JP2019158061A - リンク部材を利用するフリータイプ双方向クラッチ - Google Patents
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- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
【解決手段】環状の周壁部32を有する出力部材3をハウジング1内に設置し、周壁部32内には、出力部材3と共通の回転軸oの回りに回転可能な入力部材2を設置する。周壁部32の外周面には、わずかに凹所となったカム面を等間隔に形成するとともに、入力部材2にはリンク部材4を回動可能に枢着して、リンク部材4の係合軸42を周壁部32の外周面に対向させる。入力部材2が回転していないときは、2個のコイルばね9によりリンク部材4が図示の中立位置にあり、出力部材3からの回転伝達が遮断される。入力部材2が回転すると、係合軸42の回転の位相が遅れる結果、リンク部材4が傾いて係合軸42がカム面に当接し、出力部材3がリンク部材4に連れ回されて回転する。
【選択図】図1
Description
カム体CBの直線部に対向するように、3個の遊星歯車体PBが周方向に等間隔をおいて配設してあり、遊星歯車体PBは、一般的な遊星歯車機構の遊星歯車と同様に、中心軸の回りに回転可能なキャリアCAの支持軸SSに軸支される。遊星歯車体PGには、太陽歯車SGと噛み合う遊星歯車PG(断面B−B)と、遊星歯車PGから軸方向に突出する正6角形断面の突出部PJ(断面A−A)とが設けてある。この突出部PJは、断面A−Aの状態では、カム体CBとの間にわずかな間隙が存在し、遊星歯車体PBの自転が許容されるように相対的な位置が設定される。
これに対して、図10(b)の断面B−Bに示すように、出力軸OSに固着された太陽歯車SGが回転した場合には、これと噛み合う遊星歯車PGに自転の回転トルクが付与される。この回転トルクにより、図10(b)の断面A−Aに示すように、遊星歯車体PBが入力軸ISと相対的にわずかに移動し、突出部PJがカム体CBの辺の中央に位置すると、遊星歯車体PBが自由に自転可能となる。したがって、出力軸OSが回転しても、キャリアCAに軸支された遊星歯車体PBが自転(空転)するだけであって、入力軸ISへの回転の伝達は遮断される。
特許文献2のフリータイプ双方向クラッチは、外輪(入力部材)及び内輪(出力部材)の間に形成される楔形の空間内にローラーを挿入し、外輪と内輪との間へのローラーの噛み込みとその解除を利用して回転の伝達・遮断を行わせるものである。特許文献2のフリータイプ双方向クラッチでは、入力部材から出力部材への伝達トルクが増大したときに、ローラーが噛み込んだままとなって回転伝達の遮断が不能となる恐れがあり、また、ローラーの回転に起因して構成部品の摩耗が生じ、耐久性を損なう等の恐れもある。
図10(c)は、カム体CBの面と突出部PJの面が当接した状態で入力軸ISの回転が停止したときの、遊星歯車体PB、カム体CB及び太陽歯車SGの位置関係を表す拡大図である。ここで、実線矢印のように、太陽歯車SGの回転方向が反時計方向であれば、キャリア支持軸SSが反時計方向に移動する結果、遊星歯車体PBの自転が可能となり出力軸OSは回転(空転)することができる。しかし、破線矢印のように、時計方向に回転しようとしたときは、カム体CBによりロックされて出力軸OSの回転は不可能であり、出力軸OSを回転させるには、入力軸ISとカム体CBとを少し戻して図10(b)の断面A−Aの状態とする必要がある。
「回転不能のハウジング、前記ハウジング内で共通の回転軸を中心として回転可能な入力部材及び出力部材を備え、前記入力部材からの正・逆方向の回転は前記出力部材に伝達されるとともに、前記出力部材から前記入力部材への回転の伝達は、前記出力部材が空転して遮断されるフリータイプ双方向クラッチであって、
前記出力部材は、前記入力部材を囲んで環状に形成されていて、前記出力部材の外周面には凹所となるカム面が形成され、
前記入力部材には、枢軸を中心にして回動可能なリンク部材が枢着され、
前記リンク部材には、前記出力部材のカム面に当接可能な係合軸と、前記枢軸と前記係合軸とを連結する連結部とが設けられ、かつ、前記入力部材の停止状態において、前記係合軸が前記枢軸と同一半径上に位置する中立位置に前記リンク部材を保持する保持装置が設置されており、
