JP2019141956A - 孔開け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】孔開け作業に要する労力と時間を削減することができる孔開け具を提供する。【解決手段】先端部11が外部開放された円筒状の本体部10と、本体部10を筒軸芯X周りで回転操作するための回転操作部20とが備えられ、回転操作部20が操作されて本体部10が回転している状態で本体部10の先端部11の縁部11aにて孔開け対象Pの一部を切り抜いて孔開け対象Pに孔Hを形成可能に構成されている孔開け具1であって、本体部10の周壁部13における先端部11よりも基端側の部位には、孔開け対象Pから切り抜かれて本体部10の内部に入り込んだ孔開け対象Pの一部を本体部10の外部に放出するための放出口15が備えられている。【選択図】図1

Description

本発明は、孔開け対象に孔を形成するのに用いられる孔開け具に関する。
建物の金属屋根やコンクリートスラブの上に断熱板を敷設し、その上に防水シートを敷設することで、建物の断熱性の向上を図りながら建物の外回りに防水処置を施す防水工法が用いられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
このような防水工法にて防水処置が施された部位に対し、例えば、設備架台や改修用の防水シート等を固定具で固定したりする場合には、金属屋根やコンクリートスラブの上方に位置する防水処置部(断熱板と防水シートの積層体)を孔開け対象として孔を開け、その孔開け対象の下の金属屋根やコンクリートスラブに対して前述した固定具を固定している。
防水処置部の孔開け作業では、先端部が外部開放された円筒状の本体部と、当該本体部を筒軸芯周りで回転操作するための回転操作部とが備えられている孔開け具が用いられている。この種の孔開け具は、インパクトレンチ等により回転操作部が操作されて本体部が回転している状態で本体部の先端部の縁部にて孔開け対象の一部を切り抜いて孔開け対象に孔を形成することができる。そして、特許文献1では、円筒状の本体部の先端部以外が全て閉塞され、且つ、本体部の先端部の環状の縁部に鋸刃が備えられた孔開け具(所謂ホールソー)が用いられている。
特開2016−211247号公報
この種の孔開け具を使用して孔開け対象に孔を形成すると、切り抜いた孔開け対象の一部が円筒状の本体部の内部に入り込むことになる。
この点、特許文献1記載の孔開け具(所謂ホールソー)は本体部の先端部以外が全て閉塞されているので、孔開け対象に孔を形成する毎に、本体部の先端部の縁部にて孔を形成するのを一時中断して先端部の開放部から孔開け対象の一部を取り出す必要があり、孔開け作業に多くの労力と時間を要していた。
特に、建物の屋上等に設備架台や改修用の防水シート等を固定する場合等では、孔開け対象としての防水措置部に形成する孔の個数が多くなりがちであるので、工費の増大や工期の長期化を招く要因となっていた。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、孔開け作業に要する労力と時間を削減することができる孔開け具を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、先端部が外部開放された円筒状の本体部と、当該本体部を筒軸芯周りで回転操作するための回転操作部とが備えられ、前記回転操作部が操作されて前記本体部が回転している状態で前記本体部の先端部の縁部にて孔開け対象の一部を切り抜いて孔開け対象に孔を形成可能に構成されている孔開け具であって、
前記本体部の周壁部における先端部よりも基端側の部位には、孔開け対象から切り抜かれて前記本体部の内部に入り込んだ孔開け対象の一部を前記本体部の外部に放出するための放出口が備えられている点にある。
本構成によれば、放出口が、孔開け対象に孔を直接的に形成する本体部の先端部ではなく、本体部の周壁部における先端部よりも基端側の部位に備えられているので、本体部の先端部の縁部にて継続して孔を形成しながら、孔開け対象から切り抜かれて本体部の内部に入り込んだ孔開け対象の一部を、本体部の回転に伴い生じる遠心力等を利用して放出口を通して簡単に本体部の外部に放出することが可能となる。よって、孔開け作業に要する労力と時間を削減することができ、工費の削減や工期の短縮を図ることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記放出口には、前記本体部の筒軸芯に沿う縦方向の開口幅が孔開け対象の厚みと同等以上で、且つ、前記本体部の周方向に沿う周方向の開口幅が本体部の周長の半分と同等以上に設定され、外部開放された自動放出領域が備えられている点にある。
