JP2019148629A - 撮像装置 - Google Patents

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Kyosuke Sato
恭輔 佐藤
晃一 鷲巣
Koichi Washisu
晃一 鷲巣
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Abstract

【課題】 バリアングルモニタの表示品位を向上させること。【解決手段】 撮影手段を有するカメラ本体と、カメラ本体に対して回動可能に支持される表示手段と、前記表示手段を回動させる駆動手段と、前記カメラ本体或いは表示手段に設けられる姿勢検出手段と、使用者の操作を検出する操作検出手段と、前記姿勢検出手段と操作検出手段の信号に基づいて前記駆動手段を制御する駆動制御手段により撮像装置を構成する。【選択図】 図3

Description

本発明は、本体に対して回動可能な表示手段を有する撮像装置に関する。
本体に対して回動可能な表示手段、いわゆるバリアングルモニタを有するカメラにおいて従来、特許文献1に示すように、カメラの姿勢に応じてバリアングルモニタを回動させる駆動制御を行う事で、動画撮影時のバリアングルモニタの表示品位を向上させる技術が開示されている。
特開2001−275019号公報
特許文献1で開示されている技術は、撮影を開始する前に構図を頻繁に変更する際や、バリアングルモニタを展開して自身を撮影する、いわゆる自分撮りを行う際のバリアングルモニタの駆動制御については考慮されていない。よって、主に静止画撮影時の表示品位はあまり向上しないという課題がある。
そこで本発明では、上述した問題に対応して静止画撮影時もバリアングルモニタの表示品位を向上させる事を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、撮影手段を有するカメラ本体と、カメラ本体に対して回動可能に支持される表示手段と、前記表示手段を回動させる駆動手段と、前記カメラ本体或いは表示手段に設けられる姿勢検出手段と、使用者の操作を検出する操作検出手段と、前記姿勢検出手段と操作検出手段の信号に基づいて前記駆動手段を制御する駆動制御手段により撮像装置を構成する。
本発明によれば、バリアングルモニタの表示品位を向上させる事ができる。
本発明の第1実施例におけるカメラの側面模式図 本発明の第1実施例におけるカメラの背面模式図 本発明の第1実施例におけるカメラの電気的な構成を示すブロック図 本発明の第1実施例におけるバリアングルモニタの駆動機構の模式図 本発明の第1実施例におけるバリアングルモニタの駆動制御を説明する模式図 本発明の第1実施例におけるバリアングルモニタの駆動制御を説明するフローチャート 本発明の第1実施例における撮影倍率に応じた駆動制御を説明する模式図 本発明の第1実施例における撮影倍率に応じた駆動制御を説明するフローチャート 本発明の第1実施例における自分撮りモード時の駆動制御を説明する模式図 本発明の第1実施例における自分撮りモード時の駆動制御を説明するフローチャート 本発明の第1実施例における外光反射条件に応じた駆動制御を説明する模式図 本発明の第1実施例における外光反射条件に応じた駆動制御を説明するフローチャート 本発明の第1実施例におけるカメラの防振機能の構成を示すブロック図 本発明の第1実施例における焦点距離に応じた防振特性の変更制御を説明するフローチャート 本発明の第1実施例における表示範囲の変更制御を説明する模式図 本発明の第1実施例における表示範囲の変更制御を説明するフローチャート 本発明の第2実施例におけるカメラの背面模式図 本発明の第2実施例におけるカメラの電気的な構成を示すブロック図 本発明の第2実施例におけるバリアングルモニタの駆動制御を説明するフローチャート
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
図1は本発明のカメラの側面模式図であり、11はカメラ本体を、12はカメラ本体に対して沈胴可能なレンズ鏡筒を、13は表示手段であるバリアングルモニタを、14はバリアングルモニタ13を、カメラ本体11に対して矢印14aに示す1軸チルト方向に回動可能に軸支する軸受部を、15は撮影を開始するためのレリーズボタンをそれぞれ示す。
図2は本発明のカメラの背面模式図である。バリアングルモニタ13は撮影時の被写体或いは撮影後の画像を表示する表示部(面)13a、及び自身に対して略的に垂直に入射する外光を検出する外光検出部13bをそれぞれ備えている。また、軸受部14にはバリアングルモニタを回動させる駆動機構14bが内蔵されている。更に、カメラ本体11には図2の手前方向に突出している背面グリップ16が設けられ、背面グリップ16はバリアングルモニタ13を操作する操作検出手段に相当するモニタ操作ボタン17を備えている。
