JP2019153548A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】重力方向上部の放熱性の低下を抑制できる燃料電池スタックを提供する。【解決手段】燃料電池スタック1Bは、発電部2Aと該発電部2Aを挟持する一対のセパレータ23,23とを有する燃料電池セル2が複数積層されたものである。燃料電池スタック1Bは、発電部2Aの両側に配置される冷媒入口マニホールド27e及び冷媒出口マニホールド27bと、隣接する燃料電池セル2同士の間に挟持されるとともに、冷媒入口マニホールド27e、冷媒出口マニホールド27b及び発電部2Aを取り囲むように配置されるガスケット28とを備える。ガスケット28は、冷媒出口マニホールド27bよりも重力方向Z上方に配置されて冷媒に混入された気泡の発電部2Aへの逆流を抑制する凸部281を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、燃料電池スタックに関する。
従来、このような分野の技術として、例えば下記特許文献1に記載されるものがある。この特許文献1に記載の燃料電池スタックでは、膜電極接合体からなる発電部と該発電部を挟持する一対のセパレータとを有する燃料電池セルが複数積層されており、セパレータの一方の面に反応ガスを流通させる反応ガス流路、セパレータの他方の面に発電部を冷却するための冷媒流路がそれぞれ複数形成されている。
特開2009−16070号公報
しかし、上述の燃料電池スタックでは、冷媒に気泡が混入された場合に、気泡が冷媒流路を流れ込み、燃料電池セルにおける重力方向上部に溜まる傾向がある。また、燃料電池スタックの運転停止時に、冷媒によって冷媒出口マニホールドまで運ばれた気泡が発電部に逆流し、燃料電池セルにおける重力方向上部に溜まってしまう。このように気泡が燃料電池セルの重力方向上部に溜まることで、燃料電池スタックにおける重力方向上部の放熱性の低下を招く問題があった。
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、重力方向上部の放熱性の低下を抑制できる燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池スタックは、発電部と該発電部を挟持する一対のセパレータとを有する燃料電池セルが複数積層される燃料電池スタックであって、重力方向に直交する方向において、前記発電部の両側に配置される冷媒入口マニホールド及び冷媒出口マニホールドと、隣接する前記燃料電池セル同士の間に挟持されるとともに、前記冷媒入口マニホールド、前記冷媒出口マニホールド及び前記発電部を取り囲むように配置されるガスケットまたはシール接合部と、を備え、前記ガスケットまたは前記シール接合部と前記セパレータとからなる形状は、前記冷媒出口マニホールドよりも重力方向上方に配置されて冷媒に混入された気泡の前記発電部への逆流を抑制する堰き止め部又は凸部を有することを特徴としている。
本発明に係る燃料電池スタックでは、ガスケットまたはシール接合部とセパレータとからなる形状は、冷媒出口マニホールドよりも重力方向上方に配置されて冷媒に混入された気泡の発電部への逆流を抑制する凸部又は堰き止め部を有する。このため、冷媒に混入された気泡は、冷媒出口マニホールドよりも重力方向上方に配置される凸部又は堰き止め部に集まり、そこに溜まることになる。そして、燃料電池スタックの運転停止時に、溜まった気泡が発電部に逆流しようとすると、凸部又は堰き止め部によって阻止されるので、その逆流は抑制される。その結果、気泡が燃料電池セルの重力方向上部に溜まることを防止でき、燃料電池スタックにおける重力方向上部の放熱性の低下を抑制することができる。
本発明によれば、燃料電池スタックにおける重力方向上部の放熱性の低下を抑制することができる。
第1実施形態に係る燃料電池スタックを示す側面図である。 第1実施形態に係る燃料電池スタックを示す正面図である。 図2のA−A線に沿う部分断面図である。 ガスケットの凸部を示す拡大図である。 ガスケットの凸部の変形例を示す拡大図である。 第2実施形態のガスケットの堰き止め部を示す拡大図である。 燃料電池スタックの傾斜状態を示す側面図である。 第3実施形態に係る燃料電池スタックを示す正面図である。 (a)は図2のB−B線に沿う部分断面図であり、(b)はシール接合される場合の凸部を示す模式断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る燃料電池スタックの実施形態について説明する。各図において、燃料電池セルの積層方向を積層方向X、重力方向を重力方向Z、積層方向X及び重力方向Zに直交する水平方向を水平方向Yとする。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態に係る燃料電池スタックを示す側面図であり、図2は第1実施形態に係る燃料電池スタックを示す正面図であり、図3は図2のA−A線に沿う部分断面図である。なお、図2において、燃料電池セルの内部構造をより分かり易くするために、エンドプレート、絶縁板及び集電板を省略したものを示す。
