JP2019157636A - 往復動式圧縮機のクランク軸、及び、往復動式圧縮機 - Google Patents

往復動式圧縮機のクランク軸、及び、往復動式圧縮機 Download PDF

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Abstract

【課題】各気筒における圧力設計をより精密に実施可能な往復動式圧縮機のクランク軸、及び、往復動式圧縮機を提供する。【解決手段】往復動式圧縮機のクランク機構に用いられるクランク軸は、第1部材及び第2部材を備える。第1部材は、クランクケースに対して回転可能に支持されるジャーナルと、第1気筒に対応する第1コネクティングロッドが接続可能な第1クランクピンと、を含む。第2部材は、第2気筒に対応する第2コネクティングロッドが接続可能な第2クランクピンを含む。これら第1部材及び第2部材は互いに軸方向に沿って連結可能に構成される。【選択図】図4

Description

本開示は、圧縮気体を生成可能な複数の気筒を有する往復動式圧縮機のクランク軸、及び、往復動式圧縮機に関する。
流体を圧縮するための圧縮機の一種として、シリンダ内でピストンを往復運動させることにより、シリンダ及びピストン間に形成される圧縮室の容積を変化させることで流体の圧縮を行う、いわゆる往復動式圧縮機が知られている。往復動式圧縮機の動作は、例えば、回転軸に入力された回転運動を、クランク機構を介して往復運動に変換し、各気筒のピストンに伝達されることで実現される。このようなクランク機構は、クランクケース内に収容されるクランク軸を含んでおり、クランク軸は、主に、クランクケースに対して軸受を介して支持されるジャーナルと、ジャーナルに対して偏心して設けられるとともにピストンに連結されたコネクティングロッドが回転可能に接続されるクランクピンと、を有する。
複数の気筒を備える往復動圧縮機のクランク機構では、各気筒に対応するコネクティングロッドがクランク軸に対して接続される。ここで図16は特許文献1に記載された往復動式圧縮機1’を側方から示す断面図である。往復動式圧縮機1’に用いられるクランク機構12’は、クランクケース10’内にクランク軸14’を収容して構成されている。このクランク軸14’は、軸受54’、56’を介してクランクケース10’に対して回転可能に支持されるジャーナル16’と、ジャーナル16’に対して偏心した位置に設けられたクランクピン18’と、を備える、スネーク型のクランク軸である。クランクピン18’には、各気筒に対応する複数のコネクティングロッド34a’、34b’がそれぞれ軸受36a’、36b’を介して回転可能に接続される。
特開2008−297924号公報
スネーク型のクランク軸14’では、図16に示されるように、各気筒に対応する複数のコネクティングロッド34a’、34b’が、共通のクランクピン18’に接続されるため、各気筒では、シリンダ内を往復運動するピストンのストローク量も等しくなる。そのため、各気筒の圧力設計を行う場合には、クランクピン18’のストロークを変更することができないため、各気筒のシリンダやピストンの数や径を変更することで、各気筒の圧力設計が行われていた。
しかしながら、このような各気筒のシリンダやピストンの数や径による圧力設計には限界があり、より精密な圧力設計を行うためには、ピストンのストローク量も含めた新たな設計手法が求められている。特に、低圧側気筒で圧縮した流体を高圧側気筒で更に圧縮する、いわゆる多段型圧縮機では、圧力設計が大きく異なる複数の気筒を含むことから、このような要請が大きい。
本発明の少なくとも一実施形態は上述の事情に鑑みなされたものであり、各気筒における圧力設計をより精密に実施可能な往復動式圧縮機のクランク軸、及び、往復動式圧縮機を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る往復動式圧縮機のクランク軸は上記課題を解決するために、
圧縮気体を生成可能な複数の気筒を有する往復動式圧縮機において、回転運動を往復運動に変換するためのクランク機構に用いられる往復動式圧縮機のクランク軸であって、
クランクケースに対して回転可能に支持されるジャーナルと、前記複数の気筒に含まれる第1気筒に対応する第1コネクティングロッドが接続可能な第1クランクピンと、を含む第1部材と、
