JP2019155620A - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とすることなく、端末との通信を行うことができる画像形成装置を提供する。【解決手段】無線方式を用いて端末に対する給電が可能な給電手段と、給電手段により給電される電圧を制御することにより、画像データの保存先に関する情報を前記端末に送信する送信手段と、保存先に保存された画像データを取得する取得手段と、取得手段が取得した画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、通信装置のNFC通信部では、通信装置のNFC通信部との間で、NFC(Near Field Communication)による通信が行われ、これにより、Bluetooth(登録商標)による通信(BT通信)が可能であることが認識され、さらに、そのBT通信に要する通信情報としての、BT通信部のBDアドレスが交換されることが記載されている。
特開2004−364145号公報
ところで、例えば携帯電話などの端末から、Wi−Fi(登録商標、Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)などの通信プロトコルを用いて、画像形成装置に画像形成の指示を行う場合、画像形成装置に画像形成の指示を出力する前に、例えば端末と画像形成装置との関連付けを行うなど、予め定めた設定作業をユーザが行うことが必要な場合がある。
そこで、本発明では、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とすることなく、端末との通信を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、無線方式を用いて端末に対する給電が可能な給電手段と、前記給電手段により給電される電圧を制御することにより、画像データの保存先に関する情報を前記端末に送信する送信手段と、前記保存先に保存された画像データを取得する取得手段と、前記取得手段が取得した画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記送信手段は、前記給電手段により給電される電圧を変化させる態様により、画像データの保存先に関する情報を示す信号を前記端末に送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記送信手段は、前記給電手段により端末に給電される電圧の給電タイミングを制御することにより、画像データの保存先に関する情報を示す信号を前記端末に送信することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記端末が予め定められた領域に配置されたことを検知する検知手段を備え、前記送信手段は、前記検知手段が前記端末の配置を検知した後に、前記画像データの保存先に関する情報を示す信号を当該端末に送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記端末を支持する支持手段を備え、前記検知手段は、前記支持手段によって前記端末が支持されると、当該端末が前記予め定められた領域に配置されたと検知することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記取得手段は、前記支持手段によって前記端末が支持されると、前記給電手段とは異なる通信手段を介して前記画像データの保存先から画像データを取得することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、端末が受信可能な信号の出力タイミングを制御することにより、画像データの保存先に関する情報を当該端末に送信する送信手段と、前記保存先に保存されたデータを取得する取得手段と、前記取得手段が取得したデータに基づいて画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、無線方式を用いて端末に対する給電が可能な給電手段により給電される電圧を制御することにより、画像データの保存先に関する情報を当該端末に送信する送信機能と、前記保存先に保存された画像データを取得する取得機能と、前記取得機能が取得した画像データに基づいて画像を形成する画像形成機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
請求項9に記載の発明は、端末が受信可能な信号の出力タイミングを制御することにより、画像データの保存先に関する情報を当該端末に送信する送信機能と、前記保存先に保存されたデータを取得する取得機能と、前記取得機能が取得したデータに基づいて画像を形成する画像形成機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
請求項10に記載の発明は、画像形成装置から無線方式を用いて給電される電圧の変化を取得する電圧取得機能と、前記電圧の変化に基づき画像データの保存先に関する情報を取得する保存先取得機能と、前記画像データの保存先に関する情報に基づいて、当該画像データの保存先に画像データを保存する保存機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
請求項11に記載の発明は、画像形成装置から送信され端末が備えるセンサが受信する信号の受信タイミングを取得するタイミング取得機能と、前記信号の受信タイミングに基づき画像データの保存先に関する情報を取得する保存先取得機能と、前記画像データの保存先に関する情報に基づいて、当該画像データの保存先に画像データを保存する保存機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
