JP2019149440A - ダイボンディング装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示の課題は、振動および熱のうち少なくとも一つの影響を検出することが可能なダイボンディング装置を提供することである。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
すなわち、ダイボンディング装置は、第一CMOS撮像素子を有し、ライン露光順次読出しを行う撮像装置と、基板またはダイの近傍であって前記撮像装置の撮像領域内に配置され、前記第一CMOS撮像素子の水平画素ラインと直交する方向に延伸する第一基準線と、前記撮像装置を制御する制御装置と、を備える。前記制御装置は、前記撮像装置が前記基板または前記ダイと同一露光で撮像する前記第一基準線の画像に基づいて振動または陽炎による揺らぎを検出する。
振動の影響について図1〜4を用いて説明する。図1は撮像装置が振動により影響を受けることを説明する図である。図2は振動発生タイミングで撮像を禁止して振動の影響を回避する例を説明する図であり、図2(A)は移動量や速度の違いがある場合の図であり、図2(B)はリトライ動作やNサイクル周期(例えばウェハのアンローディングや各種部品のクリーニング等)での動作がある場合の図である。図3は振動の有無を確認する例を説明する図である。図4は振動周期と露光時間との関係を説明する図であり、図4(A)は露光時間に対し振動周期が比較的速い場合の図であり、図4(B)は露光時間に対し振動周期が比較的速い場合の図である。
ボンディング工程では、ダイアタッチフィルムを硬化させるために、約80〜160[℃]程度に基板を加熱している。したがって、ダイボンダ内には、加熱等による空気の乱れがある。さらに、搬送動作やピックアップの動作などによって、ダイボンダ内には、気流が発生する。
次に、上述した課題を解決する一例である第一実施形態について図5〜7を用いて説明する。第一実施形態では振動の有無を撮像画像から検出し、振動がある場合は再度撮像を行う。図5は第一実施形態の振動を検出する方法を説明する図であり、図5(A)は振動を検出する構成を示す斜視図であり、図5(B)は振動がある場合の撮像画像である。図6は振動の有無を判断するフローチャートである。図7は振動がある場合の輝線の画像を示す図である。
まず、カメラCAによって基準線BLを含む対象物が撮像され、その画像が取得される(ステップS1)。次に、取得した画像から1ライン目の最も明るい画素のx座標を求め、それをLx(1)とする(ステップS2)。次に、取得した画像から2ライン目の最も明るい画素のx座標を求め、それをLx(2)とする(ステップS3)。同様に、取得した画像からNライン(最終ライン)目の最も明るい画素のx座標を求め、それをLx(N)とする(ステップS4)。
次に、上述した課題を解決する一例である第二実施形態について図8〜10を用いて説明する。第二実施形態では、第一実施形態と同様に、振動の有無を撮像画像から検出し、振動がある場合は再度撮像を行う。図8は第二実施形態の振動を検出する方法を説明する図であり、図8(A)は振動を検出する構成を示す斜視図であり、図8(B)は図8(A)のカメラの構成を示す図である。図9は振動がある場合の撮像画像であり、図9(A)は第一CMOS撮像素子による第一基準線の画像を示す図であり、図9(B)は第二CMOS撮像素子による第二基準線の画像を示す図であり、図9(C)は図9(A)の画像と図9(B)の画像を重ねた図である。図10は振動の有無を判断するフローチャートである。
まず、カメラCAAによって第一基準線BL1および第二基準線BL2を含む対象物(例えば、基板やダイ)が撮像され、第一CMOS撮像素子IPD1および第二CMOS撮像素子IPD2が同時にその第一画像IM1および第二画像IM2を取得する(ステップS11)。次に、カメラCAAは第一画像IM1および第二画像IM2を制御装置に転送する(ステップS12)。制御装置は、第一CMOS撮像素子IPD1が撮像した第一画像IM1と第二CMOS撮像素子IPD2が撮像した第二画像IM2を差分し、絶対値変換する(ステップS13)。制御装置は、画像内に所定の閾値以上の明度を有する領域(例えば、第一領域DA1、第二領域DA2)があるかどうか判断する(ステップS14)。YESの場合、振動または揺らぎがあると判断し、ステップS11に戻る。NOの場合、振動または揺らぎがないと判断し、第一画像IM1または第二画像IM2のいずれかの画像を用いてターゲット認識などによるアライメント処理を行う(ステップS15)。
