JP2019148153A - 排水口フィルタ - Google Patents

排水口フィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP2019148153A
JP2019148153A JP2018035122A JP2018035122A JP2019148153A JP 2019148153 A JP2019148153 A JP 2019148153A JP 2018035122 A JP2018035122 A JP 2018035122A JP 2018035122 A JP2018035122 A JP 2018035122A JP 2019148153 A JP2019148153 A JP 2019148153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
net body
cut
state
pedestal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018035122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7064667B2 (ja
Inventor
幸世 亀倉
Yukiyo Kamekura
幸世 亀倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2018035122A priority Critical patent/JP7064667B2/ja
Publication of JP2019148153A publication Critical patent/JP2019148153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7064667B2 publication Critical patent/JP7064667B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

【課題】未使用時には台座シート体の歪みの発生を低減しつつ、使用時には異物の捕捉性を高めることの可能な排水口フィルタを提供する。【解決手段】排水口フィルタ100は、リング状の台座シート体110と円盤状のシート状ネット体120とが重ねられた未使用状態と、シート状ネット体120が円盤状の高さ方向に押し広げられた状態である使用状態と、の間で変形可能であり、シート状ネット体120は、使用状態において、押し広げられた状態でその形態を維持可能であることを特徴とする。未使用時には、台座シート体110とシート状ネット体120とが重ねられた状態であることから、台座シート体の歪みの発生を低減することができる。また、使用時には、シート状ネット体120が押し広げられた状態でその形態を維持可能であることから、髪の毛等の異物の捕捉性を高めることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、排水口に取り付けて髪の毛などの異物を捕捉するための排水口フィルタに関する。
従来の排水口フィルタとして、台座シート体に袋状のネット体が取り付けられているものがあった。このような排水口フィルタでは、台座シート体が梱包時に押しつぶされて圧力が掛かって歪んでしまう。その状態で排水口フィルタが排水口に設置されると、台座シートの歪み部分に隙間ができ、そこへ髪の毛等の異物が入り込んでしまう。
この問題を解決する排水口フィルタとして、特開2010−100992号公報(特許文献1)に開示される排水口フィルタが知られている。同文献に開示される排水口フィルタは、台座シート体とシート状ネット体からなる。このような排水口フィルタでは、未使用時には台座シートとシート状ネット体とが重ねられているため、梱包時に圧力が掛かっても台座シート体が歪んでしまうことを低減できる。よって、使用時に排水口フィルタを水平状態に保つことができる。
特開2010−100992号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されるような排水口フィルタでは、排水口フィルタを水平状態に保つことができるが、シート状ネット体が伸縮変形しづらい構成であるため、異物の捕捉性に問題があった。すなわち、シート状ネット体が伸縮変形しづらいと、使用時に髪の毛等の異物が台座シート体の表面を覆ってしまい、シート状ネット体へ異物が流れないことがある。このように、従来の排水口フィルタでは、台座シート体の歪みの発生を低減することと、異物の捕捉性を高めることを両立させることは難しいという問題があった。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、未使用時には台座シート体の歪みの発生を低減しつつ、使用時には異物の捕捉性を高めることの可能な排水口フィルタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、リング状の台座シート体と円盤状のシート状ネット体とを備えた排水口フィルタであって、前記台座シート体と前記シート状ネット体とが重ねられた未使用状態と、前記シート状ネット体が円盤状の高さ方向に押し広げられた状態である使用状態と、の間で変形可能であり、前記シート状ネット体は、前記使用状態において、押し広げられた状態でその形態を維持可能であることを特徴とする、排水口フィルタが提供される。
かかる構成によれば、未使用時には、台座シート体とシート状ネット体とが重ねられた状態であることから、台座シート体の歪みの発生を低減することができる。また、使用時には、シート状ネット体が押し広げられた状態でその形態を維持可能であることから、髪の毛等の異物の捕捉性を高めることができる。このようにして、未使用時には台座シート体の歪みの発生を低減しつつ、使用時には異物の捕捉性を高めることが可能である。