図3は本発明のカメラの電気的な構成を示すブロック図である。カメラ本体11は不図示の撮像素子とレンズ鏡筒12中の撮影光学系で構成される撮影手段31、及び各要素を統括して制御するCPU32を備えている。
操作検出手段であるモニタ操作ボタン17を押下すると、操作検出手段の信号がバリアングルモニタ13の駆動制御手段も兼ねるCPU32に入力される。この信号を受けてCPU32はバリアングルモニタ13の駆動手段33に指示を行い、軸受部14に内蔵される駆動機構14aを駆動する。これより、モニタ操作ボタン17を押下している期間のみバリアングルモニタ13は回動される。
また、モニタ操作ボタン17を押下すると、撮影構図を変更するという、使用者である所の撮影者の意思をカメラ側に明示的に伝える事ができる。この事を利用して、撮影構図変更をしやすくする各種の制御を行う事ができ、これは後程説明する。
CPU32は表示制御手段も兼ねており、カメラの動作モードに応じて適宜表示する内容や表示する向き、画面の明るさといった各種の表示様態を決定し、表示手段であるバリアングルモニタ13に内蔵される表示部13aに対して画像の表示を行わせる。
角度検出手段34はバリアングルモニタ13の回動角度、すなわちカメラ本体11とバリアングルモニタ13がなす角度を検出し、CPU32にその信号を出力する。上記の角度は、詳しくはカメラ本体11の鉛直下方向(図2における紙面下方向)の単位ベクトルと、バリアングルモニタ13の表示面13a(軸受部14の側の端部から反対の端部に向かう方向を正とする)がなす角度と定義する。
ここで、図1中13´に示すように、バリアングルモニタ13の回動角度が180度弱の所定値を越え、撮影手段31とモニタ表示部13aの向きが略的に等しくなった場合には、CPU32は撮影者がバリアングルモニタ13の表示を見ながら自分を撮影している「自分撮り撮影」と判定する。この場合にはバリアングルモニタ13が倒立している為に、撮影者が見る画像は上下反転している。よって、CPU32は表示部13aを制御して表示する画像を上下反転させて、倒立したバリアングルモニタ13でも正常な画像が見られるようにする。
距離検出手段35は公知の位相差方式やコントラスト方式で撮影被写体の焦点状態を調節する焦点調節手段であり、被写体にピントを合わせた後の焦点調節レンズの位置などを利用してカメラ本体11から撮影被写体までの距離を検出し、その結果をCPU32に出力する。詳細は後述するが、カメラ本体11から撮影被写体迄の距離が所定以下の時には操作検出手段17の信号が得られている時でもバリアングルモニタ13を回動させる駆動は禁止される。
姿勢検出手段36は角速度計や加速度計、傾斜計などで構成され、操作検出手段17の信号が得られている期間におけるカメラ本体11の姿勢変化を検出してCPU32に出力する。CPU32は入力されるカメラの姿勢変化に応じて、駆動手段33へ指示して軸受部14に内蔵される駆動機構14aを駆動する。すなわち撮影者が操作検出手段である操作ボタン17を押した状態でカメラの撮影方向を変化させると、その変化に応じてバリアングルモニタ13は自動的に回動される。この際、カメラ本体11の姿勢が変化した時にその変化を打ち消す量だけバリアングルモニタ13を回動させる制御を行うと、カメラ本体11の姿勢が変化しても、バリアングルモニタ13の空間内における絶対的な姿勢は変化しなくなる。これによりカメラ本体11の姿勢が変化してもバリアングルモニタ13上の表示部13aと撮影者との向きを常に一定に保つ事ができるようになる。以降、このような制御をバリアングルモニタ13の空間ロック制御と呼称する。
外光検出手段13bは例えばフォトトランジスタで構成され、バリアングルモニタ13に対して略的に垂直に入射する外部光源の特性(明るさ、波長)を検出する。そしてその検出結果に応じてCPU32は駆動機構14aを駆動する。これは外部光源の入射方向に対してバリアングルモニタ13の表示部13aが正対する事を避け、撮影者に対して見やすい表示を行う事を目的とする。具体的には外光検出手段13aが検出する外部光源の明るさが所定以上の場合には、バリアングルモニタ13に設けられた外光検出手段13bの信号が小さくなるようにCPU32はバリアングルモニタ13を所定量回動させる。
本発明のブロック図にブレ補正手段37が設けられている理由を以下に述べる。操作検出手段17の信号が得られている時は、撮影者が撮影構図を変更する為にカメラ本体11の姿勢を変える意思がある。しかしながら公知のブレ補正システムが働いていると、カメラ姿勢の変化もブレと認識してブレ補正を行ってしまう為に、円滑に撮影構図を変える事が出来ない。そこで、操作検出手段17の信号が得られている時にはCPU32はブレ補正手段37の動作を制限する事で撮影構図を変えやすくする。
次に、ブロック図3を用いて説明した各要素の詳細な動作について、個別に説明する。
(姿勢検出手段によるバリアングルモニタの回動駆動制御)
