JP2004023491A - インターネットビジュアル対話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが不特定多数のユーザーの中からの任意のユーザーの選択を可能とし、ユーザー間の接続を確立するインターネットビジュアル対話システムを提供する。
【解決手段】ユーザー50bは、プロフィール情報をサーバー60へ送信することで待ち受け待機中になる。プロフィール情報を示されたユーザー50aは、待ち受け待機中のユーザーの中から、ユーザー50bのプロフィール情報を選択することで、ユーザー50bと画像、音声、文字により交信をすることが可能となる。また、ユーザー50bのプロフィール情報を選択する際には、待ち受け待機中のユーザーのプロフィール情報の中から検索することが可能である。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインターネットビジュアル対話システムに関わり、複数ユーザー間で待ち受け可能とし、待ち受け中のユーザーの中から任意に接続先を選択できるインターネットビジュアル対話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のインターネットテレビ電話システムは、Internet Protocol(以下、IPと言う)を用いて、音声、画像、文字などの情報を通信している。
【0003】
このインターネットテレビ電話システムは、知り合いのユーザー同士で通話することを前提としているため、電話を掛ける側と受ける側の双方が通話の意志を持ち、かつその後さらに準備をしないと接続することができない。すなわち、通話の前に双方に相手が端末の前にいることを確認し、また接続先のIPアドレス等を知っておくか又は、IPアドレスを変換してくれる専用のオペレータと契約する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従前のインターネットTV電話システムでは接続に際し、相手の意志を確認する必要があるため気楽さに欠け、さらに、事前に相手先のIPアドレスを知っておくか、IPアドレスを変換してくれる専用のオペレータと契約する必要があり繁雑な作業を必要としていた。
また、原則的には知り合いのユーザー同士に限定された接続しか可能でなかったため、不特定多数のユーザーの中から通話の確立を行うのは困難であった。
【0005】
本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたもので、複数ユーザー間で待ち受け可能とし、待ち受け中のユーザーの中から任意に接続先を選択できるインターネットビジュアル対話システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)は、第1のユーザーと、第2のユーザーと、前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段と、該交信手段により交信する前記第1のユーザー又は前記第2のユーザーを第3のユーザーが選択可能とする割り込み選択手段と、該割り込み選択手段により選択された前記第1のユーザー又は前記第2のユーザーに対し前記第3のユーザーにより選択されたことを知らせるキャッチホン手段とを備えて構成した。
【0007】
なお、プロフィール情報は、ユーザー自身の情報のみに限られない。例えば、商品等の写真や説明、文字によるPR、ある会社の短編CMの映像情報等であっても良い。
【0008】
また、本発明(請求項2)は、第1のユーザーと、第2のユーザーと、前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、前記第2のユーザーが該プロフィール情報を編集するプロフィール編集手段と、該プロフィール編集手段により編集されたプロフィール情報をサーバーに保存するプロフィール保存手段と、前記プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段とを備えて構成した。
【0009】
さらに、本発明(請求項3)は、第1のユーザーと、第2のユーザーと、前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、
該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段と、該交信手段により交信する前記第1のユーザー及び/又は前記第2のユーザーに対しサーバーがコネクション信号を発信するコネクション信号発信手段と、該コネクション信号発信手段により発信されたコネクション信号に基づき前記第1のユーザー及び/又は前記第2のユーザーとサーバーとが接続を維持する接続維持手段とを備えて構成した。
【0010】
さらに、本発明(請求項4)は、第1のユーザーと、第2のユーザーと、前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーに前記第1のユーザーが伝言する画像、音声、及び文字のうち少なくとも一つの情報をサーバーに蓄積する伝言蓄積手段と、該伝言蓄積手段により蓄積された情報を前記第2のユーザーに送信する伝言送信手段とを備えて構成した。
【0011】
さらに、本発明(請求項5)は、第1のユーザーと、第2のユーザーと、前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段と、該交信手段により交信する前記第1のユーザーと前記第2のユーザーの交信時間に応じたポイントにより課金を行う課金手段と、該課金手段により前記第1のユーザーの所有するポイントが前記第2のユーザーに移動されるポイント受け渡し手段とを備えたことを特徴とするインターネットビジュアル対話システム。
【0012】
さらに、本発明(請求項6)は、前記プロフィール情報は選択可能に複数配列されたことを特徴とする。
【0013】
さらに、本発明(請求項7)は、第1のユーザーと、第2のユーザーと、前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段とを備えたインターネットビジュアル対話システムであって、前記プロフィール情報は検索可能であることを特徴とする。
【0014】
さらに、本発明(請求項8)は、第1のクライアントパソコンと、該第1のクライアントパソコンを通信回線と結ぶ第1のルータと、第2のクライアントパソコンと、該第2のクライアントパソコンを通信回線と結ぶ第2のルータと、前記第1のクライアントパソコンと前記第2のクライアントパソコンとの接続を制御するサーバーと、該サーバーが前記第1のクライアントパソコン及び前記第2のクライアントパソコン各々に任意のポート番号を発行するポート発行手段と、該ポート発行手段により発行されたポート番号に応じて前記第1のクライアントパソコンが前記第1のルータの第1のポートの開放を要求し、前記第2のクライアントパソコンが前記第2のルータの第2のポートの開放を要求するポート要求手段と、該ポート要求手段により開放を要求された前記第1のポート及び前記第2のポートを開放するポート開放手段と、該ポート開放手段により開放された前記第1のポート及び前記第2のポートを経由して前記第1のクライアントパソコンと前記第2のクライアントパソコンとが相互接続可能である接続確立手段とを備えたことを特徴とするインターネットビジュアル対話システム。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態について説明する。本発明であるインターネットビジュアル対話システムは、ユーザー側である少なくとも一つのクライアントブロック10(Client Block)とサーバー側であるサーバーブロック30(Server Block)からなっている。
