JP2019147214A - 制御装置、制御システム、制御プログラムおよび制御方法 - Google Patents

制御装置、制御システム、制御プログラムおよび制御方法 Download PDF

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Isaac Penaloza Sanchez Christian
イサック ペナロサ サンチェス クリスチャン
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Shuichi Nishio
修一 西尾
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Abstract

【課題】マニピュレータの動作とマニピュレータの動作とは関係の無い或る動作についてのマルチタスクを実現することができる。【解決手段】第1制御装置12はCPU30を含み、CPUは脳波検出器22で検出されたユーザの脳波信号に基づいてマニピュレータ18の動作を制御するための制御信号を生成する。第2制御装置16は、この制御信号に基づいてマニピュレータ18に設けられた各アクチュエータ(180−188)を動作させるモータを駆動する。ユーザは、ボールを載せたボードを両手で持ち、このボードを動かす動作を行うことにより、ボードに記載された所定のマーク上を通過するようにボールを転がしながら、マニピュレータを動作させることによって達成される目的を意図する。このときの脳波信号に基づいて制御信号が生成され、マニピュレータが動作される。【選択図】 図1

Description

この発明は制御装置、制御システム、制御プログラムおよび制御方法に関し、特にたとえば、ユーザから検出された脳波信号に基づいてマニピュレータの動作を制御する、制御装置、制御システム、制御プログラムおよび制御方法に関する。
この発明の背景技術の一例が特許文献1に開示される。この特許文献1に開示されるブレイン−マシンインタフェース装置は、使用者から取得した脳波を分析し、被操作装置を選択的に操作するための操作制御部の使用意図の有無を判断する。使用意図が有る状態では、操作制御部がオンされ、使用意図が無い状態では、操作制御部がオフされる。ブレイン−マシンインタフェース装置は、複数の被操作装置のうちのどれを操作使用する意思なのかを判断し、複数の操作モードのうちから1つを選択し、選択した操作モードで被操作装置を制御する。
特開2016−67922[A61B 5/0476]
しかし、この背景技術では、使用者が恣意的にシステムをオン/オフさせるだけであり、使用者がシステムとは関係の無い或る動作を行いながらシステムをオン/オフさせるようなマルチタスクを実現することは何ら考慮されていない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、制御装置、制御システム、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
この発明の他の目的は、マニピュレータの動作とマニピュレータの動作とは関係の無い或る動作についてのマルチタスクを実現できる、制御装置、制御システム、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
第1の発明は、マニピュレータを制御する制御装置であって、検出手段と、生成手段と、動作手段を備える。検出手段は、脳波信号を検出する。生成手段は、検出手段によって検出された、マニピュレータの動作とは関係の無い動作を行うユーザの脳波信号に基づいて当該マニピュレータを動作させるための制御信号を生成する。動作手段は、生成手段によって生成された制御信号に基づいてマニピュレータを動作させる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、マニピュレータは、人間の腕を模したマニピュレータであり、ユーザの背中または腕から伸びるように配置される。
第3の発明は、第1または第2の発明に従属し、検出手段は、複数の電極を備え、ユーザの頭部に装着されるブレインキャップを含み、複数の電極から選択された1つの電極からの脳波信号を検出する。
第4の発明は、第3の発明に従属し、複数の電極は、国際10−20法に従って配置され、複数の電極から、マニピュレータの制御に使用する1つの電極を所定の方法に従って選択する選択手段をさらに備える。
第5の発明は、第4の発明に従属し、選択手段による選択処理をユーザ毎に実行する。
第6の発明は、マニピュレータと、マニピュレータを制御する制御装置を備える制御システムであって、脳波信号を検出する検出手段と、検出手段によって検出された、マニピュレータの動作とは関係の無い動作を行うユーザの脳波信号に基づいて当該マニピュレータを動作させるための制御信号を生成する生成手段と、生成手段によって生成された制御信号に基づいてマニピュレータを動作させる動作手段を備える、制御システムである。
