JP2019157538A - 折れ戸及び折れ戸ヒンジ形成方法 - Google Patents

折れ戸及び折れ戸ヒンジ形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】折れ戸を閉じた状態でパネル材とパネル材との隙間が生じず、しかも、長期間に渡ってスムーズかつ静かに開閉が可能な折れ戸を提供する。【解決手段】隣り合う矩形状のパネル材10,10の側縁11,11同士を、帯状の布体6を介して折畳み自在に連結した折れ戸であって、隣り合うパネル材10,10の各側縁11,11の端面にパネル長手方向Nの凹溝12を設け、凹溝12を塞ぐ押込材5の裏面5bと、凹溝12の溝内面12aをもって、布体6の左半部61・右半部62を、挟着固定したものである。【選択図】図2

Description

本発明は、折れ戸及び折れ戸ヒンジ形成方法に関する。
従来、クローゼットや靴箱等の開口部に設けられる折れ戸は、隣り合うパネル材を、金属製の蝶番にて連結して折畳み可能に連結したものがあった(例えば特許文献1参照)。
特開平9−41820号公報
しかし、上述のような従来の折れ戸は、折れ戸を閉じた状態であっても、パネル材とパネル材との間に隙間が形成され、クローゼット等の内部(収納物)や蝶番が見えて美観を損ねるといった問題や、害虫が出入りする虞れや防虫剤の匂いが漏れやすいといった問題があった。また、長期間使用すると、蝶番がスムーズに作動しなくなるといった問題や、蝶番から異音が発生するといった問題もあった。
そこで、本発明は、折れ戸を閉じた状態でパネル材とパネル材との隙間が生じず、しかも、長期間に渡ってスムーズかつ静かに開閉が可能な折れ戸の提供を目的とする。
また、折れ戸を閉じた状態でパネル材とパネル材との隙間が生じず、しかも、長期間に渡ってスムーズかつ静かに開閉が可能な折れ戸ヒンジを、安定して容易かつ迅速に(能率的に)形成可能な折れ戸ヒンジ形成方法の提供を目的とする。
本発明の折れ戸構造は、隣り合う矩形状のパネル材の側縁同士を、帯状の布体を介して折畳み自在に連結した折れ戸であって、隣り合う上記パネル材の各側縁の端面にパネル長手方向の凹溝を設け、該凹溝を塞ぐ押込材の裏面と、上記凹溝の溝内面をもって、上記布体の左半部・右半部を、挟着固定したものである。
また、本発明の折れ戸ヒンジ形成方法は、矩形状のパネル材の側縁の端面にパネル長手方向の凹溝を形成し、複数の上記パネル材を重ね合わせて連結すべき側縁同士を並設し、接着剤を含浸させた布帯材を、上記並設した側縁夫々の上記凹溝に被覆して、上記凹溝を塞ぐための押込材を、上記被覆した布帯材を介して上記凹溝へ押込み、上記凹溝の溝内面と、上記押込材の裏面とを接着固化させ、上記布帯材で上記並設した側縁を連結すると共に、一対の上記押込材の間に露出した上記布帯材の中間狭小帯状部をもって、折れ戸ヒンジを形成する方法である。
本発明の折れ戸によれば、折れ戸を閉じた状態でパネル材とパネル材との間に隙間が発生しない。従って、クローゼット等の内部が見えず(収納物が隠れて)美観を保つことができる。また、害虫の侵入防止や防虫剤の匂い漏れを抑えることができ、快適な生活空間を提供できる。長期間に渡ってスムーズかつ静かな開閉動作を得られる。
また、本発明の折れ戸ヒンジ形成方法によれば、折れ戸を閉じた状態でパネル材とパネル材との間に隙間が発生しない折れ戸を得ることができる。つまり、折れ戸を閉じた状態でクローゼット等の内部が見えず(収納物が隠れて)美観を保持可能、かつ、害虫の侵入防止や防虫剤の匂い漏れを抑えることが可能な折れ戸を得ることができる。長期間に渡ってスムーズかつ静かな開閉動作が可能な折れ戸ヒンジを、容易かつ迅速に(能率的に)形成できる。
