JP2019143498A - 運転効率推定システム、運転効率推定方法、運転効率推定装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

運転効率推定システム、運転効率推定方法、運転効率推定装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個々の装置について各種計器を備えずとも個々の装置の運転効率を計測できる運転効率推定システム、運転効率推定方法、運転効率推定装置及びコンピュータプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の運転効率推定システムは、流体搬送装置と第1計測部と第2計測部と代替情報算出部と運転効率推定部とを持つ。流体搬送装置は、合流部を有する複数の搬送路ごとに設置され、搬送路を流れる流体を搬送する。第1計測部は、流体搬送装置の稼働状態を時系列に示す第1稼働情報を取得する。第2計測部は、流体搬送装置とは異なる機器の稼働状態を時系列に示す第2稼働情報を取得する。代替情報算出部は、第2稼働情報に基づいて、流体搬送装置の稼働状態を時系列に推定した代替情報を算出する。運転効率推定部は、第1稼働情報と代替情報とに基づいて、流体搬送装置に供給された電力が流体を搬送する力に変換された割合を示す運転効率を推定する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、運転効率推定システム、運転効率推定方法、運転効率推定装置及びコンピュータプログラムに関する。
上下水道施設において水を搬送するポンプは多くの電力を消費する。そして、上下水道施設全体の消費電力のうちの大部分をポンプの消費電力が占めている。そのため、ポンプによる消費電力を削減することは、上下水道施設全体の消費電力を削減するのに有効である。一般に、ポンプは、経年劣化により運転効率が低下する。運転効率は、ポンプが電力を水力学エネルギーに変換できた割合を表すものであり、吐出流量、吐出圧力及び消費電力を用いて算出される。そのため、ポンプの運転効率を計測し、より効率のよいポンプを使用することでポンプによる電力消費を削減することができる。
ポンプの運転効率の計測には、個々のポンプについて吐出流量、吐出圧力及び消費電力を計測するための計器を備えることが理想的である。しかしながら、上下水道施設では、必ずしも個々のポンプについて各種計器を設置することは、コスト面で現実的でない。このため、計器の設置に制約がある上下水道施設では、ポンプの運転効率を計測することは困難であった。
特開2008−14230号公報 特開2012−207546号公報 特開2016−156345号公報 特開2017−10215号公報 特開2012−77701号公報 特開2008−63954号公報
山浦武、外3名、"下水処理場に設置したポンプの余寿命を加味した維持管理の提案"、[online]、2014年、環境システム計測制御学会、[平成29年11月17日検索]、インターネット<URL:http://eica.jp/search/download.php?file=b_18_4_60.pdf&id=1139 >
本発明が解決しようとする課題は、個々の装置について各種計器を備えずとも個々の装置の運転効率を計測できる運転効率推定システム、運転効率推定方法、運転効率推定装置及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態の運転効率推定システムは、流体搬送装置と第1計測部と第2計測部と代替情報算出部と運転効率推定部とを持つ。流体搬送装置は、合流部を有する複数の搬送路ごとに設置され、前記搬送路を流れる流体を搬送する。第1計測部は、前記流体搬送装置の稼働状態を時系列に示す第1稼働情報を取得する。第2計測部は、前記流体搬送装置とは異なる機器の稼働状態を時系列に示す第2稼働情報を取得する。代替情報算出部は、前記第2稼働情報に基づいて、前記流体搬送装置の稼働状態を時系列に推定した代替情報を算出する。運転効率推定部は、前記第1稼働情報と前記代替情報とに基づいて、前記流体搬送装置に供給された電力が前記流体を搬送する力に変換された割合を示す運転効率を推定する。
送水施設の具体例を示す図。 本システムの適用対象となるポンプ効率推定装置100の機能構成を示す機能ブロック図。 第1の実施形態の送水施設の具体例を示す図。 第1の実施形態のポンプ効率推定装置100aの機能構成を示す機能ブロック図。 第1の実施形態のポンプ効率推定装置100aの処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態の送水施設の具体例を示す図。 第2の実施形態のポンプ効率推定装置100bの機能構成を示す機能ブロック図。 第2の実施形態のポンプ効率推定装置100bの処理の流れを示すフローチャート。 第3の実施形態の送水施設の具体例を示す図。 第3の実施形態のポンプ効率推定装置100cの機能構成を示す機能ブロック図。 第3の実施形態のポンプ効率推定装置100cの処理の流れを示すフローチャート。 第4の実施形態の送水施設の具体例を示す図。 第4の実施形態のポンプ効率推定装置100dの機能構成を示す機能ブロック図。 第4の実施形態のポンプ効率推定装置100dの処理の流れを示すフローチャート。 第5の実施形態の送水施設の具体例を示す図。 第5の実施形態のポンプ効率推定装置100eの機能構成を示す機能ブロック図。 第5の実施形態のポンプ効率推定装置100eの処理の流れを示すフローチャート。 第6の実施形態の送水施設の具体例を示す図。 第6の実施形態のポンプ効率推定装置100fの機能構成を示す機能ブロック図。 第6の実施形態のポンプ効率推定装置100fの処理の流れを示すフローチャート。
以下、実施形態の運転効率推定システム、運転効率推定方法、運転効率推定装置及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、送水施設の具体例を示す図である。図1の符号1は、運転効率推定システム1を表す。運転効率推定システム1は、ポンプ運転効率推定装置100とポンプ3−1~3−4とを備える。運転効率推定システム1は、ポンプ効率推定装置100が取得した情報に基づいて、ポンプ3−1~3−4の運転効率を推定する。図1の符号2は、水が搬送される搬送路2を表す。図中の実線矢印は、水が搬送される方向を表す。搬送路2を流れる水は、符号2aが示す合流部2aで合流する。合流部2aは、搬送された水が合流する搬送路2上の場所を表す。合流部2aは、搬送路2に設けられる。合流された水は、送水先である配水池又は需要家に供給される。このような搬送路2を持つ送水施設には、ポンプ3−1〜3−4、流量計4及び圧力計5が設置される。ポンプ3−1〜3−4は、合流部2aで合流する前の複数の搬送路2のそれぞれに設置される。ポンプ3−1〜3−4の運転効率は、運転効率システム流量計4は、合流部2a又は合流後の搬送路2に設置される。流量計4は、設置位置の搬送路2を流れる水の流量を計測する。圧力計5は、合流部2a又は合流後の搬送路2に設置される。圧力計5は、設置位置の搬送路2を流れる水の圧力を計測する。運転効率推定システム1は、送水施設に設置されたポンプ3−1~3−4の運転効率を推定する。以下、説明を簡単にするため、特に区別しない限り、ポンプ3−1〜3−4をまとめてポンプ3と記載する。図1では、4台のポンプを例としているが、実施形態としては、利用可能なポンプの運転台数は4台に限定されない。ポンプ3は、流体搬送装置の一態様である。流体搬送装置は、搬送路2を流れる流体を搬送する。
