JP2019149900A - モータ駆動装置 - Google Patents

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【課題】部品点数を抑えながらロータの位置を推定できるモータ駆動装置を提供する。【解決手段】本開示の一態様は、3相モータにおける非通電の相のコイルに誘起される誘起電圧を監視してゼロクロス点Pzを検出し、検出したゼロクロス点Pzに基づいてロータ22の位置を推定するモータ駆動装置1において、ロータ位置推定部32は、例えば、U相を非通電とした状態で、V相およびW相の少なくとも1つの相を電位固定させて、U相のコイル21Aに誘起される誘起電圧を監視してゼロクロス点Pzを検出する。【選択図】図1

Description

本開示は、モータ駆動装置に関するものであり、特に、センサレスブラシレスモータの駆動装置に関する。
従来技術として、特許文献1にモータ駆動装置が開示されている。このモータ駆動装置は、モータに中性点が中間電位となるように各相のコイルをスター結線した中性点電圧発生回路を備え、モータ側のコイルの中性点を電源供給部の中間電位に接続している。そして、各相に対応して設けられた3つのコンパレータが、モータ出力手段の高電位あるいは低電位に接続するモータ側のコイルの各相端と、中性点との間に発生する誘起電圧のゼロクロス点を検出している。そして、この検出されたゼロクロス点をもとにロータの位置を推定している。
特開2017−34767号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたモータ駆動装置は、ロータの位置を推定するために中性点電圧発生回路やコンパレータを設けているので、ロータの位置を推定するために必要な部品点数が増えてコストアップに繋がる懸念がある。
そこで、本開示は上記した問題点を解決するためになされたものであり、部品点数を抑えながらロータの位置を推定できるモータ駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本開示の一形態は、3相モータにおける非通電の相の巻線に誘起される誘起電圧を監視してゼロクロス点を検出し、検出した前記ゼロクロス点に基づいて前記3相モータのロータの位置を推定するロータ位置推定部を有するモータ駆動装置において、前記ロータ位置推定部は、第1の相を非通電とした状態で、第2の相および第3の相の少なくとも1つの相を電位固定させて、前記第1の相の前記誘起電圧を監視して前記ゼロクロス点を検出すること、を特徴とする。
この態様によれば、ロータの位置を推定するために中性点電圧発生回路やコンパレータを設ける必要がないので、部品点数を抑えながらロータの位置を推定できる。そのため、ロータの位置を推定するための回路に要するコストを下げることができる。
上記の態様においては、前記ロータ位置推定部は、前記第2の相を低電位または高電位に電位固定させ、前記第3の相について低電位と高電位に繰り返し切り替えるHi−Loチョッピングを行って、前記第1の相の前記誘起電圧を監視して前記ゼロクロス点を検出すること、が好ましい。
この態様によれば、Hi−Loチョッピングすることで、LoとHiの2つの状態でゼロクロス点を検出できるため、ゼロクロス点の検出機会を増やすことができる。ひいては、ロータ位置推定に要する時間を短縮することができる。
上記の態様においては、前記ロータ位置推定部にて前記第1の相の前記誘起電圧を監視しているときに、前記第1の相の前記誘起電圧から前記ロータの回転数を推定し、推定された前記ロータの回転数が所定値以下の場合には、前記ロータ位置推定部による前記ロータの位置の推定を止めて、前記ロータを一旦停止させた後に前記モータを再起動させること、が好ましい。
この態様によれば、ロータの回転が不足してゼロクロス点が検出し難くなることにより、ロータの推定位置の精度が低下したり、ロータの位置の推定に要する時間が長時間化することを防ぐことができる。
上記の態様においては、前記ロータ位置推定部は、A/Dコンバータを用いて前記第1の相の前記誘起電圧を監視して前記ゼロクロス点を検出すること、が好ましい。
この態様によれば、第1の相の誘起電圧を監視してゼロクロス点を検出する際に、A/Dコンバータにより第1の相の誘起電圧の傾き(時間変化量)を測定できるので、測定した誘起電圧の傾きに基づいてゼロクロス点を容易に検出することができる。そのため、短時間でロータの位置を推定できる。
上記の態様においては、前記ロータ位置推定部は、前記ロータがフリーランする状態で前記モータを再起動させる指示があった場合に、前記ロータの位置を推定すること、が好ましい。
この態様によれば、ロータがフリーランする状態でモータを再起動させる指示があった場合に、中性点電圧発生回路やコンパレータを設けることなく、部品点数を抑えてロータの位置を推定できる。
上記の態様においては、前記ロータ位置推定部が規定時間以内に前記ゼロクロス点を検出できない場合には、前記ロータ位置推定部による前記ロータの位置の推定を止めて、前記ロータを一旦停止させた後に前記モータを再起動させること、が好ましい。