本実施形態の燃料電池スタック1は、車両、船舶、航空機及び電車等の駆動源、又は建物の発電設備として用いられる。図1に示すように、燃料電池スタック1は、エンドプレート3Aと、絶縁板4Aと、集電板5Aと、複数の燃料電池セル2と、集電板5Bと、絶縁板4Bと、エンドプレート3Bとが、この順に積層されたスタック構造を有している。複数の燃料電池セル2は、積層方向Xの両側にあるエンドプレート3A,3Bによって所定の圧縮荷重で締結固定されている。
燃料電池セル2は、固体高分子電解質型燃料電池を構成する単セルであり、薄板状に形成されている。この燃料電池セル2は、中央位置に配置されたMEGA(膜電極ガス拡散層接合体 Membrane Electrode & Gas Diffusion Layer Assembly)21と、MEGA21を取り囲むように該MEGA21の外周に配置された枠状のシール部22と、MEGA21及びシール部22とを挟持する一対のセパレータ(すなわち、アノードセパレータ及びカソードセパレータ)23,23とを備えている。固体高分子電解質型燃料電池は、このような構造を有する燃料電池セル2を重力方向Zに立てた状態で積層方向Xに沿って複数積層することにより形成されている。
MEGA21は、積層方向Xから見たときに略矩形状を呈しており、MEA(膜電極接合体 Membrane Electrode Assembly)211と、積層方向Xに沿ってMEA211の両側に配置されたガス拡散層212,212とが一体化されたものである。MEA211は、電解質膜211aと、電解質膜211aを挟むように接合された一対の電極211b,211bとからなる。電解質膜211aは、固体高分子材料で形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜からなる。電極211bは、例えば、白金などの触媒を担持した例えば多孔質のカーボン素材により形成されている。電解質膜211aの一方側に配置された電極211bがアノード電極となり、他方側の電極211bがカソード電極となる。ガス拡散層212は、例えばカーボンペーパ若しくはカーボンクロス等のカーボン多孔質体、または、金属メッシュ若しくは発泡金属等の金属多孔質体などのガス透過性を有する導電性部材によって形成されている。
本実施形態において、MEGA21は燃料電池セル2の発電部2Aを構成しており、セパレータ23はMEGA21のガス拡散層212に接するように配置されている。一方、ガス拡散層212が省略されるMEA211を備えた燃料電池セルの場合には、MEA211が燃料電池セル2の発電部2Aを構成する。この場合、セパレータ23は、MEA211の電極211bに接するように配置される。セパレータ23は、例えば、カーボン粒子を圧縮してガス不透過とした緻密質カーボン等のカーボン製部材や、プレス成形したステンレス鋼やチタン鋼などの金属部材によって形成されている。
また、本実施形態の燃料電池スタック1は、燃料電池セル2に燃料ガスを供給する燃料ガス流路24と、燃料電池セル2に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路25と、燃料電池セル2に冷媒を供給する冷媒流路26とをそれぞれ複数備えている。
具体的には、図3に示すように、セパレータ23の発電部2Aに対応する部分は、凹部23aと凸部23bとを交互に繰り返すことにより波形に形成されている。凹部23aの底部は平面状を呈しており、MEGA21のガス拡散層212と面接触している。一方、凸部23bの頂部も平面状を呈しており、隣接するセパレータ23における凸部23bの頂部と面接触している。
一対のガス拡散層212,212のうち一方のガス拡散層212は、それに隣接するセパレータ23の凸部23bとともに、燃料ガスが流通する燃料ガス流路24を構成している。他方のガス拡散層212は、それに隣接するセパレータ23の凸部23bとともに、酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流路25を構成している。
また、隣接する燃料電池セル2同士は、一方の燃料電池セル2の電極(例えばアノード電極)211bと、それに隣接する他方の燃料電池セル2の電極(例えばカソード電極)211bとを向き合わせた状態で積層されている。これによって、隣接するセパレータ23の凹部23a同士の間には空間が形成され、この空間は冷媒が流通する冷媒流路26になる。冷媒流路26は、水平方向Yに沿って延びており、後述する冷媒入口マニホールド27eと冷媒出口マニホールド27bとを連通する。なお、冷媒としては、例えば、水、エチレングリコール等の不凍水等が用いられる。