上述した課題の解決手段の一例である第三実施形態について図11〜14を用いて説明する。第三実施形態では、陽炎による揺らぎを検出した場合、第一実施形態や第二実施形態のように再度撮像するのではなく、撮像画像を補正する。
このような構成によって、ボンディングヘッド41は、ステージ認識カメラ32の撮像データに基づいてピックアップ位置・姿勢を補正し、中間ステージ31からダイDをピックアップし、基板認識カメラ44の撮像データに基づいて基板にダイDをボンディングする。
このような構成によって、基板Sは、基板供給部6から搬送レーン52に沿ってボンディング位置まで移動し、ボンディング後、基板搬出部7まで移動して、基板搬出部7に基板Sを渡す。
実施例のダイボンディング工程では、まず、制御部8は、ウェハ11を保持しているウェハリング14をウェハカセットから取り出してウェハ保持台12に載置し、ウェハ保持台12をダイDのピックアップが行われる基準位置まで搬送する(ウェハローディング(工程P1))。次いで、制御部8は、ウェハ認識カメラ24によって取得した画像から、ウェハ11の配置位置がその基準位置と正確に一致するように微調整を行う。
また、実施例ではダイ位置認識の後にダイ外観検査認識を行っているが、ダイ外観検査認識の後にダイ位置認識を行ってもよい。
また、実施例ではウェハの裏面にDAFが貼付されているが、DAFはなくてもよい。
また、実施例ではピックアップヘッドおよびボンディングヘッドをそれぞれ1つ備えているが、それぞれ2つ以上であってもよい。また、実施例では中間ステージを備えているが、中間ステージがなくてもよい。この場合、ピックアップヘッドとボンディングヘッドは兼用してもよい。
また、実施例ではダイの表面を上にしてボンディングされるが、ダイをピックアップ後ダイの表裏を反転させて、ダイの裏面を上にしてボンディングしてもよい。この場合、中間ステージは設けなくてもよい。この装置はフリップチップボンダという。
1・・・ダイ供給部
13・・・突上げユニット
2・・・ピックアップ部
24・・・ウェハ認識カメラ
3・・・中間ステージ部
31・・・中間ステージ
32・・・ステージ認識カメラ
4・・・ボンディング部
41・・・ボンディングヘッド
42・・・コレット
44・・・基板認識カメラ
5・・・搬送部
51・・・基板搬送爪
8・・・制御部
S・・・基板
BS・・・ボンディングステージ
D・・・ダイ
P・・・パッケージエリア
CA・・・カメラ
BL・・・基準線
IA・・・撮像エリア
IBL・・・基準線の画像
Claims (13)
- 第一CMOS撮像素子を有し、ライン露光順次読出しを行う撮像装置と、
基板またはダイの近傍であって前記撮像装置の撮像領域内に配置され、前記第一CMOS撮像素子の水平画素ラインと直交する方向に延伸する第一基準線と、
前記撮像装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記撮像装置が前記基板または前記ダイと同一露光で撮像する前記第一基準線の画像に基づいて振動または陽炎による揺らぎを検出するダイボンディング装置。 - 請求項1において、
前記制御装置は、前記第一基準線の画像が所定値以上ずれている場合、前記振動または前記揺らぎがあると判断するダイボンディング装置。 - 請求項2において、
前記制御装置は、前記撮像装置による前記基板または前記ダイの撮像をやり直すダイボンディング装置。 - 請求項1において、
さらに、前記基板または前記ダイの近傍であって前記撮像装置の撮像領域内に配置され、前記第一基準線が延伸する方向と直交する方向に延伸する第二基準線を備え、
前記撮像装置は、さらに、前記第二基準線が延伸する方向と直交する方向に水平画素ラインがある第二CMOS撮像素子を備え、
前記制御装置は、前記撮像装置が前記基板または前記ダイと前記第一基準線と前記第二基準線とを同一露光で撮像する前記第一CMOS撮像素子の画像および前記第二CMOS撮像素子の画像に基づいて振動または陽炎による揺らぎを検出するダイボンディング装置。 - 請求項4において、