請求項12に記載の発明は、前記画像形成装置に対して前記端末を予め定めた姿勢に配置することで前記センサが前記信号を受信可能となることを特徴とする請求項11記載のプログラムである。
請求項13に記載の発明は、前記センサは、画像データを取得する画像センサであり、前記タイミング取得機能は、前記画像センサが取得する画像データに基づき、前記受信タイミングを取得することを特徴とする請求項12記載のプログラムである。
請求項14に記載の発明は、前記センサは、音声データを取得するマイクであり、前記タイミング取得機能は、前記マイクが取得する音声データに基づき、前記受信タイミングを取得することを特徴とする請求項12記載のプログラムである。
請求項15に記載の発明は、前記センサは、加速度を取得する加速度センサであり、前記タイミング取得機能は、前記加速度センサが取得する加速度データに基づき、前記受信タイミングを取得することを特徴とする請求項12記載のプログラムである。
請求項1の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とすることなく、端末との通信を行うことができる画像形成装置が提供される。
請求項2の発明によれば、送信手段による給電手段の制御が複雑化することが抑制される。
請求項3の発明によれば、送信手段による給電手段の制御が複雑化することが抑制される。
請求項4の発明によれば、送信手段により不要なタイミングで信号を送信することが抑制できる。
請求項5の発明によれば、送信手段により不要なタイミングで信号を送信することが抑制できる。
請求項6の発明によれば、給電手段により画像データを取得する場合と比較して、画像データの取得が迅速になる。
請求項7の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とすることなく、端末との通信を行うことができる画像形成装置が提供される。
請求項8の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とすることなく、端末との通信を行うことができる画像形成装置が提供される。
請求項9の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とすることなく、端末との通信を行うことができる画像形成装置が提供される。
請求項10の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とすることなく、画像形成装置との通信を行うことができる。
請求項11の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とすることなく、画像形成装置との通信を行うことができる。
請求項12の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とする場合と比較して、画像形成装置との通信を開始させるための操作が容易となる。
請求項13の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とする場合と比較して、画像形成装置との通信を開始させるための操作が容易となる。
請求項14の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とする場合と比較して、画像形成装置との通信を開始させるための操作が容易となる。
請求項15の発明によれば、例えば端末と画像形成装置との関連付けの設定作業を必要とする場合と比較して、画像形成装置との通信を開始させるための操作が容易となる。
本実施の形態が適用される画像形成システムの全体構成例を示した図である。 画像形成装置の構成例を説明するための図である。 モバイル端末の構成例を説明するための図である。 画像形成システムの動作例を示したフローチャートである。 画像形成装置のハードウェア構成例を示した図である。 モバイル端末のハードウェア構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<画像形成システム1>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1の全体構成例を示した図である。
画像形成システム1は、画像形成装置10と、モバイル端末30と、サーバ50とを有する。これらの画像形成装置10、モバイル端末30、およびサーバ50は、ネットワーク70を介して接続されている。
画像形成装置10は、用紙に画像を形成(印刷)する。この画像形成装置10は店舗などの公共の施設に設けられ、不特定多数のユーザが画像形成装置10を利用可能である。以下の説明においては、画像形成装置10はコンビニエンスストアの店舗内に設置されるものとして説明する。また、詳細は後述するが、本実施の形態の画像形成装置10は、モバイル端末30に対して無線給電による送電を行うことが可能である。
モバイル端末(端末)30は、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、あるいはノート型コンピュータなどの持ち運びが可能なコンピュータ装置によって構成される。また、本実施の形態のモバイル端末30は、画像形成装置10が無線給電を実行することにともない、モバイル端末30が備える電池(不図示)の充電を実行することが可能である。
サーバ50は、コンピュータ装置によって構成される。詳細は後述するが、サーバ50は、ユーザが印刷したいファイルである印刷ファイルを格納する記憶領域(ファイル格納先)を有する。
