JP2019157773A - オイルポンプ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアの混入を防止する。【解決手段】オイルポンプ構造は、メカオイルポンプMOPと、電動オイルポンプEOPとを有する。メカオイルポンプMOPと電動オイルポンプEOPは、共通のオイルストレーナ31に接続されている。電動オイルポンプEOPは、ポンプ部6と、モータ51が配置されたモータ部5と、ポンプ部6からモータ部5にオイルOLを供給する挿通孔63と、を有する。ポンプ部6は、挿通孔63の位置よりも重力方向上側に、気中に配置された排出口562を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、オイルポンプ構造に関する。
特許文献1には、機械式オイルポンプと電動式オイルポンプとが、ストレーナに接続されたオイルポンプ構造が開示されている。
特開2008−267498号公報
電動式オイルポンプが備えるモータの冷却方法として、水冷方式の冷却方法と、油冷方式の冷却方法が考えられる。油冷方式の冷却方法の場合には、ポンプ部の油をモータ室に供給して、モータを冷却することが考えられる。
さらに、ポンプ部の油をモータ室に供給する場合には、油の排出口を油没させる場合と、油没させずに気中に配置する場合が考えられる。
しかし、排出口を気中に配置する仕様を採用すると、モータが停止している場合に機械式オイルポンプが駆動されると、機械式オイルポンプの駆動により生じた負圧で、気中におかれた排出口からエアが混入してしまう場合がある。
そこで、エアが混入しないようにすることが求められている。
本発明は、
ストレーナに接続された機械式オイルポンプ及び電動式オイルポンプを有するオイルポンプ構造であって、
前記電動式オイルポンプは、
ポンプ部と、
モータが配置されたモータ室と、
前記ポンプ部から前記モータ室へ作動油を供給する連通経路と、を有し、
前記モータ室は、前記連通経路の位置よりも重力方向上側に、気中に配置された排出口を有する構成とした。
本発明によれば、モータの停止時に、作動油の油面が連通経路よりも上側に配置されることになるので、機械式オイルポンプが駆動されていた場合における電動式オイルポンプ側からのエア混入を抑制することができる。
オイルポンプ構造を採用した自動変速機の各構成要素の配置を模式的に示した図である。 電動オイルポンプと、メカオイルポンプと、オイルストレーナと、コントロールバルブとの接続関係を説明する図である。 変形例にかかる電動オイルポンプを説明する図である。 変形例にかかる電動オイルポンプを説明する図である。 比較例にかかる電動オイルポンプを説明する図である。
以下、本発明のオイルポンプ構造を、ベルト式の無段変速機(以下、自動変速機1と標記する)に適用した場合の実施形態を説明する。
図1は、自動変速機1の各構成要素の変速機ケース10内での配置を模式的に示した図である。なお、図1では、変速機ケース10内に配置された入力軸12と、バリエータ13と、ギヤ列17と、ファイナルギヤ18と、差動装置19を、簡略的に仮想線で示している。
さらに、駆動力伝達機構2のドライブスプロケット21と、ドリブンスプロケット22と、チェーン23も、簡略的に仮想線で示している。
自動変速機1の入力軸12には、図示しないエンジンの回転駆動力が入力される。
バリエータ13のプライマリプーリ14は、入力軸12に入力された回転駆動力で、回転軸X1(プライマリプーリ14の軸中心)回りに回転する。
プライマリプーリ14に入力された回転駆動力は、プライマリプーリ14とセカンダリプーリ15とに巻き掛けられた動力伝達部材16(ベルト)を介して、セカンダリプーリ15に伝達される。
セカンダリプーリ15に伝達された回転駆動力は、ギヤ列17と、ファイナルギヤ18と、差動装置19とを介して、最終的に駆動輪(図示せず)に伝達される。
本実施形態では、バリエータ13と、ギヤ列17と、ファイナルギヤ18とで、変速機構部を構成している。
変速機ケース10の下部には、オイルパン20が取り付けられている。オイルパン20は、変速機ケース10の下部側の開口101を塞いで、変速機ケース10の下部にオイルOLの貯留空間S3を形成する。
貯留空間S3内には、コントロールバルブ3が位置している。コントロールバルブ3もまた、変速機ケース10の下部に固定されており、コントロールバルブ3に付設されたオイルストレーナ31は、オイルパン20内に貯留させたオイルOL内に位置している。
