JP2019154784A - 遊技場用管理システム - Google Patents

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【課題】マイデータの記録終了操作を失念したまま退席した場合であっても、他人の遊技データが混入する事態を最小限に食い止めることが可能な遊技場用管理システムを提供する。【解決手段】遊技場用管理システム100において、マイデータの記録終了操作を失念して退店してしまった場合には、気付いた時点で即座に携帯端末37の画面で遠隔終了操作を行うことによりマイデータの記録を終了させ、他人の遊技データが自分のマイデータに混入してしまう事態を最小限に食い止める。【選択図】図1

Description

本発明は遊技場用管理システムに関する。
従来、例えば特許文献1に記載されているように、遊技者が自分自身の遊技データをサーバヘ記録し、遊技終了後にサーバヘアクセスして閲覧・分析することができるシステムが提供されている。具体的には、遊技を開始するときに記録開始操作を行うとともに遊技を終了するときに記録終了操作を行うことによって、その期間の遊技データがその遊技者の識別情報と対応付けた状態でマイデータとしてサーバに記録される。そして、スマートフォンやPCからサーバヘアクセスしてログインすることにより、記録されたマイデータを閲覧することができるというシステムとなっている。
特開2016−129547号公報
上記システムを利用することにより、遊技者は自分自身の遊技実績を客観的に分析することができるという恩恵を受けるものであるが、マイデータを記録するための操作を失念したことが原因で正確なマイデータを記録することに失敗してしまう場合があった。即ち、遊技終了時に記録終了操作を失念したまま退席し、その帰宅途中で思い出して遊技場へ戻ったとしても、遊技終了後の他の遊技者による遊技データがマイデータに混入するという事態が発生してしまう。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、マイデータの記録終了操作を失念したまま退席した場合であっても、他人の遊技データが混入する事態を最小限に食い止めることが可能な遊技場用管理システムを提供することにある。
遊技場用管理システムにおいて、個人遊技データの記録終了操作を失念して退店してしまった場合には、気付いた時点で即座に携帯端末装置で遠隔終了操作を行うことにより個人遊技データの記録を終了させることができるため、他人の遊技データが自分の個人遊技データに混入してしまう事態を最小限に食い止めることができる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 通常表示画面を表す遊技情報表示装置の正面図 遊技情報表示装置を中心に示す機能ブロック図 遊技情報表示装置でのマイデータに係る記録開始操作画面 マイデータに係る記録開始画面 マイデータの表示に係るデータ画面 マイデータに係る記録終了操作画面 マイデータに係る記録終了画面 携帯端末でのマイデータに係る閲覧画面 (a)と(b)は、マイデータに係るログイン時の記録中通知画面とログアウト操作後の画面
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示する3つの遊技場A,B,C(A店、B店、C店)では、遊技情報表示装置3に関する共通のシステム(遊技場用管理システム100)が構築されていることから、以下では、遊技場Aの構成を中心に説明する。
遊技場A内には、パチンコ機1pやスロットマシン1sといった遊技機1が複数設置されており、複数の遊技機1各々に対応する位置に貸出装置2及び遊技情報表示装置3が付設されている。2台の遊技機1、2台の貸出装置2及び2台の遊技情報表示装置3は、1台の中継装置4に接続されており、中継装置4はLAN5を介して管理装置6に接続されている。管理装置6は、例えば管理室に設置されており、遊技機1側(遊技機1、貸出装置2等)から出力された遊技信号を中継装置4を介して受信する。LAN5には景品交換処理を行うPOS等の機器(図示略)が管理装置6と通信可能に接続されている。
尚、図1では省略しているが、数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となる。また、上記した遊技機1がパチンコ機1pの場合、その遊技価値(遊技媒体)は玉(パチンコ玉)であり、遊技機1がスロットマシン1sの場合、遊技価値はメダルである。
