JP2019157997A - 懸架装置用スプリング - Google Patents

懸架装置用スプリング Download PDF

Info

Publication number
JP2019157997A
JP2019157997A JP2018045323A JP2018045323A JP2019157997A JP 2019157997 A JP2019157997 A JP 2019157997A JP 2018045323 A JP2018045323 A JP 2018045323A JP 2018045323 A JP2018045323 A JP 2018045323A JP 2019157997 A JP2019157997 A JP 2019157997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
wire
seat
suspension device
clamping part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018045323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019157997A5 (ja
Inventor
英生 山下
Hideo Yamashita
英生 山下
浩之 小木曽
Hiroyuki Ogiso
浩之 小木曽
野々 一義
Kazuyoshi Nono
一義 野々
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK, Chuo Spring Co Ltd filed Critical Chuo Hatsujo KK
Priority to JP2018045323A priority Critical patent/JP2019157997A/ja
Publication of JP2019157997A publication Critical patent/JP2019157997A/ja
Publication of JP2019157997A5 publication Critical patent/JP2019157997A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Springs (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

【課題】 組立工数低減が可能な車両用懸架装置用スプリングの一例を開示する。【解決手段】 ゴム製のシート部3には、線材2Aを径方向一方側及び他方側から挟み込む変形可能な第1挟持部4及び第2挟持部5が設けられている。これにより、製造者は、第1挟持部4及び第2挟持部5を利用してシート部3をばね部2に組み付けることができる。したがって、ばね部2とシート部3とが仮固定された状態となるので、車両用懸架装置の組立工数を低減することが可能となり得る。【選択図】 図3