変速機ケース10の周壁11は、変速機ケース10の内部に、変速機構部の収容空間S1を形成する。
変速機ケース10内の空間は、周壁11の下部に設けた底壁部111により、オイルパン20側の貯留空間S3と、変速機構部側の収容空間S1とに区画されている。
周壁11は、プライマリプーリ14の近傍を鉛直線VL方向に延びる仕切壁部110を有している。この仕切壁部110の外周には、電動オイルポンプEOPが付設されている。
ここで、鉛直線VLは、自動変速機1の設置状態を基準とした鉛直線であって、プライマリプーリ14の回転軸X1を通る直線である。また、水平線HLは、鉛直線VLに直交する水平線であって、プライマリプーリ14の回転軸X1を通る水平線である。
回転軸X1方向から見て底壁部111は、仕切壁部110よりも外側(図1における右側)まで及ぶ範囲に設けられている。
底壁部111では、仕切壁部110よりも外側に位置する膨出部111aの上側に、壁部112が設けられている。壁部112は、仕切壁部110の外周から変速機ケース10の外側に向けて延出している。壁部112は、入力軸12の回転軸X1に直交する水平線HLに対して、略平行に設けられている。
変速機ケース10では、回転軸X1に直交する鉛直線VL方向で、壁部112と膨出部111aとの間に、電動オイルポンプEOPを収容するオイルポンプ収容室S2が形成されている。
電動オイルポンプEOPは、底壁部111の膨出部111aと壁部112とで、周囲を取り囲まれている。
オイルポンプ収容室S2は、変速機ケース10の外側(回転軸X1の径方向外側)に開口しており、オイルポンプ収容室S2の開口は、壁部112と膨出部111aとに跨がって固定された蓋部113で封止されている。
蓋部113におけるオイルポンプ収容室S2との対向面には、自動変速機1の変速機コントローラ114(ATCU)が設けられている。
変速機コントローラ114(ATCU)から延びるワイヤハーネス115は、膨出部111aを貫通して、オイルパン20側に引き出されたのち、コントロールバルブ3に接続されている。
コントロールバルブ3内には、オイルOLが通流する油路、オイルOLの圧力(油圧)を調圧する調圧弁、オイルOLの供給先を切り替える切替弁などが設けられている。
本実施形態にかかる自動変速機1は、電動オイルポンプEOPの他に、メカオイルポンプMOPを備えている。
メカオイルポンプMOPは、駆動力伝達機構2を介して入力されるエンジン(図示せず)の回転駆動力で駆動される。
駆動力伝達機構2は、自動変速機1の入力軸12と一体に回転するドライブスプロケット21と、メカオイルポンプMOPの駆動軸に連結されたドリブンスプロケット22と、ドライブスプロケット21とドリブンスプロケット22とに巻き掛けられたチェーン23と、を有している。
入力軸12が、エンジンの回転駆動力で回転すると、入力軸12の回転が、駆動力伝達機構2を介してメカオイルポンプMOPに入力される。
メカオイルポンプMOPは、駆動力伝達機構2を介して伝達される回転駆動力により駆動されて、オイルストレーナ31を介して吸引したオイルOLを、加圧したのちにコントロールバルブ3に供給する。
メカオイルポンプMOPは、エンジンの駆動時に駆動される。
図2は、油圧制御回路35における電動オイルポンプEOPと、メカオイルポンプMOPと、オイルストレーナ31と、コントロールバルブ3との接続関係を説明する図である。
なお、図2では、説明の便宜上、オイルポンプ収容室S2内の空間を抜き出して、電動オイルポンプEOPを断面図で示すと共に、オイルポンプ収容室S2内を満たすオイルOLの高さ位置を、符号OL_levelで示している。
図5は、比較例にかかるオイルポンプ構造を説明する図である。
本実施形態にかかる自動変速機1を搭載する車両は、いわゆるアイドリングストップ機構を有しており、バッテリ駆動される電動オイルポンプEOPと、エンジン駆動されるメカオイルポンプMOPの両方を備えている。
この車両に搭載された自動変速機1では、車両の通常走行時に、メカオイルポンプMOPを駆動する一方で電動オイルポンプEOPを停止し、アイドリングストップ時に、メカオイルポンプMOPを停止させる一方で電動オイルポンプEOPを駆動する。
