JP2019144336A - レンズ鏡筒,撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で加速度センサーへの手振れ以外の振動の影響を抑止し像振れ補正機能の向上に寄与し得る構造のレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】撮像装置本体30に装着され複数の光学素子からなる撮像光学系を内部に備えたレンズ鏡筒10であって、複数の光学素子の一部の光学素子を駆動して像振れを補正する像振れ補正機構18と、一組の加速度センサー41が撮像光学系の光軸Oを挟んで対向する各位置に配置されたリング状の電子回路基板14と、少なくとも撮像光学系,像振れ補正機構,リング状の電子回路基板が収納されたレンズ鏡筒本体11とを具備し、リング状の電子回路基板は撮像光学系の光軸に対して垂直となるようにレンズ鏡筒本体に固定され、一組の加速度センサーが固定される各位置は撮像装置本体から手振れ以外の振動が発生した際に一組の加速度センサーのそれぞれが同じ信号を出力する位置である。を備えてなる。【選択図】図2

Description

この発明は、像振れ補正機構を備え撮像装置本体の前面に装着されるレンズ鏡筒と、このレンズ鏡筒を含む撮像装置に関するものである。
従来、撮像光学系により結像された光学像を、例えばCCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)イメージセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor;相補性金属酸化膜半導体)型イメージセンサー等の光電変換素子等(以下、撮像素子という)を用いて順次光電変換し、これにより取得された画像信号を所定の形態の画像データ(例えば静止画像又は動画像を表わすデジタル画像データ)として記憶媒体に記録すると共に、当該デジタル画像データに基いて静止画像又は動画像を表示する画像表示装置(例えば液晶表示(Liquid Crystal Display;LCD)装置や有機エレクトロルミネッセンス(有機EL;Organic Electro-Luminescence:OEL)表示装置等)を備えて構成された撮像装置(例えばデジタルカメラやビデオカメラ等)が一般に実用化され広く普及している。
この種の撮像装置においては、撮像装置本体の内部に撮像素子やフォーカルプレーン式のシャッター機構(Focalplane shutter)等を備えると共に、撮像装置本体の前面に撮像光学系を構成する複数の光学素子を含むレンズ鏡筒を着脱自在に構成した形態のいわゆるレンズ交換式撮像装置が実用化され広く普及している。
さらに、この種のレンズ交換式撮像装置においては、手振れ等に起因して発生する像振れを補正するための像振れ補正機構(Image Stabilizer)を備えて構成されているものが実用化されている。
従来の像振れ補正機構としては、例えば撮像装置本体側に設けられ撮像素子を駆動して光学的に像振れを補正するいわゆるボディ内蔵式若しくはセンサーシフト方式と呼ばれるタイプのものと、レンズ鏡筒側に設けられ一部の光学素子を駆動して光学的に像振れを補正するいわゆるレンズ鏡筒内蔵式若しくはレンズシフト方式と呼ばれるタイプのもの等がある。ここで、センサーシフト方式及びレンズシフト方式の像振れ補正機構を光学式像振れ補正機構という。なお、センサーシフト方式とレンズシフト方式とを併用して光学的に像振れを補正するタイプのものも実用化されている。
従来のレンズ鏡筒において、像振れ補正機構を備えたものでは、撮像光学系の光軸に直交する面内での光学素子の移動(即ち並進振れ)を検出するために、複数(2つ以上)の並進振れ検出用の加速度センサーを有して構成されているものがある。この構成の場合、複数の加速度センサーは、レンズ鏡筒内に設けられる電子回路基板上に実装されているのが普通である。そして、この電子回路基板は、ネジ等の固定用部材を用いて当該レンズ鏡筒内の固定部に対して固定されているのが一般である。
このような構成からなる従来のレンズ鏡筒では、手振れ以外の振動(例えば撮像装置本体内に設けられるシャッター機構が作動する際に発生する振動等)が、レンズ鏡筒側の電子回路基板上の複数の加速度センサーにまで伝達されてしまうことがある。この場合、複数の加速度センサーは、手振れ以外の振動を、手振れに起因する振動として誤検出してしまうことになり、高精度な手振れ補正性能を得ることができないという結果を将来してしまうことがある。
