JP2019153631A - 電解コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】素子の固定性及び接続信頼性を向上させる。【解決手段】電解コンデンサ100は、素子10と陽極リードフレーム50と陰極リードフレーム60Aと外装体70とを備える。陰極リードフレームは、露出領域61と接触領域62と立ち上がり領域63とを有し、露出領域と立ち上がり領域との境界は、陰極リードフレームを素子に向けて折り曲げる第1屈曲部601であり、立ち上がり領域と接触領域との境界は、第1屈曲部で屈曲された陰極リードフレームを素子の主面に沿う方向に折り曲げる第2屈曲部602である。接触領域は、2以上の領域に分割されており、第2屈曲部は、接触領域の分割された一部の領域を第1の方向に折り曲げる第3屈曲部と、接触領域の残部を第3屈曲部とは反対の第2の方向に折り曲げる第4屈曲部と、を有する。接触領域は、第3屈曲部から第1の方向に延びる第1接触部と、第4屈曲部から第2の方向に延びる第2接触部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電解コンデンサに関し、詳細には、屈曲した陰極リードフレームを備える電解コンデンサに関する。
電解コンデンサは、等価直列抵抗(ESR)が小さく、周波数特性が優れているため、様々な電子機器に搭載されている。図14Aまたは図14Bに示すように、電解コンデンサ200は、通常、陽極部206および陰極部207を備えるコンデンサ素子210と、陽極部206と電気的に接続する陽極リードフレーム250と、陰極部207と電気的に接続する陰極リードフレーム260とを備える。コンデンサ素子210は、通常、外装体270により封止されている。陰極リードフレーム260は、例えば板状(ストリップ状)の導電性部材であり、外装体270の内部において、複数回、屈曲される(特許文献1等)。
特開2005−79357号公報
陰極リードフレーム260は、通常、外装体から露出する露出領域261と、陰極部207に接触する接触領域262と、露出領域261と接触領域262との間に介在し、外装体の内部に配置される立ち上がり領域263と、を有する。露出領域261は、外部陰極端子の機能を果たす。接触領域262は、陰極部207と導電性接着材で接着されている。
各領域は、1つの陰極リードフレーム260を屈曲加工することにより形成される。そのため、接続信頼性を高めるために露出領域261を大きくすると、接触領域262が小さくなる(図14A参照)。立ち上がり領域263が外装体270の内部に配置される電解コンデンサ200において、コンデンサ素子210は、接触領域262によって支持されている。接触領域262が小さいと、コンデンサ素子210の重みに耐えられず、立ち上がり領域263と接触領域262との境界を軸としてコンデンサ素子210がグラつき易くなる。そのため、コンデンサ素子210の一部が外装体から露出した状態で封止される場合がある。
一方、コンデンサ素子210の固定性を高めるために接触領域262を大きくすると、露出領域261が小さくなって(図14B参照)、接続信頼性が低下し易い。図14Aおよび図14Bは、従来の電解コンデンサを示す断面模式図である。
本発明の第一の局面は、陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子と、前記陽極部と電気的に接続する陽極リードフレームと、前記陰極部と電気的に接続する陰極リードフレームと、前記コンデンサ素子を覆い、かつ、前記陽極リードフレームおよび前記陰極リードフレームの一部をそれぞれ露出させる露出面を有する外装体と、を備え、前記陰極リードフレームは、前記露出面に沿って配置される露出領域と、少なくとも前記陰極部の前記露出面側の第1主面に接触する接触領域と、前記露出領域と前記接触領域との間に介在し、前記外装体の内部に配置される立ち上がり領域と、を有し、前記露出領域と前記立ち上がり領域との境界は、前記露出面に沿って延びる前記陰極リードフレームを、前記コンデンサ素子の前記第1主面に向けて折り曲げる第1屈曲部であり、前記立ち上がり領域と前記接触領域との境界は、前記第1屈曲部で屈曲された前記陰極リードフレームを、前記第1主面に沿う方向に折り曲げる第2屈曲部であり、前記接触領域は、前記陰極リードフレームの延在方向に沿う第1分割線を含む分割線により、2以上の領域に分割されており、前記第2屈曲部は、前記接触領域の前記分割線により分割された一部の領域を前記第1主面に沿って第1の方向に折り曲げる第3屈曲部と、前記接触領域の残部の領域を前記第3屈曲部とは反対の第2の方向に折り曲げる第4屈曲部と、を有し、前記接触領域は、前記第3屈曲部から前記第1の方向に延びる第1接触部と、前記第4屈曲部から前記第2の方向に延びる第2接触部と、を有する、電解コンデンサに関する。
