JP2019146909A - 高周波治療用カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】電極部近傍の組織温度をより正確に測定することのできる、電極部が食塩水などの冷媒によって冷却されるタイプの高周波治療用のカテーテルを提供する。【解決手段】シャフト部20の遠位側に設けられた電極部30の先端部32において、最先端39に至るテーパ状の第1面に電極部30の中心軸に沿って溝38を形成する。温度センサ35に接続された電線36は遠位部分で屈曲した形状を有し、屈曲部より遠位側の電線36の少なくとも一部が溝38に嵌め込まれ、温度センサ35は、溝38の遠位端に設けた凹部130に嵌め込まれる。【選択図】図2

Description

本発明は、高周波を用いて患部を治療するカテーテルに関する。
従来、副腎などの生体に生じた患部を治療する手法として、先端に針状の電極部を設置したカテーテルを用い、電極部から患部に高周波電流を通電することにより、患部を焼灼して治療する手法が知られている(特許文献1参照)。
高周波電流の通電中に電極部や電極部近傍の組織の温度が高くなりすぎることがある。これを抑制するため、カテーテルチューブ内に食塩水を流通させ、電極部を冷却する技術が知られている(特許文献2参照)。また、電極部近傍の組織の温度を測定するために、電極部に温度センサを設置する技術が知られている。
特開2012−170777 特開2013−163019
電極部が食塩水などの冷媒によって冷却されるタイプの高周波治療用のカテーテルでは、高周波電流の通電中に電極部近傍の組織の温度を電極部に設置された温度センサで測定する場合に、冷媒による冷却効果を受けてしまい、組織の温度をより正確に測定することが困難となっていた。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電極部が食塩水などの冷媒によって冷却されるタイプの高周波治療用のカテーテルにおいて、電極部近傍の組織温度をより正確に測定することができる技術の提供にある。
本発明のある態様は、副腎用静脈に挿入される高周波治療用カテーテルである。当該高周波治療用カテーテルは、可撓性を有するチューブと、前記チューブを貫通し、ガイドワイヤを通過させるためのガイドワイヤ用ルーメンと、前記チューブの遠位端に設けられ、高周波熱により組織を焼灼するための針状の電極部と、前記電極部の近傍の組織温度を測定するための温度センサと、前記温度センサに接続され、前記チューブに挿通される電線と、前記チューブ内に配置され、前記電極部を冷却するための冷媒が循環される1本または複数本の冷媒導入管と、を備え、前記電極部の基部から最先端に至るテーパ状の外表面に前記電極部の中心軸に沿って延在する溝が設けられ、前記電線が遠位部分で屈曲した形状を有し、屈曲部より遠位側の前記電線の少なくとも一部が前記溝に埋め込まれ、前記温度センサが前記溝の遠位端に埋め込まれている。
上記態様の高周波治療用カテーテルにおいて、前記溝の遠位部分に他の部分より深い凹部が設けられ、前記凹部に前記電線の外径より大きい前記温度センサが嵌め込まれてもよい。また、前記電極部は、先端カット面を3面有し、前記ガイドワイヤ用ルーメンの遠位側開口が前記先端カット面の2面を切り欠くように設けられた貫通孔と連通し、前記先端カット面の残りの1面に前記溝、前記電線の一部および前記温度センサが設けられてもよい。
なお、上述した各要素を適宜組み合わせたものも、本件特許出願によって特許による保護を求める発明の範囲に含まれうる。
本発明によれば、電極部が食塩水などの冷媒によって冷却されるタイプの高周波治療用のカテーテルにおいて、電極部近傍の組織温度をより正確に測定することができる。