そこで、従来のレンズ鏡筒において像振れ補正機構を備えたものでは、複数の加速度センサーを実装した電子回路基板をレンズ鏡筒内の固定部に固定する際に、例えばゴムブッシュ等の衝撃吸収部材を介したフローティング構造を採用する等によって、手振れ以外の振動が電子回路基板上の複数の加速度センサーへと伝達することを抑止しようとする種々の工夫が提案されていた。
ところが、像振れ補正機構を備えた従来のレンズ鏡筒において、上述したようなフローティング構造を実現するためには、ゴムブッシュ等の構成部材のためのコストがかかるほか、これらゴムブッシュ等の構成部材を配設するための空間を確保する必要がある。したがって、従来の手段によれば、製造コストの増大化や、装置自体が大型化してしまう傾向があるという問題点があった。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、簡単な構成で、並進振れ検出用の加速度センサーに対する手振れ以外の振動(例えばシャッター機構からの振動等)の影響を抑止することができ、像振れ補正機能の向上に寄与することができる構造を備えたレンズ鏡筒,撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様のレンズ鏡筒は、撮像装置本体に装着され複数の光学素子からなる撮像光学系を内部に備えたレンズ鏡筒であって、上記複数の光学素子の一部の光学素子を駆動して像振れを補正する像振れ補正機構と、一組の加速度センサーが上記撮像光学系の光軸を挟んで対向する各位置に配置されたリング状の電子回路基板と、少なくとも上記撮像光学系、上記像振れ補正機構、上記リング状の電子回路基板が収納されたレンズ鏡筒本体とを具備し、上記リング状の電子回路基板は、上記撮像光学系の光軸に対して垂直となるように上記レンズ鏡筒本体に固定され、上記一組の加速度センサーが固定される各位置は、上記撮像装置本体から手振れ以外の振動が発生した際に、上記一組の加速度センサーのそれぞれが同じ信号を出力する位置である。
本発明の一態様の撮像装置は、撮像光学系により結像される光学像を受けて画像信号を取得する撮像素子とフォーカルプレーン式のシャッター機構を内部に収納する撮像装置本体と、少なくとも上記撮像光学系と、上記撮像光学系を構成する複数の光学素子の一部の光学素子を駆動して像振れを補正する像振れ補正機構と、一組の加速度センサーが上記上記撮像光学系の光軸を挟んで対向する各位置に配置されたリング状の電子回路基板とを内部に収納し、上記撮像装置本体に装着されるレンズ鏡筒とからなり、上記リング状の電子回路基板は、上記撮像光学系の光軸に対して垂直となるように上記レンズ鏡筒に固定され、上記一組の加速度センサーが固定される各位置は、上記撮像装置本体から手振れ以外の振動が発生した際に、上記一組の加速度センサーのそれぞれが同じ信号を出力する位置である。
本発明によれば、簡単な構成で、並進振れ検出用の加速度センサーに対する手振れ以外の振動(例えばシャッター機構からの振動等)の影響を抑止することができ、像振れ補正機能の向上に寄与することができる構造を備えたレンズ鏡筒,撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態のレンズ鏡筒を装着した撮像装置の概略的な構成を断面で示す概略構成図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒において、図1の矢印[2]方向から見た際の平面図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒において、本発明の要旨(特に像振れ補正機構等)に関連する主要構成を示すブロック構成図 本発明の一実施形態のレンズ鏡筒及び撮像装置において、手振れ以外の振動が撮像装置本体側からレンズ鏡筒側へと伝達されるようすを概念的に示す図
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。以下の説明に用いる各図面は模式的に示すものであり、各構成要素を図面上で認識できる程度の大きさで示すために、各部材の寸法関係や縮尺等を構成要素毎に異ならせて示している場合がある。したがって、本発明は、各図面に記載された各構成要素の数量や各構成要素の形状や各構成要素の大きさの比率や各構成要素の相対的な位置関係等に関して、図示の形態のみに限定されるものではない。