この態様によれば、ロータ位置推定部によるロータの位置の推定に要する時間が長時間化することによりモータの再起動に時間を要することを防止できる。そのため、ロータがフリーランする状態からモータが再起動するまでの時間を短くすることができる。
本開示のモータ駆動装置によれば、部品点数を抑えながらロータの位置を推定できる。
本実施形態におけるモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。 回転異常判定がなされた場合に行う制御のフローチャート図である。 ロータがフリーランする状態でモータを再起動させる指示があった場合において、ロータの位置を推定するために行う制御のフローチャート図である。 図2および図3に示すフローチャートに基づく制御を行ったときの各相の電圧のタイミングチャートの一例を示す図である。
以下、本開示のモータ駆動装置の実施形態について説明する。本実施形態のモータ駆動装置1は、例えば燃料ポンプに使用されるモータの駆動装置である。
(モータ駆動装置の構成について)
まず、モータ駆動装置1の構成について説明する。モータ駆動装置1は、モータ11の駆動を制御するための装置であり、図1に示すように、制御部12と駆動回路13とを有する。
モータ11は3相のセンサレスブラシレスモータであり、駆動回路13においては3相のインバータ回路が採用されている。モータ11は、3相(U相、V相、W相)のコイル21A,21B,21Cを備えるステータ21と、ロータ22(マグネットロータ)とを備える。モータ11は、ステータ21に対するロータ22の位置(磁極位置)を検出するために、ホール素子を使わずに、各相のコイル21A〜21Cで生じる誘起電圧を利用する。そして、モータ11は、ロータ22が回転するときに、各相のコイル21A〜21Cで発生する誘起電圧に基づいてロータ22の位置を検出し、その検出されるロータ22の位置に基づいて通電対象となる各相のコイル21A〜21C(通電相)を決定する「誘起電圧駆動」を行う。
駆動回路13は、モータ11に駆動電力を供給するものである。この駆動回路13には、電源回路14を介して直流電源BATTが接続され、6つのトランジスタが備わっている。そして、駆動回路13において、制御部12からの信号に基づき、各トランジスタが所定のタイミングでスイッチングされることにより、モータ11の回転駆動が制御される。
制御部12は、駆動回路13を介してモータ11の駆動の制御を行う。この制御部12には、電源回路14を介して直流電源BATTが接続されている。また、制御部12には、I/F回路15を介して、ECU16が接続されている。なお、制御部12は、例えばカスタムICにより構成されている。ECU16は、モータ11の回転数(目標回転数)を指示する。
本実施形態では、図1に示すように、制御部12は、A/Dコンバータ31とロータ位置推定部32を備えている。そして、モータ11における非通電の相のコイル(巻線、コイル21A〜21Cのいずれか)に誘起される誘起電圧の信号は、A/Dコンバータ31を介して制御部12に入力される。本実施形態では、A/Dコンバータ31は、モータ11のコイル21A〜21Cの差動電圧を検知する電圧検知手段として用いられる。ロータ位置推定部32は、モータ11における非通電の相のコイルに誘起される誘起電圧をA/Dコンバータ31を用いて監視してゼロクロス点Pz(図4参照)を検出し、この検出したゼロクロス点Pzに基づいてロータ22の位置を推定する手段である。
(回転異常判定がなされた場合に行う制御について)
次に、本実施形態において、回転異常判定がなされた場合に行う制御について説明する。本実施形態では、回転異常判定がなされた場合にモータ11を再起動させるとき(異常検知等からの復帰時)に、ロータ22がフリーランすること(ロータ22の惰性回転)を活用してロータ22の位置を推定し、モータ11の起動時間の短縮を行う。
そこで、制御部12は、図2に示す制御を行う。図2に示すように、回転異常判定がなされた場合に、まず、モータ11の出力を停止する(ステップS1)。そして、これにより、駆動回路13からモータ11への電力供給が遮断されて、ロータ22は、惰性で回転するフリーラン状態になる(例えば、図4に示す時間T1〜時間T2)。なお、回転異常判定がなされた場合とは、例えば、モータ11について脱調や過電圧や過電流や過熱などの異常が判定された場合である。
その後、ロータ22のフリーラン状態を解除できる状態(回転異常から復帰できる状態)になった場合(ステップS2:YES)には、ロータ22の位置を推定する(ステップS3)。なお、ステップS3におけるロータ22の位置を推定する制御については、後述する。そして、ロータ22の位置の推定に成功した場合(ステップS4:YES)には、強制転流を行って(ステップS5)、センサレス制御に移行する。なお、強制転流とは、センサレス制御を行う前に、ステータ21の各相間の任意のもの(例えば、U相とV相)に通電して、ロータ22をわずかに回転させることをいう。また、センサレス制御とは、前記の「誘起電圧駆動」を行う制御である。
