JP2019150401A - 加熱調理方法及びその加熱調理方法を実行可能な加熱調理器 - Google Patents

加熱調理方法及びその加熱調理方法を実行可能な加熱調理器 Download PDF

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Abstract

【課題】被調理物を適正に調理することが可能な加熱調理方法及びその加熱調理方法を実行可能な加熱調理器を提供することを目的とする。【解決手段】天面壁25aと、一対の側壁25bと、背面壁25cと、底面壁25dとにより囲まれる調理庫20と、調理庫20内に配置され、被調理物が載置される底面部17aを有する調理用プレート17と、底面部17a及び底面壁25dの間の複数の下部ヒータ31と、を備え、底面部17aは、複数の底面領域に区画されており、各底面領域と複数の下部ヒータ31のそれぞれとが対応付けられており、各底面領域の底面温度をそれぞれ測定する複数の赤外線センサSと、を備える加熱調理器における加熱調理方法であって、各赤外線センサSが測定した各底面領域の各底面温度に基づいて、各底面領域に対応する各下部ヒータ31での加熱量を調整する。【選択図】図3

Description

本発明は、被調理物を加熱調理する加熱調理方法及びその加熱調理方法を実行可能な加熱調理器に関する。
特許文献1には、調理庫において、被調理物を加熱調理する加熱調理器が開示されている。調理庫は、壁面に囲まれた所定の空間からなり、前面に開口を有している。調理庫の開口には、開口を開閉する扉が設けられている。また、調理庫内には、被調理物が載置され、被調理物及び調味料等からの水分及び油等の液体等を受ける調理用プレートと、調理用プレートの上部及び下部に設けられた加熱部と、調理用プレートの複数箇所の温度を検出する複数の温度検出器とが備えられている。
この加熱調理器では、複数箇所の温度検出器で所定時間において検出した温度のうち、最も低い温度を検出した温度検出器から取得した検出温度に基づいて、加熱部の加熱出力を制御する。これにより、被調理物の調理用プレート上の載置位置に関わらず、被調理物の裏面が生焼けになることを防ぎ、被調理物を良好に焼き上げることができる。
特許第6167292号
しかし、複数箇所の温度検出器により最も低い温度よりも高い温度が検出された箇所では、最も低い温度に基づいて加熱出力が制御されると、過剰に加熱が行われることになる。よって、例えば、被調理物が載置されている箇所では被調理物が焦げてしまうなど、被調理物を適正に調理できない。
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、被調理物を適正に調理することが可能な加熱調理方法及びその加熱調理方法を実行可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理方法の特徴構成は、
天面壁と、互いに対向する一対の側壁と、背面壁と、底面壁とにより囲まれる空間であり、前面が開口した調理庫と、
前記調理庫の開口を開閉する扉と、
前記調理庫内に配置され、被調理物が載置される底面部を有する調理用プレートと、
前記調理用プレートの底面部及び前記調理庫の底面壁の間に配置されている複数の下部加熱部と、前記調理庫内において前記下部加熱部よりも上方に配置されている上部加熱部と、を有する加熱部と、を備え、
前記底面部は、複数の底面領域に区画されており、各底面領域と複数の下部加熱部のそれぞれとが対応付けられており、
各底面領域の底面温度をそれぞれ測定する複数の温度検出器と、を備える加熱調理器における加熱調理方法であって、
各温度検出器が測定した各底面領域の各底面温度に基づいて、各底面領域に対応する各下部加熱部での加熱量を調整する点にある。
上記特徴構成によれば、調理用プレートの各底面領域で測定された底面温度それぞれに応じて、各底面領域に対応する下部加熱部の加熱量が調整されることで、各底面領域の底面温度を個別に制御できる。例えば、被調理物の有無によって底面領域の温度は異なる可能性がある。上記特徴構成によれば、各底面領域の底面温度を個別に制御できるため、被調理物を適正に加熱調理できる。また、底面温度の過剰な上昇を抑制できるため、調理用プレートのコーティングの劣化を抑制できる。さらには、底面領域の過剰な加熱による過剰なエネルギー消費を抑制して、省エネを図ることができる。
さらに、底面領域の底面温度を個別制御できるため、調理者が調理用プレートの任意の場所に被調理物を載置した場合でも、被調理物を適正に加熱調理できる。つまり、被調理物の有無によって底面領域の温度は異なるが、各底面領域の温度に応じて下部加熱部を個別に制御することで、被調理物を適正に加熱調理しつつ、調理用プレートの過剰な加熱を抑制できる。
また、底面領域の底面温度を個別制御できるため、異なる調理温度の複数の被調理物を一の調理用プレートに載置して一度に調理できる。
本発明に係る加熱調理方法の更なる特徴構成は、
前記複数の温度検出器それぞれが測定した各底面領域の底面温度の平均温度に対して、一の温度検出器が測定した一の底面領域の底面温度が低い場合には、当該一の底面領域に対応する一の下部加熱部での加熱量が増加するように調整され、
前記平均温度に対して、一の温度検出器が測定した一の底面領域の底面温度が高い場合には、当該一の底面領域に対応する一の下部加熱部での加熱量が減少するように調整される点にある。
上記特徴構成によれば、複数の底面領域それぞれの底面温度が、平均温度との比較結果に基づいて、対応する下部加熱部の制御により調整される。調理用プレートの底面部全体の温度が概ね均一となるように制御できる。よって、被調理物の適正な調理と、調理用プレートの過剰な加熱の抑制との両方を概ね満たすように下部加熱部を制御できる。
本発明に係る加熱調理方法の更なる特徴構成は、
調理用プレートの少なくとも一の底面領域に対応して設定された設定温度に対して、当該一の底面領域に対応する一の温度検出器が測定した底面温度が低い場合には、当該一の底面領域に対応する下部加熱部での加熱量が増加するように調整され、
前記設定温度に対して、当該一の底面領域に対応する一の温度検出器が測定した底面温度が高い場合には、当該一の底面領域に対応する下部加熱部での加熱量が減少するように調整される点にある。
上記特徴構成によれば、一の底面領域の底面温度が、当該一の底面領域に設定された設定温度との比較結果に基づいて、対応する下部加熱部の制御により調整される。よって、一の底面領域を所望の設定温度に調整することで、被調理物の適正な調理と、調理用プレートの過剰な加熱の抑制との両方を概ね満たすように下部加熱部を制御できる。
本発明に係る加熱調理器の特徴構成は、
