JP2019202795A - 真空包装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理台などに載せて使用するのに適した引き出し式の真空包装装置を提供する。【解決手段】真空包装装置1は、前面に開口を有するチャンバー2と、開口を密封する扉部15と、内容物が投入された包装袋を載置してチャンバー2に出し入れされる引出し部3と、チャンバー2を減圧する減圧部6と、チャンバー2において包装袋の袋口を挟持して封止するシール部4,41と、を備え、減圧部6は、チャンバー2を収容する本体筐体10から分離して配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、真空包装装置に関する。
真空包装は、内容物(包装物)の投入時に包装袋から空気を脱気して密封する包装である。真空包装は、内容物の変質などを防止することができ、例えば食品業や工業の分野で広く利用されている。
従来の真空包装装置は、上下に分割したアッパーチャンバーとロアーチャンバーによって、減圧室を構成する。
内容物を投入した包装袋は、ロアーチャンバーに載置する。アッパーチャンバーは、ドーム状或いは平板状に形成され、装置の背面側に設けたヒンジ機構によって上方に開く。そのため、アッパーチャンバーが回動することのできる空間が装置の上方に必要となる。真空包装を行う毎に開閉するアッパーチャンバーの上面は、作業台として使用することには適さず、また物を置くこともできない。このタイプの真空包装装置は、特に卓上型に多くみられる。
従来の真空包装装置には、調理台としても使用可能な据え置き型もある。このタイプの真空包装装置は、チャンバーが引き出し式になっており、例えば包装袋に内容物を投入する作業などが装置上面でできる。
特許第4444460号公報 特開2015−9823号公報 特許第4455437号公報
近年においては、卓上型の真空包装装置に対しても、装置上面を広く作業台として使用したい、或いは装置上面に他の調理装置等を載せて空間を有効活用したい、という要望がある。
特に、厨房に既に設置されている調理台に真空包装装置を載せて使用したいという要望がある。例えば奥行600mm、高さ800mmの調理台に載せたときに、使用しやすい真空包装装置が要求されている。
本発明が解決しようとする課題は、調理台などに載せて使用するのに適した引き出し式の真空包装装置を提供することにある。
本発明の真空包装装置の実施態様は、前面に開口を有するチャンバーと、前記開口を密封する扉部と、内容物が投入された包装袋を載置して前記チャンバーに出し入れされる引出し部と、前記チャンバーを減圧する減圧部と、前記チャンバーにおいて前記包装袋の袋口を挟持して封止するシール部と、を備え、前記減圧部は、前記チャンバーを収容する本体筐体から分離して配置されることを特徴とする。
本発明の真空包装装置の実施態様は、前記シール部に沿って配置されて、前記袋口から吹きこぼれた内容物を収容する液受トレイを備えることを特徴とする。
本発明の真空包装装置の実施態様は、前記本体筐体は、前記チャンバーの下方に配置された回路基板を前記開口からこぼれ落ちた内容物から保護する防液壁を備えることを特徴とする。
本発明の真空包装装置の実施態様は、前記シール部を開閉させる一対のシール駆動部と、前記シール部および前記減圧部に電源供給する電源部と、を備え、前記本体筐体において、前記一対のシール駆動部が前記チャンバーの下方で横方向に沿って配置され、前記電源部が前記一対のシール駆動部の間で前後方向に沿って配置されることを特徴とする。
前記電源部は、前記本体筐体の前板に連結されて、前面側に引き出し可能であることを特徴とする。
本発明の真空包装装置の実施態様は、前記チャンバーに接続する配管に配置される複数の電磁弁を備え、前記本体筐体において、前記複数の電磁弁が前記チャンバーの後方で幅方向に沿って配置されることを特徴とする。
本発明の真空包装装置の実施態様は、前記扉部が前記開口を塞いだ閉状態を検知するセンサーと、前記センサーが閉状態を検出すると前記減圧部を作動させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の真空包装装置の実施態様は、前記シール部と前記シール駆動部は、電気的に接続する接点をそれぞれ有し、前記シール部の接点面積と前記シール駆動部の接点面積が異なることを特徴とする。
本発明の真空包装装置の実施態様は、前記扉部を前記開口に向けて付勢する付勢部を備えることを特徴とする。
前記付勢部は、前記引出し部と前記チャンバーを連結するスライドレールに内蔵されることを特徴とする。