実施形態に係る高周波治療用カテーテルの概略全体図である。 図2(a)は、シャフト部および電極部の要部平面図である。図2(b)は、図2(a)のA−A線に沿った断面図である。 シャフト部および電極部の要部側面図である。 シャフト部および電極部の要部斜視図である。 シャフト部の内部構造を示す、図2(a)のB−B線に沿った断面図である。 電極部の基部の内部構造を示す断面斜視図である。 電極部の先端部の構造を示す正面図である。 分岐部の内部構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る高周波治療用カテーテル10の概略全体図である。本実施形態の高周波治療用カテーテル10は、副腎静脈に挿通され、副腎に生じた腫瘍等の組織を高周波熱により焼灼する治療に好適に用いられる。
高周波治療用カテーテル10は、シャフト部20、電極部30、分岐部40、複数の枝管およびコネクタ類を有する。
図2(a)は、シャフト部20および電極部30の要部平面図である。図2(b)は、図2(a)のA−A線に沿った断面図である。図3は、シャフト部20および電極部30の要部側面図である。図4は、シャフト部20および電極部30の要部斜視図である。図5は、シャフト部20の内部構造を示す、図2(a)のB−B線に沿った断面図である。
シャフト部20は、長尺の円筒状部材であり、金属チューブ21、熱収縮チューブ22、ガイドワイヤ用チューブ23、第1冷媒導入管24、および第2冷媒導入管25を有する。
金属チューブ21には、らせん状の切れ込み26が入れられており、切れ込み26間のピッチが遠位側になるほど短くなるように設計されている。これにより、金属チューブ21の可撓性が遠位側になるほど良好になる。金属チューブ21の材料として、SUSまたはNiTi合金などの金属材料が挙げられる。
金属チューブ21の外側は絶縁性の熱収縮チューブ22で被覆されている。熱収縮チューブ22により、金属チューブ21が纏められる。また、シャフト部20を血管などに挿通したときに、血管などの内壁が損傷することが抑制される。熱収縮チューブ22は、金属チューブ21の切れ込み26に埋め込まれてもよい。これによれば、金属チューブ21の切れ込み26が不必要に拡がることが抑制される。絶縁性の熱収縮チューブ22の材料として、ポリオレフィンやテフロン(登録商標)が挙げられる。
金属チューブ21内に、ガイドワイヤ用チューブ23、第1冷媒導入管24、および第2冷媒導入管25が挿通されている(図5参照)。
ガイドワイヤ用ルーメン27は、ガイドワイヤ用チューブ26の内腔として形成されている。ガイドワイヤ用チューブ26の材料として、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などの熱可塑性樹脂が挙げられる。
ガイドワイヤ用ルーメン27は、金属チューブ21の中心軸28から外れるように設置されている。これにより、後述する第1冷媒導入管24、および第2冷媒導入管25の設置スペースが確保しやすくなる。
第1冷媒導入管24、第2冷媒導入管25は、それぞれ水、生理食塩水、エチレングリコール、エチレングルコール水溶液などの冷媒を循環させるための中空部材である。第1冷媒導入管24、第2冷媒導入管25の材料として、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などの熱可塑性樹脂が挙げられる。本実施形態では、第1冷媒導入管24、第2冷媒導入管25は互いに独立した管である。第1冷媒導入管24および第2冷媒導入管25に供給される冷媒の温度は、−20〜10℃が好ましい。また、第1冷媒導入管24および第2冷媒導入管25に供給される冷媒の流量は、10〜100ml/minが好ましく、30〜70ml/minがより好ましい。冷媒の温度および流量は、電極部30近傍の組織の温度が65℃以下になるように適宜設定されるが、冷媒の温度が低すぎると、患部を十分に焼灼することができず、冷媒の温度が高すぎると、組織の水蒸気爆発が起こってしまう。