本発明によれば、陰極リードフレームによるコンデンサ素子の固定性および接続信頼性を、ともに向上することができる。
本発明の一実施形態に係る電解コンデンサの断面模式図である。 第1実施形態に係る屈曲前の陰極リードフレームの斜視図である。 第1実施形態に係る屈曲後の陰極リードフレームの斜視図である。 第1実施形態の他の例に係る屈曲後の陰極リードフレームの斜視図である。 第2実施形態に係る屈曲後の陰極リードフレームの斜視図である。 図5の陰極リードフレームを備える電解コンデンサの断面模式図である。 第3実施形態に係る屈曲後の陰極リードフレームの斜視図である。 図7の陰極リードフレームを備える電解コンデンサの断面模式図である。 第4実施形態に係る屈曲前の陰極リードフレームの斜視図である。 図9の陰極リードフレームを屈曲させた後の状態を示す斜視図である。 第5実施形態に係る屈曲前の陰極リードフレームの斜視図である。 図11の陰極リードフレームを屈曲させた後の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコンデンサ素子の断面模式図である。 従来の電解コンデンサの断面模式図である。 従来の他の電解コンデンサの断面模式図である。
本実施形態に係る電解コンデンサは、陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子と、陽極部と電気的に接続する陽極リードフレームと、陰極部と電気的に接続するストリップ状の陰極リードフレームと、外装体と、を備える。外装体は、コンデンサ素子を覆い、かつ、陽極リードフレームおよび陰極リードフレームの一部をそれぞれ露出させる露出面を有する。
陰極リードフレームは、露出面に沿って配置される露出領域と、少なくとも陰極部の露出面側の第1主面に接触する接触領域と、露出領域と接触領域との間に介在し、外装体の内部に配置される立ち上がり領域と、を有する。各領域は、例えばストリップ状の陰極リードフレームを、その延在方向Cに交わる方向に屈曲することにより形成される。延在方向Cは、陰極リードフレームの長手方向であり、屈曲前の陰極リードフレームの対向する2つの短辺において、当該短辺の長さを2等分する中心点同士を繋ぐ直線の方向である(図2等参照)。
露出領域と立ち上がり領域との境界は、露出面に沿って延びる陰極リードフレームを、コンデンサ素子の第1主面に向けて折り曲げる第1屈曲部である。立ち上がり領域と接触領域との境界は、第1屈曲部で屈曲された陰極リードフレームを、第1主面に沿う方向に折り曲げる第2屈曲部である。
接触領域は、陰極リードフレームの延在方向Cに沿う第1分割線を含む分割線により、2以上の領域に分割されている。第2屈曲部は、接触領域の第1分割線により分割された一部の領域を、第1主面に沿って第1の方向に折り曲げる第3屈曲部を有する。さらに、第2屈曲部は、接触領域の残部の領域を、第3屈曲部とは反対の第2の方向に折り曲げる第4屈曲部を有する。つまり、陰極リードフレームは、第2屈曲部において、第1主面に沿ってそれぞれ異なる方向に折り曲げられており、接触領域には、第3屈曲部から第1の方向に延びる第1接触部と、第4屈曲部から第2の方向に延びる第2接触部とが形成される。これにより、コンデンサ素子は、立ち上がり領域と接触領域との境界を挟んで両側で、接触領域により支持される。よって、立ち上がり領域と接触領域との境界を軸とするコンデンサ素子のグラつきが抑制される。
本実施形態では、陰極リードフレームが一方向にのみ折り曲げられている従来と比べて、陰極リードフレームの延在方向Cにおけるコンデンサ素子と陰極リードフレームとの接触長さが、最大で2倍になる。そのため、露出領域を大きくしても、コンデンサ素子の固定性は損なわれ難い。
