JP2019155659A - 削孔機 - Google Patents
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Abstract
Description
先ず、図1〜図2用いて、本発明の実施形態における削孔機について説明する。本発明の実施形態に係る削孔機1は、建築物や橋梁などの土木構造物等のコンクリート構造物の内部構造の状態検査や亀裂等の補修作業の確認、あるいは建築物等に各種の通信機器の新設や増設で使用する配線や電線等を通すパイプが埋設されている位置の確認など配管工事等で、ドリル等の回転工具を備えた回転駆動機構により削孔作業がなされる。
この削孔装置は、削孔機1の他に、削孔作業で水を循環させるための水循環装置(図示せず)、削孔機1の支柱台座部3をPC(Prestressed Concrete)建造物等である作業面Xに固定するための真空ポンプ(図示せず)、内部補強筋に接触した際の鉄粉を検知する金属センサを備える(図示せず)。
コンクリート構造物に埋設される内部補強筋やシース管に接触したかどうかの検知は、金属センサ及び電流検出センサ(図示せず)により、排水ホース内を流れる排水に金属粉が含まれていることを検知する非接触透過型の金属センサである。金属センサは、前述の自動電流・金属探知ユニットにセンサケーブルで接続される(図示せず)。この自動電流・金属探知ユニットには、一般的なユニットでは、金属センサコントローラー、電流検出センサ、ブザーなどが備わる。
削孔機1の支柱台座部3の固定は、真空ポンプ(図示せず)で作業面Xになされる。真空ポンプは、真空パット2と真空ポンプとをホースでつなげ、真空パット2内の空気を吸引することで、作業面Xとの隙間を真空状態とする。真空状態の確認は、ポンプ本体の真空圧力メーターにより状態を確認する。この真空パット2の作業面Xへの取り付け後、削孔機1の支柱台座部3を真空パット2のボルトに差し込み、支柱台座部3の留め具(ボルト)31をレンチ等で固定する。
支柱4は、本実施形態では組み立て式(図示せず)であり、支柱4の上部のネジと支柱4下部のネジ穴で結合される。支柱上部と支柱下部の結合部にはネジ穴が複数あり(本実施例では3箇所)、ネジ位置を合わせて支柱上部を嵌めこみ、ドライバーなどの締め付け具でネジ締めを行い連結する。支柱4には、回転工具を取り付けるためのトップ保持部6が備わり、支柱4とは噛合するピニオンを昇降機構5の一部として設けている。
トップ保持部6は、トップ保持部6と給水部(給水口)10が備わる。トップ保持部6の上側(上面)には、後述するポール部20の2本のポールが貫通し、留め具(バンド)71で上下に固定される。また、トップ保持部6の下側(下面)には給水部(給水口)10が固定される。このドリルの給水部(給水口)10は、前述の水循環装置からの給水パイプが接続され、回転工具9に連結されるシャンク91とロッド92、ロッド92の先にはビット(先端)93がさらに備わる。
ポールトップ部7は、前述のトップ保持部6に固定され、回転工具9を保持する工具取付部8と組み合わさる。工具取付部8は、本実施形態では回転工具9(電動ドリル)としたが、他の工具でも良い。ポールトップ部7はポール部20の2本のポールを左右に貫通しており、ポールトップ部7のポール用の穴は、左ポール21と右ポール22の直径と密接した状態で貫通している。
ポール部20は、回転工具9、工具取付部8、トップ保持部6、シャンク91、ロッド92を中心に、その中心の左右の正面左側に左ポール21及び正面右側に右ポール22の2本のポールを備える。この左ポール21及び右ポール22の下端にポールベース部40と結合される。トップ保持部6は縦方向に厚みがあり、その厚みの中を左ポール21及び右ポール22が密着する状態で貫通する。
ポールベース部40は、下側でポールベース部40に左ポール21及び右ポール22を連結して固定する。トップ保持部6の上面の留め具(バンド)71で固定される。ポールベース部は、ポール部の一方の下端を各々固定する面と回転工具に連結される軸を軸支する面とが段差をもった凹状の形状を有する。
2:真空パット
3:支柱台座部
4:支柱
5:昇降機構
6:トップ保持部
7:ポールトップ部
8:工具取付部
9:回転工具
10:給水部(給水口)
20:ポール部
21:左ポール
22:右ポール
31:留め具(ボルト)
40:ポールベース部
41:第1平面部
42:第2平面部
50:排水部(排水口)
51:ハンドル
52:ストッパー
71:留め具(バンド)
91:シャンク
92:ロッド
93:ビット(先端)
X:PC(Prestressed Concrete)構造物
Claims (4)
- コンクリート構造物の作業面に削孔する回転工具をガイドする削孔機であって、
前記コンクリート構造物に削孔する回転工具と前記回転工具をガイドするガイド機構とを備え、
前記ガイド機構は、支柱と、前記支柱を前記コンクリート構造物に固定する支柱台座部と、前記支柱にスライド可能な状態で嵌合するトップ保持部と、
前記トップ保持部は、前記回転工具を取り付ける工具取付部と、バネとポールを有するポール部と、前記ポール部の上位を保持するポールトップ部と、
前記ポールトップ部は、前記ポール部の下位に前記コンクリート構造物と密着するポールベース部と、
を備えることを特徴とする削孔機。 - 前記ポール部は、一対のバネ及び一対のポールを有すること
を特徴とする請求項1に記載の削孔機。 - 前記ポールベース部は、前記ポール部の下位で固定される第1平面部と、前記回転工具に連結される軸を軸支する第2平面部を有すること
を特徴とする請求項1に記載の削孔機。 - 前記ポールベース部は、前記第2平面部が凹状の形状を有すること
を特徴とする請求項3に記載の削孔機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018043163A JP2019155659A (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | 削孔機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018043163A JP2019155659A (ja) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | 削孔機 |
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JP2019155659A true JP2019155659A (ja) | 2019-09-19 |
Family
ID=67994463
Family Applications (1)
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2018
- 2018-03-09 JP JP2018043163A patent/JP2019155659A/ja active Pending
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