本発明に係る折れ戸構造の実施の一形態を示す断面斜視図である。 折れ戸ヒンジの拡大断面斜視図である。 パネル材の一例を示す断面斜視図である。 芯材の一例を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は底面図である。 芯材の一例を示す拡大斜視図である。 本発明に係る折れ戸ヒンジ形成方法の実施形態を示す拡大断面図であって、(a)は重ね合わせ工程の要部拡大断面図であり、(b)は第2傾斜面形成状態の溝加工工程を示す拡大断面図であり、(c)は第1傾斜面形成状態の溝加工工程を示す拡大断面図であり、(d)側面形成工程の拡大断面図であり、(e)は側面形成工程終了状態の拡大断面図である。 本発明に係る折れ戸ヒンジ形成方法の実施形態を示す拡大断面図であって、(a)はパネル材並設工程の拡大断面図であり、(b)は布帯材被覆工程の拡大断面図であり、(c)は押し込み工程の拡大断面図であり、(d)は布帯材はみ出し部切断工程の拡大断面図である。 折れ戸ヒンジ形成方法の実施形態を示す拡大断面図であって、(a)は布帯材準備工程の拡大断面図であり、(b)接着剤含浸工程の拡大断面図であり、(c)は布帯材被覆工程の拡大断面図であり、(d)は押し込み工程の拡大断面図である。 折れ戸ヒンジ形成方法の他の実施形態を示す拡大断面図であって、(a)は布帯材被覆工程の拡大断面図であり、(b)は押し込み工程の拡大断面図である。 作用を説明するための拡大断面図である。 折れ戸を閉じた状態の拡大断面図である。 本発明に係る折れ戸の別の実施形態を示す拡大断面図である。 本発明に係る折れ戸のさらに別の実施形態を示す断面平面図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係る折れ戸は、図1及び図2に示すように、隣り合う矩形状のパネル材10,10の側縁11,11同士を、帯状の布体6を介して折畳み自在に連結したものである。
パネル材10は、他の(相手側の)パネル材10と連結すべき側縁11(11D)に凹溝12(12D)を設けている。つまり、隣り合うパネル材10,10の各側縁11D,11Dの端面にパネル長手方向Nの凹溝12Dを設けている。
そして、凹溝12Dに、布体6を介して、凹溝12Dを塞ぐための押込材5(5D)が、接着剤にて施蓋状に固着されている。
つまり、帯状の布体6は、左半部61が一方の押込材5Dの裏面5b及び一方の凹溝12Dの溝内面12aをもって接着剤にて挟着固定され、右半部62が他方の押込材5Dの裏面5b及び他方の凹溝12Dの溝内面12aをもって接着剤にて挟着固定されている。布体6によって、連結すべき側縁11,11を連結すると共に、一対(2つ)の押込材5,5の間に露出した布体6の中間狭小帯状部63をもって、隣り合うパネル材10,10を折畳み自在とする折れ戸ヒンジ7を形成している。
布体6は、予め(押込材5Dと凹溝12Dの間に配設される前に)接着剤を含浸させた布帯材60を用いている。押込材5Dの裏面5bや凹溝12Dの溝内面12aに接着材を塗布する必要が無く、容易かつ迅速に折れ戸ヒンジ7を形成できる。
布体6(布帯材60)は、ナイロンやポリエステル等の複数種類(好ましくは2種類)の合成樹脂繊維を、ウォータージェットパンチ又はニードルパンチ等によって、布状に形成した樹脂製の不織布から成る。布体6は、布帯長手方向に伸びにくく、布帯幅方向に伸びやすく形成したものである。つまり、布帯長手方向(パネル長手方向N)の伸び率よりも、布帯幅方向の伸び率を大きく設定している。
そして、図1に示すように、他のパネル材(相手側のパネル材)10と連結しない側縁11(11E)にも凹溝12(12E)が形成されており、その凹溝12Eに、直接的に、凹溝12Eを塞ぐための押込部材5(5E)が、接着剤にて、施蓋状に固着している。
次に、パネル材10は、図1〜図3に示すように、ベニヤ板製の矩形状の第1板材1と、紙製の芯材3と、ベニヤ板製の矩形状の第2板材2とを、順次、重ね合わせている。