本発明の実施形態に係る真空包装装置を示す斜視図である。 引出し部を引き出した状態の真空包装装置を示す斜視図である。 真空包装装置の正面図である。 チャンバーを示す斜視図である。 真空包装装置の断面図(A-A断面)である。 引出し部を引き出した状態の真空包装装置を示す断面図(A-A断面)である 真空包装装置の断面図(B-B断面)である。 シール部の動作を示す図である。 配管系統を示す図である。 バルブの配置を示す図である。 制御系ブロック図である。 操作・表示部を示す図である。 真空包装処理のタイミングチャートである。
本発明の実施形態に係る真空包装装置について、添付図面を参照しながら詳述する。なお、各図において、同一構成には同一符号を付す。
真空包装装置1は、本体筐体10と第二筐体110を備える。本体筐体10には、チャンバー2等が収容される。第二筐体110には、チャンバー2を減圧する減圧部が収容される。本体筐体10と第二筐体110は、耐圧エアチューブ112と電源コード113を介して連結される。耐圧エアチューブ112と電源コード113は、例えば5mである。
本体筐体10は、減圧部を収容していないので、調理台等に載せやすいサイズに形成さえる。特に、本体筐体10の奥行と高さを小さくすることができる。このため、厨房に既に設置されている調理台等に載せやすいサイズにできる。
本体筐体10の外観は、幅及び長さに比して高さを低く設定した扁平な矩形状である。本体筐体10のサイズは、卓上型として使用可能なように、調理台,ラック,ワゴンなどの上面や中段の棚に載置可能な寸法である。
具体的には、本体筐体10の高さは295mmであり、好ましくは200〜400mmである。本体筐体10の奥行は554mmであり、好ましくは500〜600mmである。
本体筐体10の幅は428mmであり、好ましくは400〜500mmである。
本体筐体10は、例えば金属板等の金属部材で六面を囲った箱状である。天板11及び前板12を形成する金属部材は、ネジ等の固定部材13によって固定される。例えば装置の保守・点検時に固定部材13を外すことによって夫々取り外し可能である。基台となる底面を形成する金属部材の四隅には、例えば円柱形の脚部14を設ける。
本体筐体10を形成する金属部材は、例えばステンレス、アルミニウム、表面をメッキした鉄、チタンなどである。勿論、他の金属であってもよい。或いは樹脂を用いてもよい。
真空包装装置1は、耐圧構造のチャンバー2を箱状の本体筐体10の内部に別体で配置した、2重構造である。したがって、本体筐体10は、必ずしも真空に耐え得る耐圧性を備えなくともよく、天板11や前板12に厚みの小さい薄い金属板を用いてもよい。その分、装置全体としての軽量化を図ることができる。
なお、本体筐体10の前面上側は、幅方向のほぼ全域に亘って開口する。この開口には、チャンバー2の開口部が重なるように配置される。
天板11の上面は、好ましい一例として、全面に亘って平坦に形成される。天板11の上面を全面に亘って平坦にすることで、例えば調理台,ラック,ワゴンなどの卓上に載置しても装置上面を作業台として広く使用することができる。或いは、オーブンや電子レンジといった他の調理装置を上に載せることができる。
扉部15、操作・表示部16は、本体筐体10の前面に配置される。
操作・表示部16は、例えばタッチディスプレイであり、扉部15の下方(前板12)に配置される。表示部と操作部は、別々にしてもよい。また、商用電源を装置に供給・停止する電源スイッチ17が操作・表示部16の右側(前板12)に設けられる。
扉部15は、図2に示すように、チャンバー2の開口部を開閉可能である。扉部15とチャンバー2は、チャンバー2の開口縁に沿って設けたシール材21によって気密にシールする。
シール材21は、複数の線条21sを有する。複数の線条21sは、扉部15に向かって立設して開口縁に沿って環形に延びる。線条21sは、例えば3本である。開口縁に沿って延びる線条21sを複数有することにより、高い気密性を実現できる。
扉部15の背面側下縁部と本体筐体10の前板12との間に、空間(隙間)19が設けられる。この空間19を設けることにより、利用者が扉部15の背面側下縁部に指を掛けることができる。
チャンバー2の内部には、引出し部と、加熱溶着方式のシール部(下ヒートブロック4、上ヒートブロック41)が配置される。
引出し部3は、扉部15の背面に固定配置されて、包装袋をチャンバー2内に収容する。引出し部3は、前方側に下ヒートブロック4、後方側にトレイ31を備える。
また、下ヒートブロック4の前方側に液受トレイ35が着脱可能に配置される。液受トレイ35は、包装袋の袋口から漏れ出した内容物を収容する容器であり、下ヒートブロック4と扉部15の間に配置される。
トレイ31は、前方側に傾斜面31aを有し、この傾斜面31aで内容物を投入した包装袋を支持する。傾斜面31aの上端は、下ヒートブロック4に接近する。