この自動変速機1は、電動オイルポンプEOPと、メカオイルポンプMOPとが、共通のオイルストレーナ31を介して、オイルパン20(図1参照)内のオイルOLを吸引する仕様となっている。
そして吸引されたオイルOLは、電動オイルポンプEOPと、メカオイルポンプMOPで加圧、調圧されたのち、油路36、37を通って、コントロールバルブ3に供給される。
メカオイルポンプMOPとコントロールバルブ3とを繋ぐ油路36と、電動オイルポンプEOPとコントロールバルブ3とを繋ぐ油路37には、逆止弁33、34が設けられている。
逆止弁33は、メカオイルポンプMOPが停止状態であり、電動オイルポンプEOPが駆動状態であるときに、電動オイルポンプEOPから吐出されたオイルOLのメカオイルポンプMOP側への流入を規制する。
逆止弁34は、メカオイルポンプMOPが駆動状態であり、電動オイルポンプEOPが停止状態であるときに、メカオイルポンプMOPから吐出されたオイルOLの電動オイルポンプEOP側への流入を規制する。
以下、電動オイルポンプEOPの構成と、オイルポンプ収容室S2における電動オイルポンプEOPの配置を説明する。
図1に示すように、オイルポンプ収容室S2において電動オイルポンプEOPは、回転軸Xaを水平線HLに沿わせた向きで設けられている。
図2に示すように、電動オイルポンプEOPは、モータ部5とポンプ部6とを有している。ポンプ部6は、ポンプ機構部7を収容するハウジング60を有している。
ハウジング60は、収容部61と、収容部61の開口を封止するカバー部62とから構成されている。
収容部61は、ポンプ機構部7の外周を囲む周壁部612と、周壁部612の一端側の開口を封止する底壁部611とから、有底円筒形状に形成されている。
収容部61では、周壁部612の内側が、ポンプ機構部7の収容空間(ポンプ室Sa)となっている。
底壁部611の中央部には、支持穴611aが形成されている。支持穴611aには、モータ部5側から延びるシャフトSHの一端部SHaが、挿入されている。底壁部611の支持穴611aでは、シャフトSHの一端部SHaが回転可能に支持されている。
底壁部611では、ポンプ室Saとの対向面に、オイルOLの排出溝611bが開口している。オイルOLの排出溝611bは、回転軸Xa周りの周方向において所定の長さ範囲に設けられている。
実施の形態にかかる電動オイルポンプEOPでは、ポンプ機構部7から排出溝611bに押し出されたオイルOLが、底壁部611に設けた吐出口613から油路37に吐出されるようになっている。
底壁部611の外周を囲む周壁部612は、モータ部5側の開口が、周壁部612に内嵌したカバー部62で封止されている。
カバー部62の中央部には、シャフトSHを挿通させる挿通孔63が設けられている。カバー部62のモータ部5側(図中左側)の面には、挿通孔63を囲むボス部64が突出している。
挿通孔63には、円筒状のメタルベアリング65が設けられており、ボス部64を貫通したシャフトSHのうち、挿通孔63内に位置する領域の外周は、メタルベアリング65を介してボス部64で回転可能に支持されている。
電動オイルポンプEOPでは、ポンプ部6内の空間(ポンプ室Sa)と、モータ部5内の空間(モータ室Sb)とが、シャフトSHの外周と、挿通孔63の内周と隙間(メタルベアリング65が設けられた領域:連通経路R)を介して互いに連通している。
なお、メタルベアリング65は、ポンプ室Saとモータ室Sbとの間での流体(オイルOL、空気)の移動を許容しつつ、シャフトSHを支持している。
よって、連通経路Rは、シャフトSHとメタルベアリング65(軸受)との間のクリアランスにより構成されている。
カバー部62の内部には、油路66が設けられている。この油路66の一端は、収容部61の周壁部612に設けた吸入口621aに連絡している。カバー部62において油路66の他端は、ポンプ機構部7を収容するポンプ室Saとの対向面に開口している。
電動オイルポンプEOPの稼働時には、オイルパン20(図1参照)内のオイルOLが、オイルストレーナ31と油路39と吸入口621aとを通って油路66に流入したのち、ポンプ機構部7を収容するポンプ室Sa内に供給される。
ポンプ機構部7は、シャフトSHと一体に回転するロータ71と、ロータ71の外周から出没可能とされたベーン72と、ロータ71の外周を囲むカムリング73と、カムリング73の回転軸Xa方向の両側に配置された一対のサイドプレート74、75と、を有している。電動オイルポンプEOPは、ベーン式のオイルポンプである。