天面壁と、互いに対向する一対の側壁と、背面壁と、底面壁とにより囲まれる空間であり、前面が開口した調理庫と、
前記調理庫の開口を開閉する扉と、
前記調理庫内に配置され、被調理物が載置される底面部を有する調理用プレートと、
前記調理用プレートの底面部及び前記調理庫の底面壁の間に配置されている複数の下部加熱部と、前記調理庫内において前記下部加熱部よりも上方に配置されている上部加熱部と、を有する加熱部と、を備え、
前記底面部は、複数の底面領域に区画されており、各底面領域と複数の下部加熱部のそれぞれとが対応付けられており、
各底面領域の底面温度をそれぞれ測定する複数の温度検出器と、
各温度検出器が測定した各底面領域の各底面温度に基づいて、各底面領域に対応する各下部加熱部での加熱量を調整する制御部と、
を備える点にある。
上記特徴構成によれば、調理用プレートの各底面領域で測定された底面温度それぞれに応じて、各底面領域に対応する下部加熱部の加熱量が調整されることで、各底面領域の底面温度を個別に制御できる。例えば、被調理物の有無によって底面領域の温度は異なる可能性がある。上記特徴構成によれば、各底面領域の底面温度を個別に制御できるため、被調理物を適正に加熱調理できる。また、底面温度の過剰な上昇を抑制できるため、調理用プレートのコーティングの劣化を抑制できる。さらには、底面領域の過剰な加熱による過剰なエネルギー消費を抑制して、省エネを図ることができる。
さらに、底面領域の底面温度を個別制御できるため、調理者が調理用プレートの任意の場所に被調理物を載置した場合でも、被調理物を適正に加熱調理できる。つまり、被調理物の有無によって底面領域の温度は異なるが、各底面領域の温度に応じて下部加熱部を個別に制御することで、被調理物を適正に加熱調理しつつ、調理用プレートの過剰な加熱を抑制できる。
また、底面領域の底面温度を個別制御できるため、異なる調理温度の複数の被調理物を一の調理用プレートに載置して一度に調理できる。
加熱調理器の全体構成を示す斜視図である。 下部ヒータ、扉、レール部及び調理用プレートを含む要部の分解斜視図である。 図1の加熱調理器の調理庫の正面図である。 鉛直下部壁に設けられた切欠開口に対応して赤外線センサが配置されている様子を示す模式図である。 調理庫の上面視であり、調理庫内での赤外線センサの配置を示す説明図である。 調理庫の上面視であり、調理用プレートの底面部を前後左右4つの領域に区画した場合の、調理庫内での赤外線センサの配置を示す説明図である。 調理庫の上面視であり、調理用プレートの底面部を左右2つの領域に区画した場合の、底面部での赤外線センサの配置を示す説明図である。 図7の加熱調理器の調理庫の正面図である。 調理庫の上面視であり、調理用プレートの底面部を前後2つの領域に区画した場合の、底面部での赤外線センサの配置を示す説明図である。 図9の加熱調理器の調理庫の正面図である。 調理庫の上面視であり、調理用プレート17の底面部を前後左右4つの領域に区画した場合の、底面部での赤外線センサの配置を示す説明図である。 図12の加熱調理器の調理庫の正面図である。 受皿、下部ヒータ、扉、レール部及び調理用プレートを含む要部の分解斜視図である。 図13の加熱調理器の正面図である。 赤外線センサに対応して庇を有する加熱調理器の正面図である。 調理庫内での赤外線センサ及び庇の配置を示す説明図である。
〔実施形態〕
本発明の実施形態に係る加熱調理器10について、図面を参照して説明する。まずは、加熱調理器10を備える加熱調理ユニット1の全体構成について、図1を用いて説明する。
(1)加熱調理ユニット1の全体構成
加熱調理ユニット1は、ユニット本体2と、ユニット本体2の上面を形成し、耐熱性の例えば耐熱ガラスからなるトッププレート3とを備えている。
トッププレート3の上面には、ガスを燃料とした3つのコンロバーナ4が設けられている。3つのコンロバーナ4は異なる火力であり、例えば、前左側には小火力バーナ4Aが配置されており、前右側には大火力バーナ4Bが配置されている。また、小火力バーナ4Aと大火力バーナ4Bとの間で後側には、中火力バーナ4Cが配置されている。各コンロバーナ4には、鍋等の被加熱物を載置するための五徳5が設けられている。また、各コンロバーナ4それぞれを操作するためのバーナ操作部6がユニット本体2の右側に設けられている。各バーナ操作部6を押し操作及び回転操作等することにより、各コンロバーナ4の点火、消火及び火力調節等が可能である。
各コンロバーナ4の中央部には、鍋等の被加熱物の存在及び被加熱物の底面温度等を検出するコンロバーナセンサ4αが設けられている。例えば、制御部41は、コンロバーナセンサ4αが検出した温度が異常温度であると判定すると、コンロバーナ4の火力の調整及び消火等を行う。
ユニット本体2には、前面側において引き出し及び収納可能な加熱調理器10が設けられている。この加熱調理器10での被調理物F(図2)の調理に伴う排気等は、トッププレート3の上面後部に設けられた排気口7から排気される。ユニット本体2の前面であり、加熱調理器10の左側には、加熱操作部11が設けられており、加熱操作部11の操作によって、加熱調理器10での加熱の開始、終了、加熱温度の調整及び加熱時間の調整等が可能である。
(2)加熱調理器10
次に、加熱調理器10の構成について図1〜図5を用いて以下に説明する。
加熱調理器10は、図1に示すように、ユニット本体2の前側から後側に至る概ね直方体状の空間からなる調理庫20を備えている。調理庫20は、全面に開口23を有しており、扉13によって開閉可能となっている。この扉13は、図2、図3に示すように、扉13に取り付けられた長尺状のレール部19が調理庫20に対して引き出し又は挿入されることで、開口23を開閉する。また、扉13にはプレート支持部18が取り付けられており、プレート支持部18によって、被調理物Fを載置可能な調理用プレート17が支持されている。そして、レール部19の摺動によって、調理用プレート17が調理庫20に対して引き出し又は挿入される。以下に、各部の構成について説明する。
(2−1)調理庫20、ヒータ31,33
概ね直方体状の調理庫20は、図3及び図5に示すように、いずれも金属製である、上部の天面壁25aと、左右一対の側壁25bと、後側の側壁である背面壁25cと、天面壁25aに対向する下部の底面壁25dとを含む。そして、調理庫20は、天面壁25a、一対の側壁25b、背面壁25c及び底面壁25dにより囲まれる直方体状の空間により形成されており、前面に開口23が形成されている。
より具体的には、調理庫20は、前述の直方体状の空間から、後述のレール空間21(図1、図3等)を除いた空間により形成されている。そして、背面壁25cには、被調理物及び調味料等から排出される排気を排出するための排気開口25c1が設けられており、排気開口25c1に接続された前述の排気口7から排気が排出される。
