JP2019139493A - 入金額充当装置、入金額充当方法および入金額充当プログラム - Google Patents

入金額充当装置、入金額充当方法および入金額充当プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実際の入金順で入金額を充当できる入金額充当装置、入金額充当方法および入金額充当プログラムの提供を課題とする。【解決手段】本実施形態では、(1)入金データ中で「状態:消込済」を有するレコードにおいて、入金日が入金判明日より前である場合、「状態:消込済」を「状態:未消込」に変更することにより入金額の返済額への充当の解除を実行し、入金データを更新し、(2)前記更新した入金データ中で「状態:未消込」を有するレコードにおいてより早い入金日と紐付く入金額を、返済予定データにおいてより早い返済期日と紐付く返済額に充当する。【選択図】図15

Description

本発明は、入金額充当装置、入金額充当方法および入金額充当プログラムに関する。
特許文献1には、大口顧客がロビー入金機で入金を行うと、金額情報と顧客情報がコントローラ2を経由してオンライン端末6に送られ、オンライン端末6の画面上に入金があったことを示すポップアップ表示がなされ、このポップアップ表示に気づいたテラーがこれをクリックすると、この内容がプルダウン表示され、テラーは入金者及びその金額、入金の順番を知ることができる方法が開示されている(特許文献1の0024段落参照)。
特開2005−25623号公報
このように、入金の取引順を管理する分野においては、常に最新の入金状態をシステムに反映するために、判明した入金からシステムに登録していくことが多いが、この際、以下のような問題があった。
例えば、図2の時間軸に示すように、ある者からの口座引落による入金20,000円が9月7日に行われ、更に、翌日9月8日に同一の者からの振込による入金30,000円が行われた場合、通常、引落については、実際に口座引落が行われた日の3日後の9月10日に前記入金20,000円が判明し、振込については、実際に振込が行われた日の1日後の9月9日に前記入金30,000円が判明することが多い。
この場合、入金が判明した順に、入金額を月々の返済額に充当していくと、図2の「1.入金判明の度に入金登録を行う場合」の表に示すように、実際とは異なる入金順(すなわち、振込による入金→引落による入金という順序)で入金額が充当されてしまい、この結果、例えば、延滞日数および遅延損害金等が本来より多めに算出されてしまうという問題があった。
このため、図2の「2.本来の入金順で登録した場合」の表に示すように、実際の入金順(すなわち、引落による入金→振込による入金という順序)で入金額を充当できる方法が従来から求められていたものの、実現できていなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、実際の入金順で入金額を充当できる入金額充当装置、入金額充当方法および入金額充当プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る入金額充当装置は、制御部および記憶部を備え、入金額の返済額への充当を実行する入金額充当装置であって、前記記憶部には、入金が行われた日付である入金日と入金が判明した日付である入金判明日と入金額と当該入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分および当該入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分のいずれか一方の区分とを有するレコードを複数含む入金データと、返済額と返済期日とを含む返済予定データと、が格納されており、前記制御部は、前記入金データ中で前記済んだことを示す区分を有するレコードにおいて、前記入金日が前記入金判明日より前である場合、前記済んだこと示す区分を前記済んでいないことを示す区分に変更することにより前記入金額の返済額への充当の解除を実行し、前記入金データを更新する充当解除手段と、前記充当解除手段で更新した前記入金データ中で前記済んでいないことを示す区分を有するレコードにおいてより早い前記入金日と紐付く前記入金額を、前記返済予定データにおいてより早い前記返済期日と紐付く前記返済額に充当する充当手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る入金額充当装置は、前記制御部が、前記充当手段で充当した前記入金額と紐付く前記入金日から、前記充当手段で前記入金額を充当した前記返済額と紐付く前記返済期日を差し引くことにより、延滞日数を算出する延滞日数算出手段と、前記延滞日数算出手段で算出した前記延滞日数に基づいて、遅延損害金を算出する遅延損害金算出手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る入金額充当装置は、前記記憶部には、前記入金額を回収する元を識別するための回収元識別データを含む解除管理マスタが更に格納されており、前記充当解除手段が、前記入金データに含まれる回収元識別データが前記解除管理マスタに含まれない場合、前記解除を実行すること、を特徴とする。
