JP2019142511A - 真空包装装置 - Google Patents

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利隆 深瀬
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達也 浅利
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清和 小野
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Abstract

【課題】引き出し構造のチャンバーを備えた真空包装装置に対して、例えば卓上型として使用するのにも適するように、チャンバーの耐圧性を確保しつつ装置全体をコンパクト化及び軽量化した真空包装装置を提供する。【解決手段】実施形態の真空包装装置(1)は、天板(11)を有する本体の筐体(10)内に配置され、前面に開口を有し、本体の筐体と2重構造のチャンバー(2)と、チャンバーの前面の開口を閉じる扉部(15)と、チャンバーの前面の開口を通じて引き出し自在に設けられ、内容物を入れた包装袋を前記チャンバー内に収容する引出し部(3)と、チャンバー内を減圧する減圧装置(6)と、減圧されたチャンバー内で脱気された包装袋の口を加熱溶着するシール装置(4,41)と、を備えた構成とする。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、真空包装装置に関する。
真空包装は、内容物(包装物)の充填時に包装袋から空気を脱気して密封する包装である。真空包装は、内容物の変質などを防止することができ、例えば食品業や工業の分野で広く利用されている。
従来の真空包装装置は、上下に分割したアッパーチャンバーとロアーチャンバーによって、減圧室となるチャンバーを構成している。内容物を充填した包装袋は、ロアーチャンバーに載置する。アッパーチャンバーは、ドーム状或いは平板状に形成され、装置の背面側に設けたヒンジ機構によって上方に開くようになっている。そのため、アッパーチャンバーが回動することのできる空間が装置の上方に必要となる。真空包装を行う毎に開閉するアッパーチャンバーの上面は、作業台として使用することには適さず、また物を置くこともできない。このタイプの真空包装装置は、特に卓上型に多くみられる。
従来の真空包装装置の中には、調理台としても使用可能な据え置き型のものがある。このタイプの真空包装装置は、チャンバーが引き出し構造になっており、例えば包装袋に内容物を充填する作業などが装置上面でできるようになっている。
近年においては、例えば卓上型としても使用可能な真空包装装置に対しても、装置上面を広く作業台として使用したい、或いは装置上面に他の調理装置等を載せて空間を有効活用したいという要望がある。
特許第4444460号公報 特開2015−9823号公報 特許第4455437号公報
本発明が解決しようとする課題は、引き出し構造のチャンバーを備えた真空包装装置に対して、例えば卓上型として使用するのにも適するように、チャンバーの耐圧性を確保しつつ装置全体をコンパクト化及び軽量化した真空包装装置を提供することにある。
また、本発明が解決しようとする他の課題は、例えば、装置上面を広く作業台として使用することができ或いは装置上面に他の調理装置等を載せることができ、その結果、装置上方の空間を有効活用することのできる真空包装装置を提供することにある。
本発明の実施形態の真空包装装置は、天板を有する本体の筐体内に配置され、前面に開口を有し、前記本体の筐体と2重構造のチャンバーと、前記チャンバーの前面の開口を閉じる扉部と、前記チャンバーの前面の開口を通じて引き出し自在に設けられ、内容物を入れた包装袋を前記チャンバー内に収容する引出し部と、前記チャンバー内を減圧する減圧装置と、前記減圧されたチャンバー内で脱気された前記包装袋の口を封止するシール装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の実施形態の真空包装装置は、上面全体が平坦に形成された天板を有する本体の筐体内に配置され、前面に開口を有するチャンバーと、前記チャンバーの前面の開口を閉じる扉部と、前記チャンバーの前面の開口を通じて引き出し自在に設けられ、内容物を入れた包装袋を前記チャンバー内に収容する引出し部と、前記チャンバー内を減圧する減圧装置と、前記減圧されたチャンバー内で脱気された前記包装袋の口を封止するシール装置と、を備えたことを特徴とする。
