JP2019144718A - ストレス報知システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】正確なストレス値を得ることである。【解決手段】ユーザーのストレス値を報知するストレス報知システムとしてのストレス表示システム1は、ユーザーの生体情報を測定する血圧計20Aと、ストレス値を生成するための補助的な情報としての測定場所の場所情報をストレス表示システム1の外部のサーバー30Aから取得し、取得された生体情報と補助的な情報とに基づいて、ストレス値を生成し、生成されたストレス値を表示部に表示させるPC10Aと、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、ストレス報知システム及びプログラムに関する。
健康経営の目的として、疾病就業(プレゼンティーズム)の防止や、解消をすることで、収益性を高めるという考え方がある。疾病就業とは、欠勤にはいたっていないが、健康問題により生産性が低下している状態である。健康に関する総コストのうち、医療費、薬剤費の直接費用は40%〜70%程度であり、残りは労働生産性の損失(間接費用)である。間接費用のうち、最大のコストは疾病就業とされている研究が多数である。
そこで、疾病就業を防止解消するために原因について考えてみる。疾病就業の原因は以下のものが挙げられる。
・運動器・感覚器障害
・メンタルヘルスの不調
・心身症
・運動器・感覚器障害
・メンタルヘルスの不調
・心身症
ここで、特にメンタルヘルスの不調について考えてみる。ストレスチェックは、平成27年12月から厚生労働省によって年に1度の実施が義務付けられている。このストレスチェックの目的は、メンタルヘルス不調になることを未然に防止することを主な目的としたものである。一般的に、ストレスチェックのアンケートは実施対象者の時間の負担が大きいので、頻繁に実施されることはない。したがって、アンケート実施時期の間に疾病就業があった場合には疾病就業が検知されないので、対策が取られることもない。
また、ストレスを測定する技術が知られている。例えば、ハンディタイプの機器の左右の穴に人差し指を入れるだけで心電・脈波から心拍変動、交感・副交感神経のバランスが数値やグラフで表示され、「正常」、「注意」、「要注意」で表示され、管理部門に通知される疲労・ストレス測定システムが知られている(特許文献1参照)。
また、印刷の待ち時間に、ユーザーからの操作に応じて、本体に接続された測定機器をユーザーが装着し、当該測定機器によりユーザーの健康データを測定する画像形成装置が知られている(特許文献2参照)。この画像形成装置では、測定促進情報を表示部に表示することで、測定頻度を向上させている。
また、走行経路の案内中に心拍数や発汗状態などの生体情報を、所定タイミング毎に取得し、車両が案内中の走行経路から外れた場合に、その経路外れが運転者の故意か誤りかを、生体情報の変化から判定するナビゲーション装置が知られている(特許文献3参照)。誤って走行経路から外れたと判定した場合、運転者は精神的に動揺している可能性があるため、案内経路を再探索するに際して運転者の操作負担が少ない経路として、右折が少ない経路や走行経験がある経路を優先して再探索する。
また、身体に装着してユーザーの生体情報を取得する装着型生体情報センサー部と、行動情報を取得する行動情報センサー部と、行動情報センサー部が取得した行動情報と生体情報センサー部が取得した生体情報とを元にユーザーの状況を認識する状況認識手段と、認識された状況をキーにして対応したストレス状況に関する情報を検索する情報検索手段と、検索した広告情報などをユーザーに呈示する情報呈示手段とを備える生活支援装置が知られている(特許文献4参照)。
しかし、上記従来の疲労・ストレス測定システムでは、年齢ごとに設定した閾値をシステムに設定し、「正常」、「注意」、「要注意」を判断しているが、心電・脈波は、測定者自身、もしくは測定者の置かれている環境によって異なるので、正確な疲労・ストレスの結果が得られないおそれがあった。
また、上記従来の画像形成装置では、生体情報は測定者自身、もしくは測定者の置かれている環境によって異なるので、正確な健康状態の結果が得られないおそれがあった。
また、上記従来のナビゲーション装置では、生体情報のみから経路外れが運転者の故意か誤りかを判別するので、正確な判別結果が得られないおそれがあった。
また、上記従来の生活支援システムでは、身体に装着された装置から取得された生体情報及び行動情報のみからストレス状況を判別するので、正確なストレス状況が得られないおそれがあった。
本発明の課題は、正確なストレス値を得ることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のストレス報知システムは、
ユーザーのストレス値を報知するストレス報知システムであって、
前記ユーザーの生体情報を測定する測定手段と、
ストレス値を生成するための補助的な情報を前記ストレス報知システムの外部から取得する情報取得手段と、
前記取得された生体情報と前記補助的な情報とに基づいて、ストレス値を生成するストレス値生成手段と、
前記生成されたストレス値を報知手段に報知させる報知制御手段と、を備える。
ユーザーのストレス値を報知するストレス報知システムであって、
前記ユーザーの生体情報を測定する測定手段と、
ストレス値を生成するための補助的な情報を前記ストレス報知システムの外部から取得する情報取得手段と、
前記取得された生体情報と前記補助的な情報とに基づいて、ストレス値を生成するストレス値生成手段と、
前記生成されたストレス値を報知手段に報知させる報知制御手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のストレス報知システムにおいて、
前記測定された生体情報を記憶手段に記憶する記憶制御手段を備え、
前記ストレス値生成手段は、前記記憶された複数の生体情報と前記補助的な情報とに基づいて、複数のストレス値の履歴情報を生成し、
前記報知制御手段は、前記生成されたストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる。
前記測定された生体情報を記憶手段に記憶する記憶制御手段を備え、
前記ストレス値生成手段は、前記記憶された複数の生体情報と前記補助的な情報とに基づいて、複数のストレス値の履歴情報を生成し、
前記報知制御手段は、前記生成されたストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のストレス報知システムにおいて、
前記生成されたストレス値を記憶手段に記憶する記憶制御手段を備え、
前記報知制御手段は、前記記憶手段に記憶された複数のストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる。
前記生成されたストレス値を記憶手段に記憶する記憶制御手段を備え、
前記報知制御手段は、前記記憶手段に記憶された複数のストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のストレス報知システムにおいて、
前記記憶制御手段は、前記生成されたストレス値を前記ユーザーの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶し、
前記報知制御手段は、前記記憶手段に記憶されたユーザーごとのストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる。
前記記憶制御手段は、前記生成されたストレス値を前記ユーザーの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶し、
前記報知制御手段は、前記記憶手段に記憶されたユーザーごとのストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のストレス報知システムにおいて、
前記記憶制御手段は、前記生成されたストレス値を前記ユーザーの識別情報及び当該ユーザーが所属するグループの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶し、
前記報知制御手段は、前記記憶手段に記憶されたグループごとのストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる。
前記記憶制御手段は、前記生成されたストレス値を前記ユーザーの識別情報及び当該ユーザーが所属するグループの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶し、
前記報知制御手段は、前記記憶手段に記憶されたグループごとのストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
用紙に画像を形成する画像形成手段を備える。
用紙に画像を形成する画像形成手段を備える。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のストレス報知システムにおいて、
前記測定手段は、前記画像形成手段の画像形成の待ち時間中に、前記ユーザーの生体情報を測定する。
前記測定手段は、前記画像形成手段の画像形成の待ち時間中に、前記ユーザーの生体情報を測定する。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
前記情報取得手段は、前記生体情報が所定の閾値以上である場合に、前記補助的な情報を外部から取得する。