また、図3に示すように、調理庫20の天面壁25aには、バーナ等の上部加熱部(加熱部)33が備えられている。上部加熱部33は、例えば、天面壁25aの中央部を覆うように備えられており、図示しない電源に接続されている。上部加熱部33は、制御部41の制御により電源から所定の電力を受け、主に調理用プレート17の上方の空間を設定温度に上昇させる。また、調理庫20の底面壁25dと調理用プレート17との間には、下部ヒータ31が備えられている。下部ヒータ31は、上部加熱部33とともに調理庫20内の温度を設定温度に上昇させる。よって、これら上部加熱部33及び下部ヒータ31による加熱を制御することにより、調理用プレート17上の被調理物Fが調理される。
本実施形態では、下部ヒータ(下部加熱部、加熱部)31(31L、31R)は、例えば、図3、図5に示すように、左側下部ヒータ31L及び右側下部ヒータ31Rを含む。各下部ヒータ31L及び31Rは、この形状に限定されないが、例えばそれぞれU字状に構成されている。ここで、調理庫20は、図5に示すように、左右方向の中心に沿って前後方向に延びる中心線C1を中心として左側調理庫20L及び右側調理庫20Rを含む。そして、図3、図5に示すように、後述の調理用プレート17の底面部17a(17aL、17aR)は、2つの領域である左側底面部17aL(底面領域)及び右側底面部17aR(底面領域)に区画される。つまり、底面部17aは、左側調理庫20Lに対応する左側底面部17aL及び右側調理庫20Rに対応する右側底面部17aRを含む。なお、図3では、図5に示す中心線C1を含む前後方向に延びる面を断面線C11としている。
左側下部ヒータ31Lは、調理用プレート17の左側底面部17aLの左右方向の概ね中央部に配置されている。一方、右側下部ヒータ31Rは、調理用プレート17の右側底面部17aRの左右方向の概ね中央部に配置されている。そして、制御部41は、左側下部ヒータ31L及び右側下部ヒータ31Rの出力を独立に制御可能である。
例えば、左側下部ヒータ31L及び右側下部ヒータ31Rは、それぞれ、異なる電源(図示せず)に接続されており、制御部41が各電源から各下部ヒータ31L、31Rに供給する電力をそれぞれ調整する。よって、左側下部ヒータ31L及び右側下部ヒータ31Rは、それぞれ異なる出力に調整可能に構成されている。そして、左側下部ヒータ31Lにより調理用プレート17の左側底面部17aLの温度が調整され、右側下部ヒータ31Rにより調理用プレート17の右側底面部17aRの温度が調整される。
なお、上部加熱部33及び下部ヒータ31は、底面部17aを設定温度にするために、所定出力に調整されるように構成されていればよく、その形状等は限定されない。
(2−2)扉13、把手15、窓13a
図1に示すように、加熱調理器10は、調理庫20の開口23を開閉可能な扉13を備えている。扉13は、開口23を覆う大きさで板状に形成されており、扉13の前側には調理者が扉13を操作するための把手15が設けられている。また、扉13には、調理庫20内を目視可能なように、耐熱ガラス製の窓13aが設けられている。
(2−3)プレート支持部18、調理用プレート17
図2に示すように、扉13の後面下部には、扉13の左右方向の幅と概ね同一の板状のレール取付板16が扉13の後面に沿って設けられている。このレール取付板16には、後述のレール部19の上部に位置するプレート支持部18が取り付けられている。プレート支持部18は、レール部19の上部において、レール取付板16の左右両端から後方に向かって延びるとともに、その左右後端において左右方向に連結されて形成されている。このプレート支持部18に、図2、図3に示す調理用プレート17が載置される。よって、扉13が前方に引き出されると、プレート支持部18とともに調理用プレート17も前方に引き出される。
調理用プレート17は、調理対象である被調理物Fを載置可能な耐熱性の皿である。調理用プレート17は、例えば、図2に示すように、底面部17aと、底面部17aから上方に延びる側面部17cと、側面部17cから外方に延びる外周部17bとを有し、ある程度の深さを有して構成されている。そして、調理用プレート17は、その上部に位置する上部加熱部33による加熱と、その下部に位置する下部ヒータ31による加熱とを受ける。この加熱による調理によって、調味料及び被調理物Fの調理に伴って水分及び油等の液体等が出てくるが、調理用プレート17は深さを有しているため、この液体等を受けることができる。
なお、底面部17aは、前述の通り、左側下部ヒータ31Lに対応している左側底面部17aLと、右側下部ヒータ31Rに対応している右側底面部17aRとを含む。
(2−4)レール部19
レール取付板16には、前述のプレート支持部18の下部において、左右両端から後方に向かって延びる一対のレール部19がさらに取り付けられている。レール部19は、固定レール19aと、固定レール19aに対して摺動する可動レール19bとを有する。可動レール19bは、レール取付板16に連結されており、扉13の下部において扉13の左右両端を支持する。一方、固定レール19aは、調理庫20内のうち、後述するレール空間21に固定部材(図示せず)によって固定されている。
さらに説明を加えると、可動レール19bは、長尺状の直方体状に形成されている。固定レール19aは、図3に示すように、可動レール19bの上部、下部及び片方の側部を覆うように、正面視において横方向が開口した概ねU字状に形成されている。具体的には、左側の固定レール19aは右側が開口したU字状となるように取り付けられており、右側の固定レール19aは左側が開口したU字状となるように取り付けられている。そして、固定レール19aと可動レール19bとの間には、可動レール19bが固定レール19aのU字状の内面を摺動可能なように、所定の隙間が設けられている。なお、可動レール19bは、固定レール19aに対して容易に摺動できるように、固定レール19aとの接触部分に摺動とともに回転する車輪を有していてもよい。
(2−5)レール空間21、切欠開口α
図1、図3等に示すように、上述のレール部19を収納可能なレール空間21は、調理庫20の下部の左右両端それぞれに隣接して設けられている。そして、レール空間21は、側壁25bと、底面壁25dと、次に説明する水平壁25b1及び鉛直下部壁25b2とに囲まれる空間により形成されている。
図3に示すように、この調理庫20の側壁25bの下方において、側壁25bから分岐して底面壁25dに沿って調理庫20の内方に延びる一対の水平壁25b1が設けられている。図3の正面視において、左側の水平壁25b1は、調理庫20の内方に向かって右側に延びており、右側の水平壁25b1は、調理庫20の内方に向かって左側に延びている。この左右の水平壁25b1には、図3に示すようにプレート支持部18に載置された調理用プレート17の縁部が位置している。