本構成によれば、放出口に備えられた自動放出領域が、本体部の内部に入り込んだ孔開け対象の一部の外部への移動に抵抗を付与しない大きさであるので、本体部の内部に入り込んだ孔開け対象の一部を、本体部の回転に伴い生じる遠心力等だけで自動的に外部に放出することが可能となる。よって、孔開け作業に要する労力と時間を一層削減することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記本体部の先端部の縁部には、刃が備えられていない点にある。
本構成によれば、比較的軟らかい物体の切り抜きは可能としながら、比較的硬い物体の切り抜きを防止することができる。よって、断熱パネルや防水シート等からなる防水処置部等の比較的軟らかい孔開け対象が、比較的硬い金属屋根やコンクリートスラブ等の上に敷設されている場合でも、その孔開け対象が金属屋根やコンクリートスラブ等の上に敷設された状態のまま、金属屋根やコンクリートスラブ等を破損させることなく、上方側から孔開け対象に孔を形成することができる。よって、建物の屋上等の外回りおいて効率良く孔開け作業を行うことができる。
孔開け作業現場を示す図 (a)孔開け具の左側面図、(b)孔開け具の正面図、(c)IIc−IIc線断面図、(d)IId−IId線断面図、(e)孔開け具の平面図(底面図と同一) 孔開け具の使用方法を模式的に示す模式図 孔開け具の使用方法を模式的に示す模式図 (a)別実施形態の孔開け具の左側面図、(b)別実施形態の孔開け具の正面図、(c)Vc−Vc線断面図、(d)Vd−Vd線断面図、(e)別実施形態の孔開け具の平面図(底面図と同一)
本発明の孔開け具の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、建物の屋上等に敷設された断熱パネルP1や防水シートP2等からなる穴開け対象Pに対して孔開け具1を使用して孔開け作業を実施している状況を示している。この孔開け具1は、孔開け対象PがコンクリートスラブS上に敷設された状態のままで、コンクリートスラブS等を破損させることなく、孔開け対象Pに多数の孔Hを効率良く形成できるように構成されている。
図1、図2に示すように、孔開け具1には、先端部11が外部開放された円筒状の本体部10と、当該本体部10を筒軸芯X周りで回転操作するための回転操作部20とが備えられている。孔開け具1は、インパクトレンチ等の回転操作具Tで回転操作部20が操作されて本体部10が回転している状態で、本体部10の先端部11の円環状の縁部11aにて孔開け対象Pの一部を円盤状に切り抜き、孔開け対象Pに円形の孔Hを形成することができる。
本体部10は、先端部11の端面が外部開放され、且つ、基端部12の端面が閉塞されたステンレス製(金属製の一例)の円筒状部材にて構成されている。この本体部10の先端部11の円環状の縁部11aには、刃が備えられておらず、本体部10の回転に伴って比較的軟らかい断熱パネルP1や防水シートP2の切り抜きは可能でありながら、比較的硬いコンクリートスラブS等を破損させるのを防止している。本体部10の先端部11の円環状の縁部11aの断面形状は、矩形状や半円形状等の適宜の形状にすることができる。
回転操作部20は、例えば、インパクトレンチ等の回転操作具Tにて回転操作が可能な六角柱状のビット等から構成することができる。回転操作部20は、本体部10の基端部12の端面の中心部位から筒軸芯Xに沿って外方に突出する状態で備えられている。回転操作部20は、溶接等の適宜の固定手段にて本体部10の基端部12に固定されている。
本体部10の周壁部13における先端部11よりも基端側の部位には、孔開け対象Pから切り抜かれて本体部10の内部に入り込んだ孔開け対象Pの一部である円盤状の切り抜き部K(図3参照)を本体部10の外部に放出するための放出口15が備えられている。本体部10の周壁部13の内周面は、本体部10の内部において切り抜き部Kが先端部11から基端側の放出口15までスムーズに移動できるように、凹凸のない平滑面に構成されている。ちなみに、本体部10の周壁部13の外周面も、凹凸のない平滑面に構成されている。
よって、この孔開け具1は、詳細は後述するが、孔開け対象Pに複数の孔Hを連続して開ける孔開け作業において、図4(a)〜図4(c)に示すように、孔開け作業の進行に伴い、本体部10の内部に嵌り込む切り抜き部Kが増加して切り抜き部Kが本体部10の内部で先端部11から基端側に移動するに連れて、基端側の切り抜き部Kから順番に放出口15から外部に放出することができる。
放出口15は、図2(b)に示す本体部10の正面視において、縦姿勢の左縁部15aと右縁部15b、及び、横姿勢の基端側縁部15dと先端側縁部15eにて囲まれる領域を外部開放する開放部として構成されている。放出口15は、図2(b)に示す正面視では縦長長円形状で、図2(a)に示す側面視ではやや扁平な横向き台形状に構成されている。