図4に軸受部14に内蔵されている駆動機構14bの詳細な模式図を示す。41はバリアングルモニタ13に接続される回動部材である駆動ホイルを、42は駆動ホイル41に対の突起部が圧接されている振動子を、43は振動子42を振動させる圧電部材を、44は振動子42の両端に一端が固定され、振動子42を矢印44a方向に弾性的に支持する支持板を、45は振動子42を駆動ホイル41に圧接させるエラストマーなどの弾性体で構成された付勢バネを、46は付勢バネ45を振動子42との間で圧縮すると共に支持板44の他端が固定されるハウジングをそれぞれ示す。
このような構造の為に、振動子42はハウジング46に対して矢印44a方向には弾性的に移動可能であり、且つ付勢バネ45により駆動ホイル41に圧接される。ポテンショメータなどで構成された角度検出手段34は駆動ホイル41の駆動量の絶対位置を検出する。駆動手段33は角度検出手段34の信号とCPU32からの駆動目標値に従って圧電部材43を駆動する。
以上のように振動子42と駆動ホイル41は超音波アクチュエータを構成しており、互いの摩擦接触(すべり伝達)により駆動力伝達が行われる。その為、撮影者によるバリアングルモニタ13の手動回動のような大きな外力が加わった場合には両者がスリップし駆動ホイル41はCPU32の指示とは無関係に撮影者の意思に応じで回動可能である。すなわち駆動手段33の状態にかかわらずバリアングルモニタ13は撮影者の操作で任意の角度に設定できる。例えば撮影者が被写体を狙い、その後にバリアングルモニタ13の角度を自分の好みで設定する事も上記構成により対応が可能になる。
次に、バリアングルモニタ13の駆動制御について、撮影の流れを例にして説明する。
はじめに撮影者は被写体の大まかな方向に向けてカメラを構える。次にカメラ本体11に設けられたモニタ操作ボタン17を押しこむ。これによりバリアングルモニタ13はモニタ操作ボタン17を押しこんだ時点における角度検出手段34のバリアングルモニタ13のカメラ本体11との相対角度を基準にして姿勢検出手段36の信号に基づいて駆動制御される。
上記動作をより詳細に説明する。角度検出手段34および姿勢検出手段36からはカメラ本体11とバリアングルモニタ13の相対角度およびカメラ本体11の重力などに対する角度が出力されているが、モニタ操作ボタン17を押した時点で、角度出力および姿勢出力に重畳されるバイアス成分をカットする。このようにして初期化された角度検出手段34および姿勢検出手段36の信号に基づいてバリアングルモニタ13は駆動制御される為に、モニタ操作ボタン17操作後には、それまでのバリアングルモニタ13とカメラ本体11の角度を中心にしてスムーズにバリアングルモニタ13は駆動を始める。
姿勢検出手段36に対応したバリアングルモニタ13の駆動角度に対して図5を用いて説明する。
図5(a)はカメラを使い始める前の初期状態である。図5(b)はバリアングルモニタ13の表示方向を撮影者の視線51とあわせる動作であり、撮影者はカメラ本体11の向きを調節してバリアングルモニタ13の表示を見やすくする。図5(c)、図5(d)では撮影者はモニタ操作ボタン17を押したままカメラの向きを変えて撮影に先立って撮影構図の調整を行う。或いはモニタ操作ボタン17を押したまま動画撮影中の被写体追従や静止画撮影中の流し撮りを行う。
この時操作ボタン17が押されている為にバリアングルモニタ13は姿勢検出手段36の信号に基づいて制御される。この制御は姿勢の変化を打ち消す方向にバリアングルモニタ13を駆動する設定の為に、カメラ本体11の向きを変更してもバリアングルモニタ13は空間ロック制御される。その為に撮影者の視線方向51は常に変化せず見やすい表示が可能になる。
図5(e)はカメラを使い始める前の初期状態である図5(a)の状態においてバリアングルモニタ13の角度を撮影者が手動で変更した場合である。そして図5(f)、図5(g)では撮影者はモニタ操作ボタン17を押したままカメラの向きを変えて撮影に先立って撮影構図の調整を行う。或いはモニタ操作ボタン17を押したまま動画撮影中の被写体追従や静止画撮影中の流し撮りを行う。この時操作ボタン17が押されている為にバリアングルモニタ13は撮影者が図5(e)で設定した角度を基準にして姿勢検出手段36の信号に基づいて制御される。(空間上でロックを続ける)。その為に撮影者の視線方向51は常に変化せず見やすい表示が可能になる。
図6は上記動作を説明するフローチャートである。このフローはカメラの主電源をオンにした時にスタートする。なお、説明を分かりやすくする為に本発明とは無関係の動作は省いている。
ステップ#601では撮影者のモニタ操作ボタン17の押し込み操作を待機する。そしてモニタ操作ボタンがオンになるとステップ#602に進む。ステップ#602では姿勢検出手段36の信号に基づいて駆動手段33が駆動され、バリアングルモニタ13は空間ロック制御される。更に、ステップ#603では空間ロック制御中の撮影構図変更をしやすくする(アシストする)各種の制御を行い、ステップ#601に戻る。