前記入力部材が回転したときは、前記リンク部材が前記中立位置から回動して、前記係合軸が前記出力部材のカム面に当接し、前記出力部材が回転したときは、前記リンク部材が前記保持装置により中立位置に保持されて、前記係合軸と前記出力部材のカム面との当接が解除される」
ことを特徴とするフリータイプ双方向クラッチとなっている。
入力部材が回転(入力部材が出力部材の回転よりも高速で回転している場合を含む)すると、リンク部材は、入力部材に枢着された枢軸が入力部材と一体的に回転方向に移動するのに対し、径方向の外方の係合軸は、保持装置の抵抗力や慣性等により移動が遅延するため、リンク部材が入力部材と相対的に回動して、その連結部が半径方向に対し傾斜することとなる。そのため、係合軸の回転軸からの径方向の距離が縮小し、リンク部材の係合軸は、出力部材の外周面に設けられた凹所に入り込んでカム面に当接する。入力部材がさらに回転すると、入力部材は、リンク部材により出力部材を連れ回すように回転させ、入力部材の回転トルクがリンク部材を介して出力部材に伝達される。
本発明のフリータイプ双方向クラッチのリンク部材は、中立位置から回転方向の両側に同じように回動することが可能であり、その係合軸が当接するカム面も回転方向の両側に対称的に形成することができる。そのため、本発明のフリータイプ双方向クラッチの作動は、入力部材及び出力部材の回転方向に影響されることはなく、特許文献3のフリータイプ双方向クラッチとは異なり、出力部材をどちら側に空転させるときにも、入力部材の位置を戻す必要はない。
出力部材3は、環状の周壁部32と端壁部33からなるカップ状の部材に出力軸31を一体的に設けたものである。環状の周壁部32の外周面32Oには、内方にわずかに凹むように凹所となったカム面32Cが周方向に等間隔に6個形成してあり、各々のカム面32Cは、中央から周方向に対称に形成されている(図4も参照)。環状の周壁部32の内方に入力部材2が嵌め込まれると、周壁部32の内周面32Iが入力部材2の外周面に接するようになる。なお、第1実施例の出力部材3では、環状に形成された周壁部32に出力軸31を一体的に設けているが、入力部材2の入力軸ISのように、出力軸31を別体として出力部材3に取り付けるように構成できるのは勿論である。
径方向外方にある係合軸42は、連結部43で周壁部32を跨ぐようにして周壁部32の外周面32Oに対向している。図1に示す状態では、回動可能なリンク部材4は中立位置、すなわち、係合軸42の中心が枢軸41の中心と同一半径上に整列する位置にあり、このときに、係合軸42の中心と共通の回転軸oとの距離が最大となる(図4も参照)。
図4(a)は、入力部材2が停止しているときの、入力部材2、出力部材3及びリンク部材4の状態を表示する図である。このときは、コイルばね9等の保持装置によってリンク部材4が中立位置にあり、係合軸42の中心が共通の回転軸oから最も離れた半径Rlの位置に存在し、環状の出力部材3の外周面32Oと係合軸42との間にはごくわずかな間隙が存在する。したがって、出力部材3は、リンク部材4に拘束されることなく自由な回転が可能であって、出力部材3の回転が入力部材2に伝達されることはない。
出力部材3の外周面32Oのカム面32Cは、中央から周方向に対称的に形成されているので、入力部材2が反時計方向に回転したときも、同様に出力部材3が反時計方向に回転する。また、出力部材2が回転している場合であっても、入力部材2がより高速で回転すると同様なトルク伝達が行われるようになる。
そして、リンク部材4は、枢軸41で入力部材2に枢着されていて、中立位置から回転方向の両側に同じように回動することが可能であり、リンク部材4の係合軸42が当接するカム面32Cも回転方向の両側に対称的に形成してある。そのため、本発明のフリータイプ双方向クラッチは、入力部材2及び出力部材3がどちらの方向に回転しても同様な作動となり、特許文献3のフリータイプ双方向クラッチとは異なって、入力部材2を戻すことなく、出力部材3を停止位置からどちら側にも空転させることができる。