前記情報取得手段は、前記生体情報が所定の閾値以上である場合に、前記補助的な情報を外部から取得する。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のストレス報知システムにおいて、
前記情報取得手段は、前記生体情報としての血圧値が135[mmHg]以上である、又は前記生体情報としての心拍値が100[bpm]以上である場合に、前記補助的な情報を外部から取得する。
前記情報取得手段は、前記生体情報としての血圧値が135[mmHg]以上である、又は前記生体情報としての心拍値が100[bpm]以上である場合に、前記補助的な情報を外部から取得する。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
前記生体情報は、血圧値、心拍値、瞬きの回数、呼吸の浅さ、体温、声の高さ、話し方、脳波、発汗量の少なくとも1つを含む。
前記生体情報は、血圧値、心拍値、瞬きの回数、呼吸の浅さ、体温、声の高さ、話し方、脳波、発汗量の少なくとも1つを含む。
請求項11に記載の発明は、請求項1から10のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
前記情報取得手段は、前記補助的な情報を通信ネットワークを介して接続された外部の情報管理装置から受信して取得する。
前記情報取得手段は、前記補助的な情報を通信ネットワークを介して接続された外部の情報管理装置から受信して取得する。
請求項12に記載の発明は、請求項1から11のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
前記補助的な情報は、ユーザーの行動履歴情報を含む。
前記補助的な情報は、ユーザーの行動履歴情報を含む。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載のストレス報知システムにおいて、
前記行動履歴情報は、ユーザーの労働時間を含む。
前記行動履歴情報は、ユーザーの労働時間を含む。
請求項14に記載の発明は、請求項12又は13に記載のストレス報知システムにおいて、
前記行動履歴情報は、ユーザーによる情報処理装置の使用履歴情報を含む。
前記行動履歴情報は、ユーザーによる情報処理装置の使用履歴情報を含む。
請求項15に記載の発明は、請求項12から14のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
前記行動履歴情報は、ユーザーの独り言の発声回数、オフィスに適さない言葉を発した回数、一日の歩数、走った回数及びトイレの回数の少なくとも1つを含む。
前記行動履歴情報は、ユーザーの独り言の発声回数、オフィスに適さない言葉を発した回数、一日の歩数、走った回数及びトイレの回数の少なくとも1つを含む。
請求項16に記載の発明は、請求項1から15のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
前記補助的な情報は、生体情報の測定場所の環境情報を含む。
前記補助的な情報は、生体情報の測定場所の環境情報を含む。
請求項17に記載の発明は、請求項1から16のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
前記補助的な情報は、ユーザーの個人属性を含む。
前記補助的な情報は、ユーザーの個人属性を含む。
請求項18に記載の発明は、請求項1から17のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
前記情報取得手段は、前記補助的な情報として、ユーザーの行動履歴情報、環境情報、個人属性の順に取得する。
前記情報取得手段は、前記補助的な情報として、ユーザーの行動履歴情報、環境情報、個人属性の順に取得する。
請求項19に記載の発明は、請求項1から17のいずれか一項に記載のストレス報知システムにおいて、
前記情報取得手段は、前記取得した補助的な情報を用いて、ストレス値が生成できる場合に、更なる補助的な情報を取得しない。
前記情報取得手段は、前記取得した補助的な情報を用いて、ストレス値が生成できる場合に、更なる補助的な情報を取得しない。
請求項20に記載の発明のプログラムは、
ユーザーのストレス値を報知するストレス報知システムのコンピューターを、
前記ユーザーの生体情報を測定する測定手段、
ストレス値を生成するための補助的な情報を前記ストレス報知システムの外部から取得する情報取得手段、
前記取得された生体情報と前記補助的な情報とに基づいて、ストレス値を生成するストレス値生成手段、
前記生成されたストレス値を報知手段に報知させる報知制御手段、
として機能させる。
ユーザーのストレス値を報知するストレス報知システムのコンピューターを、
前記ユーザーの生体情報を測定する測定手段、
ストレス値を生成するための補助的な情報を前記ストレス報知システムの外部から取得する情報取得手段、
前記取得された生体情報と前記補助的な情報とに基づいて、ストレス値を生成するストレス値生成手段、
前記生成されたストレス値を報知手段に報知させる報知制御手段、
として機能させる。
本発明によれば、正確なストレス値を得ることができる。
添付図面を参照して、本発明に係る第1〜第3の実施の形態を順に詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1〜図6を参照して、本発明に係る第1の実施の形態を説明する。まず、図1〜図3を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態のストレス表示システム1の概略構成を示すブロック図である。図2は、PC(Personal Computer)10Aの機能構成を示すブロック図である。図3は、サーバー30Aの機能構成を示すブロック図である。
図1〜図6を参照して、本発明に係る第1の実施の形態を説明する。まず、図1〜図3を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態のストレス表示システム1の概略構成を示すブロック図である。図2は、PC(Personal Computer)10Aの機能構成を示すブロック図である。図3は、サーバー30Aの機能構成を示すブロック図である。
本実施の形態のストレス報知システムとしてのストレス表示システム1は、例えば、企業の社員などのユーザーのストレスレベル(ストレス値)を測定して表示するシステムである。図1に示すように、ストレス表示システム1は、PC10Aと、測定手段としての血圧計20Aと、を備える。
PC10Aは、ユーザーが使用する情報処理装置であり、例えば持ち運び可能なノートPCであるものとする。PC10Aは、血圧計20Aとともに、ユーザーの血圧を測定する部屋に置かれる。血圧を測定する部屋は、例えば、企業の健康管理室、企業内のユーザーの居室であるものとする。また、PC10Aは、Wi−Fi(登録商標)などの無線LAN通信機能を有する。
血圧計20Aは、ユーザーの体に取り付けて血圧を測定する設置型自動血圧計であり、血圧を測定する部屋に設置される。血圧計20Aは、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して、直接PC10Aに接続され、PC10Aと有線通信が可能であるものとする。血圧計20Aは、測定した血圧値をPC10Aに送信する。
血圧とメンタルストレスとは関係があり、ストレスが続くと高血圧の下地になることが知られている。また、ストレス負荷時は、安静時及びストレス負荷終了後に比べて、SPB(腕収縮期血圧)の血圧値が高くなることが知られている。このため、本実施の形態では、測定した血圧値からストレスの度合いを示すストレスレベル(ストレス値)を取得する。
なお、PC10Aと血圧計20Aとの通信接続は、有線LAN(Local Area Network)などの他の有線の通信ネットワーク接続としてもよく、Bluetooth(登録商標)や、Wi−Fiなどの無線LAN通信などの無線の通信接続としてもよい。ネットワーク接続では、Webサービス(例えば、SOAP(ソープ)のプロトコルや、REST(REpresentational State Transfer)のソフトウェアアーキテクチャを利用したもの)でもいいし、メッセージキュープロトコル(MQTT((Message Queue Telemetry Transport)やMQTT-SN)を利用したものでもよい。また、独自に定義したプロトコルを用いたネットワーク接続としてもよい。さらに、FTP(File Transfer Protocol)を用いて、FTPサーバーでのファイルの共有といった情報の受け渡しを行うネットワーク接続としてもよい。
サーバー30Aは、PC10Aなどの機器の場所情報の管理を行う場所管理サーバーである。このため、サーバー30Aは、PC10Aが置かれる場所(部屋)以外の場所に設置されるものとするが、PC10Aと同じ場所に設置されることとしてもよい。サーバー30AとPC10Aとは、有線LANによりネットワーク接続されているものとするが、これに限定されるものではない。サーバー30AとPC10Aとの通信接続は、PC10Aと血圧計20Aとの通信接続と同様な構成をとることができる。
また、ユーザーの血圧を測定する部屋及びその周辺には、無線LANのアクセスポイントが設置され、当該部屋内に置かれたPC10Aは、各アクセスポイントからの電波を受信可能であるものとする。
図2に示すように、PC10Aは、情報取得手段、ストレス値生成手段、報知制御手段、記憶制御手段としての制御部11と、操作部12と、記憶手段としての記憶部13と、報知手段としての表示部14と、有線通信部15と、無線通信部16と、を備える。PC10Aの各部は、バス17を介して接続されている。