接触領域が、複数の第1分割線により3以上の領域に分割されている場合、第2屈曲部は、第3屈曲部および第4屈曲部の少なくとも一方を複数有していてもよい。この場合、第1接触部および第2接触部の少なくともいずれかが、離間して複数配置される。そのため、立ち上がり領域と接触領域との境界に交わる方向を軸とするコンデンサ素子のグラつきが抑制され易くなる。陽極部が、陽極体と陽極体から延出する陽極ワイヤとを有し、陽極ワイヤが陽極リードフレームに接合されている場合、コンデンサ素子の陽極ワイヤを軸とするグラつきも抑制される。特に、この離間して複数配置された第1接触部あるいは第2接触部は、コンデンサ素子の中心を通り陰極リードフレームの延在方向Cに平行な直線を軸として線対称に配置されていることが好ましい。これにより、立ち上がり領域と接触領域との境界に交わる方向を軸とするコンデンサ素子のグラつきはさらに抑制される。
特に、少なくとも第4屈曲部が複数、配置されることが好ましい。この場合、第2接触部が離間して複数配置される。これにより、特に第2接触部側において、立ち上がり領域と接触領域との境界を軸とするコンデンサ素子のグラつき、さらには、当該境界に交わる方向を軸とするコンデンサ素子のグラつきが抑制され易くなる。構造上、立ち上がり領域は露出領域とは反対側(陰極リードフレームがまっすぐに伸びる方向)に倒れ易い。第2接触部側におけるコンデンサ素子のグラつきを抑制することにより、立ち上がり領域の倒れ込みが抑制され易くなる。よって、コンデンサ素子が外装体から露出して封止されることが抑制される。
[第1実施形態]
本実施形態の一つに係る電解コンデンサについて、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、陽極部が、陽極体と陽極体から延出する陽極ワイヤとを有し、陽極ワイヤが陽極リードフレームに接合されている場合を例示するが、これに限定されるものではない。図1は、本実施形態に係る電解コンデンサの断面模式図である。図2は、本実施形態に係る屈曲前の陰極リードフレームの斜視図である。図3は、屈曲後の陰極リードフレームの斜視図である。
電解コンデンサ100は、陽極部6および陰極部7を有するコンデンサ素子10と、陽極部6と電気的に接続する陽極リードフレーム50と、陰極部7と電気的に接続するストリップ状の陰極リードフレーム60Aと、外装体70と、を備える。外装体70は、コンデンサ素子10を覆い、かつ、陽極リードフレーム50および陰極リードフレーム60Aの一部をそれぞれ露出させる露出面70Xを有する。陽極部6は、陽極体(図示せず)と陽極体から延出する陽極ワイヤ2とを有し、陽極ワイヤ2は陽極リードフレーム50に接合されている。コンデンサ素子10は、露出面70Xに対向する第1主面10Xと、第1主面10Xと一辺を共有する第1側面10Yと、第1側面10Yと一辺を共有し、第1主面10Xに対向する第2主面10Zと、を有する。
陰極リードフレーム60Aは、露出面70Xに沿って配置される露出領域61と、少なくとも陰極部7における第1主面10Xに接触する接触領域62と、露出領域61と接触領域62との間に介在し、外装体70の内部に配置される立ち上がり領域63と、を有する。各領域は、陰極リードフレーム60Aを、その延在方向Cに交わる方向に屈曲させることにより形成される。
露出領域61と立ち上がり領域63との境界は、露出面70Xに沿って延びる陰極リードフレーム60Aを、第1主面10Xに向けて折り曲げる第1屈曲部601である。立ち上がり領域63と接触領域62との境界は、第1屈曲部601で屈曲された陰極リードフレーム60Aを、第1主面10Xに沿う方向に折り曲げる第2屈曲部602である。接触領域62は、陰極リードフレーム60Aの延在方向Cに沿う2本の第1分割線L1により、3つの領域に分割されている。
第2屈曲部602は、1つの第3屈曲部602aおよび2つの第4屈曲部602bを有する。第3屈曲部602aは、3つに分割された接触領域62の中央の1つの領域を、第1主面10Xに沿う第1の方向Aに折り曲げる。これにより、第3屈曲部602aから第1の方向Aに延びる第1接触部621が形成される。第4屈曲部602bは、3つに分割された接触領域62のうち、離間して配置される2つの領域を、第1の方向Aとは反対の第2の方向Bに折り曲げる。これにより、第4屈曲部602bから第2の方向Bに延びる第2接触部622が形成される。第1の方向Aおよび第2の方向Bは、陰極リードフレーム60Aの延在方向Cに沿う方向である。第1の方向Aおよび第2の方向Bと延在方向Cとが成す小さい方の角度は、例えば0〜45°である。