ネットワーク70は、インターネットなどの周知のネットワークにより構成される。
ここで、画像形成システム1において、ユーザがモバイル端末30内に記憶されているファイルを、画像形成装置10で印刷する場合について説明をする。この場合において、本実施の形態とは異なる従来技術としては、例えば画像形成装置とモバイル端末との間でNFCを用いた通信を行いながら、簡便な操作で印刷を行うものがある。しかしながら、このような従来技術においては、以下の2つの制限がある。第1の制限は、NFCを搭載していないモバイル端末では、上記のような簡便な操作で印刷ができない点である。第2の制限は、NFCを搭載しているモバイル端末であっても、モバイル端末の製造時などにファイル送信の機能について制限がなされていると、ファイル送信ができない点である。
次に、NFCを用いない従来技術としては、Wi−FiやBluetoothなど他の通信プロトコルを利用することが想定される。しかしながら、Wi−FiやBluetoothを用いる場合には、画像形成装置とモバイル端末との接続設定として、ユーザによる接続番号の入力など所謂ペアリング操作が必要となる。また、一般的にWi−FiやBluetoothはNFCと比較して通信範囲が広いため、画像形成装置を利用するユーザを特定するための確認手段が別途必要となることがある。また、Wi−FiやBluetoothは通信の周波数帯が例えば2.4GHzであり、店舗内に設けられた電子レンジなど他の機器の利用により、電波干渉を受けやすい。さらに説明をすると、他の機器の利用にともない、モバイル端末と画像形成装置とのペアリングの通信が干渉を受け得る。
そこで、本実施の形態における画像形成システム1では、これらの通信プロトコル(NFC、Wi−Fi、Bluetooth等)を用いずに、無線給電のための機能(無線給電機能)を用いて、画像形成装置10とモバイル端末30との通信を行う。さらに説明をすると、図1に示すように、画像形成装置10は、無線給電機能を用いて、画像形成装置10の識別番号(店舗ID、後述)をモバイル端末30に送信する。そして、店舗IDを受信したモバイル端末30は、印刷ファイルをサーバ50に送信する(アップロード)。この印刷ファイルは、サーバ50内において画像形成装置10の識別番号と関連づけられて保存(格納)される。そして、画像形成装置10は、サーバ50内の印刷ファイルを受信(ダウンロード)し、受信した印刷ファイルの印刷を実行する。
<画像形成装置10の構成例>
図2は、画像形成装置10の構成例を説明するための図である。
次に、図1および図2を参照しながら画像形成装置10の構成例について説明をする。
本実施の形態の画像形成装置10は、端末セット検知部101と、無線送電部103と、ID記憶部105、ID変換部107と、送電タイミング制御部109と、ベース情報記憶部111、ファイル格納検知部113と、ファイル受信部115と、受信完了判定部117と、装置通信部119と、印刷部121とを有する。なお、端末セット検知部101は検知手段の一例である。無線送電部103は給電手段および送信手段の一例である。ファイル受信部115は取得手段の一例である。印刷部121は画像形成手段の一例である。
端末セット検知部101は、画像形成装置10に設けられた充電台102(給電箇所、図1参照)にモバイル端末30が設置されたことを検知する。この充電台102によってモバイル端末30が支持されることにより、モバイル端末30への無線給電が可能となる。なお、端末セット検知部101として、例えば、重量センサ、カメラ(画像認識)、赤外線センサなどを用いた周知の検知技術を用いることができる。なお、充電台102は支持手段および予め定められた領域の一例である。
無線送電部103は、無線給電による送電を行う。さらに説明をすると、無線送電部103は、例えば充電ケーブル(不図示)をモバイル端末30に接続することなく、電磁誘電方式や磁界共振方式など、周知の方式を用いてモバイル端末30に対する給電を行う。
ID記憶部105は、画像形成装置10が設置される店舗の識別番号である店舗IDを記憶する。図示の例においては、例えば国内全てのコンビニエンスストア(店舗)の中で、一意となる情報、すなわち予め定めた店舗群の中で対象とする店舗が識別可能となる情報である。したがって、対象とする店舗の店舗IDが、他の店舗の店舗IDと重複してはならない。本実施の形態においては、無線給電を介して店舗IDをモバイル端末30に送信することで、ファイルをやりとりする場所、すなわちファイルの保存領域が通知される。なお、ここでは簡略化のため、各店舗に一つの画像形成装置10が設置されているものとする。したがって、上記店舗IDは、各画像形成装置10を識別する番号として捉えることができる。また、店舗IDは、例えば店舗IDが10進数4桁の数値(「0123」)で表される。ここで、店舗IDは、画像データの保存先に関する情報の一例である。
ID変換部107は、店舗IDの文字列を、予め決められた規則に従い送電状態の時系列変化情報に変換する。図示の例においては、ID変換部107は、ID記憶部105に記憶された店舗IDを2進数に変換する。そして、ID変換部107は、変換した2進数を、給電状態のオンおよびオフに割り当てる。すなわち、ID変換部107は、店舗IDに基づき、送電状態の時系列変化情報(送電タイミング)を生成する。なお、「オン」は無線送電部103が送電を実行している状態であり、「オフ」は無線送電部103が送電を実行してない状態である。ここで、上記のように店舗IDが10進数「0123」の例を用いて説明をすると、変換した2進数は「1111011」となる。そして、この2進数を給電状態に割り当てると、送電状態の時系列変化情報は「オン、オン、オン、オン、オフ、オン、オン」となる。