前記複数の気筒に含まれる第2気筒に対応する第2コネクティングロッドが接続可能な第2クランクピンを含む第2部材と、
を備え、
前記第1部材及び前記第2部材は互いに軸方向に沿って連結可能に構成される。
上記(1)の構成によれば、クランク軸は互いに独立した第1部材及び第2部材が軸方向に沿って連結されることで構成される。そのため、第1部材及び第2部材では、それぞれクランクピンのジャーナルに対する偏心量を独立的に設定することができる。これにより、各クランクピンに回転可能に接続される各コネクティングロッドのストローク量を柔軟に設定できるため、往復動式圧縮機では、ピストンのストローク量を変更することで、従来よりも精度のよい圧力設計が可能となる。
(2)幾つかの実施形態では上記(1)の構成において、
前記第1クランクピン及び前記第2クランクピンは、前記ジャーナルに対して互いに異なる偏心量を有する。
上記(2)の構成によれば、第1クランクピン及び第2クランクピンの偏心量を互いに異ならせることで、第1気筒及び第2気筒におけるピストンのストローク量も互いに異ならせることができる。
(3)幾つかの実施形態では上記(1)又は(2)の構成において、
前記第2部材は、前記第1部材の端部が前記軸方向に挿入可能な挿入穴を有する。
上記(3)の構成によれば、第1ジャーナルの先端を、第2部材に設けられた挿入穴に対して軸方向に挿入することで、第1部材及び第2部材を互いに軸方向に沿って連結できる。
(4)幾つかの実施形態では上記(1)から(3)のいずれか1構成において、
前記第1部材は、前記第1クランクピンが複数設けられており、
前記第1クランクピンの各々は、前記ジャーナルの周方向に沿って等間隔に配置される。
上記(4)の構成によれば、第1部材には複数の気筒に対応するコネクティングロッドが接続される第1クランクピンが複数設けられる。これらの第1クランクピンの各々は、周方向に沿って等間隔に配置されるため、バランスウェイトのような追加構成を用いずに、第1部材単体で良好なバランスを確保できる。上述のクランク軸は第1部材及び第2部材が連結されて構成されるが、このように第1部材単体で良好なバランスが得られるため、第2部材との関係を考慮することなくバランス調整を完了でき、良好な生産性が得られる。
(5)幾つかの実施形態では上記(4)の構成において、
前記第1部材は、
−前記ジャーナルを含む本体部と、
−前記第1クランクピンの少なくとも一部が設けられた追加部と
を備える。
上記(5)の構成によれば、第1部材を本体部及び追加部を組み合わせて構成することで、往復動式圧縮機が有する気筒数を変更する場合にも、本体部を変更することなく、追加部に設けられるクランクピンの数を変更するだけで済むことから、経済的な設計が可能となる。
(6)幾つかの実施形態では上記(5)の構成において、
前記追加部は円筒形状を有しており、
前記本体部は、前記第2部材とは反対側から前記追加部の中空スペースに挿入されることにより、前記本体部及び前記追加部が連結可能に構成されている。
上記(6)の構成によれば、追加部は、本体部に対して、第2部材とは反対側から挿入されることで、クランク軸が回転駆動された際に、良好な構造的安定性が得られる。
(7)本発明の少なくとも一実施形態に係る往復動式圧縮機は上記課題を解決するために、
上記(1)から(6)のいずれか一構成のクランク軸を備える。
上記(7)の構成によれば、第1部材及び第2部材では、それぞれクランクピンのジャーナルに対する偏心量を独立的に設定することができるので、各クランクピンに回転可能に接続される各コネクティングロッドのストローク量を柔軟に設定できる。これにより、往復動式圧縮機では、ピストンのストローク量を変更することで、従来よりも精度のよい圧力設計が可能となる。
(8)幾つかの実施形態では上記(7)の構成において、
前記第1気筒は低圧側気筒であり、
前記第2気筒は前記低圧側気筒の吐出気体を更に圧縮するための高圧側気筒である。