他の実施形態の真空包装装置は、さらに、前記引出し部に載置され、前記内容物を入れた包装袋を収容するトレイを備えており、前記トレイは、前方側の側面が包装袋を支持する傾斜面になっている。前記引出し部の底面は、前方側が高く後方側が低い2段構造となっており、前方側の底面に前記シール装置を配置している。また前記後方側の底部に、前記トレイを載置している。
前記チャンバーの補強部は、前記チャンバーの上面に設けた補強部材であり、前記補強部材は、前記本体の天板を下方から支持する支持部材を兼ねる。或いは、前記チャンバーの補強部は、前記チャンバーの上面及び下面に夫々設けられ、前記引出し部の引き出し方向と交差する方向に夫々延びる補強部材である。
他の実施形態の真空包装装置は、前記引出し部が前記チャンバー内に収容され、前記扉部が前記チャンバーの前面の開口を閉じた閉状態を検知するセンサーと、前記センサーが閉状態を検出したときに押下可能となる真空包装処理のスタートスイッチと、を備える。
他の実施形態の真空包装装置は、前記チャンバー内を減圧する減圧時間、前記包装袋の口を加熱溶着するシール時間、及び加熱溶着後の冷却時間をカウントするタイマー、及び時間を表示する表示部を備えている。例えば前記包装袋の口を加熱溶着するシール時間は、0.1秒単位で時間設定し、表示部に時間を表示する。
他の実施形態の真空包装装置において、前記引出し部は、前記包装袋の口の部分を保持する再剥離性粘着部材を備えている。
他の実施形態の真空包装装置において、前記扉部の背面側下縁部と前記本体部の筐体との間には、利用者が前記扉部の背面側下縁部に指を掛けて前記扉部を開く空間を形成している。また、前記扉部は、透明材料又は半透明材料で形成している。
他の実施形態の真空包装装置において、前記引出し部は、ロック機構を備えた左右一対のスライドレールで引き出し自在に支持されている。前記スライドレールは、オートクロージング機構を備えている。
他の実施形態の真空包装装置は、前記チャンバーの前面の開口端に、断面U字状のシール材を設けている。断面U字状のシール材の前記扉部と接する面には、少なくとも1つ以上の凸部を設けている。
第1実施形態の真空包装装置の斜視図である。 上記真空包装装置の引出し部を引き出した状態を示す斜視図である。 上記真空包装装置の正面図である。 上記真空包装装置のチャンバーを示す斜視図である。 上記真空包装装置のA−A’断面図である。 上記真空包装装置の引出し部を引き出した状態を示す説明図である 上記真空包装装置に包装袋を収容した状態を模式的に示した図である。 上記真空包装装置の配管系統図である。 上記真空包装装置の制御系のブロック図である。 上記真空包装装置の表示部の説明図である。 上記真空包装装置で真空包装する工程を示したタイミングチャートである。 上記真空包装装置のチャンバーと扉部のシール構造を示す説明図である。 第2実施形態の真空包装装置の斜視図である。 包装袋及び包装袋の口を封止するシール装置の他の例を示す説明である。
以下、実施形態に従う真空包装装置について、添付図面を参照しながら詳述する。なお、各図において、同一構成には同一符号を付している。
(第1実施形態)
図1〜図3は、第1実施形態の真空包装装置1の外観を示している。第1実施形態の真空包装装置1は、装置本体の筐体10を備える。筐体10の外観は、好ましい一例として、幅及び長さに比して高さを低く設定した扁平な矩形状である。筐体10のサイズは限定されないが、卓上型として使用可能なように、調理台,ラック,ワゴンなどの上面や中段の棚に載置可能な寸法とする。具体的には、筐体10の高さを600mm以下、好ましくは200〜400mmとする。筐体10は、例えば金属板等の金属部材で六面を囲った箱状になっている。天板11及び側板12を形成する金属部材は、ネジ等の固定部材13によって固定し、例えば装置の保守・点検時に固定部材13を外すことによって夫々取り外し可能になっている。基台となる底面を形成する金属部材の四隅には、例えば円柱形の脚部14を設けている。
天板11の上面は、好ましい一例として、全面に亘って平坦に形成している。天板11の上面を全面に亘って平坦にすることで、例えば調理台,ラック,ワゴンなどの卓上に載置しても装置上面を作業台として広く使用することができる。或いは、オーブンや電子レンジといった他の調理装置を上に載せることができる。なお、「全面に亘って平坦」とは、たとえ溝などの凹凸があっても作業台/載置台としての使用に差しさわりない範囲であれば平坦の範囲内に含む。