第1冷媒導入管24の軸線直交方向の内断面積と第2冷媒導入管25の軸線直交方向の内断面積の和S1は、金属チューブ21の軸線直交方向の内断面積S2の10〜52%が好ましく、25〜40%がより好ましい。内断面積総和S1を内断面積S2の10%以上とすることにより、電極部30を冷却するために必要な冷媒の量を十分なものとすることができる。一方、内断面積総和S1が内断面積S2の52%より大きくなると、適応するガイドワイヤー径が小さくなり操作性が低下する。
電極部30は円筒状の基部31と基部31の遠位側の先端部32を有する。電極部30の材料として、SUSまたはNiTi合金などの金属材料が挙げられる。図6は、電極部30の基部31の内部構造を示す断面斜視図である。図7は、電極部30の先端部32の構造を示す正面図である。基部31内に第1冷媒導入管24および第2冷媒導入管25の先端が位置し、第1冷媒導入管24および第2冷媒導入管25と基部31の内壁とが接触している。これにより、電極部30の冷却効率が高められている。なお、冷媒として水や生理食塩水などの人体に無害な液体を用いる場合には、基部31および第1冷媒導入管24と連通する微小な通路(図示せず)、および/または基部31および第2冷媒導入管25と連通する微小な通路(図示せず)を設け、電極部30から外部に噴出させてもよい。これによれば、電極部30に近接する組織を直接冷媒により冷却することができ、上記組織をより効率的に冷却することができる。
基部31内には、基部31と同一素材の円筒中空状のガイドワイヤ用ルーメンチューブ固定管33がレーザー溶接により一体形成されている。ガイドワイヤ用ルーメンチューブ固定管33の内側には、柔軟な樹脂材料からなるガイドワイヤ用ルーメンチューブ26の先端部分が接着剤によって固定されている。これにより、十分な接着面積が確保でき、電極部30の開口部37に対してガイドワイヤ用ルーメンチューブ26の端部を接合させて固定する場合と比較して、ガイドワイヤ用ルーメンチューブ26を電極部30に確実に固定することができる。
先端部32において、基部31から最先端(切っ先)39に至るテーパ状の外表面が形成されている。本実施形態では、複数の平坦な先端カット面により最先端39が形成されている。具体的には、先端部32は、先端カット面として、第1面P1、第2面P2および第3面P3の計3面を有する。先端部32には、基部31の中空部分と連通し、第1面P1に開口を有する貫通孔34が設けられている。また、貫通孔34の開口から遠位側に電極部30の中心軸に沿って延在する溝38が設けられている。換言すると、先端部32の第1面P1には、貫通孔34の開口から最先端39に向けて溝38が設けられている。さらに、溝38の遠位端に他の部分より深い凹部130が設けられている。
温度センサ35に接続された電線36は遠位部分で屈曲した形状を有する。温度センサ35として、たとえば熱電対温度計が挙げられる。屈曲部より遠位側の電線36の一部が溝38に嵌め込まれ、温度センサ35は、溝38の遠位端に嵌め込まれている。なお、屈曲部より遠位側の電線36の全部を溝38に嵌め込んでもよい。溝38の深さは、電線36を完全に嵌め込むことができる十分な深さに適宜設計される。本実施形態では、温度センサ35のサイズが電線36の外径より大きく、温度センサ35は上述した凹部130に嵌め込まれている。凹部130の深さは、凹部130に温度センサ35を嵌め込んだときに、温度センサ35が第1面P1より外側に突出せず、溝38内で温度センサ35表面と第1面P1と同一表面との最短距離が近接するように設計される。また、凹部130の幅は、温度センサ35のサイズに合わせて、溝38の他の部分の幅より大きく設計される。凹部130の形状は温度センサ35の形状に合わせて設計され、たとえば、温度センサの形状が球状の場合には、凹部130を半球状とすることが好ましい。なお、凹部130は必須ではなく、温度センサ35のサイズが電線36の外径と同等の場合には、一定深さの溝38の遠位部分に温度センサ35を埋め込む構造としてよい。温度センサ35および屈曲部より遠位側の電線36の一部は、溝38に接着剤等で固定される。電線36は、通孔34、基部31の内部を通り、金属チューブ21内の第1冷媒導入管24と第2冷媒導入管25との間のスペースに導入される。