上記(8)の構成によれば、低圧側気筒及び高圧側気筒を備える、いわゆる多段圧縮機において気筒毎にクランクピンのジャーナルに対する偏心量を独立的に設定することで、ストローク量を柔軟に設定できる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、各気筒における圧力設計をより精密に実施可能な往復動式圧縮機のクランク軸、及び、往復動式圧縮機を提供できる。
本発明の一実施形態に係る往復動式圧縮機の外観を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1の往復動式圧縮機における流体の流れを概略的に示す模式図である。 図2のクランク軸を抽出して示す斜視図である。 図4の分解斜視図である。 図4の断面図である。 図6の変形例である。 クランク機構の組立方法を工程毎に示すフローチャートである。 図8のステップS1乃至S3におけるクランク機構の組立様子を模式的に示す斜視図である。 図8のステップS4におけるクランク機構の組立様子を模式的に示す斜視図である。 図8のステップS5におけるクランク機構の組立様子を模式的に示す斜視図である。 図8のステップS6におけるクランク機構の組立様子を模式的に示す斜視図である。 図8のステップS7及びS8におけるクランク機構の組立様子を模式的に示す斜視図である。 図8のステップS9におけるクランク機構の組立様子を模式的に示す斜視図である。 図8の組立方法を経て完成したクランク機構を示す斜視図である。 特許文献1に記載された往復動式圧縮機を側方から示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
<往復動式圧縮機>
図1は本発明の一実施形態に係る往復動式圧縮機(以下、適宜「圧縮機」と称する)1の外観を示す斜視図であり、図2は図1のA−A断面図であり、図3は図1の圧縮機1における流体の流れを概略的に示す模式図である。
圧縮機1はシリンダ内のピストンの往復運動によって流体を圧縮可能な少なくとも1つの気筒2を有する往復動式圧縮機である。圧縮機1の圧縮対象となる流体は、例えば空気などの気体であり、吸気管4から取り込まれる。本実施形態では、圧縮機1はブースター圧縮機であり、吸気管4には、予め大気圧より高圧になるように加圧された圧縮気体が供給される。
尚、以下の説明では圧縮機1がオイルフリー式である場合について述べるが、特段の記載がない限りにおいて、油潤滑式にも適用可能である。
圧縮機1は、少なくとも1つの気筒2を有する。本実施形態では、圧縮機1は複数の気筒2を有する。複数の気筒2は、低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3と、高圧側気筒2HPと、を含む。圧縮機1は多段圧縮型であり、図3に示されるように、吸気管4から供給される圧縮気体(圧力P0)は、第1空間50aから配管51a、51b、51cを介して低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3に分岐され、それぞれ圧力P1(>P0)に加圧される。低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3から吐出された圧力P1の圧縮気体は、配管53a、53b、53cを介して、中間冷却器82a、82bで冷却された後、配管55a、55b、第2空間50b及び配管57を介して、高圧側気筒2HPで圧力P2(>P1)に更に加圧される。圧力P2の圧縮気体は吐出管59から吐出される。
尚、本実施形態では、圧縮機1が3つの低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3と、1つの高圧側気筒2HPとを備える場合について説明するが、低圧側気筒及び高圧側気筒の数は適宜変更可能である。
各気筒2は、外部に配置されたエンジンや電動機(モータ)などの動力源から入力される動力によって駆動される。このような動力源からの動力は、図1に示されるように、圧縮機1の背面側に設けられたフライホイールプーリ6を介して入力される。フライホイールプーリ6は、動力源の出力軸と駆動ベルト(不図示)を介して接続されている。
フライホイールプーリ6は、径方向に沿って延在する少なくとも一つのブレードを有しており、動力源によって回転駆動されると、当該ブレードによって圧縮機1に対して流れる冷却風8を形成可能なシロッコファンとして機能するように構成されている。尚、冷却風8の流れ方向は逆でもよい。