送電タイミング制御部109は、ID変換部107によって生成された送電状態の時系列変化情報にあわせて、無線送電部103による送電タイミングを制御する。すなわち、送電タイミング制御部109は送電のオンおよびオフを切り替える。例えば、送電タイミング制御部109は、5秒間隔で、送電状態の時系列変化情報で割り当てられた状態に更新する。このことにより、上記店舗IDが10進数「0123」の例においては、無線送電部103が5秒間隔で「オン、オン、オン、オン、オフ、オン、オン」となる。ここで、送電タイミング制御部109は送電のオンおよびオフを切り替えることは、無線送電部103により給電される電圧を変化させることの一例である。
ベース情報記憶部111は、印刷ファイルが格納されるファイル格納先に関する情報を記憶する。具体的には、ベース情報記憶部111は、クラウド上、すなわちネットワーク70に接続されたサーバ50におけるファイル格納先のベース情報(基本情報、例えばホスト名)を記憶する。このベース情報は、ファイル格納先を特定する情報(格納先情報)の一部を構成する情報であり、例えば「https://www.fxprint.ne.jp/upload/」というURL(Uniform Resource Locator)で表される。ここで、モバイル端末30側も、画像形成装置10と同一のベース情報を保持している(後述)。このようにモバイル端末30および画像形成装置10が同一のベース情報を保持することにより、格納先情報全体を無線給電経由で送受信することが不要になる。したがって、送受信するデータ量が削減され、上記送電状態の時系列情報が圧縮される(短くなる)。その結果、ファイル格納先を特定するために必要となる時間、すなわちユーザの待ち時間が低減される。
ファイル格納検知部113は、ファイル格納先の状態を監視し、印刷ファイルが格納されたことを検知する。ファイル格納検知部113は、監視するファイル格納先の特定をベース情報および店舗IDに従って実行する。具体的には、ベース情報記憶部111が記憶するベース情報「http//www.fxprint.ne.jp/upload/」と、ID記憶部105が記憶する店舗ID「0123」とを連結し、格納先情報「https://www.fxprint.ne.jp/upload/0123/」とする。そして、ファイル格納検知部113は、この連結されたURLである格納先情報に従い、ファイル格納先を特定する。
ファイル受信部115は、ファイル格納検知部113がファイル格納先に印刷ファイルが格納されたこと(ファイル格納)を検知すると、ファイル格納先に格納された印刷ファイルを受信(ダウンロード)する。
受信完了判定部117は、モバイル端末30がアップロード(送信)した全ての印刷ファイルのダウンロードが完了したかを判定する。図示の例における受信完了判定部117は、ファイル格納先からダウンロードしたファイルが完了ファイルであるかを判定する。この完了ファイルは、モバイル端末30からの印刷ファイルの送信が全て完了(終了)したことを示すファイルである。完了ファイルは、モバイル端末30によって生成され、ファイル格納先に格納される。例えば、完了ファイルは、ファイル名が「EOF」であり、かつ容量が「0」byteのファイルである。なお、説明を簡略化するため、以下では、完了ファイルは、印刷ファイルの一態様として説明する。
装置通信部119は、ネットワーク70に接続可能な通信手段である。装置通信部119はLAN(Local Area Network)などを介して、ネットワーク70に接続される。
印刷部121は、所謂プリンタであり、感光体に付着させたトナーを用紙に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを用紙上に吐出して像を形成するインクジェット方式など、周知の方式を用いて印刷ファイルを印刷する。ここで、印刷部121は、ファイル格納先からダウンロードした印刷ファイルのうち、完了ファイル以外の印刷ファイルに従い、印刷を実行する。
<モバイル端末30の構成例>
図3は、モバイル端末30の構成例を説明するための図である。
次に、図1および図3を参照しながらモバイル端末30の構成例について説明をする。
本実施の形態のモバイル端末30は、無線受電部301と、受電状態監視部303と、ID復元部305と、ベース情報記憶部307と、ファイル送信部309と、送信完了通知部311と、端末通信部313とを有する。
無線受電部301は、無線給電による受電を行う。無線受電部301は、画像形成装置10からの無線給電を受けることにともない、モバイル端末30が備える電池(不図示)の充電を実行する。
受電状態監視部303は、モバイル端末30自身が受電状態(充電状態)か否かを監視する。すなわち、画像形成装置10からの無線給電が実行中であるかを監視する。
ID復元部305は、予め決められた規則に従い受電状態の時系列変化情報を文字列に変換し、店舗IDを取得する(復元する)。さらに説明をすると、ID復元部305は、受電状態監視部303による受電状態の監視結果から、受電状態の時系列情報を取得する。そして、ID復元部305は、受電状態の時系列情報から、店舗IDを取得する。
なお、受電状態の時系列情報は、上記送電状態の時系列情報と一致する。さらに説明をすると、図示の例におけるID復元部305は、受電状態を「1」、非受電状態を「0」とした2進数で扱う。すなわちID復元部305は、受電状態監視部303が監視する受電状態をデジタル信号に変換する。ここで、受電状態「1」は無線送電部103が「オン」であることに対応し、受電状態「0」は無線送電部103が「オフ」であることに対応する。そして、ID復元部305は、5秒間隔で受電状態の時系列情報を取得する。ID復元部305は、取得した2進数の時系列情報を10進数に変換し、店舗IDを復元する。上記の例で説明をすると、ID復元部305は、5秒間隔で「1、1、1、1、0、1、1」という2進数の時系列情報を取得する。そして、ID復元部305は、取得した2進数の時系列情報を変換し、10進数「0123」の店舗IDを取得する。