図1に示すパチンコ機1pは、盤面7に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル8、上部受皿9、下部受皿10を有すると共に、盤面7に、液晶表示部11、始動口12、大入賞口13を有する。遊技者が操作ハンドル8を操作すると、玉が盤面7に発射され、その玉が始動口12に入賞すると、その入賞に応じた玉数の玉を払出したり大当り抽選を行ったりする。大当り抽選では、液晶表示部11において所謂特別図柄(特図)による図柄変動を実行し、停止表示された図柄が大当り図柄の場合に大当り状態が発生する。大当り状態が発生すると、例えば15ラウンド分だけ大入賞口13を開放する。
図1に示すスロットマシン1sは、表示窓15、スタートレバー16、ストップボタン17、液晶部18、メダル投入口19及びBETボタン20等を有する。遊技者は、表示窓15を通じて内部に設けられたリールに描かれた図柄を視認可能となっている。遊技者によってメダル投入口19からメダルを投入、或いは、BETボタン20を操作することで、クレジットメダルが所定枚数ベットされる。その状態でスタートレバー16が操作されると、内部抽選を実行するとともに図柄の変動を開始させ、ストップボタン17を操作することによって所謂引込制御によりリールの変動を停止する。
スロットマシン1sでは、周知のように小役、リプレイ役のほか、ボーナス役(BB役及びRB役)等が設定されている。そして、上記の内部抽選時に、何れかの役に内部当選した状態で遊技者によりストップボタン17が操作されたとき、予め設定されている有効ライン上にその内部当選役に対応する図柄が停止表示されると、入賞が発生する。そして、入賞が発生した場合には、対応する枚数のメダルの払出、或いはボーナス状態(大当り状態)等への移行が行われる。
上記のパチンコ機1pやスロットマシン1sからは、遊技の実行に応じて次に示す遊技信号が出力される。
・遊技媒体消費信号:遊技で消費された遊技媒体の数を示す。
・遊技媒体付与信号:入賞により付与された遊技媒体の数を示す。
・大当り抽選信号:遊技中に実行された大当り抽選等の数を示す。
・大当り信号:大当り状態の発生中に出力され、大当り状態であることを示す。
尚、遊技機1p,1sからは、これらの遊技信号に限らず、機種によって様々な信号が出力される。
図1に示すように、貸出装置2としては、パチンコ機1p用の貸出装置2pと、スロットマシン1s用の貸出装置2sとがある。貸出装置2p,2sは、紙幣(千円)を投入する投入口21p,21sを備えると共に、図示しないCPU、ROM、RAM、I/Oを有する制御部、各種信号を送受信する送受信部等を備える。貸出装置2pは、パチンコ機1pの左側に配置され、紙幣の投入口21pへの投入に応じて玉を貸出すと共に、その投入金額を示す売上情報を管理装置6に送信する。貸出装置2sは、スロットマシン1sの右側に配置され、紙幣の投入口21sへの投入に応じてメダルを貸出すと共に、その投入金額を示す売上情報を管理装置6に送信する。
詳しい図示は省略するが、貸出装置2p,2sには、周知のCMOSセンサやCCDセンサ等の撮像素子を含むカメラ22p,22sが配設されている。カメラ22p,22sの撮像視野は、遊技者が遊技機1p,1sに対して正対している状態で当該遊技者の顔を含む領域となるように設定されている。カメラ22p,22sは、所定周期毎に(例えば4秒毎に)撮像し、その撮像した顔画像を管理装置6へ送信する。管理装置6は、受信した顔画像に対して例えば特徴点の抽出等の画像処理を行い、顔画像データベースに既に登録されている顔画像と照合して、同一人物か否かを識別する。これにより、カメラ22p,22s及び管理装置6は、撮像された顔画像に基づいて、各遊技機1p,1sで遊技している遊技者を識別可能な遊技者識別手段として機能する。また、管理装置6は、係る同一人物か否かの識別結果に基づいて遊技者が交替したことを判定する交替判定手段としても機能する。
図2は遊技情報表示装置3の正面図であって、パチンコ機1pの遊技状況に関する遊技データを例示している。遊技情報表示装置3は、遊技機1p,1sの種類に対応した遊技データを表示可能であり、当該遊技機1p,1sと当該表示装置3は1対1で対応することから、共通の符号「3」で表すものとする。
遊技情報表示装置3は、遊技機1の上側に配置されており、表示手段としての液晶表示部31、ランプ部32、呼出ボタン33a、その他メニューボタンやマイデータボタン等を含む操作ボタン群33、リモコン受光部34、携帯用リーダ35等を備えている。