ステップ#602では前述したようにモニタ操作ボタン17を押した時点で、角度検出手段34の角度出力信号および姿勢検出手段36の姿勢出力信号に重畳されるバイアス成分をカットしそれぞれに信号を初期化する。そして初期化された角度検出信号と姿勢検出信号に基づいてバリアングルモニタ13は駆動制御され、バリアングルモニタ13とカメラ本体11のモニタ操作ボタン17オン直後の角度を中心にしてスムーズにバリアングルモニタ13は駆動を始める。
なお、これまでに述べた駆動制御中に、撮影者により改めてバリアングルモニタ13の手動回動が行われた場合は、その回動後の姿勢を新たに基準としてバリアングルモニタ13を駆動制御するようにするとよい。すなわち、例えばバリアングルモニタ13の駆動制御中に、駆動指示値と大きく異なる駆動結果が検出されたような場合には、改めて角度検出手段34および姿勢検出手段36の初期化を行った上で駆動制御を再開するようにするとよい。これにより、より撮影者の意思を反映した駆動制御を行う事ができる。
以上説明したような駆動機構を構成し駆動制御を行う事で、バリアングルモニタ13を円滑に駆動して撮影者の視線に合う方向に保つ事ができ、表示品位を向上させる事ができる。なお、本発明のカメラではレリーズボタン15の押し切りによる静止画撮影時にはバリアングルモニタ13の空間ロック制御を解除して省電力化や騒音、振動を抑える構成になっている。
(撮影倍率が小さい時にはバリアングルモニタの駆動制御を禁止する)
撮影構図の変更法にはふたつの方法があり、ひとつは図7(a)の矢印71で示すようにカメラの向き(撮影角度)を変える方法、もうひとつは図7(b)の矢印72に示すようにカメラの位置(平行移動)を変える方法がある。被写体が遠い場合や、撮影倍率が小さい場合には後者の手法は変更量が小さいため、専ら前者の手法により撮影構図を変更する事になる。
しかしながら、マクロ撮影のように撮影被写体が近く撮影倍率が大きい場合には、後者の手法の方が撮影構図を細かく変えられるため好ましい。そしてこの場合は前者の手法の場合と異なり、バリアングルモニタ13と撮影者の方向は大きく変化しない。
そこで、このような場合はバリアングルモニタ13の駆動制御を禁止するように制御する事で、バリアングルモニタ13を駆動制御する事による電力消費を抑える事ができる。また、マクロ撮影では手ブレなどにより頻繁な撮影構図変更が必要になり、その度にバリアングルモニタ13が小刻みに動くと品位を低下させるが、このような制御を行う事でそれも抑える事が出来る。
図8は上記制御を説明するフローチャートであり、図6のステップ#602のサブルーチンとなる。なお、説明を分かりやすくする為に図7を用いて説明した動作以外のフローは省いている。
撮影者がモニタ操作ボタンをオンにすると、ステップ#60201では撮影倍率検出手段を兼ねるCPU32が撮影倍率を計算する。撮影倍率はフォーカスレンズの位置から求めた主被写体からカメラまでの距離と、撮影光学系の焦点距離の積で求められ、主被写体までの距離が近く、撮影光学系の焦点距離が長い場合ほど撮影倍率は大きくなる。
ステップ#60202では撮影倍率が所定以上であるか否かを判定しており、撮影倍率が所定量(例えば0.2倍)以上の場合にはステップ#60203に進み、それより小さい場合にこのフローを抜けてステップ#602に戻る。そしてステップ#60203ではバリアングルモニタ13の駆動を禁止してステップ#602に戻る。
なお、ステップ#60202における分岐判定は、上述した撮影倍率を求めて比較する手法に限らず、例えばカメラの撮影モードにより判断してもよい。すなわち、例えばカメラがマクロモードに設定されている場合や、マクロ撮影機能を有するレンズにおいて、マクロ撮影状態にあると判断できる場合には、撮影倍率が所定以上である場合と同様にステップ#60203に進むようにしてもよい。
このように撮影倍率とバリアングルモニタの駆動制御を関連付ける事で、操作性を損なう事なく低消費電力且つ高品位のバリアングルモニタ駆動制御が実現できる。
(自分撮りモード時のバリアングルモニタの制御)
図9は撮影者が自分自身を撮影する「自分撮りモード」を説明する図である。自分撮りモードの場合には図9(a)に示すようにバリアングルモニタ13をカメラ本体11に対して180度近くまで開き、図9(b)に示すように表示部13aに撮影者自身が映るようにする。
バリアングルモニタ13は倒立している為に、そのままでは撮影者が見る画像は上下反転してしまう。しかしながらバリアングルモニタ13の回動角度を角度検出手段34が検出し、所定値を越えた場合には表示制御手段も兼ねるCPU32が表示させる画像を上下反転させる事で、図9(b)に示すように自分撮りモードにおいても撮影者にとって好ましい向きの画像を表示できる。
図9(b)では被写体である自分自身に向けたカメラ本体11の向きが適正でない為に、表示部13aに映される被写体13cの下側がカメラの撮影範囲内に入っていない。そこで撮影者は適正な撮影範囲を得る為にカメラ本体11の姿勢変更を行う。