【0016】
図1は本発明の実施形態の構成図であり、クライアントブロック10のシステムを詳細に示したものである。
クライアントブロック10は、本発明のインターネットビジュアル対話システムにおけるユーザー側の構成である。ユーザー側のパソコンにおいて、本発明であるインターネットビジュアル対話システム用のソフトウェアをインストールすることにより本システムを達成するようになっている。
【0017】
メディアコントロールインターフェース1(Media Control Interface)は、データ取り込み専用インターフェースで、ユーザーのパソコンにおいてUSBカメラやキャプチャーカード等により音声、画像データを取得するようになっている。
【0018】
MPEGエンコーダ3(MPEG Encoder)は、メディアコントロールインターフェース1の機能に属し、ユーザー作成の音声、画像データを通信用に符号化するようになっている。
メモリ5(Memory)は、MPEGエンコーダ3から送られたデータを切断した形でパケット毎に格納するようになっている。
【0019】
キーエンコーダ7(Key Encoder)は、メモリ5からデータを受け取り、インターネットの中間ルートでの盗聴を防ぐ他、不正アクセスを防ぐために、暗号鍵をサーバーブロック30から定期的に受け取り、データを暗号化するものである。
【0020】
サーバークライアント9(Server Client)は、キーエンコーダ7により暗号化されたデータを受け、サーバーブロック30間の通信制御を行うようになっている。分単位等で切り替わる暗号鍵をサーバーブロック30から受け取って、メモリ5に格納されたデータを解読するための情報を送信するものである。
【0021】
ネットワークブロック11(Network Block)は、サーバークライアント9により制御され、インターネット40(Inter NET)を介して、他のクライアントブロック20やサーバーブロック30に接続されるようになっている。ユーザー側が送信する音声、画像情報の他、課金情報、ルータ設定、ユーザー管理情報、P2P(Pair to Pair)コネクション情報などを送受信できるようになっている。
【0022】
キーデコーダ13(Key Decoder)は、サーバークライアント9を介して他のクライアントブロック20から受け取った通信データの暗号を解き、音声データ、画像データに変換するようになっている。
メモリ15(Memory)は、キーデコーダ13から送られたデータをパケット毎に格納するようになっている。
【0023】
MPEGデコーダ17(MPEG Decoder)は、キーデコーダ13を介して暗号が解かれた音声データ、画像データを音声、映像にするものである。メディアコントロールインターフェース19(Media Control Interface)は、データ出力専用のインターフェースで、ユーザーのパソコンにおいてスピーカーやディスプレイなどを介し、音声、画像が再生されるものである。
【0024】
ユーザーインターフェース21(User Interface)は、ログイン作業、コネクション操作、チャット・ファイル転送などを制御するものである。ユーザーのコマンドによる情報をサーバークライアント9に伝達するようになっている。
ビルブロック23(Bill Block)は、通信時間の計測を行い、サーバーブロック30からの課金パターンを受け取り、課金の計算等を行うものである。
【0025】
図2は本発明の実施形態の構成図であり、サーバーブロック30を詳細に示したものである。なお、図1と同一要素のものについては同一符号を付して説明は省略する。
【0026】
サーバーブロック30は、本発明のインターネットビジュアル対話システムにおけるサーバー側の構成である。
TCP/IP25は、インターネットプロトコルの一種でインターネット通信における受け答えを行うようになっている。
【0027】
ネットワークブロック27(Network Block)は、TCP/IP25を介し、クライアントブロック10からの情報を受け取り、ユーザーが行ったログイン作業、コネクション作業、チャット・ファイル転送作業等をオペレーション毎に処理を割り振って、処理した結果をクライアントブロック10に送信するようになっている。
【0028】
コネクションブロック29(Connection Block)は、ネットワークブロック27によって、ユーザー認証、P2Pの確立等を担うよう割り振られるものである。また、ユーザーが作成したプロファイル情報の保存、取得なども行うようになっている。
【0029】
キーブロック31(Key Block)は、ネットワークブロック27により、動画のエンコード、デコード用の暗号化を解くための暗号鍵を生成、記録、返送するよう制御されるものである。
ビルブロック33(Bill Block)は、ユーザーの課金情報の記録、照合を行い、必要があればクレジットカード社45へアクセスし認証を得るもので、ネットワークブロック27により制御されるものである。
【0030】
キャッシュブロック35(Cash Block)は、コネクションブロック29及びキーブロック31へのデータの転送を行うものである。
SQLサーバー37(SQL Server)は、ビルブロック33及びキャッシュブロック35に接続し、サーバーブロック30におけるデータベースとなっている。
【0031】
ウェブサーバー39(Web Server)は、TCP/IP25に接続し、TV電話使用開始時にユーザーが検索した文字、画像情報をクライアントブロック10においてWeb上に表示させるようになっている。
【0032】
PHP41は、CGIの一種であり、SQLサーバー37とウェブサーバー39との間に位置し、TV電話使用開始時の初期認証、ユーザー一覧、プロフィール参照、利用状況、課金情報などの参照、設定を行うものである。また、ユーザーが検索した文字、画像情報などをSQLサーバー37から取得するようになっている。
【0033】
カードペイメントサーバー43(Card Payment Server)は、サーバーブロック30とクレジットカード社45の間で、クレジットカード決済をオンラインで処理し、認証を得る既存の企業サービスである。
【0034】
次に、図3のフローチャートに基づき本発明の実施形態の作用を説明する。インターネットビジュアル対話システムにおいて、ユーザーが不特定多数のユーザーの中からの任意のユーザーの選択を可能とし、ユーザー間の接続を確立する。図3は、ユーザーの接続手順を示したものであり、サーバーとのやりとりを示したフローチャートである。図3を説明するにあたり、一対一のユーザー間における接続手順を詳細に説明した後に、不特定多数のユーザー間における接続手順を説明する。