サイドプレート74、75の外周74b、75bと、周壁部612の内周612bとの隙間は、シールリングSにより封止されている。
電動オイルポンプEOPでは、カムリング73の内側の一対のサイドプレート74、75で囲まれた空間がポンプ室Saとなっている。
カムリング73の内周73aは、回転軸Xaからの内径が回転軸Xa周りの周方向で変動する略楕円形状を成している。
そのため、電動オイルポンプEOPでは、カムリング73の内側に配置されたロータ71の外周と、カムリング73の内周73aとの離間距離が、回転軸Xa周りの周方向で周期的に増減している。
ロータ71の外周とカムリング73の内周73aとの間では、回転軸Xa周りの周方向で隣接するベーン72、72の間に、複数のポンプ空間が区画形成されている。
そして、電動オイルポンプEOPでは、前記した離間距離が回転軸Xa周りの周方向で周期的に増減しているために、各ポンプ空間の容積が、回転軸Xa周りの周方向で連続的に変化(増減)している。
よって、ロータ71が回転軸Xa回りに回転すると、サイドプレート74に設けた油路と吸入口621aとを介して、容積が増大するポンプ空間内に、オイルストレーナ31側からオイルOLが吸引される。
そして、ポンプ空間内に吸引されたオイルOLは、ロータ71の回転に伴うポンプ空間のその後の容積の減少により、ポンプ空間内で圧縮される。
そして、ロータ71のさらなる回転により、ポンプ空間の容積が減少すると、圧縮されたオイルOLが、サイドプレート75に設けた油路と排出溝611bとを通って、吐出口613から油路37に吐出される。
このように、ポンプ部6は、吐出口613と、吸入口621aと、油圧を生成するポンプ室Saとを有している。シャフトSHの外周と、カバー部62の挿通孔63の内周との間の隙間(連通経路R)は、ポンプ室Saと接続されている。
さらに、本実施形態では、ポンプ室Saに隣接するモータ室Sb内のモータ51を冷却するために、ポンプ室Sa内のオイルの一部が、シャフトSHの外周と、カバー部62の挿通孔63の内周との間の隙間(連通経路R)を通って、モータ室Sbに供給されるようになっている。
モータ室Sbを内部に備えるモータ部5は、モータ51と、このモータ51を収容するカバー55とを有している。
モータ51は、シャフトSHに外挿されたロータコア52と、ロータコア52の外周を所定間隔で囲むステータコア53と、を有する。
シャフトSHの回転軸Xa方向から見てロータコア52は、リング状を成している。
ロータコア52は、シャフトSHとの相対回転が規制された状態で、シャフトSH上の所定位置に固定されている。
ロータコア52の外周側では、図示しないN極とS極の磁石が、回転軸Xa周りの周方向に交互に設けられている。
ステータコア53は、環状のヨーク部530の内周からロータコア52側に突出するティース部531の各々に、巻線532を巻き回した構成した電磁コイルである。
ティース部531は、回転軸Xa周りの周方向に所定間隔で複数設けられており、ティース部531の各々に、巻線532が巻き回されている。
ステータコア53は、カバー55の筒状壁部56の内周に固定されている。この状態においてステータコア53は、ロータコア52の外周を所定の隙間CLをあけて囲んでいる。
カバー55は、筒状壁部56の一端が、底壁部57で封止された有底円筒形状を有している。
筒状壁部56の他端には、回転軸Xaの径方向に延びるフランジ状の接合部561が設けられている。接合部561は、回転軸Xa周りの周方向の全周に亘って設けられており、接合部561は、収容部61の端面612aに全面に亘って接合されている。
底壁部57では、回転軸Xaと交差する位置に凹状に窪んだ支持部571が設けられている。支持部571の内周では、シャフトSHの他端部SHbに外挿されたベアリングBが支持されている。
前記したように、本実施形態にかかる電動オイルポンプEOPでは、電動オイルポンプEOPの駆動時に、ポンプ室Saからモータ室Sb側にオイルOLを流入させて、モータ51を冷却するようになっている。
ここで、モータ51を適切に冷却するためには、モータ51の冷却により温度が高くなったオイルOLを、モータ室Sb内に滞留させずに、モータ室Sb外に排出させる必要がある。
そのため、カバー55の筒状壁部56には、オイルOLの排出口562が、底壁部57寄りの位置(図中、左側の位置)に設けられている。
