装置25との対向方向における相対位置は、露光焦点距離に直接影響を及ぼして画質を左右することから、非常に精度の高い位置決めが要求される。
特許文献1に記載の感光体ユニットでは、支持部材の表面上にスペーサーブロックを接着し、更にスペーサーブロックの表面上に露光装置を位置決めしながら紫外線硬化性接着剤で接着することで、感光体と露光装置との対向方向で露光装置を位置決めしている。かかる構成では、露光装置と感光体との距離を精度良く設計距離に合わせることが困難であるという課題があった。
この課題が生じるのは、次に説明する理由による。即ち、紫外線硬化性接着剤は、紫外線の照射を受けて硬化するときに収縮する。紫外線硬化性接着剤を硬化させる前に露光装置を精度良く位置決めしていても、紫外線硬化性接着剤を硬化させると、紫外線硬化性接着剤の収縮によって露光装置の固定位置を正規位置からずらしてしまう。このずれにより、露光装置を設計距離よりも遠い距離の位置で固定してしまい易い。紫外線硬化性接着剤の収縮率を予め考慮して、露光装置を設計距離よりも近い距離の位置で位置決めして紫外線硬化性接着剤を硬化させても、紫外線硬化性接着剤の塗布量誤差や収縮率の誤差などがあることから、露光装置を正規位置で固定するのは困難である。
紫外線硬化性接着剤の硬化時の収縮による露光装置と感光体との距離への影響について、より詳しく説明する。
図7は、本発明を適用していない比較形態の画像形成装置における感光体ユニット500を示す側面図である。同図において、ドラム状の感光体502は、感光体保持部材の前側板503及び後側板504の軸受けによって回転自在に受けられている。前側板503と後側板504とは、感光体502の表面に沿った方向であって且つその表面の移動方向と直交する方向である主走査方向(本例では感光体回転軸線方向)に並びつつ、互いの間に感光体502を挟んで相対向している。
前側板503は、感光体502に向けて突出する前側板突出部503aをその下端に具備している。また、後側板504は、感光体502に向けて突出する後側板突出部504aをその下端に具備している。
一方、露光装置525は、ベース部材527と、これのおもて面に固定された線状露光部526とを有し、線状露光部526のLED搭載面を感光体502に向ける姿勢で固定されている。ベース部材527の前側端部(図中左側端部)における感光体502との対向面には、第一位置決め部材528が固定されている。また、ベース部材527の後側端部(図中右側端部)における感光体502との対向面には、第二位置決め部材529が固定されている。
露光装置525よりも下方には支持体530が配設されており、この支持体530と露光装置525のベース部材527との間には、第一コイルバネ531及び第二コイルバネ532が介在している。第一コイルバネ531は、支持体530に支持されながら、露光装置525の主走査方向における前側部分を付勢して、露光装置525に設けられた第一位置決め部材528を、前側板突出部503aに向けて押し込む。また、第二コイルバネ532は、支持体530に支持されながら、露光装置525の主走査方向における後側部分を付勢して、露光装置525に設けられた第二位置決め部材529を、後側板突出部504aに向けて押し込む。
露光装置525を感光体ユニット500に位置決めするときには、露光装置525をコイルバネによって付勢しながら、露光装置525と感光体2との対向方向における距離を設計距離に合わせる位置で、露光装置525のコイルバネによる移動を係止する。次いで、第一位置決め部材528と前側板突出部503aとの間隙に紫外線硬化性接着剤を注入し、且つ、第二位置決め部材529と後側板突出部504aとの間隙にも紫外線硬化性接着剤を注入する。そして、それぞれの紫外線硬化性接着剤に紫外線を照射して紫外線硬化性接着剤を硬化させる。この硬化により、露光装置525の感光体502に対する位置を固定する。
このような固定の過程において、紫外線硬化性接着剤に対する紫外線の照射開始から、紫外線硬化性接着剤を硬化させるまでの間に、紫外線硬化性接着剤を図中矢印A、B方向に収縮させる。具体的には、接着剤層の厚みを厚み中心方向に向けて縮めるように紫外線硬化樹脂を収縮させる。この収縮により、露光装置525と感光体502との距離を設計距離よりも小さくしてしまうため、同距離を精度良く設計距離に合わせることが困難なのである。