図2に示すように、燃料電池セル2において、発電部2Aを挟んで一方側(図2では、水平方向Yの右側)には、燃料ガス入口マニホールド27aと、冷媒出口マニホールド27bと、酸化剤ガス出口マニホールド27cとが重力方向Zに沿って上から順に配置されている。一方、発電部2Aを挟んで他方側(図2では、水平方向Yの左側)には、酸化剤ガス入口マニホールド27dと、冷媒入口マニホールド27eと、燃料ガス出口マニホールド27fとが重力方向Zに沿って上から順に配置されている。そして、冷媒入口マニホールド27eと冷媒出口マニホールド27bとは、重力方向Zにおいて略同じ高さに配置されている。
一方、シール部22は、中間位置に配置されたコア層221と、該コア層221を挟む一対のセパレータ23,23とを有する(図3参照)。コア層221は、例えば熱可塑性樹脂によって形成されており、図示しない樹脂接着層によってセパレータ23と固定されている。コア層221の下端部分は、接着剤層222を介してMEA211の上端部分に固定されている。シール部22を挟持するセパレータ23,23は、MEGA21を挟むセパレータ23,23におけるシール部22まで延設された上端部分である。
また、燃料電池スタック1は、隣接する燃料電池セル2同士の間に配置されたセル間シール部材としてのガスケット28を更に備えている。ガスケット28は、ゴムや熱可塑性エラストマー等によって形成されており、隣接する2つの燃料電池セル2のセパレータ23,23間に挟持され、隣接するセパレータ23,23同士の間の空間を封止する。図2に示すように、このガスケット28は、冷媒の外部への漏れを防止するために、冷媒入口マニホールド27e、発電部2A及び冷媒出口マニホールド27bを取り囲むように環状に形成されている。
また、反応ガスの漏れを防止するために、燃料ガス入口マニホールド27a、燃料ガス出口マニホールド27f、酸化剤ガス入口マニホールド27d、酸化剤ガス出口マニホールド27cは、ガスケット28とは異なるガスケット29によってそれぞれ取り囲まれている(図2参照)。ガスケット29は、上述したガスケット28と同様に、ゴムや熱可塑性エラストマー等によって形成されている。
本実施形態において、ガスケット28は、冷媒出口マニホールド27bよりも重力方向Z上方に配置されて、冷媒に混入された気泡の発電部2Aへの逆流を抑制するための凸部281を有する。図4及び図9(a)に示すように、凸部281は、燃料ガス入口マニホールド27aと冷媒出口マニホールド27bとの間の領域に配置されており、重力方向Z上方に突出する略三角形状に形成されている。凸部281における発電部2A側の稜線部281aは、発電部2A側から外側(すなわち、水平方向Yの左側から右側)に向けて重力方向Z上方に傾斜するようになっている。そして、水平方向Yに対する稜線部281aの傾斜角度αは18°である。また、図9(b)に示すように、セパレータ23,23間は、ガスケットの代わりに溶接や接着剤によりシール接合される場合もある。この場合、凸部281はセパレータ23とシール接合部285とにより形成される空間である。シール接合部285は、隣接するセパレータ23,23の凸部同士をレーザ溶接又は接着剤で接合することによって形成される。
このように構成された燃料電池スタック1では、ガスケット28は、冷媒出口マニホールド27bよりも重力方向Z上方に配置されて冷媒に混入された気泡の発電部2Aへの逆流を抑制する凸部281を有する。このため、冷媒に混入された気泡は、冷媒出口マニホールド27bよりも重力方向Z上方に配置される凸部281に集まり、そこに溜まることになる。そして、燃料電池スタック1の運転停止時に、溜まった気泡が発電部2Aに逆流しようとすると、凸部281によって阻止されるので、その逆流は抑制される。その結果、気泡が燃料電池セル2の重力方向上部に溜まることを防止でき、燃料電池スタック1における重力方向Z上部の放熱性の低下を抑制することができる。
また、燃料電池セル2の発電時に生成された水を効率良く外部に排出するために、燃料電池スタック1を水平方向Yに対して所定の角度θで傾斜した状態で車両に搭載する場合がある。本発明は、このような燃料電池スタック1を傾斜した状態で搭載した場合に特に好適である。
具体的には、例えば図7に示すように、燃料電池スタック1における積層方向Xの一端部には、各冷媒入口マニホールド27eと連通する冷媒供給管30と、各冷媒出口マニホールド27bと連通する冷媒排出管31とが設けられている。燃料電池スタック1は、冷媒供給管30及び冷媒排出管31が設けられた一端部が重力方向Z下方、他端部が重力方向Z上方に位置するように車両に搭載されている。このような場合、気泡が燃料電池スタック1における重力方向Zの最上部の空間Sに溜まり易い。溜まった気泡が発電部2Aに逆流すると、発電部2Aを流れる冷媒が空気に置換されてしまう。この状態で燃料電池セル2が発電を行うと、空気に置換された部分の熱容量が小さいため、過加熱となり、電解質膜211aの溶損や触媒の劣化などの不具合が発生するリスクがある。