内容物を投入した包装袋は、トレイ31に収容されて、その袋口部分(加熱溶着させる部分)が下ヒートブロック4上に配置される。このとき、トレイ31に傾斜面31aを設けたので、特に流動性のある内容物が投入された包装袋Pがその重みで下ヒートブロック4(後述する再剥離性粘着部材45)から剥がれるのを抑えられる。
引出し部3(トレイ31)は、例えばステンレス、アルミニウム、表面をメッキした鉄、チタンなどの金属で形成する。勿論、他の金属材料でもよい。引出し部3の前方側に配置される液受トレイ35は、例えばプラスチック等の樹脂材で形成する。
引出し部3は、両側面に配置した左右一対のスライドレール32によって、チャンバー2に対して円滑に引き出し可能に支持される。スライドレール32は、チャンバー2の内周面の両側面に固定配置される。
スライドレール32は、オートクロージング機構を備える。すなわち、スライドレール32は、引出し部3をチャンバー2に差し入れる方向に付勢する引張ばね(付勢部)33を内蔵する。これにより、引出し部3に連結された扉部15がチャンバー2の開口縁に押し付けられる。したがって、チャンバー2の開口縁に配置したシール材21と扉部15が密着して、チャンバー2が良好に気密される。
扉部15は、例えば透明材料或いは半透明材料で形成する。透明材料は、例えばアクリル樹脂である。扉部15を透明或いは半透明にすれば、図3に示すように、扉部15を閉じた状態でもチャンバー2内を目視で確認することができる。すなわち、シール部(下ヒートブロック4、上ヒートブロック41)を目視できるので、包装袋を密封する様子を確認することができる。また、仮に脱気時に内容物が包装袋から漏出するなどの予期せぬ事態が生じても、利用者が対応処置を取り得る。
但し、扉部15は、透明又は半透明でなくともよく、例えばステンレス、アルミニウム、表面をメッキした鉄、チタンなどの金属で形成してもよい。勿論、他の金属でもよい。
図4に示すように、チャンバー2は、前面が開口する箱状である。チャンバー2の外観は、概ね矩形状である。容量は、例えば7〜40リットルである。シール材21を開口縁に沿って取り付けられるように、四隅を円弧形に形成する。
チャンバー2は、断面コ字型の部材2A,2Bを、上下対称に組み合わせて接合し(接合線2C)、さらに背面となる部材2Dを接合することによって形成する。チャンバー2は、例えばステンレス、アルミニウム、表面をメッキした鉄、チタンなどの金属で形成する。勿論、他の金属材料でもよい。
チャンバー2の背面には、チャンバー2内を減圧する際に吸引排気し、さらに減圧を開放する際に吸気する吸排気口22が設けられる。吸排気口22は、チャンバー2の背面の上辺寄りに配置される。また、チャンバー2の底面の前方寄りに、2つの円形の開口穴23を形成する開口穴23には、後述するシリンダー機構7が配置される。
チャンバー2は、チャンバー2の幅方向(引出し部3の引き出し方向(前後方向)と交差する方向)に沿って延びる補強部材24を、外周面の上面に固定配置する。補強部材24は、断面コ字型のチャンネル部材(例えば、軽量溝型部材)を用い、チャンネル部材のウエブが上側に位置するようにフランジの端部をチャンバー2に接合する。補強部材24は、チャンバー2の前後方向(引出し部3の引き出し方向(前後方向))に間隔をおいて複数配列する。補強部材24は、天板11を下方から支持する支持部材でもある。そのため、ウエブ幅の長いチャンネル部材を用いるのが好ましい。但し、補強部材24の形状は、断面コ字型に限らない。
さらに、チャンバー2は、チャンバー2の幅方向に沿って延びる補強部材25を、外周面の底面に固定配置する。補強部材25は、断面コ字型のチャンネル部材を用い、チャンネル部材のウエブが下側に位置するようにフランジの端部をチャンバー2に接合する。補強部材25の両端部には、ボルト穴(不図示)を設ける。補強部材25は、チャンバー2の前後方向に間隔をおいて複数配列する。補強部材25は、チャンバー2を本体筐体10内に固定配置する支持部材でもある。但し、補強部材25の形状は、断面コの型に限らない。
図5に示すように、チャンバー2は、本体筐体10内に設けた支持部材50の上部に固定配置される。つまり、補強部材25が支持部材50に固定される。また、チャンバー2上面の補強部材24は、天板11の下面に接する。
本体筐体10の前板12(操作・表示部16)の裏面には、制御部9を構成する回路基板55が幅方向に沿って配置される。回路基板55は、チャンバー2の開口部の下方において、前板12と防液壁52で覆われる。このため、回路基板55は、チャンバー2の開口からこぼれ落ちた内容物から保護される。