中立位置保持装置として上記のリテーナ部材5を設置した場合には、リテーナ部材5とハウジング1との間に波形ばね7を配置し、波形ばね7の軸方向の弾性力によりリテーナ部材5の回転に対する抵抗力を付与できる。リテーナ部材5に抵抗力が付与されると、リンク部材4の係合軸42の移動についても十分な抵抗力が与えられる。そのため、入力部材2から出力部材3に回転を伝達する際に、入力部材2の回転に応じてリンク部材4が確実に中立位置から回動し、係合軸42がカム面32Cに当接するようになる。
図5に示す変形例1は、図1等に示す第1実施例のフリータイプ双方向クラッチの保持装置における2個のコイルばね9の代わりに、ばね部材として板ばね9Aを使用するものである。図5では、変形例1のフリータイプ双方向クラッチの、図1の断面A−A図に対応する断面図を最上部に表示し、変形例1の保持装置の各部品(対応する図1の部品の符号に添字Aを付して表す。)をその下方に表示している。
板ばね9Aは、円弧状の基板9APの両端に軸方向に延びる弾性部9ASを形成したもので、リンク部材4の係合軸を収容するカップ状のリテーナ部材5Aに固定される。リテーナ部材5Aには2個の取付ピン5APが設けられ、板ばね9Aは、基板9APに開けられた2個の孔に取付ピン5APが嵌め込まれ、取り付けられる。リテーナ部材5A、入力固定部材8A及び板ばね9Aを組み合わせると、2個の弾性部9ASのバランスにより、リンク部材4が中立位置に保持される。
リテーナ部材5B、入力固定部材8B及びねじりコイルばね9Bを組み合わせると、ねじりコイルばね9Bの二股となった先端部が、リテーナ部材5Bのばね受け片52Bにそれぞれ当接する。これにより、ばね受け片52Bに均等なばね力が作用し、リンク部材4が中立位置に保持される。
図7は、変形例3のフリータイプ双方向クラッチの、図1の断面B−B図に対応する断面図である。これに示すとおり、変形例3のものでは、入力部材2Xには断面が円形の単一の孔21Xが形成され、孔21Xには、リンク部材4の枢軸41Xが回動可能に枢着される。枢軸41Xには、両側面の上方が切り欠かれた平面Pが形成され、また、入力部材2Xには、孔21Xに連なるポケット部Rが形成されている。左右のポケット部Rにはそれぞれコイルばね9Xが設置されており、枢軸41Xの平面Pにばね力を加える。コイルばね9Xの代わりに、U字状の板ばね等を用いてもよい。
3個のリンク部材4を枢着するよう、入力部材2には、径方向の外方が開放された断面U字状の6個の溝22が等間隔に形成されており、その中の3個の溝22にリンク部材4が枢着されるとともに、他の3個の溝22には、図8(b)に示す入力固定部材8の取付軸82が挿入される。取付軸82は、第1実施例のものと比べると長めに形成され、入力部材2と入力固定部材8との間には、リング部材4の連結部43を収容する空間が設けられている。
上記の実施例では、波形ばねによりリテーナ部材に軸方向の力を加え、リンク部材の係合軸に抵抗力を付与しているが、リテーナ部材の外周面の全周に凹溝を設けて板ばね等を設置し、板ばねをハウジングの内周面に当接させることにより、リテーナ部材に半径方向から抵抗力を付与することもできる。また、入力固定部材を入力部材に固定する際に、入力固定部材に設けた取付軸を入力部材の溝に嵌め込んでいるが、これに代えて、取付ねじ等の締結手段により入力固定部材を固着するなど、上記の実施例に対し各種の変形が可能であるのは明らかである。
2:入力部材
3:出力部材
32O:外周面(出力部材の)
32C:カム面(出力部材の)
4:リンク部材
41:枢軸
42:係合軸
5:リテーナ部材
7:波形ばね
8:入力固定部材
9:ばね部材
「回転不能のハウジング、前記ハウジング内で共通の回転軸を中心として回転可能な入力部材及び出力部材を備え、前記入力部材からの正・逆方向の回転は前記出力部材に伝達されるとともに、前記出力部材から前記入力部材への回転の伝達は、前記出力部材が空転して遮断されるフリータイプ双方向クラッチであって、
前記出力部材は、前記入力部材を囲んで環状に形成されていて、前記出力部材の外周面には凹所となるカム面が形成され、
前記入力部材には、前記共通の回転軸と径方向に間隔をおいて配置された枢軸を中心にして回動可能なリンク部材が枢着され、
