JP2019149627A - 双方向映像通信システム及び通信制御装置 - Google Patents

双方向映像通信システム及び通信制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電話による音声のみでユーザに応対する電話応対業務などに用いられている汎用的なオペレータ端末を、双方向映像通信により映像と音声でユーザに応対する対面応対業務にも兼用することができるようにする。【解決手段】オペレータ端末2に接続されるオペレータ側のエッジ端末4を備え、このオペレータ側のエッジ端末は、オペレータ端末との間でデータを入出力する入出力部62と、キオスク端末に接続されたユーザ側のエッジ端末3とネットワークを介して通信する通信部63と、制御部61と、を備え、制御部は、ユーザ側のエッジ端末に接続する接続制御を行うとともに、オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、キオスク端末とオペレータ端末との間で、キオスク端末を操作するユーザの映像とオペレータ端末を操作するオペレータの映像とを双方向に通信する双方向映像通信システム、ならびにオペレータ端末に接続される通信制御装置、およびキオスク端末に接続される通信制御装置に関するものである。
近年、遠隔地にいる複数の人物をそれぞれ撮影した映像を双方向で通信する双方向映像通信システムが普及している。一方、各種の情報を提供する案内業務や金融機関などの窓口業務などのサービスを、人に代わって提供するキオスク端末が普及しており、このようなキオスク端末と、ユーザに応対するオペレータが操作するオペレータ端末とで、双方向映像通信システムを構築すると、ユーザにオペレータが対面して応対することができるため、キオスク端末によるサービスの品質を向上させることができる。
このようなキオスク端末で構築される双方向映像通信システムに関する技術として、従来、顧客端末において、オペレータの映像をモニタに表示させて、オペレータが映像と音声でユーザに対応するモードと、オペレータが発話した音声から検出したオペレータの口の動きをキャラクタで再現した動画をモニタに表示させた状態で、オペレータが音声のみでユーザに対応するモードと、を切り替えることができるようにした技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、顧客端末からオペレータ端末に接続要求があると、顧客の個人認証結果に応じたコンテンツをオペレータ端末に表示するとともに、コンテンツに応じてモードを切り替えるようにしている。
特開2005−051554号公報
さて、コールセンターでは、顧客からの問い合わせの発生状況を考慮して、電話による音声でユーザに応対する電話応対業務を行うオペレータ端末を必要な台数だけ設置することになる。一方、コールセンターにおいて、双方向映像通信により映像と音声でユーザに応対する対面応対業務を行う場合、電話応対業務の他に対面応対業務を行うことができる専用のオペレータ端末を必要な台数だけ設置することは非常にコストが嵩む。このため、対面応対業務の頻度に応じて、電話応対業務で用いられている汎用的なオペレータ端末の一部を、対面応対業務で兼用できるように構成して、必要に応じて、オペレータ端末を電話応対業務でも対面応対業務でも使用することができる技術が望まれる。
しかしながら、前記従来の技術では、電話応対業務などに用いられている汎用的なオペレータ端末を対面応対業務と兼用することに関しては何ら考慮されていないため、電話応対業務などに用いられている汎用的なオペレータ端末を対面応対業務にも兼用することができないという問題があった。
そこで、本発明は、電話による音声のみでユーザに応対する電話応対業務などに用いられている汎用的なオペレータ端末を、双方向映像通信により映像と音声でユーザに応対する対面応対業務にも兼用することができる双方向映像通信システム及び通信制御装置を提供することを主な目的とする。
本発明の双方向映像通信システムは、キオスク端末とオペレータ端末との間で、前記キオスク端末を操作するユーザの映像と前記オペレータ端末を操作するオペレータの映像とを双方向に通信する双方向映像通信システムであって、前記オペレータ端末に接続されるオペレータ側の通信制御装置を備え、このオペレータ側の通信制御装置は、前記オペレータ端末との間でデータを入出力する入出力部と、前記キオスク端末、または前記キオスク端末に接続されたユーザ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記キオスク端末または前記ユーザ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行う構成とする。
また、本発明の通信制御装置は、キオスク端末を操作するユーザの映像とオペレータ端末を操作するオペレータの映像とを、前記オペレータ端末との間で双方向に通信するために前記キオスク端末に接続される通信制御装置であって、前記キオスク端末との間でデータを入出力する入出力部と、前記オペレータ端末、または前記オペレータ端末に接続されたオペレータ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記オペレータ端末または前記オペレータ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行う構成とする。