ベース情報記憶部307は、ファイル格納先のベース情報を記憶する。このベース情報記憶部307が記憶するベース情報は、上記画像形成装置10のベース情報記憶部111が記憶するベース情報と同一である。
ファイル送信部309は、選択した印刷ファイルをファイル格納先に送信(アップロード)する。図示の例におけるファイル送信部309は、ベース情報と店舗IDとに従って、ファイル格納先を特定する。具体的には、ベース情報記憶部307が記憶するベース情報「https://www.fxprint.ne.jp/upload/」と、ID復元部305が取得する店舗ID「0123」とを連結し、URL「https://www.fxprint.ne.jp/upload/0123/」をファイル格納先として特定する。
送信完了通知部311は、ユーザが選択した印刷ファイルを全て送信し終わったことを画像形成装置10側に通知する処理を実行する。図示の例における送信完了通知部311は、モバイル端末30からの印刷ファイルの送信が全て完了したことを示す完了ファイルを生成し、ファイル格納先に送信(アップロード)する。
端末通信部313は、ネットワーク70に接続可能な通信手段である。端末通信部313は、例えば3G(3rd Generation)、4G(4th Generation)、LTE(Long Term Evolution)などの電話回線を介して、ネットワーク70に接続される。ここで、端末通信部313が、無線給電以外の通信回線を用いて印刷ファイルの送信などを実行することで、無線給電を用いて印刷ファイルを送信する場合と比較して、印刷ファイルの送信速度が速くなり得る。
<画像形成システム1の動作例>
図4は、画像形成システム1の動作例を示したフローチャートである。
次に、図1乃至図4を参照しながら、画像形成システム1の動作例について説明をする。
なお、画像形成装置10においては、ID記憶部105に店舗IDが記憶(プリセット)され、ベース情報記憶部111にベース情報が記憶されているものとする。また、モバイル端末30においては、ベース情報記憶部307にベース情報が記憶されているものとする。
まず、ユーザが操作することにより、モバイル端末30に記憶されたデータから印刷ファイルが選択される(S401)。そして、印刷ファイルが選択されると、モバイル端末30の受電状態監視部303は、モバイル端末30の受電状態を監視する(S402)。
次に、ユーザが画像形成装置10の充電台102にモバイル端末30を設置すると(S403)と、画像形成装置10の端末セット検知部101がモバイル端末30を検知する(S404)。そして、画像形成装置10のID変換部107が、店舗IDを変換し送電状態の時系列変化情報(送信タイミング)を生成する(S405)。
次に、画像形成装置10の送電タイミング制御部109が送電状態の時系列変化情報に従って送電タイミングを制御しながら、無線送電部103が給電を実行する(S406)。そして、画像形成装置10のファイル格納検知部113は、ファイル格納先の状態の監視を開始する(S407)。
次に、モバイル端末30のID復元部305は、受電状態の時系列変化情報から店舗IDを復元する(S408)。そして、モバイル端末30のファイル送信部309は、ベース情報と店舗IDとに従ってファイル格納先を特定する(S409)。そして、モバイル端末30のファイル送信部309は、特定されたファイル格納先に印刷ファイルをアップロードする(S410)。このことにともない、サーバ50のファイル格納先に印刷ファイルが格納される(S411)。
次に、画像形成装置10のファイル格納検知部113は、ファイル格納先に印刷ファイルが格納されたことを検知する(S412)。そして、画像形成装置10のファイル受信部115は、ファイル格納先に格納された印刷ファイルをダウンロードする(S413)。そして、画像形成装置10のファイル格納検知部113は、ファイル格納先における次の印刷ファイルの格納を検知する(S416)。
ここで、モバイル端末30の送信完了通知部311は、上記ユーザが選択した印刷ファイル(S401)を全て送信し終わると、完了ファイルをファイル格納先に送信(アップロード)する(S414)。このことにともない、サーバ50のファイル格納先に完了ファイルが格納される(S415)。そして、画像形成装置10のファイル格納検知部113は、ファイル格納先に完了ファイル(印刷ファイル)が格納されたことを検知する(S416)。そして、画像形成装置10のファイル受信部115は、ファイル格納先に格納された印刷ファイルをダウンロードする(S417)。そして、画像形成装置10の受信完了判定部117は、完了ファイルを受信したかを判定する(S418)。
画像形成装置10の受信完了判定部117が完了ファイルを受信したと判定すると(S418でYES)、画像形成装置10のファイル格納検知部113は、ファイル格納先の状態の監視を停止する(S419)。そして、画像形成装置10の印刷部121は、ファイル格納先からダウンロードした印刷ファイルのうち、完了ファイルを除く印刷ファイルを印刷する(S420)。なお、画像形成装置10の受信完了判定部117が完了ファイルを受信していないと判定する場合(S418でNO)、画像形成装置10のファイル格納検知部113は、ファイル格納先の状態の監視を継続する(S416)。