このうち、呼出ボタン33aは、遊技者が遊技場の従業員を呼び出すための操作ボタンであり、前記メニューボタンは、所定のメニューをポップアップ表示するための操作ボタンである。前記マイデータボタンは、遊技者が当核遊技機1における個人遊技データ(マイデータ)の記録開始を指示するための操作ボタン(記録開始操作手段)である。リモコン受光部34は、遊技場の従業員が携帯する操作リモコン34r(図1参照)から送信されるリモコン信号を受光する。携帯用リーダ35は、例えばFeliCa(登録商標)機能付きの携帯端末37(図1参照)がタッチされた場合に当該携帯端末37からIDm(識別情報)を近距離通信で読取る。
ここで、携帯端末37は、遊技者が所持する例えばスマートフォン等の携帯端末装置である。携帯端末37は、マイクロコンピュータを主体に構成された制御部、ROM、RAM等で構成される記録部、インターネット38に接続するデータ通信部、電話する際の送話音声を入力するマイクロホン、電話する際の受話音声を出力するスピーカ、遊技者の選択操作等の入力を受付ける機能と各種情報を表示する機能とを有するタッチ式の表示部37a、GPS衛星から受信したGPS信号のパラメータを演算して位置を測定するGPS測位部等を備えている。詳しくは後述するように、携帯端末37は、表示部37aに当該遊技者のマイデータをインターネット38経由で読み出して表示出力することが可能である。
図3は、遊技情報表示装置3を中心に示す機能ブロック図である。遊技情報表示装置3の制御部30は、CPU30a、ROM30bやRAM30cといった記録部30m、I/O30d等を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。制御部30には、管理装置6や遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信する送受信部30eの他、上記した液晶表示部31、ランプ部32、呼出ボタン33a、操作ボタン群33、リモコン受光部34、携帯用リーダ35等が接続されている。
遊技情報表示装置3は、制御部30(以下、適宜「遊技情報表示装置3」と略す)の表示制御により、液晶表示部31における表示領域を複数の表示領域(後述する図2のメイン表示領域40と第1〜第6サブ表示領域41〜46)に区分可能である。遊技情報表示装置3は、遊技機1からの遊技信号を中継装置4経由で受信して各種の遊技データを作成して、各表示領域40〜46に表示したり記録部30mに記録したりする。また、遊技情報表示装置3は、管理装置6から受信した各種情報を、各表示領域40〜46に表示したり記録部30mに記録したりする。
図3に示す管理装置6の制御部60は、CPU、ROMやRAMといった記録部60a、I/O等を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。制御部60には、モニタ6a及びキーボード6b(図1参照)が接続されるとともに、各種信号を送受信する送受信部や、プリンタ(何れも図示略)が接続されている。
管理装置6の制御部60(以下、適宜「管理装置6」と略す)は、上記した遊技場A内の全ての機器、つまり遊技機1p,1sや貸出装置2p,2s、遊技情報表示装置3等から送信される各種の遊技信号に基づいて、それらの機器の稼動状況を管理する。また、管理装置6は、携帯端末37のIDmに対応付けてマイデータを管理する。
具体的には、管理装置6は、遊技場Aで予め会員登録を行った遊技者の会員IDを、その遊技者の携帯端末37のIDmと対応付けて記録部60aに記録している。これにより、管理装置6では、前記マイデータを、当該遊技者の識別情報としてのIDm或いは会員IDと対応付けた状態で記録部60a(個人遊技データ記録手段)に記録させることができる。尚、本実施形態の記載中における「記録」について、例えば「記録手段」を「記憶手段」と称する等、「記憶」と意味を同じくするものとして把握することができる。
管理装置6は、図1に示すインターネット38(公衆通信回線)に接続可能となっており、センターに設置されている集中管理サーバ(以下「サーバ39」と略す)とインターネット38等を介して通信可能である。遊技場B、Cでも遊技場Aの同等の構成が実現されており、遊技場B、Cの管理装置6(図示略)についても、遊技場Aの管理装置6と同様、サーバ39とインターネット38等を介して通信可能とされている。
サーバ39は、例えば遊技場A〜C外で情報提供会社により管理され、インターネット38を利用してマイデータの閲覧サービスを提供するウェブサイトを運営する機能を備える。サーバ39は、マイデータに係る情報を遊技場A〜Cの管理装置6から受信して管理し、遊技者が所持する携帯端末37からのアクセスに応じてマイデータ等を当該携帯端末37に送信する。また、サーバ39は、携帯端末37のID(接続IDのことで、例えばIPアドレスや、個人URL)と、IDmとを対応付けて管理しており、管理装置6が出力したIDmに対応した接続IDにマイデータを対応付けている。つまり、マイデータをIDmに対応したIDに対応付けるため、実質的にはIDmにマイデータを対応付けている。