本発明は様々な応用が可能である。以下の応用例は適宜組み合わせることが可能である。
例えば、前記シート状ネット体には、同心円状に複数の切り込み領域が設けられ、前記シート状ネット体は、前記使用状態において、前記複数の切り込み領域の少なくとも1つが押し広げられた状態でその形態を維持可能であるようにしてもよい。かかる構成によれば、複数の切り込み領域の少なくとも1つを選択して押し広げて使用可能であり、排水口の形状や異物の発生量などに柔軟に対応することができる。
また、前記シート状ネット体は、外側の前記切り込み領域ほど面積が大きいようにしてもよい。シート状ネット体を押し広げた際、特に先端がすぼまる形状に押し広げた際には、外側の切り込み領域のほうが異物の捕捉量が多くなり、内側の切り込み領域のほうが異物の捕捉量が少なくなる。そこで、外側の切り込み領域ほど面積を大きくし、内側の切り込み領域ほど面積を小さくすることで、異物の捕捉量を多くすることができる。
また、前記シート状ネット体の切り込みの少なくとも1つは、円形状又は楕円形状であってもよい。円形状又は楕円形状の切り込みは、スリット状の切り込みに比べて、通水性がよいだけでなく、切り込みが引っ張られたときに、引っ張りの力を逃がすことができ、切り込みが割けにくくなる。なお、円形状又は楕円形状の切り込みの位置は、規則的でもランダムでもよい。
また、前記円形状又は楕円形状の切り込みは、前記複数の切り込み領域の端部に設けられるようにしてもよい。シート状ネット体を押し広げる際に、切り込み領域の端部にある切り込みが押し広げられにくいことがある。この点、円形状又は楕円形状など孔状の切り込みを切り込み領域の端部に設けることによって、切り込み領域の端部にある切り込みを押し広げやすくなる。
また、前記台座シート体の外径は、排水口の締め付けリングの径と同じサイズであってもよい。台座シート体の外径が、排水口の締め付けリングの径と異なると、段差が生じて異物が挟まりやすくなる。この点、台座シート体の外径が、排水口の締め付けリングの径と同じサイズであることによって、台座シート体と排水口の締め付けリングとの間に髪の毛などの異物が挟まるのを効果的に防止することができる。
本発明によれば、未使用時には台座シート体の歪みの発生を低減しつつ、使用時には異物の捕捉性を高めることの可能な排水口フィルタが提供される。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
第1の実施形態にかかる排水口フィルタ100の未使用時の状態を示す図であり、(a)は台座シート体110とシート状ネット体120が分離した状態を示し、(b)は台座シート体110とシート状ネット体120が重ねられた状態を示す。 未使用時のシート状ネット体120を示す平面図である。 使用時に押し広げられた状態のシート状ネット体120を示す斜視図である。 排水口フィルタ100の使用時の状態を示す図であり、(a)は1段階押し広げた状態を示し、(b)は2段階押し広げた状態を示し、(c)は3段階押し広げた状態を示す。 台座シート体110の外径と水流との関係を示す図であり、(a)は台座シート体110の外径が排水口の締め付けリングの径と同じ場合を示し、(b)は台座シート体の外径が排水口の締め付けリングの径よりも小さい場合を示す。 (第2の実施形態)切り込みが押し広げられた状態を示す図であり、(a)はスリット状の切り込みの場合を示し、(b)は孔状の切り込みを示す。 (第3の実施形態)孔状の切り込みが切り込み領域の端部に設けられたシート状ネット体220を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
本実施形態に係る排水口フィルタ100の構成について、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、排水口フィルタ100の未使用時の状態を示す図であり、(a)は台座シート体110とシート状ネット体120が分離した状態を示し、(b)は台座シート体110とシート状ネット体120が重ねられた状態を示す。
排水口フィルタ100は、図1に示したように、リング状の台座シート体110と円盤状のシート状ネット体120とを備える。排水口フィルタ100は、未使用時には台座シート体110と円盤状に折り畳まれたシート状ネット体120とが重ねられて板状に構成され、使用時にはシート状ネット体120が押し広げられて用いられる。排水口フィルタ100は使い捨て可能であり、材質は紙やプラスチックで構成することができる。以下、排水口フィルタ100の各構成要素について、詳細に説明する。
(台座シート体110)
台座シート体110は、この排水口フィルタ100の台座となる部分であり、図1に示したように、リング状をしている。台座シート体110は、外径が142mm程度、内径が46mm程度であり、厚みが0.5mm程度である。
台座シート体110の外径は、排水口の締め付けリングの径とほぼ同じサイズである。排水口の締め付けリングとは、シンクに接する部分の排水管を固定しているものであり、サイズが規格化されている。台座シート体110のサイズは、規格に応じて複数種類作成することも可能である。台座シート体110の外径に関する特徴については、さらに後述する。
(シート状ネット体120)
シート状ネット体120は、台座シート体110に取り付けられて異物を補足するためのものであり、図1に示したように、円盤状をしている。シート状ネット体120は、外形が142mm程度、厚みが0.5mm程度である。