扉部15、操作部と表示部を兼ねる操作・表示部16は、筐体10の前面に配置している。操作・表示部16は、例えばタッチディスプレイである。表示部と操作部は、別々にしてもよい。また、商用電源を装置に供給・停止する電源スイッチ17、及び吸排気口となる多数の孔18を、筐体10の側面に設けている。
筐体10を形成する金属部材は、例えばステンレス、アルミニウム、表面をメッキした鉄、チタンなどである。勿論、他の金属であってもよい。或いは樹脂を用いてもよい。詳しくは後述するが、本実施形態は、耐圧構造にしたチャンバーを箱状の筐体10の内部に別体で配置することで、本体の筐体10とチャンバーとの2重構造にしている。従って、本体の筐体10は必ずしも真空に耐え得る耐圧性を備えなくともよく、天板11や側板12に厚みの小さい薄い金属板を用いてもよい。その分、装置全体としての軽量化を図ることができる。
扉部15は、図2に示すように、チャンバー2の前面の開口部を開閉可能になっている。扉部15とチャンバー2は、チャンバー2の前面の開口縁に沿って設けたシール材21によって気密にシールする。図2は、利用者が手動で扉部15を開閉する様子を示している。この場合、扉部15の背面側下縁部と筐体10の前面との間に空間(隙間)19を設け、利用者が扉部15の背面側下縁部に指を掛けられるようにしている。
包装袋をチャンバー2内に収容する引出し部3は、扉部15の背面に固定配置している。引出し部3は、扉部15寄りの位置に、加熱溶着方式の封止を行うシール装置の一部を構成する下ヒートブロック4を配置している。さらに、下ヒートブロック4よりも後方側に、包装袋を収容するトレイ31を着脱自在に載置している。内容物を充填した包装袋は、加熱溶着させる部分が下ヒートブロック4上に位置するようにしてトレイ31内に収容される。下ヒートブロック4と共にシール装置を構成する上ヒートブロック41は、下ヒートブロック4と対向するように、チャンバー2の内周面の上面(天井面)に配置している(図3参照)。
引出し部3は、例えばステンレス、アルミニウム、表面をメッキした鉄、チタンなどの金属で形成する。勿論、他の金属材料でもよい。引出し部3に載置するトレイ31は、例えばプラスチック等の樹脂材で形成する。
引出し部4は、好ましい一例として、引出し部4の両側面に配置した左右一対のスライドレール32によって引き出し自在に支持されている。スライドレール32の基端側は、チャンバー2の内周面の両側面に固定配置している。スライドレール32は、扉部15を閉じた状態にしたときに係止され、手で扉部15を開く初期時に僅かな抵抗を生じるロック機構を備えていることが好ましい。さらに、扉部15を閉じる最後の瞬間に手を離しても自動で扉部15が閉じられるオートクロージング機構を備えていることが好ましい。ロック機構及びオートクロージング機構を備えたスライドレールは、市販されているものを用いてもよい。
扉部15は、例えば透明材料或いは半透明材料で形成する。透明材料は、例えばアクリル樹脂である。扉部15を透明或いは半透明にすれば、図3に示すように、扉部15を閉じた状態でもチャンバー2内を目視で確認することができる。すなわち、下ヒートブロック4と上ヒートブロック41を目視できるので、包装袋を密封する様子を確認することができる。また、仮に脱気時に内容物が包装袋から漏出するなどの予期せぬ事態が生じても、利用者が対応処置を取り得る。但し、扉部15は、透明又は半透明でなくともよく、例えばステンレス、アルミニウム、表面をメッキした鉄、チタンなどの金属で形成してもよい。勿論、他の金属でもよい。
チャンバー2は、図4に示すように、前面が開口し、背面が有底の箱状になっている。チャンバー2の外観は、概ね矩形状である。容量は、例えば7〜40リットルとする。シール材21を開口縁に沿って取り付けられるように、角に円弧R(アール)を形成している。チャンバー2は、一例として、両端を折り曲げてR(アール)を形成した断面コの字型の部材2A,2Bを、上下対称に組み合わせて接合し(接合線2C)、さらに背面となる部材2Dを接合することによって形成する。チャンバー2は、例えばステンレス、アルミニウム、表面をメッキした鉄、チタンなどの金属で形成する。勿論、他の金属材料でもよい。
