JP2019147652A - エレベータシステムおよびエレベータの群管理制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
〈第1実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータシステムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Aは、建物内に設置された、一般利用者用の第1一般用エレベータ10および第2一般用エレベータ20と、一般利用者および車椅子利用者兼用の車椅子兼用エレベータ30と、一般利用者用の第1一般用乗場操作盤41および第2一般用乗場操作盤42と、車椅子専用乗場操作盤43と、群管理装置50Aとを備える。
本実施形態によるエレベータシステム1Aの動作として、通常運転モードの動作と、車椅子用代替運転モードの動作とについて説明する。通常運転モードとは、第1一般用エレベータ10、第2一般用エレベータ20、および車椅子兼用エレベータ30の3台がすべて正常に稼働している状態で実行される運転モードである。また、車椅子用代替運転モードとは、当該エレベータシステム1A内の車椅子兼用エレベータがリニューアル工事等により運転不能な状態になり、当該車椅子兼用エレベータ内の車椅子乗場操作盤が群管理装置から切り離されている状態のときに実行される運転モードである。
通常運転モード時は、群管理装置50Aの動作情報取得部51において、第1エレベータ制御装置14から所定時間間隔で第1一般用エレベータ10の運転状況情報が取得され、第2エレベータ制御装置24から所定時間間隔で第2一般用エレベータ20の運転状況情報が取得され、兼用エレベータ制御装置34から所定時間間隔で車椅子兼用エレベータ30の運転状況情報が取得される。運転状況情報には、各乗りかご内での行先階登録ボタンの操作情報が含まれる。
エレベータシステム1A内の車椅子兼用エレベータ30がリニューアル工事等により運転不能になり、当該車椅子兼用エレベータ30内の車椅子専用乗場操作盤が群管理装置50Aから切り離されている状態になると、作業員により、車椅子専用乗場操作盤43に乗場無線通信装置432が設置されるとともに、群管理装置50Aが通常運転モードから車椅子用代替運転モードに変更される。
〈第2実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータシステムの構成について、図5を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Bは、第1乗りかご12内に設置された第1後付けかご内操作盤123および第1乗りかご12上に設置された第1かご上無線通信装置124と、第2乗りかご22内に設置された第2後付けかご内操作盤223および第2乗りかご22上に設置された第2かご上無線通信装置224とを備える他は、第1実施形態で説明したエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態によるエレベータシステム1Bの動作について説明する。エレベータシステム1Bにおいて、通常運転モード時に実行される動作は、第1実施形態で説明した動作と同様であるため、詳細な説明は省略する。
〈第3実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータシステムの構成について、図8を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Cは、各階の乗場に設置された乗場スピーカ装置44と、第1乗りかご12内に設置された第1かご内スピーカ装置125と、第2乗りかご22内に設置された第2かご内スピーカ装置225とを備える他は、第1実施形態で説明したエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態によるエレベータシステム1Cでは、通常運転モード時および車椅子用代替運転モード時のいずれの場合も、第1実施形態と同様の処理が実行されるため、詳細な勝利の説明は省略する。
〈第4実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の第4実施形態によるエレベータシステムの構成について、図9を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1Dは、かご内車椅子利用者判定装置としての第1かご内カメラ装置126が第1乗りかご12内に設置され、第2かご内カメラ装置226が第2乗りかご22内に設置されている他は、第2実施形態で説明したエレベータシステム1Bの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。第1かご内カメラ装置126は第1乗りかご12内を撮影し、撮像情報を解析して第1乗りかご12内に車椅子利用者がいるか否かを判定する。そして、この判定結果情報をテールコード、第1エレベータ制御装置14を介して群管理装置50Dに送信する。第2かご内カメラ装置226も同様に、第2乗りかご22内を撮影し、撮像情報を解析して第2乗りかご22内に車椅子利用者がいるか否かを判定してこの判定結果情報を群管理装置50Dに送信する。
本実施形態によるエレベータシステム1Dの動作について説明する。エレベータシステム1Dにおいて、通常運転モード時に実行される動作は、第1実施形態で説明した動作と同様であるため、詳細な説明は省略する。本実施形態において、第1かご内カメラ装置126から送信された第1乗りかご12内の車椅子利用者の有無の判定結果情報および第2かご内カメラ装置226から送信された第2乗りかご22内の車椅子利用者の有無の判定結果情報は、それぞれのエレベータ制御装置から群管理装置50Dの動作情報取得部51を介して開閉動作変更指示部57で取得される。
Claims (8)
- 建物内に設置された、
一般利用者用の一般用エレベータと、
一般利用者および車椅子利用者兼用の車椅子兼用エレベータと、
一般利用者用の一般用乗場操作盤と、
車椅子利用者専用の車椅子専用乗場操作盤と、