また、本発明に係る入金額充当装置は、前記記憶部には、前記入金額を回収する方法を識別するための回収方法識別データを含む解除管理マスタが更に格納されており、前記充当解除手段が、前記入金データに含まれる回収方法識別データが前記解除管理マスタに含まれない場合、前記解除を実行すること、を特徴とする。
また、本発明に係る入金額充当装置は、前記記憶部には、前記解除を実行することを意味するフラグおよび実行しないことを意味するフラグのいずれか一方のフラグを含む解除管理マスタが更に格納されており、前記充当解除手段が、前記遅延損害金が存在しない場合、または、前記遅延損害金が存在し、かつ、前記解除管理マスタに含まれる前記フラグが前記解除を実行することを意味するフラグである場合、前記解除を実行すること、を特徴とする。
また、本発明に係る入金額充当装置は、前記記憶部には、前記解除を実行することを意味するフラグおよび実行しないことを意味するフラグのいずれか一方のフラグを含む解除管理マスタが更に格納されており、前記充当解除手段が、前記入金額が前記返済額と前記遅延損害金との合計額未満である場合、または、前記入金額が前記返済額と前記遅延損害金との合計額以上であって、かつ、前記解除管理マスタに含まれる前記フラグが前記解除を実行することを意味するフラグである場合、前記解除を実行すること、を特徴とする。
また、本発明に係る入金額充当方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される、入金額の返済額への充当を実行する入金額充当方法であって、前記記憶部には、入金が行われた日付である入金日と入金が判明した日付である入金判明日と入金額と当該入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分および当該入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分のいずれか一方の区分とを有するレコードを複数含む入金データと、返済額と返済期日とを含む返済予定データと、が格納されており、前記制御部で実行される、前記入金データ中で前記済んだことを示す区分を有するレコードにおいて、前記入金日が前記入金判明日より前である場合、前記済んだこと示す区分を前記済んでいないことを示す区分に変更することにより前記入金額の返済額への充当の解除を実行し、前記入金データを更新する充当解除ステップと、前記充当解除ステップで更新した前記入金データ中で前記済んでいないことを示す区分を有するレコードにおいてより早い前記入金日と紐付く前記入金額を、前記返済予定データにおいてより早い前記返済期日と紐付く前記返済額に充当する充当ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る入金額充当プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための、入金額の返済額への充当を実行する入金額充当プログラムであって、前記記憶部には、入金が行われた日付である入金日と入金が判明した日付である入金判明日と入金額と当該入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分および当該入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分のいずれか一方の区分とを有するレコードを複数含む入金データと、返済額と返済期日とを含む返済予定データと、が格納されており、前記制御部に実行させるための、前記入金データ中で前記済んだことを示す区分を有するレコードにおいて、前記入金日が前記入金判明日より前である場合、前記済んだこと示す区分を前記済んでいないことを示す区分に変更することにより前記入金額の返済額への充当の解除を実行し、前記入金データを更新する充当解除ステップと、前記充当解除ステップで更新した前記入金データ中で前記済んでいないことを示す区分を有するレコードにおいてより早い前記入金日と紐付く前記入金額を、前記返済予定データにおいてより早い前記返済期日と紐付く前記返済額に充当する充当ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、実際の入金順で入金額を充当できるという効果を奏する。
図1は、入金額充当装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、入金取引の時間軸、入金判明の度に入金登録を行う場合の返済予定データおよび本来の入金順で入金登録を行う場合の返済予定データの一例を示す図である。 図3は、入金データおよび返済予定データにおけるデータ構成例の一例を示す図である。 図4は、自動訂正管理マスタにおけるパラメータの一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係る入金額充当処理のフローチャートの一例を示す図である。 図6は、自動訂正有効FLGに基づいた自動訂正可否判断の仕方の一例を示す図である。 図7は、自動訂正判断FLG(回収区分)に基づいた自動訂正可否判断の仕方の一例を示す図である。 図8は、自動訂正判断FLG(入金区分)に基づいた自動訂正可否判断の仕方の一例を示す図である。 図9は、自動訂正判断FLG(遅延充当)に基づいた自動訂正可否判断の仕方の一例を示す図である。 図10は、自動訂正判断FLG(遅延放棄)に基づいた自動訂正可否判断の仕方の一例を示す図である。 図11は、自動訂正判断FLG(遅延繰越)に基づいた自動訂正可否判断の仕方の一例を示す図である。 図12は、自動訂正判断FLG(預り金)に基づいた自動訂正可否判断の仕方の一例を示す図である。 図13は、本実施形態に係る自動訂正処理の仕方の一例を示す図である。 図14は、本実施形態に係る自動訂正入金処理の仕方の一例を示す図である。 図15は、本実施形態に係る自動訂正入金処理の仕方の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る入金額充当装置、入金額充当方法および入金額充当プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1−1.概要]
