JP2019151377A - 包装された食品の喫食方法及びピロータイプ包装袋の積層フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】包装袋内に菓子類等をバラ状態で収容でき、開封後、食品用容器として使用可能なピロータイプ包装袋で包装された包装食品の喫食方法及びピロータイプ包装袋の積層フィルムを提供する。【解決手段】外面側及び内面側に印刷層を備えた積層フィルムで形成されたセンターシール部2と、センターシール部に交差する上端及び下端にトップシール部及びボトムシール部を備えたピロータイプ包装袋で包装された食品の喫食方法であって、ピロータイプ包装袋のセンターシール部に平行する左右の端部のうち、いずれか一方の端部をセンターシール部に沿って、ピロータイプ包装袋を開封し、開封後、形成された開口部より積層フィルムを捲り内面側の印刷層を露出させ、食品用容器として使用する包装された食品の喫食方法である。【選択図】図4

Description

本発明は、ピロータイプ包装袋で包装されたクッキー、スナック、チョコレート等をバラ状態で収容された食品の喫食方法及びそのピロータイプ包装袋に用いる積層フィルムに関する。
従来、クッキー、スナック、チョコレート、キャンディ、ビスケット、あられ、おつまみ等の菓子類等の食品は三方シールタイプ、四方シールタイプ、ガセットタイプ、ピロータイプ等の種々の形態の包装袋で包装されている。通常、菓子類はバラ状態で収容されているが、バラ状態では壊れ易いときには合成樹脂製のトレーに陳列したままで包装袋内に装入し包装することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
包装袋にトレーが装入されていない場合、一人で食するときには不都合はないが、多人数で食するときにはお皿等の容器を準備し、容器に包装袋の菓子類を移し替えなければならず、面倒なものである。
一方、特許文献1のようにトレーが装入されている場合、開封して取り出したトレーを容器として使用すると見栄えも劣り、味気もないものであり、また、食した後、包装袋の廃棄に際し、包装袋とトレーに分別廃棄する必要があり、トレーは嵩張るので廃棄までの保管が面倒なものである。
実公平4−26329号公報
そこで本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは包装袋内にトレーを装入することなく、菓子類等をバラ状態で収容でき、開封後、食品用容器として使用可能なピロータイプ包装袋で包装された食品の喫食方法及びピロータイプ包装袋の積層フィルムを提供することにある。
本発明は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明は、外面側及び内面側に印刷層を備えた積層フィルムで形成されたセンターシール部と、前記センターシール部に交差する上端及び下端にトップシール部及びボトムシール部を備えたピロータイプ包装袋で包装された食品の喫食方法であって、前記ピロータイプ包装袋の前記センターシール部に平行する左右の端部のうち、いずれか一方の端部を前記センターシール部に沿って、前記ピロータイプ包装袋を開封し、開封後、形成された開口部より前記積層フィルムを捲り内面側の前記印刷層を露出させ、食品用容器として使用する包装された食品の喫食方法である。
また、請求項2記載の本発明は、外面側及び内面側に印刷層を備えた積層フィルムで形成されたセンターシール部と、前記センターシール部に交差する上端及び下端にトップシール部及びボトムシール部を備えたピロータイプ包装袋を前記センターシール部に平行する左右の端部のうち、いずれか一方の端部を前記センターシール部に沿って、前記ピロータイプ包装袋を開封し、開封後、形成された開口部より前記積層フィルムを捲り内面側の前記印刷層を露出させ食品用容器として使用する前記ピロータイプ包装袋の前記積層フィルムであって、前記積層フィルムが外面側から内面側に順に第一印刷層を備えた基材層と、第二印刷層を備えた中間層と、熱融着性樹脂層とを備え、前記基材層の前記第一印刷層と前記中間層の前記第二印刷層の反対側、及び、前記中間層の前記第二印刷層と前記熱融着性樹脂層が接着層を介してそれぞれが積層されていることを特徴とするピロータイプ包装袋の積層フィルムである。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載のピロータイプ包装袋の積層フィルムにおいて、前記第二印刷層により形成されている印刷絵柄がエンドレス柄であることを特徴とするものである。