制御部11は、PC10Aの各部を制御する。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)を有する。制御部11において、CPUは、記憶部13に記憶されたシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行する。RAMは、各種プログラム及び各種データを一時的に格納する揮発性メモリーである。特に、制御部11は、後述する第1ストレス表示プログラムPR1に従い、第1ストレス表示処理を実行する。
操作部12は、キーボードなどのキー入力部と、マウスなどのポインティングデバイスとを有し、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報を制御部11に出力する。
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などにより構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。特に、記憶部13は、第1ストレス表示プログラムPR1と、後述するストレスレベル変換テーブルT10と、血圧値履歴テーブルT20と、を記憶している。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(ElectroLuminescent)ディスプレイなどで構成され、CPU11から指示された表示情報に従い各種表示を行う。
有線通信部15は、USB、有線LAN用のネットワークカードなどにより構成され、血圧計20A、サーバー30Aとケーブルを介して有線の通信を行う。
無線通信部16は、Wi−Fiなどの無線LAN用のネットワークカードなどにより構成され、無線LANのアクセスポイントと電波の送受信を行い、当該アクセスポイントに接続された有線LAN上の機器と通信を行う。
図3に示すように、サーバー30Aは、制御部31と、操作部32と、記憶部33と、表示部34と、通信部35と、を備える。サーバー30Aの各部は、バス36を介して接続されている。
制御部31、操作部32、記憶部33、表示部34、通信部35は、PC10Aの制御部11、操作部12、記憶部13、表示部14、有線通信部15と同様であり、異なる部分について説明する。
制御部31は、サーバー30Aの各部を制御する。記憶部33は、測定場所変換テーブルT30を記憶している。測定場所変換テーブルT30は、PC10Aが無線通信部16により電波を受信する各アクセスポイントの識別情報及びその電波の強さの情報と、電波の受信位置の場所情報と、を対応付けたテーブルである。
つぎに、図4(a)、図4(b)を参照して、PC10Aの記憶部13に記憶される情報を説明する。図4(a)は、ストレスレベル変換テーブルT10を示す図である。図4(b)は、血圧値履歴テーブルT20を示す図である。
記憶部13に記憶されるストレスレベル変換テーブルT10は、血圧値をストレスレベルに変換するためのテーブルである。図4(a)に示すように、ストレスレベル変換テーブルT10は、血圧値T11,T12と、ストレスレベルT13と、の項目を有する。血圧値T11は、ユーザーの血圧の測定場所の場所情報が健康管理室である場合の血圧値である。血圧値T12は、ユーザーの血圧の測定場所の場所情報が居室である場合の血圧値である。ストレスレベルT13は、血圧値T11,T12に対応するストレスレベルであり、値が高いほどストレスの度合いが大きいことを示す。
血圧に関し、白衣性高血圧が知られており、例えば病院では血圧が高くなることがある。このため、測定場所ごとに血圧値も変わるため、血圧値T11,T12の2つの項目が用意されている。
記憶部13に記憶される血圧値履歴テーブルT20は、ユーザーの過去に測定された血圧値を格納する履歴テーブルである。図4(b)に示すように、血圧値履歴テーブルT20は、測定日T21と、場所情報T22と、血圧値T23と、の項目を有する。測定日T21は、ユーザーの血圧値を測定した日時(年月日)情報である。場所情報T22は、測定日T21に対応する測定場所の情報である。血圧値T23は、測定日T21に対応する測定された血圧値[mmHg]である。
つぎに、図5、図6を参照して、ストレス表示システム1の動作を説明する。図5は、第1ストレス表示処理を示すフローチャートである。図6は、ストレスレベルのグラフの一例を示す図である。
図5を参照して、PC10Aで実行される第1ストレス表示処理を説明する。予め、PC10A及び血圧計20Aが血圧を測定する測定場所に置いてあり、ユーザーは、当該測定場所に行き、血圧計20Aにより血圧値を測定したものとする。PC10Aにおいて、例えば、操作部12を介してユーザーから第1ストレス表示処理の実行指示が入力されたことをトリガーとして、制御部11は、第1ストレス表示プログラムPR1に従い、第1ストレス表示処理を実行する。
図5に示すように、まず、制御部11は、測定されたユーザーの血圧値を血圧計20Aから受信して取得する(ステップS11)。そして、制御部11は、無線通信部16を介して、無線LAN(Wi−Fi)の各アクセスポイントから電波を受信し、受信した電波から各アクセスポイントの識別情報及び電波強度を取得し、有線通信部15を介して、取得した各アクセスポイントの識別情報及び電波強度をサーバー30Aに送信する(ステップS12)。ステップS12に対応して、サーバー30Aの制御部31は、通信部35を介して、各アクセスポイントの識別情報及び電波強度を受信し、記憶部33に記憶された測定場所変換テーブルT30を用いて、各アクセスポイントの識別情報及び電波強度から送信元のPC10Aが置かれた部屋の場所情報を取得してPC10Aに送信する。
そして、制御部11は、有線通信部15を介して、血圧が測定された部屋(PC10A)の場所情報をサーバー30Aから受信する(ステップS13)。そして、制御部11は、記憶部13に記憶されたストレスレベル変換テーブルT10を用いて、ステップS13で受信した場所情報に対応する、ステップS11で受信された血圧値T11又はT12から現在のストレスレベルT13を取得する(ステップS14)。
そして、制御部11は、記憶部13に記憶された血圧値履歴テーブルT20を読み出し、血圧値履歴テーブルT20、ストレスレベル変換テーブルT10を用いて、過去に測定した場所情報T22、血圧値T23に対応する血圧値T11,T12から過去のストレスレベルT13を取得する(ステップS15)。そして、制御部11は、PC10Aの内部の計時部(図示略)から現在日付情報を取得し、現在日付情報、ステップS13で取得された場所情報、ステップS11で取得された血圧値を、血圧値履歴テーブルT20の測定日T21、場所情報T22、血圧値T23に新たなレコードとして記憶する(ステップS16)。
そして、制御部11は、ステップS14で取得した現在のストレスレベル及び測定日と、ステップS15で取得した過去のストレスレベル及び測定日とからストレス表示情報を生成して表示部14に表示し(ステップS17)、第1ストレス表示処理を終了する。
ステップS17では、例えば、ストレス表示情報として、図6に示す所定期間(1週間分)のストレスレベルのグラフが表示される。ストレスレベルのグラフは、横軸に時間(1週間前の日付を1とした経過日数)をとり、縦軸にストレスレベルをとっている。
以上、本実施の形態によれば、ストレス表示システム1は、ユーザーの生体情報としての血圧値を測定する血圧計20Aと、ストレスレベルを生成するための補助的な情報としての測定場所の場所情報をストレス表示システム1の外部のサーバー30Aから取得し、取得された血圧値と補助的な情報とに基づいて、ストレスレベルを生成し、生成されたストレスレベルを表示部14に表示させるPC10A(制御部11)と、を備える。このため、血圧値に加えて測定の場所情報を用いることにより、正確なストレスレベルを取得でき、ストレスに対する適切な対策をとることができる。
また、制御部11は、測定された生体情報としての血圧値を記憶部13に記憶し、記憶された複数の血圧値と測定場所の場所情報とに基づいて、複数のストレスレベルの履歴情報を生成し、生成されたストレスレベルの履歴情報を表示部14に表示させる。このため、ストレスレベルの履歴情報を容易に認識でき、経時的なストレスレベルを得ることができる。
また、制御部11は、測定の場所情報を通信ネットワークを介して接続された外部のサーバー30Aから受信して取得する。このため、補助的な情報としての測定の場所情報を受信により容易に取得できる。
なお、上記構成では、無線LANの電波強度を用いて、サーバー30AからPC10Aの場所情報を取得する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、PC10AがGPS(Global Positioning System)などの衛星測位部を備え、得られた緯度経度情報をサーバー30Aに送信し、サーバー30Aが受信した緯度経度情報に対応する場所情報を取得してPC10Aに送信する構成としてもよい。また、PC10AがユーザーIDの入力を受け付けてサーバー30Aに送信し、サーバー30Aが受信したユーザーIDのユーザーの現在の居場所の場所情報を取得してPC10Aに送信する構成としてもよい。この構成では、例えば、サーバー30Aが、ユーザーIDのユーザーの有するICタグによる各部屋の入退出情報を収集して現在の場所情報を取得する。さらに、PC10Aが部屋に固定的に設置され、PC10Aの固有IDをサーバー30Aに送信し、サーバー30Aが受信した固有IDに対応する設置場所の場所情報を取得してPC10Aに送信する構成としてもよい。