第1分割線L1は、直線であってもよいし、波線であってもよいし、のこぎり歯状であってもよい。第1分割線L1の延在方向は、第1分割線L1の両端部を繋ぐ直線の方向である。第1分割線L1の延在方向と陰極リードフレーム60Aの延在方向Cとは、図3に示すように平行であってもよいし、図4に示すように非平行であってもよい。ただし、第1分割線L1の延在方向と陰極リードフレーム60Aの延在方向Cとの成す小さい方の角度θ4は、0〜45°である。
第1屈曲部601による陰極リードフレーム60Aの屈曲の角度(屈曲角θ1。図3参照)は特に限定されないが、75〜135°であることが好ましい。これにより、立ち上がり領域63の倒れ込みが抑制され易くなる。屈曲角θ1は、露出領域61と立ち上がり領域63とが成す内角である。第3屈曲部602aによる陰極リードフレーム60Aの屈曲の角度(屈曲角θ2)も特に限定されず、屈曲角θ1に応じて適宜設定される。屈曲角θ2は、例えば75〜135°である。屈曲角θ2は、立ち上がり領域63と第1接触部621とが成す内角である。第4屈曲部602bによる陰極リードフレーム60Aの屈曲の角度(屈曲角θ3)も特に限定されず、屈曲角θ2に応じて適宜設定される。屈曲角θ3は、立ち上がり領域63と第2接触部622とが成す内角である。屈曲角θ2と屈曲角θ3との和は、180°である。
陰極リードフレーム60Aにおける各領域の大きさは、特に限定されない。固定性の観点から、接触領域62(第1接触部621および第2接触部622の合計)の延在方向Cにおける長さは、コンデンサ素子10の延在方向Cにおける長さの50%以上であってもよく、70%以上であってもよい。立ち上がり領域63の倒れ込みが抑制され易くなる点から、第2接触部622の面積は第1接触部621の面積より大きくてもよい。
立ち上がり領域63の延在方向Cにおける長さ(電解コンデンサ100において、露出面70Xから第1主面10Xに向かう方向の長さ)は、電解コンデンサ100の露出面70Xとコンデンサ素子10の第1主面10Xとの間に介在する外装体70の厚みに影響する。露出面70Xと第1主面10Xとの間に外装体70が介在することにより、外的要因によって陰極リードフレーム60Aがコンデンサ素子10から剥離することが抑制され易くなる。このことを考慮すると、立ち上がり領域63の延在方向Cにおける長さは、例えば、外装体70に含まれるフィラーの直径よりも大きければよい。これにより、後述する封止工程の際、露出面70Xと第1主面10Xとの間に外装体70の材料が入り込み易くなる。
露出領域61の大きさは、電解コンデンサ100の接続信頼性に影響する。接続信頼性を考慮すると、露出領域61の延在方向Cにおける長さは、例えば、300μm〜1000μmであってもよい。
第3屈曲部602aと第4屈曲部602bとの配置を逆にしてもよい。つまり、3つに分割された接触領域62の中央の1つの領域を第2の方向Bに折り曲げて、第2接触部622にして、接触領域62の離間して配置される2つの領域を第1の方向Aに折り曲げて、第1接触部621にしてもよい。接触領域62は、第1分割線L1により、2つの領域に分割されてもよいし、4以上の領域に分割されてもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態は、第1接触部621が、陰極部7の第1主面10Xと一辺を共有する第1側面10Yに接触するように、さらに屈曲されていること以外、第1実施形態と同様である。図5は、本実施形態に係る陰極リードフレーム60Bを示す斜視図である。図6は、図5の陰極リードフレーム60Bを備える電解コンデンサの断面模式図である。
本実施形態によれば、コンデンサ素子10が、第1主面10Xおよび第1側面10Yで陰極リードフレーム60Bにより支持されるため、さらに固定性が向上する。さらに、コンデンサ素子10の位置決めが容易となる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、第1接触部621が、コンデンサ素子10の第2主面10Zに接触するように、さらに屈曲されていること以外、第2実施形態と同様である。図7は、本実施形態に係る陰極リードフレーム60Cの斜視図である。図8は、図7の陰極リードフレーム60Cを備える電解コンデンサ100の断面模式図である。