この時モニタ操作ボタン17を操作し、バリアングルモニタ13の空間ロック制御を行う事で、モニタはカメラ本体11の姿勢に関わらず撮影者に向かうため、撮影者にとって見やすい表示角度を保つ。しかし、この際同時にカメラ本体11とバリアングルモニタ13の角度も変化するため、例えば図9(c)に示すようにバリアングルモニタ13とカメラ本体11の角度が所定値よりも小さくなると、カメラは自分撮りモードではないと判定して表示画像を元の向き(上下反転させない向き)に戻してしまう。その為図9(d)に示すように表示部13aには被写体13(d)は撮影者にとって上下逆に表示されてしまう。
この問題に対して、本発明ではモニタ操作ボタン17が操作されている間は表示制御手段32の動作を制限し、被写体表示の切替を禁止する、すなわち、モニタ操作ボタン17を押下した時点の表示方向を維持するように設定する。これにより、図9(c)に示すように自分撮りモードにおいてモニタの空間ロック制御を行った場合でも、図9(e)に示すように常にバリアングルモニタ13に良好な画像を表示する事ができる。
図10は上記の制御を説明するフローチャートであり、図6のステップ#602のサブルーチンに相当する。なお、説明を分かりやすくする為に図9を用いて説明した動作以外のフローは省いている。
はじめに撮影者がカメラ本体11を自分に向け、モニタを確認できるように図9(a)の状態にする。この時ステップ#60204ではモニタ操作ボタン17が押下されているか否かを判定する。モニタ操作ボタンが押下されている場合は、自分撮りモードにおける空間ロック制御中であるため、ステップ#60205にて現在の表示方向を維持してステップ#602に戻る。
一方モニタ操作ボタンが押下されていない場合は、撮影者は自分撮りモードで撮影するか、通常モードで撮影するかを選択中であるため、ステップ#60206にてバリアングルモニタ13の回動角度を検出し、その角度に応じてステップ#60207とステップ#60208でそれぞれ適切な方向で画像を表示させる。
このように自分撮り撮影時の画像反転設定とバリアングルモニタの駆動制御を関連付ける事で、品位の高いモニタ駆動制御を行う事が可能になる。
(反射条件に応じたバリアングルモニタ制御)
順光撮影(光源を背にした撮影)時にはバリアングルモニタ13の表示部13aが反射して表示画像が見えにくくなる。そのような状態でバリアングルモニタ13を空間ロック制御してしまうと、その後いくらカメラの向きを変えても上記の問題は解消されなくなる。そこで本発明では表示部13aが反射する恐れがある時は、その反射が少なくなる角度までバリアングルモニタ13の角度を変更する。
図11は上記動作を説明する図であり、図11(a)ではバリアングルモニタ13が光源111と正対し、表示部13aよりその反射光112が撮影者に向けて射出している。
CPU32は外光検出手段13bに入力される外光の明るさが所定以上であり、且つバリアングルモニタ13を図11(b)に示すように矢印113方向に所定量往復駆動した時にその明るさが図11(c)に示すように大きく変化する時は、表示部13aに反射を起こす光束が入射していると判定する。そしてそのような場合には図11(d)に示すように、外光検出手段13bに入射する光量が最も大きい時に対して所定量(例えば50%等)に減る角度までバリアングルモニタ13を駆動し、そこを基準位置として空間ロック制御を行う。
図12は上記制御を説明するフローチャートであり、図6のステップ#602のサブルーチンとなる。なお、説明を分かりやすくする為に図11を用いて説明した動作以外のフローは省いている。
撮影者がモニタ操作ボタンをオンにすると、ステップ#60209では図11(b)で説明したようにバリアングルモニタ13を所定量(例えば±15度等)往復駆動する。ステップ#60210では図11(c)に示したようにステップ#60209の往復駆動時に外光検出手段13bの信号に変化があるか否かを判定し、変化がある時にはステップ#60211に進み、そうでない時にはこのフローを抜けてステップ#602に戻る。
ステップ#60211においては、上記往復駆動内で外光検出手段13bの信号が最も小さい角度にバリアングルモニタ13を駆動する。なお、この時図11(c)に示すように角度θ2とθ3の光量がほぼ等しい時には、より小さい角度θ2をバリアングルモニタ13の設定角度にするとよい。これはカメラ本体11とバリアングルモニタ13の角度が小さい方が撮影頻度が高いと推測できるためである。
このように外光の位置とバリアングルモニタの駆動制御を関連付ける事で、バリアングルモニタ13はその反射光が撮影者に向かないように駆動制御され、品位の高い表示を行う事ができる。
(バリアングルモニタ制御時の防振特性変更)
