JP2019149866A - 電力変換装置及び電力変換システム - Google Patents

電力変換装置及び電力変換システム Download PDF

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Abstract

【課題】電力変換装置のサイズが増大せず、コンデンサに蓄積された電荷を放電することができる電力変換装置及び電力変換システムを提供する。【解決手段】電力変換装置100は、入力電圧を平滑化するコンデンサC1を含む入力平滑部3と、平滑化された電圧を所定の出力電圧に電力変換するスイッチング部4と、電力変換された出力電圧を平滑化するコンデンサC2を含む出力平滑部5と、スイッチング部を制御する制御部10とを備える。制御部10は、運転停止後に、コンデンサC1の電荷を、スイッチング部4を介してコンデンサC2に電力伝送するようにスイッチング部4を制御する。入力電圧を入力したときの電流上限値が設定され、制御部10は、入力電圧が出力電圧以上であるときに、電流上限値となるときの降圧スイッチングの位相差を計算し、当該位相差でスイッチング部4を降圧スイッチングで動作させる。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば絶縁型DCDCコンバータなどの電力変換装置と、それを用いた電力変換システムに関する。
近年の自動車として、ハイブリッド自動車又は電気自動車等の電動車両が注目されている。このような電動車両は、二次電池などからなる蓄電装置と、当該蓄電装置から電力を受けて駆動力を発生するためのモータ発生器とを備える。モータ発生器は、発進又は加速時等において駆動力を発生するとともに、制動時等において車両の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄電装置に回収する。このように、モータ発生器を車両の走行状況に応じて制御するために、電動車両では、インバータ装置などの直流電力から交流電力を生成する電力変換装置が搭載される。また、電気自動車に搭載された蓄電池のエネルギーを宅内で利用するV2H(Vehicle to Home)、並びに、電気自動車を電力系統に連系し、電気自動車と電力との間で電力融通を行うV2G(Vehicle to Grid)においても、インバータ装置などの直流電力から交流電力を生成する電力変換装置が搭載される。
ここで、当該電力変換装置は、供給される直流電力を安定化するために平滑コンデンサを備え、電力変換装置の作動中、すなわち蓄電装置などから直流電力を供給される期間で平滑コンデンサには印加電圧に応じた電荷が蓄積される。
例えば、特許文献1では、電力変換装置の運転時における電力変換効率を低下させることなく、電力変換装置の停止後におけるメンテナンス性をより高めることができる電力変換装置を提供する。当該電力変換装置は、入力された直流電力を交流電力に変換するインバータと、インバータの入力端子間に接続されるコンデンサと、当該コンデンサと並列に接続可能に設けられ、前記コンデンサに蓄積された電荷を放電する放電手段と、当該放電手段と直列に接続され、前記コンデンサと前記放電手段との電気的接続を開閉する開閉手段とを備える。
また、特許文献2では、放電抵抗で生じる定常的な電力損失の発生を回避して高効率な電力変換装置およびその電力変換装置における残留電荷の消費方法を提供する。当該電力変換装置は、外部負荷へ交流電力を供給可能な電力変換装置であって、直流電力を供給可能に構成された電源部と、前記電源部に接続される第1および第2の電力線と、前記第1および第2の電力線の間に接続されるコンデンサと、各々が前記コンデンサに並列接続され、対応の相電圧を生成する複数の相電圧生成部とを備える。ここで、当該電力変換装置は、前記複数の相電圧生成部の各々は、直列接続される複数のスイッチング素子を含み、前記スイッチング素子の各々は、制御電力に入力される制御信号に応じて出力電極間の抵抗値を変化させることにより、導通状態および非導通状態を形成可能に構成される。さらに、前記電力変換装置は、前記電源部からの直流電力の供給が停止されたときに、前記コンデンサと少なくとも1つの前記相電圧生成部との間で、前記コンデンサの残留電荷を消費するための電流循環経路を形成する電流循環経路形成手段と、前記電流循環経路に配置される少なくとも1つの前記スイッチング素子に前記導通状態に対応する抵抗値と前記非導通状態に対応する抵抗値との中間の抵抗値が現れるように、対応の前記制御信号を調整する制御信号調整手段とをさらに備える。
国際公開第2011/111208号パンフレット 特開2008−61300号公報
しかしながら、前記コンデンサに蓄積された電荷を放電するために、特許文献1及び2に係る電力変換装置においては、インバータ装置において、スイッチング素子に接続された電荷消費用抵抗を用いて放電させていた。そのため、スイッチング素子と抵抗が必要であって、電力変換装置のサイズが大きくなり、コストも増大するという課題があった。