なお、ステップS4においてロータ22の位置の推定に成功しなかった場合(ステップS4:NO)には、ロータ22を一旦停止させてモータ11をスタンバイ状態にする。
なお、ここでは回転異常判定がなされた場合にモータ11を再起動させるときを例に挙げたが、これに限定されず、本実施形態は、モータ11に短時間の停止指示がなされた場合にモータ11を再起動させるとき(短時間の停止指示からの復帰時)にも適用できる。すなわち、ロータ22がフリーランする状態としては、その他に、ロータ22の短時間停止時や強制転流失敗時などが挙げられ、これらの場合においても本実施形態を適用できる。
(ロータの位置を推定する制御について)
次に、ロータ22の位置を推定する制御、詳しくは、ロータ22がフリーランする状態でモータ11を再起動させる指示があった場合にロータ22の位置を推定するために行われる制御について説明する。本実施形態では、ロータ位置推定部32は、ロータ22がフリーランする状態でモータ11を再起動させる指示があった場合に、図3に示すフローチャートに基づく制御を行ってロータ22の位置を推定する。
図3に示すように、まず、モータ11の各相(U相、V相、W相)のいずれかをGND(接地)(あるいは電源電圧)に固定し(ステップS11)、中性点電圧を固定する。すなわち、第1の相を非通電とした状態で、第2の相を通電とした状態で低電位(あるいは高電位)に電位固定させる。例えば、図4に示すように、時間T2において、U相を非通電とした状態で、W相を通電とした状態で低電位に電位固定させる。
次に、電位固定されていない相をHi−Loチョッピングする(ステップS12)。すなわち、第3の相について通電させてHi−Loチョッピングを行う。なお、Hi−Loチョッピングとは、低電位と高電位に繰り返し切り替えることである。例えば、図4に示すように、時間T2において、V相についてHi−Loチョッピングを開始する。
次に、残された1相の電圧をA/Dコンバータ31(ADC)で監視して、ゼロクロス点Pzを検出する(ステップS13)。すなわち、非通電の第1の相の巻線(コイル)に誘起される誘起電圧を監視してゼロクロス点Pzを検出し、検出したゼロクロス点Pzに基づいてロータ22の位置を推定する。例えば、U相のコイル21Aに誘起される誘起電圧をA/Dコンバータ31で監視してゼロクロス点Pz(図4参照)を検出し、検出したゼロクロス点Pzに基づいてロータ22の位置を推定する。ここで、ゼロクロス点Pzは、誘起電圧がGNDレベルを跨ぐ(GNDレベル以上または以下になった)時間である。なお、ゼロクロス点Pzはロータ22が1回転する間に2回検出されるので、2回検出されたいずれかのゼロクロス点Pzに基づいてロータ22の位置を推定すればよい。
そして、このようにしてロータ22の位置を推定すると、その後、図4の時間T3以降において、強制転流を行ってセンサレス制御に移行することで、モータ11が再起動する。
なお、変形例として、ロータ位置推定部32は、第2の相および第3の相の両方の相を電位固定させて、第1の相の誘起電圧を監視してゼロクロス点Pzを検出するとしてもよい。
(本実施形態の作用効果)
以上のように本実施形態のモータ駆動装置1は、3相のうちの第1の相を非通電とした状態で、3相のうちの第2の相および第3の相の少なくとも1つの相を電位固定させて、第1の相の誘起電圧を監視してゼロクロス点Pzを検出する。例えば、U相を非通電とした状態で、V相およびW相の少なくとも1つの相を電位固定させて、U相の誘起電圧を監視してゼロクロス点Pzを検出する。
このようにして、ロータ22の位置を推定するために中性点電圧発生回路やコンパレータを設ける必要がないので、部品点数を抑えながらロータの位置を推定できる。そのため、ロータ22の位置を推定するための回路に要するコストを下げることができる。
また、ロータ位置推定部32は、第2の相を低電位または高電位に電位固定させ、第3の相についてHi−Loチョッピングを行って、第1の相の誘起電圧を監視してゼロクロス点Pzを検出する。例えば、図4に示すように、ロータ位置推定部32は、W相を低電位に電位固定させ、V相についてHi−Loチョッピングを行って、U相の誘起電圧を監視してゼロクロス点Pzを検出する。
このようにして、モータ11を再起動する前にてロータ22の位置を推定する際に、予め、3相のうちの1相についてHi−Loチョッピングを行って電圧を印加している。そして、このようにしてHi−Loチョッピングを行うことで、LoとHiの2つの状態でゼロクロス点Pzを検出できるため、ゼロクロス点Pzの検出機会を増やすことができる。ひいては、ロータ22の位置の推定に要する時間を短縮することができる。
また、ロータ位置推定部32は、非通電とした状態の第1の相の誘起電圧をA/Dコンバータ31を用いて監視して、ゼロクロス点Pzを検出する。これにより、第1の相の誘起電圧を監視してゼロクロス点Pzを検出する際に、A/Dコンバータ31により第1の相の誘起電圧の傾き(時間変化量)を測定できるので、測定した誘起電圧の傾きに基づいてゼロクロス点Pzを容易に検出することができる。そのため、短時間でロータ22の位置を推定できる。