本発明によれば、双方向映像通信に必要な通信制御が通信制御装置で行われるため、オペレータ端末を通信制御装置に接続することで、電話応対業務などに用いられている汎用的なオペレータ端末を対面応対業務にも兼用することができる。
本実施形態に係る双方向映像通信システムの全体構成図 キオスク端末1の外観を示す斜視図 オペレータ端末2の外観を示す斜視図 キオスク端末1およびオペレータ端末2の概略構成を示すブロック図 ユーザ側のエッジ端末3およびオペレータ側のエッジ端末4の概略構成を示すブロック図 キオスク端末1に表示される画面を示す説明図 オペレータ端末2に表示される画面を示す説明図 本システムの動作手順を示すシーケンス図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、キオスク端末とオペレータ端末との間で、前記キオスク端末を操作するユーザの映像と前記オペレータ端末を操作するオペレータの映像とを双方向に通信する双方向映像通信システムであって、前記オペレータ端末に接続されるオペレータ側の通信制御装置を備え、このオペレータ側の通信制御装置は、前記オペレータ端末との間でデータを入出力する入出力部と、前記キオスク端末、または前記キオスク端末に接続されたユーザ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記キオスク端末または前記ユーザ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行う構成とする。
これによると、双方向映像通信に必要な通信制御が通信制御装置で行われるため、オペレータ端末を通信制御装置に接続することで、電話応対業務などに用いられている汎用的なオペレータ端末を対面応対業務にも兼用することができる。
また、第2の発明は、複数の前記オペレータ端末を備え、この複数のオペレータ端末が、前記オペレータ側の通信制御装置に接続される構成とする。
これによると、通信制御装置を複数のオペレータ端末で共有するため、コストを削減することができる。
また、第3の発明は、前記オペレータ側の通信制御装置は、前記キオスク端末または前記ユーザ側の通信制御装置との間の通信の可用帯域を推定する帯域推定と、推定した可用帯域に応じて映像の送信レートを制御するレート制御とを行う構成とする。
これによると、リアルタイムな映像の送受信を確実に行うことができる。
また、第4の発明は、前記オペレータ側の通信制御装置を前記キオスク端末または前記ユーザ側の通信制御装置に接続するための接続情報を管理し、その接続情報を前記オペレータ側の通信制御装置に提供するサーバ装置を備え、前記オペレータ側の通信制御装置は、前記接続情報を前記サーバ装置から取得して、前記接続制御を行う構成とする。
これによると、オペレータ側の通信制御装置を、インターネットを介してキオスク端末またはユーザ側の通信制御装置に接続することができる。
また、第5の発明は、キオスク端末とオペレータ端末との間で、前記キオスク端末を操作するユーザの映像と前記オペレータ端末を操作するオペレータの映像とを通信する双方向映像通信システムであって、前記キオスク端末に接続されるユーザ側の通信制御装置を備え、このユーザ側の通信制御装置は、前記キオスク端末との間でデータを入出力する入出力部と、前記オペレータ端末、または前記オペレータ端末に接続されたオペレータ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記オペレータ端末または前記オペレータ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行う構成とする。
これによると、双方向映像通信に必要な通信制御が通信制御装置で行われるため、キオスク端末を通信制御装置に接続することで、汎用的なキオスク端末を双方向映像通信に用いることができる。
また、第6の発明は、複数の前記キオスク端末を備え、この複数のキオスク端末が、前記ユーザ側の通信制御装置に接続される構成とする。
これによると、通信制御装置を複数のキオスク端末で共有するため、コストを削減することができる。
また、第7の発明は、前記ユーザ側の通信制御装置は、前記オペレータ端末または前記オペレータ側の通信制御装置との間の通信の可用帯域を推定する帯域推定と、推定した可用帯域に応じて映像の送信レートを制御するレート制御とを行う構成とする。
これによると、リアルタイムな映像の送受信を確実に行うことができる。
また、第8の発明は、前記ユーザ側の通信制御装置を前記オペレータ端末または前記オペレータ側の通信制御装置に接続するための接続情報を管理し、その接続情報を前記ユーザ側の通信制御装置に提供するサーバ装置を備え、前記ユーザ側の通信制御装置は、前記接続情報を前記サーバ装置から取得して、前記接続制御を行う構成とする。
これによると、ユーザ側の通信制御装置を、インターネットを介してオペレータ端末またはオペレータ側の通信制御装置に接続することができる。
また、第9の発明は、キオスク端末を操作するユーザの映像とオペレータ端末を操作するオペレータの映像とを、前記キオスク端末との間で双方向に通信するために前記オペレータ端末に接続される通信制御装置であって、前記オペレータ端末との間でデータを入出力する入出力部と、前記キオスク端末、または前記キオスク端末に接続されたユーザ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記キオスク端末または前記ユーザ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行う構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、双方向映像通信に必要な通信制御が通信制御装置で行われるため、オペレータ端末を通信制御装置に接続することで、電話応対業務などに用いられている汎用的なオペレータ端末を対面応対業務にも兼用することができる。