また、上記構成では、PC10Aが、血圧値履歴テーブルT20を記憶して過去のストレスレベルを都度取得する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、PC10Aの制御部11は、ステップS14で取得されたストレスレベルを、測定日に対応付けて、ストレスレベル履歴テーブルに格納して記憶部13に記憶する構成としてもよい。過去のストレスレベルは、ストレスレベル履歴テーブルから読み出すだけで取得できる。この構成によれば、ストレスレベルを生成するための処理負担を低減でき、ストレスレベルの履歴情報を容易に認識でき、経時的なストレスレベルを得ることができる。
(第2の実施の形態)
図7〜図11を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。まず、図7、図8を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図7は、本実施の形態のストレス表示システム2の概略構成を示すブロック図である。図8は、画像形成装置40の機能構成を示すブロック図である。
図7〜図11を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。まず、図7、図8を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図7は、本実施の形態のストレス表示システム2の概略構成を示すブロック図である。図8は、画像形成装置40の機能構成を示すブロック図である。
本実施の形態のストレス報知システムとしてのストレス表示システム2は、第1の実施の形態と同様に、所定の企業の社員などのユーザーのストレスレベル(ストレス値)を測定して表示するシステムである。図7に示すように、ストレス表示システム2は、画像形成装置40と、サーバー30Bと、測定手段としての計測デバイス20Bと、を備える。サーバー30Bの制御部31は、情報取得手段、ストレス値生成手段として機能する。
画像形成装置40は、ユーザーが使用するMFP(MultiFunction Peripheral:複合機)などのコピー、印刷などの画像形成を行う装置であるものとする。画像形成装置40は、ユーザーの居室などに設置されている。
計測デバイス20Bは、ユーザーの体に取り付けて血圧値及び心拍値(心拍数)を測定する持ち運び可能な計測デバイスである。計測デバイス20Bは、例えば、USBケーブルを介して画像形成装置40に通信接続されるものとするが、通信方式はこれに限定されるものではない。
サーバー30Bは、ユーザーのストレスレベルの提供を行う管理サーバーである。このため、サーバー30Bは、画像形成装置40が置かれる場所(部屋)だけでなくそれ以外の場所に設置されることとしてもよい。サーバー30Bと画像形成装置40とは、有線LANによりネットワーク接続されているものとするが、これに限定されるものではない。
図8に示すように、画像形成装置40は、報知制御手段としての制御部41と、操作部42と、記憶部43と、報知手段としての表示部44と、通信部45と、原稿読取部46と、給紙部47と、画像形成部48と、認証入力部49と、を備える。画像形成装置40の各部は、バス49Aを介して接続されている。
制御部41は、図2のPC10Aの制御部11と同様に、画像形成装置40の各部を制御する。
操作部42は、表示部44に設けられたタッチパネルやハードキーを有し、ユーザーの操作入力を受け付け、当該操作入力に基づく操作情報を制御部41に出力する。
記憶部43は、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリーなどにより構成され、各種画像処理に係る画像データなどの各種データを記憶する。また、記憶部43には、後述する第2ストレス表示プログラムPR2、認証用テーブルT40、ブラウザープログラムなどが記憶されているものとする。認証用テーブルT40は、予め登録されたユーザーのユーザーIDと、ユーザーの所持するログイン認証用のIDカードのカード情報と、が対応付けられたテーブルである。
表示部44は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro-Luminescence)などで構成され、制御部41から入力される表示情報に従って各種表示情報を表示する。
通信部45は、USBなどの通信接続部と、有線LANに通信接続されるネットワークカードなどとを有し、制御部41の指示に従い、USBケーブルを介して計測デバイス20Bと通信し、また有線LAN上のサーバー30Bと通信を行う。
原稿読取部46は、ADF(Auto Document Feeder)、コンタクトガラス、プラテン、スキャナーなどを備え、制御部41の指示に従い、ADFがコンタクトガラスに原稿を送りスキャナーで画像を読み取って画像データを取得し、あるいはプラテンに載置された原稿の画像をスキャナーで読み取って画像データを取得する。
給紙部47は、給紙トレイを有し、制御部41の指示に従い、給紙トレイに格納された用紙を取り出して画像形成部48に供給する。給紙部47は、画像形成部48により画像形成された用紙を排紙や反転する搬送部を含めるものとする。
画像形成部48は、電子写真方式で用紙に画像を形成する画像形成部であり、Y(イエロー)M(マゼンタ)C(シアン)K(ブラック)の4色の画像形成ユニット、中間転写ベルト、2次転写ローラーなどと、定着部と、を有する。画像形成部48は、制御部41の指示に従い、原稿読取部46により取得された画像データ、通信部45を介して外部機器から受信された印刷用の画像データ、又は記憶部43に記憶された画像データに基づいて、用紙に画像形成を行う。画像形成ユニットは、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、クリーニング部などを備える。イエローの感光体ドラムは、帯電部により一様に帯電された後、イエロー色の画像データに基づいて露光部のレーザービームにより走査露光され、静電潜像が形成される。そして、現像部によりイエローの感光体ドラムの静電潜像にイエロー色のトナーが付着され、現像が行われる。マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成ユニットについても、扱う色が異なることを除いて、イエローの画像形成ユニットと同様であるため、説明を省略する。
各感光体ドラム上に形成された各色のトナー像は、回転する中間転写ベルト上に逐次転写される(1次転写)。すなわち、中間転写ベルト上には、4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。各色の1次転写後、各色のクリーニング部により各色のトナーが感光体ドラムから除去される。中間転写ベルト上のカラートナー像は、2次転写ローラーにより、給紙部47により搬送された用紙上に一括して転写される(2次転写)。
定着部は、制御部41の指示に従い、トナー像が形成された用紙を加熱及び加圧して用紙にトナー像を定着する。定着部は、例えば、誘導加熱又はハロゲンヒーターにより加熱する加熱ローラーと、加熱ローラーとの間にニップ部を形成する加圧ローラーと、を有する。なお、画像形成部48は、用紙にモノクロの画像形成を行う構成としてもよく、インクジェット方式など、他の画像形成方式のものとしてもよい。
認証入力部49は、各ユーザーが所持するユニークなIDカードに記憶されたカード情報の入力部であり、読み取ったカード情報を制御部41に出力する。制御部41は、入力されたカード情報と記憶部43に記憶された認証用テーブルT40とを用いて、ユーザーのログイン認証を行うことが可能である。
ここでは、認証入力部49が、IDカードのカード情報を読み取り、制御部41がカード認証する構成としたがこれに限定されるものではない。認証入力部49が、指紋、顔、虹彩などの生体情報の入力を受け付け、生体認証される構成でもよいし、認証入力部49が、操作部42に含まれ、操作部42がユーザーからパスワードなど秘密情報の入力を受け付け、秘密情報により認証する構成でもよい。さらに、記憶部43に記憶されるユーザーIDと、識別情報(カード情報、生体情報、パスワードなど)とのテーブルは、サーバー30Bに記憶され、制御部41が、通信部45を介して、当該テーブルをサーバー30Bから適宜受信して使用する構成としてもよい。
サーバー30Bは、図3のサーバー30Aと同様の構成であり、サーバー30Aと異なる部分のみを説明する。サーバー30Bの制御部31は、サーバー30Bの各部を制御する。記憶部33は、後述するストレス表示プログラム、ストレスレベル変換テーブルT50、ストレス加算値テーブルT60が記憶されている。通信部35は、画像形成装置40と通信を行う。
つぎに、図9(a)、図9(b)を参照して、サーバー30Bに記憶される情報を説明する。図9(a)は、ストレスレベル変換テーブルT50を示す図である。図9(b)は、ストレス加算値テーブルT60を示す図である。
ストレスレベル変換テーブルT50は、血圧値及び心拍値をストレスレベルに変換するためのテーブルである。図9(a)に示すように、ストレスレベル変換テーブルT50は、血圧値T51と、心拍値T52と、ストレスレベルT53と、の項目を有する。血圧値T51は、血圧値[mmHg]の範囲である。心拍値T52は、心拍値[bpm]の範囲である。ストレスレベルT53は、血圧値T51及び心拍値T52に対応するストレスレベルである。