また、図1の符号6は、ポンプ3を含む電力需要設備への電力供給を制御するスイッチを表す。以下、説明を簡単にするため、特に区別しない限りこれらのスイッチをまとめてスイッチ6と記載する。図1の例は、全てのスイッチがOFFとなっている状態を示す。全てのスイッチがOFFの状態では、全てのポンプ3が運転を停止する。スイッチ6と各ポンプ3との間の線は送電線を表す。また、スイッチ6は、各ポンプ3に電力を供給する電力系統7に接続される。電力計8は、電力系統7が供給する電力を計測する。電力計8は、電力系統7の合流部で、ポンプ群の電力をまとめて計測する。電力計8で計測される電力が稼働中のポンプ3の電力の和となることもあるが、計測されている系統にその他設備が含まれていてもよい。
ポンプ運転制御システム9は、ポンプ3の運転を制御する。ポンプ運転制御システム9は、各ポンプ3に対応するスイッチ6のON又はOFFを制御することによって、各ポンプ3の運転を制御する。ポンプ運転制御システム9による、各ポンプの運転制御に関する情報をポンプ運転情報という。ポンプ運転制御システム9は、ポンプ運転情報をポンプ効率推定装置100に送信する。
ポンプ効率推定装置100は、各ポンプ3の運転効率を推定する。ポンプ効率推定装置100は、流量計4、圧力計5、電力計8及びポンプ運転制御システム9から、それぞれ流量情報、圧力情報、電力情報及びポンプ運転情報を取得する。取得された情報は、オペレータによって監視される。流量情報は、流量計4によって計測される。流量情報は、搬送路2を流れる水の流量を時系列に示す情報である。圧力情報は、圧力計5によって計測される。圧力情報は、搬送路2を流れる水の圧力を時系列に示す情報である。電力情報は、電力計8によって計測される。電力情報は、電力系統7の供給電力を時系列に示す情報である。ポンプ運転情報は、各ポンプ3の運転状況を時系列に示す情報である。具体的には、ポンプ運転情報は、各ポンプ3に対応するスイッチ6のON又はOFFを示す情報である。ポンプ効率推定装置100は、取得された流量情報、圧力情報、電力情報及びポンプ運転情報に基づいて、各ポンプ3の運転効率(ポンプ運転効率)を推定する。ポンプの運転効率の推定には、公知の手法が用いられる。ポンプ運転効率は、以下の数式(1)で表される。
Figure 2019143498
数式(1)におけるη(t)は時刻tにおける運転効率を表す。数式(1)右辺の分子におけるQ(t)及びH(t)は、それぞれ時刻tにおける流量及び圧力を表し、これらの積は供給された電力の一部がポンプによって変換された水力学的エネルギーである。数式(1)の右辺の分母は時刻tにおける電力を表す。すなわち、運転効率η(t)は、時刻tにおいて供給された電力が水を搬送する水力学的エネルギーに変換された割合となる。
ポンプ運転情報取得部101、流量情報取得部102、圧力情報取得部103又は電力情報取得部104は、それぞれ第1計測部の一態様である。第1計測部は、流体搬送装置の稼働状態を時系列に示す第1稼働情報を取得する。流量情報、圧力情報、電力情報又はポンプ運転情報は、第1稼働情報の一態様である。
なお、ポンプ効率推定装置100は、合流部2aの下流に設置された流量計4又は圧力計5から取得される各種情報を単純に使用するだけでは各ポンプ3の特性は把握できない。図1に示されるように、ポンプ3を並列に設置した場合、搬送路2の摩擦抵抗等を無視すれば、各ポンプ3の吐出圧力及び合流部2aの圧力は同じ値となる。したがって、圧力計5は、各ポンプ3が吐出する圧力は計測できる。
図1の流量計4は、各ポンプ3の吐出流量の和を測定する。そのため、ポンプ効率推定装置100は、ポンプ3−1〜3−4毎の吐出流量を測定するために、流量計4の計測値から流量の推定を行う。例えば、ポンプ効率推定装置100は、ポンプ3が同じ型式で劣化の度合いが同じ(性能が同じ)ポンプである場合、流量計4の計測値をポンプ運転台数で割ることで、ポンプ3−1〜3−4毎の吐出流量を推定することができる。しかし、ポンプ3の劣化度合いがポンプ3毎に異なる場合は、ポンプ3毎に特性が異なるため、推定の精度は下がる。したがって、流量計4の計測値を単純に使用してもポンプ3−1〜3−4の特性を推定することはできない。
以下、図1に示されたポンプ効率推定装置100の構成の詳細について説明する。
図2は、本システムの適用対象となるポンプ効率推定装置100の機能構成を示す機能ブロック図である。ポンプ効率推定装置100は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサやメモリや補助記憶装置などを備える。プロセッサは、メモリや補助記憶装置に記憶されたポンプ効率推定プログラムを実行する。ポンプ効率推定装置100は、ポンプ効率推定プログラムの実行によってポンプ運転情報取得部101、流量情報取得部102、圧力情報取得部103、電力情報取得部104及びポンプ運転効率推定部105を備える装置として機能する。なお、ポンプ効率推定装置100の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。ポンプ効率推定プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。ポンプ効率推定プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
ポンプ運転情報取得部101、流量情報取得部102、圧力情報取得部103及び電力情報取得部104は、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続するための通信インターフェースを含み、他のシステムや装置との通信により各種情報を取得する。