収納代行サービス等を利用して入金を受ける場合、「実際の入金日」と「入金結果がサービス元から連携され、入金があった事実が判明する日(判明日)」との間に日数差が生じる場合がある。当該日数差が生じる原因の一つとして、回収方法の違いが挙げられる。例えば、通常、銀行振り込みによる入金が判明するのは銀行振り込みが行われた1営業日後であり、口座振替による入金が判明するのは口座振替が行われた3営業日後であり、コンビニエンス払いによる入金が判明するのは即日等の違いである。
このような状況の中で、最新の入金状態をシステムに反映するためには、判明した入金からシステムに登録していくこととなるが、入金が判明した順序は、前段落で説明した入金が判明するまでの期間の違いにより実際の入金順とは異なることも多々あるため、従来以下の(1)〜(3)のような問題があった。
(1)入金が期日より遅れていた場合、延滞となるが、「期日前の入金だが未判明の入金」より先に「期日後の入金だが判明した入金」を登録するため、遅延判断を誤ることがあった。
(2)顧客から問合せを受けた時等に入金状況を確認する際、実際の入金順とは異なる順序を顧客に伝えてしまい、顧客とのトラブルに繋がることがあった。
(3)実際の入金順とは異なる順序(すなわち、入金が判明した順序)で入金額を月々の返済額に充当していくと、本来とは異なる延滞日数や遅延損害金を算出してしまうことがあった。なお、この問題については、以下で具体例を用いて詳細に説明する。
そこで、本実施形態においては、例えば、判明した入金をシステムに自動登録する際、実際の入金日が既にシステムに登録されている入金データの入金日より前の場合に、既にシステムに登録されている入金データを取り消し、実際の取引順(入金順)で登録し直せるようにした。これにより、例えば、実際の入金日および入金順とシステム上の入金日および入金順とが一致することとなる。
また、本実施形態においては、例えば、取り消す対象となる入金を指定するパラメータを事前設定することによって、入金の取り消しを実行するか否かを自動判断することもできるようにした。
[1−2.本来とは異なる延滞日数や遅延損害金の算出の具体例]
[1−1]で述べた(3)の問題について、図2を用いて詳細に説明する。
例えば、図2の時間軸に示すように、ある者からの口座引落による入金20,000円が9月7日に行われ、更に、翌日9月8日に同一の者からの振込による入金30,000円が行われた場合、通常、引落については、実際に口座引落が行われた日の3日後の9月10日に前記入金20,000円が判明し、振込については、実際に振込が行われた日の1日後の9月9日に前記入金30,000円が判明することが多い。
この場合、入金が判明した順に入金額を月々の返済額に充当していくと、まず、9月9日に入金が判明した9月8日入金分30,000円を入金処理することとなる。当該入金分30,000円は、返済が完了していない返済予定に順番に充当していく。すなわち、図2の「1.入金判明の度に入金登録を行う場合」の表における返済回数1〜3回目が充当対象となり、各返済回数についての延滞日数は以下のとおりとなる。
返済回数1回目:返済期日=8月7日であり、入金日=9月8日であるため、延滞日数は32日である。
返済回数2回目:返済期日=9月6日であり、入金日=9月8日であるため、延滞日数は2日である。
返済回数3回目:返済期日=10月6日であり、入金日=9月8日であるため、延滞日数はなしである。
入金が判明した順に入金額を月々の返済額に充当していくと、次に、9月10日に入金が判明した9月7日入金分20,000円を入金処理することとなる。当該入金分20,000円は、返済が完了していない返済予定に順番に充当していく。すなわち、図2の「1.入金判明の度に入金登録を行う場合」の表における返済回数4〜5回目が充当対象となり、各返済回数についての延滞日数は以下のとおりとなる。
返済回数4回目:返済期日=11月6日であり、入金日=9月7日であるため、延滞日数はなしである。
返済回数5回目:返済期日=12月6日であり、入金日=9月7日であるため、延滞日数はなしである。
これに対して、本来の入金順で入金額を月々の返済額に充当していくと、まず、9月10日に入金が判明した9月7日入金分20,000円を入金処理することとなる。当該入金分20,000円は、返済が完了していない返済予定に順番に充当していく。すなわち、図2の「2.本来の入金順で登録した場合」の表における返済回数1〜2回目が充当対象となり、各返済回数についての延滞日数は以下のとおりとなる。