シート状ネット体120は、未使用状態においては円盤状であり、使用状態においては、円盤状の高さ方向に押し広げられた状態で、その形態を維持可能である。この点について、図2〜図4を参照しながら説明する。
図2は、未使用時のシート状ネット体120を示す平面図である。シート状ネット体120には、図2に示したように、同心円状に複数の切り込み領域120a、120b、120cが設けられている。最外の切り込み領域120aには、円周方向に18行、径方向に18段の切り込みが形成されている。中央の切り込み領域120bは10行10段の切り込みが形成されている。最内の切り込み領域120cは4行4段の切り込みが形成されている。これら切り込み領域の数や、各切り込み領域における切り込みの行数や段数は一例であり、任意の形態の切り込みを形成することができる。
このように、シート状ネット体120は、外側の切り込み領域120cほど面積が大きい。シート状ネット体120を先端がすぼまる形状に押し広げた際には、外側の切り込み領域120aのほうが異物の捕捉量が多くなり、内側の切り込み領域120cのほうが異物の捕捉量が少なくなる。そこで、外側の切り込み領域120aほど切り込み数を多くして切り込み領域の面積を大きくし、内側の切り込み領域120cほど切り込みの数を少なくして切り込み領域の面積を小さくすることで、異物の捕捉量を多くすることができる。
各切り込みは、スリット状(線状又は矩形状)であり、押し広げることで切り込みが広がり、シート状ネット体120が円盤状から垂直方向に立ち上がる。シート状ネット体120は、この押し広げられた状態でその形態を維持可能である。各スリットは、カッター、レーザーカット加工、打ち抜き加工等により形成することができる。スリットをカッターにより形成すれば細いスリットに加工しやすい。また、レーザーカット加工によれば任意の形状に加工しやすい。また、打ち抜き加工によれば、量産に向いている。
図3は、使用時に押し広げられた状態のシート状ネット体120を示す斜視図である。
シート状ネット体120は、使用状態において、図3に示したように、複数の切り込み領域の少なくとも1つが押し広げられた状態でその形態を保持可能である。
図4は、排水口フィルタ100の使用時の状態を示す図であり、(a)は1段階押し広げた状態を示し、(b)は2段階押し広げた状態を示し、(c)は3段階押し広げた状態を示す。なお、切り込み領域120a、120b、120cのうちどれを押し広げるか、また、どの順序で押し広げるかなどは任意である。例えば、必ずしも図4(a)、図4(b)、図4(c)の順で押し広げなくてもよい。また例えば、最外の切り込み領域120aと中央の切り込み領域120bを押し広げたり、最外の切り込み領域120aと最内の切り込み領域120cを押し広げたりなど、任意の形態に押し広げて使用することができる。
以上、排水口フィルタ100の構成について説明した。次に、排水口フィルタ100の使用方法について、図5を参照しながら説明する。図5は、台座シート体110の外径と水流との関係を示す図であり、(a)は台座シート体110の外径が排水口の締め付けリングDの径と同じ場合を示し、(b)は台座シート体の外径が排水口の締め付けリングDの径よりも小さい場合を示す。
排水口フィルタ100の使用時には、上述したように、シート状ネット体120を図3、図4に示したように押し広げる。排水口の形状や異物の発生量などに応じて任意の形態に押し広げることができる。そして、排水口フィルタ100を、図5(a)に示したように、排水口の締め付けリングDに設置する。
台座シート体110は、図5(a)に示したように、締め付けリングDの径と同じサイズである。なお、図5(b)に示したように、台座シート体の外径が、排水口の締め付けリングDの径と異なると、段差が生じて異物が挟まりやすくなる。この点、台座シート体110の外径が、排水口の締め付けリングDの径と同じサイズであることによって、台座シート体110と排水口の締め付けリングDとの間に髪の毛などの異物Hが挟まるのを効果的に防止することができる。
図5(a)に示したように、水流に乗って異物Hが運ばれるが、排水口フィルタ100によって異物Hを捕捉することができる。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、未使用時には、台座シート体110とシート状ネット体120とが重ねられた状態であることから、台座シート体110の歪みの発生を低減することができる。また、使用時には、シート状ネット体120が押し広げられた状態でその形態を維持可能であることから、髪の毛等の異物の捕捉性を高めることができる。このようにして、未使用時には台座シート体110の歪みの発生を低減しつつ、使用時には異物の捕捉性を高めることが可能である。
また、シート状ネット体120には、同心円状に複数の切り込み領域120a、120b、120cが設けられ、シート状ネット体120は、使用状態において、複数の切り込み領域120a、120b、120cの少なくとも1つが押し広げられた状態でその形態を維持可能であるようにしたことで、複数の切り込み領域120a、120b、120cの少なくとも1つを選択して押し広げて使用可能であり、排水口の形状や異物の発生量などに柔軟に対応することができる。
また、シート状ネット体120は、外側の切り込み領域ほど面積を大きくし、内側の切り込み領域ほど面積を小さくすることで、異物の捕捉量を多くすることができる。
また、台座シート体110の外径が、排水口の締め付けリングDの径と同じサイズであることによって、台座シート体110と排水口の締め付けリングDとの間に髪の毛などの異物Hが挟まるのを効果的に防止することができる。
以下、上記第1の実施形態の応用例について説明する。以下の実施形態においては、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明することとし、上記第1の実施形態と実質的に同様の点については、重複説明を省略することがある。