この場合、調理用プレート17は、左右の水平壁25b1の左右両端に対応する大きさに形成されているため、調理庫20内の底面壁25dの上方を概ね覆うことができる。これにより、被調理物F及び調味料等からの水分及び油等の汚れが底面壁25dに落下するのを抑制できる。
そして、左側の水平壁25b1の右側端部から鉛直下部壁25b2が延びて底面壁25dに接続されている。同様に、右側の水平壁25b1の左側端部から鉛直下部壁25b2が延びて底面壁25dに接続されている。
また、図3、図5に示すように、これら左右の鉛直下部壁25b2それぞれには、後述の左右の赤外線センサS(温度検出器)に対応した左右の切欠開口α(αL、αR)が形成されている。具体的には、左側の鉛直下部壁25b2には左側切欠開口αLが形成されており、右側の鉛直下部壁25b2には右側切欠開口αRが形成されている。
切欠開口αは、図3に示す正面視において、鉛直下部壁25b2を左右方向に貫通するように形成されている。また、切欠開口αは、調理庫20側からレール空間21側に向かって上から下に傾斜するように、鉛直下部壁25b2に形成されている。このように切欠開口αを形成することにより、調理用プレート17の底面部17aから放射される赤外線が、切欠開口αから赤外線センサSに効率よく入射され易いくなり好ましい。逆に、下部ヒータ31からの赤外線が切欠開口αから赤外線センサSに入射され難くなり好ましい。
切欠開口αは、これに限定されないが、図4に示すように、鉛直下部壁25b2の側面視において、例えば矩形状に形成されている。
また、図3では、切欠開口αは鉛直下部壁25b2を貫通して形成されている。しかし、切欠開口αには、赤外線センサSから放射される赤外線を透過するガラス等の透過部材が配置されていてもよい。透過部材が配置されている場合、調理用プレート17等から落下した水分及び油等の液体等が赤外線センサSに付着するのを阻止できる。
そして、レール空間21内には、上記の通りレール部19が配置されるとともに、赤外線センサSが配置される。よって、レール空間21は、これらレール部19及び赤外線センサSが内部に収納可能な大きさに形成されている。そのため、水平壁25b1が調理庫20の内方に延びる長さ、及び、鉛直下部壁25b2の上下方向に延びる長さは、レール空間21を前述のような大きさに形成するように設計されている。また、水平壁25b1及び鉛直下部壁25b2の前後方向の長さは、調理庫20の前後方向の長さと概ね同程度であるか、あるいは短い。
(2−6)赤外線センサS
図3に示すように、調理用プレート17の底面部17aの底面温度を測定するために赤外線センサSが設けられている。赤外線センサSは、加熱された調理用プレート17の底面部17aから放射される赤外線強度を、調理用プレート17に接触することなく検出することで、赤外線強度に基づいて調理用プレート17の底面温度を測定できる。
図3及び図5等に示すように、赤外線センサS(SL、SR)は、左側赤外線センサSL及び右側赤外線センサSRを含む。左側赤外線センサSLは、図3に示すように、左側の鉛直下部壁25b2に形成された左側切欠開口αLを介して調理庫20内に面するように配置されている。
具体的には、左側赤外線センサSLは、左側の鉛直下部壁25b2のレール空間21に面する内面において、左側切欠開口αLに対応して取り付けられている。なお、左側切欠開口αLは、前後方向に延びる左側の鉛直下部壁b2において、前後方向の中央部に形成されている。
一方、右側赤外線センサSRは、右側の鉛直下部壁25b2のレール空間21に面する内面において、右側切欠開口αRに対応して調理庫20内に面するように配置されている。なお、右側切欠開口αRは、前後方向に延びる右側の鉛直下部壁b2において、前後方向の中央部に形成されている。
そして、例えば、左側赤外線センサSLは、図4に示すように左側切欠開口αLより大きく、左側切欠開口αLを鉛直下部壁25b2の内面から覆うように取り付けられている。右側赤外線センサSRと右側切欠開口αRとの関係も同様である。ただし、赤外線センサSL、SRと切欠開口αL、αRとの大きさの関係はこれに限定されず、赤外線センサSL、SRが切欠開口αL、αRよりも小さくてもよい。
以上のように取り付けられた左側赤外線センサSLは、左側底面部17aLからの赤外線を受光し、左側底面部17aLの底面温度を検出する。一方、右側赤外線センサSRは、右側底面部17aRからの赤外線を受光し、右側底面部17aRの底面温度を検出する。
上記の赤外線センサSは、調理用プレート17の底面温度を正確に測定するために、調理用プレート17の底面部17aから放射される赤外線を受光し、下部ヒータ31からの赤外線を受光しないのが好ましい。このため、切欠開口αの形成位置としては、これらに限定されないが、次のような例が挙げられる。
例えば、切欠開口αの形成位置(1)として、切欠開口αは、下部ヒータ31よりも上方に位置するように鉛直下部壁25b2に形成されていると好ましい。この場合、切欠開口αと下部ヒータ31とが上下方向において直接的に面していないため、下部ヒータ31からの赤外線が切欠開口αを介して直接に赤外線センサSに入射されるのを抑制できる。
また、例えば、切欠開口αの形成位置(2)として、切欠開口αが、前述の通り、図3に示す正面視において、調理庫20側からレール空間21側(調理庫20の内方側から外方側)に向かって上から下に傾斜するように、鉛直下部壁25b2に形成されていると好ましい。この場合、切欠開口αと下部ヒータ31とが直接的に面しておらず、かつ、下部ヒータ31からの赤外線の放射方向に対して切欠開口αの開口方向が交差しているため、下部ヒータ31からの赤外線が切欠開口αを介して赤外線センサSに入射されるのを抑制できる。
また、例えば、赤外線センサSの取付方法(1)として、赤外線センサSの赤外線の受光面が、調理用プレート17の底面部17aに向かうように赤外線センサSが鉛直下部壁25b2の内面に取り付けられていると好ましい。例えば、左側の鉛直下部壁25b2の内面に設けられた左側赤外線センサSLの受光面は、調理用プレート17の左側底面部17aLから放射される赤外線を、調理用プレート17の左右方向の中央部と左端部との間において受光可能なように、その取付角度が調整されていると好ましい。また、例えば、右側の鉛直下部壁25b2の内面に設けられた右側赤外線センサSRの受光面は、調理用プレート17の右側底面部17aRから放射される赤外線を、調理用プレート17の左右方向の中央部と右端部との間において受光可能なように、その取付角度が調整されていると好ましい。