Description

本開示は、車両用懸架装置に用いられるスプリングに関する。
例えば、特許文献1に記載の車両用懸架装置では、コイルばねの中心軸線方向一端及び当該中心軸線方向他端に金属製のスプリングシートが配置され、かつ、当該スプリングシートとコイルばねとの間にはラバーシートが配置されている。
特開2016−191453号公報
本開示は、組立工数低減が可能な車両用懸架装置用スプリングの一例を開示する。
車両用懸架装置用スプリングは、例えば、ばね部(2)を構成する金属製の線材(2A)と、ばね部(2)に作用する荷重を受けるゴム製のシート部(3)と、シート部(3)に設けられ、線材(2A)を径方向一方側及び他方側から挟み込む弾性変形可能な第1挟持部(4)及び第2挟持部(5)とを備えることが望ましい。
これにより、車両用懸架装置を製造する者(以下、製造者という。)は、第1挟持部(4)及び第2挟持部(5)を利用してシート部(3)をばね部(2)に組み付けることができる。したがって、ばね部(2)とシート部(3)とが仮固定された状態となるので、車両用懸架装置の組立工数を低減することが可能となり得る。
なお、仮に、ばね部(2)とシート部(3)とが仮固定されていない状態では、製造者は、車両用懸架装置の組立時に治具等を用いてばね部(2)とシート部(3)とを仮固定した後、スプリングシートやダンパー等の他の部品を組み付ける必要がある。
このため、ばね部(2)とシート部(3)とが仮固定されていない状態では、車両用懸架装置の組立工数を低減することが難しい。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
第1実施形態に係るスプリングを示す図である。 第1実施形態に係るシート部を示す図である。 第1実施形態に係るシート部を示す図である。 第2実施形態に係るシート部を示す図である。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載されたものである。本明細書に記載された発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
本実施形態は、上記の製造方法を車両用懸架装置用スプリングの製造方法に適用した例である。
(第1実施形態)
1.懸架装置用スプリングの構成
図1に示される懸架装置用スプリング1(以下、スプリング1という。)は、ばね部2及びシート部3等を少なくとも備える。ばね部2は、金属製の線材2Aにより構成されたばねである。
線材2Aの表面には、当該線材2A全体を覆う被覆層2Bが設けられている。なお、本実施形態に係るばね部2は、コイル状に成形されたコイルばねである。被覆層2Bは、熱硬化性樹脂等の樹脂が焼き付け塗装にて形成された薄膜である。
シート部3は、ばね部2に作用する荷重を受けるラバーシートである。当該シート部3は、ゴム等の弾性変形可能な樹脂にて構成されている。シート部3には、図2に示されるように、線材2Aが嵌り込む溝部3Aが設けられている。
溝部3Aは、座巻部を構成する線材2Aが嵌り込む溝である。つまり、シート部3は、コイル状に構成されたばね部2の軸線方向一端に配置され、座巻部を構成する線材2Aに接触する(図1参照)。以下の説明に係る線材2Aは、線材2Aのうち座巻部を構成する部分である。
2.線材を係止(仮固定)するための構成
図3に示されるように、シート部3には第1挟持部4及び第2挟持部5が設けられている。第1挟持部4は、溝部3Aの幅方向一端から線材2A(図3の上方)側に延びる弾性変形可能な部位である。
第2挟持部5は、溝部3Aの幅方向他端から線材2A(図3の上方)側に延びる弾性変形可能な部位である。第1挟持部4は幅方向一端側から線材2Aに接触する。第2挟持部5は、幅方向他端側から線材2Aに接触する。
これにより、線材2Aは、第1挟持部4及び第2挟持部5により、径方向一方側及び他方側から挟み込まれた状態となるため、当該線材2Aは、シート部3に係止(仮固定)された状態となる。
なお、線材2Aが存在しない場合においては、第1挟持部4の先端と第2挟持部5の先端との距離は、線材2Aの直径寸法より小さい。線材2Aが溝部3Aに嵌め込まれた状態においては、第1挟持部4及び第2挟持部5は、当該距離が拡大するように弾性変形する。このため、本実施形態に係る第1挟持部4及び第2挟持部5は、線材2Aに圧接する。
因みに、本実施形態では、図2に示されるように、溝部3Aに沿って溝部3Aの延び方向略全域に亘って第1挟持部4及び第2挟持部5が設けられている。第1挟持部4及び第2挟持部5は、シート部3と共にゴムにて一体成形された一体成形品である。
3.本実施形態に係るスプリング(特に、シート部)の特徴
本実施形態に係るシート部3には、線材2Aを径方向一方側及び他方側から弾性挟み込む変形可能な第1挟持部4及び第2挟持部5が設けられている。
これにより、製造者は、第1挟持部4及び第2挟持部5を利用してシート部3をばね部2に組み付けることができる。したがって、ばね部2とシート部3とが仮固定された状態となるので、車両用懸架装置の組立工数を低減することが可能となり得る。
なお、仮に、ばね部2とシート部3とが仮固定されていない状態では、製造者は、車両用懸架装置の組立時に治具等を用いてばね部2とシート部3とを仮固定した後、スプリングシートやダンパー等の他の部品を組み付ける必要がある。このため、ばね部2とシート部3とが仮固定されていない状態では、車両用懸架装置の組立工数を低減することが難しい。
(第2実施形態)
本実施形態に係る第1挟持部4及び第2挟持部5は、図4に示されるように、シート部3と別部品として製造された第1挟持部4及び第2挟持部5が、接着又はインサート成形法等の一体化手法により、シート部3に一体化されたものである。
別部品として製造された第1挟持部4及び第2挟持部5は、シート部3と同一の材質、及びシート部3と異なる材質のうちいずれであってもよい。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、線材2Aが溝部3Aに嵌め込まれた状態においては、第1挟持部4及び第2挟持部5が線材2Aに圧接する構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、線材2Aが溝部3Aに嵌め込まれた状態において、シート部3がばね部2から脱落しない程度に挟持力が発生する構成であれば、十分である。
上述の実施形態では、線材2Aが溝部3Aに嵌め込まれた状態においては、第1挟持部4及び第2挟持部5が線材2Aに係止されるように引っ掛かった状態となる構成であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、第1挟持部4及び第2挟持部5と線材2Aの接触部で発生する摩擦力にて挟持される構成であってもよい。
上述の実施形態に係る第1挟持部4及び第2挟持部5は、溝部3Aの延び方向略全域に亘って設けられていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、当該発明は、例えば、(1)1つの第1挟持部4及び1つの第2挟持部5が特定の1箇所に設けられた構成、(2)複数の第1挟持部4及び複数の第2挟持部5が複数箇所に点在するように設けられた構成、又は(3)複数の第1挟持部4及び複数の第2挟持部5が互いに千鳥状に設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態に係る線材2Aは、第1挟持部4及び第2挟持部5によりシート部3に仮固定されていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、接着剤も併用して線材2Aがシート部3に仮固定される構成であってもよい。
さらに、本開示は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… 懸架装置用スプリング
2… ばね部
2A… 線材
2B… 被覆層
3… シート部
3A… 溝部
4… 第1挟持部
5… 第2挟持部