(第2の実施形態)
本実施形態の排水口フィルタは、シート状ネット体における切り込みの形態が上記第1の実施形態のシート状ネット体120と異なるものである。台座シート体については、上記第1の実施形態の台座シート体110と同様のものを用いることができる。本実施形態のシート状ネット体について、図6を参照しながら説明する。図6は、切り込みが押し広げられた状態を示す図であり、(a)はスリット状の切り込みの場合を示し、(b)は孔状の切り込みを示す。
上記第1の実施形態では、シート状ネット体120の切り込みは、細長い矩形状のスリットであった。このスリットでは、シート状ネット体120を押し広げると、図6(a)に示したような略菱型になる(図3も参照)。この菱型は図6(a)に示したように角に屈曲部122aを有する。シート状ネット体120は、この屈曲部122aに起因して、水に濡れたときなどに裂けやすい。
本実施形態のシート状ネット体は、図6(b)に示したように、孔状の切り込み222を少なくとも1つ以上有する。孔状とは、例えば略円形状又は略楕円形状であり、屈曲部122aに代えて角にアールを施した形状である。このような孔状の切り込み222は、例えばレーザーカット加工により構成することができる。
孔状の切り込み222は、スリット状の切り込みに比べて、通水性がよいだけでなく、切り込みが引っ張られたときに、引っ張りの力を逃がすことができ、切り込みが割けにくくなる。なお、孔状の切り込みの位置は、規則的でもよくランダムでもよい。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、孔状の切り込み222を設けたことで、スリット状の切り込みに比べて、通水性がよいだけでなく、切り込みが引っ張られたときに、引っ張りの力を逃がすことができ、切り込みが割けにくくなる。
(第3の実施形態)
本実施形態の排水口フィルタは、上記第2の実施形態の応用例であり、シート状ネット体における切り欠き部の配置に特徴を有するものである。台座シート体については、上記第1の実施形態の台座シート体110と同様のものを用いることができる。本実施形態のシート状ネット体220について、図7を参照しながら説明する。
図7は、孔状の切り込み(貫通孔)220cが切り込み領域の端部や間に設けられたシート状ネット体220を示す図である。本実施形態のシート状ネット体220は、図7に示したように、上記実施形態と同様に複数の切り込み領域220a、220bが設けられている。そして、孔状の切り込み220cが切り込み領域220a、220bの端部や間に設けられている。孔状の切り込み220cは、上記第2の実施形態と同様に、略円形状又は略楕円形状である。
シート状ネット体220を押し広げる際に、切り込み領域220a、220bの端部にある切り込みが押し広げられにくいことがある。この点、略円形状又は略楕円形状など孔状の切り込み220cを切り込み領域の端部や間に設けることによって、切り込み領域220a、220bの端部にある切り込みを押し広げやすくなる。
(第3の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、略円形状又は略楕円形状など孔状の切り込み(貫通孔)220cを切り込み領域220a、220bの間に設けることによって、切り込み領域220a、220bの端部にある切り込みを押し広げやすくなる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、シート状ネット体には、同心円状に複数の切り込み領域が設けられる場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。同心円状に複数の切り込み領域を設けなくてもよい。また、複数の切り込み領域を設ける場合でも、その形態は任意であり、必ずしも同心円状に設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、シート状ネット体120は、外側の切り込み領域ほど面積が大きい場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。外側の切り込み領域ほど面積が小さくてもよく、同じでもよい。また、各切り込み領域における切り込みの行の間隔や列の間隔も適宜調整可能である。切り込み領域の面積(表面積)や切り込みの数は、排水口の形(お風呂や洗面所の排水口などさまざまな形)に合わせたものを複数用意することができる。
また、上記実施形態では、台座シート体110の外径が、排水口の締め付けリングの径と同じサイズである場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。台座シート体の外径が、排水口の締め付けリングの径より大きくてもよく、小さくてもよい。
上記実施形態で説明した各部材のサイズ等は一例に過ぎない。例えば、台座シート体は、上記実施形態の例よりも内径が大きくてもよく、厚みが薄くてもよい。また、シート状ネット体120上に、ポリプロピレンなどのラミネートや硬化インキ厚盛樹脂印刷加工などを施すことによって台座シート体としての機能を持たせるようにしてもよい。また、台座シート体やシート状ネット体にデザイン印刷してもよい。
上記実施形態、応用例、変形例は、任意に組み合わせて実施することができる。
100 排水口フィルタ
110 台座シート体
120 シート状ネット体
120a、120b、120c 切り込み領域
220 シート状ネット体
220a、220b 切り込み領域
220c 孔状の切り込み(貫通孔)
D 排水口の締め付けリング
H 髪の毛などの異物