ストレス加算値テーブルT60は、労働時間の要素を加味するためのストレスレベルの加算値を設定するテーブルである。図9(b)に示すように、ストレス加算値テーブルT60は、労働時間T61と、加算値T62と、の項目を有する。労働時間T61は、ユーザーの労働時間[時間(/日)]である。加算値T62は、労働時間T61に対応するストレスレベルの加算値である。
ここでは、基準となる1日の所定労働時間を8時間とする。所定労働時間働いていないにもかかわらず、血圧値または心拍値が上がっている場合には、強いストレスのために勤務が困難であることが想定されるために、ストレスレベルに加算値を加算するものである。労働時間が長くなるとストレスも大きくなることが想定されるために、労働時間が長いほど加算値も大きくしている。
つぎに、図10及び図11を参照して、ストレス表示システム2の動作を説明する。図10は、第2ストレス表示処理を示すフローチャートである。図11は、ストレス送信処理を示すフローチャートである。
まず、図10を参照して、画像形成装置40で実行される第2ストレス表示処理を説明する。予め、計測デバイス20Bは、画像形成装置40が設置された部屋に持ち運ばれ、画像形成装置40に通信接続される。画像形成装置40において、例えば、操作部42を介してユーザーから第2ストレス表示処理の実行指示が入力されたことをトリガーとして、制御部41は、第2ストレス表示プログラムPR2に従い、第2ストレス表示処理を実行する。
図10に示すように、まず、制御部41は、認証入力部49を介してユーザーからセットされたIDカードを読み取りカード情報を取得し、取得したカード情報と、認証用テーブルT40とを用いて、ユーザーをログイン認証し、認証されたユーザーのユーザーIDを取得する(ステップS31)。そして、制御部41は、例えば、ユーザーからの原稿読取部46への原稿のセット及び操作部42へのコピー指示入力を受け付け、コピー指示に応じて、原稿読取部46、給紙部47、画像形成部48を制御して、コピー処理を開始する(ステップS33)。ユーザーは、コピーの待ち時間に、計測デバイス20Bにより血圧値及び心拍値を測定する。このため、ステップS33では、制御部41が、コピーの待ち時間に、血圧値及び心拍値の測定を促す表示情報を表示部44に表示する構成が好ましい。
そして、制御部41は、画像形成装置40の計時部(図示略)から現在の日時情報を取得し、ユーザーの測定された血圧値及び心拍値を計測デバイス20Bから受信して取得し、通信部45を介して、取得された現在日時情報、血圧値及び心拍値をサーバー30Bに送信する(ステップS34)。そして、制御部41は、記憶部に記憶されたブラウザープログラムを用いてブラウザーを起動し、通信部45を介して、サーバー30Bにアクセスする(ステップS35)。
そして、制御部41は、通信部45を介して、ログインしたユーザーに対応するブラウザー用のストレスレベル(現在日時情報、ユーザーIDを含む)をサーバー30Bから受信し、当該ストレスレベルを表示部44のブラウザーに表示し(ステップS36)、第2ストレス表示処理を終了する。ユーザーは、ブラウザー用のストレスレベルを目視により確認する。
次いで、図11を参照して、サーバー30Bで実行されるストレス送信処理を説明する。ストレス送信処理は、ログインしたユーザーのストレスレベルを画像形成装置40に提供する処理である。サーバー30Bにおいて、第2ストレス表示処理のステップS35に対応して、通信部35を介して、現在日時情報、ユーザーID、血圧値及び心拍値を画像形成装置40から受信開始したことをトリガーとして、制御部31は、記憶部33に記憶されたストレス送信プログラムに従い、ストレス送信処理を実行する。
まず、制御部31は、通信部35を介して、現在日時情報、ユーザーID、血圧値及び心拍値を画像形成装置40から受信完了する(ステップS41)。そして、制御部31は、ステップS41で受信された血圧値が135[mmHg]以上、又は受信された心拍値が100[bpm]以上であるか否かを判別する(ステップS42)。
血圧値が135[mmHg]以上又は心拍値が100[bpm]以上である場合(ステップS42;YES)、制御部31は、通信部35を介して、ログインしたユーザーのユーザーID及び現在日時情報を労働時間管理サーバー(図示略)に送信し、ユーザーIDに対応する例えば現在日時情報の直近の労働時間を労働時間管理サーバーから受信する(ステップS43)。労働時間管理サーバーは、各ユーザーIDに対応するユーザーの労働時間を管理しているサーバーであり、PC10Bなどの要求に応じて労働時間を提供する。ステップS43において、さらに、制御部41は、ステップS41で受信された血圧値、心拍値と記憶部43に記憶されたストレスレベル変換テーブルT50とから、受信された血圧値T51及び心拍値T52に対応するストレスレベルT53を取得し、受信された労働時間と記憶部43に記憶されたストレス加算値テーブルT60とから、受信された労働時間T61に対応する加算値T62を取得し、取得したストレスレベルに加算値を加算して、ユーザーID及び現在日時情報に対応する最終的なストレスレベルを決定する。例えば、血圧値140[mmHg]、心拍値80[bpm]、労働時間12[時間]の場合には、ストレスレベルは、2+加算値1=3となる。
血圧値が135[mmHg]以上又は心拍値が100[bpm]以上でない場合(ステップS42;NO)、制御部41は、ステップS41で受信された血圧値、心拍値と記憶部43に記憶されたストレスレベル変換テーブルT50とから、受信された血圧値T51及び心拍値T52に対応するストレスレベルT53を取得し、ユーザーID及び現在日時情報に対応する最終的なストレスレベルとして決定する(ステップS44)。
そして、制御部41は、第2ストレス表示処理のステップS36に対応して、ステップS41で受信された現在日時情報、ユーザーID、ステップS43又はS44で決定されたストレスレベルを含むブラウザー用のストレスレベルを作成し、通信部45を介して、ブラウザー用のストレスレベルを画像形成装置40に送信し(ステップS45)、ストレス送信処理を終了する。
以上、本実施の形態によれば、ストレス表示システム2は、用紙に画像を形成する画像形成装置40を備える。計測デバイス20Bは、画像形成装置40の画像形成の待ち時間中に、ユーザーの生体情報としての血圧値及び心拍値を測定する。このため、画像形成の待ち時間を血圧値及び心拍値の測定に用いて有効に活用できる。
また、サーバー30Bの制御部31は、血圧値が所定の閾値(135[mmHg])以上、又は心拍値が所定の閾値(100[bpm])以上である場合に、補助的な情報としての労働時間を外部の労働時間管理サーバーから取得する。このため、血圧値又は心拍値が高く、ストレス負荷があることが想定される場合に、血圧値及び心拍値に加えて労働時間を用いて、ストレスレベルをより正確に取得でき、詳細なストレスレベルの分析を行うことができる。
なお、上記構成に限定されるものではない。ストレス表示システム2が、画像形成装置40及びサーバー30Bに通信接続されるPCを備え、当該PCが、ユーザーID、現在日時情報、測定された血圧値、心拍値を画像形成装置40から受信してサーバー30Bに送信してストレスレベルをサーバー30Bから受信して表示する構成としてもよい。
また、血圧値及び心拍値を測定するタイミングは、プリントアウト操作をした用紙の排紙中であってもよい。また、ストレス表示システム2において、画像形成装置40とサーバー30Bとが同じ筐体に格納されたエッジサーバーである構成としてもよい。また、加算値を決定するための労働時間は、履歴、例えば、現在日時情報を基準とする過去一週間の労働時間(の平均値)と前日の労働時間との差としてもよい。
(第3の実施の形態)
図12〜図18を参照して、本発明に係る第3の実施の形態を説明する。まず、図12、図13を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図12は、本実施の形態のストレス表示システム3の概略構成を示すブロック図である。図13は、ウェアラブルデバイス20Cの機能構成を示すブロック図である。
図12〜図18を参照して、本発明に係る第3の実施の形態を説明する。まず、図12、図13を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図12は、本実施の形態のストレス表示システム3の概略構成を示すブロック図である。図13は、ウェアラブルデバイス20Cの機能構成を示すブロック図である。
本実施の形態のストレス報知システムとしてのストレス表示システム3は、第1の実施の形態と同様に、企業の社員などのユーザーのストレスレベル(ストレス値)を測定して表示するシステムである。図12に示すように、ストレス表示システム3は、サーバー30Cと、PC10Cと、測定手段としてのウェアラブルデバイス20Cと、を備える。
サーバー30Cは、図1のサーバー30Aと同様に、所定の企業の社員などのユーザーのストレスレベルの提供を行う情報管理サーバーである。サーバー30Cは、例えば、企業内の所定場所に設置されているものとする。サーバー30Cの記憶部33には、後述するストレス決定プログラム、ストレス提供プログラム及びユーザー情報テーブルT70が記憶されている。サーバー30Cの制御部31は、情報取得手段、ストレス値生成手段、記憶制御手段として機能し、記憶部33が、記憶手段として機能する。
PC10Cは、ユーザーが使用するノートパソコンなどの情報処理装置である。サーバー30CとPC10Cとは、有線LANによりネットワーク接続されているものとするが、これに限定されるものではない。PC10Cの制御部11は、報知制御手段として機能し、表示部14が、報知手段として機能する。