本発明の一実施形態は、例えば、複数の光学素子によって構成される撮像光学系により結像される光学像を固体撮像素子を用いて光電変換し、これによって取得した画像信号を静止画像又は動画像を表わすデジタル画像データに変換し、生成されたデジタルデータを記憶媒体に記録し、また記憶媒体に記録されたデジタル画像データに基いて静止画像又は動画像を画像表示装置に再生表示し得るように構成される撮像装置と、これに装着されるレンズ鏡筒に適用した場合の例示である。
なお、本実施形態におけるレンズ鏡筒においては、撮像光学系の光軸を符号Oで表すものとする。そして、この光軸Oに沿う方向において、当該レンズ鏡筒の前面に対向する側(即ち被写体のある側)を前方というものとし、当該レンズ鏡筒が撮像装置本体に連結される側(即ちマウント部材のある側)を後方というものとする。
[一実施形態]
図1は、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒を装着した撮像装置の概略的な構成を断面で示す概略構成図である。図2は、本実施形態のレンズ鏡筒において図1の矢印[2]方向から見た際の平面図である。なお、図2においては、当該レンズ鏡筒の内部に設けられる電子回路基板と、その表面上に配置される部品配置(特に並進振れ検出用加速度センサーと固定ネジの配置)を示すために、マウント部材を取り外した状態を示している。図3は、本実施形態のレンズ鏡筒において、本発明の要旨(特に像振れ補正機構等)に関連する主要構成を示すブロック構成図である。図4は、本実施形態のレンズ鏡筒及び撮像装置において、手振れ以外の振動が撮像装置本体側からレンズ鏡筒側へと伝達されるようすを概念的に示す図である。
まず、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒を装着した撮像装置の概略構成を、主に図1,図2を用いて以下に説明する。
本実施形態の撮像装置1は、レンズ鏡筒10と、撮像装置本体30とによって構成されている。
レンズ鏡筒10は、レンズ鏡筒本体11と、固定筒部材12と、レンズ側マウント部材13と、電子回路基板14と、絞り機構15と、2群駆動機構16と、3群駆動機構17と、像振れ補正機構18と、レンズフード19と、撮像光学系(21〜26)等によって主に構成されている。
レンズ鏡筒本体11は、当該レンズ鏡筒10の外面を覆う外装部材である。このレンズ鏡筒本体11は、複数の筒状部材11a,11b,11c等を組み合わせて形成されている。なお、本実施形態におけるレンズ鏡筒本体11は、全体として略円筒形状に形成されている。
レンズ鏡筒本体11の内部空間には、当該レンズ鏡筒10を構成する各種の構成ユニットが収納されている。ここで、レンズ鏡筒本体11の内部空間に収納される構成ユニットとしては、少なくとも、撮像光学系,像振れ補正機構18,リング状の電子回路基板14が含まれる。
固定筒部材12は、レンズ鏡筒本体11の内部において、後方寄りの位置に設けられ、レンズ鏡筒本体11に対して固定される筒状部材である。この固定筒部材12には、例えば、レンズ側マウント部材13と電子回路基板14と固定レンズ群である第6レンズ群26(後述する)等が固定されている。
レンズ側マウント部材13は、当該レンズ鏡筒10と撮像装置本体30とを着脱自在とするための連結機構の一部である。レンズ側マウント部材13は、後述する撮像装置本体30側のボディ側マウント部材33との間でバヨネット結合し得るように構成されている。なお、レンズ側マウント部材13及びボディ側マウント部材33による連結機構は、従来の撮像装置において一般的に利用されている構成である。したがって、その詳細な説明は省略する。
電子回路基板14は、略円環形状に形成されたリング状の電子回路基板である。この電子回路基板14の表面上には、図2に示すように、複数の電子部品がそれぞれ所定の位置に実装されている。なお、図1においては、電子回路基板14の表面上に実装される複数の電子部品の図示は省略している。
ここで、電子回路基板14に実装される複数の電子部品としては、例えば、複数(本実施形態では2つで一組)の並進振れ検出用の加速度センサー41(図2参照;図1には不図示)のほか、当該レンズ鏡筒10の各種の動作制御(例えばフォーカス駆動制御や絞り駆動制御や像振れ補正駆動制御等)に関する各種ドライバを含む制御回路等を備えたCPU(Central Processing Unit)等の処理装置(プロセッサ)や、当該レンズ鏡筒10に固有の各種情報(例えば焦点距離や絞り値,各種収差情報等の固有データ等)を予め記憶したメモリ等に加え、像振れ補正演算処理を行う演算回路43(図3参照)等である。