返済回数1回目:返済期日=8月7日であり、入金日=9月7日であるため、延滞日数は31日である。
返済回数2回目:返済期日=9月6日であり、入金日=9月7日であるため、延滞日数は1日である。
本来の入金順で入金額を月々の返済額に充当していくと、次に、9月9日に入金が判明した9月8日入金分30,000円を入金処理することとなる。当該入金分30,000円は、返済が完了していない返済予定に順番に充当していく。すなわち、図2の「2.本来の入金順で登録した場合」の表における返済回数3〜5回目が充当対象となり、各返済回数についての延滞日数は以下のとおりとなる。
返済回数3回目:返済期日=10月6日であり、入金日=9月8日であるため、延滞日数はなしである。
返済回数4回目:返済期日=11月6日であり、入金日=9月8日であるため、延滞日数はなしである。
返済回数5回目:返済期日=12月6日であり、入金日=9月8日であるため、延滞日数はなしである。
このように、入金が判明した順に入金額を月々の返済額に充当していく場合と本来の入金順で入金額を月々の返済額に充当していく場合とでは、延滞日数および遅延損害金に差が発生してしまう。このため、本実施形態においては、本来の入金順で入金額を月々の返済額に充当していけるようにした。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係る入金額充当装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、入金額充当装置100の構成の一例を示すブロック図である。
入金額充当装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、入金額充当装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
入金額充当装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。入金額充当装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、入金額充当装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、入金額充当装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、入金データ106aと、返済予定データ106bと、解除管理マスタとしての自動訂正管理マスタ106cと、を備えている。
入金データ106aは、図3および図13〜図15に示すように、例えば、入金が行われた日付である入金日と、入金が判明した日付である入金判明日と、入金額と、当該入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分(消込済)および当該入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分(未消込)のいずれか一方の区分と、前記入金額を回収する元を識別するための回収元識別データ(回収区分)と、前記入金額を回収する方法を識別するための回収方法識別データ(入金区分)と、を有するレコードを複数含む。
レコードとは、入金データ106aにおける横一行の情報のことであり、例えば、図3の「入金例1.」の入金データ106a中には、入金日2017/9/8を有するレコードおよび入金日2017/9/7を有するレコードの2つのレコードが含まれている。回収区分の例としては、図7に示すように、本人を表す回収区分(1)、保証人を表す回収区分(2)、加盟店を表す回収区分(3)、介入者を表す回収区分(4)、代理人を表す回収区分(5)およびその他を表す回収区分(9)等が挙げられる。入金区分の例としては、図8に示すように、振込を表す入金区分(73)および引落を表す入金区分(75)等が挙げられる。
返済予定データ106bは、図3および図13〜図15に示すように、例えば、返済回数と、返済額(月々返済額)と、返済期日と、入金日と、延滞日数と、遅延損害金と、(図示しないが)預り金と、を含む。
預り金とは、顧客から本来の返済額より多く入金された分の額のことである。例えば、本来の返済額30,136円に対して30,500円が入金された場合、預り金は、30,500円−30,136円=364円となる。
ここで、本実施形態においては、既にシステムに登録されている入金データを取り消す処理を「自動訂正」という。具体的には、図13の「・自動訂正前」の返済予定データ106bに示すように、入金日9月8日の入金額30,000円が返済回数1〜3回の返済額に10,000円ずつ充当されている場合に、図13の入金データ106aにおける入金日9月8日のレコードR4の「状態:消込済」を「状態:未消込」に変更することにより、図13の「・自動訂正後」の返済予定データ106bに示すように、入金日9月8日の入金額30,000円の返済回数1〜3回の返済額への充当を解除して、(未入金)の状態にすることをいう。また、本実施形態においては、実際の取引順(入金順)で入金日を登録し直す処理のことを「自動訂正入金」という。具体的には、図15の返済予定データ106bに示すように、入金日9月7日の入金額20,000円を先に、すなわち、返済回数1〜2回の返済額に10,000円ずつ充当し、入金日9月8日の入金額30,000円を後に、すなわち、返済回数3〜5回の返済額に10,000円ずつ充当することをいう。