カメラがブレ補正(防振)機能を稼働している時に小さい撮影構図の変更を行うと、構図変更の動きはブレと誤認識され、動きを打ち消す方向にブレ補正が介入してしまう事がある。本発明のようにモニタ操作ボタン17を操作している時には、撮影者が撮影構図を変更する意思があると判断する事ができるので、その間は防振特性を低下させる事で撮影構図の変更を行いやすくする事ができる。
図3における姿勢検出手段36は防振を行う時の手ブレ検出手段を兼ねており、姿勢検出手段36と手ブレ補正手段37とCPU32の間には図13に示す関係がある。図13において姿勢検出手段36の信号はCPU32に入力される。ここでは姿勢検出手段36が振動ジャイロ等の角速度計であるものとして説明する。
CPU32に入力された姿勢検出手段36の信号は、ハイパスフィルタ131により信号に重畳するバイアス信号やパンニング角速度がカットされ、その後積分器132で角度信号に変換される。そして目標値設定手段133により角度信号はカメラ本体11に内蔵された光学系の状態に応じた利得の目標値に設定され、その目標値に従ってブレ補正手段37は駆動される。
ここでハイパスフィルタ131の時定数が撮影構図の変更しやすさと関連しており、時定数が大きい時は低周波のブレまで補正される為に高い精度のブレ補正が出来るが撮影構図は変更しにくい。逆にハイパスフィルタ131の時定数が小さい時は低周波のブレは補正されない為に撮影構図の変更は行いやすいがブレ補正の精度は低下する。
そこで本発明では、モニタ操作ボタン17が操作されている時にはハイパスフィルタ131の時定数を小さくする。その後レリーズボタン15の操作が始まったら撮影を行う段階に入ったと判定して、ハイパスフィルタ131の時定数を元の大きい値に戻して防振精度を高くする。この時定数を元の大きい値に戻す操作はモニタ操作ボタン17の押下状態に関わらず、レリーズボタン15の操作が始まった時点で即座に行われる。
なお、撮影範囲が広い場合(撮影光学系の焦点距離が短い場合)は構図変更の動きは大きくなく、上記制御を行う必要性は低いと推測する事ができるため、上記制御は行わなくともよい。
図14は上記制御を説明するフローチャートであり、図6のステップ#603のサブルーチンとなる。なお、説明を分かりやすくする為に図13を用いて説明した動作以外のフローは省いている。
図6のステップ#601にて撮影者がモニタ操作ボタン17をオンにしているので、本フローでは防振特性を変更する準備を始める。始めにステップ#60301では焦点距離による撮影範囲の判定を行う。焦点距離が所定の基準値よりも短い場合には防振特性を変更する必要性は低いと予想されるので、本フローはスキップしてステップ#603に戻る。
一方焦点距離が長い場合には撮影範囲が狭く、頻繁に大きな動きの構図変更が行われると予想されるので、ステップ#60302を介してハイパスフィルタ131の時定数制御に進む。ステップ#60302はレリーズボタン15の操作状態を判定し、まだレリーズボタン15が操作されていない場合はステップ#60303に進みハイパスフィルタ131の時定数を小にする。これによりカメラの構図変更は行いやすくなる。一方撮影に移行する為にレリーズボタン15の操作が行われた場合はステップ#60304に進み、ハイパスフィルタ131の時定数を元の大きい値に戻す。これにより防振精度の高い状態で撮影を行えるようになる。
このようにバリアングルモニタの操作と防振特性を関連付ける事で、操作性の高いカメラが実現できる。
(撮影構図変更中の画像表示範囲変更)
撮影者が撮影構図を変更する時には撮影範囲外も表示部13aに表示されている方が撮影構図の設定が行いやすい。そこで本発明ではモニタ操作ボタン17を操作している時は撮影範囲外も表示部13aに表示する構成にしている。
図15は上記の機能を説明するカメラの背面模式図であり、モニタ操作ボタン17を押している間は表示部13aには枠151で囲まれた実際に撮影される範囲よりも広い範囲の被写体情報も表示される。
撮影手段31は撮影光学系の焦点距離が変更可能な構成であり、モニタ操作ボタン17を押した時点で焦点距離制御手段を兼ねるCPU32は撮影光学系を現在の焦点距離よりワイド側(短い焦点距離)に変更する。その後レリーズボタン15を押して撮影準備及び撮影を開始する段階(以降、単に撮影段階と呼称する)に入ったら撮影光学系の焦点距離を早期に元に戻す事で、撮影者が意図する範囲の画像を記録する。
なお、モニタ操作ボタン17を押した時点において撮影範囲が十分に広い状態(例えば肉眼で得られる画角より広い画角の場合)は撮影構図の変更は容易である為に、上記のようにモニタ操作ボタン17操作時に撮影光学系の焦点距離を変更する動作は行わない。
図16は上記制御を説明するフローチャートであり、図6のステップ#603のサブルーチンとなる。なお、説明を分かりやすくする為に図15を用いて説明した動作以外のフローは省いている。