ポンプ運転情報取得部101は、ポンプ運転制御システム9からポンプ運転情報を取得する。ポンプ運転情報取得部101は、取得されたポンプ運転情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。流量情報取得部102は、流量計4から流量情報を取得する。流量情報取得部102は、取得された流量情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。圧力情報取得部103は、圧力計5から圧力情報を取得する。圧力情報取得部103は、取得された圧力情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。電力情報取得部104は、電力計8から電力情報を取得する。電力情報取得部104は、取得された電力情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。
なお、ポンプ運転情報取得部101、流量情報取得部102、圧力情報取得部103及び電力情報取得部104は、フレキシブルディスクやフラッシュメモリ等の記録媒体を接続するインターフェースを含んでもよい。この場合、ポンプ運転情報取得部101、流量情報取得部102、圧力情報取得部103及び電力情報取得部104は、これらの記録媒体から情報を読み出すことにより、各種情報を取得してもよい。
ポンプ運転効率推定部105は、電力情報、流量情報、圧力情報及びポンプ運転情報を入力として、ポンプ運転効率又は流量に対するポンプ運転効率を表すポンプ効率曲線を出力する。まず、ポンプ効率曲線を出力する場合について説明する。ポンプ運転効率推定部105は、流量情報と圧力情報との関係を表す流量−圧力曲線のパラメータを推定する。ポンプ運転効率推定部105は、流量情報と電力情報との関係を表す流量−電力曲線のパラメータを推定する。ポンプ運転効率推定部105は、流量−圧力曲線のパラメータと流量−電力曲線のパラメータとに基づいて、流量情報と効率との関係を表すポンプ効率曲線を出力する。次に、ポンプ運転効率を出力する場合について説明する。ポンプ運転効率推定部105は、流量情報をQ(t)、圧力情報をH(t)、電力情報をP(t)として、数式(1)に基づいてポンプ運転効率を出力する。ポンプ運転効率又はポンプ効率曲線の推定には、公知の手法が用いられてもよい。
図3は、第1の実施形態の送水施設の具体例を示す図である。図3の送水施設は、ポンプ効率推定装置100の代わりにポンプ効率推定装置100aを備え、配水池10、第1水位計11、浄水池12、第2水位計13を更に備え、圧力計5を備えない点で図1の送水施設とは異なる。以下、図1の送水施設と異なる点について説明する。第1の実施形態の送水施設は、圧力が計測されていない送水施設に適用可能である。
ポンプ効率推定装置100aは、圧力情報を、第1水位計11及び第2水位計13の計測値から推定する。ポンプ効率推定装置100aは、推定された結果を圧力情報の代替信号とすることで、ポンプ効率曲線を推定する。
配水池10は、ポンプ3の送水先である。配水池10は、ポンプ3によって搬送された水を貯水する。貯水された水は、配水池10から需要家に供給される。第1水位計11は、配水池10の水位を計測する。第1水位計11は、計測した値を第1水位情報としてポンプ効率推定装置100aに送信する。第1水位情報は、配水池10の水位を時系列に示す情報である。配水池10は、第1流体容器の一態様である。第1流体容器は、流体搬送装置によって搬送された後の流体を保持する。第1水位情報は、第1流体容器による流体の保持量を表す。
浄水池12は、ポンプ3の送水元である。浄水池12は、浄水された水を貯水する。貯水された水は、浄水池12から配水池10に供給される。第2水位計13は、浄水池12の水位を計測する。第2水位計13は、計測した値を第2水位情報としてポンプ効率推定装置100aに送信する。第2水位情報は、浄水池12の水位を時系列に示す情報である。浄水池12は、第2流体容器の一態様である。第2流体容器は、流体搬送装置によって搬送される前の流体を保持する。第2水位情報は、第2流体容器による流体の保持量を表す。
図4は、第1の実施形態のポンプ効率推定装置100aの機能構成を示す機能ブロック図である。ポンプ効率推定装置100aは、配水池10の水位を表す第1水位情報と浄水池12の水位を表す第2水位情報とを用いて、圧力計測値の代替信号を生成してポンプ効率を推定する。ポンプ効率推定装置100aは、水位情報取得部106及び圧力情報算出部107を備え、圧力情報取得部103を備えない点でポンプ効率推定装置100と異なる。以下、ポンプ効率推定装置100と異なる点について説明する。
水位情報取得部106は、例えばLAN等のネットワークに接続するための通信インターフェースを含み、他のシステムや装置との通信により各種情報を取得する。水位情報取得部106は、第1水位計11から第1水位情報を取得する。水位情報取得部106は、第2水位計13から第2水位情報を取得する。水位情報取得部106は、取得された第1水位情報及び第2水位情報を圧力情報算出部107に出力する。
圧力情報算出部107は、第1水位情報及び第2水位情報を入力として、圧力情報を算出する。圧力情報算出部107は、例えば、以下の数式(2)に基づいて圧力情報を算出する。数式(2)の各変数について説明する。Hは、全揚程を表す。全揚程は、送水施設全体の水圧の差を表す。hは、実揚程を表す。第1水位計11の計測値と第2水位計13の計測値との差である。hは、搬送路2の損失抵抗を表す。搬送路2の損失抵抗は、搬送路2を流れる水と搬送路2との摩擦抵抗である。vは、吐出流速を表す。gは、重力加速度を表す。
Figure 2019143498
数式(2)の速度水頭v/2gは、実揚程又は搬送路2の損失抵抗と比較して、極めて小さい。このため、速度水頭は0として省略されてもよい。したがって、全揚程は実揚程と搬送路2の損失抵抗との和に等しくなる。さらに、搬送路2の損失抵抗は実揚程と比較して小さい場合が多い。したがって、搬送路2の損失抵抗は省略されても良い。搬送路2の損失抵抗は予め与えられても良い。
圧力情報算出部107は、算出された圧力情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。算出された圧力情報は圧力計5の計測値の代替信号である。なお、圧力情報算出部107は、フレキシブルディスクやフラッシュメモリ等の記録媒体を接続するインターフェースを含んでもよい。この場合、圧力情報算出部107は、これらの記録媒体から情報を読み出すことにより、各種情報を取得してもよい。
図5は、第1の実施形態のポンプ効率推定装置100aの処理の流れを示すフローチャートである。水位情報取得部106は、第1水位計11から第1水位情報を取得する。水位情報取得部106は、第2水位計13から第2水位情報を取得する(ステップS101)。圧力情報算出部107は、第1水位情報及び第2水位情報を入力として、数式(2)に基づいて圧力情報を算出する(ステップS102)。ポンプ運転情報取得部101は、ポンプ運転情報を取得する。流量情報取得部102は、流量情報を取得する。電力情報取得部104は、電力情報を取得する(ステップS103)。ポンプ運転効率推定部105は、取得した情報に基づいて、流量情報と効率との関係を表すポンプ効率曲線を出力する(ステップS104)。