先端部32の最先端39は、金属チューブ21の中心軸またはその近傍に位置する。金属チューブ21の中心軸の近傍とは、金属チューブ21の中心軸から、金属チューブ21の半径の40%以内をいう。このように、本実施形態では、先端部32の最先端39が電極部30の外周から離れた位置になるように設計されている。本実施形態に係る高周波治療用カテーテル10では、先端部32の最先端39を用いて、組織を切り裂くことができるため、治療が必要とされる患部に電極部30を到達させやすくすることができる。
本実施形態のような先端カット面を有する先端部32は、円柱状の材料を使用し、旋盤などの切削工具で切り出し加工することにより、容易に形成することができ、製造コストの低減や加工精度の向上を図ることができる。
また、先端部32には、第2面P2および第3面P3を切り欠くような開口部37が形成されている。開口部37の近位側は、ガイドワイヤ用ルーメンチューブ固定管33の遠位端に連通している。
図8は、分岐部40の内部構造を示す断面図である。金属チューブ21および熱収縮チューブ22の近位側は、分岐部40に接続されている。分岐部40は、共通接続路41、第1接続路42、第2接続路43および第3接続路44を有する。
共通接続路41には、温度センサ35に接続された電線36、電極部30に接続された電線(図示せず)、第1冷媒導入管24、および第2冷媒導入管25が導入される。共通接続路41の近位側に、第1接続路42および第2接続路43が接続されている。第1接続路42には、電線36と電極部30に接続された電線が挿通される。第1接続路42の近位側に第1枝管50が接続されており、電線36と電極部30に接続された電線とが第1枝管50に挿通され、第1枝管50近位側に取り付けられた電気用コネクタ60に接続される。電気用コネクタ60に電極部30に高周波電力を供給するための電源や、温度センサ35で得られた温度信号が入力されるコンピュータが接続される。
第1冷媒導入管24および第2冷媒導入管25は、第2接続路43を通って、分岐部40の外部に延在し、第1冷媒導入管24および第2冷媒導入管25の近位側にそれぞれ、冷却媒用コネクタ61、62が取り付けられている。冷却媒用コネクタ61、62にそれぞれ、周知の配管(図示せず)を接続し、周知のポンプ(図示せず)および冷却機(図示せず)を設置することにより、高周波治療用カテーテル10の外部から高周波治療用カテーテル10内に冷媒が供給可能な構成となっている。
第3接続路44は、遠位側においてガイドワイヤ用ルーメン27と連通し、近位側において第2枝管51と連通している。第1枝管51の近位側に、ガイドワイヤ用コネクタ63が取り付けられている。
上述した高周波治療用カテーテル10によれば、電極部30の先端部32の最先端39に至るテーパ状の第1面P1に溝38を形成し、温度センサ35に接続された電線36の屈曲部より遠位部分の少なくとも一部を溝38に嵌め込むとともに、温度センサ35の設置位置を溝38の遠位端とすることにより、温度センサ35を電極部30のより遠位側に配置することができる。これにより、溝38の分だけ第1冷媒導入管24および第2冷媒導入管25の遠位端から温度センサ35の距離を離すことができ、第1冷媒導入管24および第2冷媒導入管25を流通する冷媒による冷却効果を受けにくくし、組織の温度をより正確に測定することができる。
また、温度センサ35および電線36の屈曲部より遠位部分の寸法に合わせて設けられた溝38に、温度センサ35および電線36の屈曲部より遠位部分の少なくとも一部を嵌め込むことにより、温度センサ35および電線36の屈曲部より遠位部分が位置決めされ、かつ、温度センサ35が第1面P1より外側に突出せず、溝38内で温度センサ35表面と第1面P1と同一表面との最短距離が近接させることができる。これにより、温度センサ35を組み付ける際の手間を軽減させるとともに、温度センサ35の組み付け精度を高めることができる。