ウェアラブルデバイス20Cは、ユーザーが身体に装着可能であり、生体情報として心拍値を測定可能な携帯デバイスである。ここでは、ウェアラブルデバイス20Cが、腕時計型のデバイスであるものとする。ウェアラブルデバイス20Cは、例えば、ユーザーが勤める企業の建物内などで、労働中にユーザーに装着されるものとする。ウェアラブルデバイス20Cは、無線LAN通信機能を有する。このため、ウェアラブルデバイス20Cは、企業の建物内に設置され、有線LAN接続された無線LAN用のアクセスポイントを介して、サーバー30Cに通信接続されている。
次いで、図13に示すように、ウェアラブルデバイス20Cは、制御部21と、操作部22と、記憶部23と、表示部24と、無線通信部25と、生体情報測定部26と、を備える。ウェアラブルデバイス20Cの各部は、バス27を介して接続されている。
制御部21は、図2のPC10Aの制御部11と同様に、ウェアラブルデバイス20Cの各部を制御する。
操作部22は、表示部24の表示画面に一体的に形成されたタッチパネルを有し、各種タッチ入力を受け付け、その操作情報を制御部21に出力する。
記憶部23は、フラッシュメモリーなどにより構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。記憶部23は、例えば、測定されたユーザーの生体情報を記憶する。
表示部24は、LCD、ELディスプレイなどで構成され、制御部21から指示された表示情報に従い各種表示を行う。
無線通信部25は、Wi−Fiなどの無線LAN用のネットワークカードなどにより構成され、無線LANのアクセスポイントと電波の送受信を行い、当該アクセスポイントに接続された有線LAN上のサーバー30Cなどの機器と通信を行う。
生体情報測定部26は、心拍計であり、ウェアラブルデバイス20Cが装着されたユーザーの生体情報としての心拍値を測定し、制御部21に出力する。ただし、生体情報測定部26は、心拍値を測定する構成に限定されるものではなく、血圧値、瞬きの頻度、呼吸の浅さ、体温、声の高さ、話し方、脳波、発汗量など、ストレスに対応する他の生体情報を測定する構成としてもよい。瞬きの頻度を測定する場合には、例えば、ウェアラブルデバイス20Cが眼鏡型であって、生体情報測定部26が、ユーザーの目を撮像するカメラとなり、制御部21がカメラにより撮像された画像データを画像解析することにより瞬きの頻度を取得する。呼吸の浅さを測定する場合には、例えば、ウェアラブルデバイス20Cが胸部や腹部の衣服装着型であって、生体情報測定部26が、呼吸に応じた姿勢を検知するための加速度センサーとなり、制御部21が加速度センサーにより検知された加速度データを解析することにより呼吸量(呼吸の浅さ)を取得する。体温を測定する場合には、例えば、生体情報測定部26が、温度センサーとなる。声の高さ、話し方を測定する場合には、例えば、生体情報測定部26が、マイクとなり、制御部21がマイクにより検知された音声データを解析することにより声の高さや、話し方を取得する。脳波を測定する場合には、例えば、ウェアラブルデバイス20Cがヘッドセット型であって、生体情報測定部26が、ユーザーの脳波を測定するための電極となる。発汗量を測定する場合には、例えば、生体情報測定部26が、温度センサー及び湿度センサーとなり、制御部21が温度センサー及び湿度センサーにより検知された体温及び湿度を解析することにより発汗量を取得する。
つぎに、図14を参照して、サーバー30Cに記憶される情報を説明する。図14は、ユーザー情報テーブルT70を示す図である。
ユーザー情報テーブルT70は、ストレス表示システム3が設置されている所定の企業の社員としてのユーザーに関する情報を格納するテーブルである。図14に示すように、ユーザー情報テーブルT70は、ユーザーIDT71と、パスワードT72と、所属グループT73と、所属長フラグT74と、メールアドレスT75と、の項目を有する。
ユーザーIDT71は、ユーザーの識別情報である。パスワードT72は、ユーザーIDT71に対応するパスワードである。所属グループT73は、ユーザーIDT71のユーザーが所属する企業内グループである。所属長フラグT74は、ユーザーIDT71のユーザーが所属グループT73の所属長であるか否か(オンかオフか)を示すフラグ情報である。メールアドレスT75は、所属長フラグT74がオン(所属長)である場合にのみ設定され、ユーザーIDT71のユーザーのメールアドレスである。
つぎに、図15〜図18を参照して、ストレス表示システム3の動作を説明する。図15は、ストレス決定処理を示すフローチャートである。図16は、ストレス提供処理を示すフローチャートである。図17は、第3ストレス表示処理を示すフローチャートである。図18(a)は、グループストレス表示画面を示す図である。図18(b)は、ストレス分布表示画面を示す図である。
まず、図15を参照して、サーバー30Cで実行されるストレス決定処理を説明する。予め、ウェアラブルデバイス20Cの制御部21は、所定企業の居室にいるユーザーに装着され、操作部22を介するユーザーからの測定指示入力に応じて、生体情報測定部26によりユーザーの生体情報としての心拍値を測定し、無線通信部25を介して、測定した生体情報(心拍値)を、ウェアラブルデバイス20Cの計時部(図示略)から取得した現在日時情報と、記憶部23に記憶されたユーザーIDとともに、サーバー30Cに送信する。
サーバー30Cにおいて、例えば、通信部35を介してユーザーID、現在日時情報及び生体情報をウェアラブルデバイス20Cから受信開始したことをトリガーとして、制御部31は、ストレス決定プログラムに従い、ストレス決定処理を実行する。
図15に示すように、まず、制御部31は、通信部35を介してユーザーID、現在日時情報及び生体情報をウェアラブルデバイス20Cから受信完了する(ステップS51)。そして、制御部31は、所定の取得の順番に応じて、次の順位の未取得の取得情報を設定する(ステップS52)。サーバー30Cに通信接続された有線LAN上に、ストレスレベル取得のために用いる取得情報を管理する複数の外部情報サーバー(図示略)が設けられているものとする。取得情報の内容は、例えば、以下のようになる。
(1)個人ごとの労働時間<労働時間>。
(2)所属グループごとの労働時間<労働時間>。
(3)デスクワークに使用する情報処理装置のログ。具体的には以下を含む<情報処理のログ>。
(3−ア)PC10Cのキー打刻数、
(3−イ)PC10Cのフォアグラウンドアプリケーションの種類と時間、
(3−ウ)PC10Cの文章入力の誤入力数、
(3−エ)PC10Cでの文書作成アプリケーションでの作成ページ数、
(3−オ)PC10Cの休止時間、
(3−カ)スマートフォン(図示略)の通話履歴、
(3−キ)スマートフォンのアプリの利用ログ、
(3−ク)画像形成装置(図示略)の操作画面の利用ログ、
(3−ケ)画像形成装置のトップ画面に戻った回数、
(3−コ)画像形成装置の同じボタンを押した回数。
(4)部屋の室温、部屋の湿度、部屋の照明のON/OFF<環境情報>。
(5)個人の情報。具体的には以下を含む<個人のその他の情報>。
(5−ア)独り言の発声の回数、
(5−イ)オフィスに適さない言葉を発した回数、
(5−ウ)一日の歩数、
(5−エ)走った回数、
(5−オ)食事の回数、
(5−カ)トイレの回数。
(6)個人の属性。具体的には以下を含む<個人の属性>。
(6−ア)年齢、
(6−イ)性別、
(6−ウ)所属部署。
(2)所属グループごとの労働時間<労働時間>。
(3)デスクワークに使用する情報処理装置のログ。具体的には以下を含む<情報処理のログ>。
(3−ア)PC10Cのキー打刻数、
(3−イ)PC10Cのフォアグラウンドアプリケーションの種類と時間、
(3−ウ)PC10Cの文章入力の誤入力数、
(3−エ)PC10Cでの文書作成アプリケーションでの作成ページ数、
(3−オ)PC10Cの休止時間、
(3−カ)スマートフォン(図示略)の通話履歴、
(3−キ)スマートフォンのアプリの利用ログ、
(3−ク)画像形成装置(図示略)の操作画面の利用ログ、
(3−ケ)画像形成装置のトップ画面に戻った回数、
(3−コ)画像形成装置の同じボタンを押した回数。
(4)部屋の室温、部屋の湿度、部屋の照明のON/OFF<環境情報>。
(5)個人の情報。具体的には以下を含む<個人のその他の情報>。
(5−ア)独り言の発声の回数、
(5−イ)オフィスに適さない言葉を発した回数、
(5−ウ)一日の歩数、
(5−エ)走った回数、
(5−オ)食事の回数、
(5−カ)トイレの回数。
(6)個人の属性。具体的には以下を含む<個人の属性>。
(6−ア)年齢、
(6−イ)性別、
(6−ウ)所属部署。
取得情報の(n(n:自然数))は、取得の順番を示す。取得情報としての(1)個人ごとの労働時間、(2)所属グループごとの労働時間は、IDカードによる所定企業のオフィスの入退場を管理する外部情報サーバーとしての勤怠情報管理サーバーから取得される。取得情報としての(3)情報処理のログは、所定企業の社員(ユーザー)に貸し出されたPC、スマートフォンや、ユーザーの居室に設置された画像形成装置の利用履歴を管理する外部情報サーバーとしての情報処理の管理サーバーから取得される。
取得情報としての(4)環境情報は、外部情報サーバーとしての居室などの環境情報の管理サーバーから取得される。取得情報としての(5)個人の情報は、ユーザーが所持するスマートフォンなどの携帯情報処理装置(マイク、加速度センサー)で収集された情報(5−ア〜5−ウ)、食堂、トイレの入退出履歴情報(5−エ〜5−オ)などを管理する外部情報サーバーとしての個人情報管理サーバーから取得される。取得情報としての(6)個人の属性情報は、外部情報サーバーとしての人事情報管理サーバーから取得される。