また、前側板503や後側板504としては、低コスト化や軽量化の観点から樹脂製のものを用いるのが一般的であるが、樹脂の歪みが位置精度を悪化させてしまうという不具合もある。具体的には、前側板503の前側板突出部503aや、後側板504の後側板突出部504aに対しては、コイルバネによって付勢される位置決め部材(528、529)を突き当てている。前側板突出部503aや後側板突出部504aは方持ち支持の形態で支持されているので、位置決め部材が突き当てられると、自由端側を突き当て方向に歪ませ易い。この歪みが、位置精度(上記距離の設計距離からの誤差も含む)を悪化させるのである。
次に、実施形態に係るプリンター1の特徴的な構成について説明する。
図4は、プリンター1の感光体ユニットたる作像ユニット75の一部を露光装置25とともに示す側面図である。同図において、ドラム状の感光体2は、感光体保持部材の前側板3及び後側板4の軸受けによって回転自在に受けられている。前側板3と後側板4とは、感光体2の表面に沿った方向であって且つその表面の移動方向と直交する主走査方向に並びつつ、互いの間に感光体2を挟んで相対向している。
一方、露光装置25は、ベース部材27と、これのおもて面に固定された線状露光部26とを有し、線状露光部26のLED搭載面を感光体2に向ける姿勢で固定されている。ベース部材27の前側端部(図中左側端部)における感光体との対向面は、第一位置決め部材28が固定されている。
同図において、yは、感光体2と露光装置25とが対向する対向方向を示している。また、xは、対向方向yと直交する直交方向を示している。この作像ユニット75では、第一位置決め部材28や第二位置決め部材29として、L字状の縦断面形状の金属材料からなるものが用いられている。
L字状の第一位置決め部材28は、直交方向xに延在しつつベース部材27に対向する第一面28aと、対向方向yに延在しつつ前側板3に対向する第二面28bとを具備している。また、第二位置決め部材29は、直交方向xに延在しつつベース部材27に対向する第一面29aと、対向方向yに延在しつつ後側板4に対向する第二面29bとを具備している。前側板3や第一位置決め部材28は、露光装置25による主走査方向(本例では図中x方向と同じ)における一端側(本例ではプリンター1の前側)に配設されている。また、後側板4や第二位置決め部材29は、主走査方向における他端側に配設されている。
ベース部材27の主走査方向における一端側の端部(本例ではプリンター1の前側端部)は、感光体2との対向面が第一位置決め部材28の第一面28aに密着する第一密着面27aになっている。また、ベース部材27の主走査方向における他端側の端部(本例ではプリンター1の後側端部)は、感光体2との対向面が第二位置決め部材29の第一面29aに密着する第二密着面27bになっている。
露光装置25よりも下方には支持体30が配設されており、この支持体30と露光装置25のベース部材27との間には、第一コイルバネ31及び第二コイルバネ32が介在している。第一コイルバネ31は、支持体30に支持されながら、露光装置25の主走査方向における一端側部分を付勢して、ベース部材27の第一密着面27aを、第一位置決め部材28の第一面28aに密着させている。また、第二コイルバネ32は、支持体30に支持されながら、露光装置25の主走査方向における他端側部分を付勢して、ベース部材27の第二密着面27bを、第二位置決め部材29の第一面29aに密着させている。以下、それらの密着を突き当て密着という。
感光体保持部材の前側板3は、対向方向yに延在しながら第一位置決め部材28の第二面28bに対向する接着面3aを具備している。第一位置決め部材28は、その第二面28bが紫外線硬化性接着剤490によって前側板3の接着面3aに接着されることで、前側板3に固定されている。
感光体保持部材の後側板4は、対向方向yに延在しながら第二位置決め部材29の第二面29bに対向する接着面4aを具備している。第二位置決め部材29は、その第二面29bが紫外線硬化性接着剤490によって後側板4の接着面4aに接着されることで、後側板4に固定されている。