動力源によってフライホイールプーリ6が回転駆動されると、当該回転運動はクランク機構12によって往復運動に変換され、各気筒2に伝達される。図2に示されるように、クランク機構12は、各気筒2と一体的に構成されたクランクケース10内に、外部から入力される回転運動によって回転可能なクランク軸14が収容されて構成される。
クランク軸14の詳細構造については後述するが、図2に概略的に示されるように、クランク軸14は、クランクケース10に対して回転可能に支持されるジャーナル16と、各気筒2に対応する複数のクランクピン18と、を備える。具体的には、複数のクランクピン18は、低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3に対応する第1クランクピン18a、18b、18cと、高圧側気筒2HPに対応する第2クランクピン18dとを含む。
第1クランクピン18a、18b、18cには、3つの低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3に対応する第1コネクティングロッド34a、34b、34cが軸受36a、36b、36cを介して、それぞれ回動可能に取り付けられている。第2クランクピン18dには、高圧側気筒2HPに対応する第2コネクティングロッド34dが軸受36dを介して、回動可能に取り付けられている。
クランク機構12では、クランク軸14に回転運動が入力されると、第1コネクティングロッド34a、34b、34c、第2コネクティングロッド34dを介して、各気筒2に伝達される。各気筒2は、略円筒形状を有するシリンダ38と、シリンダ38内に配置されたピストン40とを備える。ピストン40は各コネクティングロッド34の一端に接続されており、クランク軸14の回転運動はシリンダ38内のピストン40の往復運動に変換される。各気筒2では、シリンダ38及びピストン40によって規定される圧縮室42に導入された流体が、ピストン40の往復運動によって圧縮される。
尚、ピストン40は、例えばコンポジットピストン(複合樹脂ピストン)であり、不図示のピストンリング合い口を圧縮時に、理論的に洩れない位置で固定する方法が採用されている。
尚、図2では3つの低圧側気筒のうち低圧側気筒2LP1の詳細構造のみが示されているが、低圧側気筒2LP2及び2LP3も同様である。
クランクケース10は、低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3に対応する低圧側クランクケース10aと、高圧側気筒2HPに対応する高圧側クランクケース10bとが、隔壁52を介して連結されて構成される。すなわち、クランクケース10の内部空間50は、隔壁52によって仕切られることにより、低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3に対応する第1空間50aと、高圧側気筒2HPに対応する第2空間50bと、に分割されている。
尚、低圧側クランクケース10aは、クランク軸14の軸方向に沿った筒状部材10a1と、筒状部材の一端側の開口を閉塞する前壁10a2と、を備えて構成される。また、後述するクランク軸14は低圧側クランクケース10a及び高圧側クランクケース10bに亘って設けられており、当該クランク軸14は隔壁52を貫通するように配置されている。
クランク機構12を構成するクランク軸14は、低圧側クランクケース10a及び隔壁52を貫通して、低圧側クランクケース10aの貫通部11に設置された軸受54、及び、隔壁52の貫通部52aに設置された軸受56によって、クランクケース10に対して回転可能に支持される。
尚、低圧側クランクケース10aの貫通部11には、クランクケース10の内部空間50(第1空間50a)の外部に対する機密性を確保するためのシール部58が配置されている。また隔壁52の貫通部52aには、クランクケース10の第1空間50a及び第2空間50bの間の機密性を確保するためのシール部60が配置されている。