このように構成されたポンプ効率推定装置100aの圧力情報算出部107は、浄水池12に設置された第2水位計13の計測値と配水池10に設置された第1水位計11の計測値とに基づいて、圧力情報を算出する。ポンプ運転効率推定部105は、送水施設に圧力計が設置されていない場合でもポンプ効率又はポンプ効率曲線を出力することができる。したがって、ポンプ効率推定装置100aは、圧力計を直接使用しなくても、ポンプ3の運転効率を推定できる。送水施設の管理者等は、推定されたポンプ効率曲線を使用することで、劣化しているポンプ3の特定又は該当ポンプの省エネ運用を検討できる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態の送水施設の具体例を示す図である。図6の送水施設は、ポンプ効率推定装置100の代わりにポンプ効率推定装置100b備え、配水池10、第1水位計11、流量計14を更に備え、流量計4を備えない点で図1の送水施設とは異なる。以下、図1の送水施設と異なる点について説明する。第2の実施形態の送水施設は、流量が計測されていない送水施設に適用可能である。以下、第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点について説明する。
ポンプ効率推定装置100bは、流量情報を、第1水位計11及び流量計14の計測値に基づいて推定する。ポンプ効率推定装置100bは、推定された結果を流量情報の代替信号とすることで、ポンプ効率曲線を推定する。
流量計14は、配水池10よりも下流の搬送路2に設置される。流量計14は、設置位置の搬送路2を流れる水の流量を計測する。流量計14は、計測した値を流出量情報としてポンプ効率推定装置100bに送信する。流出量情報は、搬送路2を流れる水の流量を時系列に示す情報である。流出量情報は、配水池10から流出する流量の総量である。
配水池10には、ポンプ3によって吐出された合流部2aを搬送された水が流入する。配水池10から流出する流量の総量は、流量計14によって計測される。したがって、配水池10の単位時間当たりの水位変化は下記の数式(3)で表される。数式(3)の各変数について説明する。Δhは、単位時間Tあたりの配水池10の水位変化を表す。Qinは、単位時間Tあたりに流入した水量を表す。Qoutは、単位時間Tあたりに流出した水量を表す。Sは、配水池10の断面積を表す。
Figure 2019143498
図7は、第2の実施形態のポンプ効率推定装置100bの機能構成を示す機能ブロック図である。ポンプ効率推定装置100bは、流出量情報取得部108、流量情報算出部109、サンプル時間変換部110を備え、流量情報取得部102を備えない点でポンプ効率推定装置100と異なる。以下、ポンプ効率推定装置100と異なる点について説明する。
流出量情報取得部108は、例えばLAN等のネットワークに接続するための通信インターフェースを含み、他のシステムや装置との通信により各種情報を取得する。流出量情報取得部108は、第1水位計11から第1水位情報を取得する。流出量情報取得部108は、流量計14から流出量情報を取得する。流出量情報取得部108は、取得された第1水位情報及び流出量情報を流量情報算出部109に出力する。
流量情報算出部109は、第1水位情報及び流出量情報を入力として、流量情報を算出する。具体的には、まず、流量情報算出部109は、Δh及びQoutを算出する。具体的には、流量情報算出部109は、水位変化Δhを第1水位計11の第1水位情報を、単位時間T毎の差分を取得することで生成する。なお、配水池10の水位の変化が、第1水位計11の分解能以上に変化しない場合があるため、単位時間Tは、配水池10の水位が第1水位計11の分解能以上に変化する時間とする。単位時間Tは、第1水位計11の計測周期よりも長い時間である。単位時間Tは、第1水位計11の計測周期の整数倍としてもよい。流量情報算出部109は、単位時間Tを第1水位計11の計測周期の整数倍にした場合、流量計14によって取得された流出量情報に対して、単位時間T毎の代表値又は積算値を換算することで単位時間Tに流出した水量Qoutを、算出する。
流量情報算出部109は、Δh及びQoutと、数式(3)とに基づいて、水量Qinを算出する。数式(3)の配水池10の断面積Sは、配水池10の固有の値で変化しない。したがって、配水池10の断面積Sは、あらかじめ与えられる。流量情報算出部109は、水量Qinを単位時間Tで割ることで、Qin/Tを流量情報として算出する。流量情報算出部109は、算出された流量情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。算出された流量情報は、流量計4の計測値の代替信号である。なお、流量情報算出部109は、フレキシブルディスクやフラッシュメモリ等の記録媒体を接続するインターフェースを含んでもよい。この場合、流量情報算出部109は、これらの記録媒体から情報を読み出すことにより、各種情報を取得してもよい。
算出された流量情報は、単位時間Tでサンプルされた代表値の信号である。サンプル時間変換部110は、ポンプ運転情報、圧力情報及び電力情報を単位時間Tで収集された信号に変換する。サンプル時間変換部110は、計測周期で得られた複数の計測値から単位時間Tの代表値を算出する。代表値は、平均値が用いられてもよいし、中央値が用いられてもよいし、トリム平均が用いられてもよい。異常値が多い場合などは、中央値やトリム平均が用いられることが望ましい。
図8は、第2の実施形態のポンプ効率推定装置100bの処理の流れを示すフローチャートである。流出量情報取得部108は、第1水位計11から第1水位情報を取得する。流出量情報取得部108は、流量計14から流出量情報を取得する(ステップS201)。流量情報算出部109は、第1水位情報及び流出量情報を入力として、流量情報を算出する(ステップS202)。ポンプ運転情報取得部101は、ポンプ運転情報を取得する。圧力情報取得部103は、圧力情報を取得する。電力情報取得部104は、電力情報を取得する(ステップS203)。サンプル時間変換部110は、ポンプ運転情報、圧力情報及び電力情報を単位時間で収集された信号に変換する(ステップS204)。ポンプ運転効率推定部105は、取得した情報に基づいて、流量情報と効率との関係を表すポンプ効率曲線を出力する(ステップS205)。