第1板材1及び第2板材2と押込材5は、パネル外面側となる表て面1a,2a,5aが、防水処理(耐水処理)されている。具体的には、ビニール等の樹脂で形成された膜状(シート状)の防水層が積層されている。例えば、第1・第2板材1,2と押込材5の表て面1a,2a,5aに、防水性のシート材を貼着や接着したもの、或いは、防水性の塗料を塗装したものである。防水処理によって、パネル材10の内部への水の浸入を防止すると共に温度や湿度変化による反りを防止している。
第1板材1と第2板材2は、同じ板素材から成り、ベニヤ板(合板)に、木目調等の模様、又は、有彩色や白色や黒色等の単色若しくは模様、が印刷された化粧シートを、固着(貼着又は接着)したラミネート式のプリント・カラー合板、或いは、模様や色等を直接的に印刷したダイレクト式のプリント・カラー合板、又は、塩化ビニール合板やポリエステル化粧合板等が望ましい。また、押込材5は、1本の細長棒状の木素材を切削加工した木製、或いは、木粉等の木素材を圧縮成形した木製が好ましいが、押し出し成形等にて成形した樹脂製とするも良い。
芯材3は、図3乃至図5に示すように、多数の帯状紙材30,30を有している。
帯状紙材30は、防水処理(耐水処理)が施されている。言い換えると、撥水性(非吸水性)を有している。防水処理によって、温度や湿度変化による反り(変形)や強度の低下を防止している。
帯状紙材30は、第1板材1と第2板材2に直交面状に配設している。言い換えると、パネル厚さ方向Tに、帯状紙材30の紙材帯幅方向を一致させて配設している。
そして、多数の帯状紙材30,30を、パネル長手方向(縦方向)Nに並設している。図示省略するが、多数の帯状紙材30,30をパネル幅方向(横方向)Wに並設したり、パネル斜め方向に並設することも自由である。
また、帯状紙材30の紙材幅寸法Eは、8mm以上50mm以下とするのが好ましい。8mm未満であると十分な強度が得られなくなる虞れがある。また、50mmを超えても十分な強度が得られなくなる虞れがある。
そして、帯状紙材30は、約90度をもって交互に折り曲げて三角波型(ジグザグ)に形成している。さらに、隣り合う帯状紙材30,30同士の三角波の位相を約90度(約π/2)だけ相違させている。
隣り合う帯状紙材30,30同士は、接着剤にて相互に固着され、隣り合う帯状紙材30,30によって囲まれる直方体状の空間部31を形成している。
つまり、芯材3は、多数(複数)の帯状紙材30,30によって形成された多数(複数)の直方体状の空間部31を有している。
図5に示すように、直方体状の空間部31は、一方の帯状紙材30(第1帯状紙材30A)で形成される第1長辺壁部32A及び第1短辺壁部33Aと、第1帯状紙材30Aと隣り合う他方の帯状紙材30(第2帯状紙材30B)で形成される第2長辺壁部32B及び第2短辺壁部33Bと、によって囲まれている。言い換えると、第1帯状紙材30aと第2帯状紙材30Bで角筒壁部を形成している。
また、第1・第2長辺壁部32A,32Bの(紙材長手方向の)各内寸法K32を、第1・第2短辺壁部33A,33Bの(紙材長手方向の)各内寸法K33の1.75倍以上2.5倍以下に設定している。1.75倍未満であると直方体状の空間部31が狭くなって製造が困難になると共に軽量化の効果が下がる。2.5倍を超えると直方体状の空間部31が大きくなって、強度が低下する虞れがある。
第1長辺壁部32Aは、第2帯状紙材30Bとは別の隣り合う帯状紙材30(第3帯状紙材30C)の第3長辺壁部32Cと相互に接着されている。
第2長辺壁部32Bは、第1帯状紙材30Aとは別の隣り合う帯状紙材30(第4帯状紙材30D)の第4長辺壁部32Dと相互に接着されている。
第1長辺壁部32Aと第3長辺壁部32Cの接着部位と、第2長辺壁部32Bと第4長辺壁部32Dの接着部位とは、各長辺壁部32A,32B,32C,32Dの約半分が(紙材長手方向に)重なって固着している二重壁構造である。