また、ロータ位置推定部32は、ロータ22がフリーランする状態でモータ11を再起動させる指示があった場合に、ロータ22の位置を推定する。これにより、ロータ22がフリーランする状態でモータ11を再起動させる指示があった場合に、中性点電圧発生回路やコンパレータを設けることなく、部品点数を抑えてロータ22の位置を推定できる。
(変形例)
また、以下のような変形例も考えられる。まず、第1変形例として、制御部12は、ロータ位置推定部32にて第1の相の誘起電圧を監視しているときに、第1の相の誘起電圧からロータ22の回転数を推定する。そして、制御部12は、推定されたロータ22の回転数が所定値以下の場合には、ロータ位置推定部32によるロータ22の位置の推定を止めて、ロータ22を一旦停止させた後にモータ11を再起動させる。
このようにして、ロータ22がフリーランする状態でロータ22の回転が停まりかけているときには、ロータ位置推定部32によるロータ22の位置の推定を止めるとしてもよい。これにより、ロータ22の回転が不足して誘起電圧が表れ難くなってゼロクロス点Pzが検出し難くなることにより、ロータ22の推定位置の精度が低下したり、ロータ22の位置の推定に要する時間が長時間化することを防ぐことができる。
また、第2変形例として、ロータ位置推定部32が規定時間To以内にゼロクロス点Pzを検出できない場合には、制御部12は、ロータ22を一旦停止させた後にモータ11を再起動させる。これにより、ロータ位置推定部32によるロータ22の位置の推定に要する時間が長時間化することにより、モータ11の再起動に時間を要することを防止できる。そのため、ロータ22がフリーランする状態からモータ11が再起動するまでの時間を短くすることができる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本開示を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、誘起電圧を、A/Dコンバータ31を用いて監視する代わりに、コンパレータを用いて監視してもよい。また、ロータ22の位置を推定したときのロータ22の回転数に応じて、その後の強制転流時にてモータ11に印加される電圧のデューティ比を変えるとしてもよい。
1 モータ駆動装置
11 モータ
12 制御部
21 ステータ
21A,21B,21C コイル
22 ロータ
31 A/Dコンバータ
32 ロータ位置推定部
Pz ゼロクロス点

Claims (6)

  1. 3相モータにおける非通電の相の巻線に誘起される誘起電圧を監視してゼロクロス点を検出し、検出した前記ゼロクロス点に基づいて前記3相モータのロータの位置を推定するロータ位置推定部を有するモータ駆動装置において、
    前記ロータ位置推定部は、第1の相を非通電とした状態で、第2の相および第3の相の少なくとも1つの相を電位固定させて、前記第1の相の前記誘起電圧を監視して前記ゼロクロス点を検出すること、
    を特徴とするモータ駆動装置。
  2. 請求項1のモータ駆動装置において、
    前記ロータ位置推定部は、前記第2の相を低電位または高電位に電位固定させ、前記第3の相について低電位と高電位に繰り返し切り替えるHi−Loチョッピングを行って、前記第1の相の前記誘起電圧を監視して前記ゼロクロス点を検出すること、
    を特徴とするモータ駆動装置。
  3. 請求項1または2のモータ駆動装置において、
    前記ロータ位置推定部にて前記第1の相の前記誘起電圧を監視しているときに、前記第1の相の前記誘起電圧から前記ロータの回転数を推定し、推定された前記ロータの回転数が所定値以下の場合には、前記ロータ位置推定部による前記ロータの位置の推定を止めて、前記ロータを一旦停止させた後に前記モータを再起動させること、
    を特徴とするモータ駆動装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つのモータ駆動装置において、
    前記ロータ位置推定部は、A/Dコンバータを用いて前記第1の相の前記誘起電圧を監視して前記ゼロクロス点を検出すること、
    を特徴とするモータ駆動装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つのモータ駆動装置において、
    前記ロータ位置推定部は、前記ロータがフリーランする状態で前記モータを再起動させる指示があった場合に、前記ロータの位置を推定すること、
    を特徴とするモータ駆動装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つのモータ駆動装置において、
    前記ロータ位置推定部が規定時間以内に前記ゼロクロス点を検出できない場合には、前記ロータ位置推定部による前記ロータの位置の推定を止めて、前記ロータを一旦停止させた後に前記モータを再起動させること、
    を特徴とするモータ駆動装置。
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