第7の発明は、マニピュレータを制御するコンピュータによって実行される制御プログラムであって、コンピュータのプロセッサに、脳波信号を検出する検出ステップと、検出ステップにおいて検出した、マニピュレータの動作とは関係の無い動作を行うユーザの脳波信号に基づいて当該マニピュレータを動作させるための制御信号を生成する生成ステップと、生成ステップにおいて生成した制御信号に基づいてマニピュレータを動作させる動作ステップを実行させる、制御プログラムである。
第8の発明は、マニピュレータを制御する制御方法であって、(a)脳波信号を検出するステップと、(b)ステップ(a)において検出した、マニピュレータの動作とは関係の無い動作を行うユーザの脳波信号に基づいて当該マニピュレータを動作させるための制御信号を生成するステップと、(c)ステップ(b)において生成した制御信号に基づいてマニピュレータを動作させるステップを含む、制御方法である。
この発明によれば、マニピュレータの動作とは関係の無い或る動作を行うユーザの脳波信号に基づいてこのマニピュレータの動作を制御するので、マニピュレータの動作とマニピュレータの動作とは関係の無い或る動作についてのマルチタスクを実現することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの実施例の制御システムの電気的な構成の一例を示すブロック図である。 図2は図1に示すマニピュレータの外観構成の一例を示す図である。 図3は図1に示すマニピュレータの構造を模式的に示した図である。 図4はユーザがブレインキャップを装着した場合の複数の電極の配置状態を示す模式的な図である。 図5はこの実施例のマニピュレータを使用する状態を説明するための図である。 図6は0〜1秒の間におけるマニピュレータの各アクチュエータを動作させるモータモータの回転量の変化を示すグラフである。 図7(A)〜図7(E)はマニピュレータの動作のうちの代表的な時点における状態を示すための図である。 図8は脳波信号に基づく出力値に対応する各アクチュエータを動作させるモータの回転量を示すテーブルである。 図9は或る試行回数において9つの電極の各々から取得した脳波信号の或る周波数帯域の周波数に対するPSDの値の変化の一例を示すグラフである。 図10は9つの電極が1つの電極を選択する方法および閾値を決定する方法を説明するための図である。 図11は図1に示す第1制御装置に内蔵されるRAMのメモリマップの一例を示す図である。 図12は図1に示す第1制御装置に内蔵されるCPUの制御処理の一例を示すフロー図である。
図1はこの実施例の制御システム10の電気的な構成を示すブロック図であり、制御システム10は第1制御装置12を含む。第1制御装置12は、表示装置14、第2制御装置16およびA/D(アナログ/デジタル)変換器20に接続される。また、第2制御装置16は、マニピュレータ18に接続される。さらに、A/D変換器20は、脳波検出器22に接続される。
なお、図1に示す制御システム10の電気的な構成は単なる一例であり、限定されるべきでない。たとえば、第2制御装置16の機能を第1制御装置12が備える場合には、第2制御装置16は省略することができる。
第1制御装置12は、汎用のパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータであり、CPU30を含み、CPU30は、内部バスを介して、HDD32、RAM34、表示制御部36、入力装置38および入出力インターフェース(以下、「入出力I/F」という)40に接続される。表示装置14は、表示制御部36に接続され、第2制御装置16およびA/D変換器20は、それぞれ、入出力I/F40に接続される。
HDD32は、第1制御装置12の主記憶装置であり、オペレーティングシステムおよび各種のアプリケーションプログラムを記憶する。RAM34は、揮発性のメモリであり、CPU30のワーキング領域およびバッファ領域として使用される。
表示制御部36は、表示装置14のドライバであり、CPU30の制御の下で、マニピュレータ18の動作状態、検出した脳波信号の時間変化または脳波信号をフーリエ変換(この実施例では、短時間フーリエ変換(STFT))したパワースペクトル密度(PSD)に関する情報などを表示するための表示信号を出力する。この実施例では、脳波検出器22よって検出されるユーザの脳活動の信号は、たとえば、脳波(EEG:Electroencephalogram)信号であるものとする。
入力装置38は、ハードウェアのキーボード、コンピュータマウス、タッチパネルまたはタッチパッドのような汎用の入力装置である。入出力I/F40は、コマンド(制御信号)を通信経路を介して、マニピュレータ18の第2制御装置16に送信する。また、入出力I/F40は、A/D変換器20からの信号を受信する。
第2制御装置16は、第1制御装置12からの制御信号に基づいてマニピュレータ18の動作を制御するためのコンピュータであり、マイクロコンピュータを用いることができる。詳細な説明は省略するが、第2制御装置16は、マニピュレータ18の現在の動作状態を第1制御装置12に通知する。
図2はマニピュレータ18の外観構成の一例を示す図である。図3はマニピュレータ18の構造を模式的に示した図である。以下、図2および図3を参照しながら、マニピュレータ18について説明する。