上記では、切欠開口αの形成位置(1)及び切欠開口αの形成位置(2)と、赤外線センサSの取付方法(1)とをそれぞれ例に挙げて説明した。しかし、切欠開口αの形成位置(1)、(2)のいずれかと赤外線センサSの取付方法(1)とを組み合わせてもよいし、赤外線センサSが、調理用プレート17の底面部17aから放射される赤外線を受光し、下部ヒータ31からの赤外線を受光しない構成であればこれらに限定されない。
上記のように赤外線センサSが、調理庫20内の底面壁25dではなく、鉛直下部壁25b2のレール空間21に面する内面において、切欠開口αに対応して取り付けられている。よって、調理用プレート17の底面部17a及び調理庫20の底面壁17dの間に配置されている下部ヒータ31の配置位置に制約されることなく、赤外線センサSを配置できる。さらに、赤外線センサSは、例えば調理用プレート17に対する角度を調整等することで、調理用プレート17に接触することなく、調理用プレート17の所望の位置の底面温度を測定できる。よって、例えば、調理用プレート17の底面部17aのうち、被調理物Fが載置される可能性が高い部分などを含む多様な位置において、調理用プレート17の底面温度を正確に測定可能である。そのため、被調理物Fの加熱を制御して、被調理物Fに適正な調理を行うことができる。
また、赤外線センサSが切欠開口αを介して調理庫20内に面するように配置されているため、赤外線センサSが鉛直下部壁25b2から突出することがない。よって、水分及び油等の液体等が赤外線センサSに付着するのを抑制できるとともに、調理庫20内の壁の凹凸が少なく清掃が容易である。
また、上記では、レール部19が収納される既存のレール空間21を利用して赤外線センサSが配置される。よって、赤外線センサSを配置するための別途の空間を設ける必要がない。
なお、水平壁25b1と鉛直下部壁25b2とにより調理庫20内に段差はできるものの、この段差はレール部19が収納される段差であり、局所的な凹凸ではないため調理庫20内の清掃は容易である。
(2−7)制御部41
制御部41は、左側赤外線センサSLと、左側底面部17aLと、左側下部ヒータ31Lとを対応付けて記憶している。同様に、制御部41は、右側赤外線センサSRと、右側底面部17aRと、右側下部ヒータ31Rとを対応付けて記憶している。
そして、制御部41は、左側赤外線センサSLが検出した左側底面部17aLの底面温度に基づいて、左側下部ヒータ31Lの加熱量を調整する。例えば、左側底面部17aLに対応する左側調理庫20Lの温度がある設定温度Aに設定されているとする。この場合、設定温度Aに対して左側底面部17aLの底面温度が低い場合には、制御部41は、電源(図示せず)から供給する電力を制御して左側下部ヒータ31Lの加熱量を大きくし、左側底面部17aLの温度を高める。一方、設定温度Aに対して左側底面部17aLの底面温度が高い場合には、制御部41は、電源(図示せず)から供給する電力を制御して左側下部ヒータ31Lの加熱量を小さくし、左側底面部17aLの温度を低める。
同様に、制御部41は、右側赤外線センサSRが検出した右側底面部17aRの底面温度に基づいて、右側調理庫20Rが所定の設定温度となるように右側下部ヒータ31Rの加熱量を調整する。
以上のように、制御部41は、調理用プレート17の各底面部17aL、17aRで測定された底面温度それぞれに応じて、各底面部17aL、17aRに対応する下部ヒータ31L、31Rの加熱量を調整することで、各底面部17aL、17aRの底面温度を個別に制御できる。
例えば、左側底面部17aLに被調理物Fが載置されており、右側底面部17aRには被調理物Fが載置されていないとする。左側底面部17aLでは、被調理物Fの加熱に熱が使用されるため、被調理物Fが載置されていない右側底面部17aRよりも温度が低くなる傾向がある。一方、被調理物Fが載置されていない右側底面部17aRでは、被調理物への熱の移動が無いため、被調理物Fが載置されている左側底面部17aLよりも過剰に加熱される傾向がある。
つまり、被調理物Fが載置されている左側底面部17aLと、被調理物が載置されていない右側底面部17aRとでは、底面温度が異なる。このような底面温度が異なる各底面部17aL、17aRに対して、制御部41は、対応する各下部ヒータ31L、31Rそれぞれを個別に制御する。これにより、被調理物Fを適正に加熱調理できる。また、例えば、被調理物Fが載置されていない底面部17aでの底面温度の過剰な上昇を抑制できるため、調理用プレート17の空焚きを抑制して調理用プレート17のコーティングの劣化を抑制できる。さらには、底面部17aの過剰な加熱による過剰なエネルギー消費を抑制して、省エネを図ることができる。
さらに、制御部41は、各底面部17aの底面温度を個別制御できるため、調理者が調理用プレート17の任意の場所に被調理物Fを載置した場合でも、被調理物Fを適正に加熱調理できる。つまり、被調理物Fの有無によって各底面部17aの温度は異なるが、各底面部17aの温度に応じて各下部ヒータ31を個別に制御することで、被調理物Fを適正に加熱調理しつつ、調理用プレート17の過剰な加熱を抑制できる。
また、各底面部17aの底面温度を個別制御できるため、異なる調理温度(設定温度)の複数の被調理物Fを一の調理用プレート17に載置して一度に調理できる。
例えば、一の被調理物F1が左側底面部17aLに載置され、一の調理温度T1に設定される。一方、他の被調理物F2が右側底面部17aRに載置され、他の調理温度T2に設定される。制御部41は、左側底面部17aLの底面温度が一の調理温度T1となるように、当該左側底面部17aLに対応する左側下部ヒータ31Lを制御する。例えば、左側底面部17aLの底面温度が一の調理温度T1よりも低い場合には、制御部41は、左側底面部17aLに対応する左側下部ヒータ31Lでの加熱量を増加させ、一の調理温度T1となるように調整する。逆に、左側底面部17aLの底面温度が一の調理温度T1よりも高い場合には、制御部41は、左側下部ヒータ31Lでの加熱量を減少させ、一の調理温度T1となるように調整する。
また、制御部41は、右側底面部17aRの底面温度が他の調理温度T2となるように、当該右側底面部17aRに対応する右側下部ヒータ31Rを制御する。
このように各底面部17aL、17aRごとに調理温度を個別に制御できることで、調理温度の異なる複数の被調理物Fを一度に調理可能である。
上記では、制御部41は、各底面部17aの底面温度と、各底面部17aでの調理温度(設定温度)とを比較し、比較結果に基づいて各底面部17aに対応する各下部ヒータ31を個別に制御する。その他、制御部41は、例えば次のように底面温度を調整することもできる。