自動訂正管理マスタ106cは、自動訂正(入金額の返済額への充当を解除すること)を行うか否かを、また、行う場合にはどのような条件を満たす場合に行うかを設定するためのマスタである。自動訂正管理マスタ106cは、例えば、図4に示す7種類のフラグ(FLG)を含む。以下、当該7種類のフラグについて説明する。
自動訂正有効FLGは、図6に示すように、自動訂正を有効とすることを意味するフラグおよび自動訂正を無効とすることを意味するフラグのいずれかのフラグである。
自動訂正判断FLG(回収区分)は、図7に示すように、自動訂正の対象としない回収元識別データを識別するためのするフラグである。図7の例では、自動訂正管理マスタ106cには、自動訂正の対象としない回収元として、2(保証人)、3(加盟店)、4(介入者)および5(代理人)の4者が設定されている。
自動訂正判断FLG(入金区分)は、図8に示すように、自動訂正の対象としない回収方法識別データを識別するためのフラグである。図8の例では、自動訂正管理マスタ106cには、自動訂正の対象としない回収方法として、75(引落)が設定されている。
自動訂正判断FLG(遅延充当)、自動訂正判断FLG(遅延放棄)および自動訂正判断FLG(遅延繰越)は、図9〜図11に示すように、遅延損害金が存在する場合に自動訂正を実行することを意味するフラグおよび遅延損害金が存在する場合に自動訂正を実行しないことを意味するフラグのいずれかのフラグである。
自動訂正判断FLG(預り金)は、図12に示すように、預り金(入金額から返済額と遅延損害金との合計額とを差し引いた額)が存在する場合に自動訂正を実行することを意味するフラグおよび預り金が存在する場合に自動訂正を実行しないことを意味するフラグのいずれかのフラグである。
制御部102は、入金額充当装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記入金データ中で前記済んだことを示す区分を有するレコードにおいて、前記入金日が前記入金判明日より前である場合、前記済んだこと示す区分を前記済んでいないことを示す区分に変更することにより前記入金額の返済額への充当の解除を実行し、前記入金データを更新する充当解除手段としての充当解除部102aと、(2)前記充当解除手段で更新した前記入金データ中で前記済んでいないことを示す区分を有するレコードにおいてより早い前記入金日と紐付く前記入金額を、前記返済予定データにおいてより早い前記返済期日と紐付く前記返済額に充当する充当手段としての充当部102bと、(3)前記充当手段で充当した前記入金額と紐付く前記入金日から、前記充当手段で前記入金額を充当した前記返済額と紐付く前記返済期日を差し引くことにより、延滞日数を算出する延滞日数算出手段としての延滞日数算出部102cと、(4)前記延滞日数算出手段で算出した前記延滞日数に基づいて、遅延損害金を算出する遅延損害金算出手段としての遅延損害金算出部102dと、を備えている。なお、各部が実行する処理の詳細については、以下の[3.処理の具体例]で説明する。
[3.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について、図5〜図15を用いて詳細に説明する。まず、自動訂正(入金額の返済額への充当を解除すること)を行うか否かの判断の仕方について説明する。次に、自動訂正を行う場合の自動訂正の仕方について説明する。最後に、延滞日数および遅延損害金の算出について説明する。
[3−1.自動訂正を行うか否かの判断]
本項目では、自動訂正を行うか否かの判断について、図5のフローチャートに沿って、図6〜図12を用いて詳細に説明する。
(1)自動訂正有効FLGに基づいた自動訂正可否判断
充当解除部102aは、自動訂正管理マスタ106cにおける自動訂正有効FLGがTrue(有効)である場合(図5のステップS1:Yes)、自動訂正を実行するべく次のステップへ進む(図5のステップS2へ)。
これに対して、充当解除部102aは、図6に示すように、自動訂正管理マスタ106cにおける自動訂正有効FLGがFalse(無効)である場合(図5のステップS1:No)、自動訂正を実行しない(図5のステップS13:自動訂正処理実行不可)。
(2)自動訂正判断FLG(回収区分)に基づいた自動訂正可否判断
充当解除部102aは、入金データ106aに含まれる回収元識別データ(回収区分)が自動訂正管理マスタ106cに含まれない場合、充当の解除(自動訂正)を実行する。
具体的には、図7の入金データ106aには回収区分「5:代理人より」が含まれるが、自動訂正管理マスタ106cに「5:代理人より」が含まれない場合(図5のステップS2:No)、充当解除部102aは自動訂正を実行するべく次のステップへ進む(図5のステップS3へ)。
これに対して、図7の自動訂正管理マスタ106cに示すように、自動訂正管理マスタ106cに「5:代理人より」が含まれる場合(図5のステップS2:Yes)、充当解除部102aは自動訂正を実行しない(図5のステップS13:自動訂正処理実行不可)。
(3)自動訂正判断FLG(入金区分)に基づいた自動訂正可否判断
充当解除部102aは、入金データ106aに含まれる回収方法識別データ(入金区分)が自動訂正管理マスタ106cに含まれない場合、充当の解除(自動訂正)を実行する。