また、第10の発明は、キオスク端末を操作するユーザの映像とオペレータ端末を操作するオペレータの映像とを、前記オペレータ端末との間で双方向に通信するために前記キオスク端末に接続される通信制御装置であって、前記キオスク端末との間でデータを入出力する入出力部と、前記オペレータ端末、または前記オペレータ端末に接続されたオペレータ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記オペレータ端末または前記オペレータ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行う構成とする。
これによると、第5の発明と同様に、双方向映像通信に必要な通信制御が通信制御装置で行われるため、キオスク端末を通信制御装置に接続することで、汎用的なキオスク端末を双方向映像通信に用いることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る双方向映像通信システムの全体構成図である。
この双方向映像通信システムは、キオスク端末1と、オペレータ端末2と、ユーザ側のエッジ端末3(通信制御装置)と、オペレータ側のエッジ端末4(通信制御装置)と、管理サーバ5(サーバ装置)と、を備えている。
ユーザ側のエッジ端末3には、複数のキオスク端末1が接続されている。オペレータ側のエッジ端末4には、複数のオペレータ端末2が接続されている。ユーザ側のエッジ端末3とオペレータ側のエッジ端末4とは、インターネットやVPN(Virtual Private Network)やイントラネットなどのネットワークを介して接続される。
キオスク端末1は、各種の施設に設置され、ユーザが操作するものであり、ユーザを撮影した映像をユーザ側のエッジ端末3およびオペレータ側のエッジ端末4を介してオペレータ端末2に送信し、オペレータ端末2からオペレータ側のエッジ端末4およびユーザ側のエッジ端末3を介して受信したオペレータの映像を表示する。
オペレータ端末2は、コールセンターなど、ユーザに応対するオペレータが常駐する施設に設置され、オペレータが操作するものであり、オペレータを撮影した映像をオペレータ側のエッジ端末4およびユーザ側のエッジ端末3を介してキオスク端末1に送信し、キオスク端末1からユーザ側のエッジ端末3およびオペレータ側のエッジ端末4を介して受信したユーザの映像を表示する。
なお、オペレータ端末2がコールセンターに設置される場合、オペレータ端末2は、電話による音声でユーザに応対する電話応対業務で使用されるものである。この場合、電話応対業務に使用されていない空き状態にあるオペレータ端末2が、オペレータ側のエッジ端末4に接続されて、双方向映像通信により映像と音声でユーザに応対する対面応対業務に使用される。また、オペレータ端末2を電話応対業務で使用する場合には、オペレータ端末2がACD(Automatic Call Distribution)の管理サーバ(図示せず)に接続される。
ユーザ側のエッジ端末3は、キオスク端末1が設置される施設に設置され、キオスク端末1とオペレータ端末2との間での映像のやり取りを中継する。
オペレータ側のエッジ端末4は、オペレータ端末2が設置される施設に設置され、キオスク端末1とオペレータ端末2との間での映像のやり取りを中継する。
管理サーバ5は、オペレータ側のエッジ端末4をユーザ側のエッジ端末3に接続するための接続情報を管理し、その接続情報をオペレータ側のエッジ端末4に提供し、また、ユーザ側のエッジ端末3をオペレータ側のエッジ端末4に接続するための接続情報を管理し、その接続情報をユーザ側のエッジ端末3に提供する。具体的には、NAT(Network Address Translation)越えのための接続情報を管理するICE(Interactive Connectivity Establishment)サーバの機能と、オペレータ側のエッジ端末4とユーザ側のエッジ端末3と間で接続情報を交換するためのシグナリングサーバの機能と、を備えている。
なお、イントラネットやVPNなどの専用回線で通信を行う場合には、エッジ端末3,4自体が接続情報を保持するため、管理サーバ5は不要である。
ところで、キオスク端末1では、様々なサービスを提供することができる。例えば、キオスク端末1を空港などの交通施設のロビーなどに設置することで、周辺の観光地の案内や、施設内のフロアの案内や、周辺の宿泊施設の案内などのサービスを提供することができる。また、キオスク端末1を銀行などの金融機関の店舗に設置することで、窓口などで行われる各種のサービス、例えば、口座開設や金融取引やローン契約の相談などのサービスを提供することができる。また、キオスク端末1をホテルなどの宿泊施設のフロントなどに設置することで、係員(コンシェルジュ)が行う各種の案内サービスを提供することができる。また、マンションなどの共同住宅の玄関ロビーなどに設置することで、管理人が行う各種のサービスを提供することができる。
このようにキオスク端末1では、各種のサービスを担当者に代わって常時提供することができるため、サービスの品質を向上させることができ、また、オペレータが複数の施設を掛け持ちで担当することができるため、人員削減を図ることができる。