制御部41は、複数の赤外線センサそれぞれが測定した各底面部17aの底面温度の平均温度を算出し、各底面部17aの底面温度と平均温度との比較結果に基づいて、該当する下部ヒータ31を制御する。例えば、底面部17aに左側底面部17aL及び右側底面部17aRが含まれる場合には、制御部41は、左側底面部17aLの底面温度及び右側底面部17aRの底面温度から平均温度を算出する。そして、制御部41は、例えば、左側底面部17aLの底面温度が平均温度よりも低い場合には、左側底面部17aLに対応する左側下部ヒータ31Lでの加熱量が増加するように調整する。逆に、制御部41は、例えば、左側底面部17aLの底面温度が平均温度よりも高い場合には、左側底面部17aLに対応する左側下部ヒータ31Lでの加熱量が減少するように調整する。
〔他の実施形態〕
(1)上記実施形態では、レール空間21内に設けられた左側及び右側赤外線センサSL、SRによって、調理用プレート17の左側及び右側底面部17aL、17aRそれぞれの底面温度を測定している。そして、制御部41は、左側底面部17aLの底面温度に基づいて左側下部ヒータ31Lを制御し、右側底面部17aRの底面温度に基づいて右側下部ヒータ31Rを制御している。
下部ヒータ31の制御はこれに限定されず、例えばさらに領域を細分化して下部ヒータ31を制御してもよい。例えば、図6に示すように、調理用プレート17の底面部17aを、左右方向の中心線C1及び前後方向の中心線C2により、前後左右の4つの領域に区画されている。4つの領域には、左前底面部17aLF、右前底面部17aRF、左後底面部17aLB、右後底面部17aRBが含まれる。そして、図6に示すように、この4つの領域それぞれに対応して、個別制御可能な左前下部ヒータ31LF、右前下部ヒータ31RF、左後下部ヒータ31LB及び右後下部ヒータ31RBが配置されている。
さらに、左前底面部17aLFに対応するように、左前側の鉛直下部壁25b2の前後方向中心部に左前切欠開口αLFが、右前底面部17aRFに対応するように、右前側の鉛直下部壁25b2の前後方向中心部に右前切欠開口αRFが、左後底面部17aLBに対応するように、左後側の鉛直下部壁25b2の前後方向中心部に左後切欠開口αLBが、右後底面部17aRBに対応するように、右後側の鉛直下部壁25b2の前後方向中心部に右後切欠開口αRBが形成されている。そして、左前切欠開口αLFに対応して左前赤外線センサSLFが、右前切欠開口αRFに対応して右前赤外線センサSRFが、左後切欠開口αLBに対応して左後赤外線センサSLBが、右後切欠開口αRBに対応して右後赤外線センサSRBが設けられている。
制御部41は、左前赤外線センサSLFと、左前底面部17aLFと、左前下部ヒータ31LFとを対応付けて記憶している。また、制御部41は、右前赤外線センサSRFと、右前底面部17aRFと、右前下部ヒータ31RFとを対応付けて記憶している。また、制御部41は、左後赤外線センサSLBと、左後底面部17aLBと、左後下部ヒータ31LBとを対応付けて記憶している。また、制御部41は、右後赤外線センサSRBと、右後底面部17aRBと、右後下部ヒータ31RBとを対応付けて記憶している。
制御部41は、左前切欠開口αLFが検出した調理用プレート17の左前底面部17aLFの底面温度に基づいて、左前下部ヒータ31LFの加熱量を調整する。同様に、制御部41は、右前赤外線センサSRFが検出した右前底面部17aRFの底面温度に基づいて左後下部ヒータ31LBの加熱量を、左後赤外線センサSLBが検出した左後底面部17aLBの底面温度に基づいて左後下部ヒータ31LBの加熱量を、右後赤外線センサSRBが検出した右後底面部17aRBの底面温度に基づいて右後下部ヒータ31RBの加熱量を調整する。制御部41は、例えば、上記実施形態と同様に、各底面部17aの底面温度と各底面部17aに対応する領域の設定温度との比較に基づいて、各下部ヒータ31の加熱量の制御を行う。
これにより、上記実施形態と同様に各底面部17aの底面温度を個別に制御できる。
なお、ここでは、底面部17aを4つの領域に区画したが、領域の数及び各領域の形状はこれに限定されない。例えば、底面部17aは、個別制御される複数の下部ヒータ31の数及びそれぞれの形状に対応するように区画することができる。
(2)上記実施形態では、赤外線センサSは、鉛直下部壁25b2のレール空間21の内面に設けられている。しかし、赤外線センサSは、調理庫20の底面壁25dに設けられていてもよい。
以下では、複数の下部ヒータ31が、底面壁25dと調理用プレート17との間に設けられている。そして、各下部ヒータ31に対応して、複数の赤外線センサSが底面壁25dに設けられている。このような例として、以下に一例として3つの例を示す。
第1の例では、図7、図8に示すように、調理用プレート17の底面部17aは、左右方向の中心線C1により、左側底面部17aL及び右側底面部17aRの左右2つの領域に区画されている。そして、左側底面部17aLには、左側の側壁25bに沿って左側下部ヒータ31Lが配置されており、右側底面部17aRには、右側の側壁25bに沿って右側下部ヒータ31Rが配置されている。
また、例えば、左側底面部17aLの概ね中央部であり、左側下部ヒータ31Lと中心線C1との間には左側赤外線センサSLが配置されており、右側底面部17aRの概ね中央部であり、右側下部ヒータ31Rと中心線C1との間には右側赤外線センサSRが配置されている。制御部41は、左側赤外線センサSLが検出した左側底面部17aLの底面温度に基づいて左側下部ヒータ31Lの加熱量を調整し、右側赤外線センサSRが検出した右側底面部17aRの底面温度に基づいて右側下部ヒータ31Rの加熱量を調整する。
第2の例では、図9、図10に示すように、調理用プレート17の底面部17aは、前後方向の中心線C2により、前側底面部17aF及び後側底面部17aBの前後2つの領域に区画されている。そして、前側底面部17aFには、開口23側において左右方向に沿って前側下部ヒータ31Fが配置されており、後側底面部17aBには、後側の背面壁25cに沿って後側下部ヒータ31Bが配置されている。また、例えば、前側底面部17aFの概ね中央部であり、前側下部ヒータ31Fと中心線C2との間には前側赤外線センサSFが配置されており、後側底面部17aBの概ね中央部であり、後側下部ヒータ31Bと中心線C2との間には後側赤外線センサSBが配置されている。制御部41は、前側赤外線センサSFが検出した前側底面部17aFの底面温度に基づいて前側下部ヒータ31Fの加熱量を調整し、後側赤外線センサSBが検出した後側底面部17aBの底面温度に基づいて後側下部ヒータ31Bの加熱量を調整する。