本発明の目的は以上の課題を解決し、従来技術に比較して電力変換装置のサイズが増大せず、前記コンデンサに蓄積された電荷を放電することができる電力変換装置及びそれを用いて電力変換システムを提供することにある。
第1の発明に係る電力変換装置は、
入力電圧を平滑化する第1のコンデンサを含む入力平滑部と、
前記平滑化された電圧をスイッチングして所定の出力電圧に電力変換するスイッチング部と、
前記電力変換された出力電圧を平滑化する第2のコンデンサを含む出力平滑部と、
前記スイッチング部を運転中および運転停止後に制御する制御部とを備えた電力変換装置であって、
前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記第1のコンデンサの電荷を、前記スイッチング部を介して前記第2のコンデンサに電力伝送するように前記スイッチング部を制御することを特徴とする。
前記電力変換装置において、前記スイッチング部において、前記入力電圧を入力したときの電流上限値が設定され、
前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記入力電圧が前記出力電圧以上であるときに、前記電流上限値となるときの降圧スイッチングの位相差を計算し、当該位相差で前記スイッチング部を降圧スイッチングで動作させることを特徴とする。
また、前記電力変換装置において、前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記電流上限値となるときの降圧スイッチングの位相差を、前記電流上限値と、前記入力電圧と、前記出力電圧と、前記スイッチング部のインダクタンスとに基づいて計算することを特徴とする。
さらに、前記電力変換装置において、前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記入力電圧が前記出力電圧になるまで、前記降圧スイッチングの位相差で前記スイッチング部を降圧スイッチングで動作させることを特徴とする。
またさらに、前記電力変換装置において、前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、所定の一定期間、前記降圧スイッチングの位相差で前記スイッチング部を降圧スイッチングで動作させることを特徴とする。
また、前記電力変換装置において、前記スイッチング部において、前記入力電圧を入力したときの電流上限値が設定され、
前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記入力電圧が前記出力電圧よりも低いときに、前記電流上限値となるときの昇圧スイッチングの位相差を計算し、当該位相差で前記スイッチング部を、前記入力電圧が所定の目標電圧になるまで昇圧スイッチングで動作させることを特徴とする。
さらに、前記電力変換装置において、前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記電流上限値となるときの昇圧スイッチングの位相差を、前記電流上限値と、前記入力電圧と、前記スイッチング部のインダクタンスとに基づいて計算することを特徴とする。
また、前記電力変換装置において、前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、所定の一定期間、前記昇圧スイッチングの位相差で前記スイッチング部を昇圧スイッチングで動作させることを特徴とする。
さらに、前記電力変換装置において、前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記入力電圧を入力したときの電流値が所定の電流上限値又は所定の電流下限値になったときに、前記スイッチング部のスイッチング動作を切り換えることを特徴とする。
第2の発明に係る電力変換システムは、
前記電力変換装置と、
前記電力変換装置から出力される出力電圧を交流電圧に変換するインバータ装置とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る電力変換装置等によれば、急速な電荷の放電が必要なコンデンサの電荷を急速な放電の必要のないコンデンサに充電するようにしたので、所望の時間内にコンデンサの電荷を放電できる。当該構成によれば、従来技術に比較して電力変換装置のサイズが増大せず、前記コンデンサに蓄積された電荷を放電することができる。