マニピュレータ18は、人間の腕を模したロボットアームであり、腕アンドロイドとも呼ばれる。この実施例のマニピュレータ18では、人間の皮膚に相当する外皮が被せられており、その内部に、関節に相当する複数のアクチュエータ180、182、184、186、188と、関節によって連結される骨に相当する複数のフレーム190が設けられる。一例として、外皮は、シリコーン樹脂で形成される。
なお、図2では、アクチュエータ180〜188が設けられる位置を点を用いて示してある。
マニピュレータ18は、ユーザの第3の腕として用いられ、支持台200で支持され、椅子202に座ったユーザの背中または肩付近から伸びるように配置される(図5参照)。図2では省略するが、支持台200は、椅子202の後方(背面側)に配置される。
なお、マニピュレータ18についての胴体部を想定して、胴体部に対して人間の左腕のように動作するように設定される。図3においては、胴体部の上下方向に伸びる軸(中心軸)が背骨部分に相当し、中心軸に対して垂直であり胴体部の左右の肩に相当する部分を結ぶ横軸上にマニピュレータ18の肩に相当する部分が配置されるように、マニピュレータ18を支持台200に取り付ける。また、中心軸と横軸の両方に垂直な直線の向きを胴体部の前後方向とした場合にマニピュレータ18の動作に違和感が無いように、各アクチュエータ180〜188の位置および向きが決定される。
アクチュエータ180およびアクチュエータ182は、互いに異なる軸周りに回転され、肩関節に相当し、支持台200の上部と上腕に相当するフレーム190を連結する。アクチュエータ184は、肘関節に相当し、上腕と前腕に相当するフレーム190を連結する。アクチュエータ186は、手首関節に相当し、前腕と掌に相当するフレーム190を連結する。そして、アクチュエータ188は、指の第3関節に相当し、掌と指に相当するフレーム190を連結する。
詳細な説明および図示は省略するが、アクチュエータ188が動作されることにより、指の第3関節に相応する部分が曲がると、これに連動して、第1関節および第2関節に相当する部分も曲がるように構成されている。指の第3関節に相当する部分を伸ばす場合も同様である。
図示は省略するが、アクチュエータ180〜188は、モータの回転によって、軸周りに回転される。したがって、第2制御装置16は、マニピュレータ18のアクチュエータ180〜188を動作させるためのモータを制御する。
このような構成にすることにより、マニピュレータ18は、腕の上げ下げに相当する動作、肘の曲げ伸ばしに相当する動作、手首の回転および指の曲げ伸ばしに相当する動作を実行できる。この実施例のマニピュレータ18では、腕を下方であり、斜め前に伸ばし、掌を上に向けて指を伸ばした状態(以下、「手放し状態」という)と、腕を少し上げて、前方に伸ばし、掌を横に向けて指を曲げた状態(以下、「掴んだ状態」という)と、その2つの状態の間の状態を実現するように動作させることができる。
図1に戻って、A/D変換器20は、脳波検出器22から入力されるアナログの脳波信号を増幅するとともに、デジタルの信号に変換して、入出力I/F40を介してCPU30に入力する。図1では、A/D変換器20と入出力I/F40を有線接続するように記載してあるが、これらは無線接続されるように変更されてもよい。
脳波検出器22は、ブレインキャップとも呼ばれ、キャップに複数の電極が設けられる。複数の電極は、図4に示すように、国際10−20法に基づいて配置されている。この図4は、ユーザがブレインキャップを装着した場合の複数の電極の配置状態をユーザの頭部の上方から見た模式的な図である。
図示は省略するが、基準電極がユーザの右耳に装着され、接地電極がユーザの額に装着される。なお、人体には、脳波以外に筋電などによる比較的大きな電流が流れており、その影響を無くすために基準電極を設け、この基準電極での測定値(基準電位)をブレインキャップに設けられた電極での測定値から減算するようにしてある。
脳波検出器22(ブレインキャップ)で検出される脳波信号は、上述したように、A/D変換器20で増幅およびデジタル変換されて、第1制御装置12に与えられる。
ただし、脳波信号のサンプリングの周波数は250Hzである。また、検出された脳波信号には、アーティファクトのカットオフおよびバンドパスフィルタによるフィルタリングが施される。この実施例では、バンドパスフィルタは、0.5Hz〜60Hzの帯域を通過させる。また、図1では省略したが、アーティファクトのカットオフおよびバンドパスフィルタによるフィルタリングは、一例として、脳波検出器22とA/D変換器20の間で実行される。
このような構成の制御システム10では、ユーザがマニピュレータ18の動作とは関係の無い動作(第1タスク)を実行している場合に、並行して、ユーザから検出した脳波信号に基づいてマニピュレータ18に所定の動作(第2タスク)を実行させることができる。