本発明のピロータイプ包装袋で包装された食品の喫食方法及びピロータイプ包装袋の積層フィルムは、菓子類等をバラ状態で収容でき、開封後、食品用容器として使用できる。
また、ピロータイプ包装袋の積層フィルムは外面側及び内面側に印刷層を備えるので、ピロータイプ包装袋の開封前は、外面側の印刷層が見え、開封後は形成された開口部より積層フィルムを捲り内面側の印刷層を露出させることにより内面側の印刷層が見え、ピロータイプ包装袋を高意匠性の食品用容器として使用できる。さらに、外面側の印刷層と内面側の印刷層の対比による驚きとインパクトを使用者に与えることができる。
本発明に係る積層フィルムを用いたピロータイプ包装袋の一実施形態を示し、(イ)が平面図、(ロ)がA−A線断面図である。 本発明に係るピロータイプ包装袋の積層フィルムの積層構成例を示す断面図である。 本発明に係る包装された食品の喫食方法を説明する説明図であって、ピロータイプ包装袋を開封した状態を示し、(イ)が正面図、(ロ)がB−B線断面図を示す。 本発明に係る包装された食品の喫食方法を説明する説明図であって、ピロータイプ包装袋を開封後、開口部を捲り返した状態を示し、(イ)が斜視図、(ロ)がC−C線断面図を示す。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明に係る積層フィルムを用いたピロータイプ包装袋の一実施形態を示し、(イ)が平面図、(ロ)がA−A線断面図、図2は本発明に係るピロータイプ包装袋の積層フィルムの積層構成例を示す断面図、図3は本発明に係る包装された食品の喫食方法を説明する説明図であって、ピロータイプ包装袋を開封した状態を示し、(イ)が正面図、(ロ)がB−B線断面図、図4は本発明に係る包装された食品の喫食方法を説明する説明図であって、ピロータイプ包装袋を開封後、開口部を捲り返した状態を示し、(イ)が斜視図、(ロ)がC−C線断面図であり、図中の1はピロータイプ包装袋、1’は開封されたピロータイプ包装袋、10は積層フィルム、11は基材層、12は第一印刷層、13は中間層、14は第二印刷層、15は熱融着性樹脂層、16は第一接着層、17は第二接着層、2はセンターシール部、3はトップシール部、4はボトムシール部、5はノッチ、6lは左端部、6rは右端部、7は開口部、8は食品、20は食品用容器をそれぞれ示す。
図1は本発明に係る積層フィルムを用いたピロータイプ包装袋の一実施形態を示し、(イ)が平面図、(ロ)がA−A線断面図である。ピロータイプ包装袋1は1枚の矩形状の積層フィルム10の一方の互いに対向する端縁同士を熱融着性樹脂層15(図2参照)を内側にして重ね合わせ合掌シールすることによりセンターシール部2を形成して、筒状となし、センターシール部2に交差する上端及び下端にトップシール部3及びボトムシール部4を備え食品8(図4参照)を密封包装したものである。食品8はトップシール部3またはボトムシール部4のいずれか一方が形成された後、他方の開口部より充填されトップシール部3またはボトムシール部4を形成することにより密封される。
センターシール部2により形成された筒状部の左端部6l及び右端部6rは積層フィルム10が折り返された折り返し部となっており、左端部6l及び右端部6rはセンターシール部2を挟み略平行している。なお、図1(イ)においてトップシール部3を上側としセンターシール部2側から見たときの状態を示している。トップシール部3の外縁には右端部6rの近傍にノッチ5が形成されている。ノッチ5はピロータイプ包装袋1を開封しやすいので形成する方が好ましい。形成する位置は左端部6l近傍でもよく、あるいはボトムシール部4の右端部6rまたは左端部6lであってもよい。
図1(ロ)はA−A線断面図であって、センターシール部2は右端部6r側に倒されている。積層フィルム10で囲まれた筒状部の内部には食品(図示しない)が充填されている。センターシール部2の倒される方向は左端部6l側でもよい。また、センターシール部2の位置は右端部6rまたは左端部6lの側に寄せることもできるが、後述するが略中央に設ける方が好ましい。