前記一般用エレベータと、前記車椅子兼用エレベータと、前記一般用乗場操作盤と、前記車椅子専用乗場操作盤と通信可能に接続され、前記一般用乗場操作盤または前記車椅子専用乗場操作盤で乗場呼び操作が行われたときに、応答させるエレベータを割り当てる群管理装置と、
前記車椅子兼用エレベータが運転不能な状態になり、前記車椅子専用乗場操作盤が前記群管理装置から切り離されたときに前記車椅子専用乗場操作盤に設置され、前記車椅子専用乗場操作盤で行われた乗場呼び操作の情報を前記群管理装置に無線送信する乗場無線通信装置とを備え、
前記群管理装置は、
前記車椅子専用乗場操作盤に前記乗場無線通信装置が設置されていない通常運転時に、前記車椅子専用乗場操作盤で乗場呼び操作が行われると、応答させるエレベータとして前記車椅子兼用エレベータを割り当て、
前記車椅子専用乗場操作盤に前記乗場無線通信装置が設置されているときに、前記乗場無線通信装置から無線送信された乗場呼び操作の情報を取得すると、応答させるエレベータとして前記一般用エレベータを割り当てる
ことを特徴とするエレベータシステム。 - 前記群管理装置は、前記乗場無線通信装置から無線送信された乗場呼び操作の情報を取得し、応答させるエレベータとして前記一般用エレベータを割り当て、割り当てた一般用エレベータの乗りかごが当該乗場呼び操作が行われた階床に着床したとき、および、着床後に当該乗りかご内で行われたかご呼び操作で指定された階床に着床したときに、車椅子利用者に対応した戸開閉動作を実行させる
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。 - 前記一般用エレベータは、
前記車椅子兼用エレベータが運転不能な状態のときに、自エレベータの乗りかご内に新たに取り付けられた後付のかご内操作盤を有し、
前記群管理装置は、
前記乗場無線通信装置から無線送信された乗場呼び操作の情報を取得し、応答させるエレベータとして前記一般用エレベータを割り当て、当該一般用エレベータの乗りかごが当該乗場呼び操作が行われた階床に着床したとき、および、着床後に前記後付のかご内操作盤で行われたかご呼び操作で指定された階床に着床したときに、車椅子利用者に対応した戸開閉動作を実行させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータシステム。 - 前記建物内のエレベータ乗場に設置された乗場スピーカ装置をさらに備え、
前記群管理装置は、前記乗場無線通信装置から無線送信された乗場呼び操作の情報を取得し、応答させるエレベータとして前記一般用エレベータを割り当てたときに、当該乗場呼び操作に対して前記一般用エレベータを応答させることを示す報知情報を前記乗場スピーカ装置から出力させる
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエレベータシステム。 - 前記一般用エレベータの乗りかご内に設置されたかご内スピーカ装置をさらに備え、
前記群管理装置は、前記乗場無線通信装置から無線送信された乗場呼び操作の情報を取得し、応答させるエレベータとして前記一般用エレベータを割り当てたときに、自エレベータが車椅子利用者に対応した運転を行うことを示す報知情報を、割り当てた一般用エレベータの乗場スピーカ装置から出力させる
ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のエレベータシステム。 - 前記一般用エレベータの乗りかご内に車椅子利用者がいるか否かを判定するかご内車椅子利用者判定装置をさらに備え、
前記群管理装置は、前記乗場無線通信装置から無線送信された乗場呼び操作の情報を取得し、応答させるエレベータとして前記一般用エレベータを割り当て、割り当てた一般用エレベータの乗りかごが当該乗場呼び操作が行われた階床に着床したとき、および着床後、当該乗りかご内で行われたかご呼び操作で指定された階床に着床したときに、前記かご内車椅子利用者判定装置で当該乗りかご内に車椅子利用者がいると判定されると、車椅子利用者に対応した戸開閉動作を実行させる
ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載のエレベータシステム。 - 前記一般用エレベータは複数台設置され、
前記群管理装置は、前記乗場無線通信装置から無線送信された乗場呼び操作の情報を取得すると、呼びに応答中でない一般用エレベータがある場合には、その中で前記車椅子兼用エレベータに最も近い場所に設置されたエレベータを応答させるエレベータとして割り当て、すべての一般用エレベータが呼びに応答中であれば、応答させるエレベータとして、すべての一般用エレベータの中で前記車椅子兼用エレベータに最も近い場所に設置されたエレベータを割り当てる
ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載のエレベータシステム。 - 建物内に設置された、一般利用者用の一般用エレベータ、一般利用者および車椅子利用者兼用の車椅子兼用エレベータ、一般利用者用の一般用乗場操作盤、および車椅子利用者専用の車椅子専用乗場操作盤に通信可能に接続された群管理装置が、
通常運転時に、前記車椅子専用乗場操作盤で乗場呼び操作が行われると、応答させるエレベータとして前記車椅子兼用エレベータを割り当て、
前記車椅子兼用エレベータが運転不能な状態になり、前記車椅子専用乗場操作盤が前記群管理装置から切り離され、前記車椅子専用乗場操作盤で行われた乗場呼び操作の情報を前記群管理装置に無線送信する乗場無線通信装置が前記車椅子専用乗場操作盤に設置された後に、前記乗場無線通信装置から無線送信された乗場呼び操作の情報を取得すると、応答させるエレベータとして前記一般用エレベータを割り当てる
ことを特徴とするエレベータの群管理制御方法。
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JP2018033225A JP6542410B1 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | エレベータシステムおよびエレベータの群管理制御方法 |
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