図5は第1タスクおよび第2タスクを実行する場合の具体的な態様を示す図である。図5では、ユーザは、ブレインキャップを被り、椅子202に座っている。また、上述したように、マニピュレータ18が、椅子202に座ったユーザの背中または左の肩から伸びるように、このマニピュレータ18を支持する支持台200が椅子202の後方(背面側)に配置される。
図5に示すように、この実施例では、第1タスクは、ユーザがボールが載せられたボードを両手で持ち、ボード上に記載された図形上をボールが転がるようにボードを動かす動作である。つまり、第1タスクは、マニピュレータ18の動作とは関係の無い動作であって、ユーザが両腕を使う動作である。この実施例では、ボードの上面に、ハート型、三角形、星型および四角形の4つの図形が記載される。
また、図5に示すように、この実施例では、マニピュレータ18に実行させる所定の動作すなわち第2タスクは、ボトルを掴む動作であり、脳波検出器22に設けられた複数の電極のうちの1つの電極で検出された脳波信号に基づいて制御される。一例として、ボトルは他のユーザによって差し出される。上記の1つの電極を選択する方法については後で説明することにするが、ユーザ毎に予め選択される。また、厳密に言うと、図4に示した複数の電極のうち、斜線を付した一部の電極から1つの電極が選択される。
斜線を付した一部の電極(9つの電極(F2、F3、F4、C2、C3、C4、P2、P3およびP4))を使用するのは、額に近い方の電極Fp1、Fp2、F7およびF8については瞬目および眼球移動のノイズの影響が大きく、後頭部の方の電極01、02、T5およびT6については視覚野(脳の視覚情報を処理する部分)の影響が大きいからである。
また、ユーザ毎に、脳波の出方すなわち検出される脳波信号の周波数特性が異なるため、9つの電極から使用する1つの電極を選択するためである。
選択された1つの電極で検出された脳波信号は所定窓数(50サンプルの窓数)単位で短時間フーリエ変換(STFT:short-time Fourier transform)され、STFTされることにより得られたパワースペクトル密度(PSD:Power Spectral Density)の値が閾値を用いて[0,1]に正規化される。ただし、閾値は「1」に対応する上限の第1閾値と、「0」に対応する下限の第2閾値を含む。第1閾値および第2閾値は、後述するように、9つの電極から、使用する1つの電極を選択したときに決定される。また、パワースペクトル密度に含まれる複数の周波数帯域のパワー(PSDの値)のうち、マニピュレータ18の制御に使用されるのは、選択(決定)された1つの周波数帯域のPSDの値である。1つの周波数帯域が決定される方法についても後述する。
PSDの値が正規化されると、正規化により得られた値(以下、「出力値」ということがある)に基づいてマニピュレータ18を制御するための制御信号が生成される。この実施例では、PSDの値が[0,1]の値に正規化されるため、0〜1までの値を、手放し状態から掴んだ状態までの動作の変化にマッピングしている。具体的には、マニピュレータ18が1秒間で手放し状態から掴んだ状態に変化させるように制御することとし、この場合の0.1秒毎の各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量が決定される。したがって、PSDの値が正規化された値すなわち出力値に対応する各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量が決定される。
図6は、マニピュレータ18を1秒間で手放し状態から掴んだ状態に変化させるように制御する場合において、時間に対応する各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量の変化を示すグラフである。図6のグラフから分かるように、この実施例では、各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量は線形的に変化され、マニピュレータ18は、手放し状態から掴んだ状態まで次第に変化する。
また、0秒、0.25秒、0.5秒、0.75秒および1秒のそれぞれにおけるマニピュレータ18の状態が図7(A)〜図7(E)に示される。図7(A)は手放し状態であり、図7(E)が掴んだ状態である。図7(A)から図7(B)、図7(C)、図7(D)および図7(E)に順に進むに従って、マニピュレータ18は、腕を前方に上げながら掌を右向きに変えるとともに、指を次第に曲げるように動作される。
また、1秒から0秒に向かうに方向に各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量を変化させるように制御すると、マニピュレータ18を図7(E)の掴んだ状態から図7(A)の手放し状態まで次第に変化させることができる。
ただし、時間毎の各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量は、アクチュエータ180〜188を動作させるモータの各々について設定される或る回転位置を基準位置とした場合の回転量であり、手放し状態から掴んだ状態までの回転軸の回転方向およびその逆の場合の回転軸の回転方向は予め決定されている。