【0035】
待ち受け中のユーザーから接続先選択動作を行うユーザー50a、待ち受け中のユーザー50b及びサーバー60に分けて、一対一のユーザー間の接続動作を説明する。ユーザー50aとユーザー50bは、クライアントブロック10を操作する。サーバー60は、サーバーブロック30の機能である。
【0036】
まず、ユーザー50bが待ち受け状態に至るまでの動作を説明する。
ステップ1(図中S1と示す。以下同様)は、ログイン動作である。すでにユーザー登録を完了しているユーザー50bが、サーバー60に対し、ユーザーID及びパスワードを入力することで達成する。
【0037】
ステップ3は、認証動作である。ログイン動作を受けたサーバー60は、コネクションブロック29において、ユーザー50bが入力したユーザーID及びパスワードが登録したものと一致しているか確認する。一致している場合、サーバー60へのアクセスを可能とする。
ステップ5は、プロフィール転送動作である。ユーザー50bが自身のビデオ映像、写真、文字によるPR等のプロフィール情報を編集し、サーバー60へ転送する。
【0038】
具体的には、ユーザー自身のプロフィール情報は、メディアコントロールインターフェース1及びユーザーインターフェース21で音声、画像、動画、テキストデータとして取り込まれ、そのデータをキーエンコーダ7において暗号化した後、ネットワークブロック11の制御によりサーバーブロック30へ転送する。サーバーブロック30は、SQLサーバー37に、そのデータを蓄積する。
サーバー60から認証を受けたユーザーは、SQLサーバー37に蓄積されたプロフィール情報を自由に編集、保存できる。
【0039】
また、ステップ5は、ユーザー50bのIPアドレスの送信も行う。通話の度に必要となるクライアントブロック10のIPアドレスをサーバーブロック30が管理することで、ユーザー自身が通話の度にIPアドレスを確認する必要がなくなる。すなわち、通話の確立のために必要なIPアドレスは、ユーザー50bがプロフィール転送動作を行う度に、サーバーブロック30において新しいIPアドレスに書き換えられる。
【0040】
ステップ7は、待ち受け表示動作である。サーバー60は、ステップ5において転送されたプロフィール情報を、ユーザー50a及びその他のユーザーに対して表示し、待ち受け待機中であることを示す。
【0041】
この場合、ユーザー50bは、さらに予約待ち受け機能を有しても良い。予約待ち受け機能とは、ユーザー50bが、特定の相手(例えばユーザー50aとする)との通話を希望する場合、ユーザー50aに対してのみ、自分自身を選択可能させる機能である。
【0042】
また、予約待ち受け機能は、ユーザーが指定した特定の日時にだけ、待ち受け待機中であることが表示される、いわゆる日時予約機能であっても良い。これらの特定の相手又は特定の日時の指定は、個々のユーザーが、ログインの度に行ったり、又は、プロフィール情報と共にサーバーブロック30に保存し、それを読み出しても良い。本発明に係るインターネットビジュアル対話システムは利用形態に応じて、予約待ち受け機能を有するか否かに関しては当然に選択可能である。
【0043】
次に、ユーザー50aがサーバー60に接続し、ユーザー50bの選択に至る動作を説明する。
ユーザー50aもユーザー50bの動作と同じように、サーバー60に対しログイン動作を行う。
ログイン動作を受けたサーバー60は、コネクションブロック29においてユーザー50aの認証動作を行い、課金が必要となるユーザーに対しては、残高の照会も行う。
【0044】
ステップ11は、プロフィール表示動作である。サーバー60が、ユーザー50bのプロフィール情報を、ユーザー50aに表示する機能である。
具体的には、クライアントブロック10におけるネットワークブロック11の制御によって、サーバーブロック30から転送されたデータを取り込み、キーデコーダ13において暗号を解読した後、メディアコントロールインターフェース19によりユーザー50aに対しプロフィール情報を表示する。
【0045】
ステップ13は、接続先選択動作である。ユーザー50aが、ステップ11で転送されたプロフィール情報に基づき、待ち受け待機中になっているユーザー50bを選択する。
また、接続先選択動作は、ユーザー50aが、Webブラウザ上で操作可能である。
【0046】
具体的には、サーバーブロック30は、ユーザー50aが発信する情報に基づき、PHP41等のCGIにおいて、データベースであるSQLサーバー37からプロフィール情報を取得し、ウェブサーバー39を介し、クライアントブロック10に転送する。クライアントブロック10は、そのデータをメディアコントロールインターフェース19で処理を行い、ユーザー50aが、Webブラウザを介して見ることができるようにする。
【0047】
ユーザー50aは、Webブラウザ上に表示された情報に対し、Webブラウザ上で接続先選択動作を行う。クライアントブロック10は、Webブラウザ上で行われた操作を、ユーザーインターフェース21で受けて、サーバーブロック30へ転送する。
【0048】
ステップ15は、呼び出し動作である。サーバー60は、ステップ13で選ばれたユーザー50bが、ユーザー50aとの通話に応じるか確認を行う。通話意志があるときは、ユーザー50bは、サーバー60に対して応答する。ユーザー50bは、呼び出し動作も、ステップ13と同様の方法により、Webブラウザ上での操作が可能である。
【0049】
ステップ17は、接続開始動作である。ユーザー50bからの呼び出し応答を得た後、ユーザー50aとユーザー50bは、サーバー60を介して、通話可能となる。互いに画像、音声データの送受信や、チャットでの通信を行うことができる。また、他のキャリアであるNTTの固定電話や、IP電話キャリア、携帯電話などの通信機器からの音声通話も選択可能である。
【0050】
ステップ19は、接続設定動作である。サーバー60は、ユーザー50aの接続時間、課金のカウントを開始し、ユーザー50bの接続時間のカウントを行う。
具体的には、クライアントブロック10は、ビルブロック23において、接続時間のカウントを行い、サーバーブロック30におけるPHP41等のCGIにより設定された課金情報により課金計算を行う。課金計算した情報は、サーバーブロック30内のビルブロック33において、データベースであるSQLサーバー37に記録される。
【0051】
また、ステップ19は、他のユーザーに対して、ユーザー50bが接続中になっていることの表示を行う。サーバー60は、他のユーザーが、接続中になっているユーザーを、接続先として選択できないように、若しくは接続先として選択しても選択されたユーザーに選択されたことを通知しないように制御している。
【0052】
以上、一対一のユーザー間における接続手順を詳細に説明した。続いて、不特定多数のユーザー間における接続手順について説明する。
不特定多数のユーザー間における接続を達成するにあたり、一対一のユーザー間における接続手順と特に異なるのは、ステップ11とステップ13である。
【0053】
ステップ11において、不特定多数のユーザーのプロフィール情報をユーザー50aに提示し、ステップ13において、ユーザー50aが、それらのプロフィール情報を参照しながら、その中から接続先を選択する。