前記制御装置は、前記第一CMOS撮像素子の画像と前記第二CMOS撮像素子の画像を差分し絶対値変換しその画像に所定値以上の明度を有する場合、前記振動または前記揺らぎがあると判断するダイボンディング装置。 - 請求項5において、
前記制御装置は、前記撮像装置による前記基板または前記ダイの撮像をやり直すダイボンディング装置。 - 請求項1において、
さらに、前記第一基準線の近傍にアライメントパターンを備え、
前記制御装置は、前記第一基準線の前記アライメントパターンに対向する位置にずれがある場合、そのずれを測定し、その測定結果を前記アライメントパターンの位置決め結果にフィードバックするダイボンディング装置。 - 請求項1において、さらに、
前記ダイをピックアップするピックアップヘッドを備え、
前記制御装置は前記撮像装置を用いて前記基板および前記基板の近傍に設けられた前記第一基準線を撮像するダイボンディング装置。 - 請求項1において、さらに
前記ダイをピックアップするピックアップヘッドと、
ピックアップされた前記ダイが載置される中間ステージと、
を備え、
前記制御装置は前記撮像装置を用いて前記中間ステージの上に載置された前記ダイおよび前記中間ステージに設けられた前記第一基準線を撮像するダイボンディング装置。 - (a)第一CMOS撮像素子を有し、ライン露光順次読出しを行う撮像装置と、基板またはダイの近傍であって前記撮像装置の撮像領域内に配置され、前記第一CMOS撮像素子の水平画素ラインと直交する方向に延伸する第一基準線と、を備えるダイボンディング装置を準備する工程と、
(b)ダイが貼付されたダイシングテープを保持するウェハリングホルダを搬入する工程と、
(c)基板を搬入する工程と、
(d)前記ダイをピックアップする工程と、
(e)ピックアップした前記ダイを前記基板または既に前記基板にボンディングされているダイ上にボンディングする工程と、
を備え、
前記(d)工程または前記(e)工程において、前記撮像装置が前記基板または前記ダイと同一露光で撮像する前記第一基準線の画像に基づいて振動または陽炎による揺らぎを検出する半導体装置の製造方法。 - 請求項10において、
前記(e)工程は、検出した前記振動または前記揺らぎが所定値以上の場合は、前記撮像装置は再度前記基板および前記基板の近傍に設けられた前記第一基準線を撮像する半導体装置の製造方法。 - 請求項10において、
前記(e)工程は、検出した前記揺らぎが所定値以上であり、前記第一基準線のアライメントパターンに対向する位置にずれがある場合、そのずれを測定し、その測定結果を前記アライメントパターンの位置決め結果にフィードバックする半導体装置の製造方法。 - 請求項10において、
前記(d)工程は、検出した前記振動または前記揺らぎが所定値以上の場合は、前記撮像装置は再度前記ダイおよび前記ダイの近傍に設けられた前記第一基準線を撮像する半導体装置の製造方法。
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---|---|---|---|---|
TWI767790B (zh) * | 2021-07-12 | 2022-06-11 | 鄭宇倫 | 固晶定位方法 |
CN117782994A (zh) * | 2024-02-23 | 2024-03-29 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 极耳检测系统和极耳检测方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000121337A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 画像補正方法および画像補正装置 |
JP2009032811A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Canon Machinery Inc | 位置確認装置及び位置確認方法 |
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