また、モータの回転量は、0〜255の値で設定される。回転量が0の場合は、モータの回転軸は回転方向において基準位置であり、回転量が0から255まで変化するとモータの回転軸が1回転する。
この実施例では、第1制御装置12は、PSDの値を正規化した出力値に対応する回転量を指定した制御信号を第2制御装置16に送信するため、PSDの値を正規化した出力値に対応する各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量を記載したテーブルが設けられている(図8参照)。ただし、テーブルでは、出力値および各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量は、一部の代表的な値が記述される。
図8は、PSDの値を正規化した出力値に対応する各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量を示すテーブルである。このテーブルでは、出力値が0〜1まで、0.1ずつ変化し、各出力値に対応して、アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量が記載される。このテーブルに従って各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量が取得され、各モータの動作を制御するための制御信号が生成される。
ただし、図6に示したように、各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量は線形的に変化し、また、出力値が小数点第1位よりも小さい値である場合もある。この場合には、計算により回転量が決定される。たとえば、正規化された出力値が0.25である場合には、アクチュエータ180を動作させるモータの回転量は、0.2秒の場合の回転量「138」と0.3秒の場合の回転量「146」の間である「142」に決定される。他のアクチュエータ182〜188を動作させるモータの回転量についても同様に算出される。
上記のように、第1制御装置12では、脳波信号に基づいて各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量を指定した制御信号が生成され、第2制御装置16に入力(送信)される。第2制御装置16は、制御信号が示す各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量から各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの現在の回転量を減算した場合の差に相当する駆動電圧を各アクチュエータ180〜188を動作させるモータに印加する。ただし、上記差が負の値である場合には、各アクチュエータ180〜188を動作させるモータが逆回転する方向の駆動電圧が印加される。
ここで、9つの電極から1つの電極を選択する選択方法および閾値を決定する方法(以下、「校正処理」と呼ぶことがある)について説明する。
ユーザが第1タスクを実行しながら、ボトルを掴むことを所定時間(たとえば、10秒間)意図し、次の所定時間においてボトルを掴むことを意図しない。上記のような試行が所定回数(たとえば、10回)繰り返される。ただし、各試行回数の間に所定時間(たとえば、2秒間)の休止時間が設けられる。
また、これ以降では、各試行回数において、ボトルを掴むことを意図している前半の10秒間を「第1期間」と呼び、第1期間に続く、ボトルを掴むことを意図していない後半の10秒間を「第2期間」と呼ぶことがある。
なお、マニピュレータ18を使って「ボトルを掴むこと」のように動作の目的を意図するようにしてあるのは、実験等によって、「マニピュレータ18に掴む動作を実行させること」のように動作自体を意図するようにした場合よりも、脳波信号の検出および脳波信号に基づくマニピュレータ18の制御の結果が良かったためである。
上記のような試行を行う場合に、9個の電極(F2、F3、F4、C2、C3、C4、P2、P3およびP4)の脳波信号が検出される。上述したように、脳波信号のサンプリングの周波数は250Hzであり、検出された脳波信号には、アーティファクトのカットオフおよびバンドパスフィルタによるフィルタリングが施される。
たとえば、ボトルを掴むことを意図している場合の脳波信号が9つの電極の各々について検出され、検出されたそれぞれの脳波信号をSTFTすることにより、5つの周波数帯域のPSDが求められる。
この実施例では、5つの周波数帯域は、δ(1〜4Hz)、θ(4〜8Hz)、α(8〜12Hz)、β(12〜30Hz)およびγ(30〜60Hz)の各周波数帯域である。ただし、上述したように、STFTは、50サンプルの時間窓単位で実行される。
同様に、ボトルを掴むことを意図していない場合の脳波信号が9つの電極の各々について検出され、検出されたそれぞれの脳波信号をSTFTすることにより、5つの周波数帯域のPSDが求められる。