Claims (6)

  1. リング状の台座シート体と円盤状のシート状ネット体とを備えた排水口フィルタであって、
    前記台座シート体と前記シート状ネット体とが重ねられた未使用状態と、前記シート状ネット体が円盤状の高さ方向に押し広げられた状態である使用状態と、の間で変形可能であり、
    前記シート状ネット体は、前記使用状態において、押し広げられた状態でその形態を維持可能であることを特徴とする、排水口フィルタ。
  2. 前記シート状ネット体には、同心円状に複数の切り込み領域が設けられ、
    前記シート状ネット体は、前記使用状態において、前記複数の切り込み領域の少なくとも1つが押し広げられた状態でその形態を維持可能であることを特徴とする、請求項1に記載の排水口フィルタ。
  3. 前記シート状ネット体は、外側の前記切り込み領域ほど面積が大きいことを特徴とする、請求項2に記載の排水口フィルタ。
  4. 前記シート状ネット体の切り込みの少なくとも1つは、円形状又は楕円形状であることを特徴とする、請求項2又は3に記載の排水口フィルタ。
  5. 前記円形状又は楕円形状の切り込みは、前記複数の切り込み領域の端部に設けられることを特徴とする、請求項4に記載の排水口フィルタ。
  6. 前記台座シート体の外径は、排水口の締め付けリングの径と同じサイズであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の排水口フィルタ。
JP2018035122A 2018-02-28 2018-02-28 排水口フィルタ Active JP7064667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018035122A JP7064667B2 (ja) 2018-02-28 2018-02-28 排水口フィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018035122A JP7064667B2 (ja) 2018-02-28 2018-02-28 排水口フィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019148153A true JP2019148153A (ja) 2019-09-05
JP7064667B2 JP7064667B2 (ja) 2022-05-11