図2は本発明に係るピロータイプ包装袋の積層フィルムの積層構成例を示す断面図である。図2に示すように本発明の積層フィルム10は外面側から内面側に順に第一印刷層12を備えた基材層11と、第二印刷層14を備えた中間層13と、熱融着性樹脂層15とを備えた構成である。基材層11の第一印刷層12と中間層13の第二印刷層14の反対側が第一接着層16を介して積層されており、中間層13の第二印刷層14と熱融着性樹脂層15が第二接着層17を介して積層されている。本発明の積層フィルム10は上記構成とすることにより外面側から積層フィルム10の第一印刷層12が見え、内面側から第二印刷層14が見え、高意匠性を備えた積層フィルム10が得られる。
第一印刷層12はデザイン、絵柄、及び商品名、製造者、販売者、キャッチコピー等の文字等の印刷が施される。第二印刷層14は絵柄、模様等が印刷される。例えば、母の日であれば特別な日の贈り物にふさわしいカーネーション等の花柄等が好ましい。また、第二印刷層14により形成されている印刷絵柄がエンドレス柄であることが好ましい。エンドレス柄とは一面に同じ柄や模様を終わることなくエンドレスに繰り返して印刷されている状態を示し、柄の継ぎ目がない状態ないし継ぎ目が目立たない状態である。
つぎに本発明のピロータイプ包装袋1の積層フィルム10に用いる積層材料について図2を参照しながら説明する。基材層11としては、ピロータイプ包装袋1を構成する積層フィルム10の基本素材となることから、機械的、物理的、化学的等において優れた性質を有する合成樹脂製フィルムを用いることができ、たとえば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系等の樹脂を用いたフィルムを用いられる。また、これらのフィルムとしては、未延伸フィルム、あるいは、一軸方向ないし二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができるが、基材層11には第一印刷層12を設けるのでこれらのフィルムとしては、印刷適性が求められることから一軸方向ないし二軸方向に延伸したフィルムが好適である。さらに第一印刷層12を基材層11に裏刷り印刷して中間層13側に設ける場合には第一印刷層12を基材層11を透して外側から見るので透明または半透明のフィルムであることが好ましい。また、基材層11を構成するフィルムの厚さとしては、基本素材としての強度、剛性などについて必要最低限に保持され得る厚さであればよく、コストなどを勘案して決めればよい。通常、9〜50μm程度である。また、基材層11に水蒸気透過度、酸素ガス透過度等のバリア性を付与したいときには、上記のフィルムにポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール等のバリア性樹脂組成物を塗布してバリア層を設けたもの、あるいは、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウム等の無機物を蒸着して透明蒸着層を設けたものを用いることができる。
中間層13としては、第二印刷層14を設けることから印刷適性を備えた一軸方向ないし二軸方向に延伸したフィルムが好適である。また、剛性、バリア性あるいは遮光性等を付与するフィルムも使用できる。中間層13に用いるフィルムとしては基材層11に使用するポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系のフィルムやこれらのフィルムに前記バリア層または透明蒸着層を備えたフィルム、あるいは、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系のフィルムの一方の側にアルミニウムを蒸着したアルミニウム蒸着フィルムを使用できる。また、ポリエステル系、ポリアミド系またはポリプロピレン系のフィルムにアルミニウム箔を積層した複合フィルムも使用できる。特にアルミニウム蒸着フィルムは、隠蔽性を有することから第二印刷層14を熱融着性樹脂層15側に設けることにより外面側から見えることがないので好ましい。さらに後述するがピロータイプ包装袋1を開封後、形成された開口部の積層フィルム10を捲り返し内面側の印刷層を露出させたとき、積層フィルム10がシワになりにくく第二印刷層14の見栄えがよい。