上記のように、本実施の形態の画像形成システム1においては、印刷ファイルを選択した状態でモバイル端末30を画像形成装置10の予め定めた場所(充電台102)に置く操作により、モバイル端末30内に存在する印刷ファイルが画像形成装置10で印刷される。
<画像形成装置10のハードウェア構成例>
図5は、画像形成装置10のハードウェア構成例を示した図である。
図5に示すように、画像形成装置10は、CPU11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、HDD(Hard Disk Drive)14と、操作パネル15と、画像読み取り部16と、印刷部121と、通信I/F18とを備える。
CPU11は、ROM13等に記憶された各種プログラムをRAM12にロードして実行することにより、画像形成装置10の上記各機能を実現する。
RAM12は、CPU11の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM13は、CPU11が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
HDD14は、画像読み取り部16が読み取った画像データや印刷部121における画像形成にて用いる画像データ等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
操作パネル15は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う例えばタッチパネルである。
画像読み取り部16は、原稿に記録された画像を読み取る。ここで、画像読み取り部16は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いるとよい。
印刷部121は、上述のように電子写真方式などを用いたプリンタである。
通信I/F18は、ネットワーク70を介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
ここで、CPU11によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、画像形成装置10へ提供しうる。また、CPU11によって実行されるプログラムは、ネットワーク70を介して画像形成装置10へダウンロードしてもよい。
<モバイル端末30のハードウェア構成例>
図6は、モバイル端末30のハードウェア構成例を示した図である。
図6に示すように、モバイル端末30は、CPU31と、RAM32と、ROM33と、記憶部34と、操作パネル35と、スピーカ36と、マイク37と、カメラ38と、加速度センサ39と、通信I/F41とを備える。
CPU31は、ROM33等に記憶された各種プログラムをRAM32にロードして実行することにより、モバイル端末30の上記各機能を実現する。
RAM32は、CPU31の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM33は、CPU31が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
記憶部34は、各種アプリケーションのプログラム、および当該プログラムによって使用される各種データ等を記憶する例えばフラッシュメモリである。
操作パネル35は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う例えばタッチパネルである。
スピーカ36は、通話先から受信された受話音声を含む種々の音声を出力する。
マイク37は、ユーザの発話音声を含む種々の音声を取得する。
カメラ38は、レンズと、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)などの撮像素子(画像センサ)とを含み、被写体を撮影する。
加速度センサ39は、モバイル端末30の予め定めた方向における加速度を検出する。
通信I/F41は、ネットワーク70などを介して他の通信機器との間でデータを送受信する。
ここで、CPU31によって実行されるプログラムは、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、モバイル端末30へ提供しうる。また、CPU31によって実行されるプログラムは、ネットワーク70を介してモバイル端末30へダウンロードしてもよい。例えば、モバイル端末30の上記各機能を実現するプログラムを、マルチコピーアプリ(モバイルアプリ)としてモバイル端末30へダウンロードしてもよい。
<変形例>
次に、図1乃至6において説明した実施の形態の変形例について説明をする。
上記の実施の形態においては、モバイル端末30を充電台102に設置することを契機として、画像形成装置10の給電動作が開始することを説明したが、これに限定されない。画像形成装置10により印刷を実行しようとするユーザ(モバイル端末30)が一意に特定できれば、特に限定されない。例えば、モバイル端末30を画像形成装置10に向ける(かざす)など、モバイル端末30を予め定めた向き(姿勢)に配置することを契機として、画像形成装置10の給電動作を開始してもよい。また、モバイル端末30における印刷ファイルを選択した画面を表示したまま(モバイルアプリを動作させたまま)、モバイル端末30を充電台102に設置することを契機として、画像形成装置10の給電動作を開始してもよい。
また、モバイル端末30を充電台102に設置した後、ユーザが画像形成装置10の操作パネル15を操作することを契機として、画像形成装置10の給電動作を開始してもよい。また、画像形成装置10が赤外線センサなどの近接センサ(不図示)を有する場合、近接センサが画像形成装置10にユーザが近づいたことを検知したことを契機として、画像形成装置10の給電動作を開始してもよい。