チャンバー2の背面には、チャンバー2内を減圧する際に吸引排気し、さらに減圧を開放する際に吸気する吸排気口22を設けている。吸排気口22は、チャンバー2の背面の上辺よりに配置している。また、チャンバー2の底面の前方寄りに、2つの円形の開口穴23を形成している。なお、開口穴23には、後述するシリンダー機構7を配置する。
チャンバー2は、好ましい一例として、チャンバー2の左右方向(すなわち、引出し部3の引き出し方向と交差する方向)に沿って延びる補強部材24を、外周面の上面に固定配置している。補強部材24は、断面コの字型のチャンネル部材(例えば、軽量溝型部材)を用い、チャンネル部材のウエブが上側に位置するようにフランジの端部をチャンバー2に接合している。補強部材24は、チャンバー2の前後方向(すなわち、引出し部3の引き出し方向)に間隔をおいて複数配列する。補強部材24は、後述するように、ウエブの上面で天板11を下方から支持する支持部材でもある。そのため、ウエブ幅の長いチャンネル部材を用いるのが好ましい。但し、補強部材24の形状は、断面コの字型に限られない。
さらに、チャンバー2は、好ましい一例として、チャンバー2の左右方向(すなわち、引出し部3の引き出し方向と交差する方向)に沿って延びる補強部材25を、外周面の底面に固定配置している。補強部材25は、断面コの字型のチャンネル部材(例えば、軽量溝型部材)を用い、チャンネル部材のウエブが下側に位置するようにフランジの端部をチャンバー2に接合している。補強部材25の両端部には、ボルト穴25aを設けている。補強部材25は、チャンバー2の前後方向(すなわち、引出し部3の引き出し方向)に間隔をおいて複数配列している。補強部材25は、後述するように、チャンバー2を筐体10内に固定配置する際の支持部材でもある。なお、両端部のボルト穴25aは、筐体10内に設けた支持部材50にチャンバー2を固定する際に用いる。但し、補強部材25の形状は、断面コの字型に限られない。
チャンバー2は、図5の断面図(図3のA−A’断面)に示すように、筐体10内に設けた支持部材50の上部に補強部材25を介して固定配置している。また、チャンバー2上面の補強部材24は、天板11の下面と接している。チャンバー2を減圧する減圧装置は、筐体10内のチャンバー2の後方に配置している。減圧装置は、例えば真空ポンプ6である。なお、真空ポンプ6は概ね円柱形の外観であり、図5の紙面に対して垂直方向に横置きに配置している。既述のように、筐体10を幅及び長さに比して高さを低く設定した扁平の矩形状としているため、真空ポンプ6をチャンバー2の後方に配置する。この配置では装置の奥行きが延びるが、天板11が広くなる分、作業台又は他の調理装置を載せる載置台としての利便性の向上が期待できる。なお、他の例として、真空ポンプ6をチャンバー2の左側又は右側に配置してもよい。商用電源に接続するコンセント61は、筐体10の背面に設けている。
続いて、シール装置について、図3,図5〜図7を参照しながら詳述する。下ヒートブロック4と上ヒートブロック41は、引出し部3の引き出し方向と交差する方向に延びる長尺なブロック部材である。下ヒートブロック4と上ヒートブロック41は、包装袋を挟む面が互いに離れた状態で対向するように配置している。
下ヒートブロック4は、絶縁性材料で形成した本体42の上面に、長尺な帯状の発熱体を積層している。発熱体は、例えば電気ヒーター43である。さらに、電気ヒーター43の上面を覆うように、着脱自在な絶縁性布(不図示)を貼り付けている。絶縁性布は、例えば包装袋との剥離性がよいシリコンテープなどである。下ヒートブロック4の底面には、下ヒートブロック4を下方から支持する2本の支持ロッド44を配置している。支持ロッド44は、概ね円筒形の導電性部材で形成している。導電性部材は、例えばステンレスや銅である。支持ロッド44は、電気ヒーター43と電気的に接続している。
下ヒートブロック4の、扉部15側の側面には、包装袋をその粘着力で保持し、手で包装袋を取り外すことのできる長尺な再剥離性粘着部材45を配置している。一例として、下ヒートブロック4の側面に支持部材46を着脱自在に設け、支持部材46の上面に再剥離性粘着部材45を取り付ける。再剥離性粘着部材45は、例えば両面に粘着性を有するシリコンテープである。利用者は、特に図7(a)に示すように、加熱溶着させる部分が下ヒートブロック4上に位置するようにして包装袋Pをトレイ31内に収容し、包装袋Pの口の先端側の部分を再剥離性粘着部材45に貼り付ける。これにより、扉部15を閉じた際の慣性力で包装袋Pの位置がずれるのを抑える。