またクランクケース10の内部空間50(第1空間50a及び第2空間50b)は、大気圧以上の圧縮気体が供給されることで、各気筒2の圧縮室(シリンダ38とピストン40とによって規定される空間)との圧力差が減少するように構成されている。すなわち圧縮機1はクランクケース加圧型の圧縮機である。このように内部空間50と圧縮室との圧力差を低減することにより、各気筒2の吸い込み行程時の負荷を抑制するとともに、高い省エネ効果が得られる。
本実施形態では図3に示されるように、吸気管4から取り込まれた流体(予め圧力P0に加圧された気体)はまずクランクケース10の第1空間50aに供給され、第1空間50aの加圧が行われる。また第1空間50aは配管51a、51b、51cを介して低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3の吸気側にそれぞれ接続されており、第1空間50aにある圧縮気体(圧力P0)が各低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3に供給されるように構成されている。
各低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3で加圧された圧縮気体(圧力P1)は、それぞれ配管53a、53b、53cを介して中間冷却器82a、82bに送られる。中間冷却器82a、82bでは低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3で加圧された圧縮気体(圧力P1)の冷却が行われ、冷却後の圧縮気体(圧力P1)は、配管55a、55bを介してクランクケース10の第2空間50bに送られ、第2空間50bの加圧に用いられる。第2空間50bは、配管57を介して高圧側気筒2HPの吸気側に接続されており、第2空間50bにある圧縮気体(圧力P1)が高圧側気筒2HPに供給される。高圧側気筒2HPで加圧された圧縮気体(圧力P2)は配管59から需要先(不図示)に吐出される。
内部空間50は、上述したように、隔壁52によって第1空間50a及び第2空間50bに分割されているので、第1空間50aは低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3に対応する圧力値に加圧されるとともに、第2空間50bは高圧側気筒2HPに対応する圧力値に加圧される。このように圧縮機1では、内部空間50を隔壁52で分割することで、第1空間50a及び第2空間50bの加圧値を各気筒に適した値に独立に設定できる。
<クランク軸の詳細構造>
続いてクランク機構12に含まれるクランク軸14の詳細構造について説明する。図4は図2のクランク軸14を抽出して示す斜視図であり、図5は図4の分解斜視図であり、図6は図4の断面図である。
尚、図4及び図5では、クランク軸14をクランクケース10に対して回転可能に支持するための軸受54,56がともに示されている。
クランク軸14は、クランクケース10に対して軸受54、56を介して回転可能に支持されるジャーナル16と、各気筒2に対応する複数のクランクピン18と、を備える。クランク軸14は、第1部材14a及び第2部材14bという2つの部材が連結されて構成される。第1部材14a及び第2部材14bは、それぞれ、クランク軸14の構成要素を任意に振り分けるように構成可能であるが、本実施形態では一例として、低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3に対応する第1クランクピン18a、18b、18cが第1部材14aに設けられるとともに、高圧側気筒2HPに対応する第2クランクピン18dが第2部材14bに設けられた場合が示されている。
第1部材14aには、ジャーナル16に対して低圧側気筒2LP1、2LP2、2LP3に対応する第1クランクピン18a、18b、18cが軸方向に沿って設けられる。第1クランクピン18a、18b、18cは、軸方向から見て、ジャーナル16の周方向に沿って等間隔(120度間隔)に配置されており、それぞれ中心軸に対して等しい偏心量を有する。これにより第1部材14aは単体でバランス調整が可能となっているが、必要に応じて、後述する第2部材14bのようなバランスウエイトが追加的に設けられてもよい。