また、上記の実施の形態においては、送電タイミング制御部109が給電される電圧のオンおよびオフのタイミングを切り替えることにより、店舗IDに関する情報をモバイル端末30に送信することを説明した。しかしながら、画像形成装置10によって給電される電圧を制御することにより店舗IDに関する情報の送信を行うものであれば、これに限定されない。例えば、給電タイミング以外に、給電電圧の大きさ(電圧)や、給電電圧の増減速度などの切り替え態様などによる制御であってもよい。あるいは、給電タイミング、給電電圧の大きさ、給電電圧の増減速度などの一部または全部の組み合わせによって制御を行ってもよい。
また、店舗IDをモバイル端末30に送信する手段は、既存の通信プロトコルを用いない送信手段であれば、給電機能による通信に限らない。言い替えると、本来通信目的でないものを用いて、店舗IDを送信する態様であってもよい。例えば、光、音、あるいは振動により、店舗IDを送信してもよい。さらに説明をすると、画像形成装置10が光、音声、および振動などの一部または全部を発生させ、モバイル端末30が備えるカメラ38、マイク37、加速度センサ39により検知してもよい。なお、上記無線給電を含め、光、音、あるいは振動により行う通信は、モバイル端末30が受信可能な信号により行われる通信として捉えられ、モバイル端末30に対して断続的に伝達される物理量の変化により行われる通信としても捉えられる。
ここで、光を用いて店舗IDを送信する態様について説明する。まず、画像形成装置10がLED(Light Emitting Diode、不図示)などの発光素子を有し、この発光素子が店舗IDに基づき生成された特定の周期で発光する。そして、モバイル端末30のカメラ38がこの光の画像データを取得し、モバイル端末30側で取得する画像データから店舗IDに関する情報を算出してもよい。言い替えると、モバイル端末30のカメラ38が信号を受信するタイミング(受信タイミング)により、店舗IDに関する情報を算出してもよい。この態様において、モバイル端末30のユーザは、カメラ38で画像形成装置10が撮像されるような姿勢に当該モバイル端末30を配置する。
次に、音声を用いて店舗IDを送信する態様について説明する。まず、画像形成装置10が、音声を出力するスピーカ(不図示)を有し、このスピーカが店舗IDに基づき生成された特定の周期で音声を出力する。そして、モバイル端末30のマイク37が音声データを取得し、モバイル端末30側で取得する音声データから店舗IDに関する情報を算出してもよい。この態様において、モバイル端末30のユーザは、画像形成装置10が有するスピーカが出力する音声を集音するような姿勢に当該モバイル端末30を配置する。
次に、振動を用いて店舗IDを送信する態様について説明する。まず、画像形成装置10が、振動子を有するモータなどの駆動源(不図示)を有し、この駆動源が店舗IDに基づき生成された特定の周期で振動する。そして、モバイル端末30の加速度センサ39が加速度データを取得し、モバイル端末30側で取得する加速度データから店舗IDに関する情報を算出してもよい。この態様において、モバイル端末30のユーザは、画像形成装置10が発する振動が検出されるような姿勢に当該モバイル端末30を配置する。さらに説明をすると、例えば画像形成装置10の振動している部分に対して、モバイル端末30が接触するように配置される。
さて、上記の実施の形態においては、給電機能によって店舗IDを送信することを説明したが、給電機能によってモバイル端末30と通信を行う時点で、印刷ファイルの保存場所(受け渡し場所)が一意に定まる情報、言い換えると、印刷ファイルを保存する領域を特定する情報(データ)であれば、送信するデータは店舗IDに限定されない。例えば、画像形成装置10ごとに定められる画像形成装置識別番号でもよい。さらに説明をすると、例えば1つの店舗に複数の画像形成装置10がある場合には、店舗IDに画像形成装置10ごとの番号(例えば、1、2など)を連結し、この連結した番号を画像形成装置識別番号としてもよい。
また、例えばセキュリティを考慮して、以下のようなデータを利用してもよい。画像形成装置10にモバイル端末30が設置された際に、画像形成装置10からサーバ50に一意なIDの問合せを行う。そして、サーバ50において現在使われていない一意なID(乱数やエンコードを行い推測されにくいもの)を発行し、そのIDをサーバ50から画像形成装置10に送信する。そして、画像形成装置10は、受け取ったIDを、無線給電を利用してモバイル端末30に送信してもよい。なお、この態様においては、画像形成装置10に店舗IDを予め記憶(プリセット)させる必要が無い。
また、上記の実施の形態においては、ファイル格納先がサーバ50に設けられることを説明したが、ファイル格納先が設けられる場所(装置)は特に限定されない。例えば、画像形成装置10にファイル格納先が設けられてもよい。
また、上記の実施の形態においては、無線給電機能により店舗IDを送信し、ネットワーク70を介して印刷ファイルを送信することを説明したが、これに限定されない。例えば、無線給電機能により印刷ファイルを送信してもよい。
なお、上記では種々の実施の形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例どうしを組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施の形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