また、キオスク端末1とオペレータ端末2との間では、ユーザの映像とオペレータの映像とを双方向に通信するが、この他に、キオスク端末1やオペレータ端末2において、ユーザやオペレータが操作した内容に関する操作情報、ユーザやオペレータが入力したテキスト情報などが双方向に通信される。
特に、機密情報、例えば、ユーザの氏名や住所などの個人情報や、金融機関の口座番号などの情報がやり取りされる場合がある。このような機密情報の通信については、サービス提供者が、セキュリティを高度に確保した専用のネットワークを既に運用しているため、機密情報を含む映像以外の情報は既存のネットワークで通信し、これとは別のネットワークで映像を通信するようにしてもよい。これにより、セキュリティを確保するとともに、通信量が大きい映像を別のネットワークで通信することで、既存のネットワークの負荷が増大しないようにすることができる。
次に、キオスク端末1について説明する。図2は、キオスク端末1の外観を示す斜視図である。
キオスク端末1は、筐体11と、正面モニタ12と、手元モニタ13と、正面カメラ14と、手元カメラ15と、ICカードリーダ16と、スピーカー17と、マイク18と、を備えている。
正面モニタ12は、画面を前向きにした状態で配置され、手元モニタ13は、画面を上向きにした状態で配置されている。また、手元モニタ13はタッチパネルを備えており、ユーザが画面操作を行うことができる。
正面カメラ14は、ユーザの顔を含む上半身を正面から撮影する。手元カメラ15は、ユーザの手元、すなわち、手元モニタ13上に置いたユーザの手と手元モニタ13の画面とを上方から撮影する。ユーザは、手元モニタ13の画面を手先で指し示す動作を行い、この状況が手元カメラ15で撮影される。
ICカードリーダ16は、ユーザが所持するICカードを読み取る。
スピーカー17は、オペレータが発した音声を出力する。マイク18は、ユーザが発した音声を収音する。
このように構成されたキオスク端末1は、カウンタなどの台に載置され、ユーザが椅子に座った状態で、あるいは、立ったままの状態でキオスク端末1を操作する。
次に、オペレータ端末2について説明する。図3は、オペレータ端末2の外観を示す斜視図である。
オペレータ端末2は、架台21と、第1モニタ22と、第2モニタ23と、正面カメラ24と、手元カメラ25と、ヘッドセット26と、テーブル27と、を備えている。
第1モニタ22は、所定の高さとなるように架台21に支持されている。第2モニタ23は、タッチパネルを備えており、オペレータが画面操作を行うことができる。
正面カメラ24は、オペレータの顔を含む上半身を正面から撮影する。手元カメラ25は、オペレータの手元、すなわち、テーブル27上に置いたオペレータの手とテーブル27とを上方から撮影する。オペレータは、テーブルにパンフレットなどの書類を置いて、書類を手先で指し示しながら書類を説明し、この状況が手元カメラ25で撮影される。
ヘッドセット26は、スピーカー28と、マイク29と、を備えている。スピーカー28は、ユーザが発した音声を出力する。マイク29は、オペレータが発した音声を収音する。
また、オペレータ端末2には、モニタ7が併設される。このモニタ7には、オペレータ端末2、または、図示しないPCで起動させたアプリケーションの画面が表示される。このアプリケーションの画面はキオスク端末1と共有され、同一の画面がキオスク端末1の手元モニタ13に表示される(画面共有機能)。また、モニタ7はタッチパネルを備えており、オペレータが手書きで画面上に描画することができる(ホワイトボード機能)。
なお、コールセンターでは、オペレータが、オペレータ端末2を使用して映像と音声でユーザに応対する対面応対業務とは別に、電話による音声のみでユーザに応対する電話応対業務を行うため、電話応対業務用のモニタ(図示せず)がオペレータ端末2に併設される。
次に、キオスク端末1およびオペレータ端末2の概略構成について説明する。図4は、キオスク端末1およびオペレータ端末2の概略構成を示すブロック図である。
キオスク端末1は、前記のように、正面モニタ12と、手元モニタ13と、正面カメラ14と、手元カメラ15と、ICカードリーダ16と、スピーカー17と、マイク18と、を備えている。また、キオスク端末1は、制御部31と、入出力部32と、記憶部33と、を備えている。
入出力部32は、ユーザ側のエッジ端末3との間でデータの入出力を行う。
記憶部33は、制御部31を構成するプロセッサで実行されるプログラムを記憶する。
制御部31は、映像処理部35を備えている。この制御部31は、プロセッサで構成され、映像処理部35は、記憶部33に記憶されたプログラムをプロセッサで実行することで実現される。
映像処理部35は、正面カメラ14で撮影したユーザの正面映像および手元カメラ15で撮影したユーザの手元映像のエンコードを行う。このとき、ユーザ側のエッジ端末3で行われるレート制御で指定されたレートで映像のエンコードを行う。また、映像処理部35は、ユーザ側のエッジ端末3から入力されるオペレータの正面映像および手元映像のデコードを行う。
オペレータ端末2は、前記のように、第1モニタ22と、第2モニタ23と、正面カメラ24と、手元カメラ25と、ヘッドセット26と、を備えている。また、オペレータ端末2は、制御部41と、入出力部42と、記憶部43と、を備えている。
入出力部42は、オペレータ側のエッジ端末4との間でデータの入出力を行う。
記憶部43は、制御部41を構成するプロセッサで実行されるプログラムを記憶する。