図7に示すように、本体筐体10のチャンバー2の下方には、シール部および減圧部に電源供給する電源部56が配置される。電源部56は、AC/DCコンバータやノイズフィルターを備える。電源部56は、チャンバー2の下面に配置された一対のシリンダー機構7の間で、前後方向に沿って延びるケース57に収容された状態で配置される。
電源部56を収容するケース57は、本体筐体10の前板12に連結される。このため、本体筐体10から前板12を取り外すと、操作・表示部16、回路基板55および電源部56が、本体筐体10の前面側に引き出される。このため、電気系のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
なお、商用電源に接続するコンセント61は、本体筐体10の背面に設けられる。
シール部は、上述した下ヒートブロック4と上ヒートブロック41を備える。下ヒートブロック4と上ヒートブロック41は、幅方向(引出し部3の引き出し方向(前後方向)と交差する方向)に延びる長尺なブロック部材である。下ヒートブロック4と上ヒートブロック41は、包装袋を挟む面が互いに離れた状態で対向するように配置される。
下ヒートブロック4は、絶縁性材料で形成した本体42の上面に、長尺な帯状の発熱体が積層される。発熱体は、例えば電気ヒーター43である。さらに、電気ヒーター43の上面を覆うように、着脱自在な絶縁性布(不図示)を貼り付ける。絶縁性布は、例えば包装袋との剥離性がよいシリコンテープなどである。下ヒートブロック4の底面には、下ヒートブロック4を下方から支持する2本の支持ロッド44を配置する。支持ロッド44は、概ね円筒形の導電性部材で形成される。導電性部材は、例えば真鍮や銅である。支持ロッド44は、電気ヒーター43と電気的に接続される。
下ヒートブロック4の前方側の側面には、包装袋をその粘着力で保持し、手で包装袋を取り外すことのできる長尺な再剥離性粘着部材45が配置される。下ヒートブロック4の側面に支持部材46を着脱自在に設け、支持部材46の上面に再剥離性粘着部材45を取り付ける。再剥離性粘着部材45は、例えば両面に粘着性を有するシリコンテープである。
利用者は、図8(a)に示すように、加熱溶着させる部分が下ヒートブロック4上に位置するようにして包装袋Pをトレイ31内に収容し、包装袋Pの口の先端側の部分を再剥離性粘着部材45に貼り付ける。これにより、扉部15を閉じた際の慣性力で包装袋Pの位置がずれるのを抑える。
支持ロッド44は、引出し部3の底面に設けた軸受機構47によって昇降可能に軸支される。軸受機構47から下方に延出した支持ロッド44の下端は、外方にフランジ状に拡がる。そして、支持ロッド44のフランジ状の部分と軸受機構47とで挟むように、戻しバネ48としてのコイルスプリングが設けられる。
シール工程以外のときは、戻しバネ48の復元力によって下ヒートブロック4が下降する。減圧工程後に行うシール工程では、図8(b)に示すように、シリンダー機構7によって支持ロッド44が押し上げられ、下ヒートブロック4が上昇する。
上ヒートブロック41は、下ヒートブロック4と対向するように、チャンバー2の内周面の上面(天井面)に配置される。上ヒートブロック41は、絶縁性の材料で本体49を形成される。本体49の下面には、着脱自在な絶縁性布(不図示)が貼り付けられる。絶縁性布は、例えば包装袋Pの剥離性がよいシリコンテープである。
なお、下ヒートブロック4ではなく上ヒートブロック41に発熱体である電気ヒーター43を設けるようにしてもよく、上ヒートブロック41と下ヒートブロック4の両方に電気ヒーター43を設けるようにしてもよい。
シリンダー機構(シール駆動部)7は、チャンバー2の底面に配置される。シリンダー機構7は、ロッドカバー71内でピストン72が上下に移動可能である。ピストンロッド73は、ピストン72の上面に配置され、ピストン72と共に上下に移動可能である。ピストン72は、ロッドカバー71内に設けた戻しバネ74によって下方に付勢される。
ロッドカバー71は、上部側(一次側室)に吸気口75を設け、下部側(二次側室)は大気開放される。或いは、後述するシール用バルブV2に三方弁を用い、この三方弁を大気開放側に開くことで吸気口75を通じて上部側(一次側室)を大気開放される。
吸気口75は、例えば配管を介して真空ポンプ6と接続される。したがって、真空ポンプ6でロッドカバー71の上部側(一次側室)を減圧すると、図8(b)に示すように、ピストン72が上昇してピストンロッド73を押し上げる。押し上げられたピストンロッド73は、その先端で支持ロッド44を押し上げる。支持ロッド44が押し上げられることで下ヒートブロック4が上昇する。減圧を停止し、ロッドカバー71の上部側(一次側室)を大気圧に戻すと、戻しバネ74の復元力によってピストン72が下降し、ピストン72と一体にピストンロッド73が下降する。