図9は、ボトルを掴むことを意図した場合において、或る周波数帯域(ここでは、δの周波数帯域)の周波数に対するPSDの値の変化を示すグラフであって、9つの電極の各々についてのグラフである。各グラフにおいて、横軸が周波数であり、縦軸がPSDの値である。図9に示すグラフは一例であり、上記のとおり、各試行回数において、ボトルを掴むことを意図した場合と、ボトルを掴むことを意図していない場合の2つの場合について、5つの周波数帯域の周波数に対するPSDの値の変化を示すデータが9つの電極の各々について得られる。
なお、具体的なパワースペクトル密度の周波数に対する変化を分かり易く示すためにグラフの一部を図示してあるが、実際には、このようなグラフが作成される必要はない。後述する図10のグラフについても同様である。
次に、第1期間のPSDの値の平均値(以下、「第1個別平均値」という)が、各周波数帯域において、9つの電極の各々について算出される。同様に、第2期間のPSDの値の平均値(以下、「第2個別平均値」という)が、各周波数帯域において、9つの電極の各々について算出される。これらの算出処理が全試行について実行される。したがって、各試行回数の各周波数帯域において、9つの電極の各々について、第1個別平均値と第2個別平均値とが得られる。
各試行回数の各周波数帯域の9つの電極の各々について得られた第1個別平均値および第2個別平均値に基づいて、マニピュレータ18の制御に使用する1つの電極および1つの周波数帯域が選択(決定)される。以下、図10を参照しながら、マニピュレータ18の制御に使用する1つの電極および1つの周波数帯域が選択される方法と、第1閾値および第2閾値が決定される方法を説明する。
図10は、或る周波数帯域の或る電極についての試行回数に対する第1個別平均値および第2個別平均値の各々の変化を示すグラフである。ただし、或る周波数帯域は上記の5つの周波数帯域のうちのいずれかの周波数帯域であり、或る電極は上記の9つの電極のうちのいずれかの電極である。図10では、第1個別平均値の変化が実線で示され、第2個別平均値の変化が一点鎖線で示される。また、横軸が試行回数であり、縦軸がPSDの値である。
まず、各周波数帯域において、9つの電極の各々について、第1個別平均値の全試行回数における平均値(第1全体平均値)と、第2個別平均値の全試行回数における平均値(第2全体平均値)が算出される。図10においては、第1全体平均値は破線で示され、第2全体平均値は二点鎖線で示される。
次に、各周波数帯域において、9つの電極の各々について、第1全体平均値と第2全体平均値の差分が算出される。さらに、差分が最大となる場合の電極が、使用する1つの電極として選択され、その場合の周波数帯域がマニピュレータ18の制御に使用する周波数帯域として選択(決定)される。差分が最大となる1つの電極を選択するのは、差分が大きいため、マニピュレータ18を手放し状態と掴んだ状態の間で制御し易いからである。
ただし、差分は絶対値である。これは、ボトルを掴むことを意図する場合よりもボトルを掴むことを意図しない場合の方がPSDの値が大きくなり、第2全体平均値の方が第1全体平均値よりも大きいユーザが存在するためである。
また、差分が最大となる場合の第1全体平均値と第2全体平均値のうち、大きい値の方が第1閾値として決定され、小さい方の値が第2閾値として決定される。
なお、上記の例では、PSDの値を正規化した値にマニピュレータ18の動作をマッピングする場合には、手放し状態を「0」とし、掴んだ状態を「1」とするようにしたが、掴むことを意図する場合よりも掴むことを意図しない場合の方がPSDの値が大きくなるユーザの場合には、手放し状態を「1」とし、掴んだ状態を「0」とするように、PSDの値の変化が上記の場合と逆になるようにマッピングされる。
図11は図1に示した第1制御装置12に内蔵されるRAM34のメモリマップ300の一例を示す図である。図11に示すように、RAM34はプログラム記憶領域302およびデータ記憶領域304を含む。プログラム記憶領域302は、制御プログラムを記憶し、制御プログラムは、操作検出プログラム302a、送受信プログラム302b、脳波信号検出プログラム302c、制御信号生成プログラム302dおよび制御信号入力プログラム302eなどを含む。
操作検出プログラム302aは、入力装置38を用いて入力されるユーザの操作を検出するためのプログラムである。具体的には、CPU30は、操作検出プログラム302aに従って、キーボードを用いたキー(ボタン)操作についての操作データまたは/および、コンピュータマウスまたはタッチパネル或いはタッチパッドのようなポインティングデバイスを用いて指示された座標データを検出し、データ記憶領域304に時系列に従って記憶する。
送受信プログラム302bは、外部の装置(この実施例では、第2制御装置16および脳波検出器22)との間で、データの送受信を行う(通信する)ためのプログラムである。
脳波信号検出プログラム302cは、脳波検出器22から出力され、A/D変換器20で増幅およびデジタル変換された脳波信号を検出するためのプログラムであり、CPU30は、検出した脳波信号をデータ記憶領域304に時系列に従って記憶する。脳波信号を検出するときに、送受信プログラム302bが実行される。