本実施形態では特に、図2に示されるように、第1部材14aは、ジャーナル16を含む本体部14a1と、少なくとも一つの第1クランクピン18が設けられた追加部14a2とを、備えている。すなわち、本体部14a1に対して追加部14a2が連結されることで、第1部材14aが構成されている。追加部14a2に設けられる第1クランクピン18の数は、往復動式圧縮機1が有する気筒数に応じて適宜変更可能である。この例では、本体部14a1には第1クランクピン18cが設けられており、残り2つの第1クランクピン18a及び18bが追加部14a2に設けられている。このように第1部材14aを本体部14a1及び追加部14a2を組み合わせて構成することで、往復動式圧縮機1が有する気筒数を変更する場合にも、本体部14a1を変更することなく、追加部14a2に設けられるクランクピンの数を変更するだけで済むことから、経済的な設計が可能となる。
追加部14a2は円筒形状を有しており、その中空スペースにジャーナル16を含む本体部14a1が挿入されることで連結可能に構成されている。本体部14a1に連結された追加部14a2の先端は、本体部14a1に設けられた第1クランクピン18cに当接することにより軸方向位置が規制される。また追加部14a2は、本体部14a1に対して、第2部材14bとは反対側から挿入されることで、クランク軸14が回転駆動された際に、良好な構造的安定性が得られる。
尚、図6の例では第1クランクピン18cを本体部14a1に設けるとともに残り2つの第1クランクピン18a及び18bを追加部14a2に設ける場合について例示したが、図7に示されるように、全ての第1クランクピン18が追加部14a2に設けられてもよい。後者の場合、本体部14a1は主にジャーナル16を構成することとなる。
第2部材14bは、高圧側気筒2HPに対応する第2クランクピン18dを有している。また第2部材14bは、第1部材14aの先端が軸方向に挿入可能な挿入穴30を有する。当該挿入穴30に挿入された第1部材14aは、図4に示されるように、第2部材14bに径方向に開口された固定穴32に対してボルト35が挿入されることにより、第2部材14bに対して固定される。
尚、図6及び図7に示されるように、第1部材14aのうち本体部14a1の外表面、又は、追加部14a2の内表面の少なくとも一方にはクランク軸14の延在方向に沿って形成されたキー溝19aされており、当該キー溝19aに対してキー部材19bを挿入することで、本体部14a1及び追加部14a2の相対的位置関係(特に周方向における回転)が規制されるようになっている。
また第2部材14bは、バランス調整用のバランスウエイト43を備える。上述のように第2部材14bは、単一の第2クランクピン18dを有するため、このようなバランスウエイト43を設けることで、第2部材14b単体でのバランス調整を簡易的に行うことができる。
尚、第2部材14bに複数の第2クランクピン18を設ける場合には、各第2クランクピン18を周方向に沿って等間隔に配置することで、本実施形態の第1部材14aのようにバランスウエイト43を省略してもよい。
このように第1部材14a及び第2部材14bから構成されるクランク軸14は、軸受54、56によってクランクケース10に回転可能に支持される。ここで軸受54、56は、クランク軸14のうち第1部材14aを支持するように配置されている。より詳しくは、軸受54、56は、第1部材14aのうち当該第1部材14aに設けられた第1クランクピン18a、18b、18cの両側に配置される。このように本実施形態ではクランク軸14を軸受54,56によって複数個所においてクランクケース10に対して支持される。
尚、このような構成に代えて、クランク軸14の両端部を2つの軸受で支持する両持ち構造を採用してもよい。
クランク軸14が有する第1クランクピン18a、18b、18c、第2クランクピン18dは、それぞれジャーナル16に対して、各気筒におけるピストン40のストローク量に対応する所定の偏心量を有する。ここで第1部材14aに設けられる3つの第1クランクピン18a、18b、18cは互いに同じ偏心量を有するが、第2部材14bに設けられる第2クランクピン18dは異なる偏心量を有することができる。上述のようにクランク軸14は互いに独立した第1部材14a及び第2部材14bが軸方向に沿って連結されることで構成されるため、各クランクピン18のジャーナル16に対する偏心量を独立的に設定することができる。これにより、各クランクピン18に回転可能に接続される各コネクティングロッド34のストローク量を柔軟に設定できるため、往復動式圧縮機1では、ピストン40のストローク量を変更することで、各気筒2において、従来よりも精度のよい圧力設計が可能となる。