Claims (2)

  1. 車両用懸架装置に用いられるスプリングにおいて、
    ばね部を構成する金属製の線材と、
    前記ばね部に作用する荷重を受けるゴム製のシート部と、
    前記シート部に設けられ、前記線材を径方向一方側及び他方側から挟み込む弾性変形可能な第1挟持部及び第2挟持部とを備える懸架装置用スプリング。
  2. ばね部に作用する荷重を受けるゴム製のシート部において、
    前記ばね部を構成する金属製の線材を径方向一方側及び他方側から挟み込む弾性変形可能な第1挟持部及び第2挟持部を備える懸架装置用スプリングシート部。
JP2018045323A 2018-03-13 2018-03-13 懸架装置用スプリング Pending JP2019157997A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045323A JP2019157997A (ja) 2018-03-13 2018-03-13 懸架装置用スプリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045323A JP2019157997A (ja) 2018-03-13 2018-03-13 懸架装置用スプリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019157997A true JP2019157997A (ja) 2019-09-19
JP2019157997A5 JP2019157997A5 (ja) 2021-01-07

Family

ID=67993341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018045323A Pending JP2019157997A (ja) 2018-03-13 2018-03-13 懸架装置用スプリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019157997A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08200414A (ja) * 1995-01-19 1996-08-06 Toyota Motor Corp スプリングインシュレータ構造
JP2014199134A (ja) * 2013-03-12 2014-10-23 株式会社ショーワ 弾性体シート及びサスペンション装置
JP2015190538A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 日本発條株式会社 懸架用コイルばね
JP2017015249A (ja) * 2015-05-15 2017-01-19 ムール ウント ベンダー コマンディートゲゼルシャフトMuhr und Bender KG ばね装置及びばね装置を製造する方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08200414A (ja) * 1995-01-19 1996-08-06 Toyota Motor Corp スプリングインシュレータ構造
JP2014199134A (ja) * 2013-03-12 2014-10-23 株式会社ショーワ 弾性体シート及びサスペンション装置
JP2015190538A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 日本発條株式会社 懸架用コイルばね
JP2017015249A (ja) * 2015-05-15 2017-01-19 ムール ウント ベンダー コマンディートゲゼルシャフトMuhr und Bender KG ばね装置及びばね装置を製造する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6132216B2 (ja) ワイヤーハーネス
JP5045870B2 (ja) 密封装置
EP3312055B1 (en) Vehicle attachment component
WO2019172327A1 (ja) スプリング
US20160052358A1 (en) Insulator for suspension device
US11542971B2 (en) Fastening device for a shielding part, and shielding part comprising the fastening device
JP2019148273A (ja) 懸架装置用スプリング
US9994169B2 (en) Wire harness
JP2019157997A (ja) 懸架装置用スプリング
WO2019172145A1 (ja) スプリング
JP2014224557A (ja) 防振装置
JP4372086B2 (ja) ベアリングブッシュ
JP6568287B1 (ja) 取付部材
JP6089719B2 (ja) ダイナミックダンパ
JP6811597B2 (ja) 防振ブッシュ
JP2010038195A (ja) トルクロッド及びその製造方法
JP2020148495A (ja) ロードセル
JP6949762B2 (ja) 車両用懸架装置用スプリング
JP5153111B2 (ja) ワイヤーハーネス
JP5690305B2 (ja) スプリング組立体
JP6974213B2 (ja) 懸架装置用スプリング
JP2019157887A (ja) 車両用懸架装置用スプリング
JP2002517693A (ja) 二方向弾性を備えたワッシャ
JP4950776B2 (ja) 捩り振動低減装置
JP2009216148A (ja) アッパーサポート

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220208