制御部41は、映像処理部45を備えている。この制御部41は、プロセッサで構成され、映像処理部45は、記憶部43に記憶されたプログラムをプロセッサで実行することで実現される。
映像処理部45は、正面カメラ24で撮影したオペレータの正面映像および手元カメラ25で撮影したオペレータの手元映像のエンコードを行う。このとき、オペレータ側のエッジ端末4で行われるレート制御で指定されたレートで映像のエンコードを行う。また、映像処理部45は、オペレータ側のエッジ端末4から入力されるユーザの正面映像および手元映像のデコードを行う。
なお、オペレータ端末2に、手持ちの書類を読み取るスキャナを設けるようにしてもよい。また、オペレータ端末2に、操作する人物が正規のオペレータであることの認証を行うために、ICカードリーダを設けるようにしてもよい。また、キオスク端末1に、オペレータ端末2から送信された書類や画面表示された情報などを印刷出力するプリンタを設けるようにしてもよい。
また、第2モニタ23をタブレットPCで構成する、すなわち、第2モニタ23の筐体内に、制御部41、入出力部42および記憶部43を収容した構成としてもよい。
次に、ユーザ側のエッジ端末3およびオペレータ側のエッジ端末4の概略構成について説明する。図5は、ユーザ側のエッジ端末3およびオペレータ側のエッジ端末4の概略構成を示すブロック図である。
ユーザ側のエッジ端末3は、制御部51と、入出力部52と、通信部53と、記憶部54と、を備えている。
入出力部52は、キオスク端末1との間でデータの入出力を行う。なお、この入出力部52には、複数のキオスク端末1が接続される。
通信部53は、ネットワークを介してオペレータ側のエッジ端末4および管理サーバ5と通信を行う。
記憶部54は、制御部51を構成するプロセッサで実行されるプログラムを記憶する。
制御部51は、接続制御部55と、映像伝送制御部56と、録画部57と、を備えている。この制御部51は、プロセッサで構成され、制御部51の各部は、記憶部54に記憶されたプログラムをプロセッサで実行することで実現される。
接続制御部55は、オペレータ側のエッジ端末4に関する接続情報を管理サーバ5から取得して、オペレータ側のエッジ端末4に接続するための接続制御を行う。
映像伝送制御部56は、キオスク端末1から出力されるユーザの正面映像および手元映像を同時にリアルタイム伝送するための制御を行う。具体的には、オペレータ側のエッジ端末4との間の通信の可用帯域を推定する帯域推定や、推定した可用帯域に応じて、ユーザの正面映像および手元映像の送信レートを制御するレート制御を行う。なお、この帯域推定やレート制御は、可用帯域が変動するインターネット経由の場合に重要である。
録画部57は、オペレータ側のエッジ端末4から受信した映像データを記憶部54に蓄積する録画を行う。これにより、キオスク端末1の負荷を軽減することができる。
オペレータ側のエッジ端末4は、制御部61と、入出力部62と、通信部63と、記憶部64と、を備えている。
入出力部62は、オペレータ端末2との間でデータの入出力を行う。なお、この入出力部62には、複数のオペレータ端末2が接続される。
通信部63は、ネットワークを介してユーザ側のエッジ端末3および管理サーバ5と通信を行う。
記憶部64は、制御部61を構成するプロセッサで実行されるプログラムを記憶する。
制御部61は、接続制御部65と、映像伝送制御部66と、録画部67と、を備えている。この制御部61は、プロセッサで構成され、制御部61の各部は、記憶部64に記憶されたプログラムをプロセッサで実行することで実現される。
接続制御部65は、ユーザ側のエッジ端末3に関する接続情報を管理サーバ5から取得して、ユーザ側のエッジ端末3に接続するための接続制御を行う。
映像伝送制御部66は、オペレータ端末2から出力されるオペレータの正面映像および手元映像を同時にリアルタイム伝送するための制御を行う。具体的には、ユーザ側のエッジ端末3との間の通信の可用帯域を推定する帯域推定や、推定した可用帯域に応じて、オペレータの正面映像および手元映像の送信レートを制御するレート制御を行う。
録画部67は、ユーザ側のエッジ端末3から受信した映像データを記憶部64に蓄積する録画を行う。これにより、オペレータ端末2の負荷を軽減することができる。
次に、キオスク端末1に表示される画面について説明する。図6は、キオスク端末1に表示される画面を示す説明図である。
キオスク端末1では、スタンバイ時(オペレータ端末2に接続する前)には、正面モニタ12がデジタルサイネージとして動作し、図6(A−1)に示すように、正面モニタ12に、お薦めプランなどの広告や施設などの案内に関するコンテンツの映像が表示される。
また、スタンバイ時には、図6(A−2)に示すように、手元モニタ13に、メニュー画面(操作画面)が表示される。このメニュー画面には、各種のメニュー項目に対応した操作ボタン71が表示されている。また、このメニュー画面には、通話ボタン72が表示されている。この通話ボタン72を操作すると、キオスク端末1がオペレータ端末2に接続され、オペレータとの対話を開始することができる。なお、制御部31は、人感センサなどによりキオスク端末1の前のユーザを感知すると、メニュー画面を自動で立ち上げるようにし、また、キオスク端末1の利用がない状態が所定時間継続するとメニュー画面を非表示状態に移行させることができる。