また、温度センサ35のサイズに応じて、溝38の遠位端に凹部130を設けることにより、凹部130に温度センサ35を嵌め込むことにより、温度センサ35を組み付ける際の位置決めをより正確に行うことができる。
また、治療対象となる組織に電極部30を導入するため血管などに挿通したときに、電極部30の最先端39と血管などの内壁との間にスペースを確保することができるため、電極部30の先端部32によって血管などの内壁が損傷することを抑制することができる。
また、電極部30の最先端39が金属チューブ21の中心軸28またはその近傍に位置しつつ、ガイドワイヤ用ルーメン27が電極部30の最先端39を避けるように形成されているため、電極部30およびシャフト部20を湾曲した血管内でガイドワイヤに添わせて挿通させることができるとともに、上述したように血管の内壁を損傷することなく、電極部30の最先端39を用いて組織を刺したり、切り裂いて進ませることが可能になる。
また、金属チューブ21内に挿通された第1冷媒導入管24および第2冷媒導入管25を循環する冷媒により電極部30を冷却する、いわゆるインターナルクーリング型とすることにより、電極部30近傍の組織の温度が65℃以上に上昇し、焦げ付くことが抑制される。これにより、電極部30近傍の抵抗値が増大することを抑制し、高周波による治療をより効率的に施術することができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
上述の実施形態では、冷媒導入管が2本設けられているが、冷媒導入管を1本とし、当該冷媒導入管の内断面積を金属チューブ21の軸線直交方向の内断面積S2の10〜32%、より好ましくは23〜32%としてもよい。
10 高周波治療用カテーテル、20 シャフト部、21 金属チューブ、22 熱収縮チューブ、23 ガイドワイヤ用チューブ、24 第1冷媒導入管、25 第2冷媒導入管、30 電極部、31 基部、32 先端部、33 ガイドワイヤ用ルーメンチューブ固定管、35 温度センサ、36 電線、37 開口部、38 溝、39 最先端、40 分岐部、41 共通接続路、42 第1接続路、43 第2接続路、44 第3接続路、50 第1枝管、51 第2枝管、60 電気用コネクタ、61 冷却媒用コネクタ、62 冷却媒用コネクタ、63 ガイドワイヤ用コネクタ、130 凹部

Claims (3)

  1. 副腎用静脈に挿入される高周波治療用カテーテルであって、
    可撓性を有するチューブと、
    前記チューブを貫通し、ガイドワイヤを通過させるためのガイドワイヤ用ルーメンと、
    前記チューブの遠位端に設けられ、高周波熱により組織を焼灼するための針状の電極部と、
    前記電極部の近傍の組織温度を測定するための温度センサと、
    前記温度センサに接続され、前記チューブに挿通される電線と、
    前記チューブ内に配置され、前記電極部を冷却するための冷媒が循環される1本または複数本の冷媒導入管と、
    を備え、
    前記電極部の基部から先端に至るテーパ状の外表面に前記電極部の中心軸に沿って延在する溝が設けられ、
    前記電線が遠位部分で屈曲した形状を有し、屈曲部より遠位側の前記電線の少なくとも一部が前記溝に埋め込まれ、前記温度センサが前記溝の遠位端に埋め込まれていることを特徴とする高周波治療用カテーテル。
  2. 前記溝の遠位部分に他の部分より深い凹部が設けられ、
    前記凹部に前記電線の外径より大きい前記温度センサが嵌め込まれている請求項1に記載の高周波治療用カテーテル。
  3. 前記電極部は、先端カット面を3面有し、
    前記ガイドワイヤ用ルーメンの遠位側開口が前記先端カット面の2面を切り欠くように設けられた貫通孔と連通し、
    前記先端カット面の残りの1面に前記溝、前記電線の一部および前記温度センサが設けられている請求項1または2に記載の高周波治療用カテーテル。
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