実施形態1に係る電力変換システムの構成例を示すブロック図である。 図1の電力変換装置100の構成例を示す回路図である。 図2の電力変換装置100を昇圧スイッチングさせるときの各スイッチング素子Q1〜Q8の制御信号を示すタイミングチャートである。 図2の電力変換装置100を降圧スイッチングさせるときの各スイッチング素子Q1〜Q8の制御信号を示すタイミングチャートである。 図2の制御部10により実行される実施形態1に係るコンデンサ放電制御処理を示すフローチャートである。 図4のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinよりも出力電圧Voutが十分に高いときの入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。 図4のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinよりも出力電圧Voutが少し高いときの入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。 図4のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinよりも出力電圧Voutが低いときに入力電圧Vin=出力電圧Voutになるまでの入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。 図5のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinが出力電圧Voutとなった後、昇圧スイッチングに変更したときの入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。 実施形態2に係るコンデンサ放電制御処理を示すフローチャートである。 図7のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinよりも出力電圧Voutが少し高いときの入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。 図7のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、時刻30msで位相差D1を変更したときの入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。 実施形態3に係る電力変換システムを昇圧スイッチングさせるときの各スイッチング素子Q1〜Q8の制御信号及び入力電流Iinを示すタイミングチャートである。 実施形態3に係る電力変換システムを降圧スイッチングさせるときの各スイッチング素子Q1〜Q8の制御信号及び入力電流Iinを示すタイミングチャートである。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、同一又は同様の構成要素については同一の符号を付し、詳細説明を省略する。
(実施形態1)
図1は実施形態1に係る電力変換システムの構成例を示すブロック図である。図1において、実施形態1に係る電力変換システムは、電力変換装置100と、DCACインバータ装置101とを備えて構成される。
図1において、電力変換装置100は蓄電池1から出力される直流電圧を交流電圧にDCAC変換した後、交流電圧を直流電圧にACDC変換して出力し、いわゆる昇降圧コンバータ装置を構成する。DCACインバータ装置101は直流電圧を交流電圧に変換して負荷2に出力する。また、蓄電池1の充電時には、電力変換装置100は負荷2に代えて電源に接続される。
図2は図1の電力変換装置100の構成例を示す回路図である。図2において、電力変換装置100は、入力平滑部3と、スイッチング部4と、出力平滑部5と、制御部10と、電圧検出器15,16と、電源部20と、スイッチSW1〜SW4とを備えて構成される。
蓄電池1から出力される直流電圧はスイッチSW1、SW2、電圧検出器15及び、電解コンデンサC1で構成される入力平滑部3を介してスイッチング部4に入力される。スイッチング部4は制御部10により制御され、入力される直流電圧を交流電圧に変換した後、変化後の交流電圧を直流電圧に変換し、電解コンデンサC2で構成される出力平滑部5、電圧検出器16及びスイッチSW3,SW4を介してDCACインバータ装置101に出力する。ここで、スイッチSW1〜SW4は電力変換装置100の動作時にオンされる一方、非動作時にオフされる。入力平滑部3及び出力平滑部5はそれぞれ、入力される直流電圧のリップルを最小にするように平滑して出力する。なお、電解コンデンサC1は電力変換装置100の動作停止後に急速な放電が必要である一方、電解コンデンサC2は電解コンデンサC1の容量よりも大きな容量を有し、電力変換装置100の動作停止後に急速な放電が不要である。
電圧検出器15は入力平滑部3の両端の入力電圧Vinを検出して制御部10に出力する。また、電圧検出器16は出力平滑部5の両端の出力電圧Voutを検出して制御部10に出力する。制御部10は、スイッチSW1〜SW4を制御し、スイッチング素子Q1〜Q8のための制御信号を発生して出力することにより、電力変換装置100の正常運転時に双方向コンバータ装置として動作させるとともに、その運転終了後に、図4等のコンデンサ放電制御処理を実行することで、入力平滑部3の電解コンデンサC1に蓄積された電荷を急速に放電する。