このように構成されたポンプ効率推定装置100bの流量情報算出部109は、配水池10に設置された第1水位計11の計測値と配水池10の下流に設置された流量計14の計測値とに基づいて、流量情報を算出する。ポンプ運転効率推定部105は、送水施設に流量計が設置されていない場合でもポンプ効率又はポンプ効率曲線を出力することができる。したがって、ポンプ効率推定装置100bは、流量計を直接使用しなくても、ポンプ3の運転効率を推定できる。送水施設の管理者等は、推定されたポンプ効率曲線を使用することで、劣化しているポンプ3の特定又は該当ポンプの省エネ運用を検討できる。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態の送水施設の具体例を示す図である。図9の送水施設は、ポンプ効率推定装置100の代わりにポンプ効率推定装置100c備え、浄水池12、第2水位計13、流量計15を更に備え、流量計4を備えない点で図1の送水施設とは異なる。以下、図1の送水施設と異なる点について説明する。第3の実施形態の送水施設は、流量が計測されていない送水施設に適用可能である。以下、第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点について説明する。
ポンプ効率推定装置100cは、流量情報を、第2水位計13及び流量計15の計測値から推定する。ポンプ効率推定装置100cは、推定された結果を流量情報の代替信号とすることで、ポンプ効率曲線を推定する。
流量計15は、浄水池12よりも上流の搬送路2に設置される。流量計15は、設置位置の搬送路2を流れる水の流量を計測する。流量計15は、計測した値を流入量情報としてポンプ効率推定装置100cに送信する。流入量情報は、搬送路2を流れる水の流量を時系列に示す情報である。流入量情報は、浄水池12に流入する流量の総量である。
浄水池12は、上流の設備によって吐出された水が流入する。浄水池12に流入する流量の総量は、流量計15によって計測される。したがって、浄水池12の単位時間当たりの水位変化は数式(3)で表される。第3の実施形態における数式(3)の各変数について説明する。Δhは、単位時間Tあたりの浄水池12の水位変化を表す。Qinは、単位時間Tあたりに流入した水量を表す。Qoutは、単位時間Tあたりに流出した水量を表す。Sは、浄水池12の断面積を表す。
図10は、第3の実施形態のポンプ効率推定装置100cの機能構成を示す機能ブロック図である。ポンプ効率推定装置100cは、流量情報算出部109、サンプル時間変換部110及び流入量情報取得部111、を備え、流量情報取得部102を備えない点でポンプ効率推定装置100と異なる。以下、上述の実施形態と異なる点について説明する。
流入量情報取得部111は、例えばLAN等のネットワークに接続するための通信インターフェースを含み、他のシステムや装置との通信により各種情報を取得する。流入量情報取得部111は、第2水位計13から第2水位情報を取得する。流入量情報取得部111は、流量計15から流入量情報を取得する。流入量情報取得部111は、取得された第2水位情報及び流入量情報を流量情報算出部109に出力する。
流量情報算出部109は、第1水位情報の代わりに第2水位情報を、流出量情報の代わりに流入量情報を入力として、流量情報を算出する。流量情報は、第2の実施形態と同様の方法で算出される。流量情報算出部109は、算出された流量情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。
図11は、第3の実施形態のポンプ効率推定装置100cの処理の流れを示すフローチャートである。流入量情報取得部111は、第2水位計13から第2水位情報を取得する。流入量情報取得部111は、流量計15から流入量情報を取得する(ステップS301)。流量情報算出部109は、第2水位情報及び流入量情報を入力として、流量情報を算出する(ステップS302)。ポンプ運転情報取得部101は、ポンプ運転情報を取得する。圧力情報取得部103は、圧力情報を取得する。電力情報取得部104は、電力情報を取得する(ステップS303)。サンプル時間変換部110は、ポンプ運転情報、圧力情報及び電力情報を単位時間で収集された信号に変換する(ステップS304)。ポンプ運転効率推定部105は、取得した情報に基づいて、流量情報と効率との関係を表すポンプ効率曲線を出力する(ステップS305)。
このように構成されたポンプ効率推定装置100cの流量情報算出部109は、浄水池12に設置された第2水位計13の計測値と浄水池12の上流に設置された流量計15の計測値とに基づいて、流量情報を算出する。ポンプ運転効率推定部105は、送水施設に流量計が設置されていない場合でもポンプ効率又はポンプ効率曲線を出力することができる。したがって、ポンプ効率推定装置100cは、流量計を直接使用しなくても、ポンプ3の運転効率を推定できる。送水施設の管理者等は、推定されたポンプ効率曲線を使用することで、劣化しているポンプ3の特定又は該当ポンプの省エネ運用を検討できる。
(第4の実施形態)
図12は、第4の実施形態の送水施設の具体例を示す図である。図12の送水施設は、ポンプ効率推定装置100の代わりにポンプ効率推定装置100d備え、配水池10、第1水位計11、浄水池12、第2水位計13、流量計14及び流量計15を更に備え、流量計4及び圧力計5を備えない点で図1の送水施設とは異なる。第4の実施形態の送水施設は、流量計4及び圧力計5が設置されていない送水施設に適用可能である。以下、上述の実施形態と異なる点について説明する。
ポンプ効率推定装置100dは、圧力情報を、第1水位計11及び第2水位計13の計測値から推定する。ポンプ効率推定装置100dは、流量情報を、第1水位計11及び流量計14の計測値から推定してもよいし、第2水位計13及び流量計15の計測値から推定してもよい。ポンプ効率推定装置100dは、推定された結果を圧力情報及び流量情報の代替信号とすることで、ポンプ効率曲線を推定する。
図13は、第4の実施形態のポンプ効率推定装置100dの機能構成を示す機能ブロック図である。ポンプ効率推定装置100dは、水位情報取得部106、圧力情報算出部107、流出量情報取得部108、流量情報算出部109、サンプル時間変換部110及び流入量情報取得部111を備え、流量情報取得部102及び圧力情報取得部103を備えない点でポンプ効率推定装置100と異なる。なお、流出量情報取得部108又は流入量情報取得部111は、いずれか一方を備えていればよい。
図14は、第4の実施形態のポンプ効率推定装置100dの処理の流れを示すフローチャートである。流出量情報取得部108は、第1水位計11から第1水位情報を取得する。流入量情報取得部111は、第2水位計13から第2水位情報を取得する。ポンプ運転情報取得部101は、ポンプ運転情報を取得する。電力情報取得部104は、電力情報を取得する(ステップS401)。流出量情報取得部108は、流量計14から流出量情報又は流量計15から流入量情報を取得する(ステップS402)。圧力情報算出部107は、第1水位情報及び第2水位情報を入力として、数式(2)に基づいて圧力情報を算出する(ステップS403)。流量情報算出部109は、第1水位情報及び流出量情報又は第2水位情報及び流入量情報を入力として、数式(3)に基づいて流量情報を算出する(ステップS404)。サンプル時間変換部110は、ポンプ運転情報、圧力情報及び電力情報を単位時間で収集された信号に変換する(ステップS405)。ポンプ運転効率推定部105は、取得した情報に基づいて、流量情報と効率との関係を表すポンプ効率曲線を出力する(ステップS406)。