なお、正面モニタ12をデジタルサイネージとして動作させる際には、予め記憶部33に記憶されたコンテンツの映像データを読み出して、コンテンツの映像を再生すればよいが、映像データが格納されたメモリカードをキオスク端末1に装着したり、ネットワークを介して配信サーバからキオスク端末1に映像データを配信したりするようにしてもよい。
一方、キオスク端末1がオペレータ端末2に接続されると、図6(B−1)に示すように、正面モニタ12に、オペレータ端末2の正面カメラ24で撮影したオペレータの正面映像73が表示され、同時に、図6(B−2)に示すように、手元モニタ13に、オペレータ端末2の手元カメラ25で撮影したオペレータの手元映像74が表示される。
正面モニタ12では、ユーザとオペレータとで目線の高さが一致するように、オペレータの正面映像73が表示され、手元モニタ13では、ユーザとオペレータとで手元の高さが一致するように、オペレータの手元映像74が表示される。これにより、ユーザがオペレータとカウンタ越しで向き合っているような臨場感を実現することができる。
また、手元モニタ13に表示されるオペレータの手元映像74には、オペレータがパンフレットなどの書類を手先で指し示しながら説明している状況が映り、ユーザとオペレータとで互いに書類を指し示しながら対話することができる。
また、オペレータの操作により、手元モニタ13に、アプリケーションの画面を表示させることができる。このアプリケーションの画面はオペレータ端末2と共有され、同一の画面がオペレータ端末2に表示される(画面共有機能)。また、アプリケーションの画面では、ユーザが手書きで画面上に描画することができる(ホワイトボード機能)。
なお、正面モニタ12では、オペレータの背景がマスキングされた状態でオペレータの正面映像が表示されるようにしてもよい。
次に、オペレータ端末2に表示される画面について説明する。図7は、オペレータ端末2に表示される画面を示す説明図である。
オペレータ端末2では、スタンバイ時には、第1モニタ22に、待ち受け画面が表示され、キオスク端末1で通話ボタン72(図6(A−2)参照)を操作すると、図7(A−1)に示すように、着信画面が表示される。この着信画面には、接続相手となるキオスク端末1に関する情報(設置場所や端末名称など)が表示される。
また、スタンバイ時には、図7(A−2)に示すように、第2モニタ23に、操作画面が表示される。この操作画面には、オペレータ端末2の制御やキオスク端末1に対する指示などを行うための各種のメニュー項目に対応した操作ボタン81が表示される。
また、第2モニタ23には、オペレータ端末2の正面カメラ24で撮影したオペレータの正面映像73と、オペレータ端末2の手元カメラ25で撮影したオペレータの手元映像74とが表示される。このオペレータの正面映像73および手元映像74は、キオスク端末1に表示されるものと同じものである。なお、オペレータの手元映像74は、元の状態と上下反転した状態とを切り替えることができる。
一方、オペレータ端末2がキオスク端末1に接続されると、図7(B−1)に示すように、第1モニタ22に、キオスク端末1の正面カメラ14で撮影したユーザの正面映像82が表示される。なお、第1モニタ22は、所定の高さとなるように架台21に支持されており(図3参照)、これにより、オペレータとユーザとで視線を一致させることができる。
また、図7(B−2)に示すように、第2モニタ23に、スタンバイ時と同様に、操作ボタン81が表示される。また、第2モニタ23には、スタンバイ時と同様に、オペレータの正面映像73が表示される。このオペレータの正面映像73は、オペレータの手元映像と切り替えることができる。また、第2モニタ23には、オペレータの手元映像が表示された状態でキオスク端末1の手元カメラ15で撮影したユーザの手元映像83が表示される。なお、ユーザの手元映像83は、元の状態と上下反転した状態とを切り替えることができる。
第2モニタ23に表示されるユーザの手元映像83には、キオスク端末1の手元モニタ13上で画面に映るパンフレットなどの書類を指し示すユーザの手先が映り、ユーザとオペレータとで互いに書類を指し示しながら対話することができる。
なお、本実施形態では、ユーザの正面映像82を第1モニタ22に表示し、ユーザの手元映像83を第2モニタ23に表示するようにしたが、ユーザの正面映像82と手元映像83とを1つのモニタに表示するようにしてもよい。この場合、オペレータ側からもユーザとカウンタ越しで向き合っているような臨場感を実現することができる。
次に、本システムの動作手順について説明する。図8は、本システムの動作手順を示すシーケンス図である。
まず、キオスク端末1において、ユーザが通話ボタン72(図6(A−2)参照)を操作すると、キオスク端末1から発信指示(接続要求)が出力される。ユーザ側のエッジ端末3では、キオスク端末1から発信指示を受け取ると、管理サーバ5に対して、接続先となるオペレータ側のエッジ端末4に関する接続情報の問合せを行い、問合せ結果として管理サーバ5から提供される接続情報を取得すると、その接続情報に基づいて、オペレータ側のエッジ端末4に接続する処理を行う。
次に、ユーザ側のエッジ端末3では、オペレータ側のエッジ端末4との間の通信の可用帯域を推定する帯域推定を行い、推定した可用帯域に応じて送信レートを制御するレート制御を開始する。
キオスク端末1では、ユーザ側のエッジ端末3から指定された送信レートで映像データを送信するストリーム送信を開始する。このとき、正面カメラ14および手元カメラ15からそれぞれ出力されるユーザの正面映像および手元映像の各映像信号のエンコードを行い、ユーザの正面映像および手元映像の各映像データ(音声を含む)をユーザ側のエッジ端末3に出力する。