取得情報の取得の順位は、例えば、以下の順とする。
1.労働時間
2.情報処理のログ
3.環境情報
4.個人の情報
5.個人の属性
この順位は「仕事量が多い」、「働く時間が長い」とストレスを感じるという報告(安田宏樹、「職場環境の変化とストレス−仕事における希望−」、)から決定されている。仕事量、働く時間は、労働時間とは密接に、情報処理のログとは近く関係しているためである。ストレスの要因として、次に多く報告されているのが、職場環境が悪いことであるために、環境情報を次に取得している。この順位は次順位の情報を取得しないという判断をするときに影響を及ぼす。補助的な情報でストレスレベルに加算しか行わない場合や、労働時間を取得した段階でストレスレベルが最大の場合には、情報処理のログ以下の順位の取得情報を取得する必要はない。
1.労働時間
2.情報処理のログ
3.環境情報
4.個人の情報
5.個人の属性
この順位は「仕事量が多い」、「働く時間が長い」とストレスを感じるという報告(安田宏樹、「職場環境の変化とストレス−仕事における希望−」、)から決定されている。仕事量、働く時間は、労働時間とは密接に、情報処理のログとは近く関係しているためである。ストレスの要因として、次に多く報告されているのが、職場環境が悪いことであるために、環境情報を次に取得している。この順位は次順位の情報を取得しないという判断をするときに影響を及ぼす。補助的な情報でストレスレベルに加算しか行わない場合や、労働時間を取得した段階でストレスレベルが最大の場合には、情報処理のログ以下の順位の取得情報を取得する必要はない。
なお、取得情報の取得としては、最初に、生体情報の測定時の環境情報を取得してもよい。なぜなら、ストレスではなく、測定時の環境によって、生体情報が変化している可能性が高いためである。
そして、制御部31は、通信部35を介して、ステップS52で設定された次の順位の取得情報を外部情報サーバーから受信する(ステップS53)。そして、制御部31は、ステップS53からユーザーIDのユーザーのストレスレベルを決定する(ステップS54)。なお、ストレスレベルの決定は、過去の生体情報、ストレスレベルの履歴情報を参考にしてもよい。例えば、過去1年の心拍値の平均が80[bpm]であり、今回が100[bpm]であった場合には、ストレスレベルを高く決定するなどとしてもよい。
そして、制御部31は、ステップS54でストレスレベルを決定できたか否かを判別する(ステップS55)。ステップS55では、例えば、更なる取得情報を用いてもストレスレベルが最終的に変わらないか否かにより、ストレスレベルを決定できたか否かが判別される。ストレスレベルが決定されていない場合(ステップS55;NO)、ステップS52に移行される。ストレスレベルが決定された場合(ステップS55;YES)、制御部31は、ステップS54で決定されたストレスレベルを、ステップS51で受信されたユーザーID、現在日時情報に対応付けて記憶部33に記憶し(ステップS56)、ストレス決定処理を終了する。
ついで、図16を参照して、サーバー30Cで実行されるストレス提供処理を説明する。サーバー30Cにおいて、例えば、電源オンされたことをトリガーとして、制御部31は、ストレス提供プログラムに従い、ストレス提供処理を実行する。
図16に示すように、まず、制御部31は、例えば、通信部35を介してPC10Cからアクセスがあるか否かを判別する(ステップS71)。PC10Cからのアクセスは、各所属グループの所属長以外の部員としてのユーザーからのストレスレベル表示のためのログイン情報の受信、又は各所属グループの所属長からの所属グループのストレスレベルを示すサマリー情報表示のためのサマリーリンクのクリック情報の受信のいずれか1つである。サマリーリンクは、所属グループの所属長宛のメールに含まれ、クリック操作によりストレスレベルのサマリー情報を表示させるためのリンク情報である。サマリーリンクのクリック情報は、当該所属長のユーザーIDが含まれるものとする。
PC10Cからアクセスがある場合(ステップS71;YES)、制御部31は、PC10Cからのアクセスが、サマリーリンクのクリック情報であるか否かを判別する(ステップS72)。サマリーリンクのクリック情報でない場合(ステップS72;NO)、PC10Cからのアクセスがログイン情報受信であり、制御部31は、ステップS71で受信されたログイン情報としてのログイン要求元のユーザーのユーザーID及びパスワードと、記憶部33に記憶されたユーザー情報テーブルT70とを用いて、要求元のユーザーのログイン認証を行う(ステップS73)。
そして、制御部31は、ユーザーIDに対応する例えば直近の所定期間のストレスレベルを記憶部33から読み出し、所定の期間のストレスレベルからストレスレベル表示情報を生成し、通信部35を介して、生成したストレスレベル表示情報をPC10Cに送信し(ステップS74)、ステップS71に移行する。
サマリーリンクのクリック情報である場合(ステップS72;YES)、制御部31は、記憶部33に記憶されたユーザー情報テーブルT70を参照し、ステップS71で受信されたサマリーリンクのクリック情報に含まれる、サマリーリンクを含むメールの送信先の所属長のユーザーIDに対応する所属グループT73の部員のユーザーIDT71を取得し、所属長及び部員のユーザーIDに対応する例えば直近の所定期間のストレスレベルを記憶部33から読み出し、読み出したストレスレベルから、当該所属グループの全部員のストレスレベルの平均値や、当該所属グループのストレスレベル毎の部員数の分布を算出し、算出した情報を含むサマリー情報を生成し、通信部35を介して、サマリーリンクのクリック元のPC10Cに送信し(ステップS75)、ステップS71に送信する。
PC10Cからアクセスがない場合(ステップS71;NO)、制御部31は、サーバー30Cの計時部(図示略)から現在日時情報を取得し、現在日時情報が朝の所定時刻であるか否かを判別する(ステップS76)。朝の所定時刻は、所属グループのサマリー情報を表示するためのサマリーリンクを含むメール配信を行う時刻である。現在日時情報が朝の所定時刻でない場合(ステップS76;NO)、ステップS71に移行される。
現在日時情報が朝の所定時刻である場合(ステップS76;YES)、制御部31は、ユーザー情報テーブルT70を参照し、各所属グループT73の所属長のユーザーIDT71を含むサマリーリンクを生成する(ステップS77)。そして、制御部31は、通信部35を介して、ステップS77で生成されたサマリーリンクを含むメールを、各所属グループT73の所属長のメールアドレスT75宛に送信し(ステップS78)、ステップS71に移行する。
ついで、図17及び図18を参照して、PC10Cで実行される第3ストレス表示処理を説明する。PC10Cにおいて、例えば、操作部12を介してユーザーから第3ストレス表示処理の実行指示が入力されたことをトリガーとして、制御部11は、第3ストレス表示プログラムに従い、第3ストレス表示処理を実行する。
図17に示すように、まず、制御部11は、操作部12を介して、ユーザーが所属長である場合の、メールの開封後のサマリーリンクのクリック入力があるか否かを判別する(ステップS81)。サマリーリンクのクリック入力がない場合(ステップS81;NO)、制御部11は、操作部12を介してユーザーからのログイン情報としてのユーザーID及びパスワードの入力を受け付け、ストレス提供処理のステップS71に対応して、有線通信部15を介して、入力されたユーザーID及びパスワードをサーバー30Cに送信する(ステップS82)。そして、制御部11は、ストレス提供処理のステップS74に対応して、有線通信部15を介して、表示用のストレスレベルをサーバー30Cから受信して表示部14に表示し(ステップS83)、第3ストレス表示処理を終了する。ステップS83では、例えば、図6に示すようにログインユーザーに対応する所定期間(1週間分)のストレスレベルのグラフが表示される。
サマリーリンクのクリック入力がある場合(ステップS81;YES)、制御部11は、ストレス提供処理のステップS75に対応して、有線通信部15を介して、サマリー情報をサーバー30Cから受信して表示部14に表示し(ステップS84)、第3ストレス表示処理を終了する。ステップS84では、例えば、図18(a)に示す所属長の所属グループの全部員の平均のストレスレベルを示すグループストレス表示画面と、図18(b)に示す所属長の所属グループのストレスレベル毎の部員数の分布を示すストレス分布表示画面と、が表示される。
以上、本実施の形態によれば、サーバー30Cの制御部31は、生成されたストレスレベルをユーザーIDに対応付けて記憶部33に記憶する。PC10Cの制御部11は、記憶部33に記憶されたユーザーごとのストレスレベルの履歴情報を表示部14に表示させる。このため、ユーザーごとのストレスレベルの履歴情報を容易に認識でき、経時的なストレスレベルを得ることができる。
また、制御部31は、生成されたストレスレベルをユーザーID及び所属グループの識別情報に対応付けて記憶部33に記憶する。制御部11は、記憶部33に記憶された所属グループごとのストレスレベルの履歴情報を表示部14に表示させる。このため、ユーザー及びその所属グループごとのストレスレベルの履歴情報を容易に認識でき、経時的なストレスレベルを得ることができる。
