JP2019151383A - 発泡シートを含む包装材料 - Google Patents
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Abstract
Description
前記ホットメルト樹脂層が網状の線状パターンを有すると共に、その面積率が20〜80%であり、
かつ、その厚みが20〜200μmである、
ことを特徴とする包装材料である。
基材シート1として、厚さ12μmの二軸延伸PETフィルムを使用した。また、発泡シート3として、厚さ1.0mmの発泡したポリエチレンシートを使用した。
ホットメルト樹脂層2の面積率を50%とした他は、実施例1と同様に基材シート1と発泡シート3とを貼り合わせ、かつ、シーラント層5を貼り合わせて、包装材料10を製造した。
ホットメルト樹脂層2の面積率を80%とした他は、実施例1と同様に基材シート1と発泡シート3とを貼り合わせ、かつ、シーラント層5を貼り合わせて、包装材料10を製造した。
この例は、ホットメルト樹脂層2を使用する代わりに、サンドラミネート法によって基材シート1と発泡シート3とを貼り合わせたものである。発泡シート3とシーラント層5もサンドラミネート法によって貼り合わせた。なお、基材シート1、発泡シート3及びシーラント層5は実施例と同じものを使用した。
この例は、ホットメルト樹脂層2を使用する代わりに、熱ラミネート法によって基材シート1と発泡シート3とを貼り合わせたものである。発泡シート3とシーラント層5も熱ラミネート法によって貼り合わせた。なお、基材シート1、発泡シート3及びシーラント層5は実施例と同じものを使用した。
この例は、180℃の粘度が2000mPa・sに満たないホットメルト樹脂を使用した例である。すなわち、ホットメルト樹脂として、180℃の粘度が1990mPa・sのホットメルト樹脂を使用して包装材料を製造した。その他の条件は実施例と同様である。
この例は、180℃の粘度が25000mPa・sを超えるホットメルト樹脂を使用した例である。すなわち、ホットメルト樹脂として、180℃の粘度が25010mPa・sのホットメルト樹脂を使用して包装材料を製造した。その他の条件は実施例と同様である。
この例は、ホットメルト樹脂層2の厚みを5μm未満とした例である。すなわち、ホットメルト樹脂層2の厚みを4μmとして包装材料を製造した。その他の条件は実施例と同
様である。
この例は、ホットメルト樹脂層2の厚みを100μmを越える厚みとした例である。すなわち、ホットメルト樹脂層2の厚みを101μmとして包装材料を製造した。その他の条件は実施例と同様である。
この例は、ホットメルト樹脂層2の面積率を10%未満とした例である。すなわち、ホットメルト樹脂層2の厚みを9%として包装材料を製造した。その他の条件は実施例と同様である。
この例は、ホットメルト樹脂層2の面積率を90%を越える面積率とした例である。すなわち、ホットメルト樹脂層2の面積率を91%として包装材料を製造した。その他の条件は実施例と同様である。
実施例及び比較例1〜8の包装材料について、それぞれ、ラミネート適性、生産性、緩衝性及び断熱性の評価を行った。各評価項目の基準は次のとおりである。
以上の結果から、基材シートと発泡シートとを貼り合わせるに際し、ホットメルト樹脂層を使用し、しかも、その面積率を80%以下の網状の線状パターンとすると共に、その厚みを2〜200μmとすることにより、ラミネート適性と生産性とを向上させることができることが理解できる。なお、面積率を80%以下の線状パターンを形成するためには、ホットメルト樹脂層が、180℃における粘度が2000〜25000mPa・sのホットメルト樹脂で構成されていることが望ましいことも理解できる。粘度が低いとホットメルト樹脂層2の面積率が広がり、粘度が高いとノズルが目詰まりを起こすのである。
10:包装材料
Claims (6)
- 基材シートと発泡シートとをホットメルト樹脂層で貼り合わせて構成される包装材料であって、
前記ホットメルト樹脂層が網状の線状パターンを有すると共に、その面積率が20〜80%であり、
かつ、その厚みが20〜200μmである、
ことを特徴とする包装材料。 - 前記ホットメルト樹脂層が、180℃における粘度が2000〜25000mPa・sのホットメルト樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装材料。
- 前記発泡シートの材質がポリオレフィン樹脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装材料。
- 前記ホットメルト樹脂が合成ゴムを主体とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装材料。
- さらに前記発泡シート側にシーラント層が貼り合わされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装材料。
- 前記発泡シートとシーラント層がホットメルト樹脂層で貼り合わせていることを特徴とする請求項5に記載の包装材料。
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JP2018038484A JP2019151383A (ja) | 2018-03-05 | 2018-03-05 | 発泡シートを含む包装材料 |
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JP2018038484A Pending JP2019151383A (ja) | 2018-03-05 | 2018-03-05 | 発泡シートを含む包装材料 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04311467A (ja) * | 1991-03-27 | 1992-11-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 包装用複合シートもしくは包装用容器及び包装用複合シートの製造方法 |
JP2001061887A (ja) * | 1999-06-21 | 2001-03-13 | Kao Corp | 吸収性物品 |
JP2007246776A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Sekisui Plastics Co Ltd | 成形用無架橋ポリエチレン系樹脂発泡シート |
WO2017111109A1 (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋 |
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2018
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Patent Citations (4)
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