このように構成されたポンプ効率推定装置100dの流量情報算出部109は、配水池10に設置された第1水位計11の計測値と配水池10の下流に設置された流量計14の計測値とに基づいて、流量情報を算出する。圧力情報算出部107は、第1水位情報及び第2水位情報に基づいて圧力情報を算出する。ポンプ運転効率推定部105は、送水施設に流量計4及び圧力計5が設置されていない場合でもポンプ効率又はポンプ効率曲線を出力することができる。したがって、ポンプ効率推定装置100dは、流量計及び圧力計を直接使用しなくても、ポンプ3の運転効率を推定できる。送水施設の管理者等は、推定されたポンプ効率曲線を使用することで、劣化しているポンプ3の特定又は該当ポンプの省エネ運用を検討できる。なお、流量情報算出部109は、浄水池12に設置された第2水位計13の計測値と浄水池12の上流に設置された流量計15の計測値とに基づいて、流量情報を算出してもよい。
(第5の実施形態)
図15は、第5の実施形態の送水施設の具体例を示す図である。図15の送水施設は、ポンプ効率推定装置100の代わりにポンプ効率推定装置100e備え、電力計8の代わりに電力計8aを備え、ポンプ運転制御システム9が、ポンプ運転情報をポンプ効率推定装置100eに送信していない点で図1の送水施設とは異なる。第5の実施形態の送水施設は、電力計がポンプ群をまとめて計測しておらず、ポンプ3毎の消費電力を計測する送水施設に適用可能である。以下、上述の実施形態と異なる点について説明する。
電流計8aは、ポンプ3毎の消費電力を計測する。電流計8aは、計測した値をポンプ別電力情報としてポンプ効率推定装置100eに送信する。
図16は、第5の実施形態のポンプ効率推定装置100eの機能構成を示す機能ブロック図である。ポンプ効率推定装置100eは、ポンプ別電力情報取得部112、ポンプ運転情報算出部113及び総和電力算出部114をさらに備え、ポンプ運転情報取得部101、及び電力情報取得部104を備えない点でポンプ効率推定装置100と異なる。
ポンプ別電力情報取得部112は、例えばLAN等のネットワークに接続するための通信インターフェースを含み、他のシステムや装置との通信により各種情報を取得する。ポンプ別電力情報取得部112は、各電力計8aからポンプ別電力情報を取得する。ポンプ別電力情報取得部112は、取得されたポンプ別電力情報をポンプ運転情報算出部113及び総和電力算出部114に出力する。
ポンプ運転情報算出部113は、ポンプ別電力情報を入力として、ポンプ運転情報を算出する。具体的には、ポンプ運転情報算出部113は、消費電力の計測値が0である場合、ポンプ3は稼働していない(スイッチ6がOFFである)として、ポンプ運転情報を算出する。ポンプ運転情報算出部113は、消費電力の計測値が0でない場合、ポンプ3は稼働している(スイッチ6がONである)として、ポンプ運転情報を算出する。しかし、消費電力の計測値にノイズが含まれる場合、ポンプ運転情報算出部113は、誤った判断を行う可能性がある。したがって、ポンプ運転情報算出部113は、閾値を用いて、ポンプ運転情報を算出してもよい。
ポンプ運転情報算出部113は、例えば、以下の数式(4)に基づいてポンプ運転情報を算出する。数式(4)の各変数について説明する。d(t)は、i番目のポンプの運転情報を表す。P(t)は、i番目のポンプの消費電力を表す。εは、閾値を表す。
Figure 2019143498
ポンプ運転情報算出部113は、算出されたポンプ運転情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。算出されたポンプ運転情報は、ポンプ運転制御システム9の計測値の代替信号である。なお、ポンプ運転情報算出部113は、フレキシブルディスクやフラッシュメモリ等の記録媒体を接続するインターフェースを含んでもよい。この場合、ポンプ運転情報算出部113は、これらの記録媒体から情報を読み出すことにより、各種情報を取得してもよい。
総和電力算出部114は、ポンプ別電力情報を入力として、ポンプ別電力情報の総和を算出することで、ポンプ3群の電力情報を算出する。総和電力算出部114は、算出された電力情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。算出された電力情報は、電力計8の計測値の代替信号である。なお、総和電力算出部114は、フレキシブルディスクやフラッシュメモリ等の記録媒体を接続するインターフェースを含んでもよい。この場合、総和電力算出部114は、これらの記録媒体から情報を読み出すことにより、各種情報を取得してもよい。
図17は、第5の実施形態のポンプ効率推定装置100eの処理の流れを示すフローチャートである。ポンプ別電力情報取得部112は、各電力計8aからポンプ別電力情報を取得する(ステップS501)。ポンプ運転情報算出部113は、ポンプ別電力情報を入力として、数式(4)に基づいてポンプ運転情報を算出する(ステップS502)。総和電力算出部114は、ポンプ別電力情報を入力として、ポンプ別電力情報の総和を算出することで、ポンプ3群の電力情報を算出する(ステップS503)。流量情報取得部102は、流量情報を取得する。圧力情報取得部103は、圧力情報を取得する(ステップS504)。ポンプ運転効率推定部105は、取得した情報に基づいて、流量情報と効率との関係を表すポンプ効率曲線を出力する(ステップS505)。
このように構成されたポンプ効率推定装置100eのポンプ運転情報算出部113は、電力計8aから取得されたポンプ別電力情報を入力として、ポンプ運転情報を算出する。総和電力算出部114は、ポンプ別電力情報を入力として、ポンプ3群の電力情報を算出する。ポンプ運転効率推定部105は、送水施設のポンプ運転制御システム9が、ポンプ運転情報をポンプ効率推定装置100eに送信していない場合でもポンプ効率又はポンプ効率曲線を出力することができる。したがって、ポンプ効率推定装置100eは、ポンプ運転情報を直接使用しなくても、ポンプ3の運転効率を推定できる。送水施設の管理者等は、推定されたポンプ効率曲線を使用することで、劣化しているポンプ3の特定又は該当ポンプの省エネ運用を検討できる。なお、第5の実施形態では、ポンプ3毎の消費電流が計測されている場合であっても、ポンプ効率推定装置100eは、契約された受電電圧に基づいて、消費電流から消費電力へ換算できる。したがって、第5の実施形態では、消費電流が計測されてもよい。
(第6の実施形態)