本実施形態によれば、コンデンサ素子10が、第1主面10Xおよび第1側面10Yに加えて、第2主面10Zにおいても陰極リードフレーム60Cにより支持される。そのため、さらに固定性が向上し、位置決めし易くなる。加えて、コンデンサ素子10の露出面70Xとは反対側への浮き上がりが抑制されるため、コンデンサ素子10が外装体70から露出して封止されることが抑制される。
上記の図示例では、接触領域62を、陰極リードフレーム60の延在方向Cに沿った2本の第1分割線L1で3つに分割しているが、これに限定されない。分割線は、さらに第1分割線L1に交わる第2分割線L2を含んでもよい。この場合、接触領域62は、第1分割線および第2分割線L2により分割される。これにより、第1接触部621および第2接触部622の少なくともいずれかには、第2分割線L2に沿う方向に延びる領域(交差領域)が形成される。この態様を、第4実施形態および第5実施形態として以下に示す。
[第4実施形態]
第4実施形態は、接触領域62が、2本の第1分割線L1と、それぞれの第1分割線に交わる2本の第2分割線L2により分割されていること以外、第3実施形態と同様である。図9は、本実施形態に係る屈曲前の陰極リードフレーム60Dの斜視図である。図10は、図9の陰極リードフレーム60Dを屈曲させた後の状態を示す斜視図である。
本実施形態によれば、第1接触部621の端部に、第2分割線L2に沿う方向に延びる交差領域621aが形成されている。すなわち、コンデンサ素子10の第2主面10Zに接触する第1接触部621は、T字形状である。そのため、離間して配置される2つの第2接触部622の端部がばたついても、コンデンサ素子10の立ち上がり領域63と接触領域62との境界に交わる方向を軸とするグラつきが抑制され易くなる。
第1分割線L1と第2分割線L2とが成す角度は特に限定されず、例えば、75〜135°である。第2分割線L2は、直線であってもよいし、波線であってもよいし、のこぎり歯状であってもよい。
第3屈曲部602aと第4屈曲部602bとの配置を逆にして、第2接触部622をT字形状にしてもよい。この場合も、コンデンサ素子10の立ち上がり領域63と接触領域62との境界に交わる方向を軸とするグラつきが抑制され易くなる。
[第5実施形態]
第5実施形態は、接触領域62が、2本の第1分割線L1と、第1分割線L1を繋ぐ1本の第2分割線L2により分割されていること以外、第3実施形態と同様である。図11は、本実施形態に係る屈曲前の陰極リードフレーム60Eの斜視図である。図12は、図11の陰極リードフレーム60Eを屈曲させた後の状態を示す斜視図である。
本実施形態によれば、第2接触部622の端部に、第2分割線L2に沿う方向に延びる交差領域622aが形成されている。すなわち、第2接触部622において、離間した2つの第3屈曲部602aから延在方向Cにそれぞれ延びる領域が、交差領域622aにより繋がれている。そのため、第2接触部622のばたつきが抑制されて、コンデンサ素子10の立ち上がり領域63と接触領域62との境界に交わる方向を軸とするグラつきが抑制され易くなる。
第3屈曲部602aと第4屈曲部602bとの配置を逆にして、第1接触部621に交差領域を設けてもよい。この場合も、コンデンサ素子10の立ち上がり領域63と接触領域62との境界に交わる方向を軸とするグラつきが抑制され易くなる。
以下、本実施形態に係る電解コンデンサの各構成要素について、詳細に説明する。
(陽極部)
陽極部6は、陽極体1と、陽極体1の一面から延出して陽極リードフレーム50と電気的に接続する陽極ワイヤ2と、を有する。
陽極体1は、例えば、金属粒子を焼結して得られる直方体の多孔質焼結体である。上記金属粒子として、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)などの弁作用金属の粒子が用いられる。陽極体1には、1種または2種以上の金属粒子が用いられる。金属粒子は、2種以上の金属からなる合金であってもよい。例えば、弁作用金属と、ケイ素、バナジウム、ホウ素等とを含む合金を用いることができる。また、弁作用金属と窒素等の典型元素とを含む化合物を用いてもよい。弁作用金属の合金は、弁作用金属を主成分とし、弁作用金属を50原子%以上含むことが好ましい。