ここで、上記電子回路基板14の表面上に実装される電子部品のうち、一組の加速度センサー41について詳述する。
一組の加速度センサー41のそれぞれは、例えばX軸,Y軸,Z軸の各軸方向の加速度を1つの素子で測定することのできる3軸加速度センサーが用いられる。この加速度センサー41は、撮像装置1(レンズ鏡筒10)の並進振れを検出するための電子部品である。ここで、並進振れは、撮像光学系の光軸Oに直交する面内における撮像装置1(レンズ鏡筒10)の移動をいう。
各加速度センサー41は、バネ定数kのバネに支えられた質量mのおもりを使って、バネの変位量xに基づいて加速度aを検出するように構成されている。
この場合において、
kx=ma …… (1)
が成立する。したがって、上記(1)式は、以下に示す(2)式に置き換えることができる。即ち、
a=kx/m …… (2)
である。そして、この(2)式により加速度aを検出することができる。
このような形態の加速度センサーは従来一般的に普及しているものである。本実施形態に適用される加速度センサー41も、このような一般的な形態のものが用いられているものとする。
また、一組の加速度センサー41は、図2に示すように、電子回路基板14の表面上において、撮像光学系の光軸Oを挟んで対向する各位置に配置されている。なお、図2において、符号Pで示す二点鎖線は、光軸Oを通って一組の加速度センサー41を結ぶ仮想線である。本実施形態において、仮想線Pは、ほぼ直線となるように、一組の加速度センサー41の配置が決められている。
また、一組の加速度センサー41からの各出力信号は、図3に示すように、例えば電子回路基板14に実装される処理装置(プロセッサ)の一つの演算回路43に入力され、当該演算回路43にて所定の演算処理(像振れ補正演算処理)が行われる。その演算結果は、像振れ補正機構18に含まれる像振れ制御回路(不図示)へと出力されて、像振れ補正機構18における駆動制御に寄与する。
そして、この像振れ補正機構18によって像振れ駆動制御が実行された結果は、再度、並進振れ検出用の加速度センサー41によって検出されて、フィードバック制御が行われる。
電子回路基板14について、さらに詳述する。電子回路基板14は、電子回路が印刷されて形成されたプリント基板(PWB;printed wiring board;PCB;printed circuit board)である。この電子回路基板14は、例えば硬質の絶縁体(具体的にはガラス入りエポキシ材等)を用いて、例えば厚さ約1mm程度の平板形状に形成されるリジッド(Rigid)基板である。この場合において、電子回路基板14は、上述したように全体として略円環形状に形成されている。
そして、電子回路基板14は、撮像光学系の光軸Oに対して垂直となるように、レンズ鏡筒本体11の内部の固定筒部材12に対して、例えば複数の固定ネジ42を用いて固定されている。なお、本実施形態においては、電子回路基板14は、図2に示すように、2本の固定ネジ42を用いて固定する構成例を示している。
このように、電子回路基板14を光軸Oに対して垂直に配置し、リング状に形成したことにより、当該電子回路基板14が撮像光学系を通過する光束を遮ってしまうようなことはない。さらに、円筒形状のレンズ鏡筒10の内部に硬質の電子回路基板14を効率的に配置することができる。
絞り機構15は、撮像光学系を通過する光量を調整するための機構ユニットである。絞り機構15は、従来の撮像装置において一般的に適用されているものが用いられる。したがって、その詳細な図示及び構成についての説明は省略する。
撮像光学系(21〜26)は、被写体からの反射光を集光して当該被写体の光学像を形成するための構成ユニットである。撮像光学系は、複数の光学素子(レンズ)と、これら各光学素子を所定のレンズ群毎にそれぞれ保持する複数のレンズ保持部材等によって構成されている。
本実施形態の撮像光学系は、具体的には、第1レンズ群21と、第2レンズ群22と、第3レンズ群23と、第4レンズ群24と、第5レンズ群25と、第6レンズ群26の6つのレンズ群によって構成されている。このうち、第1レンズ群21と第6レンズ群26は、レンズ鏡筒本体11の内部において固定される固定レンズ群である。