図18は、第6の実施形態の送水施設の具体例を示す図である。図18の送水施設は、ポンプ効率推定装置100の代わりにポンプ効率推定装置100fを備え、ポンプ3−1〜3−4の代わりにポンプ3−1a〜3−4aを備える点で図1の送水施設とは異なる。以下、説明を簡単にするため、特に区別しない限り、ポンプ3−1a〜3−4aをまとめてポンプ3aと記載する。図18では、4台のポンプを例としているが、実施形態としては、利用可能なポンプの運転台数は4台に限定されない。第6の実施形態の送水施設は、可変速ポンプによって構成されるポンプ群を備える送水施設に適用可能である。以下、上述の実施形態と異なる点について説明する。
ポンプ3aは、インバータ等を備える可変速ポンプである。ポンプ3aは、回転数等の出力に応じて、流量、圧力及び電力の計測値が変動する。すなわち、流量‐圧力曲線又は流量‐電力曲線は、ポンプ3aの出力に応じて変動する。回転数以外の可変速ポンプの出力としては、インバータの出力周波数やそれらを正規化した値などが考えられるが、以下、ポンプ3aの出力は回転数であるとして説明する。
図19は、第6の実施形態のポンプ効率推定装置100fの機能構成を示す機能ブロック図である。ポンプ効率推定装置100fは、運転情報正規化部115をさらに備える点でポンプ効率推定装置100と異なる。
運転情報正規化部115は、計測された流量情報、圧力情報又は消費電力の計測値を定格回転数における計測値に正規化する。具体的には、運転情報正規化部115は、流量情報を、以下の数式(5)に基づいて、定格回転数における流量情報に変換する。数式(5)の各変数について説明する。Qは、計測されたポンプ3aの流量情報を表す。Qは、定格回転数におけるポンプ3aの流量情報を表す。ωは、ポンプ3aの回転数を表す。ωは、ポンプ3aの定格回転数を表す。
Figure 2019143498
運転情報正規化部115は、圧力情報を、以下の数式(6)に基づいて、定格回転数における圧力情報に変換する。数式(6)の各変数について説明する。Hは、計測されたポンプ3aの圧力情報を表す。Hは、定格回転数におけるポンプ3aの圧力情報を表す。
Figure 2019143498
運転情報正規化部115は、電力情報を、以下の数式(7)に基づいて、定格回転数における電力情報に変換する。数式(7)の各変数について説明する。Pは、計測されたポンプ3aの電力情報を表す。Pは、定格回転数におけるポンプ3aの電力情報を表す。
Figure 2019143498
運転情報正規化部115は、算出された定格回転数相当の情報に補正された流量情報、圧力情報及び電力情報をポンプ運転効率推定部105に出力する。運転情報正規化部115は、流量情報、圧力情報又は消費電力の計測値の代替信号を定格回転数に変換してもよい。
図20は、第6の実施形態のポンプ効率推定装置100fの処理の流れを示すフローチャートである。ポンプ運転情報取得部101は、ポンプ運転情報を取得する。流量情報取得部102は、流量情報を取得する。圧力情報取得部103は、圧力情報を取得する。電力情報取得部104は、電力情報を取得する(ステップS601)。運転情報正規化部115は、計測された流量情報、圧力情報又は消費電力の計測値を、数式(5)、数式(6)又は数式(7)に基づいて定格回転数における計測値に正規化する(ステップS602)。ポンプ運転効率推定部105は、正規化された情報に基づいて、流量情報と効率との関係を表すポンプ効率曲線を出力する(ステップS603)。
このように構成されたポンプ効率推定装置100fの運転情報正規化部115は、取得された流量情報、圧力情報又は電力情報を入力として、ポンプ3aの定格回転数における、流量情報、圧力情報又は電力情報を算出する。ポンプ運転効率推定部105は、送水施設に設置されたポンプが可変速ポンプであった場合でもポンプ効率又はポンプ効率曲線を出力することができる。送水施設の管理者等は、推定されたポンプ効率曲線を使用することで、劣化しているポンプ3aの特定又は該当ポンプの省エネ運用を検討できる。
水位情報取得部106、流出量情報取得部108、流入量情報取得部111又はポンプ別電力情報取得部112は、第2計測部の一態様である。第2計測部は、流体搬送装置とは異なる機器の稼働状態を時系列に示す第2稼働情報を取得する。第1水位情報、第2水位情報、流出量情報、流入量情報又はポンプ別電力情報は、第2稼働情報の一態様である。
圧力情報算出部107、流量情報算出部109又はポンプ運転情報算出部113は、代替情報算出部の一態様である。代替情報算出部は、第2稼働情報に基づいて、流体搬送装置の稼働状態を時系列に推定した代替情報を算出する。圧力情報、流量情報、電力情報又はポンプ運転情報の代替信号は、代替情報の一態様である。
(実施形態の変形例)
上述の実施形態では、流体の搬送装置としてポンプ3を用いて説明したが、本実施形態はポンプに限定されない。例えば、流体の搬送装置として、ポンプ3の代わりにブロワが用いられてもよい。この場合、ポンプ効率推定装置は、ブロワ効率推定装置として機能する。ブロワ効率推定装置は、貯水池の水位情報の代わりに気体容器内の圧力を用いて、ブロワ効率曲線を出力する。
上述の実施形態では、ポンプ3によって搬送された水は、配水池10で合流してもよい。この場合、合流部2aは、配水池10となる。
上述の実施形態では、浄水場の送水施設を例に説明したが、本実施形態は浄水場の送水施設に限定されない。例えば、下水場の送水施設に導入されてもよい。
上記各実施形態では、ポンプ運転情報取得部101、流量情報取得部102、圧力情報取得部103、電力情報取得部104、ポンプ運転効率推定部105、水位情報取得部106、圧力情報算出部107、流出量情報取得部108、流量情報算出部109、サンプル時間変換部110、流入量情報取得部111、ポンプ別電力情報取得部112、ポンプ運転情報算出部113、総和電力算出部114、運転情報正規化部115はソフトウェア機能部であるものとしたが、LSI等のハードウェア機能部であってもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、圧力情報算出部107、流出量情報取得部108、流量情報算出部109、ポンプ運転情報算出部113又は総和電力算出部114を持つことにより、設備負担を抑制しつつ個々の装置の運転効率を計測できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…運転効率推定システム、2…搬送路、2a…合流部、3…ポンプ、4…流量計、5…圧力計、6…スイッチ、7…電力系統、8…電力計、9…ポンプ運転制御システム、10…配水池、11…第1水位計、12…浄水池、13…第2水位計、14…流量計、15…流量計、100…ポンプ効率推定装置、101…ポンプ運転情報取得部、102…流量情報取得部、103…圧力情報取得部、104…電力情報取得部、105…ポンプ運転効率推定部、100a…ポンプ効率推定装置、106…水位情報取得部、107…圧力情報算出部、100b…ポンプ効率推定装置、108…流出量情報取得部、109…流量情報算出部、110…サンプル時間変換部、100c…ポンプ効率推定装置、111…流入量情報取得部、100d…ポンプ効率推定装置、100e…ポンプ効率推定装置、112…ポンプ別電力情報取得部、113…ポンプ運転情報算出部、114…総和電力算出部、100f…ポンプ効率推定装置、115…運転情報正規化部