図6のステップ#601にて撮影者がモニタ操作ボタン17をオンにしているので、本フローでは撮影画角を広げる準備を始める。ステップ#60305ではレリーズボタン15の操作がなされ、撮影段階に入ったか否かが判定される。撮影段階に入った場合にはステップ#60308に進み、焦点距離の変更は行わないか、または前回のフローで焦点距離がワイドに変更されている場合にはその焦点距離を元に戻すとともに本フローを抜けてステップ#602に戻る。一方まだ撮影段階でない場合はステップ#60306に進む。
ステップ#60306では現状の表示範囲が撮影構図変更に適しているか否かを判定する。具体的には、例えば焦点距離で決まる撮影画角が肉眼の画角より広い場合には撮影構図変更に適していると判定する。この場合はステップ#60308に進みステップ#602に戻る。一方撮影構図変更に適していないと判定された場合はステップ#60307に進み、焦点距離をワイド側(肉眼の撮影画角程度)にすると共に表示部13aに撮影構図の151を表示して、このサブフローをぬけてステップ#602に戻る。
このようにバリアングルモニタの操作と焦点距離を関連付ける事で、操作性の高いカメラが実現できる。
以上、本発明の第1の実施例について説明したが、本発明はここで説明した内容に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば本実施例ではバリアングルモニタ13の空間ロック制御を行うための操作検出手段をモニタ操作ボタン17としたが、操作検出手段は機械的なボタンに限らずともよい。例えばバリアングルモニタ13にタッチパネルを内蔵させ、これを操作検出手段として、撮影者がモニタを手動で回転させて向きを調節した後にモニタの表示面を軽く触れる(タップする)動作を持って空間ロック制御を行うようにしてもよい。または、カメラ本体11に加速度計を内蔵させ、これを操作検出手段として、モニタの向きを調節した後にカメラ本体を軽く振る(シェイクする)動作を持って空間ロック制御を行うようにしてもよい。他にも音声認識手段(「ロック」と命令する等)や、視線認識手段(モニタを見つめ続ける等)等も操作検出手段とする事ができる。
[実施例2]
図17は本発明の第2の実施例におけるカメラの背面図であり、図2と異なるのはモニタ操作ボタン17が省かれている点である。本実施例においては、バリアングルモニタ13の駆動制御はモニタ操作ボタン17ではなくレリーズボタン15の操作で行われる。
レリーズボタンは3ストロークのスイッチになっており、第1スイッチ(レリーズボタンに触れる)でモニタ操作ボタンと同じ機能、第2スイッチ(レリーズボタンを軽く押しこむ)で測光や焦点状態検出、ピント補正、第3スイッチ(強く押しこむ)で撮影の3構成になっている。或いはレリーズボタンは2ストロークスイッチになっており、第1スイッチ(レリーズボタンを軽く押しこむ)でモニタ操作ボタンと同じ機能および測光や焦点状態検出、ピント補正、第2スイッチ(強く押しこむ)で撮影の2構成になっている。
3ストローク構成の場合には第2スイッチオンの時に選択した主被写体を基準にして測光、焦点状態検出を行い、2ストローク構成の場合には第1スイッチオンの時より主被写体の選択を更新し、逐次更新された主被写体を基準にして測光、焦点状態検出を行う。
図18は本発明の第2の実施例における電気的な構成を示すブロック図であり、図3と異なるのは図17でも述べたように操作検出手段がレリーズボタン15になっている事、及び姿勢検出手段36がバリアングルモニタ13側に配置された点である。姿勢検出手段36がバリアングモニタ13内に設けられた場合のバリアングルモニタ13の駆動制御について説明する。
撮影者がレリーズボタン15を操作した時より、駆動手段33はCPU32を介して、姿勢検出手段36の信号に基づきバリアングルモニタ13の駆動を始める。
はじめに姿勢検出手段36に重畳するバイアス信号をカットする。ここでバイアス信号とはその時点における姿勢検出手段36の姿勢により決まる信号である。 その為バイアス信号をカットする事で姿勢検出手段36の信号はレリーズボタン15を操作した時を初期値(姿勢ゼロ)として出力を始める。その後は姿勢検出手段36の信号がゼロを保つように駆動手段33はバリアングルモニタ13を駆動する。姿勢検出手段36はバリアングルモニタ13内に配置されているので、バリアングルモニタの姿勢が変化すると姿勢検出手段36の出力も変化する。そこで姿勢検出手段36の信号を駆動手段33に負帰還するといわゆるゼロメソッド制御になり、バリアングルモニタは空間ロック制御される。
図19(a)は本発明の第2実施例動作を説明するフローチャートであり、このフローはカメラの主電源をオンにした時にスタートする。なお、説明を分かりやすくする為に本発明と無関係な動作は省いている。
ステップ#1901では撮影者のレリーズボタン15の操作を待機する。そしてレリーズボタン15が操作されるとステップ#1902に進む。ステップ#1902ではバリアングルモニタ13内の姿勢検出手段36の信号に基づいて駆動手段33が駆動され、バリアングルモニタ13は空間ロック制御されステップ#1901に戻る。