制御信号生成プログラム302dは、上述したように、検出した脳波信号304cをSTFTしたPSDデータ304dを正規化し、テーブルデータ304bを参照して、マニピュレータ18(アクチュエータ180〜188を動作させるモータ)を制御するための制御信号を生成するためのプログラムである。
制御信号入力プログラム302eは、制御信号生成プログラム302dに従って生成された制御信号を第2制御装置16に入力するためのプログラムである。制御信号を入力するときに、送受信プログラム302bが実行される。
なお、図示は省略するが、プログラム記憶領域302には、校正処理についてのプログラムなど、第1制御装置12の動作に必要な他のプログラムも記憶される。
データ記憶領域304には、操作データ304a、テーブルデータ304b、脳波信号304c、PSDデータ304d、正規化データ304e、閾値データ304fおよび制御信号304gが記憶される。
操作データ304aは、操作検出プログラム302aに従って検出された操作データまたは/および座標データであり、時系列に従って記憶される。操作データまたは/および座標データは、CPU30の処理に使用された後に消去される。
テーブルデータ304bは、図8に示した出力値に対する各アクチュエータ180〜188のモータの回転量を示すテーブルについてのデータである。脳波信号304cは、脳波信号検出プログラム302cに従って検出された脳波信号に対応するデータであって、時系列に従って記憶される。脳波信号304cは、CPU30の処理に使用されなくなった後に消去される。つまり、現在のフレームで検出された脳波信号までの50サンプル分の脳波信号よりも時間的に前に検出された脳波信号は消去される。
PSDデータ304dは、現在のフレームの脳波信号までの50サンプル分の脳波信号をSTFTしたデータである。ただし、この実施例では、ユーザの脳波信号に基づいてマニピュレータ18を動作させる場合の当該脳波信号を検出する1つの電極を選択する選択処理(校正処理)において予め決定され、このとき、マニピュレータ18の制御に使用されるPSDの周波数帯域が決定される。したがって、PSDデータ304dは、マニピュレータ18の制御に使用されることが決定された周波数帯域のPSDデータである。正規化データ304eは、PSDデータ304dを閾値データ304fが示す第1閾値および第2閾値を用いて正規化したデータである。
閾値データ304fは、PSDデータ304dを正規化するときに用いられる第1閾値および第2閾値についてのデータである。上述したように、第1閾値および第2閾値は、当該ユーザの脳波信号に基づいてマニピュレータ18を動作させる場合の当該脳波信号を検出する1つの電極を選択する選択処理(校正処理)において予め決定される。
制御信号304gは、制御信号生成プログラム302dに従って生成されたマニピュレータ18の各アクチュエータ180〜188を動作させるモータを駆動するためのデータである。
図示は省略するが、データ記憶領域304には、制御プログラムの実行に必要な他のデータが記憶されたり、制御プログラムの実行に必要なカウンタ(タイマ)およびフラグが設けられたりする。また、校正処理の実行に必要なデータが記憶されたり、校正処理の実行に必要なカウンタおよびフラグが設けられたりする。
図12は図1に示した第1制御装置12に内蔵されるCPU30の制御処理の一例を示すフロー図である。図12に示すように、制御処理が開始されると、ステップS1で、所定の電極の脳波信号304cを検出する。このとき、検出された脳波信号304cは、データ記憶領域304に記憶される。ただし、所定の電極は、事前の校正処理において選択された1つの電極であり、ステップS1では、この電極からの脳波信号以外の信号は消去される。
次のステップS3では、脳波信号304cを50サンプルの時間窓単位で短時間フーリエ変換(STFT)する。このとき、校正処理においてマニピュレータ18の制御に使用されることが決定された周波数帯域についてのPSDデータ304dが抽出され、データ記憶領域304に記憶される。
なお、制御処理を開始した当初では、50サンプル分の脳波信号が検出されるまではステップS3の処理は実行されない。初回のSTFTの処理を実行した後では、現在のフレームの脳波信号までの50サンプル分の脳波信号がSTFTされる。
続くステップS5では、閾値データ304fが示す第1閾値および第2閾値を用いてPSDデータ304dを正規化する。このとき、PSDデータ304dが正規化された正規化データ304eがデータ記憶領域304に記憶される。続くステップS7では、制御信号を生成する。ここでは、CPU30は、上述したように、正規化データ304eが示す出力値に対応する各アクチュエータ180〜188を動作させるモータの回転量についての制御信号を生成する。そして、ステップS9で、ステップS7で生成した制御信号を第2制御装置16に入力(送信)する。したがって、第2制御装置16は、制御信号に基づいてマニピュレータ18の各アクチュエータ180〜188を動作させるモータに駆動電圧を与える。このため、マニピュレータ18が制御信号に基づく状態ないし姿勢に変化される。