Claims (10)

  1. 合流部を有する複数の搬送路ごとに設置され、前記搬送路を流れる流体を搬送する流体搬送装置と、
    前記流体搬送装置の稼働状態を時系列に示す第1稼働情報を取得する第1計測部と、
    前記流体搬送装置とは異なる機器の稼働状態を時系列に示す第2稼働情報を取得する第2計測部と、
    前記第2稼働情報に基づいて、前記流体搬送装置の稼働状態を時系列に推定した代替情報を算出する代替情報算出部と、
    前記第1稼働情報と前記代替情報とに基づいて、前記流体搬送装置に供給された電力が前記流体を搬送する力に変換された割合を示す運転効率を推定する運転効率推定部と、
    を備える、運転効率推定システム。
  2. 前記第1計測部は、前記流体搬送装置の運転状態を示す運転情報と前記流体搬送装置によって搬送される流量を示す流量情報と前記流体搬送装置によって使用される電力量を示す電力情報とを前記第1稼働情報として取得し、
    前記第2計測部は、前記流体搬送装置によって搬送された後の前記流体を保持する第1流体容器の保持量を表す第1保持情報と前記流体搬送装置によって搬送される前の前記流体を保持する第2流体容器の保持量を表す第2保持情報とを前記第2稼働情報として取得し、
    前記代替情報算出部は、前記第1保持情報と前記第2保持情報とに基づいて、前記流体搬送装置が流体を搬送する圧力を示す圧力情報を前記代替情報として算出する、請求項1に記載の運転効率推定システム。
  3. 前記第1計測部は、前記流体搬送装置の運転状態を示す運転情報と前記流体搬送装置が流体を搬送する圧力を示す圧力情報と前記流体搬送装置によって使用される電力量を示す電力情報とを前記第1稼働情報として取得し、
    前記第2計測部は、前記流体搬送装置によって搬送された後の前記流体を保持する第1流体容器の保持量を表す第1保持情報と前記第1流体容器から流出した前記流体の流量を示す流出量情報とを前記第2稼働情報として取得し、
    前記代替情報算出部は、前記第1保持情報と前記流出量情報とに基づいて、前記流体搬送装置に搬送される流体の流量を時系列に示す流量情報を前記代替情報として算出する、請求項1に記載の運転効率推定システム。
  4. 前記第1計測部は、前記流体搬送装置の運転状態を示す運転情報と前記流体搬送装置が流体を搬送する圧力を示す圧力情報と前記流体搬送装置によって使用される電力量を示す電力情報とを前記第1稼働情報として取得し、
    前記第2計測部は、前記流体搬送装置によって搬送される前の前記流体を保持する第2流体容器の保持量を表す第2保持情報と前記第2流体容器に流入する前記流体の流量を示す流入量情報とを前記第2稼働情報として取得し、
    前記代替情報算出部は、前記第2保持情報と前記流入量情報とに基づいて、前記流体搬送装置に搬送される流体の流量を時系列に示す流量情報を前記代替情報として算出する、請求項1に記載の運転効率推定システム。
  5. 前記第1計測部は、前記流体搬送装置の運転状態を示す運転情報と前記流体搬送装置によって使用される電力量を示す電力情報とを前記第1稼働情報として取得し、
    前記第2計測部は、前記流体搬送装置によって搬送された後の前記流体を保持する第1流体容器の保持量を表す第1保持情報と前記流体搬送装置によって搬送される前の前記流体を保持する第2流体容器の保持量を表す第2保持情報と前記第1流体容器から流出した流体量を示す流出量情報又は前記第2流体容器に流入した流体量を示す流入量情報とを前記第2稼働情報として取得し、
    前記代替情報算出部は、前記第1保持情報と前記第2保持情報とに基づいて前記流体搬送装置が流体を搬送する圧力を示す圧力情報と、前記第1保持情報及び前記流出量情報又は前記第2保持情報及び前記流入量情報に基づいて前記流体搬送装置に搬送される流体の流量を時系列に示す流量情報と、を前記代替情報として算出する、請求項1に記載の運転効率推定システム。
  6. 前記流体搬送装置によって使用される電力量を示す電力情報を算出する総和電力部算出部を更に備え、
    前記第1計測部は、前記流体搬送装置によって搬送される流量を示す流量情報と前記流体搬送装置が流体を搬送する圧力を示す圧力情報とを前記第1稼働情報として取得し、
    前記第2計測部は前記流体搬送装置毎に設置され、各第2計測部は前記流体搬送装置毎に使用される電力量を示す装置別電力情報を前記第2稼働情報として取得し、
    前記代替情報算出部は、前記第2稼働情報に基づいて前記電力情報を算出する、
    請求項1に記載の運転効率推定システム。
  7. 前記流体搬送装置は、出力を調整可能な流体搬送装置であって、
    前記第1稼働情報又は前記代替情報が前記流体搬送装置の定格出力に正規化された前記第1稼働情報又は前記代替情報を算出する正規化部を更に備える、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の運転効率推定システム。
  8. 合流部を有する複数の搬送路ごとに設置され、前記搬送路を流れる流体を搬送する流体搬送装置の稼働状態を時系列に示す第1稼働情報を取得する第1計測ステップと、
    前記流体搬送装置とは異なる機器の稼働状態を時系列に示す第2稼働情報を取得する第2計測ステップと、
    前記第2稼働情報に基づいて、前記流体搬送装置の稼働状態を時系列に推定した代替情報を算出する代替情報算出ステップと、
    前記第1稼働情報と前記代替情報とに基づいて、前記流体搬送装置に供給された電力が前記流体を搬送する力に変換された割合を示す運転効率を推定する運転効率推定ステップと、
    を有する、運転効率推定方法。
  9. 合流部を有する複数の搬送路ごとに設置され、前記搬送路を流れる流体を搬送する流体搬送装置の稼働状態を時系列に示す第1稼働情報を取得する第1計測部と、
    前記流体搬送装置とは異なる機器の稼働状態を時系列に示す第2稼働情報を取得する第2計測部と、
    前記第2稼働情報に基づいて、前記流体搬送装置の稼働状態を時系列に推定した代替情報を算出する代替情報算出部と、
    前記第1稼働情報と前記代替情報とに基づいて、前記流体搬送装置に供給された電力が前記流体の搬送力に変換された割合を示す運転効率を推定する運転効率推定部と、
    を備える、運転効率推定装置。
  10. 請求項9に記載の運転効率推定装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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