ユーザ側のエッジ端末3では、キオスク端末1から入力されたユーザの正面映像および手元映像の各映像データを、オペレータ側のエッジ端末4に送信する。
オペレータ側のエッジ端末4では、ユーザ側のエッジ端末3から送信されるユーザの正面映像および手元映像の各映像データを受信すると、その映像データをオペレータ端末2に出力する。また、オペレータ側のエッジ端末4では、受信した映像データを記憶部64に蓄積する録画を行う。
オペレータ端末2では、オペレータ側のエッジ端末4から入力された映像データに対してデコードを行い、ユーザの正面映像および手元映像をそれぞれ第1モニタ22および第2モニタ23に表示する。
また、オペレータ側のエッジ端末4では、ユーザ側のエッジ端末3との間の通信の可用帯域を推定する帯域推定を行い、推定した可用帯域に応じて送信レートを制御するレート制御を開始する。
オペレータ端末2では、オペレータ側のエッジ端末4から指定された送信レートで映像データを送信するストリーム送信を開始する。このとき、正面カメラ24および手元カメラ25からそれぞれ出力されるオペレータの正面映像および手元映像の各映像信号のエンコードを行い、オペレータの正面映像および手元映像の各映像データ(音声を含む)をオペレータ側のエッジ端末4に出力する。
オペレータ側のエッジ端末4では、オペレータ端末2から入力されたオペレータの正面映像および手元映像の各映像データを、ユーザ側のエッジ端末3に送信する。
ユーザ側のエッジ端末3では、オペレータ側のエッジ端末4から送信されるユーザの正面映像および手元映像の各映像データを受信すると、その映像データをキオスク端末1に出力する。また、ユーザ側のエッジ端末3では、受信した映像データを記憶部54に蓄積する録画を行う。
キオスク端末1では、ユーザ側のエッジ端末3から入力された映像データに対してデコードを行い、オペレータの正面映像および手元映像をそれぞれ正面モニタ12および手元モニタ13に表示する。
また、キオスク端末1において、ユーザが終了の操作を行うと、キオスク端末1から切断指示が出力され、ユーザ側のエッジ端末3では、オペレータ側のエッジ端末4との間の接続を切断する処理を行う。
なお、図8では、ユーザが通話ボタンを操作するのに応じて、キオスク端末1から発信指示を出力して、ユーザ側のエッジ端末3からオペレータ側のエッジ端末4に接続するようにしたが、オペレータ端末2から発信指示を出力して、オペレータ側のエッジ端末4からユーザ側のエッジ端末3に接続する場合もある。
また、キオスク端末1とオペレータ端末2との間では、映像の他に、キオスク端末1やオペレータ端末2でユーザやオペレータが操作した内容に関する操作情報や、ユーザやオペレータが入力したテキスト情報なども送受信される。
また、本実施形態では、エンコードおよびデコードを、キオスク端末1およびオペレータ端末2で行うようにしたが、エンコードおよびデコードを、ユーザ側のエッジ端末3の映像伝送制御部56およびオペレータ側のエッジ端末4の映像伝送制御部66で行うようにしてもよい。
また、ユーザ側のエッジ端末3およびオペレータ側のエッジ端末4では、顔検出などの画像認識の処理などを行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、キオスク端末1をユーザ側のエッジ端末3に接続し、オペレータ端末2をオペレータ側のエッジ端末4に接続して、ユーザ側のエッジ端末3とオペレータ側のエッジ端末4がネットワークを介して通信を行うようにしたが、キオスク端末1がユーザ側のエッジ端末3の機能を備えた双方向映像通信の専用機とし、また、オペレータ端末2がオペレータ側のエッジ端末4の機能を備えた双方向映像通信の専用機として、ユーザ側のエッジ端末3およびオペレータ側のエッジ端末4のいずれか一方を省略するようにしてもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、上記の実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
本発明に係る双方向映像通信システム及び通信制御装置は、電話による音声のみでユーザに応対する電話応対業務などに用いられている汎用的なオペレータ端末を、双方向映像通信により映像と音声でユーザに応対する対面応対業務にも兼用することができる効果を有し、キオスク端末とオペレータ端末との間で、キオスク端末を操作するユーザの映像とオペレータ端末を操作するオペレータの映像とを双方向に通信する双方向映像通信システム、ならびにオペレータ端末に接続される通信制御装置、およびキオスク端末に接続される通信制御装置などとして有用である。
1 キオスク端末
2 オペレータ端末
3 ユーザ側のエッジ端末(通信制御装置)
4 オペレータ側のエッジ端末(通信制御装置)
5 管理サーバ
12 正面モニタ
13 手元モニタ
14 正面カメラ
15 手元カメラ
17 スピーカー
18 マイク
22 第1モニタ
23 第2モニタ
24 正面カメラ
25 手元カメラ
26 ヘッドセット
27 テーブル
28 スピーカー
29 マイク
31 制御部
32 入出力部
33 記憶部
41 制御部
42 入出力部
43 記憶部
51 制御部
52 入出力部
53 通信部
54 記憶部
61 制御部
62 入出力部
63 通信部
64 記憶部
73 オペレータの正面映像
74 オペレータの手元映像
82 ユーザの正面映像
83 ユーザの手元映像

Claims (10)