このような二重壁状接着部位Zを形成することで、紙材帯幅方向(パネル厚さ方向T)の力に対して十分な強度を発揮できる。
次に、折れ戸の構成を本発明の折れ戸ヒンジ形成方法と合わせて説明する。
先ず、芯材3を作製する芯材作製工程を行う。芯材作製工程は、防水処理された多数の帯状紙材30を、交互に折り曲げて三角波型に配設すると共に、隣り合う帯状紙材30,30同士の三角波の位相を相違させて相互に固着し、多数の帯状紙材30,30をもって形成された多数の直方体状の空間部31を有する芯材3を作製する。
芯材作製工程後に、図6(a)に示すように、表て面1aが防水処理された第1板材1と、芯材3と、表て面2aが防水処理された第2板材2と、をパネル厚さ方向Tに重ね合わせると共に、接着剤にて固着する重ね合わせ工程を行う。重ね合わせ工程において、芯材3の直方体状の空間部31を、第1板材1の裏面(内面)と第2板材2の裏面(内面)とで閉じて、直方体状の空室を形成する。第1板材1と芯材3と第2板材2とが、パネル厚さ方向Tに重ね合わされて固着されたパネル材10を作製する。
重ね合わせ工程後に、パネル材10の側縁11の端面を切削加工する溝加工工程を行う。
溝加工工程において、パネル材10を、水平面状の作業台に、水平状に固定する。そして、図6(b)に示すように、第2傾斜面用工具72を、第2板材2の側縁2dに沿って走行させて第2傾斜面82を形成しつつ、図6(c)に示すように、第1傾斜面用工具71を、第2傾斜面用工具72を追いかけるように、第1板材1の側縁1dに沿って走行させて、第1傾斜面81を形成して、V字状(くの字状)の凹溝12を形成する。
つまり、パネル材10の側縁11(第1・第2板材1,2の側縁1d,2d)の長手方向の所定の一点で観察したとき、第2板材2の側縁2dに第2傾斜面82を形成した後に、第1板材1の側縁1dに第1傾斜面81を形成する。
なお、図示省略するが、第1傾斜面用工具71(以下、第1工具71と呼ぶ場合もある)を先に走行させ(先行させ)て、第1傾斜面81を形成しつつ、第2傾斜面用工具72(以下、第2工具72と呼ぶ場合もある)を後追い走行させて、第2傾斜面82を形成するも良い。
このように、パネル材10を固定し、第1・第2工具71,72を走行させることで、第1・第2傾斜面81,82の第1・第2傾斜角度α1,α2、及び、相対的な位置を高精度に一致させることができる。
また、第1傾斜面81と第2傾斜面82を1つの工具で同時加工しないことで、第1傾斜面81の切削条件と、第2傾斜面82の切削条件とを、個別に調整でき、第1傾斜面81と第2傾斜面82とを、夫々、高精度に仕上げることができる。
第1傾斜角度(第1板材1の表て面1aと第1傾斜面81の間の角度)α1と、第2傾斜角度(第2板材2の表て面2aと第2傾斜面82が成す角度)α2とは、30度以上60度未満が好ましい。30度未満であると溝加工が困難になる。60度を超えると押込材5が外れやすくなって製造が困難になる。好ましくは、約45度とする。
溝加工工程において、パネル材10の加工すべき(一つの)側縁11を、第1・第2工具71,72の工具走行予定域に対応させて配設して、第1・第2傾斜面81,82を形成し、その後、パネル材10の固定を解除し、パネル材10の加工すべき他の側縁11を、上記工具走行予定域に対応させて配設して固定し、他の側縁11についても同様に、第1・第2傾斜面81,82を形成する。溝加工は、パネル材10の全周に渡って行うのが望ましい。つまり、パネル長手方向Nに沿った側縁11と、パネル幅方向Wに沿った端縁(上・下縁)と、に凹溝12を形成するのが望ましい。
そして、溝加工工程後に、図6(d)に示すように、他のパネル材10と連結しない側縁11(11E)に形成した凹溝12(12E)に、横断面三角形状の押込材5を接近させて、図6(e)に示すように、押込材5(5E)で塞ぐように、接着剤にて施蓋状に固着する側面形成工程を行う。