詳しくは後述するように、例えば遊技者が遊技場Aの遊技機1pにて遊技を開始するときに、遊技情報表示装置3において前記マイデータボタンを押下した後に記録開始操作を行うとともに遊技を終了するときに記録終了操作を行う(何れの操作も携帯用リーダ35への携帯端末37のタッチ操作で行う)ことにより、その期間の遊技データがその遊技者の携帯端末37のIDmと対応付けた状態でマイデータとして管理装置6にて記録される。
この場合、例えば遊技終了時に記録終了操作を失念したまま退席し、その帰宅途中で思い出して遊技場Aへ戻ったとしても、遊技終了後の他の遊技者による遊技データがマイデータに混入するという事態が発生することも想定される。
そこで、本実施形態の遊技場用管理システム100では、遊技情報表示装置3にて携帯端末37のタッチ操作により記録開始が指示された後、その携帯端末37の再度のタッチ操作による記録終了が指示されていない状態において、マイデータの記録終了を指示するための遠隔終了操作をインターネット38経由で行うことにより、マイデータの記録を終了させる構成としている。この遊技場用管理システム100の構成について、先ずマイデータを表示する前の「1.遊技情報表示装置における通常表示」について説明した後、「2.遊技情報表示装置におけるマイデータに関する表示と操作」、並びに「3.携帯端末におけるマイデータに関する表示と操作」について順に説明する。
<1.遊技情報表示装置における通常表示>
図2は、遊技情報表示装置3の液晶表示部31における通常表示画面S0の例として、パチンコ機1pに係る遊技データを示している。以下では、遊技者が遊技機1pにて遊技を行う場合を例とする。
同図2に示すように、遊技情報表示装置3は、メインとなる表示領域40と複数のサブ表示領域41〜46とを区分して表示する。具体的には、メイン表示領域40は、大当り数を該当期間単位(営業日の当日、1日前、2日前)で表示するが、操作ボタン群33にて遊技データの切替操作があった場合には、図示しない他の遊技データを表示する表示状態へと表示を切替える。第1サブ表示領域41は、通常状態にて発生した大当りである初当り数を該当期間単位で表示する。第2サブ表示領域42は、大当り中の出玉が基準値(例えば1000玉)以上である大当りである「超」と、それ未満である「小」の大当り数を表示する。第3サブ表示領域43は、所定の基準時(例えば対応する機種の導入時)からの営業日単位の最高の獲得玉数を表示する。第4サブ表示領域44は、初期化条件の成立(営業開始や特別状態の終了等の成立)後からのスタート(図柄変動数)を表示する。第5サブ表示領域45は、大当り単位のスタートをグラフ化した所謂スタート履歴グラフを表示する。第6サブ表示領域46は、機種名を表示する。
尚、図2は、液晶表示部31や操作ボタン群33を含む遊技情報表示装置3全体の例示であり、上記した例示内容に代えて例えば、液晶表示部31での区分を変更して情報表示する等、殊に液晶表示部31では様々な表示を可能としている。次の図4〜図8では、マイデータに関し、液晶表示部31を特化して示すものとする。
<2.遊技情報表示装置におけるマイデータに関する表示と操作>
遊技情報表示装置3は、操作ボタン群33のうちのマイデータボタンが押下されると、図4に示す記録開始操作画面S1を表示する。記録開始操作画面S1は、そのメイン表示領域40にて「マイデータの記録を開始する場合はケータイをタッチしてください」とのメッセージを表示することで、記録開始操作を促す。これに応じて、遊技者は自身の携帯端末37を携帯用リーダ35へ翳すようにしてタッチ操作を行う。このように、携帯端末37及び携帯用リーダ35は、マイデータボタンとともに記録開始操作手段に相当する。
遊技情報表示装置3は、タッチされた携帯端末37のIDmを読取り、管理装置6へ送信する。管理装置6は、遊技情報表示装置3からIDmを受信すると、当該IDmが会員登録済かを判定し、その判定結果を遊技情報表示装置3に送信する。
遊技情報表示装置3は、管理装置6の判定結果に基づき、当該IDmが会員登録済の場合にログインが完了したものとして、図5に示す記録開始画面S2に遷移する。記録開始画面S2では、そのメイン表示領域40にて「マイデータの記録を開始しました」とのメッセージを表示し、遊技情報表示装置3においてマイデータの記録を開始する。