熱融着性樹脂層15を構成する材料としては、熱により溶融し相互に溶着し得る熱接着性樹脂から形成された層であればよく、たとえば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体等の樹脂の一種乃至それ以上からなる樹脂で形成することができる。なお、第二印刷層14は熱融着性樹脂層15を透して見るので熱融着性樹脂層15は透明であることが好ましい。
中間層13と熱融着性樹脂層15を積層する方法としては、例えば、ウレタン系等のドライラミネート用接着剤を用いて積層するドライラミネート法やポリエチレン樹脂等を溶融押出しして積層する押出しラミネート法が使用できる。したがって、図2に示す第一接着層16及び第二接着層17はドライラミネート法の場合はドライラミネート用接着剤であり、押出しラミネート法の場合は溶融押出された樹脂層を示す。押出しラミネート法の場合にはアンカー層を設けて接着向上させることができる。
積層フィルム10を用いてピロータイプ包装袋1を製造する場合、予め製袋機を用いてセンターシール部2と、トップシール部3またはボトムシール部4のいずれかを一方に設け、他方を開口とした袋に製袋した後、他方の開口から内容物を充填しトップシール部3またはボトムシール部4を設けて密封する。あるいは、自動包装機を用いてピロータイプ包装袋1を製袋しながら内容物を自動充填してもよい。
次に図1、図3、図4を参照しながら本発明の積層フィルム10を用いたピロータイプ包装袋1で包装された包装食品の喫食方法について説明する。まず、図1に示すようにピロータイプ包装袋1のセンターシール部2に平行する左右の端部のうち、一方の端部をセンターシール部2に沿って、ピロータイプ包装袋1を引き裂き開封する。図3には図1のトップシール部3の右端部6rの近傍に形成されたノッチ5よりセンターシール部2に沿って、右端部6rを引き裂き開封されたピロータイプ包装袋1’を示している。図3に示すように開封されたピロータイプ包装袋1’は左端部6lと右端部6r間の長さよりトップシール部3とボトムシール部4の内縁間の長さを大きくすることにより形成された開口部7が大きくできるので好ましい態様である。図3(ロ)には開口部7より内容物(図示しない)が見えている。センターシール部2は開口部7側に倒れた例を示すが、左端部6l側に倒すこともできる。換言すればセンターシール部2に沿って、左端部6lを引き裂き開封してもよい。
図4に示すように開封後、形成された開口部7の積層フィルム10をセンターシール部2の内縁まで捲り基材層11の外側同士を重ね合わせ、内面側の印刷層を露出させる。すると、中間層13に形成された第二印刷層14が熱融着性樹脂層15を透して見ることができる。開口部7は積層フィルム10が二重となると共にセンターシール部2の部分が図4(ロ)に示すように積層フィルム10が四重になって剛度が増すので開口部7が拡げられた状態で保持でき、センターシール部2で折り返された積層フィルム10は二重となるので剛度が二倍となった周壁となり、トップシール部3及びボトムシール部4の部分は折り返されているのでシール部分が二重となり積層フィルム10としては図示しないが六重になっているので剛度が増し、脚部となり周壁を保持し図4に示す食品用容器20となる。
食品用容器20は熱融着性樹脂層15を透して第二印刷層14が見えるので高意匠性容器となる。さらに第二印刷層14により形成されている印刷絵柄をエンドレス柄とすることにより食品用容器20の周壁の外面及び内面の絵柄が連続するのでより高意匠性が得られる。さらに、使用者には外面側から見えていた第一印刷層12から積層フィルム10を捲ることにより見える絵柄が内面側の第二印刷層14にチェンジされることの驚きとそのチェンジされた絵柄の対比によりインパクトを与えることができる。そして、図4に示すように食品用容器20の広い開口より食品8を指で摘まみ食することができる。
次に実施例を挙げて本発明について詳しく説明する。
〔実施例1〕