押込材5(5E)の裏面5bと凹溝12(12E)の溝内面12aとを当接させて接着する。
より具体的には、押込材5の第1斜面51と第1板材1の第1傾斜面81を面状に当接させて接着すると共に、押込材5の第1斜面51と芯材3の第1傾斜面81とを当接させて接着する。また、押込材5の第2斜面52と第2板材2の第2傾斜面82を面状に当接させて接着すると共に、押込材5の第2斜面52と芯材3の第2傾斜面82とを当接せて接着する。
図6(e)に示すように、押込材5の表て面5aがパネル側面(戸側面)となる。
また、パネル材1の端縁(上下縁)に形成した凹溝12に押込材5を接着する上下面形成工程を行って、パネル上下面(戸上下面)を形成する。
ここで、第1・第2板材1,2の第1・第2傾斜面81,82と、押込材5の第1・第2斜面51,52と、による斜面同士の接着により、パネル材10と押込材5の結合の境界は、表て側から見て(外観で)、完成した折れ戸においてパネル平面とパネル側面や上下面が接する稜線部となり、境界が目立たず、美観に優れる。特に、第1・第2傾斜面81,82が上述の加工方法によって高精度に形成されると共に、小さく単純な形状の押込材5には高精度寸法に第1・第2斜面51,52が形成され、相互に正確・高精度に一致した接着が行われる結果、上記稜線部(境界)が、一枚板の稜線のように見える。
次に、複数のパネル材10,10を折畳み自在に連結するために、図7(a)に示すように、連結すべき側縁11,11(11D,11D)を接近させ、パネル厚さ方向Tに重ね合わせて(平行面状に当接させて)、連結すべき側縁11D,11D同士を並設するパネル並設工程を行う。また、並設した側縁11D,11D近傍に、布帯材60を配設する。
なお、図7及び図8(c)(d)に於ては、パネル材10を水平面状に配設した場合を図示しているが、凹溝12が上方開口状となるようにパネル材10を鉛直面状に保持して、上方から布帯材60を接近させるのが好ましい。
布帯材60は、上述の布体6の素材であって、パネル長手方向Nに長い帯状であり、図7(a)に示すように、2枚のパネル材10,10の合計板厚寸法(合計溝幅寸法)Jよりも幅広に設けている。
そして、図8(a)に示すように、樹脂(合成樹脂繊維)製の不織布である布帯材60に、図8(b)に示すように、接着剤を含浸させる(接着剤を保持させる)接着剤含浸工程を行う。接着剤の含浸は、布帯材60を接着剤に浸す方法や、接着剤をスプレー状に噴霧させて付着させる方法等自由である。
次に、図7(b)と図8(c)に示すように、接着剤を含浸させた布帯材60を、並設した側縁11,11(11D,11D)夫々の凹溝12,12(12D,12D)に被覆する布帯材被覆工程を行う。1枚の布帯材60を、パネル長手方向Nに沿って配設すると共に、隣り合う凹溝12D,12Dを跨ぐように(隣り合う凹溝12D,12Dに渡って橋架状に)配設する。布帯材60を溝内面12aに当接させて沿わせる。
そして、図7(c)に示すように、パネル外方から、凹溝12Dを塞ぐための押込材5(5D)を、凹溝12Dの溝内面12aに配設(敷設)された布帯材60に接近させる。
図7(d)と図8(d)に示すように、押込材5Dを、被覆した布帯材60を介して凹溝12D内へ押込み、凹溝12Dの溝内面12aと、押込材5Dの裏面5bとを布帯材60を介して接着固化させる押し込み工程を行う。
ここで、布帯材60に保持されている接着剤(成分)は、芯材3が紙製であるため(布帯材60よりも繊維間の隙間が小さいので毛細管現象が発生し)、図8(d)の矢印Yに示すように芯材3(帯状紙材30)に浸透し、接着力を高めて、布帯材60と芯材3が固着する。
また、布帯材60は、押込材5と第1・第2板材1,2との間に接着層を形成し、押込材5をパネル材10,10に固着する。つまり、横断面視で押込材5のV字状裏面5bの全面がV字状の溝内面12aに対応した広範囲で接着でき、強い接着力が得られる。