また、第2レンズ群22と第3レンズ群23と第4レンズ群24と第5レンズ群25とは、レンズ鏡筒本体11の内部において所定の方向に移動する移動レンズ群である。このうち、第2レンズ群22と第3レンズ群23と第4レンズ群24は、光軸Oに沿う方向に適宜移動することで焦点調節動作に寄与するフォーカスレンズ群である。また、第5レンズ群25は、光軸Oに直交する面内で適宜移動することで像振れ補正動作に寄与する像振れ補正レンズ群である。
2群駆動機構16は、焦点調節動作時に第2レンズ群22を光軸Oに沿う方向に駆動するレンズ群駆動機構である。同様に、3群駆動機構17は、焦点調節動作時に第3レンズ群23を光軸Oに沿う方向に駆動するレンズ群駆動機構である。なお、焦点調節動作については、本発明に直接関連しない部分であるので、焦点調節動作に関わるレンズ移動機構(16,17)についての詳細な説明は省略する。
像振れ補正機構18は、像振れ補正動作時に第5レンズ群25を光軸Oに直交する平面内で移動させるレンズ群駆動機構を含む構成ユニットである。この像振れ補正機構18は、レンズシフト方式の像振れ補正機構の一部を構成する。なお、像振れ補正動作そのものについては、本発明に直接関連しない部分であるので、像振れ補正機構18についての詳細は省略する。
レンズフード19は、レンズ鏡筒10の前端部に装着されるアクセサリー部材である。レンズフード19は、撮像光学系に入射する光束のうち被写体像を形成するのに不要な有害光の入射を遮蔽して、レンズフレア等の発生を抑止する役目を有する。また、レンズフード19は、レンズ鏡筒10に対する外力からの衝撃等を緩和させる役目も有する。
レンズ鏡筒10は、以上のように構成されている。なお、レンズ鏡筒10は、上述したもの以外にも種々の構成部材が存在するが、それらの構成部材については、本発明に直接関連しない部分であるので、その図示及び説明は省略する。
一方、撮像装置本体30は、ボディ筐体31と、このボディ筐体31の内部に収納される各種の構成ユニット(例えばシャッター機構32,撮像ユニット34,表示ユニット35,ファインダーユニット36)と、ボディ側マウント部材33等によって主に構成されている。
ボディ筐体31は、中空の箱型形状に形成されており、その内部空間には、各種の構成ユニット(例えばシャッター機構32,撮像ユニット34,表示ユニット35,ファインダーユニット36)が収納されている。
ボディ筐体31の前面には、撮像素子34a(後述する)の受光面を外部に露呈する開口が設けられている。この開口の周縁部には、ボディ側マウント部材33が固定されている。このボディ側マウント部材33は、当該撮像装置本体30とレンズ鏡筒10とを着脱自在とするための連結部材の他の一部である。これにより、当該撮像装置本体30のボディ筐体31の前面にレンズ鏡筒10を装着することができる構成となっている。
シャッター機構32は、撮像素子34a(後述する)の受光面への露光時間を調整する構成ユニットである。このシャッター機構32自体は、撮像装置本体30のボディ筐体31の内部の固定部31a(後述する;図1,図2には不図示;図3,図4参照)に対して固定されている。
本実施形態の撮像装置1(撮像装置本体30)におけるシャッター機構32としては、例えば、フォーカルプレーン式のシャッター機構が適用されている。このシャッター機構32自体の構成は、従来の撮像装置において一般的に適用されているものが用いられるものとして、その詳細な図示及び構成についての説明は省略し、以下に簡単に説明する。
フォーカルプレーン式のシャッター機構32は、撮像素子34a(後述する)の受光面の前面側に設けられ、隙間を形成した遮光膜部材が、ボディ筐体31の上下方向若しくは左右方向に走行することで、受光面に露光を与えるように構成されている。この場合において、シャッター機構32の遮光幕部材の走行は、バネ等の付勢部材の蓄勢力を利用して行われる。
つまり、シャッター機構32においては、チャージ(蓄勢)されたバネの付勢力が、使用者のレリーズ操作を受けて、開放されることによって遮光幕部材が高速で走行し、その後、当該遮光幕部材は所定の位置で急停止させられる構成となっている。したがって、その動作時には、大きな振動が発生してしまうことは周知である。
撮像ユニット34は、被写体像の画像信号を生成し取得するための構成ユニットである。そのために、撮像ユニット34は、撮像素子34aと、撮像基板34b等によって構成されている