ピストンロッド73は、概ね円筒形の導電性部材で形成される。すなわち、シール工程時、ピストンロッド73に電気を給電することによって、同じく導電性部材で形成した支持ロッド44を通じ、電気ヒーター43に電気を給電することができる。ピストンロッド73を形成する導電性部材は、例えば真鍮や銅である。ピストンロッド73に電気を給電する電気配線76は、ロッドカバー71を貫通して下方に延出するピストンロッド73の部分に接続する。
上述したように、ピストンロッド73と支持ロッド44は、電気的に接続する。支持ロッド44の下面(接点)の面積は、ピストンロッド73の上面(接点)の面積よりも大きく形成される。このため、引出し部3をチャンバー2に差し込んだときに、下ヒートブロック4が多少位置ずれした場合であっても、ピストンロッド73と支持ロッド44が確実に電気的に接続する。
なお、支持ロッド44の下面(接点)の面積は、ピストンロッド73の上面(接点)の面積よりも小さく形成してもよい。すなわち、支持ロッド44の接点の面積とピストンロッド73の接点の面積が異なればよい。
扉部15には、扉部15がチャンバー2の開口部を閉じた閉状態を検知する扉部リミットスイッチ(センサー)8が配置される。扉部リミットスイッチ8は、樹脂ブロック81とマイクロスイッチ82を有する。樹脂ブロック81は、扉部15の裏面下方側に配置される。マイクロスイッチ82は、前板12に配置されて、樹脂ブロック81に対向する。
図9および図10は、配管系統を示す。
耐圧エアチューブ112は、真空ポンプ6から延出して配管63に接続される。配管63は、本体筐体10内で分岐してチャンバー2の吸排気口22及びシリンダー機構7の吸気口75に夫々接続する。配管63には、3つのバルブ(電磁弁)V1〜V3が連結される具体的には、減圧用バルブV1,シール用バルブV2、減圧開放用バルブV3及び圧力検出部64が設けられる。減圧用バルブV1,シール用バルブV2,減圧開放用バルブV3は、例えば電磁弁である。シール用バルブV2は、三方弁を用いる。減圧用バルブV1は、自動開閉バルブに代えて、逆止弁としてもよい。圧力検出部64は、例えば圧力センサーである。配管63は、例えば金属又は樹脂で形成する。
図10に示すように、減圧用バルブV1,シール用バルブV2および減圧開放用バルブV3は、本体筐体10の後方において幅方向に沿って配置される。このため、天板11を取り外すと、減圧用バルブV1,シール用バルブV2および減圧開放用バルブV3が露出する。したがって、配管系統のメンテナンス作業が容易になる。
図1に戻り、チャンバー2を減圧する減圧部は、本体筐体10とは分離して配置される。減圧部は、真空ポンプ6である。真空ポンプ6は概ね円柱形の外観であり、立方体形状の第二筐体110に収容される。第二筐体110には、吸排気口となる多数の孔111が設けられる。さらに、第二筐体110には、油供給口や油抜き用ドレイン、油レベル確認窓等が設けられる。
第二筐体110は、本体筐体10と同様に、例えば金属板等の金属部材で六面を囲った箱状である。第二筐体110は、例えば厨房の床面あるいは調理台やラック,ワゴンなどの下棚に置かれる。つまり、本体筐体10が卓上に載置され、第二筐体110が床面等に置かれる。このため、真空ポンプ6のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
図11は、制御系のブロック図である。
制御部9は、真空包装装置1の全体動作を制御する。制御部9は、回路基板55に設けられる。制御部9は、CPU91、ROM92、RAM93を備えている。ROM92は、CPU91が実行するプログラム及び各種制御条件などの情報を格納する。CPU91は、プログラム及び各種制御条件をROM92から読み出して、真空包装装置1の各種動作を制御する。RAM93は、操作・表示部16や各種センサー、タイマーからの入力情報を格納する。
CPU91は、入出力ポートであるI/Oポート(不図示)を通して、入力デバイスである電源スイッチ17、扉部リミットスイッチ8、圧力検出部64、減圧タイマー94、シールタイマー95、冷却タイマー96からの信号を受け取る。減圧タイマー94は、減圧工程において、チャンバー2内を減圧する時間をカウントする。シールタイマー95は、シール工程において、包装袋Pを加熱溶着する時間をカウントする。冷却タイマー96は、冷却工程において、加熱溶着した部分が冷えて固まるようにホールドする時間をカウントする。電源スイッチ17、扉部リミットスイッチ8、圧力検出部64については、既述の通りである。
