JP2019139685A - 学習管理装置、学習管理方法及び学習管理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
前記推定部は、前記特定部が前記検出情報に対して特定した前記検出時刻から所定時間が経過するまでの時間を、前記ユーザの学習時間と推定してもよい。
前記文具は筆記具であり、前記推定部は、前記ユーザが前記筆記具を使用して記載した文字を撮影する撮影装置により撮影された文字と、前記検出パターンとに基づいて前記学習科目を推定してもよい。
前記出力部は、学習計画が示す学習時間と、前記推定部が推定した学習時間とに基づく、前記学習計画の達成度を示す情報を出力してもよい。
[学習管理システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係る学習管理システムSの構成を示す図である。学習管理システムSは、筆記具1と、IoT(Internet of Things)ゲートウェイ2と、ルータ3と、学習管理装置4と、携帯端末5とを備え、筆記具1を使用するユーザの学習時間を管理するシステムである。
以下、学習管理システムSが備える筆記具1及び学習管理装置4の構成について説明する。
まず、筆記具1の構成について説明する。
図2は、第1実施形態に係る筆記具1の構成を示す図である。
筆記具1は、振動センサ11と、近距離無線通信部12と、制御部13とを備える。筆記具1は、電源スイッチ(不図示)が押下され、筆記具1に設けられている電源から、振動センサ11、近距離無線通信部12、及び制御部13に電力が供給されたことに応じて動作を開始する。
近距離無線通信部12は、Z−Wave(登録商標)、BLE(Bluetooth Low Energy(登録商標))等の近距離無線通信方式によりIoTゲートウェイ2と無線通信を行う。近距離無線通信部12は、制御部13の制御によりIoTゲートウェイ2と近距離無線通信を行う。なお、近距離無線通信部12は、上述した近距離無線通信方式に限らず、NFC(Near Field Communication)、赤外線通信、Wi−Fi(登録商標)他の近距離無線通信方式によって無線通信を行ってもよい。
続いて、学習管理装置4の構成について説明する。
図3は、第1実施形態に係る学習管理装置4の構成を示す図である。
学習管理装置4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを備える。
また、記憶部42は、複数のユーザのユーザIDと、当該ユーザに対して推定部435が推定した学習時間とを関連付けた学習時間情報を記憶する。
続いて、学習管理装置4における処理の流れについて説明する。まず、学習管理装置4が、学習時間を推定するまでの処理の流れについて説明する。図7は、第1実施形態に係る学習管理装置4が学習時間を推定するまでの処理の流れを示すフローチャートである。
S30において、取得部433は、筆記具1から検出情報を取得したか否かを判定する。取得部433は、検出情報を取得したと判定すると、S40に処理を移し、検出情報を取得していないと判定すると、S10に処理を移す。
続いて、推定部435は、記憶部42に記憶されている検出履歴情報を参照し、検出時刻が処理対象期間に含まれている検出履歴情報を抽出する(S72)。
続いて、推定部435は、全ユーザの処理対象期間における学習時間が推定済であるか否かを判定する(S74)。推定部435は、学習時間が推定済であると判定すると、学習時間推定処理を終了し、学習時間が推定済ではないと判定すると、S71に処理を移す。
以上の通り、第1実施形態に係る学習管理装置4は、ユーザが筆記具1を使用している状態を検出したことを示す検出情報に基づいてユーザの学習時間を推定する。このようにすることで、学習管理装置4は、筆記具1の使用状態に基づく、ユーザの実際の学習時間を精度良く推定することができる。また、学習管理装置4が推定された学習時間を示す情報を携帯端末5に出力することにより、携帯端末5を使用するユーザ又はユーザの関係者は、ユーザの実際の学習時間を把握することができる。
[携帯端末5の位置に基づいてユーザが学習をしているか否かを判定する]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、学習管理装置4が、ユーザが所持する携帯端末5の位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて、ユーザが学習をしているか否かを判定する点で第1実施形態と異なる。以下、第2実施形態に係る学習管理システムSについて説明する。なお、第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