【0054】
具体的には、不特定多数のユーザー各々(この場合、ユーザー50bは、不特定多数のユーザー中の1ユーザーと言える)は、各々のユーザーID及びパスワードを入力することでログイン動作を行う。サーバー60は、各々のユーザーに対し認証動作を行い、サーバー60へのアクセス許可を与える。アクセス許可を与えられた各々のユーザーは、自分自身の写真等を用いてプロフィール情報を作成し、サーバー60に対しプロフィール転送動作を行う。
【0055】
サーバー60は、各々が作成したプロフィール情報を集約し、ユーザー50aに対して、それらのプロフィール情報を表示する。ユーザー50aは、表示された不特定多数のユーザーの中より、希望のユーザーに対して接続先選択動作を行い、選択されたユーザーが呼び出し動作に応答することで通話が確立する。
【0056】
図4〜図6を用いて、不特定多数のユーザーの中から通話を確立する方法を具体的に説明する。なお、図3と同一要素のものについては同一符号を付して説明は省略する。
【0057】
図4は、不特定多数のユーザー各々におけるログイン動作、プロフィール転送動作、待ち受け表示動作を示したものである。
不特定多数のユーザー各々が、サーバー60に対してログイン動作を行い、認証を受けた後に、それぞれが作成したプロフィール情報を転送する。プロフィール情報を受けたサーバー60は、転送されたプロフィール情報をWebコンテンツ上に表示することで、各々のユーザーが待ち受け待機中である旨の表示を行う。
【0058】
図5は、ユーザー50aにおけるログイン動作、接続先選択動作を示したものである。
ユーザー50aが、サーバー60に対してログイン動作を行い、すでにWebコンテンツ上に表示されている不特定多数のユーザーのプロフィール情報を見ながら、任意のユーザー1人(ユーザー50bとする)を選択する。
【0059】
図6は、不特定多数の中からユーザーを選択した後の、接続状態を示したものである。
ユーザー50aとユーザー50bが、サーバー60を介して、画像、音声データなどで通話を行う。
【0060】
このように形成することで、通話を希望している複数の不特定多数のユーザー間の接続制御を、Webを介して接続選択可能とし、またサーバー側でIPアドレス等の接続に必要な情報を管理することで、TV電話の接続において気楽な通話環境の確立を可能とし、煩雑な接続作業を解消するインターネットビジュアル対話システムを提供することが可能となる。
【0061】
さらに、本発明のインターネットビジュアル対話システムは、接続先検索動作を備えることができる。
すなわち、ユーザーは、ステップ7で待ち受け待機中になっている不特定多数のユーザーの中から、例えば、目的、地域、性別等の任意の条件を入力することにより、その条件に合致したユーザーのみを抽出することができる。この抽出結果を見たユーザーは、目的等にあったユーザーを選択することにより通信を確立することができる。
【0062】
具体的には、サーバーブロック30は、ネットワークブロック27において、ユーザー50aが入力した検索条件をクライアントブロック10から受け取る。PHP41は、この検索条件と、SQLサーバー37で保存しているプロフィール情報と比較し、条件に合致したユーザーのみをクライアントブロック10に返す。ユーザー50aは、その中から任意の1人に対して、接続先選択動作を行う。この検索動作は、ステップ13と同様の方法により、Webブラウザ上で操作することが可能である。
【0063】
このように形成することで、通話を希望している不特定多数のユーザーの中から、ユーザーが指定した条件に合致したユーザーを検索することを可能とし、希望する通話相手を容易に選択することが可能となる。
【0064】
さらに、本発明のインターネットビジュアル対話システムは、キャッチホン(Catch Phone)システムを提供することができる。
通常、サーバー60は、接続中になっているユーザー50bに対して、他のユーザー(ユーザー50cとする)が接続できないように制御しているが、本実施形態では、接続中になっているユーザー50bに対し選択先接続動作を行うことを可能とし、ユーザー50bに対し呼び出し動作を行うと共に、その応答を待つものである。
【0065】
具体的には、サーバーブロック30は、PHP41において、ユーザー50a及びユーザー50bの接続状況を参照すると共に、コネクションブロック29において、ユーザー50bのクライアントブロック10に対し、ユーザー50cからの呼び出しに対する制御を行っている。
【0066】
その後、キャッチホン動作を受けたユーザー50bが、ユーザー50cの呼び出しに対して応答した場合、サーバー60は、ユーザー50aとユーザー50bの通話を中断、又は切断、複数接続し、ユーザー50cとの接続開始動作を行う。
【0067】
このように形成することで、ユーザーが通話中の相手に対して呼び出しの応答を求めることが可能であり、TV電話の接続において気楽な通話環境の確立を可能とするものである。
【0068】
さらに、本発明のインターネットビジュアル対話システムは、P2P通信が可能である。
ステップ15において、ユーザー50aが、ユーザー50bから呼び出し許可を得た場合、ユーザー50aとユーザー50bは通話可能となり、互いに画像、音声データの送受信やチャットでの通信を行うことができる。この場合、サーバー60を介して通話を行うのではなく、ユーザー50aとユーザー50bが一対一で接続される。
【0069】
具体的には、サーバーブロック30は、コネクションブロック29において、ユーザー50aとユーザー50bの間のP2P通信を確立すると共に、クライアントブロック10は、ネットワークブロック11においてP2P通信におけるコネクション情報をサーバーブロック30に送信する。
【0070】
図7を用いて、P2P通信の通信状態を具体的に説明する。なお、図3と同一要素のものについては同一符号を付して説明は省略する。
図7は、ユーザー間において通話が確立されており、P2P通信している様子を示したものである。
【0071】
P2P通信は、インターネットTV電話における画像、音声データはサーバー60は介さずに直接通信するが、ユーザーの個人情報、課金情報、接続情報等は第1の実施形態同様、サーバー60を介して通信する。サーバーを介してインターネット通信を行うと、その通信速度が劣化するおそれがあるため、ユーザー間でやりとりする画像、音声データは、P2Pで通信した方が高速動作できる。
このように形成することで、高速通信を可能とするものである。
【0072】
また、P2P通信においては、ルータの設定機能を有することが可能である。
以下、ルータ設定機能について説明する。
ルータ設定機能とは、ルータの開放設定をクライアントブロック10及びサーバーブロック30により制御可能とするものである。
一般的に普及しているブロードバンド接続用ルータの出荷状態は、セキュリティー対策のため外部からの接続を拒否する設定となっており、ユーザー50aとユーザー50bがP2P通信で接続される際に、ユーザー50a及びユーザー50bは、互いに自らが新たにポートの開放設定を行う必要があった。
【0073】