<クランク機構の組立方法>
続いて上述のクランク軸14を含むクランク機構12の組立方法について説明する。図8はクランク機構12の組立方法を工程毎に示すフローチャートであり、図9乃至図15は図8の各ステップにおけるクランク機構12の組立様子を模式的に示す斜視図である。
まずクランク軸14を構成する一部材である第1部材14aを組み立てる(ステップS1)。本実施形態では、第1クランクピン18cを有する本体部14a1と、第1クランクピン18a及び18bを有する追加部14a2とが互いに連結されることで、第1部材14aが組み立てられる。このとき、軸方向から見て、第1クランクピン18a、18b、18cがそれぞれジャーナル16の周方向に沿って互いに等間隔(120度間隔)に配置されるように組み立てられる。
続いてステップS1で組み立てられた第1部材14aの第1クランクピン18a、18b、18cに対して、低圧側気筒に対応する第1コネクティングロッド34a、34b、34cが、軸受36a、36b、36cを介して、それぞれ取り付けられる(ステップS2)。続いて、第1クランクピン18a、18b、18cの両側に軸受54、56が挿入される(ステップS3)。図8には、このようにステップS1で組み立てられた第1部材14aに対して、ステップS2及びS3において第1コネクティングロッド34a、34b、34c、軸受36a、36b、36c、54、56が取り付けられて形成されるサブユニットが示されている。
続いて図9に示されるように、第1部材14aの一端側に対して、前壁10a2が取り付けられる(ステップS4)。前壁10a2は、図2を参照して前述したように、筒状部材10a1とともに低圧側クランクケース10aを構成する部材である。前壁10a2の中心部には貫通部11が設けられており、第1部材14aの一端が当該貫通部11に挿入されることで、貫通部11の内壁に軸受54の外周が嵌合するように取り付けられる。
続いて図10に示されるように、前壁10a2が更に組み付けられたサブユニットは、低圧側クランクケース10aの筒状部材10a1に挿入される(ステップS5)。前壁10a2の周縁部57は、筒状部材10a1のフランジ部53に整合するように構成されている。低圧側クランクケース10aのフランジ部53と隔壁52の周縁部との間には、リング状のシール部材55が挿入されることにより、低圧側クランクケース10aの気密性が確保される。
続いて図11に示されるように、サブユニットに対して隔壁52が更に取り付けられる(ステップS6)。隔壁52は、図2を参照して前述したように、低圧側クランクケース10aと高圧側クランクケース10bを隔離するための板状部材である。隔壁52の中心部には貫通孔52aが設けられており、当該貫通孔52aにサブユニットのうち第1部材14aの一端が挿入されることで組み立てられる。このとき、軸受56は貫通孔52aに嵌合されることで、第1部材14aの一端側が軸受56を介して隔壁52に回転可能に支持される。
続いて図12に示されるように、低圧側クランク機構とは別に用意される第2部材14bの第2クランクピン18dに対して、高圧側気筒に対応する第2コネクティングロッド34dが軸受36dを介して結合される(ステップS7)。そして、第2コネクティングロッド34dが結合された第2部材14bは、ステップS6までの工程で組み立てられた低圧側クランク機構のうち、隔壁52の貫通孔52aから外部に突出する第1部材14aの一端に対して取り付けられる(ステップS8)。このとき第2部材14bに設けられた固定穴32に対してボルト35が挿入されることによって固定される。
続いて図13に示されるように、第2部材14bが取り付けられた低圧側のクランク機構に対して、第2部材14b側から高圧側クランクケース10bが取り付けられる(ステップS9)。高圧側クランクケース10bのフランジ部56には複数のボルト穴が周方向に沿って設けられており、各ボルト穴には固定ボルト58が挿入されることにより低圧側クランクケース10a側の隔壁52に対して組み付けられる。図14は、図7の組立方法を経て完成したクランク機構12を示す斜視図である。