スイッチング部4は、スイッチング回路11,12と、絶縁用トランス13と、インダクタンスLsを有するインダクタ14とを備えて構成される。ここで、スイッチング回路11は、ブリッジ形状で接続された4個のMOSTFETであるスイッチング素子Q1〜Q4と、各スイッチング素子Q1〜Q4に並列にそれぞれ接続された逆阻止用ダイオードD1〜D4とを備える。スイッチング素子Q1〜Q4は制御部10からの各制御信号によりオンオフ制御され、入力される直流電圧を交流電圧に変換して電流検出器17及びインダクタ14を介して絶縁用トランス13の1次巻線L1に出力する。また、スイッチング回路12は、ブリッジ形状で接続された4個のMOSTFETであるスイッチング素子Q5〜Q8と、各スイッチング素子Q5〜Q8に並列にそれぞれ接続された逆阻止用ダイオードD5〜D8とを備える。スイッチング素子Q5〜Q8は制御部10からの各制御信号によりオンオフ制御され、入力される直流電圧を交流電圧に変換して出力平滑部5、電圧検出器16及びスイッチSW3,SW4を介してDCACインバータ装置101に出力する。
なお、電流検出器17は流れる電流値を検出して制御部10に出力する。電源部20は電力変換装置100の非動作時において出力平滑部5に蓄積された電荷を放電するとともに、出力平滑部5の出力電圧Voutに基づいて、制御部10において必要な電源電圧を生成して制御部10に出力する。
以上のように構成された電力変換装置100においては、その動作運転時において、スイッチSW1〜SW4をオンし、蓄電池1からの直流電圧をDCAC変換した後、ACDC変換してDCACインバータ装置101に出力する。一方、コンデンサ放電処理時において、スイッチSW1〜SW4をオフし、入力平滑部3の電解コンデンサC1の電荷が放電されるまでスイッチング部4を制御して、入力平滑部3の電解コンデンサC1の電荷を出力平滑部5の電解コンデンサC2に移動させ、出力平滑部5に電荷を移動した後は入力平滑部3に戻らないようにスイッチング部4の動作を停止し、出力平滑部5の電荷を電源部20で消費させる。
図3Aは図2の電力変換装置100を昇圧スイッチングさせるときの各スイッチング素子Q1〜Q8の制御信号を示すタイミングチャートである。図3Aに示すように、昇圧スイッチングにおいて、スイッチング素子Q1,Q4の各制御信号と、スイッチング素子Q2,Q3の各制御信号とは互いに反転するように制御され、スイッチング素子Q1,Q4の各制御信号の立ち上がりエッジから所定の位相差(以下、「昇圧スイッチングの位相差」という)D1だけ遅延された時刻でスイッチング素子Q7の制御信号が立ち下がる一方、スイッチング素子Q8の制御信号が立ち上がる。
図3Bは図2の電力変換装置100を降圧スイッチングさせるときの各スイッチング素子Q1〜Q8の制御信号を示すタイミングチャートである。図3Bに示すように、降圧スイッチングにおいて、スイッチング素子Q1の制御信号と、スイッチング素子Q3の制御信号とは互いに反転するように制御され、スイッチング素子Q2の制御信号と、スイッチング素子Q4の制御信号とは互いに反転するように制御され、ここで、スイッチング素子Q1の制御信号の立ち上がりエッジ(もしくは、スイッチング素子Q3の制御信号の立ち下がりエッジ)から所定の位相差(以下、「降圧スイッチングの位相差」という)D2だけ遅延された時刻でスイッチング素子Q2の制御信号が立ち下る(もしくは、スイッチング素子Q4の制御信号が立ち上る)。
電力変換装置100の運転時において、昇圧スイッチング又は降圧スイッチングの位相差D1,D2を調整することで出力電圧Voutを調整することができる。また、電力変換装置100の動作停止直後のコンデンサ放電時において、停止直後の入力平滑部3に入力電圧Vin及び出力平滑部5の出力電圧Voutに応じてスイッチングモードと位相差D1,D2の初期値を決めてスイッチングし、入力平滑部3のコンデンサC1の電荷を放電し。放電後は、スイッチングを停止する。
図4は図2の制御部10により実行される実施形態1に係るコンデンサ放電制御処理を示すフローチャートである。
図4において、まず、ステップS1において、スイッチSW1〜SW4をともにオフした後、ステップS2において、入力電圧Vin<出力電圧Voutであるか否かが判断される。ステップS2でYESのときはステップS7に進む一方、NOのときはステップS2に進む。ステップS3において降圧スイッチングに設定し、ステップS4において現在の入力電圧Vin及び出力電圧Voutに基づいて、次式(1)を用いて、電流最大値が上限となる位相差D2を計算する。
D2=Imax×Ls/(Vin−Vout) (1)
ここで、Imaxは電流上限値である。
ステップS5において、計算した位相差D2でスイッチング部4を降圧スイッチングで動作させた後、ステップS6において、入力電圧Vin=出力電圧Voutであるか否かが判断される。ステップS6において、YESのときはステップS7に進む一方、NOのときはステップS5に戻り、位相差D2での降圧スイッチングを続ける。