このルータの開放設定は通常ブラウザを使用して設定する場合が多く、パソコン等の操作に不慣れなユーザーにとっては大きな負担となるおそれがあり、またP2P通信を行う際の煩雑な作業の一つであった。
【0074】
図19を用いて、P2P通信の際のポート解放処理について具体的に説明する。なお、図3と同一要素のものについては同一符号を付して説明は省略する。
図19は、P2P通信を行う際のポート開放のフローチャートである。
【0075】
ルータ90a及びルータ90bは、ユーザー50a及びユーザー50bそれぞれのクライアントブロックに対応するルータであり、図1に図示しないが、クライアントブロック10とネットワーク40の間に位置する機能である。ルータ90a及びルータ90bは、ユーザー50a及びユーザー50b間でやりとりするパケットデータの転送経路を決め、そこにパケットデータを送るものである。
【0076】
図3で説明した通り、ユーザー50aが接続先選択動作を行うことにより、サーバー60が直接ユーザー50bに対し呼び出し動作を行う。そして、呼び出し動作を受けたユーザー50bがその呼び出しに応答することで、サーバー60が直接ユーザー50aに対し応答了解を受けた旨を伝える。
【0077】
その後、接続開始動作に至り、P2P通信におけるポート開放処理を行う。
ステップ41は、ポート開放要求動作である。サーバー60が、ユーザー50a及びユーザー50bのそれぞれのクライアントブロック10に対し、P2P通信を行うためのポート開放の要求を行う。
【0078】
サーバー60は、ユーザー50aに対し、任意のポートxを開放し、ユーザー50bからの受信待ちを行うよう命令し、また、ユーザー50bに対しても同様に任意のポートyを開放するよう命令を行う。
さらに、サーバー60は、ユーザー50aに対し、ユーザー50bのIPアドレスを通知すると共に、ユーザー50bへ開放命令を行ったポートyに対して接続するよう命令を行う。また、ユーザー50bに対しても、同様である。
【0079】
ステップ43は、ポート開放動作である。サーバー60からのポート開放要求動作を受けたユーザー50aは、ルータ90aに対してポートxの開放命令を行う。また、ユーザー50bも、ルータ90bに対してポートyの開放命令を行う。
なお、サーバー60から開放要求を受けたポートxが、ルータ90aにおいて接続できないポートであった場合、ユーザー50aは、サーバー60にポートxが開放できない旨を通知する。この通知を受けたサーバー60は、再びポートx以外のポートを任意に選択し、ユーザー50aに対しポート開放要求動作を行う。
【0080】
ポート開放動作により、ユーザー50a及びユーザー50bが、サーバー60の要求ポートx、yを開放した場合、ユーザー50aとユーザー50bの間には、通話用のコネクションか確立され、ルータ90a及びルータ90bを通じて、P2P通信が可能となる。
なお、P2P通信終了の際には、開放要求されたポートx、yは、それぞれ通話開始前の状態に戻り、セキュリティー面での安全性を確保している。
このように形成することで、ユーザーがポートの設定を意識することなく、P2P通信をすることが可能となる。
【0081】
さらに、本発明のインターネットビジュアル対話システムは、ポイントを用いて課金情報を管理することができる。
ポイントとは、本発明におけるインターネットビジュアル対話システムにおいて、例えば通話料金の徴収の際に、現金の代わりに用いるものである。
【0082】
ポイントは、新規ユーザーが登録を受ける際に、直接サーバー60のオペレータから、又はクレジットカード社45を通して購入するするものである。購入したポイントは、オンラインでサーバー60に蓄積されたり、オフラインでスクラッチカードのようなもので発行される。
【0083】
また、ポイントは蓄積が可能であり、現有しているユーザーIDに対し追加することが可能である。追加の度にユーザーIDが更新されると、ユーザーにとってユーザーIDの管理が面倒だからである。このポイント蓄積も、オンライン、オフラインで対応可能である。
【0084】
図8にポイントの具体的な使用の仕方を説明する。
図8は、一定のポイントに対し、サーバー60が、任意の重み付け可能であることを示している。1ポイントの消費で、何秒、何分、何時間あたりの通話時間とするか、また非課金で通話可能とするか等、任意の設定が可能である。
【0085】
また、ユーザーによっては通話でポイントを加算することも可能(マネーバックと言う)である。例えば、一方のユーザーが英会話の講師で、もう一方のユーザーがその生徒である場合に、本発明のインターネットビジュアル対話システムを用いて英会話の講習を行ったとする。この場合、生徒は、英会話の講習に必要な料金を講師に払わなければならない。
【0086】
ポイントは、図8に示す通り、任意の料金体系を構築することが可能なので、通話料金だけでなく、あらゆる料金に対応可能である。この講習の例の場合、生徒は、ポイントを消費し、英会話の講師は、その分のポイントを加算することが可能となる。この加算されたポイントは、サービスを提供するオペレータにおいて換金可能である。
すなわち、本発明のインターネットビジュアル対話システムでは、通話中のユーザー間において、自己が所有するポイントを通信先のユーザーに対して、直接受け渡しが可能である課金機能を有している。この場合、ポイントの受け渡しについては、ユーザー間のみの取り決めで、ユーザー間の操作のみで実施することができる。
【0087】
また、この例の場合、生徒に対しては、インターネットビジュアル対話システムを使用した通話時間に応じた通話料金が課金される。
すなわち、本発明のインターネットビジュアル対話システムでは、オペレータの運用条件に基づいて、システム側で自動的にポイントの減算を行う機能も持っている。
【0088】
このように形成することで、本発明のインターネットビジュアル対話システムを使用するにあたり、様々な料金体系に沿った形での課金管理が可能であり、様々なビジネスモデルに対応してカスタマイズすることが可能となる。
【0089】
また、ユーザー50a、ユーザー50bは、すでにユーザー登録を完了しているユーザーとして説明してきたが、これらのユーザーが、ユーザー登録に至る手順を図16を用いて説明する。なお、図3と同一要素のものについては同一符号を付して説明は省略する。
ユーザー80bは、ユーザー登録を行うユーザーである。
【0090】
ステップ21は、登録要求動作である。非登録であるユーザー80bが、サーバー60に対し、本発明のインターネットビジュアル対話システムの利用許諾を得る。この動作は、ユーザー80bが、オンラインで、Webブラウザを操作したり、オフラインで、登録要求することが可能である。
【0091】
ステップ23は、登録手続動作である。サーバー60が、非登録であるユーザー80bが行った登録要求動作に対し、その許可を与えるものである。サーバー60が、非登録ユーザー80bに対し、サーバー60にログインするためのユーザーIDと、パスワードを与える。サーバー60は、オンラインで、ユーザーID、パスワードを発行可能であるし、オフラインでも、通知可能である。
【0092】
登録手続動作を受けたユーザー80bは、登録会員となり、図3に示す通り、サーバー60にログイン動作を行い、本発明のインターネットビジュアル対話システムを利用することができる。