図19(b)はバリアングルモニタの姿勢制御を説明するフローチャートであり、図19(a)のステップ#1902のサブルーチンとなる。なお、説明を分かりやすくする為にバリアングルモニタ13の姿勢制御動作以外のフローは省いている。
ステップ#19021では姿勢検出手段36の姿勢出力信号に重畳されるバイアス成分(現時点での姿勢情報)をカットする。ステップ#19022では撮影者によるカメラ本体11の撮影構図変更によりバリアングルモニタ13が重力方向に対して直交する方向(以下水平方向)に動いたか否か判定する。水平方向に動いた場合にはステップ#19023に進み、そうでない時にはステップ#19024に進む。
ステップ#19023では撮影者によるカメラ本体11の撮影構図変更によりバリアングルモニタ13が重力方向に沿う方向(以下垂直方向)に動いたか否か判定する。垂直方向に動いた場合にはステップ#19025に進み、そうでない時にはバリアングルモニタ13は水平、垂直方向にも変化が無かったのでステップ#19022に戻る。
ステップ#19024ではバリアングルモニタ13を垂直方向に駆動する。一方ステップ#19025ではバリアングルモニタ13を水平方向に駆動する。このようにして、バリアングルモニタ13は姿勢の変動を打ち消す方向に駆動される為、常に空間ロック制御される。
ステップ#19025ではレリーズボタン15の再操作が行われたか否かを判定する。ここでレリーズボタン15の再操作とは撮影者がレリーズボタン15を離した場合や、或いは撮影を行う為にレリーズボタン15を更に操作(押しこむ)した場合を指し、そのような場合にはこのサブルーチンを抜けてステップ#1902に戻り、操作が無い場合にはステップ#19021に戻る。
以上のように本実施例ではレリーズボタン15をモニタ操作ボタンに兼用させる事で、シンプルで使いやすい操作性を得ている。また、姿勢検出手段36をバリアングルモニタ13に内蔵させる事でいわゆるゼロメソッド制御が行われ、それまでのバリアングルモニタ13の姿勢や姿勢検出手段13の感度やリニアリティの変動によらず常に安定した姿勢制御を行う事が可能になる。
以上、本発明の第2の実施例について説明したが、本発明はここで説明した内容に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば本実施例においても、第1の実施例でモニタ駆動制御や撮影構図変更アシスト制御のサブルーチンとして示した各種の制御を適宜取捨選択して実行して構わない。
11 カメラ本体
13 バリアングルモニタ(表示手段)
14b 駆動機構
15 レリーズボタン(操作検出手段)
17 モニタ操作ボタン(操作検出手段)
32 CPU(駆動制御手段)
33 駆動手段
34 角度検出手段
36 姿勢検出手段

Claims (5)

  1. 撮影手段を有するカメラ本体と、
    該カメラ本体に対して回動可能に支持される表示手段と、
    該表示手段を回動させる駆動手段と、
    前記撮像装置本体或いは表示手段に設けられる姿勢検出手段と、
    使用者の操作を検出する操作検出手段と、
    前記姿勢検出手段と操作検出手段の信号に基づき前記駆動手段を制御する駆動制御手段
    で構成された撮像装置。
  2. 前記表示手段の回動角度を検出する角度検出手段と、
    該角度検出手段の信号に基づいて前記表示手段の表示様態を変更させる表示制御手段
    を備え、
    前記操作検出手段の信号に基づいて前記表示制御手段の動作を制限する
    事を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記表示手段は圧電部材と、
    該圧電部材により振動駆動される振動子と、
    前記表示手段に接続される回動部材と、
    該回動部材に対して前記振動子を摩擦接触させる付勢バネと
    により構成される駆動機構を有し、
    前記駆動手段は前記圧電部材を駆動する
    事を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 主被写体から撮像装置までの距離と撮影光学系の焦点距離に基づいて撮影倍率を求める撮影倍率検出手段と、
    該撮影倍率検出手段の信号に基づいて前記駆動手段を制御する駆動制御手段
    で構成される請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記表示手段に入射する外光を検出する外光検出手段を有し、
    該外光検出手段の信号に基づいて前記駆動制御手段は前記駆動手段を制御する
    事を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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