図2に示すように、放出口15の縦方向(筒軸芯Xに沿う方向)の中間部位には、縦方向の開口幅Wh(図2(a)参照)が孔開け対象Pの厚みD(図4参照)と同等以上で、且つ、本体部10の周方向に沿う周方向の開口幅Wr(図2(d)参照)が本体部10の周長の半分と同等以上に設定された自動放出領域15Aが備えられている。つまり、自動放出領域15Aは、本体部10の内部に入り込んだ切り抜き部Kの外部への移動に抵抗を付与しない大きさに構成されている。そのため、本体部10の内部に入り込んだ切り抜き部Kを、本体部10の回転に伴い生じる遠心力等だけで自動放出領域15Aを通して自動的に外部に放出することができる。
なお、本体部10の縦方向での自動放出領域15Aの位置は、例えば、孔開け作業を複数回行った場合に、本体部10の内部で最も基端側に位置する切り抜き部Kの全体が自動放出領域15Aに丁度配置される位置や、孔開け対象Pの厚みD以上、本体部10の先端位置から基端側に離れた位置等であってもよく、孔開け対象Pの種別や作業計画等に応じて適宜の位置に設定することができる。
また、本体部10における先端位置から放出口15の先端側縁部15eまでの長さ、つまり、本体部10における環状の縁部11aを含む先端側環状部位の縦方向の長さは、例えば、孔開け対象Pの厚みDの半分以上等であってもよく、孔開け対象Pの種別や作業計画、孔開け具1の使用期間(耐用年数)等に応じ、環状の縁部11aにて孔開け対象Pに多数の孔Hを適切に形成可能な適宜の長さに設定することができる。
また、放出口15において、自動放出領域15Aに基端側(図中の上方側)で隣接する基端側領域15Bは、自動放出領域15Aから離れる基端側ほど周方向の開口幅Wrが暫時縮小する形状に構成されている。また、自動放出領域15Aに先端側(図中の下方側)で隣接する先端側領域15Cは、自動放出領域15Aから離れる先端側ほど周方向の開口幅Wrが暫時縮小する形状に構成されている。
次に、図3、図4を参照し、孔開け具1を使用して孔開け対象Pに複数の孔Hを連続して形成する場合について詳細に説明する。
まず、図3(a)、(b)に示すように、コンクリートスラブS上に敷設された孔開け対象Pに対し、インパクトレンチ等の回転操作具Tで回転操作部20が操作されて本体部10を回転させた状態で孔開け具1を下方側に移動させて本体部10の先端部11を孔開け対象Pに押し付ける。
すると、本体部10の先端部11の円環状の縁部11aにて孔開け対象Pの一部が円盤状に切り抜かれ、切り抜かれた円盤状の切り抜き部K(先行の切り抜き部Kp)が本体部10の先端部11の内部に嵌り込む。
そして、図3(b)、(c)に示すように、先端部11に嵌り込んだ先行の切り抜き部Kpごと孔開け具1を上方側に移動させ、孔開け対象Pに孔H(先行の孔Hp)を形成することができる。
引き続いて、図4(a)、図4(b)に示すように、本体部10の先端部11に先行の切り抜き部Kpが嵌り込んだ状態のまま、同様に本体部10を回転させた状態で孔開け具1を下方側に移動させて本体部10の先端部11を孔開け対象Pに押し付ける。
すると、本体部10の先端部11に嵌り込んでいた先行の切り抜き部Kpを孔開け対象Pにて上方側に押し上げながら、本体部10の先端部11の円環状の縁部11aにて孔開け対象Pの一部が円盤状に切り抜かれ、切り抜かれた切り抜き部K(後続の切り抜き部Ka)が本体部10の先端部11の内部に嵌り込む。
そして、本体部10の内部で後続の切り抜き部Kaにより上方側に押し上げられる先行の切り抜き部Kpが、放出口15の自動放出領域15A内に全てが位置するまで上方側に移動したとき、本体部10の回転で生じる遠心力等により、先行の切り抜き部Kpが放出口15から半径方向外方に自動的に放出される。
その後、図4(b)、(c)に示すように、孔開け具1の先端部11に嵌り込んだ後続の切り抜き部Kaごと孔開け具1を上方側に移動させ、孔開け対象Pに孔H(後続の孔Ha)を形成することができる。
このように、この孔開け具1は、孔開け対象Pに複数の孔Hを連続して開ける孔開け作業において、孔開け作業の進行に伴い、本体部10の内部に嵌り込む切り抜き部Kが増加して切り抜き部Kが本体部10の内部の基端側に移動するに連れて、先行の切り抜き部Kpから順番に放出口15から自動的に放出することができる。よって、孔開け作業に要する労力と時間を削減することができ、工費の削減や工期の短縮を図ることができる。
〔別実施形態〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用するものに限られず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)本体部10の大きさや形状等の具体的構成は、前述の実施形態で示した構成に限らず、穴開け対象Pの厚みDや孔開け径(孔Hの直径)等に応じて適宜に変更することができる。例えば、大型の部材を取り付けるために孔開け対象Pに比較的直径の大きな孔Hを形成する必要がある場合には、図5に示すように、本体部10の全長(筒軸芯Xに沿う方向の長さ)や直径を、図2に示す本体部10に比べて大に変更することができる。なお、勿論、本体部10の全長や直径は、図2に示す本体部10に比べて小に変更してもよい。