このように形成することで、オンライン、オフラインを問わず、非登録のユーザーに対し、ユーザーID、パスワードの発行が可能となる。
【0093】
また、ユーザーは、会員登録しなくても、本発明のインターネットビジュアル対話システムのうち、一定の機能を利用できるようにしても良い。
例えば、ある登録ユーザーが表示したプロフィール情報を見たり、その情報をもとに、ユーザーを選択し、通信することも可能である。ただし、登録ユーザーが、非登録ユーザーに対して、自己のプロフィール情報を提示したくない場合は、非登録ユーザーは、そのユーザーのプロフィール情報を見ることができないようにしても良い。
【0094】
逆に、非登録のユーザーに対しては、例えば、プロフィール情報の表示、保存、編集機能や、待ち受け機能、課金機能等は、利用可能にしなくても良い。
このように形成することで、非登録ユーザーであっても、情報を享有することが可能となり、また一定の機能を制限することで、様々な利用形態に合わせたインターネットビジュアル対話システムを構築することが可能となる。
【0095】
また、本発明のインターネットビジュアル対話システムは、ステップ7において、待ち受け待機中のユーザーに対しては、接続維持動作を行うことができる。この動作の動作手順を図17に示す。
【0096】
ステップ25は、接続維持動作である。サーバー60は、接続待機中のユーザー50bの接続が切断されないよう、ある一定間隔で信号(ヘルスチェック信号)を発生するものである。
【0097】
一般的なブロードバンド環境であるADSL回線や、普及型ブロードバンドルータは、通信状態が未使用のまま一定時間を経過すると、自動的に回線を切断する機能が強制的に付されている。特に、固定IPを有さない一般ユーザーは、プロバイダーとの接続が終了するため、アクセスすることができなくなってしまう。
【0098】
具体的には、サーバー60は、ユーザーのログイン動作と同時に、クライアントブロック10とサーバーブロック30間に一本の専用コネクションを確立する。その専用コネクションは、ユーザーが送信する音声、画像データとは別の信号用のコネクションとして動作し、その信号の一つ(ヘルスチェック信号)が、回線の自動切断機能を回避するものである。
【0099】
ヘルスチェック信号は、例えば5分に一度、サーバーブロック30よりクライアントブロック10に向けて発信されるが、クライアントブロック10は、受信したヘルスチェック信号を認識する必要はなく、インターネット40のプロバイダー側のルータ装置、及びクライアントブロック10側のルータ装置に対して、通信中である旨を送信するのみである。
このように形成することで、レスポンスの速い待ち受け待機を達成することが可能となる。
【0100】
また、本発明のインターネットビジュアル対話システムは、伝言機能を有することができる。この動作の動作手順を図18に示す。
ステップ27は、伝言送信動作である。ユーザー50aが、ステップ13において、選択したユーザー50bに対して、音声、写真、映像、又は文字等により伝言情報を作成し、サーバー60に対して、伝言情報を送信する。
ステップ27は、単独で動作させても良いし、接続選択動作と同時に行っても良い。
【0101】
ステップ29は、伝言蓄積動作である。サーバー60は、ユーザー50aが作成し、送信した伝言情報をサーバー60内に蓄積する。また、サーバー60は、待機中のユーザー50bに対して、伝言が入った旨を通知する。ユーザー50bが待ち受けしていないときは、次回ログイン動作したときに、伝言が入っている旨を通知する。
【0102】
ステップ31は、伝言取得動作である。ユーザー50bは、サーバー60の通知に対して、伝言情報の再生、取得を行う。
このように形成することで、接続先のユーザーの状態に関わらず、伝言転送が可能であり、気楽な通話環境の確立を可能とするものである。
【0103】
また、本発明のインターネットビジュアル対話システムにおいて、ユーザーが作成するプロフィール情報は、ユーザー自身の情報のみに限られない。例えば、商品等の写真や説明、文字によるPR、ある会社の短編CMの映像情報であっても良い。
【0104】
例えば、ユーザーが、商品等の説明をプロフィール情報として登録する場合は、その情報を見た他のユーザーは(図3における接続相手を選択する要領で)その商品等を選択することで、その商品等の説明員に接続し、その商品等の詳細な説明を受けることができる。また、その商品等を気に入れば、その商品等の購入も可能である。購入代金は、ポイントを用いて精算可能である。
このように形成することで、様々な利用形態に対応することが可能となる。
【0105】
また、登録しているプロフィール情報は、接続相手に公開して良い情報と、公開しない情報とに、任意に選択、変更できても良い。
このように形成することで、ユーザー自身の利用目的にあったインターネットビジュアル対話システムを構築することが可能となる。
【0106】
次に、ユーザー間における本発明のインターネットビジュアル対話システムの利用形態について、具体的に説明する。
図9〜図15は、ユーザー間において、課金の有無及び予約待ち受け機能の有無について、応用可能な利用形態について、具体的な適用例とともに示したものである。ユーザー70bは、情報提供者であり、ユーザー70aは、ユーザー70bの提供する情報を利用する者である。
【0107】
図9は、ユーザー70aとユーザー70bにおける課金の有無及び予約待ち受け機能の有無についてまとめたものである。
利用形態1は、ユーザー70aは課金され、かつ予約待ち受け機能を持たないユーザーであり、ユーザー70bは課金されず、かつ予約待ち受け機能を持つユーザーである。この場合、ユーザー70bにおいては、マネーバックすることも可能である。
【0108】
利用形態2は、ユーザー70aは課金され、かつ予約待ち受け機能を持つユーザーであり、ユーザー70bは課金されず、かつ予約待ち受け機能を持たないユーザーである。
利用形態3は、ユーザー70aは課金され、かつ予約待ち受け機能を持つユーザーであり、ユーザー70bは課金されず、かつ予約待ち受け機能を持つユーザーである。
【0109】
利用形態4は、ユーザー70aは課金されず、かつ予約待ち受け機能を持たないユーザーであり、ユーザー70bは課金されず、かつ予約待ち受け機能を持つユーザーである。
利用形態5は、ユーザー70aは課金されず、かつ予約待ち受け機能を持つユーザーであり、ユーザー70bは課金されず、かつ予約待ち受け機能を持つユーザーである。
【0110】
図10は、利用形態1についての具体的な適用例であり、英会話サークルへの例である。英語を話してみたい生徒ユーザー70aと、予め契約している外国人の英会話講師ユーザー70bを結びつけるコンテンツである。ユーザー70aは会話をしたいときにユーザー70bを呼び出し、ユーザー70bはユーザー70aの呼び出しにいつでも対応できるよう予約待ち受け機能を有する。ユーザー70aは会話のための代金をポイントにより支払い、一方ユーザー70bはその代金をマネーバックする。
【0111】