露光装置25を作像ユニット75に位置決めするときには、露光装置25をコイルバネによって付勢しながら、次のような作業を行う。即ち、感光体2とベース部材27の第一密着面27aとの距離を所定距離に合わせ、且つ感光体2とベース部材27の第二密着面27bとの距離を所定距離に合わせる位置で、コイルバネによって付勢されるベース部材の移動を係止する。次いで、第一位置決め部材28の第一面28aをベース部材27の第一密着面27aに重ねつつ、第一位置決め部材28の第二面28bを前側板3の接着面3aに所定の第一間隙を介して対向させる姿勢で、第一位置決め部材28を治具によって仮固定する。また、第二位置決め部材29の第一面29aをベース部材27の第二密着面27bに重ねつつ、第二位置決め部材29の第二面29bを後側板4の接着面4aに所定の第二間隙を介して対向させる姿勢で、第二位置決め部材29を治具によって仮固定する。その後、第一間隙、第二間隙のそれぞれの中に紫外線硬化性接着剤490を注入し、それらを紫外線照射によって硬化させる。この硬化により、第一位置決め部材28を前側板3に固定し、且つ第二位置決め部材29を後側板4に固定したら、それら位置決め部材を仮固定していた治具を取り外す。
紫外線硬化性接着剤490は、層形状をなした状態で、接着対象となる第一部材と第二部材との間に介在する。このような層形状の紫外線硬化性接着剤490が紫外線の照射によって硬化する過程では、上述のように収縮するが、この収縮は層全体として層の厚みに小さくするようにして起こる。このとき、層の平面積はそれほど小さくならない。これは次に説明する理由による。即ち、層形状の平面方向に収縮しようとする紫外線硬化性接着剤490は、第一部材との界面で平面方向に収縮させないようにする抗力を第一部材から受けつつ、第二部材との界面で平面方向に収縮させないようにする抗力を第二部材から受ける。これに対し、層形状の厚み方向に収縮しよとする紫外線硬化性接着剤490に対しては、厚み方向に収縮させないようとする抗力を外部から受け難い。このため、層全体として、平面方向の収縮率よりも厚み方向の収縮率の方が高くなるのである。
感光体2と露光装置25との距離は、対向方向yに沿った距離である。図7に示される比較形態に係る感光体ユニット500において、紫外線硬化性接着剤490の層の厚み方向は、対向方向yに沿っている。このため、紫外線硬化性接着剤490の層厚み方向の収縮が、感光体2と露光装置25との距離変化に直接的に影響を及ぼし、同距離を小さくしてしまうのである。
これに対し、図4に示される実施形態に係る作像ユニット75において、紫外線硬化性接着剤490の層の厚み方向は、直交方向xに沿っている。このため、紫外線硬化性接着剤490の層厚み方向の収縮は、感光体2と露光装置25との距離変化に直接的な影響を及ぼさない。このように、紫外線硬化性接着剤490の硬化収縮による感光体2と露光装置25との距離の変化を起こし難いことから、同距離を設計距離に精度良く合わせることができる。
更に、第一位置決め部材28と前側板3との間の第一間隙と、第二位置決め部材29と後側板4との間の第二間隙とで、UV照射による紫外線硬化性接着剤490の効果を同時に行えば、次のような効果を奏することもできる。即ち、この場合、第一間隙内の紫外線硬化性接着剤490がその硬化に伴って厚み方向に収縮しようとすると、ベース部材27に対して図中左側から右側に移動させようとする力を作用させる。このとき、第二間隙内の紫外線硬化性接着剤490は、その硬化に伴って厚み方向(図中x方向)に収縮しようとして、ベース部材27に対して図中左側から右側に移動させようとする力を作用させる。前者の力と後者の力とは互いにほぼ同じ大きさであることから、両方の力がほぼ釣り合って、ベース部材27の接着剤層厚み方向への移動は殆ど起こらない。紫外線硬化性接着剤490は収縮によって体積を減少させるが、層厚は殆ど変化させず、且つ接着面積も殆ど変化させない。体積の減少は、図示のように、接着面の縁部を弓状に窪ませる態様で発生する。
同図の紙面に直交する方向(以下、z方向という)においても、接着界面の抗力によって平面方向への収縮が抑制されることから、接着面の減少は殆ど起こらない。つまり、第一位置決め部材28や第二位置決め部材29は、紫外線硬化性接着剤490が硬化収縮を起こしても、仮固定された直交方向xの位置、対向方向yの位置、及びz方向の位置を殆ど変化させない。このため、露光装置25を、それら三方向のそれぞれにおいて高い精度で位置決めすることができる。
互いに直交方向xに並んで対面する前側板3と後側板4とは、接着面3a、接着面4aが両側板の非対向面になっている。このような非対向面に保持される紫外線硬化性接着剤490に対して紫外線を照射する作業については、直交方向xに沿って、前側板3と後側板4とで挟まれる側板間の外側から行うことになる。紫外線の照射については、z方向に沿って行うことも考えられるが、z方向においては、感光体2に現像装置60やクリーニング帯電装置50が隣設していることから、照射作業を実施し難い。対向方向yに沿って側板間の外側から照射作業を行うようにしていることで、露光装置25の位置決め固定の作業性を向上させることができている。