CPU91は、出力デバイスである真空ポンプ6、減圧用バルブV1、シール用バルブV2、減圧開放用バルブV3、ブザー97に制御信号を出力する。さらに、ピストンロッド73への給電・停止によって電気ヒーター43の加熱動作を制御する。真空ポンプ6は、起動及び停止動作が制御される。減圧用バルブV1、シール用バルブV2、減圧開放用バルブV3は、開閉動作が制御される。ブザー97は、例えば真空包装終了を使用者に知らせる音や、扉部リミットスイッチ8からの信号を元に扉部が閉まっていないこと使用者に知らせるアラーム音、減圧工程でチャンバー2内が予め決めた真空度に達しなかった場合のアラーム音などを発するよう制御される。
CPU91は、I/Oポート(不図示)を通じて、ユーザインターフェースである操作・表示部16の各種スイッチからの入力信号を受け取る。また、減圧タイマー94,シールタイマー95,冷却タイマー96のカウント時間や、圧力検出部64が検出した圧力を操作・表示部16に表示する制御信号を出力する。
図12は、操作・表示部16を示す図である。
操作・表示部16は、操作部として、スタートスイッチ100、コース選択スイッチ101、設定スイッチ102、及び増減スイッチ103を備える。また、表示部として、コース表示部104、カウント時間表示部105、工程表示部106、連続運転表示部107を備える。
スタートスイッチ100は、通常運転モードにおいて、真空包装を開始するためのスイッチである。スタートスイッチ100は、扉部15は開いていて扉部リミットスイッチ8が扉部15の閉状態を検知していないときには、押下できないように制御される。そして、扉部リミットスイッチ8が扉部15の閉状態を検知したときに、押下可能となるように制御される。或いは、スタートスイッチ100を押下しても真空ポンプ6が起動しないように制御される。
なお、スタートスイッチ100を例えば1秒以上長押しすると、通常運転モードから連続運転モードに切り替わる。連続運転モードになると、連続運転表示部107が点灯する。連続運転モードについては、後述する。
コース選択スイッチ101は、コース1〜コース4の中から実行するコースを選択する。コース表示部104は、選択したコース番号を利用者が識別可能なように表示する。設定スイッチ102は、各コースの減圧時間、シール時間、冷却時間を設定する際に押下する。時間の増減は、増減スイッチ103で行う。工程表示部106は、現在実行している工程を表示する。つまり、減圧工程、シール工程、冷却工程のいずれであるかを利用者が識別可能なように表示する。
減圧時間は、チャンバー2内の到達真空度を調整する。例えば40秒でチャンバー2内が略真空になって真空パックができるように設計される。減圧時間を短く設定すればその分到達真空度が弱くなり、例えば包装袋P内に空気を少し残す脱気パックなどを行える。なお、秒数に代えて、真空度(%)で設定するようにしてもよい。
シール時間は、包装袋Pを電気ヒーター43で加熱する時間であり、溶着状態を調整する。短すぎると溶着が弱くなり、長すぎると電気ヒーター43が高温になりすぎる。電気ヒーター43の温度上昇スピードは急である為、時間設定は、0.1秒単位で行うのが好ましい。シール時間は、例えば包装袋Pの厚み・種類及び装置の周囲環境に応じて時間調整する。
冷却時間は、加熱溶着した部分が冷えて固まるようにホールドする時間であり、密封の安定性を調整する。冷却は、自然放熱である。時間設定は、0.1秒単位で行う。冷却時間は、例えば包装袋Pの厚み・種類及び装置の周囲環境に応じて時間調整する。
操作・表示部16は、例えば装置の初期設定時或いは保守・点検時に真空度を確認できるように、カウント時間表示部105の表示が圧力値に切り替えられるようにしてもよい。表示する圧力値は、圧力検出部64が検出する圧力を用いる。
通常運転モードの真空包装処理について、図13のタイミングチャートを参照しながら説明する。
使用者は、電源スイッチ17をONにして真空包装装置1を起動する。そして、内容物を投入した包装袋Pを、トレイ31内に載せる。使用者が扉部15を閉じると、扉部リミットスイッチ8がONとなり(Act1)、操作・表示部16でスタートスイッチ100が押下可能となる。そして、使用者がスタートスイッチ100を押すと、真空ポンプ6が起動し、減圧用バルブV1が開になり、チャンバー2を減圧する減圧工程が開始する(Act2)。なお、シール用バルブV2と減圧開放用バルブV3は、閉じられている。
減圧工程が開始すると、減圧タイマー94が時間をカウントし、カウント時間表示部105の表示が例えば40秒からカウントダウンする。減圧タイマー94が設定時間をカウントし終えたとき、万が一、圧力検出部64が検出する圧力値が予め決めた真空度に達していない場合、ブザー97でアラーム音を鳴らす。一方、予め決めた真空度に達した場合は、シール工程に移行する(Act2)。