この排出口562は、ポンプ部6側(図2における右側)から視たときに、ステータコア53(電磁コイル)よりも奥側に配置されている。
この排出口562は、開口を回転軸Xaの径方向に向けて設けられており、モータ室Sb内の空間と、カバー55の外部とを連通させている。
本実施形態では、モータ室Sb内の空間と、オイルポンプ収容室S2内の空間とが、排出口562を介して連通している。
ここで、本実施形態にかかる自動変速機1では、メカオイルポンプMOPは、油路38を介してオイルストレーナ31に連絡しており、電動オイルポンプEOPは、油路39を介してオイルストレーナ31に連絡している。
すなわち、電動オイルポンプEOPとメカオイルポンプMOPが、オイルストレーナ31を共用している。
メカオイルポンプMOPが駆動状態であり、電動オイルポンプEOPが停止状態であるときには、メカオイルポンプMOPが、オイルパン20内のオイルを、オイルストレーナ31と油路38とを介して吸引する。
この際に、油路39内のオイルOLもまた、油路38側に吸引されて、油路39内に負圧が発生する。すなわち、メカオイルポンプMOPによるオイルOLの吸引に起因して、油路39内に負圧が発生する。
ここで、実施形態にかかる自動変速機1では、電動オイルポンプEOPとオイルストレーナ31とを繋ぐ油路39には、逆止弁が設けられていない。
そのため、油路39に負圧が発生すると、この油路39は、電動オイルポンプEOP内のポンプ室Saに連絡しているため、ポンプ室Sa内にも負圧が発生する。
前記したように、本実施形態にかかる電動オイルポンプEOPでは、モータ51の冷却を目的として、ポンプ室Saからモータ室Sb側に冷却用のオイルOLが供給されるようになっている。そのため、ポンプ室Saは、排出口562を有するモータ室Sbに、シャフトSHの外周と、カバー部62の挿通孔63の内周との間の隙間(連通経路R)を介して連絡している。
よって、ポンプ室Sa内に負圧が発生すると、電動オイルポンプEOP外の空気が、排出口562からモータ室Sb内に吸引され、モータ室Sb内に吸引された空気が、ポンプ室Saと油路39とを通って、メカオイルポンプMOPに吸入される。
電動オイルポンプEOP外の空気の吸引は、吸引した空気が、メカオイルポンプMOPが吐出するオイルOLに取り込まれてしまうと、摩擦締結要素の作動などに支障を生じる場合があるので好ましくない。
そのため、本実施形態では、電動オイルポンプEOP外の空気が、排出口562からモータ室Sb内に吸引されても、モータ室Sb内に吸引された空気が、ポンプ室Sa側に流入しないようにするために、排出口562は、以下の条件を満たすように設けられている。
(a)自動変速機1の設置状態を基準とした鉛直線方向(重力方向)で、挿通孔63(連通経路R)よりも上側に位置する領域、より好ましくは、筒状壁部56における最も上側に位置する領域に、排出口562を設ける。
(b)(a)の条件を満たしつつ、連通経路Rから離れた位置にある底壁部57の近傍に排出口562を設ける。
前記したように、電動オイルポンプEOPは、シャフトSHを、水平線HL(図1参照)に沿わせた向きで設けられている。そして、ポンプ室Saからモータ室Sbに流入するオイルOLの供給口は、シャフトSHの外周と、カバー部62の挿通孔63の内周との隙間(メタルベアリング65が設けられた領域)である。
ここで、モータ51の冷却のためにポンプ室Saからモータ室Sb内に供給されたオイルOLは、ステータコア53とロータコア52との隙間CLなどを通って、シャフトSHの他端SHb側に移動したのち、排出口562からモータ室Sbの外に排出される。
そのため、排出口562がシャフトSHよりも下側に設けられていると、モータ室Sb内を通流するオイルOLの高さは、排出口562の高さが上限となる(図5参照)。
かかる場合、図5に示すように、ポンプ室Pa側に負圧が発生した際に、ポンプ室Sa側への流体の取込口となる領域(メタルベアリング65が設けられた領域:連通経路R)が、モータ室Sb内に気中に配置されることになり、ポンプ室Sa側への空気の流入を阻止することができない。
そのため、上記のように、排出口562を挿通孔63よりも上側に設けることで、ポンプ室Sa側への流体の取込口となる領域(メタルベアリング65が設けられた領域)を油没させておくことが好ましい。