次いで、ステップS7において昇圧スイッチングに設定し、ステップS8において現在の入力電圧Vinに基づいて、式(2)を用いて、電流最大値が上限となる位相差D1を計算する。
D1=Imax×Ls/Vin (2)
ステップS9において、計算した位相差D1でスイッチング部4を昇圧スイッチングで動作させた後、ステップS10において、入力電圧Vin≦放電目標電圧Vdesであるか否かが判断される。ステップS10において、YESのときはステップS11に進む一方、NOのときはステップS9に戻り、位相差D1で昇圧スイッチングを続ける。ステップS11では、昇圧スイッチングを停止し、当該コンデンサ放電制御処理を終了する。
次いで、図4のコンデンサ放電制御処理のシミュレーション結果について以下に説明する。C1=1200μF、C2=2000μF、Ls=27μH、絶縁用トランス13の巻数比を1:1とする。ここでは、CHAdeMO規格で入力平滑部3側の急速な放電が必要な場合を想定し、出力平滑部5はインバータ装置101のコンデンサを含めて、入力平滑部3の電解コンデンサC1よりも容量は大きいものとする。
図5Aは図4のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinよりも出力電圧Voutが十分に高いとき(放電開始時にVin=150V、Vout=450V)の入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。図5Aから明らかなように、放電開始から時間22msで入力電圧Vinは10Vに低下している。
図5Bは図4のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinよりも出力電圧Voutが少し高いとき(放電開始時にVin=300V、Vout=320V)の入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。図5Bから明らかなように、放電開始から時間106msで入力電圧Vinは10Vに低下している。
図6Aは図4のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinよりも出力電圧Voutが低いとき(放電開始時にVin=450V、Vout=150V)に入力電圧Vin=出力電圧Voutになるまでの入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。図6Aから明らかなように、放電開始から時間200msで入力電圧Vinは280Vに低下し、すなわち、時間200msで入力電圧Vin=出力電圧Voutに収束している。
図6Bは図5のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinが出力電圧Voutとなった後、昇圧スイッチングに変更したとき(放電開始時にVin=280V、Vout=280V)の入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。図6Bから明らかなように、放電開始から時間90msで入力電圧Vinは10Vに低下している。従って、図6A及び図6Bの処理で、最初の放電開始から合計時間290msで入力電圧Vin=10Vまで放電している。
図4のステップS3では、過電流防止のために降圧スイッチングに設定しているが、本発明はこれに限らず、入力電圧Vinと出力電圧Voutの電圧差が所定値よりも小さいときは昇圧スイッチングを設定してもよい。
以上のように構成された実施形態1に係る電力変換装置100のコンデンサ放電制御処理によれば、急速な電荷の放電が必要な電解コンデンサC1の電荷を急速な放電の必要のないコンデンサC2に充電するようにした。それにより、所望の時間内に電解コンデンサC1の電荷を放電できる。従って、双方向絶縁型DCDCコンバータ装置である電力変換装置100の畜電池1側とインバータ装置101側の端子電圧Vin,Voutが運転停止後、畜電池1側が急速に低くなり、インバータ装置101側はゆるやかに低くなる。また、本発明者によるシミュレーション結果によれば、所定のCHAdeMO規格対応(コンデンサの残留電荷を規定時間内に放電)することができる。
さらに、本実施形態によれば、従来技術のごとく、スイッチング素子及び抵抗などの部品の追加なしで運転停止後の端子電圧が安全な電圧となり、ユーザーにとっては小型で低コストな双方向絶縁DCDCコンバータ装置を構成できる。また、故障リスクのあるスイッチング素子の部品点数が減るため、故障率低減につながる。さたに、特許文献2のようなスイッチング素子+抵抗の回路構成と比較すると、スイッチング素子+抵抗の回路で消費していた電力を制御部10のマイクロコンピュータの消費電力の供給にまわせる分、消費電力が減少する。
(実施形態2)
図7は実施形態2に係るコンデンサ放電制御処理を示すフローチャートである。なお、実施形態2において、図2の回路を用いる。図7のコンデンサ放電制御処理は、図4のコンデンサ放電制御処理に比較して、以下の点が異なる。