基材層11として厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、中間層13として厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面にアルミニウム蒸着(VM)されたアルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(VMPET)を用い、熱融着性樹脂層15として厚さ25μmの未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)を用い、OPPの片面にグラビアインキを用いてグラビア印刷(GR)し第一印刷層12を設けた。つぎにVMPETのアルミニウム蒸着面にグラビアインキを用いて花柄をグラビア印刷(GR)しエンドレス柄の第二印刷層14を設けた。そして、ウレタン系2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いてOPPの第一印刷層12の面とVMPETの第二印刷層14と反対側の面とドライラミネート法(DL)で積層し、さらにVMPETの第二印刷層14の面とCPPとをドライラミネート法で積層し、<OPP20/GR/DL/VMPET12(VM)/GR/DL/CPP25>なる構成の積層フィルム10を作製した。
実施例1で作製した積層フィルム10を用いて製袋しクッキーを図1に示すピロータイプ包装袋1に充填した。ピロータイプ包装袋1の外寸は上下寸法(トップシール部3とボトムシール部4との外縁の間)240mm、左右寸法(折り畳んだ状態の左端部6lと右端部6rの間)175mmとし、センターシール部2、トップシール部3、ボトムシール部4のシール幅は10mmとした(展開寸法:上下240mm×左右370mm)。
上記ピロータイプ包装袋1の右端部6rの近傍をセンターシール部2に沿って引き裂き開封した。そして、図4に示すように積層フィルム10をセンターシール部2まで捲り返したところ、高意匠性を備えた食品用容器20が得られた。また、開口部の開口状態も保持され、自立性も備えた食品用容器20となり、内容物のクッキーを容易に取り出すことができた。
〔比較例1〕
実施例1で得られたピロータイプ包装袋1を用いて、トップシール部3の少しボトムシール部4側をボトムシール部4に沿ってセンターシール部2に交差して開封した。そして、開口部より積層フィルム10をボトムシール部4側に捲りピロータイプ包装袋1の中央あたりまで捲り返し食品用容器としたが十分な自立性が得られず内容物が毀れた。また、開口部も保持も十分でなく、拡がった開口部にはならなかった。
1 ピロータイプ包装袋
1’ 開封されたピロータイプ包装袋
2 センターシール部
3 トップシール部
4 ボトムシール部
5 ノッチ
6l 左端部
6r 右端部
7 開口部
8 食品
10 積層フィルム
11 基材層
12 第一印刷層
13 中間層
14 第二印刷層
15 熱融着性樹脂層
16 第一接着層
17 第二接着層
20 食品用容器

Claims (3)

  1. 外面側及び内面側に印刷層を備えた積層フィルムで形成されたセンターシール部と、前記センターシール部に交差する上端及び下端にトップシール部及びボトムシール部を備えたピロータイプ包装袋で包装された食品の喫食方法であって、
    前記ピロータイプ包装袋の前記センターシール部に平行する左右の端部のうち、いずれか一方の端部を前記センターシール部に沿って、前記ピロータイプ包装袋を開封し、開封後、形成された開口部より前記積層フィルムを捲り内面側の前記印刷層を露出させ、
    食品用容器として使用する包装された食品の喫食方法。
  2. 外面側及び内面側に印刷層を備えた積層フィルムで形成されたセンターシール部と、前記センターシール部に交差する上端及び下端にトップシール部及びボトムシール部を備えたピロータイプ包装袋を前記センターシール部に平行する左右の端部のうち、いずれか一方の端部を前記センターシール部に沿って、前記ピロータイプ包装袋を開封し、開封後、形成された開口部より前記積層フィルムを捲り内面側の前記印刷層を露出させ食品用容器として使用する前記ピロータイプ包装袋の前記積層フィルムであって、
    前記積層フィルムが外面側から内面側に順に第一印刷層を備えた基材層と、第二印刷層を備えた中間層と、熱融着性樹脂層とを備え、
    前記基材層の前記第一印刷層と前記中間層の前記第二印刷層の反対側、及び、前記中間層の前記第二印刷層と前記熱融着性樹脂層が接着層を介してそれぞれが積層されていることを特徴とするピロータイプ包装袋の積層フィルム。
  3. 前記第二印刷層により形成されている印刷絵柄がエンドレス柄であることを特徴とする請求項2に記載のピロータイプ包装袋の積層フィルム。
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