なお、図9(a)に示す他の実施形態のように、接着剤を含浸させた布帯材60を隣り合う凹溝12,12の溝開口部を覆うような被覆状に配設する布帯材被覆工程を行い、その後、図9(b)に示すように、一対の押込材5,5の裏面5b,5bによって布帯材60を各凹溝12,12に押し込んで、布帯材60を溝内面12aに沿わせて固着する押し込み工程を行うも良い。このように、押込材5を利用して、布帯材60を溝内面12aに沿うように折り曲げることができ、製造を容易かつ迅速に(効率良く)行うことが可能となる。
そして、押し込み工程終了後に、図7(d)と図8(d)に示すように、パネル材10の凹溝12からはみ出した布帯材60の両側縁64,64と、図示省略するが凹溝12からパネル長手方向Nにはみ出した布帯材60の両端縁とを、カッター等の切断手段にて、切断除去する布帯材はみ出し部切断工程を行う。
布帯体60は、2つの凹溝12,12と2つの押込材5,5に夫々、挟持状に固着され、並設した(隣り合う)側縁11,11を連結すると共に、はみ出し部が除去され、一対の押込材5,5の間に布帯材60の中間狭小帯状部63が露出した帯状の布体6となる。
図10に示すように、布帯材60(布体6)の中間狭小帯状部63にて折れ戸ヒンジ7が形成され、隣り合うパネル材10,10が相互に折れ曲り自在(揺動自在)となる。
図11に示すように折れ戸を閉状態(隣り合うパネル材10,10を平面視一文字状に展開状態)にした場合、向かい合う押込材5,5の表て面5a,5a(戸側面)が密着状に当接し、隣り合うパネル材10,10の側縁11,11の間に、隙間が発生しない。
また、隣り合うパネル材10,10を平行面状に並設した折畳み状態(折れ戸開状態)にした場合(図7(d)参照)は、隣り合うパネル材10,10(の表て面又は裏面)同士が当接して、隙間が発生せず、折畳み状態でのスペースが小さくなり、折れ戸の開口範囲が広くなって使い勝手が良い。
また、パネル材10の側縁11(パネル長手方向N)の全長に渡って、折れ戸ヒンジ7(中間狭小帯状部63)が形成されるため、不織布であっても、十分な強度を得ることができる。また、布帯長手方向に伸びにくいので、隣り合うパネル材10,10が相互に異なる上下方向に外力が作用しても、所定の姿勢を保持できる。
また、布帯材60は、布帯幅方向に伸びやすい(伸縮しやすい)ので、スムーズに開閉できる。また、布帯材60を用いることで、金属製蝶番(金具)を用いた場合に比べて、折れ戸を軽量にできる。
なお、本発明は設計変更可能であって、布帯材60(布体6)は、織物や編み物であっても良い。また、凹溝12の横断面形状は自由であって、図12に示すようなW字状や、図示省略するがコの字状やU字状とするも良い。押込材5の横断面形状は自由であって、図12に示すような扁平台形状や、図示省略するが矩形状やU字状とするも良い。また、押込材5は、図例のような中実形状に限らず、中空状(管状)とするも良い。また、パネル材10の連結枚数は自由であって、3枚や4枚や5枚、図13に示すように6枚とするも良い。押込材作製工程は、押込材5が横断面扁平台形状の場合は、横断面扁平矩形状の帯板素材の内面側の(帯板素材長手方向に沿った)端縁を、面取り状に切削加工すると共に、帯板素材の内面側の他端縁を面取り状に切削加工して、横断面扁平台形形状の押込材5を作製する。また、凹溝12をW字状に切削加工すると、V字状に切削加工した場合に比べて、芯材3の切削加工範囲(除去範囲)が少なく、パネル材10の強度が優れる。また、製造中の切削粉(ゴミ)も少なくなる。また、折れ戸は、パネル材10が、上レールに吊り下げられて走行するものや、下レールを走行するもの等、パネル材10の支持構造及び走行構造は自由である。