なお、直交方向xにおいて、前側板3よりも図中左側には作像ユニット75のケーシング前側板が存在し、後側板4よりも図中右側には作像ユニット75のケーシング後側板が存在する。かかる構成では、第一位置決め部材28における第二面28bの形成箇所を、感光体保持部材の前側板3と、ケーシング前側板との間に介在させることになる。また、第二位置決め部材29における第二面29bの形成箇所を、感光体保持部材の後側板4と、ケーシング後側板との間に介在させることになる。但し、前側板3とケーシング前側板との間や、後側板4とケーシング後側板との間には、図示のように、感光体2の軸を覆うフランジも介在させる必要性から、もともとある程度の間隙を設ける必要がある。その間隙内に、第一位置決め部材28の第二面28bの形成箇所や、第二位置決め部材29の第二面29bの形成箇所を収めることが可能であるので、作像ユニット75の大型化を回避することができる。
第一位置決め部材28や第二位置決め部材29は金属材料からなるので、コイルバネ(31、32)の付勢力によってベース部材27の端部が突き当てられても、歪みを引き起こし難い。よって、それら位置決め部材の歪みによる位置決め精度の低下を抑えることができる。
図5は、後側板4と第二位置決め部材29とを示す拡大斜視図である。第二位置決め部材29の第二面29bには、対向方向yに沿って一直線状に延びる複数の溝diが設けられている。後側板4と第二位置決め部材29との間に注入された紫外線硬化性接着剤490は、それらの溝di内にも充填される。
図6は、紫外線UVが照射される紫外線硬化性接着剤490を後側板4及び第二位置決め部材29とともに示す拡大斜視図である。紫外線UVは、第二位置決め部材29の第二面29bに形成された複数の溝diを通路にして、後側板4と第二位置決め部材29との間の第二間隙内に存在する紫外線硬化性接着剤490の内部の隅々まで良好に行き渡る。これにより、紫外線硬化性接着剤490を効率良く短時間で硬化させることができる。
なお、第一位置決め部材28の第二面28bにも、同様の溝を複数設けている。この作像ユニット75では、それらの溝を対向方向yに沿って延在させているが、第二面(28b、29b)の表面に沿った直線状の溝であれば、その延在方向は対向方向yに限られるものではない。
図8は、第二面29bに溝を設けていない第二位置決め部材29を、後側板4とともに示す拡大斜視図である。第二位置決め部材29の第二面29bに複数の溝を設けていないと、図示のように、第二面29bと後側板4との間の第二間隙内に存在する紫外線硬化性接着剤490の中に進入せずに、第二位置決め部材29の端面に当たって反射する紫外線UVの量が多くなる。これにより、紫外線硬化性接着剤490を効率良く硬化させることが困難になる。
これまで、ドラム状の感光体2を具備する作像ユニット75について説明したが、感光体2の形状はドラム状に限られず、無端ベルト状であってもよい。また、線状露光部26を具備する露光装置25について説明したが、発光素子の並びは一直線状に限られるものではなく、マトリクス状であってもよい。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
[第1態様]
第1態様は、感光体(例えば感光体2)と、これを保持する感光体保持部材(例えば前側板3、後側板4)と、被接着体(例えば前側板3、後側板4)に接着されて、複数の発光素子によって前記感光体を露光する露光装置(例えば露光装置25)と前記感光体との対向方向(例えば対向方向y)で前記露光装置を位置決めする位置決め部材(例えば第一位置決め部材28、第二位置決め部材29)とを有し、画像形成装置(例えばプリンター1)に対して着脱可能に構成された感光体ユニット(例えば作像ユニット75)であって、前記位置決め部材が、前記対向方向に延在する面を有するものであり、前記面と前記感光体保持部材とが接着されることを特徴とするものである。