なお、モータ51の冷却効率を考慮すると、モータ51の構成要素(ロータコア52、ステータコア53)を油没させておくことが好ましい。
よって、本実施形態では、排出口562を、挿通孔63よりも上側であって、筒状壁部56における最も上側に位置する領域に設けている。
さらに、モータ室Sb内のオイルで満たしておくために、排出口562は、開口を回転軸Xaの径方向に向けて設けられている。
さらに、本実施形態にかかる電動オイルポンプEOPは、当該電動オイルポンプEOPの駆動時に、ポンプ室Sa側からモータ室Sbに供給されるオイルOLでモータ51を冷却する仕様となっている。
そのため、モータ51の構成要素(ロータコア52、ステータコア53)を、適切に冷却できるようにするために、排出口562は、ポンプ部6側(図2における右側)から視たときに、ステータコア53(電磁コイル)よりも奥側に配置されている。
これにより、供給されたオイルOLが、モータ室Sb内を回転軸Xa方向の全域に渡って通流することで、モータ51の構成要素(ロータコア52、ステータコア53)が適切に冷却される。
以下、かかる構成のオイルポンプ構造における作用を説明する。
図2を参照して、電動オイルポンプEOPの駆動時には、ポンプ室Sa側からモータ室Sbに、モータ51を冷却するためのオイルOLが供給される。
このオイルOLは、ステータコア53とロータコア52との間の隙間CLや、回転軸Xa周りの周方向で隣接するステータコア53の間などを通って、シャフトSHの他端部SHb側(図中、左側)に移動したのち、排出口562からモータ室Sb内に排出される。
この状態では、排出口562が、筒状壁部56における最も上側に位置する領域で、開口を回転軸Xaの径方向に向けて設けられているので、モータ室Sb内が、当該モータ室Sb内を通流するオイルOLで満たされている。
そのため、モータ51のステータコア53とロータコア52が油没しており、モータ室Sb内を通流するオイルOLで、モータ51が適切に冷却される。
さらに、電動オイルポンプEOPを収容するオイルポンプ収容室S2では、排出口562の上端562aの高さまで、電動オイルポンプEOPのモータ室Sbから排出されたオイルOLが満たされた状態となる(図2において、上側に位置する油面OL_level参照)。
そして、電動オイルポンプEOPが停止すると、オイルポンプ収容室S2内のオイルOLが、オイルパン20(図1参照)側に徐々に排出されて、オイルポンプ収容室S2内の油面が低下する(図2において、下側に位置する油面OL_level参照)。
ここで、前記したように、電動オイルポンプEOP側の排出口562は、筒状壁部56における最も上側に位置する領域で、開口を回転軸Xaの径方向に向けて設けられている。そのため、オイルポンプ収容室S2内の油面が低下しても、モータ室Sb内は、オイルOLで満たされた状態で保持される。
そして、この状態では、シャフトSHの外周と挿通孔63の内周と隙間(メタルベアリング65が設けられた領域:連通経路R)が油没している。
そのため、メカオイルポンプMOPの駆動により、電動オイルポンプEOP内のポンプ室Sa側に負圧が発生しても、ポンプ室Sa側に空気が取り込まれないようになっている。
よって、メカオイルポンプMOPが駆動状態であり、電動オイルポンプEOPが停止状態であるときに、電動オイルポンプEOP側のモータ室Sbやポンプ室Sa内に、オイルポンプ収容室S2内の空気が吸引されて、吸引された空気が、共用のオイルストレーナ31を通って、メカオイルポンプMOP側に供給されることがない。
本実施形態にかかる自動変速機1(自動変速機)は、以下の構成のオイルポンプ構造を採用している。
(1)オイルポンプ構造は、メカオイルポンプMOP(機械式オイルポンプ)と、電動オイルポンプEOP(電動式オイルポンプ)とを有する。
メカオイルポンプMOPと電動オイルポンプEOPは、共通のオイルストレーナ31(ストレーナ)に接続されている。
電動オイルポンプEOPは、ポンプ部6(ポンプ室Sa)と、モータ51が配置されたモータ部5(モータ室Sb)と、ポンプ部6からモータ部5にオイルOL(作動油)を供給する挿通孔63(連通経路R)と、を有する。
モータ部5は、挿通孔63の位置よりも重力方向上側に、気中に配置された排出口562を有する。
このように構成すると、モータ室Sbでは、モータ51が停止した時のオイルOL(作動油)の油面OL_levelが、挿通孔63よりも上側に配置されることになり、挿通孔63が、油中に位置することになる。