陽極ワイヤ2は、導電性材料から構成されている。陽極ワイヤ2の材料は特に限定されず、例えば、上記弁作用金属の他、銅、アルミニウム、アルミニウム合金等が挙げられる。陽極体1および陽極ワイヤ2を構成する材料は、同種であってもよいし、異種であってもよい。陽極ワイヤ2の断面形状は特に限定されず、円形、トラック形(互いに平行な直線とこれら直線の端部同士を繋ぐ2本の曲線とからなる形状)、楕円形、矩形、多角形等が挙げられる。なかでも、陽極リードフレーム50との溶接の際、転がりが抑制されて、位置決めし易い点で、トラック形が好ましい。陽極ワイヤ2の直径(トラック形および楕円形の場合は長径)も特に限定されないが、例えば、0.1mm〜1.0mmである。
陽極体1の表面には、誘電体層3が形成されている。誘電体層3は、例えば、金属酸化物から構成されている。陽極体1の表面に金属酸化物を含む層を形成する方法として、例えば、化成液中に陽極体1を浸漬して陽極体1の表面を陽極酸化する方法や、陽極体1を、酸素を含む雰囲気下で加熱する方法が挙げられる。誘電体層3は、上記金属酸化物を含む層に限定されず、絶縁性を有していればよい。
(陰極部)
陰極部7は、誘電体層3上に形成された固体電解質層4と、固体電解質層4を覆う陰極層5とを有している。
固体電解質層4は、誘電体層3の少なくとも一部を覆うように形成されていればよい。固体電解質層4には、例えば、マンガン化合物や導電性高分子が用いられる。導電性高分子としては、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリフラン、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリフェニレン、ポリパラフェニレンビニレン、ポリアセン、ポリチオフェンビニレン、ポリフルオレン、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルフェノール、ポリピリジン、あるいは、これらの高分子の誘導体などが挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、複数種を組み合わせて用いてもよい。また、導電性高分子は、2種以上のモノマーの共重合体でもよい。これらのうちでは、導電性に優れる点で、ポリチオフェン、ポリアニリン、ポリピロールなどが好ましい。なかでも、撥水性に優れる点で、ポリピロールが好ましい。
上記導電性高分子を含む固体電解質層4は、例えば、原料モノマーを誘電体層3上で重合することにより、形成される。あるいは、上記導電性高分子を含んだ液を誘電体層3に塗布することにより形成される。固体電解質層4は、1層または2層以上の固体電解質層から構成されている。固体電解質層4が2層以上から構成されている場合、各層に用いられる導電性高分子の組成や形成方法(重合方法)等は異なっていてもよい。
陰極層5は、例えば、固体電解質層4を覆うように形成されたカーボン層と、カーボン層の表面に形成された金属ペースト層と、を有している。カーボン層は、黒鉛等の導電性炭素材料と樹脂を含む。金属ペースト層は、例えば、金属粒子(例えば、銀)と樹脂とを含む。なお、陰極層5の構成は、この構成に限定されない。陰極層5の構成は、集電機能を有する構成であればよい。
(陽極リードフレーム)
陽極リードフレーム50は、陽極ワイヤ2を介して、陽極体1と電気的に接続している。陽極リードフレーム50の材質は、電気化学的および化学的に安定であり、導電性を有するものであれば特に限定されず、金属であっても非金属であってもよい。その形状は、例えば、長尺かつ平板状である。陽極リードフレーム50の厚み(陽極リードフレーム50の主面間の距離)は、低背化の観点から、25μm〜200μmが好ましく、25μm〜100μmがより好ましい。
陽極リードフレーム50は、導電性接着材やはんだにより、陽極ワイヤ2に接合されてもよいし、抵抗溶接やレーザ溶接により、陽極ワイヤ2に接合されてもよい。導電性接着材は、例えば後述する熱硬化性樹脂と炭素粒子や金属粒子との混合物である。
(陰極リードフレーム)