第1態様においては、感光体保持部材の対向方向に延在する面と、位置決め部材の対向方向に延在する面との間に層状に介在させた接着剤が、層の厚み方向を対向方向に直交する直交方向に沿わせる姿勢になる。接着剤は、硬化の過程で主に層厚み方向に減容する硬化収縮を引き起こすが、前述の姿勢で厚み方向(直交方向)に減容しても、その減容に伴って位置決め部材を対向方向に移動させることはほとんどない。このため、例えば、次のようにすれば、接着剤の硬化収縮に起因する感光体と露光装置との距離の設計距離からのずれを抑えることが可能である。即ち、感光体保持部材の対向方向に延在する面に、位置決め部材の対向方向に延在する面を位置調整しながら接着する。この接着により、位置決め部材の所定箇所を設計距離が得られるように位置決めしたら、その所定箇所に対し、露光装置を突き当てる。このようにして、接着剤の硬化収縮に起因する感光体と露光装置との距離の設計距離からのずれを抑えることで、よって、露光装置と感光体との距離を精度良く設計距離に合わせることができる。
[第2態様]
第2態様は、第1態様であって、前記位置決め部材における前記対向方向に延在する前記面とは異なる箇所で前記露光装置(例えば露光装置25)に接触されることを特徴とする。
第2態様においては、次のようにすることで、露光装置と感光体との距離を精度良く設計距離に合わせることができる。即ち、感光体に対して位置決め部材を位置調整しながら、感光体保持部材の対向方向に延在する面に対し、位置決め部材の対向方向に延在する面を接着して接着剤を固化させた後、位置決め部材における前記面とは異なる箇所に露光装置を突き当て等によって接触させるのである。
[第3態様]
第3態様は、第2態様において、前記位置決め部材が、前記位置決め部材における前記対向方向に延在する前記面としての第二面と、前記対向方向と直交する方向である直交方向(例えば直交方向x)に延在する第一面(例えば第一面28a、第一面29a)とを有するものであり、前記第一面が、前記露光装置に対して密着されることを特徴とするものである。
第3態様においては、露光装置の直交方向に延在する面を、位置決め部材の直交方向に延在する第一面に密着させることで、露光装置の直交方向における、感光体と露光装置との距離のばらつきを抑えることができる。
[第4態様]
第4態様は、第3態様であって、前記位置決め部材が、前記感光体の表面に沿った方向であって且つ前記表面の移動方向と直交する方向(例えば主走査方向)における一端側(例えばプリンター1の前側)と他端側(例えばプリンター1の後側)とのそれぞれに設けられ、前記感光体保持部材が、前記直交方向にて前記感光体を挟んで相対向する二つの側板と、前記直交方向における前記一端側に配設された前記側板である一端側板(例えば前側板)に具備される第一接着面(例えば接着面3a)と、前記他端側に配設された前記側板である他端側板(例えば後側板4)に具備される第二接着面(例えば接着面4a)とを有するものであることを特徴とするものである。
第4態様においては、感光体ユニットの一端側と他端側とのそれぞれで、露光装置と感光体との距離を精度良く設計距離に合わせることができる。
[第5態様]
第5態様は、第4態様において、前記一端側板における前記他端側板との非対向面を前記第一接着面とし、且つ、前記他端側板における前記一端側板との非対向面を前記第二接着面としたことを特徴とするものである。
第5態様においては、接着剤に対する硬化処理作業を対向方向に沿って側板間の外側から行うことを可能にして、露光装置の位置決め固定の作業性を向上させることができる。
[第6態様]
第6態様は、第1、第2、第3、第4又は第5態様において、前記位置決め部材として、金属からなるものを用い、且つ、前記位置決め部材における前記対向方向に延在する面と前記感光体保持部材との接着を行う接着剤として、光硬化性接着剤を用いたことを特徴とするものである。
第6態様においては、位置決め部材の歪みによる感光体に対する露光装置の対向方向の位置決め精度の悪化を抑えることができる。更には、光硬化性接着剤に光照射するという簡単な作業により、露光装置を感光体に対して位置決めすることができる。
[第7態様]
第7態様は、第6態様において、前記位置決め部材における前記対向方向に延在する面に複数の溝(例えば溝di)を設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、光硬化性接着剤に対して光を効率良く当てて、露光装置の位置決め作業時間の短縮化を図ることができる。
[第8態様]
第8態様は、第4又は第5態様を備えた画像形成装置において、前記露光装置を付勢して前記一端側の前記位置決め部材の前記第一面に密着せしめる第一付勢手段(例えば第一コイルバネ31)と、前記露光装置を付勢して前記他端側の前記位置決め部材の前記第一面に密着せしめる第二付勢手段(例えば第二コイルバネ32)とを設けたことを特徴とするものである。