第3の例では、図11、図12に示すように、第1の例と第2の例との組み合わせから構成されている。調理用プレート17の底面部17aは、左右方向の中心線C1及び前後方向の中心線C2により、左前底面部17aLF、右前底面部17aRF、左後底面部17aLB及び右後底面部17aRBの前後左右の4つの領域に区画されている。左前底面部17aLF及び左後底面部17aLBに対応して、左側の側壁25bに沿って左側下部ヒータ31Lが配置されている。右前底面部17aRF及び右後底面部17aRBに対応して、右側の側壁25bに沿って右側下部ヒータ31Rが配置されている。また、左前底面部17aLF及び右前底面部17aRFに対応して、開口23側において左右方向に沿って前側下部ヒータ31Fが配置されている。左後底面部17aLB及び右後底面部17aRBに対応して、後側の背面壁25cに沿って後側下部ヒータ31Bが配置されている。
そして、例えば、中心線C2上であり、かつ左側下部ヒータ31Lと中心線C1との間には左側赤外線センサSLが配置されており、中心線C2上であり、かつ右側下部ヒータ31Rと中心線C1との間には右側赤外線センサSRが配置されている。また、例えば、中心線C1上であり、かつ前側下部ヒータ31Fと中心線C2との間には前側赤外線センサSFが配置されており、中心線C1上であり、かつ後側下部ヒータ31Bと中心線C2との間には後側赤外線センサSBが配置されている。
制御部41は、左側赤外線センサSLが検出した左前底面部17aLF及び左後底面部17aLBの底面温度に基づいて左側下部ヒータ31Lの加熱量を調整し、右側赤外線センサSRが検出した右前底面部17aRF及び右後底面部17aRBの底面温度に基づいて右側下部ヒータ31Rの加熱量を調整する。同様に、制御部41は、前側赤外線センサSFが検出した左前底面部17aLF及び右前底面部17aRFの底面温度に基づいて前側下部ヒータ31Fの加熱量を調整し、後側赤外線センサSBが検出した左後底面部17aLB及び右後底面部17aRBの底面温度に基づいて後側下部ヒータ31Bの加熱量を調整する。
(3)上記実施形態では、温度を検出するための非接触式の赤外線センサSが用いられているが、底面部17aとの接触により温度を検出する接触式の温度センサTSが用いられてもよい。例えば、複数の領域それぞれに区画された各底面部17aに、接触式の温度センサTSが用いられてもよい。また、例えば、温度センサにより雰囲気温度を測定し、調理用プレート17の底面温度を推測により求めるようにしてもよい。
(4)上記実施形態の加熱調理器10では、加熱部として電気式の上部加熱部33を用いている。しかし、上部加熱部33の代わりに、ガスを燃料としたガスバーナが天面壁25aに備えられていてもよい。
(5)上記実施形態の加熱調理器10では、制御部41は、互いに対応する一の赤外線センサSと、一の底面部17aと、一の下部ヒータ31とを予め対応付けて記憶している。これにより、制御部41は、一の赤外線センサSで取得した一の底面部17aの底面温度に基づいて、一の下部ヒータ31の加熱量を制御する。しかし、前述の対応づけは、例えば調理者によって設定されてもよい。このような例について、上述の図6を用いて説明する。
制御部41は、入力受付部(図示せず)を介して、概ね同一の温度制御を行う領域を調理者から受け付ける。例えば、調理者が、図6に示す調理用プレート17のうち、底面部17aLF及び17aRFでは被調理物F1の調理を行い、底面部17aLB及び17aRBでは被調理物F1とは調理温度が異なる被調理物F2の調理を行うものとする。調理者は、入力受付部を介して、被調理物F1用の温度制御を行う領域として底面部17aLF及び17aRFのセットを受け付け、被調理物F2用の温度制御を行う領域として底面部17aLB及び17aRBのセットを受け付ける。
制御部41は、この受け付けた入力に基づいて、左前赤外線センサSLF及び右前赤外線センサSRFと、左前底面部17aLF及び右前底面部17aRFと、左前下部ヒータ31LF及び右前下部ヒータ31RFとを対応付けて記憶している。また、制御部41は、左後赤外線センサSLB及び右後赤外線センサSRBと、左後底面部17aLB及び右後底面部17aRBと、左後下部ヒータ31LB及び右後下部ヒータ31RBとを対応付けて記憶している。
制御部41は、左前赤外線センサSLF及び右前赤外線センサSRFが検出した左前底面部17aLF及び右前底面部17aRFの底面温度に基づいて、左前下部ヒータ31LF及び右前下部ヒータ31RFを制御する。例えば、制御部41は、左前底面部17aLFの底面温度及び右前底面部17aRFの底面温度の平均温度に基づいて、左前下部ヒータ31LF及び右前下部ヒータ31RFの加熱量を制御する。同様に、制御部41は、左後底面部17aLB及び右後底面部17aRBの底面温度の平均温度に基づいて、左後下部ヒータ31LB及び右後下部ヒータ31RBを制御する。
上記のように調理者から温度制御を行う領域の定義を任意に受け付けることで、調理者の調理にあたっての利便性を向上できる。
その他、上述の図7〜図12等において示した加熱調理器10においても、制御部41は調理者から異なる温度制御を行う範囲の入力を受け付けてもよい。
(6)上記実施形態の加熱調理器10は、図13及び図14に示すように、下部ヒータ31と底面壁25dとの間に、底面壁25dを覆う受皿51をさらに備えていてもよい。受皿51は、例えば、被調理物F及び調味料等からの水分及び油等の液体等が調理用プレート17からこぼれた場合に、受け止める。これにより、調理用プレート17に加えて、受皿51によって、底面壁25dへの液体等の汚れの付着をさらに抑制できる。また、例えば、調理庫20内を洗浄する場合には、受皿51を取り出して洗浄すればよく、底面壁25dの洗浄の手間を少なくできる。
なお、上記実施形態の加熱調理器10では、赤外線センサSは、鉛直下部壁25b2に設けられている。そのため、底面壁25dを覆う受皿51を設けた場合であっても、赤外線センサSにより調理用プレート17の底面温度を測定できる。
(7)上記実施形態の加熱調理器10は、図15及び図16に示すように、赤外線センサSに対応する切欠開口αの上部及び赤外線センサSの上部の少なくともいずれかを覆うように庇61をさらに備えていてもよい。庇61を設けることで、調理用プレート17から落下する汚れが赤外線センサSに付着するのを抑制し、赤外線センサSによる温度測定の精度を向上できる。
(8)上記実施形態では、赤外線センサSは、鉛直下部壁25b2の切欠開口αを介して調理庫20内に面するように配置されている。しかし、鉛直下部壁25b2に切欠開口αが形成されておらず、赤外線センサSが鉛直下部壁25b2の調理庫20に面する外面に取り付けられていてもよい。