この後、遊技情報表示装置3は、図6に示すマイデータの画面S3に遷移する。マイデータの画面S3では、メイン表示領域40に当該遊技者のマイデータについて算出された記録開始後の各種遊技データが表示される。例えば同画面S3では、マイデータの記録期間における大当り数(累計大当り回数)を、「大当り」「特当り」「特役」といった種類別に表示すると共に、大当り中の出玉の大きさに応じて「超」「中」「小」の別に表示する。また、同画面S3では、マイデータの記録期間における「累計(前記スタートに相応する累計スタート数)」、「玉数(差玉数)」を表示すると共に、「遊技を終了するときは記録終了操作を忘れずに」とのメッセージを表示する。
尚、図6以降の画面S3〜S5では、説明の便宜上、サブ表示領域41〜46の表示内容を、前の画面S0〜S2と同じくしているが、対応する遊技機1pでの遊技の進行(大当りの発生等)に応じて当該表示内容並びマイデータの表示内容が適宜更新されるのは勿論である。
また、遊技情報表示装置3において、再度マイデータボタンが押下されると、図7に示す記録終了操作画面S4に遷移する。記録終了操作画面S4は、メイン表示領域40にて「マイデータの記録を終了する場合はケータイをタッチしてください」とのメッセージにより、記録終了操作方法を表示する。これに応じて、遊技者は自身の携帯端末37を携帯用リーダ35へタッチ操作する。このように、マイデータボタン、携帯端末37及び携帯用リーダ35は、記録開始が指示された後に、前記個人遊技データの記録終了を指示するための記録終了操作手段に相当する。
そして、遊技情報表示装置3は、再度タッチされた携帯端末37のIDmを読取ることで、記録終了が指示されたと判定すると、マイデータの記録を終了すると共に、ログアウトが完了したものとして、図8に示す記録終了画面S5に遷移する。記録終了画面S5は、メイン表示領域40にて「マイデータの記録を終了しました マイデータサイトへアクセスしてマイデータを確認することができます」とのメッセージを表示し、その後、通常表示画面S0に復帰する。
また、ログアウトに際して、遊技情報表示装置3(算出手段)は、その記録期間、つまり記録開始が指示された時点(ログイン時刻)から記録終了が指示された時点(ログアウト時刻)まで算出したマイデータを管理装置6へ送信し、管理装置6は、受信したマイデータをサーバ39に送信する。このマイデータは、携帯端末37のIDmに対応付けられており、前記の累計スタート数、累計大当り回数、差玉数を含むと共に、遊技者が遊技を行った遊技場A〜Cの識別情報(遊技場ID)、台番、ログイン及びログアウトの日時を含む、マイデータに係る情報として、サーバ39に送信される。
こうして、サーバ39の記録部(図示略)並びに管理装置6の記録部60aは、個人遊技データ記録手段として、マイデータを、遊技者の携帯端末37のIDmと対応付けた状態で記録する。
尚、上記したログインに際して、IDmが会員未登録の場合には、その携帯端末37を用いてタッチ操作しても図5の画面S2が表示されることはない。即ち、会員未登録の携帯端末37でのログインが禁止されており、遊技情報表示装置3は、管理装置6の判定結果に基づきIDmが会員未登録と判定すると、液晶表示部31に会員未登録であることを示すメッセージと会員登録を促すメッセージを表示する画面(図示略)を表示する一方、予め定められた未登録用画面(図示略)を携帯端末37に送信する処理を行う。
この未登録用画面は、携帯端末37の表示部37aにて、会員登録用のホームページを示すURL(Uniform Resource Locator)を表示させる画面である。これにより、会員未登録の遊技者は、携帯端末37に表示された当該URLをクリックすると、携帯端末37がインターネット38を介してサーバ39にアクセスして新規登録用のウェブページ(ウェブサイト)を表示するので、遊技者が必要項目を入力することによりサーバ39にて会員登録することができる。
<3.携帯端末におけるマイデータに関する表示と操作>
携帯端末37においては、サーバ39が提供する前記のウェブサイト(マイデータ閲覧用のウェブページも含む)にアクセスし、登録されたアカウントID等の認証を条件としてログインが可能になる。このログインにより、携帯端末37の表示部37aに、図9のマイデータ閲覧画面S10を表示させることができる。