支持ロッド44は、引出し部3の底面に設けた軸受機構47によって昇降自在に軸支されている。軸受機構47から下方に延出した支持ロッド44の下端は、外方にフランジ状に拡がっている。そして、支持ロッド44のフランジ状の部分と軸受機構47とで挟むように、戻しバネ48としてのコイルスプリングを設けている。シール工程以外のときは、戻しバネ48の復元力によって下ヒートブロック4が下降している。減圧工程後に行うシール工程では、特に図7(b)に示すように、シリンダー機構7によって支持ロッド44が押し上げられ、下ヒートブロック4が上昇する。
支持ロッド44の下端が引出し部3の底面から下方に延出してため、引出し部3の底面は、前方側を高く後方側を低くした2段構造としている。そして、前方側の底面に下ヒートブロック4を配置し、後方側の底面にトレイ31を載置している。これにより、引出し部3の底面を平らに形成した場合に比べて、後方側に載置するトレイ31の深さを拡げることができる。その分、容量の大きい包装袋Pを収容することが可能となる。なお、トレイ31は、前方側を傾斜面31aとしている。そして、内容物を充填した包装袋を傾斜面31aで支持する。傾斜面31aの上端は、さらに水平面31bを有し、下ブロック4に接近している。この傾斜面31aを設けたことで、特に流動性のある内容物の場合に、内容物の重みで包装袋Pが再剥離性粘着部材45から剥がれるのを抑える。
一方、上ヒートブロック41は、絶縁性の材料で本体49を形成している。本体49の下面には、着脱自在な絶縁性布(不図示)を貼り付けている。絶縁性布は、例えば包装袋Pの剥離性がよいシリコンテープである。なお、下ヒートブロック4ではなく上ヒートブロック41に発熱体である電気ヒーター43を設けるようにしてもよく、上ヒートブロック41と下ヒートブロック4の両方に電気ヒーター43を設けるようにしてもよい。
シリンダー機構7は、チャンバー2の底面に配置している。シリンダー機構7は、ロッドカバー71内でピストン72が上下動可能になっている。ピストンロッド73は、ピストン72の上面に配置され、ピストン72と共に上下動可能になっている。ピストン72は、ロッドカバー71内に設けた戻しバネ74によって下方に付勢している。
ロッドカバー71は、上部側(一次側室)に吸気口75を設け、下部側(二次側室)は大気開放になっている。或いは、後述するシール用バルブV2に三方弁を用い、この三方弁を大気開放側に開くことで吸気口75を通じて上部側(一次側室)を大気開放なようにする。吸気口75は、例えば配管を介して真空ポンプ6と接続している。従って、真空ポンプ6でロッドカバー71の上部側(一次側室)を減圧すると、特に図7(b)に示すように、ピストン72が上昇してピストンロッド73を押し上げる。押し上げられたピストンロッド73は、その先端で支持ロッド44を押し上げる。支持ロッド44が押し上げられることで下ヒートブロック4が上昇する。減圧を停止し、ロッドカバー71の上部側(一次側室)を大気圧に戻すと、戻しバネ74の復元力によってピストン72が下降し、ピストン72と一体にピストンロッド73が下降する。
ピストンロッド73は、概ね円筒形の導電性部材で形成している。すなわち、シール工程時、ピストンロッド73に電気を給電することによって、同じく導電性部材で形成した支持ロッド44を通じ、電気ヒーター43に電気を給電することができる。ピストンロッド73を形成する導電性部材は、例えばステンレスや銅である。ピストンロッド73に電気を給電する電気配線(不図示)は、ロッドカバー71を貫通して下方に延出しているピストンロッド73の部分に接続する。
筐体10内には、包装袋Pを収容した引出し部3がチャンバー2内に収納され、扉部15がチャンバー2の前面の開口部を閉じた閉状態を検知するセンサー(扉部リミットスイッチ8)を配置している。扉部リミットスイッチ8は、好ましい一例として、磁気式の近接センサーを用いる。具体的には、永久磁石などの磁石81を引出し部3の後方側側面に配置し、磁力検出素子82をチャンバー2の外周面に磁石81と対向するように配置する。このように配置することによって、磁力検出素子82からの電気・信号配線はチャンバー2を貫通させなくてよいので、配線やシール構造を省略できる利点がある。