(2)前述の実施形態の改良として、孔開け対象Pから切り抜かれて本体部10の先端部11の内部に嵌り込んだ切り抜き部Kを、本体部10の回転に連れて基端側(放出口15の側)に移動させる放出案内部を本体部10に設けてもよい。例えば、放出案内部は、切り抜き部Kの外周面に食い込んで本体部10の回転に伴い切り抜き部Kを本体部10の基端側に移動させる螺旋状の凸条等を、本体部10の内周面に設けて構成することができる。
(3)前述の実施形態では、本体部10の先端部11の縁部11aに刃が備えられていない場合を例に示したが、本体部10の先端部11の縁部11aに刃が備えられていてもよく、穴開け対象Pの種別や設置環境等に応じて適宜に変更することができる。
1 穴開け具
10 本体部
11 先端部
11a 縁部
13 周壁部
15 放出口
15A 自動放出領域
20 回転操作部
H 孔
P 穴開け対象
D 孔開け対象の厚み
Wh 自動放出領域の縦方向の開口幅
Wr 自動放出領域の周方向の開口幅
X 筒軸芯
本発明の第1特徴構成は、先端部が外部開放された円筒状の本体部と、当該本体部を筒軸芯周りで回転操作するための回転操作部とが備えられ、前記回転操作部が操作されて前記本体部が回転している状態で前記本体部の先端部の縁部にて孔開け対象の一部を切り抜いて前記孔開け対象に孔を形成可能に構成されている孔開け具であって、
前記本体部の周壁部における先端部よりも基端側の部位には、前記孔開け対象から切り抜かれて前記本体部の内部に入り込んだ前記孔開け対象の一部を前記本体部の外部に放出するための放出口が備えられ、
前記孔開け対象が、金属屋根やコンクリートスラブの上に敷設されている断熱パネルや防水シートからなる防水処置部であり、前記本体部の先端部の縁部には、刃が備えられていない点にある。
本構成によれば、放出口が、孔開け対象に孔を直接的に形成する本体部の先端部ではなく、本体部の周壁部における先端部よりも基端側の部位に備えられているので、本体部の先端部の縁部にて継続して孔を形成しながら、孔開け対象から切り抜かれて本体部の内部に入り込んだ孔開け対象の一部を、本体部の回転に伴い生じる遠心力等を利用して放出口を通して簡単に本体部の外部に放出することが可能となる。よって、孔開け作業に要する労力と時間を削減することができ、工費の削減や工期の短縮を図ることができる。
更に、本構成によれば、比較的軟らかい物体の切り抜きは可能としながら、比較的硬い物体の切り抜きを防止することができる。よって、断熱パネルや防水シート等からなる防水処置部等の比較的軟らかい孔開け対象が、比較的硬い金属屋根やコンクリートスラブ等の上に敷設されている場合でも、その孔開け対象が金属屋根やコンクリートスラブ等の上に敷設された状態のまま、金属屋根やコンクリートスラブ等を破損させることなく、上方側から孔開け対象に孔を形成することができる。よって、建物の屋上等の外回りおいて効率良く孔開け作業を行うことができる。
本発明の第2特徴構成は、前記放出口には、前記本体部の筒軸芯に沿う縦方向の開口幅が前記孔開け対象の厚みと同等以上で、且つ、前記本体部の周方向に沿う周方向の開口幅が本体部の周長の半分と同等以上に設定され、外部開放された自動放出領域が備えられている点にある。
本発明の第3特徴構成は、前記放出口における前記自動放出領域に先端側で隣接する先端側領域が、前記自動放出領域から離れる先端側ほど周方向の開口幅が暫時縮小する形状に構成されている点にある。

Claims (3)

  1. 先端部が外部開放された円筒状の本体部と、前記本体部を筒軸芯周りで回転操作するための回転操作部とが備えられ、前記回転操作部が操作されて前記本体部が回転している状態で前記本体部の先端部の縁部にて孔開け対象の一部を切り抜いて孔開け対象に孔を形成可能に構成されている孔開け具であって、
    前記本体部の周壁部における先端部よりも基端側の部位には、孔開け対象から切り抜かれて前記本体部の内部に入り込んだ孔開け対象の一部を前記本体部の外部に放出するための放出口が備えられている孔開け具。
  2. 前記放出口には、前記本体部の筒軸芯に沿う縦方向の開口幅が孔開け対象の厚みと同等以上で、且つ、前記本体部の周方向に沿う周方向の開口幅が前記本体部の周長の半分と同等以上に設定され、外部開放された自動放出領域が備えられている請求項1記載の孔開け具。
  3. 前記本体部の先端部の縁部には、刃が備えられていない請求項1又は2記載の孔開け具。

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