また、生体情報は、血圧値、心拍値、瞬きの回数、呼吸の浅さ、体温、声の高さ、話し方、脳波、発汗量の少なくとも1つを含む。このため、ストレスと関連性の深い様々な生体情報から、より正確なストレスレベルを得ることができる。
また、補助的な情報は、ユーザーの行動履歴情報を含む。行動履歴情報は、ユーザーの労働時間、ユーザーによる情報処理装置の使用履歴情報(情報処理のログ)の少なくとも1つを含む。このため、ユーザーの行動履歴情報として、ストレスと関連性の深い労働時間、情報処理のログを用いて、より正確なストレスレベルを得ることができる。
また、行動履歴情報は、ユーザーの独り言の発声回数、オフィスに適さない言葉を発した回数、一日の歩数、走った回数及びトイレの回数の少なくとも1つを含む。このため、ストレスと関連性の深い様々な行動履歴情報から、より正確なストレスレベルを得ることができる。
また、補助的な情報は、生体情報の測定場所の環境情報を含む。このため、ストレスと関連性の深い測定場所の環境情報から、より正確なストレスレベルを得ることができる。
また、補助的な情報は、ユーザーの個人属性を含む。このため、ストレスと関連性の深いユーザーの個人属性から、より正確なストレスレベルを得ることができる。
また、制御部11は、補助的な情報として、ユーザーの行動履歴情報、環境情報、個人属性の順に取得する。このため、ストレスレベルに寄与が大きい順に補助的な情報を用いて、正確なストレスレベルを得ることができる。
また、制御部11は、取得した補助的な情報(取得情報)を用いて、ストレスレベルが最終決定できる(それ以上補助的な情報を用いてもストレスレベルが変わらない)場合に、更なる補助的な情報(取得情報)を取得しない。このため、ストレスレベルに寄与が大きい順に補助的な情報を用いて、正確なストレスレベルを得ることができるとともに、ストレスレベルを得るまでの時間を短縮できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてHDDなどを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROMなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る好適なストレス報知システム及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
また、以上の実施の形態におけるストレス表示システム1,2,3を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1,2,3 ストレス表示システム
10A,10C PC
11 制御部
12 操作部
13 記憶部
14 表示部
15 有線通信部
16 無線通信部
17 バス
20A 血圧計
20B 計測デバイス
20C ウェアラブルデバイス
21 制御部
22 操作部
23 記憶部
24 表示部
25 無線通信部
26 生体情報測定部
27 バス
30A,30B,30C サーバー
31 制御部
32 操作部
33 記憶部
34 表示部
35 通信部
36 バス
40 画像形成装置
41 制御部
42 操作部
43 記憶部
44 表示部
45 通信部
46 原稿読取部
47 給紙部
48 画像形成部
49 認証入力部
49A バス
10A,10C PC
11 制御部
12 操作部
13 記憶部
14 表示部
15 有線通信部
16 無線通信部
17 バス
20A 血圧計
20B 計測デバイス
20C ウェアラブルデバイス
21 制御部
22 操作部
23 記憶部
24 表示部
25 無線通信部
26 生体情報測定部
27 バス
30A,30B,30C サーバー
31 制御部
32 操作部
33 記憶部
34 表示部
35 通信部
36 バス
40 画像形成装置
41 制御部
42 操作部
43 記憶部
44 表示部
45 通信部
46 原稿読取部
47 給紙部
48 画像形成部
49 認証入力部
49A バス
Claims (20)
- ユーザーのストレス値を報知するストレス報知システムであって、
前記ユーザーの生体情報を測定する測定手段と、
ストレス値を生成するための補助的な情報を前記ストレス報知システムの外部から取得する情報取得手段と、
前記取得された生体情報と前記補助的な情報とに基づいて、ストレス値を生成するストレス値生成手段と、
前記生成されたストレス値を報知手段に報知させる報知制御手段と、を備えるストレス報知システム。 - 前記測定された生体情報を記憶手段に記憶する記憶制御手段を備え、
前記ストレス値生成手段は、前記記憶された複数の生体情報と前記補助的な情報とに基づいて、複数のストレス値の履歴情報を生成し、
前記報知制御手段は、前記生成されたストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる請求項1に記載のストレス報知システム。 - 前記生成されたストレス値を記憶手段に記憶する記憶制御手段を備え、
前記報知制御手段は、前記記憶手段に記憶された複数のストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる請求項1に記載のストレス報知システム。 - 前記記憶制御手段は、前記生成されたストレス値を前記ユーザーの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶し、
前記報知制御手段は、前記記憶手段に記憶されたユーザーごとのストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる請求項3に記載のストレス報知システム。 - 前記記憶制御手段は、前記生成されたストレス値を前記ユーザーの識別情報及び当該ユーザーが所属するグループの識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶し、
前記報知制御手段は、前記記憶手段に記憶されたグループごとのストレス値の履歴情報を前記報知手段に報知させる請求項4に記載のストレス報知システム。 - 用紙に画像を形成する画像形成手段を備える請求項1から5のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- 前記測定手段は、前記画像形成手段の画像形成の待ち時間中に、前記ユーザーの生体情報を測定する請求項6に記載のストレス報知システム。
- 前記情報取得手段は、前記生体情報が所定の閾値以上である場合に、前記補助的な情報を外部から取得する請求項1から7のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- 前記情報取得手段は、前記生体情報としての血圧値が135[mmHg]以上である、又は前記生体情報としての心拍値が100[bpm]以上である場合に、前記補助的な情報を外部から取得する請求項8に記載のストレス報知システム。
- 前記生体情報は、血圧値、心拍値、瞬きの回数、呼吸の浅さ、体温、声の高さ、話し方、脳波、発汗量の少なくとも1つを含む請求項1から9のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- 前記情報取得手段は、前記補助的な情報を通信ネットワークを介して接続された外部の情報管理装置から受信して取得する請求項1から10のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- 前記補助的な情報は、ユーザーの行動履歴情報を含む請求項1から11のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- 前記行動履歴情報は、ユーザーの労働時間を含む請求項12に記載のストレス報知システム。
- 前記行動履歴情報は、ユーザーによる情報処理装置の使用履歴情報を含む請求項12又は13に記載のストレス報知システム。
- 前記行動履歴情報は、ユーザーの独り言の発声回数、オフィスに適さない言葉を発した回数、一日の歩数、走った回数及びトイレの回数の少なくとも1つを含む請求項12から14のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- 前記補助的な情報は、生体情報の測定場所の環境情報を含む請求項1から15のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- 前記補助的な情報は、ユーザーの個人属性を含む請求項1から16のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- 前記情報取得手段は、前記補助的な情報として、ユーザーの行動履歴情報、環境情報、個人属性の順に取得する請求項1から17のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- 前記情報取得手段は、前記取得した補助的な情報を用いて、ストレス値が生成できる場合に、更なる補助的な情報を取得しない請求項1から17のいずれか一項に記載のストレス報知システム。
- ユーザーのストレス値を報知するストレス報知システムのコンピューターを、
前記ユーザーの生体情報を測定する測定手段、
ストレス値を生成するための補助的な情報を前記ストレス報知システムの外部から取得する情報取得手段、
前記取得された生体情報と前記補助的な情報とに基づいて、ストレス値を生成するストレス値生成手段、
前記生成されたストレス値を報知手段に報知させる報知制御手段、
として機能させるためのプログラム。
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