前記リンク部材には、前記出力部材のカム面に当接可能な係合軸と、前記枢軸と前記係合軸とを連結する連結部とが設けられ、かつ、前記入力部材の停止状態において、前記係合軸の中心が前記枢軸の中心と前記共通の回転軸とを結ぶ直線上に位置する中立位置に前記リンク部材を保持する保持装置が設置されており、
前記入力部材が回転したときは、前記リンク部材が前記中立位置から回動して、前記係合軸が前記出力部材のカム面に当接し、前記出力部材が回転したときは、前記リンク部材が前記保持装置により中立位置に保持されて、前記係合軸と前記出力部材のカム面との当接が解除される」
ことを特徴とするフリータイプ双方向クラッチとなっている。
入力部材が回転(入力部材が出力部材の回転よりも高速で回転している場合を含む)すると、リンク部材は、入力部材に枢着された枢軸が入力部材と一体的に回転方向に移動するのに対し、径方向の外方の係合軸は、保持装置の抵抗力や慣性等により移動が遅延するため、リンク部材が入力部材と相対的に回動して、その連結部が半径方向に対し傾斜することとなる。そのため、係合軸の回転軸からの径方向の距離が縮小し、リンク部材の係合軸は、出力部材の外周面に設けられた凹所に入り込んでカム面に当接する。入力部材がさらに回転すると、入力部材は、リンク部材により出力部材を連れ回すように回転させ、入力部材の回転トルクがリンク部材を介して出力部材に伝達される。
径方向外方にある係合軸42は、連結部43で周壁部32を跨ぐようにして周壁部32の外周面32Oに対向している。図1に示す状態では、回動可能なリンク部材4は中立位置、すなわち、係合軸42の中心が枢軸41の中心と共通の回転軸oとを結ぶ直線上に位置しており、このときに、係合軸42の中心と共通の回転軸oとの距離が最大となる(図4も参照)。
Claims (6)
- 回転不能のハウジング、前記ハウジング内で共通の回転軸を中心として回転可能な入力部材及び出力部材を備え、前記入力部材からの正・逆方向の回転は前記出力部材に伝達されるとともに、前記出力部材から前記入力部材への回転の伝達は、前記出力部材が空転して遮断されるフリータイプ双方向クラッチであって、
前記出力部材は、前記入力部材を囲んで環状に形成されていて、前記出力部材の外周面には凹所となるカム面が形成され、
前記入力部材には、枢軸を中心にして回動可能なリンク部材が枢着され、
前記リンク部材には、前記出力部材のカム面に当接可能な係合軸と、前記枢軸と前記係合軸とを連結する連結部とが設けられ、かつ、前記入力部材の停止状態において、前記係合軸が前記枢軸と同一半径上に位置する中立位置に前記リンク部材を保持する保持装置が設置されており、
前記入力部材が回転したときは、前記リンク部材が前記中立位置から回動して、前記係合軸が前記出力部材のカム面に当接し、前記出力部材が回転したときは、前記リンク部材が前記保持装置により中立位置に保持されて、前記係合軸と前記出力部材のカム面との当接が解除されることを特徴とするフリータイプ双方向クラッチ。 - 前記リンク部材が、複数個前記入力部材に等間隔に枢着されるとともに、前記出力部材の外周面には、前記リンク部材の整数倍の数の前記カム面が等間隔に形成されている請求項1に記載のフリータイプ双方向クラッチ。
- 前記リンク部材を中立位置に保持する保持装置が、前記ハウジング内に回転可能に設置され、前記リンク部材の係合軸を収容する溝が形成されたリテーナ部材と、前記入力部材に固定された入力固定部材と、前記リテーナ部材と前記入力固定部材との間に配置されたばね部材とを備えている請求項1又は請求項2に記載のフリータイプ双方向クラッチ。
- 前記ばね部材が2本のコイルばねである請求項3に記載のフリータイプ双方向クラッチ。
- 前記ハウジングと前記リテーナ部材との間に波形ばねが設置され、前記リテーナ部材の回転に対して抵抗力が付与される請求項3又は請求項4に記載のフリータイプ双方向クラッチ。
- 前記入力部材には、径方向の外方が開放された断面U字状の溝が形成されており、前記リンク部材の枢軸が、前記断面U字状の溝に挿入されて前記環状の出力部材の内周面に当接している請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のフリータイプ双方向クラッチ。
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