図11は、利用形態2についての具体的な適用例であり、出会い系コンテンツへの例である。有料で恋人を探している男性ユーザー70aと、無料でそれに応える女性ユーザー70bを結びつける出会い系のコンテンツである。ユーザー70aは待ち受けをしながらユーザー70bからの呼び出しを待ち、ユーザー70bは条件にあうユーザー70aを選択する。この場合、ユーザー70aが料金を払い、ユーザー70bは無料である場合が多い。
【0112】
図12は、利用形態2についての別な具体的な適用例であり、ネットオークションへの例である。ネットオークションに商品を出品しているユーザー70aと、商品を模索しているユーザー70bを結びつけるコンテンツである。この場合、プロフィール情報は、ユーザーの写真等ではなく、商品の情報等を掲載している。ユーザー70aは待ち受けしながら購入者が応答してくれるのを待ち、ユーザー70bは希望の商品があればそれを選択する。この場合、出品者が料金を払う場合が多い。
【0113】
図13は、利用形態3についての具体的な適用例であり、求人情報コンテンツへの例である。求人している企業ユーザー70aと、アルバイトを探しているユーザー70bを結びつけるコンテンツである。本発明のインターネットビジュアル対話システムであれば、面接を行うことも可能である。ユーザー70aは求人広告の反応を待ち、ユーザー70bは応募後のユーザー70aの対応を待つ。この場合、企業が料金を支払う場合が多い。
【0114】
図14は、利用形態4についての具体的な適用例であり、無料相談コンテンツへの例である。相談者又は患者であるユーザー70aと、その相談対応者ユーザー70bを結びつけるコンテンツであり、企業の提供しているトラブル対応や医療相談などを行う。ユーザー70aはトラブル時に相談を持ちかけ、ユーザー70bはいつでも対応できるよう待ち受ける。この場合、両者が無料である場合が多い。
【0115】
図15は、利用形態5についての具体的な適用例であり、無料コミュニケーションコンテンツへの例である。無料使用者であるユーザー70aとユーザー70bを結びつけるコンテンツであり、法人団体グループでの活用、又は非営利の無料コンテンツを提供する。ユーザー70a、ユーザー70bともにコミュニケーションを望むユーザーであり、両者とも無料である場合が多い。
【0116】
以上のように形成することで、ユーザーにおける課金の有無及び予約待ち受け機能の有無をカスタマイズするだけで様々なビジネスモデルに利用することが可能となる。
【0117】
なお、本発明のインターネットビジュアル対話システムを動作させるにあたり、次のような接続環境が整っていることが望ましい。
通話を行う各ユーザーは、ブロードバンド環境(例えば、ADSL、FTTH、CATVなど)が整っていることが望ましい。一般の電話回線であっても通信は可能であるが、通信における動作パフォーマンスが落ちてしまう。
【0118】
ユーザーは、音声データ、画像データを作成するにあたり、CCDカメラ、マイク等を準備する。これらのものは市販されているものを使用可能とし、ユーザー自身で準備するか、ユーザー登録の際コンテンツオペレータ側で提供する。
【0119】
各ユーザーは、コンテンツオペレータが提供する本システム専用のWebサイトにおいて、本発明のインターネットビジュアル対話システム使用のためのソフトウェアをダウンロードするか、予めそのソフトウェアが書き込まれたCD−ROMを入手し、ユーザーが使用するパソコン等にインストールする。
以上のように形成することで、ユーザーはインターネットビジュアル対話システムを快適に使用することが可能となる。
【0120】
本発明のインターネットビジュアル対話システムの動作をさせるにあたり、サーバー側では以下のようなメンテナンス機能を有することが望ましい。
全ユーザーの登録情報、課金情報、ユーザーID、パスワード、通話状態の一覧表示、通話履歴機能を持ち、かつこれらの変更機能を有することが望ましい。この場合、サーバーにおいて一括管理した方が良い。
【0121】
また、全ユーザーに対しての通話停止、強制通話切断機能を有することが望ましい。緊急時における通話確保のためである。
さらに、全ユーザーに対しての会員削除機能を有することが望ましい。ユーザー登録を容易に行うためである。
【0122】
また、日報、月報等による会員登録状態、課金通話時間の表示機能を有することが望ましい。サーバーやユーザーの稼働状態を把握するためである。
以上のように形成することで、サーバーを管理する者が容易に本発明に係るインターネットビジュアル対話システムを提供することができる。
【0123】
なお、本発明のインターネットビジュアル対話システムは、以下のように展開することも可能である。
本発明のインターネットビジュアル対話システムは、インターネット網を使用したシステムであるため、コンテンツオペレータ側で新規のインフラを必要とせず、通話料金も常時接続可能であればその分の料金のみとなる。
【0124】
本発明のインターネットビジュアル対話システムは、インターネット網を使用したシステムであるため、国内にとどまらず、海外においても容易に展開可能である。
また、モバイル通信機への適用も可能であり、どこにいても目的にあった接続先と通話が可能である。
本発明のインターネットビジュアル対話システムは、多様なビジネスモデルにあった形にカスタマイズ可能であり、様々なコンテンツに対応することができる。
【0125】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、待ち受け待機中の不特定ユーザーの中からの選択とそのユーザーとの接続を可能にする。インターネットビジュアル対話システムの接続において気楽な通話環境の確立し、煩雑な接続作業を解消するインターネットビジュアル対話システムを提供する。
また、ポイントを用いた料金体系を構築することで、様々なビジネスモデルに対応した課金システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クライアントブロック構成図
【図2】サーバーブロック構成図
【図3】ユーザー接続手順
【図4】不特定多数間のユーザー接続
【図5】同上
【図6】同上
【図7】P2P通信
【図8】課金形態の例
【図9】利用形態の例
【図10】同上
【図11】同上
【図12】同上
【図13】同上
【図14】同上
【図15】同上
【図16】会員登録の手順
【図17】接続維持動作
【図18】伝言機能
【図19】ルータ開放設定の手順
【符号の説明】
1、19 メディアコントロールインターフェース
3 MPEGエンコーダ
5、15 メモリ
7 キーエンコーダ
9 サーバークライアント
10、20 クライアントブロック
11、27 ネットワークブロック
13 キーデコーダ
17 MPEGデコーダ
21 ユーザーインターフェース
23、33 ビルブロック
25 TCP/IP
29 コネクションブロック
30 サーバーブロック
31 キーブロック
35 キャッシュブロック
37 SQLサーバー
39 ウェブサーバー
40 インターネット
41 PHP
43 カードペイメントサーバー
45 クレジットカード社
50a、50b、70a、70b、80b ユーザー
60 サーバー
90a、90b ルータ

Claims (8)

  1. 第1のユーザーと、
    第2のユーザーと、
    前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、