オイルストレーナ31を、メカオイルポンプMOPと電動オイルポンプEOPで共用している場合、電動オイルポンプEOPを停止させる一方で、メカオイルポンプMOPを駆動すると、メカオイルポンプMOPの駆動に起因する負圧が、電動オイルポンプEOPのポンプ部6内に発生する。
かかる場合であっても、ポンプ部6の内部とモータ部5の内部とを連通させる挿通孔63が油中に位置しているので、空気がポンプ部6側に流入して最終的にメカオイルポンプMOP側に到達することを防止できる。
これにより、メカオイルポンプMOP(機械式オイルポンプ)が駆動されていた場合における電動オイルポンプEOP(電動式オイルポンプ)側からのエア混入を抑制することができる。
本実施形態にかかるオイルポンプ構造は、以下の構成を有している。
(2)モータ51と、ポンプ部6側のロータ71とを接続するシャフトSHと、
シャフトSHを支持するするメタルベアリング65(軸受)と、を有する。
連通経路Rは、シャフトSHとメタルベアリング65との間のクリアランスにより構成されている。
このように構成すると、シャフトSHとメタルベアリング65との間のクリアランスからのオイルOLのリークを利用して、ポンプ部6側からモータ51側にオイルOLを供給することができる。
これにより、連通経路R(油路)を作成するための別途の穴あけ作業などが不要になり、作成工程が簡便になる。
なお、この場合、排出口はメタルベアリング65(軸受)よりも重力方向上側に配置されることになる。
本実施形態にかかるオイルポンプ構造は、以下の構成を有している。
(3)ポンプ部6は、吐出口613と、吸入口621aと、油圧を生成するポンプ室Saと、を有する。
連通経路Rは、ポンプ室Saと接続されている。
シャフトSHに近いポンプ室Saと連通経路Rをつなげることにより、電動オイルポンプEOPをコンパクトにすることができる。
本実施形態にかかるオイルポンプ構造は、以下の構成を有している。
(4)排出口562は、重力方向上側に向って開口している。
排出口を、横向き(重力方向上側と交差する水平方向)に開口させると、電動オイルポンプEOPの静止時の油面高さが低くなる。
そのため、自動変速機1の設置状態を基準とした鉛直線方向(重力方向)で、連通経路Rよりも上側に位置する領域、より好ましくは、筒状壁部56における最も上側に位置する領域に、排出口562を設けると共に、排出口562の開口を、回転軸Xaの径方向に向けて設けることで、油面高さOL_levelを高くして静止時の冷却効果を向上させる。
本実施形態にかかるオイルポンプ構造は、以下の構成を有している。
(5)モータ51は、ステータコア53(電磁コイル)を有する。
排出口562は、ポンプ部6側から視たときに、ステータコア53(電磁コイル)よりも奥側に配置されている。
このように構成すると、電動オイルポンプEOP駆動時において、連通経路Rからモータ51の構成要素(ロータコア52、ステータコア53)を回転軸Xa方向に横切るオイルOLの流れを形成できる。
これにより、排出口562を、ステータコア53(電磁コイル)よりも手前側(ポンプ部6側)に設ける場合よりも、電動オイルポンプEOP駆動時の冷却効果を高めることができる。
また、電動オイルポンプの停止時(静止時)および駆動時(動作時)の双方において、冷却効果を高めることができる。
図3および図4は、カバー55における排出口の位置が異なるモータ部5A、5Bを採用した電動オイルポンプEOPを説明する図である。
前記した実施形態では、カバー55における筒状壁部56に排出口562が設けられており、排出口562が、底壁部57の近傍で、回転軸Xaの径方向に開口を向けて設けられている場合を例示した(図2参照)。
図3に示すように、カバー55における底壁部57に、排出口562Aを設けた構成としても良い。
この排出口562Aは、回転軸Xaに沿う向きで設けられており、開口を回転軸Xa方向に向けている。
さらに、排出口562Aは、自動変速機1の設置状態を基準とした鉛直線方向で、シャフトSHの外周と挿通孔63の内周と隙間(メタルベアリング65が設けられた領域:連通経路R)よりも上方に位置している。
このように構成することによっても、空気がポンプ部6側に流入して最終的にメカオイルポンプMOP側に到達することを防止できる。さらに、電動オイルポンプEOPの停止時(静止時)および駆動時(動作時)の双方において、冷却効果を高めることができる。