尚、このように組み立てられたクランク機構14では、高圧側クランクケース10bを取り外すことで、クランク軸14のうち第2部材14bに容易にアクセスすることができる。そのため、例えばクランク軸14のメンテナンス時に大がかりな分解作業を行うことなく、第2部材14bの交換作業や修理が可能である。
以上説明したように、上述のクランク機構12のクランク軸14では、当該クランク軸14を構成する第1部材及び第2部材において、それぞれクランクピンのジャーナルに対する偏心量を独立的に設定することができるので、各クランクピンに回転可能に接続される各コネクティングロッドのストローク量を柔軟に設定できる。これにより、往復動式圧縮機では、ピストンのストローク量を変更することで、従来よりも精度のよい圧力設計が可能となる。
本発明の少なくとも一実施形態は、圧縮気体を生成可能な複数の気筒を有する往復動式圧縮機のクランク軸、及び、往復動式圧縮機に利用可能である。
1 往復動式圧縮機
2HP 高圧側気筒
2LP 低圧側気筒
10 クランクケース
10a 低圧側クランクケース
10a1 筒状部材
10a2 前壁
10b 高圧側クランクケース
11 貫通部
12 クランク機構
14 クランク軸
14a 第1部材
14a1 本体部
14a2 追加部
14b 第2部材
16 ジャーナル
18 クランクピン
34 コネクティングロッド
36 軸受
43 バランスウエイト
52 隔壁
52a 貫通孔
54,56 軸受

Claims (9)

  1. 圧縮気体を生成可能な複数の気筒を有する往復動式圧縮機において、回転運動を往復運動に変換するためのクランク機構に用いられる往復動式圧縮機のクランク軸であって、
    クランクケースに対して回転可能に支持されるジャーナルと、前記複数の気筒に含まれる第1気筒に対応する第1コネクティングロッドが接続可能な第1クランクピンと、を含む第1部材と、
    前記複数の気筒に含まれる第2気筒に対応する第2コネクティングロッドが接続可能な第2クランクピンを含む第2部材と、
    を備え、
    前記第1部材及び前記第2部材は互いに軸方向に沿って連結可能に構成される、往復動式圧縮機のクランク軸。
  2. 前記第1クランクピン及び前記第2クランクピンは、前記ジャーナルに対して互いに異なる偏心量を有する、請求項1に記載の往復動式圧縮機のクランク軸。
  3. 前記第2部材は、前記第1部材の端部が前記軸方向に挿入可能な挿入穴を有する、請求項1又は2に記載の往復動式圧縮機のクランク軸。
  4. 前記第1部材は、前記第1クランクピンが複数設けられており、
    前記第1クランクピンの各々は、前記ジャーナルの周方向に沿って等間隔に配置される、請求項1から3のいずれか一項に記載の往復動式圧縮機のクランク軸。
  5. 前記第1部材は、
    −前記ジャーナルを含む本体部と、
    −前記第1クランクピンの少なくとも一部が設けられた追加部と
    を備える、請求項4に記載の往復動式圧縮機のクランク軸。
  6. 前記追加部は円筒形状を有しており、
    前記本体部は、前記第2部材とは逆側から前記追加部の中空スペースに挿入されることにより、前記本体部及び前記追加部が連結可能に構成されている、請求項5に記載の往復動式圧縮機のクランク軸。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の往復動式圧縮機のクランク軸を備える、往復動式圧縮機。
  8. 前記第1気筒は低圧側気筒であり、
    前記第2気筒は前記低圧側気筒の吐出気体を更に圧縮するための高圧側気筒である、請求項7に記載の往復動式圧縮機。
  9. 前記クランクケースは、該クランクケースの内部空間を、前記第1気筒及び前記第2気筒にそれぞれ対応する第1空間及び第2空間に分割する隔壁を有し、
    前記ジャーナルは、前記隔壁に形成された貫通穴に回転可能に支持される、請求項7又は8に記載の往復動式圧縮機。
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