    該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、
    該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、
    該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段と、
    該交信手段により交信する前記第1のユーザー又は前記第2のユーザーを第3のユーザーが選択可能とする割り込み選択手段と、
    該割り込み選択手段により選択された前記第1のユーザー又は前記第2のユーザーに対し前記第3のユーザーにより選択されたことを知らせるキャッチホン手段とを備えたことを特徴とするインターネットビジュアル対話システム。
  2. 第1のユーザーと、
    第2のユーザーと、
    前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、
    前記第2のユーザーが該プロフィール情報を編集するプロフィール編集手段と、該プロフィール編集手段により編集されたプロフィール情報をサーバーに保存するプロフィール保存手段と、
    前記プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、
    該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、
    該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、
    該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段とを備えたことを特徴とするインターネットビジュアル対話システム。
  3. 第1のユーザーと、
    第2のユーザーと、
    前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、
    該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、
    該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、
    該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段と、
    該交信手段により交信する前記第1のユーザー及び/又は前記第2のユーザーに対しサーバーがコネクション信号を発信するコネクション信号発信手段と、
    該コネクション信号発信手段により発信されたコネクション信号に基づき前記第1のユーザー及び/又は前記第2のユーザーとサーバーとが接続を維持する接続維持手段とを備えたことを特徴とするインターネットビジュアル対話システム。
  4. 第1のユーザーと、
    第2のユーザーと、
    前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、
    該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、
    該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、
    該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーに前記第1のユーザーが伝言する画像、音声、及び文字のうち少なくとも一つの情報をサーバーに蓄積する伝言蓄積手段と、
    該伝言蓄積手段により蓄積された情報を前記第2のユーザーに送信する伝言送信手段とを備えたことを特徴とするインターネットビジュアル対話システム。
  5. 第1のユーザーと、
    第2のユーザーと、
    前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、
    該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、
    該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、
    該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段と、
    該交信手段により交信する前記第1のユーザーと前記第2のユーザーの交信時間に応じたポイントにより課金を行う課金手段と、
    該課金手段により前記第1のユーザーの所有するポイントが前記第2のユーザーに移動されるポイント受け渡し手段とを備えたことを特徴とするインターネットビジュアル対話システム。
  6. 前記プロフィール情報は選択可能に複数配列されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインターネットビジュアル対話システム。
  7. 第1のユーザーと、
    第2のユーザーと、
    前記第1のユーザーが前記第2のユーザーを選択するためのプロフィール情報と、
    該プロフィール情報を前記第1のユーザーに表示するプロフィール表示手段と、該プロフィール表示手段により表示された前記プロフィール情報を前記第1のユーザーが選択可能とする待ち受け手段と、
    該待ち受け手段により選択された前記プロフィール情報に基づき前記第2のユーザーが選択される接続先選択手段と、
    該接続先選択手段により選択された前記第2のユーザーと前記第1のユーザーとがインターネットTV電話による画像、音声、及びチャットによる文字のうち少なくとも一つの情報を介して交信する交信手段とを備えたインターネットビジュアル対話システムであって、
    前記プロフィール情報は検索可能であることを特徴とするインターネットビジュアル対話システム。
  8. 第1のクライアントパソコンと、
    該第1のクライアントパソコンを通信回線と結ぶ第1のルータと、
    第2のクライアントパソコンと、
    該第2のクライアントパソコンを通信回線と結ぶ第2のルータと、
    前記第1のクライアントパソコンと前記第2のクライアントパソコンとの接続を制御するサーバーと、
    該サーバーが前記第1のクライアントパソコン及び前記第2のクライアントパソコン各々に任意のポート番号を発行するポート発行手段と、
    該ポート発行手段により発行されたポート番号に応じて前記第1のクライアントパソコンが前記第1のルータの第1のポートの開放を要求し、前記第2のクライアントパソコンが前記第2のルータの第2のポートの開放を要求するポート要求手段と、
    該ポート要求手段により開放を要求された前記第1のポート及び前記第2のポートを開放するポート開放手段と、
    該ポート開放手段により開放された前記第1のポート及び前記第2のポートを経由して前記第1のクライアントパソコンと前記第2のクライアントパソコンとが相互接続可能である接続確立手段とを備えたことを特徴とするインターネットビジュアル対話システム。
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