シール工程では、減圧用バルブV1を閉じ、シール用バルブV2を開く(Act3)。また、シール工程が開始すると、シールタイマー95が時間をカウントし、カウント時間表示部105の表示が例えば2.0秒からカウントダウンする。シール用バルブV2が開になると、ピストンロッド73が上昇し、支持ロッド44を押し上げる。さらに支持ロッド44が押し上げられることで下ヒートブロック4が上昇し、下ヒートブロック4と上ヒートブロック41で包装袋Pを挟持する。併せて、ピストンロッド73に電力を給電し、下ヒートブロック4の電気ヒーター43を発熱させる。これにより包装袋Pを密封する。
続く冷却工程が開始すると、ピストンロッド73に電力を給電するのを停止し、冷却タイマー96が設定時間をカウントし終えるまでその状態をホールドする。カウント時間表示部105では、時間表示が例えば3.0秒からカウントダウンする。冷却タイマー96が設定時間をカウントし終えると、真空ポンプ6を停止しシール用バルブV2及び減圧開放用バルブV3を開くことで、シリンダー機構7内の減圧を開放して下ヒートブロック4と上ヒートブロック41で包装袋Pを挟持した状態を解消すると共に、チャンバー2内の減圧を開放する。そして、ブザー97を鳴らすことで全行程を終了する。最後に、利用者が扉部15を開いて真空包装された包装袋Pを取り出す。
連続運転モードについて説明する。
連続運転モードは、扉部リミットスイッチ8が扉部15の閉状態を検知すると減圧工程が開始されるように制御される。つまり、真空包装装置1は、スタートスイッチ100の操作にかかわらず、引出し部3をチャンバー2に差し込むだけで自動的に真空包装を開始する。
連続運転モードは、大量の包装袋Pを真空包装する場合に設定される。スタートスイッチ100の操作が省略されるので、真空包装の処理時間を短縮することができる。
通常運転モードと連続運転モードは、減圧工程の開始タイミングが異なるのみであり、減圧工程、シール工程および冷却工程の内容は同一である。
以上説明した真空包装装置1によれば、真空ポンプ6は、チャンバー2を収容する本体筐体10から分離して配置される。真空ポンプ6は、第二筐体110に収容される。このため、本体筐体10を調理台等に載せやすいサイズにすることができる。特に、本体筐体10の奥行と高さを小さくできる。したがって、厨房に既に設置されている調理台等に載せやすくなる。
また、食料品や飲料水を取り扱うチャンバー2からオイルを使用する真空ポンプ6を分離したので、衛生面の向上が図られる。
また、真空包装装置1は、引出し部3が包装袋の袋口から吹きこぼれた内容物を収容する液受トレイ35を備える。液受トレイ35は、下ヒートブロック4に沿って配置されるので、吹きこぼれた内容物を確実に収容できる。したがって、真空包装装置1の衛生を維持したり、電気系の不具合等を防止したりできる。
また、真空包装装置1は、本体筐体10がチャンバー2の下方に配置された回路基板55を覆う防液壁52を備える。防液壁52は、前板12の上端に配置される。すなわち、防液壁52は、本体筐体10の開口の下端を形成する。このため、包装袋の袋口から吹き出して、チャンバー2の開口からこぼれ落ちた内容物から回路基板55を保護できる。したがって、電気系の不具合等を防止できる。
なお、防液壁52と前板12の間にはコーキング材が塗布される。防液壁52と前板12の合わせ目から、本体筐体10に液体が浸入することを防止するためである。
本体筐体10のチャンバー2の下方において、電源部56が一対のシリンダー機構7の間で前後方向に沿って配置される。さらに、電源部56は、前板12に連結されて、前面側に引き出し可能である。このため、回路基板55や電源部56のメンテナンス性が向上する。
また、本体筐体10において、複数のバルブV1〜V3がチャンバー2の後方で幅方向に沿って配置される。このため、天板11を取り外すだけで、複数のバルブV1〜V3が露出する。このため、配管系統のメンテナンス性が向上する。
また、真空包装装置1は、連続運転モードにおいて、扉部リミットスイッチ8がチャンバー2の開口を塞いだ閉状態を検知すると、真空ポンプ6を自動的に作動させる。このため、大量の包装袋Pを効率よく真空包装することができる。
支持ロッド44とピストンロッド73が電気的に接続する接点をそれぞれ有し、支持ロッド44の接点面積がピストンロッド73の接点面積よりも大きく形成される。このため、引出し部3をチャンバー2に差し込んだときに、下ヒートブロック4が多少位置ずれしたとしても、ピストンロッド73と支持ロッド44の電気的に接続を確実に確保できる。
スライドレール32は、引張ばね33を内蔵して、引出し部3に連結された扉部15をチャンバー2の開口縁に向けて付勢する。このため、チャンバー2の開口縁に配置したシール材21と扉部15が密着して、チャンバー2を良好に気密できる。