(9)上記実施形態では、赤外線センサSは、左右の鉛直下部壁25b2のレール空間21側の内面において、切欠開口αに対応して設置されている。しかし、赤外線センサSの少なくとも一部は、切欠開口αの内部に嵌め込まれるように設置されていてもよい。
(10)上記実施形態では、上部加熱部33は、天面壁25aの中央部を覆うように備えられている。しかし、上部加熱部33は、調理庫20の上部を加熱可能であれば、配置位置は限定されず、例えば、側壁25bに備えられていてもよい。
(11)上記実施形態では、調理用プレート17は、プレート支持部18に取り付けられている。しかし、調理用プレート17は、プレート支持部18に対して着脱可能であり、プレート支持部18に安定に載置されるように構成されていてもよい。例えば、調理用プレート17の底面部17aの一部を凹ませることで、プレート支持部18が嵌まり込む凹部(図示せず)が形成されている。調理用プレート17の凹部をプレート支持部18に嵌め込むことで、調理用プレート17をプレート支持部18上に安定に載置できる。
(12)上記実施形態では、トッププレート3上にガスを燃料としたコンロバーナ4を配置した。しかし、トッププレート3上にはコンロバーナ4に代えて電気を動力源とした電気調理器を配置してもよい。
(13)上記実施形態では、切欠開口αが設けられている鉛直下部壁25b2は、上下方向に沿って形成されている。しかし、鉛直下部壁25b2は、水平壁25b1から底面壁25dに向かうにつれて調理庫20の内方に向かう側に傾斜していてもよい。具体的には、左側の鉛直下部壁25b2は、左側の水平壁25b1の右側端部から、調理庫20の内方の右方に向かって傾斜するように延び、底面壁25dに接続されている。同様に、右側の鉛直下部壁25b2は、右側の水平壁25b1の左側端部から、調理庫20の内方の左方に向かって傾斜するように延び、底面壁25dに接続されている。
そして、傾斜した鉛直下部壁25b2に切欠開口αを設け、鉛直下部壁25b2の内壁に沿って切欠開口α内に赤外線センサSを配置する。このように鉛直下部壁25b2が傾斜していると、赤外線の照射方向が調理用プレート17の下から底面部17aに向くように、赤外線センサSを配置しやすい。
ただし、このような鉛直下部壁25b2の傾斜角度は、調理用プレート17等から落下した水分及び油等の液体等が、鉛直下部壁25b2に設けられた切欠開口αを介して赤外線センサSに付着しないような角度であるのが好ましい。
(14)上記実施形態では、赤外線センサSは左右の切欠開口αに配置されており、一定の方向に一定の範囲に赤外線を照射する。しかし、赤外線センサSは、赤外線の照射範囲を変更可能に構成されていてもよい。例えば、赤外線センサSは、制御部41の制御に基づいて、照射範囲を拡大及び縮小する。
また、赤外線センサSは、赤外線の照射方向を変更可能なように可動に構成されていてもよい。例えば、赤外線センサSは、制御部41の制御に基づいて、赤外線の照射部のみが上下左右方向等に首振り可能に構成されており、調理用プレート17の底面部17aへの赤外線の照射方向を変更できる。
(15)赤外線センサSの数及び配置位置は上記実施形態に限定されない。例えば、赤外線センサは5つ以上であってもよい。また、赤外線センサSの配置位置は、上記実施形態に限定されず、多様に変更可能である。
(16)上記実施形態では、上部加熱部33はバーナであるが、上部加熱部33はこれに限定されず、例えば電気式のヒータであってもよい。
なお上述の実施形態(他の実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
10 :加熱調理器
17 :調理用プレート
17a :底面部
20 :調理庫
25a :天面壁
25b :側壁
25c :背面壁
25d :底面壁
31 :下部ヒータ
S :赤外線センサ

Claims (4)

  1. 天面壁と、互いに対向する一対の側壁と、背面壁と、底面壁とにより囲まれる空間であり、前面が開口した調理庫と、
    前記調理庫の開口を開閉する扉と、
    前記調理庫内に配置され、被調理物が載置される底面部を有する調理用プレートと、
    前記調理用プレートの底面部及び前記調理庫の底面壁の間に配置されている複数の下部加熱部と、前記調理庫内において前記下部加熱部よりも上方に配置されている上部加熱部と、を有する加熱部と、を備え、
    前記底面部は、複数の底面領域に区画されており、各底面領域と複数の下部加熱部のそれぞれとが対応付けられており、
    各底面領域の底面温度をそれぞれ測定する複数の温度検出器と、を備える加熱調理器における加熱調理方法であって、
    各温度検出器が測定した各底面領域の各底面温度に基づいて、各底面領域に対応する各下部加熱部での加熱量を調整する、加熱調理方法。
  2. 前記複数の温度検出器それぞれが測定した各底面領域の底面温度の平均温度に対して、一の温度検出器が測定した一の底面領域の底面温度が低い場合には、当該一の底面領域に対応する一の下部加熱部での加熱量が増加するように調整され、
    前記平均温度に対して、一の温度検出器が測定した一の底面領域の底面温度が高い場合には、当該一の底面領域に対応する一の下部加熱部での加熱量が減少するように調整される、請求項1に記載の加熱調理方法。
  3. 調理用プレートの少なくとも一の底面領域に対応して設定された設定温度に対して、当該一の底面領域に対応する一の温度検出器が測定した底面温度が低い場合には、当該一の底面領域に対応する下部加熱部での加熱量が増加するように調整され、
    前記設定温度に対して、当該一の底面領域に対応する一の温度検出器が測定した底面温度が高い場合には、当該一の底面領域に対応する下部加熱部での加熱量が減少するように調整される、請求項1に記載の加熱調理方法。
  4. 天面壁と、互いに対向する一対の側壁と、背面壁と、底面壁とにより囲まれる空間であり、前面が開口した調理庫と、
    前記調理庫の開口を開閉する扉と、
    前記調理庫内に配置され、被調理物が載置される底面部を有する調理用プレートと、
    前記調理用プレートの底面部及び前記調理庫の底面壁の間に配置されている複数の下部加熱部と、前記調理庫内において前記下部加熱部よりも上方に配置されている上部加熱部と、を有する加熱部と、を備え、
    前記底面部は、複数の底面領域に区画されており、各底面領域と複数の下部加熱部のそれぞれとが対応付けられており、
    各底面領域の底面温度をそれぞれ測定する複数の温度検出器と、
    各温度検出器が測定した各底面領域の各底面温度に基づいて、各底面領域に対応する各下部加熱部での加熱量を調整する制御部と、
    を備える加熱調理器。
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