推定部435は、第1実施形態と同様に、特定部434が1以上の検出情報のそれぞれに対して特定した検出時刻に基づいて、ユーザの学習時間を推定する。
以上の通り、第2実施形態に係る学習管理装置4は、携帯端末5の位置が、ユーザが学習を行う所定位置に対応していると判定すると、ユーザが筆記具1を使用したことを検出した時刻である検出時刻を特定し、当該検出時刻に基づいて、ユーザの学習時間を推定する。このようにすることで、学習管理装置4は、ユーザが移動すること等によって、ユーザが所持する筆記具1が振動を検出した場合に、ユーザが学習していると誤検出してしまうことを防止することができる。
[学習計画に基づいて学習が行われていないことを通知する]
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、学習管理装置4が、ユーザが、学習計画に基づいて学習を行っていない場合に、その旨を通知する点で第1実施形態と異なる。
通知部438は、予め記憶部42に記憶されている学習計画情報が示す学習時間の時間割に基づいて、現在時刻がユーザの学習予定時間であるか否かを判定する。通知部438は、現在時刻が学習予定時間であると判定すると、記憶部42に記憶されている検出履歴情報に基づいて、ユーザが学習を行っているか否かをさらに判定する。例えば、通知部438は、検出履歴情報に含まれる検出時刻に基づいて、現在時刻から所定時間以内に検出情報が取得されていないと判定すると、ユーザが学習を行っていないと判定する。
以上の通り、第3実施形態に係る学習管理装置4は、現在時刻がユーザの学習予定時間である場合において、ユーザが学習を行っていないとき、ユーザが学習を行っていないことをユーザ又はユーザの関係者に通知する。このようにすることで、学習管理装置4は、ユーザ又はユーザの関係者にユーザが学習を行っていないことを把握させ、学習の開始を促すことができる。
[撮影部が撮影した画像に基づいて学習科目を推定する]
続いて、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、学習管理装置4が、撮影部により撮影された画像に基づいて学習科目を推定する点で第1実施形態と異なる。
以上の通り、第4実施形態に係る学習管理装置4は、ユーザが筆記具1を使用して記載した文字を撮影する撮影装置6により撮影された文字と、検出パターンとに基づいて学習科目を推定するので、検出パターンのみに基づいて学習科目を推定する場合に比べて学習科目を精度良く推定することができる。
[筆記具1にセンサが装着していないと判定すると、その旨を通知する]
続いて、第5実施形態について説明する。第5実施形態に係る学習管理システムSは、撮影装置6を備えている点と、筆記具1をユーザが使用しているか否かを検出するために用いられるセンサが筆記具1に装着されていない場合に、その旨をユーザに通知する点とで第1実施形態と異なる。
以上の通り、第5実施形態に係る学習管理装置4は、筆記具1を撮影する撮影装置6により撮影した画像に基づいて、筆記具1にセンサが装着されていないと判定すると、筆記具1にセンサが装着されていないことを通知する。このようにすることで、学習管理装置4は、筆記具1にセンサが装着されていないことをユーザに把握させることができる。
[文具の種別に対応して学習時間を推定する]
続いて、第6実施形態について説明する。第6実施形態に係る学習管理システムSは、筆記具1を含む文具に、ユーザが文具を使用しているか否かを検出するために用いられるセンサを装着し、当該センサの検出結果に基づいて学習時間を推定する点で第1実施形態と異なる。
以上の通り、第6実施形態に係る学習管理装置4は、センサが装着されている文具の種別に対応して学習時間を推定する。このようにすることで、学習管理装置4は、センサが装着されている文具の種別に応じて、学習時間を精度良く算出することができる。
Claims (17)
- ユーザが文具を使用している状態を検出したことを示す検出情報を取得する取得部と、
前記検出情報に基づいて、前記ユーザの学習時間を推定する推定部と、
推定された前記学習時間を示す情報を出力する出力部と、
を備える学習管理装置。 - 前記取得部が前記検出情報を取得すると、前記ユーザが前記文具を使用したことを検出した時刻である検出時刻を特定する特定部をさらに備え、