撮像素子34aは、撮像光学系によって光学的に結像された被写体像を受光して、順次画像信号に変換し、所定の形態の画像データを取得する光電変換素子である。この撮像素子34aは、例えばCCDイメージセンサーやCMOS型イメージセンサー等が適用される。
撮像基板34bは、撮像素子34aを駆動する駆動回路や、当該撮像素子34aによって取得された画像信号を受けて所定の信号処理等を実行する信号処理回路等を含む撮像回路等を有する電子回路基板である。この撮像基板34bは、例えば、硬質の絶縁体(例えばガラス入りエポキシ材等)を用いて平板状に形成したリジット基板を適用することもできるし、柔軟性のある薄膜状の絶縁体(例えばプラスチック素材等)を用いて形成されるフレキシブルプリント回路基板(FPC;Flexible printed circuits board)を用いて構成してもよい。
表示ユニット35は、撮像ユニット34によって取得された画像データに基づく画像のほか、当該撮像装置1における各種の設定を行うための設定操作画面(メニュー表示)等を表示するための構成ユニットである。表示ユニット35には、表示パネル及びその駆動回路等によって構成されている。
ファインダーユニット36は、上記表示ユニット35と略同様の機能を有する構成ユニットであって、上記表示ユニット35よりも小型の表示パネルを備えたいわゆる電子ビューファインダ(EVF)である。
なお、撮像ユニット34,表示ユニット35,ファインダーユニット36のそれぞれについても、従来の撮像装置において一般的に適用されているものが用いられる。したがって、その詳細構成についての説明は省略する。
撮像装置本体30は、以上のように構成されている。なお、撮像装置本体30においても、上述したもの以外にも、種々の構成部材が存在するが、それらの構成部材については、本発明に直接関連しない部分であるので図示及び説明は省略する。
このように構成されたレンズ鏡筒10及び撮像装置本体30からなる撮像装置1においては、上述したように、撮像装置本体30の内部にシャッター機構32を設けて構成している。そして、そのシャッター機構32としては、フォーカルプレーン式のシャッター機構を採用している。
この場合において、当該フォーカルプレーン式のシャッター機構32は、上述したように、その構造上、動作する際には、振動を発生させることが知られている。この振動は、当該撮像装置1において、各構成ユニットへと伝達される可能性がある。特に、像振れ補正機構に関連する構成部のうち、例えば撮像装置1(レンズ鏡筒10)の並進振れを検出するための加速度センサー41に対して、シャッター機構32からの振動(即ち手振れ以外の振動)が伝達されると、結果的に、像振れ補正精度を低下させる要因になることは周知である。
ここで、図1に示す形態の撮像装置において、手振れ以外の振動(例えばシャッター機構32から発生した振動)が撮像装置本体30側からレンズ鏡筒10側へと伝達し、最終的に電子回路基板14上の加速度センサー41へと伝達する際のようすを、図4を用いて以下に説明する。
上述したように、シャッター機構32は、撮像装置本体30のボディ筐体31の内部の固定部31aに固定されている。この固定部31aは、ボディ筐体31に固定されることでボディ筐体31と一体に構成されている。
一方、このボディ筐体31の前面開口の周縁部には、ボディ側マウント部材33が固定されている。したがって、この構成により、シャッター機構32から発生した振動は、当該シャッター機構32から固定部31aを介してボディ側マウント部材33へと伝達される(図4の符号A参照)。
なお、図4において示す矢印符号Fは、シャッター機構32が作動した時に生じる振動の方向を示している。例えば、シャッター機構32が縦走り式のフォーカルプレーン式シャッター機構である場合、遮光幕部材は、撮像装置本体30の上側から下側に向けて走行する。図4の矢印符号Fは、このときの遮光幕部材の走行方向を示している。
次に、ボディ側マウント部材33は、レンズ側マウント部材13に対して一体となるように、バヨネット結合により固定されている。この構成により、シャッター機構32から発生し固定部31aを介してボディ側マウント部材33へと伝達された振動は、レンズ側マウント部材13へと伝達される(図4の符号B参照)。
レンズ側マウント部材13は、レンズ鏡筒本体11の内部に固定される固定筒部材12に固定されている。この構成により、シャッター機構32から発生し固定部31a,ボディ側マウント部材33を介してレンズ側マウント部材13へと伝達された振動は、固定筒部材12へと伝達される(図4の符号C参照)。