Family

ID=67849239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018035122A Active JP7064667B2 (ja) 2018-02-28 2018-02-28 排水口フィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7064667B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6288701A (ja) * 1985-10-16 1987-04-23 松下電器産業株式会社 ごみ収納装置
JPH09209430A (ja) * 1996-02-01 1997-08-12 Kosuke Mitsui 濾過シート
JP2009007785A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Panasonic Electric Works Co Ltd ごみ受け装置
JP2010100992A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Kowa Sangyo:Kk 排水口用フィルター

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN202436775U (zh) 2011-12-27 2012-09-19 陈梓平 平面排水构件

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6288701A (ja) * 1985-10-16 1987-04-23 松下電器産業株式会社 ごみ収納装置
JPH09209430A (ja) * 1996-02-01 1997-08-12 Kosuke Mitsui 濾過シート
JP2009007785A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Panasonic Electric Works Co Ltd ごみ受け装置
JP2010100992A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Kowa Sangyo:Kk 排水口用フィルター

Also Published As

Publication number Publication date
JP7064667B2 (ja) 2022-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007038218A (ja) トレー・コラム用トレー・バルブ
JP2010525185A (ja) 紙製品のために適した繊維懸濁液を処理するためのすき網、特に硬いすき網を製造するための方法
DE112017003453T5 (de) MEMS-Struktur, kapazitiver Sensor, piezoelektrischer Sensor, akustischer Sensor mit MEMS-Struktur
JP2019148153A (ja) 排水口フィルタ
EP3243337B1 (en) Microphone with dustproof through holes
CN111711904A (zh) 微型麦克风防尘装置及mems麦克风
US2601125A (en) Reinforcing clip
USD1001955S1 (en) Insect trap
KR920003762B1 (ko) 심층 여과형 필터
US11478951B2 (en) Cut-crease rule for dieboard
CN106794590B (zh) 用于滤器基板的带肋状物且带孔的含氟塑料支撑体片状物及其制造方法
JP6131329B2 (ja) ハトメ及びワッシャー
US5403108A (en) In binder punch
JPH022809A (ja) フイルタ装置
US3719282A (en) Universal coffee filter
JP5385334B2 (ja) ボール
WO2019150252A1 (en) Filter for food containers and process for its manufacture
JP7445080B1 (ja) 排水口フィルター
JP2015214116A (ja) 打ち抜き装置及びシート材の加工方法
CN208139344U (zh) 煤气灶防油污垫
JP2014145404A (ja) ホック装置
JP5798379B2 (ja) フィルター及びフィルターの製造方法
JP3207991U (ja) ボタン
JP2018079165A (ja) 変形自在食器
KR200487087Y1 (ko) 필터 유닛

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7064667

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150