(1)図4のステップS5を、図7のステップS5Aで置き換えた。
(2)図4のステップS9を、図7のステップS9Aで置き換えた。
以下、上記相違点について詳述する。
図7のステップS5Aにおいて、計算した位相差D2でスイッチング部4を降圧スイッチングで所定の期間T1動作させる。また、ステップS9Aにおいて、計算した位相差D1でスイッチング部4を昇圧スイッチングで所定の期間T2動作させる。
図8Aは、図7のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、入力電圧Vinよりも出力電圧Voutが少し高いとき(放電開始時にVin=300V、Vout=320V)の入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。図8Aから明らかなように、放電開始から時間T1=30msで入力電圧Vin=80V及び出力電圧Vout=390Vとなった。もし、位相差D1を一定として放電すると、時間106msで入力電圧Vin=10Vまで放電できる。
図8Bは図7のコンデンサ放電制御処理を実行したときのシミュレーション結果であって、時刻30msで位相差D1を変更したとき(時間T1=30msでVin=80V、Vout=390V)の入力電流Iin、入力電圧Vin及び出力電圧Voutのタイミングチャートである。図8Bから明らかなように、時間30ms以降時間T2=7msで入力電圧Vin=10Vまで放電できた。すなわち、図8Aから図8Bに時間30msで変更したときは、合計時間37msで入力電圧Vin=10Vまで放電できる。従って、図8Aの単独で行う場合に比較して、69msだけ短縮可能である。
以上のように構成された実施形態2に係る電力変換装置100のコンデンサ放電制御処理によれば、急速な電荷の放電が必要な電解コンデンサC1の電荷を急速な放電の必要のないコンデンサC2に充電するようにした。それにより、所望の時間内に電解コンデンサC1の電荷を放電できる。その他の作用効果は、実施形態1と同様である。
(実施形態3)
以上の実施形態1及び2では、位相差D1,D2をそれぞれ、電流最大値が上限になるように計算式である式(2)及び式(1)を用いて算出しているが、誤差が存在するため、別の方法として以下の実施形態3に係る方法を用いてもよい。
図9Aは実施形態3に係る電力変換システムを昇圧スイッチングさせるときの各スイッチング素子Q1〜Q8の制御信号及び入力電流Iinを示すタイミングチャートである。図9Aにおいて、制御部10は、電流検出器17で検出される電流値Iinが所定の電流上限値Imax又は電流下限値Iminになったときに、次のスイッチングモードに変更することを特徴としている。図9Aの昇圧スイチングでは、制御部10は、時刻t12で電流値Iinが電流上限値Imaxになったことを検出したとき、スイッチング素子Q7の制御信号を立ち下げる一方、スイッチング素子Q8の制御信号を立ち上げる。また、制御部10は、時刻t15で電流値Iinが電流下限値Iminになったことを検出したとき、スイッチング素子Q8の制御信号を立ち下げ、所定のデットタイムの後、スイッチング素子Q7の制御信号を立ち上げる。
図9Bは実施形態3に係る電力変換システムを降圧スイッチングさせるときの各スイッチング素子Q1〜Q8の制御信号及び入力電流Iinを示すタイミングチャートである。図10Bにおいて、制御部10は、電流検出器17で検出される電流値Iinが所定の電流上限値Imax又は電流下限値Iminになったときに、次のスイッチングモードに変更することを特徴としている。図9Bの降圧スイッチングでは、制御部10は、時刻t22で電流値Iinが電流上限値Imaxになったことを検出したとき、スイッチング素子Q1の制御信号を立ち下げる一方、スイッチング素子Q3の制御信号を立ち上げる。また、制御部10は、時刻t25で電流値Iinが電流下限値Iminになったことを検出したとき、スイッチング素子Q3の制御信号を立ち下げ、所定のデットタイムの後、スイッチング素子Q1の制御信号を立ち上げる。
以上のように構成された実施形態3に係る電力変換装置100のコンデンサ放電制御処理によれば、急速な電荷の放電が必要な電解コンデンサC1の電荷を急速な放電の必要のないコンデンサC2に充電するようにした。それにより、所望の時間内に電解コンデンサC1の電荷を放電できる。その他の作用効果は、実施形態1及び2と同様である。
以上詳述したように、本発明に係る電力変換装置100によれば、急速な電荷の放電が必要な電解コンデンサC1の電荷を急速な放電の必要のないコンデンサC2に充電するようにした。これにより、所望の時間内にコンデンサの電荷を放電できる。当該構成によれば、従来技術に比較して電力変換装置のサイズが増大せず、前記コンデンサに蓄積された電荷を放電することができる。本発明は、ハイブリッド自動車又は電気自動車等の電動車両に限らず、例えば、蓄電池1が太陽電池である場合の電力供給システムにも適用できる。