図8は、筐体10内の配管系統を示す。真空ポンプ6の吸引口62に接続された配管63は、途中で分岐してチャンバー2の吸排気口22及びシリンダー機構7の吸気口75に夫々接続している。配管63には、減圧用バルブV1,シール用バルブV2、減圧開放用バルブV3及び圧力検出部64を設けている。減圧用バルブV1,シール用バルブV2,減圧開放用バルブV3は、例えば電気式又は空気式の自動開閉バルブである。シール用バルブV2は、三方弁を用いる。減圧用バルブV1は、自動開閉バルブに代えて、逆止弁としてもよい。圧力検出部64は、例えば圧力センサーである。配管63は、例えば金属又は樹脂で形成する。
図9は、制御系のブロック図である。
真空包装装置1の全体動作を制御する制御部9は、図示は省略するが筐体10内に配置している。制御部9は、CPU91、ROM92、RAM93を備えている。CPU91、ROM92、RAM93は、例えば回路基板(不図示)上に配置する。ROM92は、CPU91が実行するプログラム及び各種制御条件などの情報を格納している。CPU91は、プログラム及び各種制御条件をROM92から読み出して、真空包装装置1の各種動作を制御する。RAM93は、各種センサーやタイマーからの入力情報を格納する。
CPU91は、入出力ポートであるI/Oポート(不図示)を通して、入力デバイスである電源スイッチ17、扉部リミットスイッチ8、圧力検出部64、減圧タイマー94、シールタイマー95、冷却タイマー96からの信号を受け取る。減圧タイマー94は、減圧工程において、チャンバー2内を減圧する時間をカウントする。シールタイマー95は、シール工程において、包装袋Pを加熱溶着する時間をカウントする。冷却タイマー96は、冷却工程において、加熱溶着した部分が冷えて固まるようにホールドする時間をカウントする。冷却は、例えば自然放熱で行う。電源スイッチ17、扉部リミットスイッチ8、圧力検出部64については、既述の通りである。
CPU91は、出力デバイスである真空ポンプ6、減圧用バルブV1、シール用バルブV2、減圧解放用バルブV3、ブザー97に制御信号を出力する。さらに、ピストンロッド73への給電・停止によって電気ヒーター43の加熱動作を制御する。真空ポンプ6は、起動及び停止動作が制御される。減圧用バルブV1、シール用バルブV2、減圧開放用バルブV3は、開閉動作が制御される。ブザー97は、例えば真空包装終了を使用者に知らせる音や、扉部リミッタースイッチ8からの信号を元に扉部が閉まっていないこと使用者に知らせるアラーム音、減圧工程でチャンバー2内が予め決めた真空度に達しなかった場合のアラーム音などを発するよう制御される。
CPU91は、I/Oポート(不図示)を通じて、ユーザインターフェースである操作・表示部16の各種スイッチからの入力信号を受け取る。また、減圧タイマー94,シールタイマー95,冷却タイマー96のカウント時間や、圧力検出部64が検出した圧力を操作・表示部16に表示する制御信号を出力する。
図10は、操作・表示部16の一例を示す。操作・表示部16は、操作部として、スタートスイッチ100、コース選択スイッチ101、設定スイッチ102、及び増減スイッチ103を備える。また、表示部として、コース表示部104、カウント時間表示部105、工程表示部106を備える。
スタートスイッチ100は、真空包装を開始するためのスイッチである。スタートスイッチは、扉部15は開いていて扉部リミットスイッチ8が扉部15の閉状態を検知していないときには、図10(a)に示すように、押下できないように制御される。そして、扉部リミットスイッチ8が扉部15の閉状態を検知したときに、図10(b)に示すように、押下可能となるように制御される。或いは、スタートスイッチ100を押下しても真空ポンプ6が起動しないように制御される。
コース選択スイッチ101は、コース1〜コース4の中から実行するコースを選択する。コース表示部104は、選択したコース番号を利用者が識別可能なように表示する。図10では、コース1を選択している。設定スイッチ102は、各コースの減圧時間、シール時間、冷却時間を設定する際に押下する。時間の増減は、増減スイッチ103で行う。工程表示106は、図10(b)〜図10(d)に示すように、現在実行している工程が、減圧工程、シール工程、冷却工程のいずれであるかを利用者が識別可能なように表示する。
減圧時間は、チャンバー2内の到達真空度を調整する。真空ポンプ6の能力及びチャンバー2の容積によっても変わるが、本実施形態では、図10(b)に示すように、35秒でチャンバー2内が略真空になって真空パックができるように設計している。減圧時間を短く設定すればその分到達真空度が弱くなり、例えば包装袋P内に空気を少し残す脱気パックなどを行える。なお、秒数に代えて、真空度(%)で設定するようにしてもよい。