なお、真空包装装置1は、例えば不活性ガス等のガス注入手段を設けて、ガスパックができる構成にしてもよい。また、包装袋Pの膨張状態を検出するセンサー及び温度を検出するセンサーを設けて温かい内容物でも真空包装できる構成にしてもよい。
また、上述の実施形態では、加熱溶着により封止する包装袋Pを用いたが、他の例として、ジッパー式の包装袋又はクリップ式の包装袋を用いるようにしてもよい。ジッパー式の包装袋を用いる場合、ジッパーの部分を下ヒートブロック4と上ヒートブロック41とで挟持することによって、ジッパーの凸部と凹部を嵌合させて封止する。この場合、制御部9は、ピストンロッド73に電力を給電して電気ヒーター43を発熱させる工程を省略するように制御する。さらに、利用者が操作・表示部16で包装袋の種類を加熱溶着式又はジッパー式であるか選択(すなわち、加熱の有無を選択)できるようにするのが好ましい。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 真空包装装置
2 チャンバー
3 引出し部
4 下ヒートブロック(シール部)
6 真空ポンプ(減圧部)
7 シリンダー機構(シール駆動部)
8 扉部リミットスイッチ(センサー)
9 制御部
10 本体筐体
11 天板
12 前板
15 扉部
16 操作・表示部
19 空間
21 シール材
21s 線条
32 スライドレール
33 引張ばね(付勢部)
35 液受トレイ
41 上ヒートブロック(シール部)
44 支持ロッド
52 防液壁
55 回路基板
56 電源部
63 配管
73 ピストンロッド
110 第二筐体
112 耐圧エアチューブ
113 電源コード
V1〜V3 バルブ(電磁弁)
P 包装袋

Claims (10)

  1. 前面に開口を有するチャンバーと、
    前記開口を密封する扉部と、
    内容物が投入された包装袋を載置して前記チャンバーに出し入れされる引出し部と、
    前記チャンバーを減圧する減圧部と、
    前記チャンバーにおいて前記包装袋の袋口を挟持して封止するシール部と、
    を備え、
    前記減圧部は、前記チャンバーを収容する本体筐体から分離して配置されることを特徴とする真空包装装置。
  2. 前記シール部に沿って配置されて、前記袋口から吹きこぼれた内容物を収容する液受トレイを備えることを特徴とする請求項1に記載の真空包装装置。
  3. 前記本体筐体は、前記チャンバーの下方に配置された回路基板を前記開口からこぼれ落ちた内容物から保護する防液壁を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の真空包装装置。
  4. 前記シール部を開閉させる一対のシール駆動部と、
    前記シール部および前記減圧部に電源供給する電源部と、
    を備え、
    前記本体筐体において、前記一対のシール駆動部が前記チャンバーの下方で横方向に沿って配置され、前記電源部が前記一対のシール駆動部の間で前後方向に沿って配置されることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の真空包装装置。
  5. 前記電源部は、前記本体筐体の前板に連結されて、前面側に引き出し可能であることを特徴とする請求項4に記載の真空包装装置。
  6. 前記チャンバーに接続する配管に配置される複数の電磁弁を備え、
    前記本体筐体において、前記複数の電磁弁が前記チャンバーの後方で幅方向に沿って配置されることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の真空包装装置。
  7. 前記扉部が前記開口を塞いだ閉状態を検知するセンサーと、
    前記センサーが閉状態を検出すると前記減圧部を作動させる制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか一項に記載の真空包装装置。
  8. 前記シール部と前記シール駆動部は、電気的に接続する接点をそれぞれ有し、前記シール部の接点面積と前記シール駆動部の接点面積が異なることを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載の真空包装装置。
  9. 前記扉部を前記開口に向けて付勢する付勢部を備えることを特徴とする請求項1から8のうちいずれか一項に記載の真空包装装置。
  10. 前記付勢部は、前記引出し部と前記チャンバーを連結するスライドレールに内蔵されることを特徴とする請求項9に記載の真空包装装置。

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