第8態様においては、露光装置を第一位置決め部材に固定せず、且つ露光装置を第二位置決め部材に固定しなくても、それら位置決め部材の第一面と、第一付勢手段及び第二付勢手段の付勢力による露光装置の密着面との突き当たりにより、露光装置を感光体に対して対向方向に精度良く位置決めすることができる。
[第9態様]
第9態様は、感光体ユニットを用いて画像を形成する画像形成装置において、前記感光体ユニットとして、第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第6態様を用いたことを特徴とするものである。
第9態様においては、第1態様と同様の作用により、露光装置と感光体との距離を精度良く設計距離に合わせることができる。
1:プリンター(画像形成装置)
2:感光体
3:前側板(一端側の側板)
3a:接着面(第一接着面)
4:後側板(他端側の側板)
4a:接着面(第二接着面)
25:露光装置
26:線状露光部
27:ベース部材
27a:第一密着面
27b:第二密着面
28:第一位置決め部材
28a:第一面
28b:第二面
29:第二位置決め部材
29a:第一面
29b:第二面
31:第一コイルバネ(第一付勢手段)
32:第二コイルバネ(第二付勢手段)
75:作像ユニット(感光体ユニット)
x:直交方向
y:対向方向
di:溝
特許第3582052号

Claims (9)

  1. 感光体と、これを保持する感光体保持部材と、被接着体に接着されて、複数の発光素子によって前記感光体を露光する露光装置と前記感光体との対向方向で前記露光装置を位置決めする位置決め部材とを有し、画像形成装置に対して着脱可能に構成された感光体ユニットであって、
    前記位置決め部材が、前記対向方向に延在する面を有するものであり、前記面と前記感光体保持部材とが接着されることを特徴とする感光体ユニット。
  2. 請求項1の感光体ユニットであって、
    前記位置決め部材における前記対向方向に延在する前記面とは異なる箇所で前記露光装置に接触されることを特徴とする感光体ユニット。
  3. 請求項2の感光体ユニットであって、
    前記位置決め部材が、前記位置決め部材における前記対向方向に延在する前記面としての第二面と、前記対向方向と直交する方向である直交方向に延在する前記異なる箇所としての第一面とを有するものであり、
    前記第一面が、前記露光装置に対して密着されることを特徴とする感光体ユニット。
  4. 請求項3の感光体ユニットであって、
    前記位置決め部材が、前記感光体の表面に沿った方向であって且つ前記表面の移動方向と直交する方向における一端側と他端側とのそれぞれに設けられ、
    前記感光体保持部材が、前記直交方向にて前記感光体を挟んで相対向する二つの側板と、前記直交方向における前記一端側に配設された前記側板である一端側板に具備される第一接着面と、前記他端側に配設された前記側板である他端側板に具備される第二接着面とを有するものであることを特徴とする感光体ユニット。
  5. 請求項4の感光体ユニットにおいて、
    前記一端側板における前記他端側板との非対向面を前記第一接着面とし、且つ、前記他端側板における前記一端側板との非対向面を前記第二接着面としたことを特徴とする感光体ユニット。
  6. 請求項1、2、3、4又は5の感光体ユニットにおいて、
    前記位置決め部材として、金属からなるものを用い、且つ、前記位置決め部材における前記対向方向に延在する面と前記感光体保持部材との接着を行う接着剤として、光硬化性接着剤を用いたことを特徴とする感光体ユニット。
  7. 請求項6の感光体ユニットにおいて、
    前記位置決め部材における前記対向方向に延在する面に複数の溝を設けたことを特徴とする感光体ユニット。
  8. 請求項4又は5の感光体ユニットを備えた画像形成装置において、
    前記露光装置を付勢して前記一端側の前記位置決め部材の前記第一面に密着せしめる第一付勢手段と、前記露光装置を付勢して前記他端側の前記位置決め部材の前記第一面に密着せしめる第二付勢手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 感光体ユニットを用いて画像を形成する画像形成装置において、
    前記感光体ユニットとして、請求項1、2、3、4、5、6又は7の感光体ユニットを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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