  1. キオスク端末とオペレータ端末との間で、前記キオスク端末を操作するユーザの映像と前記オペレータ端末を操作するオペレータの映像とを双方向に通信する双方向映像通信システムであって、
    前記オペレータ端末に接続されるオペレータ側の通信制御装置を備え、
    このオペレータ側の通信制御装置は、
    前記オペレータ端末との間でデータを入出力する入出力部と、
    前記キオスク端末、または前記キオスク端末に接続されたユーザ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記キオスク端末または前記ユーザ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行うことを特徴とする双方向映像通信システム。
  2. 複数の前記オペレータ端末を備え、
    この複数のオペレータ端末が、前記オペレータ側の通信制御装置に接続されることを特徴とする請求項1に記載の双方向映像通信システム。
  3. 前記オペレータ側の通信制御装置は、
    前記キオスク端末または前記ユーザ側の通信制御装置との間の通信の可用帯域を推定する帯域推定と、推定した可用帯域に応じて映像の送信レートを制御するレート制御とを行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の双方向映像通信システム。
  4. 前記オペレータ側の通信制御装置を前記キオスク端末または前記ユーザ側の通信制御装置に接続するための接続情報を管理し、その接続情報を前記オペレータ側の通信制御装置に提供するサーバ装置を備え、
    前記オペレータ側の通信制御装置は、
    前記接続情報を前記サーバ装置から取得して、前記接続制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の双方向映像通信システム。
  5. キオスク端末とオペレータ端末との間で、前記キオスク端末を操作するユーザの映像と前記オペレータ端末を操作するオペレータの映像とを通信する双方向映像通信システムであって、
    前記キオスク端末に接続されるユーザ側の通信制御装置を備え、
    このユーザ側の通信制御装置は、
    前記キオスク端末との間でデータを入出力する入出力部と、
    前記オペレータ端末、または前記オペレータ端末に接続されたオペレータ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記オペレータ端末または前記オペレータ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行うことを特徴とする双方向映像通信システム。
  6. 複数の前記キオスク端末を備え、
    この複数のキオスク端末が、前記ユーザ側の通信制御装置に接続されることを特徴とする請求項5に記載の双方向映像通信システム。
  7. 前記ユーザ側の通信制御装置は、
    前記オペレータ端末または前記オペレータ側の通信制御装置との間の通信の可用帯域を推定する帯域推定と、推定した可用帯域に応じて映像の送信レートを制御するレート制御とを行うことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の双方向映像通信システム。
  8. 前記ユーザ側の通信制御装置を前記オペレータ端末または前記オペレータ側の通信制御装置に接続するための接続情報を管理し、その接続情報を前記ユーザ側の通信制御装置に提供するサーバ装置を備え、
    前記ユーザ側の通信制御装置は、
    前記接続情報を前記サーバ装置から取得して、前記接続制御を行うことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の双方向映像通信システム。
  9. キオスク端末を操作するユーザの映像とオペレータ端末を操作するオペレータの映像とを、前記キオスク端末との間で双方向に通信するために前記オペレータ端末に接続される通信制御装置であって、
    前記オペレータ端末との間でデータを入出力する入出力部と、
    前記キオスク端末、または前記キオスク端末に接続されたユーザ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記キオスク端末または前記ユーザ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行うことを特徴とする通信制御装置。
  10. キオスク端末を操作するユーザの映像とオペレータ端末を操作するオペレータの映像とを、前記オペレータ端末との間で双方向に通信するために前記キオスク端末に接続される通信制御装置であって、
    前記キオスク端末との間でデータを入出力する入出力部と、
    前記オペレータ端末、または前記オペレータ端末に接続されたオペレータ側の通信制御装置とネットワークを介して通信する通信部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記オペレータ端末または前記オペレータ側の通信制御装置に接続する接続制御を行うとともに、前記キオスク端末で撮影したユーザの正面映像および手元映像と、前記オペレータ端末で撮影したオペレータの正面映像および手元映像と、をリアルタイムで送受信する映像伝送制御を行うことを特徴とする通信制御装置。
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