マイデータ閲覧画面S10には、当該遊技者の遊技により、上記した記録期間に記録されたマイデータに係る情報、つまり当該遊技者の「会員番号」、遊技場A〜Cを特定する「ホール」名、「台番」、「遊技日」、「遊技時間」、「累計スタート数」、「累計大当り回数」、「差玉数」が表示される。尚、遊技時間は、マイデータに係るログイン時刻からログアウト時刻に相当し、累計スタート数は、大当り抽選回数に相当する。また、差玉数は、払出玉数(付与遊技媒体数)から投入玉数(消費遊技媒体数)を差し引いた玉数に相当する。この差玉数の時間推移を示すグラフを、同画面S10上に併せて表示するようにしてもよい。
これに対し、携帯端末37を利用してマイデータ閲覧用のウェブページにログインした時点で、当該端末37のIDmに対応付けられたマイデータが記録中のとき、図10(a)の記録中通知画面S11が表示される。
即ち例えば、遊技者が遊技終了時にマイデータに係る記録終了操作を失念したまま退席し、その帰宅途中で思い出して自身の携帯端末37でマイデータ閲覧用のウェブページにログインしたとする。このとき表示される記録中通知画面S11には、当該遊技者の「会員番号」と、遊技を行っていた「ホール」名及び「台番」とが表示されると共に、その台番に対応する遊技情報表示装置3が「ログイン中」である旨、並びに「ログアウトする」ことを指示するための表示がなされる。
この場合、遊技者は、携帯端末37において画面S11上の「ログアウトする」をタッチすることで、マイデータのログアウト操作(遠隔終了操作)を行うことができる。このように携帯端末37の画面S11は遠隔終了操作手段として機能し、その遠隔終了操作に応じてインターネット38経由で、サーバ39から遊技場Aの管理装置6へログアウト通知(マイデータの記録終了を指示する通知)が送信され、その管理装置6が該当する遊技情報表示装置3でのマイデータの記録を終了させるログアウト処理を実行する。
こうして、管理装置6ではログアウト処理が実行され、携帯端末37の表示部37aには、図10(b)の画面S12が表示される。この画面S12には、「会員番号」、「ホール」名、「台番」が表示されると共に、その「台番」に対応する遊技情報表示装置3において「ログアウトが完了」した旨と、遠隔終了操作によるログアウト時刻とが表示される。
尚、各遊技機1p,1sで遊技している遊技者の有無は、管理装置6により、各遊技機1p,1sが稼動している時間(稼動時間)に基づき非稼動状態が所定時間以上継続したか否かを判定することにより、間接的に識別可能である。また、管理装置6により、カメラ22で撮像された顔画像に基づき、各遊技機1p,1sで遊技している遊技者を直接的に識別可能である。
それ故、上記したように、遊技者が遊技終了時にマイデータに係る記録終了操作を失念したまま退席したようなケース、つまり遊技情報表示装置3での携帯端末37のタッチ操作により記録開始が指示された後、記録終了が指示されていない状態において、管理装置6により、非稼動状態が所定時間以上継続したと判定され、或いは遊技者が交替したと判定された場合に、携帯端末37に対してインターネット38経由で遠隔終了操作を促すための通知を行う。この通知は、携帯端末37において当該遊技者のマイデータの閲覧に係るアクセスがなくても当該通知がなされる所謂PUSH通知であり、管理装置6によりサーバ39を介して携帯端末37へと行われる。こうして、携帯端末37においてプッシュにより通知された情報を受信すると、携帯端末37に例えば図10(a)と同様の画面11を表示させることで、遠隔終了操作によるログアウトを促すことができる。このように、管理装置6及びサーバ39は、遠隔終了操作を促すための通知を行う通知手段に相当する。
以上の実施形態によれば、次のような効果を奏する。
遊技場用管理システム100において、マイデータの記録終了操作を失念して退店してしまった場合には、気付いた時点で即座に携帯端末37の画面S11で遠隔終了操作を行うことによりマイデータの記録を終了させることができるため、他人の遊技データが自分のマイデータに混入してしまう事態を最小限に食い止めることができる。
尚、本実施形態では、主としてパチンコ機1pに対応する遊技情報表示装置3での表示について説明したが、スロットマシン1sに対応する遊技情報表示装置3に適用した場合でも、同様の効果を奏することは勿論である。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せたり、各変形例を組合せるようにしてもよい。
携帯端末37等のOS(Operating System)に対応するマイデータ閲覧用のアプリケーションソフトを製作してサーバ39に記録させておき、サーバ39から携帯端末37へとアプリケーションソフトをダウンロードするようにしてもよい。これにより、携帯端末37において、登録されたアカウントID等の認証を条件としてアプリケーションソフトを実行することで、表示部37aに画面S10〜S12を表示させるようにしてもよい。