前記推定部は、前記特定部が1以上の前記検出情報のそれぞれに対して特定した前記検出時刻に基づいて、前記ユーザの学習時間を推定する、
請求項1に記載の学習管理装置。 - 前記特定部は、前記ユーザが所持する携帯端末の位置を特定し、前記取得部が前記検出情報を取得した場合に、前記携帯端末の位置が所定位置に対応しているとき、前記検出時刻を特定する、
請求項2に記載の学習管理装置。 - 前記推定部は、前記特定部が前記検出情報に対して特定した前記検出時刻から所定時間が経過するまでの時間を、前記ユーザの学習時間と推定する、
請求項2又は3に記載の学習管理装置。 - 学習の種別を受け付ける受付部をさらに備え、
前記推定部は、複数の学習の種別のそれぞれと、前記所定時間を示す情報とを関連付けて記憶する記憶部を参照し、前記受付部が受け付けた学習の種別に関連付けられている前記所定時間に基づいて前記ユーザの学習時間を推定する、
請求項4に記載の学習管理装置。 - 前記推定部は、複数の前記検出情報が示す検出パターンに基づいて前記ユーザが学習した学習科目を推定し、学習科目別の学習時間を推定する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の学習管理装置。 - 前記文具は筆記具であり、
前記推定部は、前記ユーザが前記筆記具を使用して記載した文字を撮影する撮影装置により撮影された文字と、前記検出パターンとに基づいて前記学習科目を推定する、
請求項6に記載の学習管理装置。 - 前記出力部は、学習計画が示す学習時間と、前記推定部が推定した学習時間とに基づく、前記学習計画の達成度を示す情報を出力する、
請求項1から7のいずれか1項に記載の学習管理装置。 - 予め記憶部に記憶されている前記ユーザの学習計画を示す学習計画情報に基づいて現在時刻が学習予定時間であると判定した場合に、前記ユーザが学習を行っていないと判定すると、前記ユーザが学習を行っていないことを通知する通知部をさらに備える、
請求項1から8のいずれか1項に記載の学習管理装置。 - 前記ユーザは、複数の前記文具を所持し、
前記取得部は、複数の前記文具のそれぞれから前記検出情報を取得し、
前記推定部は、複数の前記文具のそれぞれから取得された前記検出情報に基づいて、前記ユーザの学習時間を推定する、
請求項1から9のいずれか1項に記載の学習管理装置。 - 前記文具には、振動を検出する振動センサが設けられており、
前記取得部は、前記検出情報として、前記振動センサが検出した前記文具の振動を示す振動検出情報を取得する、
請求項1から10のいずれか1項に記載の学習管理装置。 - 前記推定部は、複数の前記振動検出情報が示す前記文具の振動が所定パターンの振動を示している場合に、前記ユーザが学習をしていると推定し、前記所定パターンの振動の検出状況に基づいて前記ユーザの学習時間を推定する、
請求項11に記載の学習管理装置。 - 前記文具には、傾きを検出する傾きセンサが設けられており、
前記取得部は、前記検出情報として、前記傾きセンサから出力される前記文具の傾きを示す傾き検出情報を取得する、
請求項1から12のいずれか1項に記載の学習管理装置。 - 前記文具は筆記具であり、
前記筆記具の先端部には受光センサが設けられており、
前記取得部は、前記検出情報として、前記受光センサから出力される受光量を示す受光量情報を取得する、
請求項1から13のいずれか1項に記載の学習管理装置。 - 前記文具には、前記文具をユーザが使用しているか否かを検出するために用いられるセンサが着脱可能であり、
前記文具を撮影する撮影装置により撮影した画像に基づいて、前記文具に前記センサが装着されていないと判定すると、前記文具に前記センサが装着されていないことを前記ユーザに通知する通知部をさらに備える、
請求項1から14のいずれか1項に記載の学習管理装置。 - コンピュータが実行する、
ユーザが文具を使用している状態を検出したことを示す検出情報を取得するステップと、
前記検出情報に基づいて、前記ユーザの学習時間を推定するステップと、
推定された前記学習時間を出力するステップと、
を備える学習管理方法。 - コンピュータを、
ユーザが文具を使用している状態を検出したことを示す検出情報を取得する取得部、
前記検出情報に基づいて、前記ユーザの学習時間を推定する推定部、及び、
推定された前記学習時間を出力する出力部、
として機能させる学習管理プログラム。
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