シール時間は、包装袋Pを電気ヒーター43で加熱する時間であり、溶着状態を調整する。短すぎると溶着が弱くなり、長すぎると電気ヒーター43が高温になりすぎる。電気ヒーター43の温度上昇スピードは急である為、時間設定は、0.1秒単位で行うのが好ましい。図10(c)の例では、2.0秒に設定している。シール時間は、例えば包装袋Pの厚み・種類及び装置の周囲環境に応じて時間調整する。
冷却時間は、加熱溶着した部分が冷えて固まるようにホールドする時間であり、密封の安定性を調整する。時間設定は、0.1秒単位で行う。図10(d)の例では、3.0秒に設定している。冷却時間は、例えば包装袋Pの厚み・種類及び装置の周囲環境に応じて時間調整する。
なお、操作・表示部16は、例えば装置の初期設定時或いは保守・点検時に真空度を確認できるように、図10(e)に示すように、カウント時間表示部105の表示が圧力値に切り替えられるように構成してもよい。表示する圧力値は、圧力検出部64が検出する圧力を用いる。
続いて、真空包装装置が真空包装を実行する動作について、図11のタイミングチャートを参照しながら説明する。使用者は、電源スイッチ17をONにして真空包装装置1を起動する。そして、内容物を充填した包装袋Pを、トレイ31内に載せる(図7(a))。使用者が扉部15を閉じると、扉部リミットスイッチ8がONとなり(Act1)、操作・表示部16でスタートスイッチ100が押下可能となる(図10(b))。そして、使用者がスタートスイッチ100を押すと、真空ポンプ6が起動し、減圧用バルブV1が開になり、チャンバー2を減圧する減圧工程が開始する(Act2,図10(b)参照)。なお、シール用バルブV2と減圧開放用バルブV3は、閉じられている。
減圧工程が開始すると、減圧タイマー94が時間をカウントし、カウント時間表示部105の表示が例えば35秒からカウントダウンする。減圧タイマー94が設定時間をカウントし終えたとき、万が一、圧力検出部64が検出する圧力値が予め決めた真空度に達していない場合、ブザー97でアラーム音を鳴らす。一方、予め決めた真空度に達している場合は、シール工程に移行する(Act2,図10(c)参照)。
シール工程では、減圧用バルブV1を閉じ、シール用バルブV2を開く(Act3,図10(c)参照)。また、シール工程が開始すると、シールタイマー95が時間をカウントし、カウント時間表示部105の表示が例えば2.0秒からカウントダウンする。シール用バルブV2が開になると、ピストンロッド73が上昇し、支持ロッド44を押し上げる。さらに支持ロッド44が押し上げられることで下ヒートブロック4が上昇し、下ヒートブロック4と上ヒートブロック41で包装袋Pを挟持する。併せて、ピストンロッド73に電力を給電し、下ヒートブロック4の電気ヒーター43を発熱させる。これにより包装袋Pを密封する。
続く冷却工程が開始すると、ピストンロッド73に電力を給電するのを停止し、冷却タイマー96が設定時間をカウントし終えるまでその状態をホールドする。カウント時間表示部105では、時間表示が例えば3.0秒からカウントダウンする。冷却タイマー96が設定時間をカウントし終えると、真空ポンプ6を停止しシール用バルブV2及び減圧開放用バルブV3を開くことで、シリンダー機構7内の減圧を開放して下ヒートブロック4と上ヒートブロック41で包装袋Pを挟持した状態を解消すると共に、チャンバー2内の減圧を開放する。そして、ブザー97を鳴らすことで全行程を終了する。最後に、利用者が扉部15を開いて真空包装された包装袋Pを取り出す。
なお、扉部15とチャンバー2のシール構造について、上述の実施形態では図12(a)に示すように、チャンバー2の前面の開口縁に断面U字形状のシール材21を設けた構成とした。この場合、断面U字形状のシール材21が扉部15と接する面には、例えば三本の凸部を形成するのが好ましい。また、シール構造の他の例としては、図12(b)に示すように、扉部15の背面にアリ溝21aを形成し、アリ型に相当するシール材21bを嵌合する。そして、チャンバー2の前面の開口縁を外方に拡がるフランジ形状21cとし、アリ溝21aから突出するシール材21bの部分と当接してシールするようにしてもよい。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態の真空包装装置200について説明する。第2実施形態の真空包装装置200は、筐体201の形状、操作・表示部16、真空ポンプ6の配置を変えたことを除けば、第1実施形態の真空包装装置1と同じ構成である。従って、第1実施形態の真空包装装置1と同様の構成については、同じ符号を付すことによって詳しい説明は省略する。