1…画像形成システム、10…画像形成装置、30…モバイル端末、50…サーバ、70…ネットワーク、103…無線送電部、115…ファイル受信部、301…無線受電部、309…ファイル送信部

Claims (15)

  1. 無線方式を用いて端末に対する給電が可能な給電手段と、
    前記給電手段により給電される電圧を制御することにより、画像データの保存先に関する情報を前記端末に送信する送信手段と、
    前記保存先に保存された画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と
    を備える画像形成装置。
  2. 前記送信手段は、前記給電手段により給電される電圧を変化させる態様により、画像データの保存先に関する情報を示す信号を前記端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記送信手段は、前記給電手段により端末に給電される電圧の給電タイミングを制御することにより、画像データの保存先に関する情報を示す信号を前記端末に送信する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記端末が予め定められた領域に配置されたことを検知する検知手段を備え、
    前記送信手段は、前記検知手段が前記端末の配置を検知した後に、前記画像データの保存先に関する情報を示す信号を当該端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記端末を支持する支持手段を備え、
    前記検知手段は、前記支持手段によって前記端末が支持されると、当該端末が前記予め定められた領域に配置されたと検知する
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記取得手段は、前記支持手段によって前記端末が支持されると、前記給電手段とは異なる通信手段を介して前記画像データの保存先から画像データを取得する
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 端末が受信可能な信号の出力タイミングを制御することにより、画像データの保存先に関する情報を当該端末に送信する送信手段と、
    前記保存先に保存されたデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得したデータに基づいて画像を形成する画像形成手段と
    を備える画像形成装置。
  8. 無線方式を用いて端末に対する給電が可能な給電手段により給電される電圧を制御することにより、画像データの保存先に関する情報を当該端末に送信する送信機能と、
    前記保存先に保存された画像データを取得する取得機能と、
    前記取得機能が取得した画像データに基づいて画像を形成する画像形成機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  9. 端末が受信可能な信号の出力タイミングを制御することにより、画像データの保存先に関する情報を当該端末に送信する送信機能と、
    前記保存先に保存されたデータを取得する取得機能と、
    前記取得機能が取得したデータに基づいて画像を形成する画像形成機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  10. 画像形成装置から無線方式を用いて給電される電圧の変化を取得する電圧取得機能と、
    前記電圧の変化に基づき画像データの保存先に関する情報を取得する保存先取得機能と、
    前記画像データの保存先に関する情報に基づいて、当該画像データの保存先に画像データを保存する保存機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  11. 画像形成装置から送信され端末が備えるセンサが受信する信号の受信タイミングを取得するタイミング取得機能と、
    前記信号の受信タイミングに基づき画像データの保存先に関する情報を取得する保存先取得機能と、
    前記画像データの保存先に関する情報に基づいて、当該画像データの保存先に画像データを保存する保存機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  12. 前記画像形成装置に対して前記端末を予め定めた姿勢に配置することで前記センサが前記信号を受信可能となる
    ことを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 前記センサは、画像データを取得する画像センサであり、
    前記タイミング取得機能は、前記画像センサが取得する画像データに基づき、前記受信タイミングを取得する
    ことを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  14. 前記センサは、音声データを取得するマイクであり、
    前記タイミング取得機能は、前記マイクが取得する音声データに基づき、前記受信タイミングを取得する
    ことを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  15. 前記センサは、加速度を取得する加速度センサであり、
    前記タイミング取得機能は、前記加速度センサが取得する加速度データに基づき、前記受信タイミングを取得する
    ことを特徴とする請求項12記載のプログラム。
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