そこで、本実施形態のような構造を採用すれば、仮に燃料電池スタック1における重力方向Zの最上部の空間Sに気泡が溜まったとしても、溜まった気泡による発電部2Aへの逆流を防止することができるので、電解質膜211aの溶損や触媒の劣化などの不具合の発生を抑制することができる。
なお、ガスケット28の凸部は、上述の三角形状に限定されず、様々な変形例が考えられる。例えば図5に示すように、重力方向Z上方に突出する凸部282は矩形状を呈している。矩形状の凸部282は、三角形状の凸部281と比べて気泡の発電部2Aへの逆流を防止する効果を更に高めることができる。また、ガスケット28の凸部は、重力方向Z上方に突出する円弧状、三角形状及び矩形状以外の多角形状であっても良い。
<第2実施形態>
図6は第2実施形態のガスケットの堰き止め部を示す拡大図である。本実施形態の燃料電池スタック1Aは、ガスケット28が堰き止め部283を有する点において上述の第1実施形態と異なるが、その他の構造は第1実施形態と同様である。
具体的には、ガスケット28は、冷媒出口マニホールド27bよりも重力方向Z上方に配置されて、冷媒に混入された気泡の発電部2Aへの逆流を抑制するための堰き止め部283を有する。堰き止め部283は、燃料ガス入口マニホールド27aと冷媒出口マニホールド27bとの間の領域に配置されるとともに、発電部2Aに隣接する側に位置している。この堰き止め部283は、燃料ガス入口マニホールド27aと冷媒出口マニホールド27bとの間に配置されたガスケット28の水平部284と直交するように配置されている。
堰き止め部283における重力方向Zの上端は水平部284と連結されている。一方、堰き止め部283における重力方向Zの下端は、堰き止め部283と水平部284との間に気泡が容易に流れるように、冷媒出口マニホールド27bとの間に隙間を有するようになっている。
本実施形態に係る燃料電池スタック1Aによれば、上述の第1実施形態と同じ作用効果を得られる。
<第3実施形態>
図8は第3実施形態に係る燃料電池スタックを示す正面図である。本実施形態の燃料電池スタック1Bは、冷媒入口マニホールド27eと冷媒出口マニホールド27bとの配置位置において上述の第1実施形態と異なるが、その他の構造は第1実施形態と同様である。
具体的には、冷媒入口マニホールド27eと冷媒出口マニホールド27bとは、重力方向Zにおいて略同じ高さに配置されておらず、冷媒出口マニホールド27bの高さは冷媒入口マニホールド27eよりも高い。図8に示すように、重力方向Zにおいて、冷媒入口マニホールド27eは発電部2Aの左側の最下部、冷媒出口マニホールド27bは発電部2Aの右側の最上部にそれぞれ設けられている。そして、冷媒出口マニホールド27bよりも重力方向Z上方には、気泡の発電部2Aへの逆流を抑制する凸部281が形成されている。
本実施形態に係る燃料電池スタック1Bによれば、上述の第1実施形態と同じ作用効果を得られるほか、冷媒出口マニホールド27bの高さが冷媒入口マニホールド27eよりも高いので、気泡が凸部281により集まり易くなる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
1,1A,1B 燃料電池スタック
2 燃料電池セル
2A 発電部
21 MEGA
22 シール部
23 セパレータ
23a 凹部
23b 凸部
24 燃料ガス流路
25 酸化剤ガス流路
26 冷媒流路
27a 燃料ガス入口マニホールド
27b 冷媒出口マニホールド
27c 酸化剤ガス出口マニホールド
27d 酸化剤ガス入口マニホールド
27e 冷媒入口マニホールド
27f 燃料ガス出口マニホールド
28,29 ガスケット
281,282 凸部
281a 稜線部
283 堰き止め部
285 シール接合部

Claims (1)

  1. 発電部と該発電部を挟持する一対のセパレータとを有する燃料電池セルが複数積層される燃料電池スタックであって、
    重力方向に直交する方向において、前記発電部の両側に配置される冷媒入口マニホールド及び冷媒出口マニホールドと、
    隣接する前記燃料電池セル同士の間に挟持されるとともに、前記冷媒入口マニホールド、前記冷媒出口マニホールド及び前記発電部を取り囲むように配置されるガスケットまたはシール接合部と、
    を備え、
    前記ガスケットまたは前記シール接合部と前記セパレータとからなる形状は、前記冷媒出口マニホールドよりも重力方向上方に配置されて冷媒に混入された気泡の前記発電部への逆流を抑制する堰き止め部又は凸部を有することを特徴とする燃料電池スタック。
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