また、図4に示すように、カバー55における筒状壁部56に排出口562Bが設けられており、排出口562Bが、ステータコア53(電磁コイル)よりも手前側(ポンプ部6側)で、回転軸Xaの径方向に開口を向けて設けられている構成としても良い。
このように構成した場合であっても、少なくとも、空気がポンプ部6側に流入して最終的にメカオイルポンプMOP側に到達することを防止できる。
レイアウト上の制限などにより、底壁部57寄りの位置に排出口を設けることができない場合には、空気のポンプ部6側への流入を阻止できる点で有効である。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は、これら実施形態に示した態様のみに限定されるものではない。発明の技術的な思想の範囲内で、適宜変更可能である。
1 自動変速機
10 変速機ケース
11 周壁
110 仕切壁部
111 底壁部
111a 膨出部
112 壁部
113 蓋部
114 変速機コントローラ
20 オイルパン
2 駆動力伝達機構
21 ドライブスプロケット
22 ドリブンスプロケット
23 チェーン
3 コントロールバルブ
31 オイルストレーナ
33、34 逆止弁
35 油圧制御回路
36、37、38、39 油路
5、5A、5B モータ部
51 モータ
52 ロータコア
53 ステータコア
530 ヨーク部
531 ティース部
532 巻線
55 カバー
56 筒状壁部
562、562A、562B、562p 排出口
562a 上端
57 底壁部
6 ポンプ部
60 ハウジング
61 収容部
611 底壁部
611a 支持穴
611b 排出溝
612 周壁部
613 吐出口
62 カバー部
621a 吸入口
63 挿通孔
64 ボス部
65 メタルベアリング
66 油路
7 ポンプ機構部
71 ロータ
72 ベーン
73 カムリング
74 サイドプレート
75 サイドプレート
CL 隙間
EOP 電動オイルポンプ
MOP メカオイルポンプ
OL オイル
OL_level 油面
Pa ポンプ室
R 連通経路
S シールリング
Sa ポンプ室
Sb モータ室
S1 収容空間
S2 オイルポンプ収容室
S3 貯留空間
SH シャフト
X1、Xa、Xb 回転軸

Claims (6)

  1. ストレーナに接続された機械式オイルポンプ及び電動式オイルポンプを有するオイルポンプ構造であって、
    前記電動式オイルポンプは、
    ポンプ部と、
    モータが配置されたモータ室と、
    前記ポンプ部から前記モータ室へ作動油を供給する連通経路と、を有し、
    前記モータ室は、前記連通経路の位置よりも重力方向上側に、気中に配置された排出口を有することを特徴とするオイルポンプ構造。
  2. 請求項1において、
    前記モータと前記ポンプ部とを接続するシャフトと、
    前記シャフトを支持する軸受と、を有し、
    前記連通経路は、前記シャフトと前記軸受との間のクリアランスにより構成されていることを特徴とするオイルポンプ構造。
  3. 請求項2において、
    前記ポンプ部は、吐出口と、吸入口と、油圧を生成するポンプ室と、を有し、
    前記連通経路は、ポンプ室と接続されていることを特徴とするオイルポンプ構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    前記排出口は、重力方向上側に向って開口していることを特徴とするオイルポンプ構造。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
    前記モータは電磁コイルを有し、
    前記排出口は、前記ポンプ部側から視たときに、前記電磁コイルよりも奥側に配置されていることを特徴とするオイルポンプ構造。
  6. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    前記モータは電磁コイルを有し、
    前記排出口は、重力方向上側に向って開口しており、
    前記排出口は、前記ポンプ部側から視たときに、前記電磁コイルよりも奥側に配置されていることを特徴とするオイルポンプ構造。
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