以上のように、本発明の折れ戸は、隣り合う矩形状のパネル材10,10の側縁11,11同士を、帯状の布体6を介して折畳み自在に連結した折れ戸であって、隣り合うパネル材10,10の各側縁11,11の端面にパネル長手方向Nの凹溝12を設け、凹溝12を塞ぐ押込材5の裏面5bと、上記凹溝12の溝内面12aをもって、上記布体6の左半部61・右半部62を、挟着固定したので、折れ戸を閉じた状態でパネル材10とパネル材10との間に隙間が発生しない。従って、クローゼット等の内部が見えず(収納物が隠れて)美観を保つことができる。また、害虫の侵入防止や防虫剤の匂い漏れを抑えることができ、快適な生活空間を提供できる。長期間に渡ってスムーズかつ静かな開閉動作を得られる。
また、本発明の折れ戸ヒンジ形成方法は、矩形状のパネル材10の側縁11の端面にパネル長手方向Nの凹溝12を形成し、複数の上記パネル材10,10を重ね合わせて連結すべき側縁11,11同士を並設し、接着剤を含浸させた布帯材60を、上記並設した側縁11,11夫々の上記凹溝12,12に被覆して、上記凹溝12,12を塞ぐための押込材5を、上記被覆した布帯材60を介して上記凹溝12へ押込み、上記凹溝12の溝内面12aと、上記押込材5の裏面5bとを接着固化させ、上記布帯材60で上記並設した側縁11,11を連結すると共に、一対の上記押込材5,5の間に露出した上記布帯材60の中間狭小帯状部63をもって、折れ戸ヒンジ7を形成するので、折れ戸を閉じた状態でパネル材10とパネル材10との間に隙間が発生しない折れ戸を得ることができる。つまり、折れ戸を閉じた状態でクローゼット等の内部が見えず(収納物が隠れて)美観を保持可能、かつ、害虫の侵入防止や防虫剤の匂い漏れを抑えることが可能な折れ戸を得ることができる。長期間に渡ってスムーズかつ静かな開閉動作が可能な折れ戸ヒンジ7を、容易かつ迅速に能率的に形成できる。
また、ベニヤ板製の第1板材1と、芯材3と、ベニヤ板製の第2板材2とを、順次、重ね合わせたパネル材10であって、芯材3は、防水処理されると共に三角波型として交互に折り曲げられた多数の帯状紙材30,30を有し、かつ、芯材3は、隣り合う帯状紙材30,30同士の三角波の位相が相違して相互に固着された状態で多数の帯状紙材30,30によって形成された多数の直方体状の空間部31を有し、さらに、第2板材2側へ向くように第1板材1の側縁1dに形成された第1傾斜面81と、第1板材1側へ向くように第2板材2の側縁2dに形成された第2傾斜面82とに、押込材5が施蓋状に固着されているので、第1板材1と第2板材2と押込材5とで芯材3を枠状に包囲して十分な強度を得ることができる。パネル内部を軽量な紙製の芯材3としながらも十分な強度を得ることができ、撓みを防止できる。芯材3が空気中の水分(湿気)を吸水せず、気温や湿度の変化による悪影響を受けず反り(変形)を防止できる。容易(安価)に製造できる。十分な強度を保持しながらも軽量で、使い勝手が良く(汎用性に優れ)、クローゼット開口部や室内出入口等への組み付けが容易となる。しかも、第1・第2板材1,2と、押込材5との境界(境い目)が目立ちにくく、美観に優れる。
また、防水処理された多数の帯状紙材30,30を三角波型として交互に折り曲げて配設すると共に、隣り合う帯状紙材30,30同士の三角波の位相を相違させて相互に固着して、多数の帯状紙材30,30をもって形成した多数の直方体状の空間部31を有する芯材3を作製する芯材作製工程と、ベニヤ板製の第1板材1と、芯材3と、ベニヤ板製の第2板材2とを、重ね合わせて接着する重ね合わせ工程と、重ね合わせ工程後に、第1板材1の側縁1dに第2板材2側へ向くように第1傾斜面81を形成すると共に、第2板材2の側縁2dに第1板材1側へ向くように第2傾斜面82を形成する溝加工工程と、第1板材1の第1傾斜面81と、第2板材2の第2傾斜面82とに、押込材5を接着する側面形成工程と、を備えたので、十分な強度を保持しながらも軽量で、使い勝手の良い(汎用性に優れた)折れ戸を得ることができる。温度や湿度の変化による悪影響を受けにくく、反りにくい(変形しにくい)折れ戸を、容易(安価)に製造できる。第1・第2板材1,2と、押込材5との境界(境い目)が目立ちにくい美観に優れた折れ戸を製造できる。布帯材60の接着剤成分を、芯材3に浸透させることができ、強い接着力を得ることができる。