第2実施形態の真空包装装置200は、図13に示すように、第1実施形態の真空包装装置1に比べて高さを大きくし、真空ポンプ6をチャンバー2よりも下に配置する。但し、筐体201の高さは、600mm以下であることが好ましい。さらに、操作・表示部16を扉部15の下方に配置する。そして、高さを大きくした分、筐体201の幅と長さを小さくする。
以上説明した実施形態のいずれかによれば、耐圧構造にしたチャンバー2を箱状の筐体の内部に配置し、本体の筐体10とチャンバー2の2重構造にしたことにより、引き出し構造のチャンバー2を備えた真空包装装置1に対して、例えば卓上型として使用するのにも適するように、チャンバー2の耐圧性を確保しつつ装置全体をコンパクト化及び軽量化することができる。
さらに、上述の実施形態によれば、天板11の上面を全面に亘って平坦にすることで、例えば調理台,ラック,ワゴンなどの卓上に載置しても装置上面を作業台として広く使用することができる。或いは、オーブンや電子レンジといった他の調理装置を上に載せることができる。その結果、真空包装装置1の上方空間を有効活用することができる。
なお、第1実施形態の真空包装装置1、第2実施形態の真空包装装置200は、例えば不活性ガス等のガス注入手段を設けて、ガスパックができる構成にしてもよく、包装袋Pの膨張状態を検出するセンサー及び温度を検出するセンサーを設けて温かい内容物でも真空包装できる構成にしてもよい。
また、上述の実施形態では、加熱溶着により封止する包装袋Pを用いたが、他の例として、ジッパー式の包装袋又はクリップ式の包装袋を用いるようにしてもよい。例えば、ジッパー式の包装袋を用いる場合、ジッパーの部分を下ヒートブロック4と上ヒートブロック41とで挟持することによって、ジッパーの凸部と凹部を嵌合させて封止する。この場合、制御部9は、ピストンロッド73に電力を給電して電気ヒーター43を発熱させる工程を省略するように制御する。さらに、利用者が操作・表示部16で包装袋の種類を加熱溶着式又はジッパー式であるか選択(すなわち、加熱の有無を選択)できるようにするのが好ましい。
或いは、図14に示すように、下ヒートブロック4の電気ヒーター43を省略した下側閉成ブロック(稼働ブロック)300と、上ヒートブロック41に相当する上側閉成ブロック301(固定ブロック)とでシール装置を構成するようにしてもよい。そして、ジッパー式の包装袋302を真空包装するとき、下側閉成ブロック300に包装袋P1のジッパー303の部分を載置し、上述の実施形態と同様にシリンダー機構7を動作させて下側閉成ブロック(稼働ブロック)300を上昇させ、下側閉成ブロック(稼働ブロック)300と上側閉成ブロック301(固定ブロック)で挟持することによってジッパー303を閉じる。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 真空包装装置
11 天板
15 扉部
2 チャンバー
3 引出し部
4 下ヒートブロック
41 上ヒートブロック
6 真空ポンプ

Claims (2)

  1. 天板を有する本体の筐体内に配置され、前面に開口を有し、前記本体の筐体と2重構造のチャンバーと、
    前記チャンバーの前面の開口を閉じる扉部と、
    前記チャンバーの前面の開口を通じて引き出し自在に設けられ、内容物を入れた包装袋を前記チャンバー内に収容する引出し部と、
    前記チャンバー内を減圧する減圧装置と、
    前記減圧されたチャンバー内で脱気された前記包装袋の口を封止するシール装置と、を備えたことを特徴とする真空包装装置。
  2. 上面全体が平坦に形成された天板を有する本体の筐体内に配置され、前面に開口を有するチャンバーと、
    前記チャンバーの前面の開口を閉じる扉部と、
    前記チャンバーの前面の開口を通じて引き出し自在に設けられ、内容物を入れた包装袋を前記チャンバー内に収容する引出し部と、
    前記チャンバー内を減圧する減圧装置と、
    前記減圧されたチャンバー内で脱気された前記包装袋の口を封止するシール装置と、を備えたことを特徴とする真空包装装置。
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