固定筒部材12には、電子回路基板14が2本の固定ネジ42によって固定されている。そして、この電子回路基板14には、一組の加速度センサー41が実装(固定)されている。この構成により、シャッター機構32から発生し固定部31a,ボディ側マウント部材33,レンズ側マウント部材13を介して固定筒部材12へと伝達された振動は、電子回路基板14を介して一組の加速度センサー41のそれぞれへと伝達される(図4の符号D参照)。
このように、撮像装置本体30内の構成ユニット(シャッター機構32)で発生した手振れ以外の振動は、容易にレンズ鏡筒10へと伝達される可能性がある。
この場合において、電子回路基板14は、固定筒部材12に対して2本の固定ネジ42を用いて固定されている。このときの各固定ネジ42の配置は、図2に示すように、光軸Oを挟んで対向する領域のそれぞれに配置している。
そして、本実施形態においては、2本の固定ネジ42は、光軸Oを通って一組の加速度センサー41を結ぶ仮想線P(図2参照)に垂直な仮想線S上の二箇所の固定位置に設けられている。
つまり、本実施形態においては、一組の加速度センサー41と、2本の固定ネジ42とは、リング状の電子回路基板14の表面上において、光軸O周りに回転角度略90度離れた位置にそれぞれ配置するように構成している。この場合において、一組の加速度センサー41と、2本の固定ネジ42との相対的な位置関係は、組み立て誤差(例えば光軸O周りの回転角度±5度程度)の範囲内でのずれは許容し得る。図2に示す例では、2本の固定ネジ42のそれぞれを結び光軸Oを通る仮想線Sは直線状ではなく、想定される直線から若干ずれた位置に配置されている例を示している。
このように、一組の加速度センサー41と2本の固定ネジ42との位置関係が決められて構成されている撮像装置1においては、手振れ以外の振動が発生した場合に、一組の加速度センサー41からは、ほぼ同じ信号が出力されることになる。したがって、このような構成とすることにより、一組の加速度センサー41に対する手振れ以外の振動の影響を抑止することができる。
以上説明したように上記一実施形態によれば、撮像装置本体30に装着され複数の光学素子からなる撮像光学系を内部に備えたレンズ鏡筒10であって、複数の光学素子の一部の光学素子を駆動して像振れを補正する像振れ補正機構18と、一組の加速度センサー41が撮像光学系の光軸Oを挟んで対向する各位置に配置されたリング状の電子回路基板14と、少なくとも撮像光学系,像振れ補正機構18,リング状の電子回路基板14が収納されたレンズ鏡筒本体11とを具備し、リング状の電子回路基板14は撮像光学系の光軸Oに対して垂直となるようにレンズ鏡筒本体11に固定されており、一組の加速度センサー41が固定される各位置は撮像装置本体30から手振れ以外の振動(撮像装置本体30内に配設されたフォーカルプレーン式のシャッター機構32から発生する振動)が発生した際に、一組の加速度センサー41のそれぞれが同じ信号を出力するように決められている。
この場合において、リング状の電子回路基板14がレンズ鏡筒本体11の固定筒部材12に固定される位置は、撮像光学系の光軸Oを通って一組の加速度センサー41を結ぶ仮想線Pに垂直な仮想線S上の二箇所の固定位置である。ここでリング状の電子回路基板14は、レンズ鏡筒本体11の固定筒部材12に対して2本の固定ネジ42を用いて固定される。
このような構成により、本実施形態のレンズ鏡筒10と、このレンズ鏡筒10を装着した撮像装置1においては、一組の加速度センサー41からの各出力信号を同じとすることができる。
したがって、撮像装置本体30の内部に設けられるシャッター機構32から発生する振動が、並進振れ検出用の一組の加速度センサー41に及ぼす影響を抑止することができる。
これにより、本実施形態の構成によれば、一組の加速度センサー41による検出、即ち撮像装置1(レンズ鏡筒10)の並進振れの検出をより高精度に行うことができる。したがって、これにより、レンズ鏡筒10の像振れ補正機構18による像振れ補正効果の向上に寄与することができる。
さらに、一組の加速度センサー41を実装する電子回路基板14をリング状に形成したことにより、電子回路基板14の断面積を小さくすることができる。電子回路基板14の断面積が小さい程、柔軟性を得ることができる。電子回路基板14が柔軟性を有していればバネ定数を小さくすることができ、よって、手振れ以外の振動の伝達を、より減衰させることができる。これにより、加速度センサー41と固定ネジ42との間の距離を多く取る必要がなくなるので、レンズ鏡筒10の小型化に寄与することができる。