また、溝加工工程は、第1板材1の側縁1dを第1傾斜面用工具71で切削加工して第1傾斜面81を形成すると共に、第2板材2の側縁2dを第1傾斜面用工具71とは別の第2傾斜面用工具72で切削加工して第2傾斜面82を形成するので、第1傾斜面81の切削条件と、第2傾斜面82の切削条件とを、個別に調整でき、美しく、かつ、高精度に、効率良く切削加工することができる。押込材5と固着するために重要な、第1傾斜面81と第2傾斜面82を有する凹溝12を、夫々、高精度に仕上げることができる。第1・第2板材1,2と、押込材5との境界(境い目)が目立たないように美しく製造できる。
5 押込材
5b 裏面
6 布体
7 折れ戸ヒンジ
10 パネル材
11 側縁
12 凹溝
12a 溝内面
60 布帯材
61 左半部
62 右半部
63 中間狭小帯状部
N パネル長手方向
本発明の折れ戸は、隣り合う矩形状のパネル材の側縁同士を、帯状の布体を介して折畳み自在に連結した折れ戸であって、隣り合う上記パネル材の各側縁の端面にパネル長手方向の凹溝を側外方へ拡開状に設け、かつ、該凹溝を塞ぐ押込材を備え、上記布体は、左半部が一方の上記押込材の裏面と一方の上記パネル材の上記凹溝の溝内面をもって挟着固定され、かつ、上記布体は、右半部が他方の上記押込材の裏面と他方の上記パネル材の上記凹溝の溝内面をもって挟着固定され、上記押込材は、上記凹溝に、上記布体を介して、接着剤にて施蓋状に固着され、一対の上記押込材の間に露出した上記布体の中間狭小帯状部をもって、隣り合う上記パネル材の側縁同士を折り畳み自在に連結する折れ戸ヒンジが形成され、隣り合う上記パネル材を平面視一文字状に展開した状態で、向い合う上記押込材の表て面が密着状に当接するように構成したものである。
5 押込材
5a 表て面
5b 裏面
6 布体
7 折れ戸ヒンジ
10 パネル材
11 側縁
12 凹溝
12a 溝内面
60 布帯材
61 左半部
62 右半部
63 中間狭小帯状部
N パネル長手方向

Claims (2)

  1. 隣り合う矩形状のパネル材(10)(10)の側縁(11)(11)同士を、帯状の布体(6)を介して折畳み自在に連結した折れ戸であって、
    隣り合う上記パネル材(10)(10)の各側縁(11)(11)の端面にパネル長手方向(N)の凹溝(12)を設け、該凹溝(12)を塞ぐ押込材(5)の裏面(5b)と、上記凹溝(12)の溝内面(12a)をもって、上記布体(6)の左半部(61)・右半部(62)を、挟着固定したことを特徴とする折れ戸。
  2. 矩形状のパネル材(10)の側縁(11)の端面にパネル長手方向(N)の凹溝(12)を形成し、複数の上記パネル材(10)(10)を重ね合わせて連結すべき側縁(11)(11)同士を並設し、接着剤を含浸させた布帯材(60)を、上記並設した側縁(11)(11)夫々の上記凹溝(12)(12)に被覆して、上記凹溝(12)(12)を塞ぐための押込材(5)を、上記被覆した布帯材(60)を介して上記凹溝(12)へ押込み、上記凹溝(12)の溝内面(12a)と、上記押込材(5)の裏面(5b)とを接着固化させ、上記布帯材(60)で上記並設した側縁(11)(11)を連結すると共に、一対の上記押込材(5)(5)の間に露出した上記布帯材(60)の中間狭小帯状部(63)をもって、折れ戸ヒンジ(7)を形成することを特徴とする折れ戸ヒンジ形成方法。
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