陰極リードフレーム60は、陰極部7と電気的に接続している。陰極リードフレーム60の材質も、電気化学的および化学的に安定であり、導電性を有するものであれば、特に限定されず、金属であっても非金属であってもよい。その形状も特に限定されず、例えば、長尺かつ平板状である。陰極リードフレーム60の厚みは、低背化の観点から、25〜200μmが好ましく、25〜100μmがより好ましい。
陰極リードフレーム60の接触領域62は、例えば、導電性接着材を介して、陰極部7に接着される。ただし、接触領域62は、少なくとも第1主面10X上で、陰極部7と接着していればよい。第1側面10Yおよび第2主面10Zと接触領域62とは、接着されていてもよいし、接着されなくてもよい。
<外装体>
外装体70は、陽極リードフレーム50と陰極リードフレーム60とを電気的に絶縁するために設けられており、絶縁性の材料から構成されている。外装体70は、例えば、熱硬化性樹脂の硬化物を含む。熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、ポリイミド、不飽和ポリエステル等が挙げられる。
≪電解コンデンサの製造方法≫
本実施形態に係る電解コンデンサ100の製造方法の一例を、説明する。
(1)準備工程
第1に、コンデンサ素子10を準備する。
弁作用金属粒子と陽極ワイヤ2とを、陽極ワイヤ2の一部が弁作用金属粒子に埋め込まれるように型に入れ、加圧成形した後、真空中で焼結することにより、陽極ワイヤ2の他の部分が多孔質焼結体の一面からその内部に埋設される陽極部6を作製する。加圧成形の際の圧力は特に限定されず、例えば、10〜100N程度である。弁作用金属粒子には、必要に応じて、ポリアクリルカーボネート等のバインダを混合してもよい。
次に、陽極体1上に誘電体層3を形成する。具体的には、電解水溶液(例えば、リン酸水溶液)が満たされた化成槽に陽極体1を浸漬し、陽極ワイヤ2の陽極体1から引き出されている部分を化成槽の陽極に接続して、陽極酸化を行うことにより、陽極体1の表面に弁作用金属の酸化被膜からなる誘電体層3を形成することができる。電解水溶液としては、リン酸水溶液に限らず、硝酸、酢酸、硫酸などを用いることができる。
続いて、固体電解質層4を形成する。本実施形態では、導電性高分子を含む固体電解質層4の形成工程を説明する。
導電性高分子を含む固体電解質層4は、例えば、誘電体層3が形成された陽極体1に、モノマーやオリゴマーを含浸させ、その後、化学重合や電解重合によりモノマーやオリゴマーを重合させる方法、あるいは、誘電体層3が形成された陽極体1に、導電性高分子の溶液または分散液を含浸し、乾燥させることにより、誘電体層3上の少なくとも一部に形成される。
最後に、固体電解質層4の表面に、カーボンペーストおよび銀ペーストを順次、塗布することにより、カーボン層5aと金属ペースト層5bとで構成される陰極層5を形成する。陰極層5の構成は、これに限られず、集電機能を有する構成であればよい。
以上の方法により、コンデンサ素子10が製造される。
第2に、陽極リードフレーム50および陰極リードフレーム60を準備する。
1枚の導電性の板材を、陽極リードフレーム50および陰極リードフレーム60の外形に沿った形状に打ち抜く。陰極リードフレーム60の接触予定領域に、第1分割線L1(必要に応じて、さらに第2分割線L2)を形成する。陰極リードフレーム60の打ち抜きと分割線の形成とは同時に行ってもよい。
ついで、陰極リードフレーム60に第1屈曲部601および第2屈曲部602(第3屈曲部602aおよび第4屈曲部602b)を形成する。屈曲部は、例えば、プレス加工等により形成される。各屈曲部の位置は、コンデンサ素子10の大きさ等に応じて、適宜設定すればよい。陽極リードフレーム50も、コンデンサ素子10の形状や大きさ等に応じて、適宜屈曲する。
(2)リードフレーム接合工程
陰極層5の所定の位置に導電性接着材を塗布する。陽極リードフレーム50と陰極リードフレーム60とを所定の位置に配置して、コンデンサ素子10を載置する。陽極ワイヤ2と陽極リードフレーム50との接触部を、レーザ溶接や抵抗溶接などにより接合する。このとき、陰極リードフレーム60の接触領域62の少なくとも一部は、導電性接着材を介して陰極層5に接着される。
(3)封止工程
陽極リードフレーム50および陰極リードフレーム60が接続されたコンデンサ素子10および樹脂(外装体70の材料。例えば、未硬化の熱硬化性樹脂およびフィラー)を金型に収容し、トランスファー成型法、圧縮成型法等により、コンデンサ素子10を封止する。このとき、陽極リードフレーム50および陰極リードフレーム60の一部を金型から露出させる。成型の条件は特に限定されず、使用される熱硬化性樹脂の硬化温度等を考慮して、適宜、時間および温度条件を設定すればよい。