携帯端末37は、前記GPS測位部を搭載しているため、マイデータ記録中に携帯端末37が遊技場A外へ出たことを検知した場合には、遠隔終了操作によるログアウトを促すPUSH通知をサーバ39から携帯端末37へ送信するようにしてもよい。
図10(a)の記録中通知画面S11において、マイデータの記録を継続するための操作を可能とすべく、「ログインを継続する」旨を併せて表示するようにしてもよい。つまり、携帯端末37は、前記通知手段としてのサーバ39から通知を受信したときに、表示される画面S11において「ログインを継続する」を選択する記録継続操作を行うことで、マイデータの記録継続を指示することが可能となる。これは例えば、遊技者自身に他の用事があって遊技を継続できない場合に代理遊技をしてもらう場合があり、その代理遊技中の遊技データもマイデータに含めて記録したいという要望に応じることができる。この場合、携帯端末37の表示部37aは記録継続操作手段に相当する。
遊技情報表示装置3に、記録開始操作手段或いは記録終了操作手段としてのマイデータボタンや携帯用リーダ35を設けたが、これに限定されるものではなく、遊技情報表示装置3とは異なる位置に、それぞれの手段を設けるようにしてもよい。
マイデータに含まれる遊技データの種類は本実施形態に限定されず、様々な種類の遊技データをマイデータに含むことができる。
マイデータを閲覧するためのウェブサイトを運営する機能を、各遊技場A〜Cの管理装置6に付加し、携帯端末37から各遊技場A〜Cの管理装置6へアクセスしてマイデータを閲覧可能としてもよい。
遊技情報表示装置3を遊技機1p,1sの上方に設置したが、遊技機1p,1sの側方(左方或いは右方)に設置してもよい。
図面中、1,1p,1sは遊技機、3は遊技情報表示装置(算出手段)、6は管理装置(個人遊技データ記憶手段、遊技者識別手段、交替判定手段、通知手段)、22はカメラ(遊技者識別手段)、35は携帯用リーダ(記録開始操作手段、記録終了操作手段)、37は携帯端末(携帯端末装置、記録開始操作手段)、37aは表示部(遠隔終了操作手段、記録継続操作手段)、39はサーバ(個人遊技データ記憶手段、通知手段)、100は遊技場用管理システムである。

Claims (3)

  1. 複数の遊技機各々と対応する位置に設けられ、遊技者が当核遊技機における個人遊技データの記録開始を指示するための記録開始操作手段と、
    複数の遊技機各々と対応する位置に設けられ、前記記録開始が指示された後に、前記個人遊技データの記録終了を指示するための記録終了操作手段と、
    遊技者により記録開始が指示された時点から記録終了が指示された時点までの個人遊技データを算出する算出手段と、
    この算出手段により算出された個人遊技データを、遊技者の識別情報と対応付けた状態で記憶する個人遊技データ記憶手段と、
    遊技者が所持し、前記個人遊技データ記憶手段が記憶した当該遊技者の個人遊技データを公衆通信回線経由で読み出して表示出力することが可能な携帯端末装置と、を備えた遊技場用管理システムにおいて、
    前記携帯端末装置は、
    前記記録開始操作手段により記録開始が指示された後、前記記録終了操作手段による記録終了が指示されていない状態において、前記個人遊技データの記録終了を指示するための遠隔終了操作を公衆通信回線経由で行うことが可能な遠隔終了操作手段を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 各遊技機で遊技している遊技者を識別可能な遊技者識別手段と、
    この遊技者識別手段による識別結果に基づいて遊技者が交替したことを判定する交替判定手段と、
    前記記録開始操作手段により記録開始が指示された後、前記記録終了操作手段による記録終了が指示されていない状態において、前記交替判定手段により遊技者が交替したと判定された場合に、前記携帯端末装置に対して公衆通信回線経由で前記遠隔終了操作を促すための通知を行う通知手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載した遊技場用管理システム。
  3. 前記携帯端末装置は、前記通知手段による通知を受信したときに、個人遊技データの記録継続を指示するための記録継続操作を行うことが可能な記録継続操作手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載した遊技場用管理システム。
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