続いて、ステップS11では、終了かどうかを判断する。ここでは、CPU30は、入力装置38から終了の指示が与えられたかどうかを判断する。ステップS11で“NO”であれば、つまり、終了でなければ、ステップS1に戻る。一方、ステップS11で“YES”であれば、つまり、終了であれば、制御処理を終了する。
この実施例によれば、ユーザはマニピュレータの動作に関係の無い第1タスクを実行しながら、当該ユーザの脳波信号に基づいてマニピュレータの動作である第2タスクを実行させるので、マルチタスクを実現することができる。
なお、この実施例で示した第1タスクは一例であり、限定される必要はない。他の例としては、第1タスクは、ユーザがキーボードを用いて両手で入力する動作でもよい。
また、この実施例では、人間の腕のように機能するマニピュレータを制御したが、マニピュレータは腕以外の部位のように機能するものを用いてもよい。
さらに、この実施例では、マニピュレータを手放し状態と掴んだ状態との間で次第に変化するように、出力値をマッピングするようにしたがこれに限定される必要はない。たとえば、出力値が所定値を超えるまでは、手放し状態が維持され、出力値が所定を超えたときに、掴んだ状態に変化されてもよい。このことは、掴んだ状態から手放し状態に変化する場合も同様である。ただし、手放し状態から掴んだ状態に変化する場合の出力値と、掴んだ状態から手放し状態に変化する場合の出力値とは同じ値でもよいし、異なる値でもよい。
さらにまた、この実施例で示した具体的な数値は単なる一例であり、限定されるべきではなく、実施される製品等に応じて適宜変更可能である。
10 …制御システム
12 …第1制御装置
14 …表示装置
16 …第2制御装置
18 …マニピュレータ
24 …脳波検出部(ブレインキャップ)
30 …CPU
32 …HDD
34 …RAM
180、182、184、186、188 …アクチュエータ

Claims (8)

  1. マニピュレータを制御する制御装置であって、
    脳波信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された、前記マニピュレータの動作とは関係の無い動作を行うユーザの脳波信号に基づいて当該マニピュレータを動作させるための制御信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された制御信号に基づいて前記マニピュレータを動作させる動作手段を備える、制御装置。
  2. 前記マニピュレータは、人間の腕を模したマニピュレータであり、前記ユーザの背中または腕から伸びるように配置される、請求項1記載の制御装置。
  3. 前記検出手段は、複数の電極を備え、前記ユーザの頭部に装着されるブレインキャップを含み、前記複数の電極から選択された1つの電極からの脳波信号を検出する、請求項1または2記載の制御装置。
  4. 前記複数の電極は、国際10−20法に従って配置され、
    前記複数の電極から、前記マニピュレータの制御に使用する前記1つの電極を所定の方法に従って選択する選択手段をさらに備える、請求項3記載の制御装置。
  5. 前記選択手段による選択処理を前記ユーザ毎に実行する、請求項4記載の制御装置。
  6. マニピュレータと、前記マニピュレータを制御する制御装置を備える制御システムであって、
    脳波信号を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された、前記マニピュレータの動作とは関係の無い動作を行うユーザの脳波信号に基づいて当該マニピュレータを動作させるための制御信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された制御信号に基づいて前記マニピュレータを動作させる動作手段を備える、制御システム。
  7. マニピュレータを制御するコンピュータによって実行される制御プログラムであって、
    前記コンピュータのプロセッサに、
    脳波信号を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した、前記マニピュレータの動作とは関係の無い動作を行うユーザの脳波信号に基づいて当該マニピュレータを動作させるための制御信号を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにおいて生成した制御信号に基づいて前記マニピュレータを動作させる動作ステップを実行させる、制御プログラム。
  8. マニピュレータを制御する制御方法であって、
    (a)脳波信号を検出するステップと、
    (b)前記ステップ(a)において検出した、前記マニピュレータの動作とは関係の無い動作を行うユーザの脳波信号に基づいて当該マニピュレータを動作させるための制御信号を生成するステップと、
    (c)前記ステップ(b)において生成した制御信号に基づいて前記マニピュレータを動作させるステップを含む、制御方法。
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