JP2019148112A - 小便器 - Google Patents
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Abstract
Description
このように構成された本発明においては、使用者がターゲットマークに向けて放尿するので、尿の着地点が安定する。使用者が放尿しているときに、ターゲットマークが表示された領域及びこのターゲットマークの所定幅で下方に延びる領域からなる吐水領域の少なくとも一部を洗浄水が通過するので、排水口から排出される前に、ターゲットマークに向けて放尿された尿が洗浄水と混ざって希釈される。したがって、節水化した場合、尿を十分に希釈させることができる。
このように構成された本発明によれば、尿が着地するターゲットマークではない領域を洗浄水が流れるので、尿が洗浄水と衝突して飛び跳ねることを抑制することができると共に、尿を十分に希釈させることができる。
このように構成された本発明によれば、尿が着地するターゲットマークの少なくとも一部を洗浄水が流れるので、ターゲットマークへと放尿された尿が洗浄水と混ざって希釈される。
このように構成された本発明によれば、尿が着地するターゲットマークの全域を洗浄水が流れるので、尿が洗浄水とより確実に混ざって希釈される。
このように構成された本発明によれば、洗浄水が広がった後に縮小するように流れる場合においても、縮小する部分がターゲットマークを流れるので、尿が洗浄水と混ざって希釈される。
このように構成された本発明によれば、ターゲットマークが表示されたタイミングに合わせて放尿するように使用者を誘導し、そのタイミングでは洗浄水が流れているので、尿が洗浄水と確実に混ざって希釈される。
このように構成された本発明によれば、予め使用者の放尿方向を定めるので、尿が洗浄水と確実に混ざって希釈される。
このように構成された本発明によれば、尿軌道が下がり、ターゲットマークを表示する必要がなくなった時点で照射を終了させ、光照射装置の寿命を延ばすことができる。
本明細書において、小便器の「背面側」とは、小便器の、壁面に当接する側を示し、小便器の「正面側」とは、小便器の、尿を受ける側(「背面側」の反対側)を示す。また、小便器の「左右方向」とは、小便器が設置される壁面と平行で、水平な方向を示す。
図3に示すように、小便器1の自動洗浄ユニット9は、人体や尿を検知するマイクロ波センサ42と、上述した洗浄水をボウル面2へ吐水する吐水装置4と、ボウル面2に光を照射する表示手段である光照射装置30と、マイクロ波センサ42からの信号に基づき吐水装置4及び光照射装置30を制御する制御部40と、を備えている。
本実施形態による小便器1においては、尿を受けるボウル面2と、その底部に形成される排水口6と、洗浄水を吐水して尿を希釈すると共にボウル面を洗浄する吐水装置4と、この吐水装置4による洗浄水の吐水を制御する制御部40と、使用者を検知するマイクロ波センサ42と、ボウル面2に使用者が放尿すべき輝点Tを表示する光照射装置30とを備えている。小便器1の制御部40は、マイクロ波センサ42が使用者を検知している間、吐水装置4から洗浄水を吐水して尿を希釈し、マイクロ波センサ42が使用者を検知しなくなった後に、吐水装置4から洗浄水を吐水してボウル面2の全体を洗浄する。制御部40は、洗浄水を吐水して尿を希釈するとき、吐水装置4を制御して、輝点Tが表示された領域及びこの輝点Tの所定幅で輝点Tより下方に延びる領域Aからなる吐水領域の少なくとも一部を通過するような洗浄水の流れを形成させる。
2 ボウル面
4 吐水装置
6 排水口
9 自動洗浄ユニット
20 第1電磁弁
22 第1吐水口
26 第2電磁弁
28 第2吐水口
30 光照射装置
40 制御部
42 マイクロ波センサ
Claims (8)
- 尿を受けるボウル面と、
その底部に形成される排水口と、
洗浄水を吐水して尿を希釈すると共に上記ボウル面を洗浄する吐水装置と、
この吐水装置による洗浄水の吐水を制御する制御部と、
使用者を検知するセンサと、
上記ボウル面に使用者が放尿すべきターゲットマークを表示する表示手段と、
を有し、
上記制御部は、上記センサが使用者を検知している間、上記吐水装置から洗浄水を吐水して尿を希釈し、上記センサが使用者を検知しなくなった後に、上記吐水装置から洗浄水を吐水して上記ボウル面を洗浄し、
上記制御部は、洗浄水を吐水して尿を希釈するとき、上記吐水装置を制御して、上記ターゲットマークが表示された領域及びこのターゲットマークの所定幅で下方に延びる領域からなる吐水領域の少なくとも一部を通過するような洗浄水の流れを形成することを特徴とする小便器。 - 上記吐水装置は、上記ターゲットマークの位置に対して左右方向に偏心して配置された吐水口を備え、
上記制御部は、上記吐水装置を制御して、上記吐水口から上記ターゲットマークの所定幅で下方に延びる領域を流れるように第1の瞬間流量の洗浄水を吐水して尿を希釈させる、請求項1に記載の小便器。 - 上記制御部は、上記吐水装置を制御して、上記吐水装置の吐水口から上記ターゲットマークが表示された領域の少なくとも一部を流れるように第2の瞬間流量の洗浄水を吐水して尿を希釈させる、請求項1に記載の小便器。
- 上記制御部は、上記吐水装置を制御して、上記吐水装置の吐水口から上記ターゲットマークが表示された領域の全域を流れるように洗浄水を吐水して尿を希釈させる、請求項3に記載の小便器。
- 上記制御部は、上記吐水装置を制御して、上記吐水装置の吐水口から洗浄水が広がった後に縮小し、その縮小する部分が上記ターゲットマークが表示された領域を流れるように洗浄水を吐水して尿を希釈させる、請求項3又は4に記載の小便器。
- 上記表示手段は、上記ボウル面に光を照射することにより上記ターゲットマークを表示する光照射装置であり、
上記制御部は、上記光照射装置を制御して、洗浄水を吐水して尿を希釈しているときに上記ボウル面に上記ターゲットマークを表示させる、請求項1乃至5の何れか1項に記載の小便器。 - 上記制御部は、上記光照射装置による光の照射を開始させた後に、上記吐水装置を制御して、尿を希釈するための洗浄水の吐水を開始させる、請求項6に記載の小便器。
- 上記制御部は、尿を希釈するための洗浄水の吐水を終了させる前に、上記光照射装置による光の照射を終了させる、請求項6又は7に記載の小便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018033360A JP7069520B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 小便器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018033360A JP7069520B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 小便器 |
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JP2019148112A true JP2019148112A (ja) | 2019-09-05 |
JP7069520B2 JP7069520B2 (ja) | 2022-05-18 |
Family
ID=67850301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018033360A Active JP7069520B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 小便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7069520B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62276138A (ja) * | 1986-05-26 | 1987-12-01 | 株式会社イナックス | 小便器の自動洗浄装置 |
JPH0193274U (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-19 | ||
JP2017222987A (ja) * | 2016-06-13 | 2017-12-21 | Toto株式会社 | 小便器装置 |
-
2018
- 2018-02-27 JP JP2018033360A patent/JP7069520B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JPS62276138A (ja) * | 1986-05-26 | 1987-12-01 | 株式会社イナックス | 小便器の自動洗浄装置 |
JPH0193274U (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-19 | ||
JP2017222987A (ja) * | 2016-06-13 | 2017-12-21 | Toto株式会社 | 小便器装置 |
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JP7069520B2 (ja) | 2022-05-18 |
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