以上の方法により、電解コンデンサ100が製造される。
本発明に係る電解コンデンサは、接続信頼性に優れ、低抵抗であるため、様々な用途に利用できる。
100:電解コンデンサ
10:コンデンサ素子
10X:第1主面
10Y:第1側面
10Z:第2主面
1:陽極体
2:陽極ワイヤ
3:誘電体層
4:固体電解質層
5:陰極層
6:陽極部
7:陰極部
50:陽極リードフレーム
60、60A〜60E:陰極リードフレーム
61:露出領域
62:接触領域
621:第1接触部
621a:交差領域
622:第2接触部
622a:交差領域
63:立ち上がり領域
601:第1屈曲部
602:第2屈曲部
602a:第3屈曲部
602b:第4屈曲部
L1:第1分割線
L2:第2分割線
70:外装体
70X:露出面
200:電解コンデンサ
210:コンデンサ素子
206:陽極部
207:陰極部
250:陽極リードフレーム
260:陰極リードフレーム
261:露出領域
262:接触領域
263:立ち上がり領域
270:外装体

Claims (6)

  1. 陽極部および陰極部を備えるコンデンサ素子と、
    前記陽極部と電気的に接続する陽極リードフレームと、
    前記陰極部と電気的に接続する陰極リードフレームと、
    前記コンデンサ素子を覆い、かつ、前記陽極リードフレームおよび前記陰極リードフレームの一部をそれぞれ露出させる露出面を有する外装体と、を備え、
    前記陰極リードフレームは、前記露出面に沿って配置される露出領域と、少なくとも前記陰極部の前記露出面側の第1主面に接触する接触領域と、前記露出領域と前記接触領域との間に介在し、前記外装体の内部に配置される立ち上がり領域と、を有し、
    前記露出領域と前記立ち上がり領域との境界は、前記露出面に沿って延びる前記陰極リードフレームを、前記コンデンサ素子の前記第1主面に向けて折り曲げる第1屈曲部であり、
    前記立ち上がり領域と前記接触領域との境界は、前記第1屈曲部で屈曲された前記陰極リードフレームを、前記第1主面に沿う方向に折り曲げる第2屈曲部であり、
    前記接触領域は、前記陰極リードフレームの延在方向に沿う第1分割線を含む分割線により、2以上の領域に分割されており、
    前記第2屈曲部は、前記接触領域の前記第1分割線により分割された一部の領域を前記第1主面に沿って第1の方向に折り曲げる第3屈曲部と、前記接触領域の残部の領域を前記第3屈曲部とは反対の第2の方向に折り曲げる第4屈曲部と、を有し、
    前記接触領域は、前記第3屈曲部から前記第1の方向に延びる第1接触部と、前記第4屈曲部から前記第2の方向に延びる第2接触部と、を有する、電解コンデンサ。
  2. 前記第1接触部は、前記陰極部の前記第1主面と一辺を共有する第1側面に接触するように、屈曲されている、請求項1に記載の電解コンデンサ。
  3. 前記第1接触部は、前記陰極部の前記第1側面と一辺を共有し、前記第1主面に対向する第2主面に接触するように、屈曲されている、請求項2に記載の電解コンデンサ。
  4. 前記接触領域は、複数の前記第1分割線により、3以上の領域に分割されており、
    前記第2屈曲部は、前記第3屈曲部および前記第4屈曲部の少なくとも一方を複数有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電解コンデンサ。
  5. 前記分割線は、さらに前記第1分割線に交わる第2分割線を含み、
    前記第1接触部は、前記第2分割線に沿う方向に延びる領域を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電解コンデンサ。
  6. 前記分割線は、さらに前記第1分割線に交わる第2分割線を含み、
    前記第2接触部は、前記第2分割線に沿う方向に延びる領域を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電解コンデンサ。
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