また、電気自動車に搭載された蓄電池のエネルギーを宅内で利用するV2H(Vehicle to Home)、並びに、電気自動車を電力系統に連系し、電気自動車と電力との間で電力融通を行うV2G(Vehicle to Grid)においても、当該電力変換装置を適用できる。
1 蓄電池
2 負荷
3 入力平滑部
4 スイッチング部
5 出力平滑部
10 制御部
11,12 スイッチング回路
13 絶縁用トランス
14 インダクタ
15,16 電圧検出器
17 電流検出器
20 電源部
100 電力変換装置
101 DCACインバータ装置
D1〜D8 逆阻止用ダイオード
L1 1次巻線
L2 2次巻線
Ls インダクタ
Q1〜Q8 スイッチング素子
SW1〜SW4 スイッチ

Claims (10)

  1. 入力電圧を平滑化する第1のコンデンサを含む入力平滑部と、
    前記平滑化された電圧をスイッチングして所定の出力電圧に電力変換するスイッチング部と、
    前記電力変換された出力電圧を平滑化する第2のコンデンサを含む出力平滑部と、
    前記スイッチング部を運転中および運転停止後に制御する制御部とを備えた電力変換装置であって、
    前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記第1のコンデンサの電荷を、前記スイッチング部を介して前記第2のコンデンサに電力伝送するように前記スイッチング部を制御することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記スイッチング部において、前記入力電圧を入力したときの電流上限値が設定され、
    前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記入力電圧が前記出力電圧以上であるときに、前記電流上限値となるときの降圧スイッチングの位相差を計算し、当該位相差で前記スイッチング部を降圧スイッチングで動作させることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記電流上限値となるときの降圧スイッチングの位相差を、前記電流上限値と、前記入力電圧と、前記出力電圧と、前記スイッチング部のインダクタンスとに基づいて計算することを特徴とする請求項2記載の電力変換装置。
  4. 前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記入力電圧が前記出力電圧になるまで、前記降圧スイッチングの位相差で前記スイッチング部を降圧スイッチングで動作させることを特徴とする請求項2又は3記載の電力変換装置。
  5. 前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、所定の一定期間、前記降圧スイッチングの位相差で前記スイッチング部を降圧スイッチングで動作させることを特徴とする請求項2記載の電力変換装置。
  6. 前記スイッチング部において、前記入力電圧を入力したときの電流上限値が設定され、
    前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記入力電圧が前記出力電圧よりも低いときに、前記電流上限値となるときの昇圧スイッチングの位相差を計算し、当該位相差で前記スイッチング部を、前記入力電圧が所定の目標電圧になるまで昇圧スイッチングで動作させることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  7. 前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記電流上限値となるときの昇圧スイッチングの位相差を、前記電流上限値と、前記入力電圧と、前記スイッチング部のインダクタンスとに基づいて計算することを特徴とする請求項6記載の電力変換装置。
  8. 前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、所定の一定期間、前記昇圧スイッチングの位相差で前記スイッチング部を昇圧スイッチングで動作させることを特徴とする請求項6記載の電力変換装置。
  9. 前記制御部は、前記電力変換装置の運転停止後に、前記入力電圧を入力したときの電流値が所定の電流上限値又は所定の電流下限値になったときに、前記スイッチング部のスイッチング動作を切り換えることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  10. 請求項1〜9のうちのいずれか1つに記載の電力変換装置と、
    前記電力変換装置から出力される出力電圧を交流電圧に変換するインバータ装置とを備えたことを特徴とする電力変換システム。
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