なお、上述の一実施形態においては、いわゆるレンズ交換式の撮像装置と、これに装着される交換用のレンズ鏡筒を例に挙げて説明しているが、本発明を適用し得るレンズ鏡筒,撮像装置は、この形態のみに限られることはない。例えば、レンズ鏡筒が撮像装置本体の前面に一体に取り付けられる形態のいわゆるレンズ一体式の撮像装置においても全く同様に適用することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施することができることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。この発明は、添付のクレームによって限定される以外にはそれの特定の実施態様によって制約されない。
1……撮像装置
10……レンズ鏡筒
11……レンズ鏡筒本体
11a,11b,11c……筒状部材
12……固定筒部材
13……レンズ側マウント部材
14……電子回路基板
15……絞り機構
16……2群駆動機構
17……3群駆動機構
18……補正機構
19……レンズフード
21……第1レンズ群
22……第2レンズ群
23……第3レンズ群
24……第4レンズ群
25……第5レンズ群
26……第6レンズ群
30……撮像装置本体
31……ボディ筐体
31a……固定部
32……シャッター機構
33……ボディ側マウント部材
34……撮像ユニット
34a……撮像素子
34b……撮像基板
35……表示ユニット
36……ファインダーユニット
41……加速度センサー
42……固定ネジ
43……演算回路

Claims (5)

  1. 撮像装置本体に装着され複数の光学素子からなる撮像光学系を内部に備えたレンズ鏡筒であって、
    上記複数の光学素子の一部の光学素子を駆動して像振れを補正する像振れ補正機構と、
    一組の加速度センサーが上記撮像光学系の光軸を挟んで対向する各位置に配置されたリング状の電子回路基板と、
    少なくとも上記撮像光学系、上記像振れ補正機構、上記リング状の電子回路基板が収納されたレンズ鏡筒本体と、
    を具備し、
    上記リング状の電子回路基板は、上記撮像光学系の光軸に対して垂直となるように上記レンズ鏡筒本体に固定され、
    上記一組の加速度センサーが固定される各位置は、上記撮像装置本体から手振れ以外の振動が発生した際に、上記一組の加速度センサーのそれぞれが同じ信号を出力する位置であることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 上記撮像装置本体から発生する手振れ以外の振動は、当該撮像装置本体内に配設されたフォーカルプレーン式のシャッター機構から発生する振動であることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 上記リング状の電子回路基板が上記レンズ鏡筒本体に固定される位置は、上記撮像光学系の光軸を通って上記一組の加速度センサーを結ぶ仮想線に垂直な仮想線上の二箇所の固定位置であることを特徴とする請求項2記載のレンズ鏡筒。
  4. 上記リング状の電子回路基板は、上記レンズ鏡筒本体の固定部位に対して二本のネジを用いて固定されることを特徴とする請求項3記載のレンズ鏡筒。
  5. 撮像光学系により結像される光学像を受けて画像信号を取得する撮像素子とフォーカルプレーン式のシャッター機構を内部に収納する撮像装置本体と、
    少なくとも上記撮像光学系と、上記撮像光学系を構成する複数の光学素子の一部の光学素子を駆動して像振れを補正する像振れ補正機構と、一組の加速度センサーが上記上記撮像光学系の光軸を挟んで対向する各位置に配置されたリング状の電子回路基板とを内部に収納し、上記撮像装置本体に装着されるレンズ鏡筒と、
    からなり、
    上記リング状の電子回路基板は、上記撮像光学系の光軸に対して垂直となるように上記レンズ鏡筒に固定され、
    上記一組の加速度センサーが固定される各位置は、上記撮像装置本体から手振れ以外の振動が発生した際に、上記一組の加速度センサーのそれぞれが同じ信号を出力する位置であることを特徴とする撮像装置。
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