具体的には、図8の入金データ106aには入金区分「75:引落」が含まれるが、自動訂正管理マスタ106cに「75:引落」が含まれない場合(図5のステップS3:No)、充当解除部102aは自動訂正を実行するべく次のステップへ進む(図5のステップS4へ)。
これに対して、図8の自動訂正管理マスタ106cに示すように、自動訂正管理マスタ106cに「75:引落」が含まれる場合(図5のステップS3:Yes)、充当解除部102aは自動訂正を実行しない(図5のステップS13:自動訂正処理実行不可)。
(4)自動訂正判断FLG(遅延充当)に基づいた自動訂正可否判断
充当解除部102aは、
(i)遅延損害金が存在しない場合(図5のステップS4:No)、
または
(ii)遅延損害金が存在し(図5のステップS4:Yes)、かつ、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが充当の解除を実行することを意味するフラグ(実行する)である場合(図5のステップS5:Yes)、
充当の解除(自動訂正)を実行するべく次のステップへ進む(図5のステップS6へ)。
これに対して、充当解除部102aは、上記(i)および(ii)のいずれにも当てはまらない場合、充当の解除(自動訂正)を実行しない。すなわち、充当解除部102aは、遅延損害金が存在し(図5のステップS4:Yes)、かつ、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが充当の解除を実行しないことを意味するフラグ(実行しない)である場合(図5のステップS5:No)、充当の解除(自動訂正)を実行しない(図5のステップS13:自動訂正処理実行不可)。自動訂正を実行しない場合の2つの具体例を以下に示す。
一つ目の具体例として、図9の「1.別の入金から遅延損害金充当している場合」の入金データ106aには、遅延損害金である128円と8円が存在する。この場合、充当解除部102aは、当該遅延損害金と紐付く入金日(2017/9/8)と同じ入金日を有するレコードR1およびR2を、入金データ106aから取得する。続いて、当該取得したレコードR1に含まれる入金額(128円)およびレコードR2に含まれる入金額(8円)によって、前記遅延損害金(128円と8円)を充当可能な場合、充当解除部102aは、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグを参照する。そして、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが、図9の「1.別の入金から遅延損害金充当している場合」の自動訂正管理マスタ106cに示すように「実行しない」である場合、充当解除部102aは自動訂正を実行しない。
二つ目の具体例として、図9の「2.月々返済額に対して過剰な入金分から遅延損害金充当している場合」の入金データ106aには、遅延損害金である128円と8円が存在する。本来支払うべき返済額(30,000円)に対して過剰な入金分(136円)が存在する場合であって、当該過剰な入金分(136円)によって前記遅延損害金(128円と8円)を充当可能な場合、充当解除部102aは、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグを参照する。そして、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが、図9の「2.月々返済額に対して過剰な入金分から遅延損害金充当している場合」の自動訂正管理マスタ106cに示すように「実行しない」である場合、充当解除部102aは自動訂正を実行しない。
(5)自動訂正判断FLG(遅延放棄)に基づいた自動訂正可否判断
充当解除部102aは、
(i)遅延損害金が存在しない場合(図5のステップS6:No)、
または
(ii)遅延損害金が存在し(図5のステップS6:Yes)、かつ、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが充当の解除を実行することを意味するフラグ(実行する)である場合(図5のステップS7:Yes)、
充当の解除(自動訂正)を実行するべく次のステップへ進む(図5のステップS8へ)。
これに対して、充当解除部102aは、上記(i)および(ii)のいずれにも当てはまらない場合、充当の解除(自動訂正)を実行しない。すなわち、充当解除部102aは、遅延損害金が存在し(図5のステップS6:Yes)、かつ、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが充当の解除を実行しないことを意味するフラグ(実行しない)である場合(図5のステップS7:No)、充当の解除(自動訂正)を実行しない(図5のステップS13:自動訂正処理実行不可)。自動訂正を実行しない場合の具体例を以下に示す。
具体例として、図10の入金データ106aには、遅延損害金である128円と8円が存在する。この場合、充当解除部102aは、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグを参照し、フラグが、図10の自動訂正管理マスタ106cに示すように「実行しない」である場合、自動訂正を実行しない。なお、当該「実行しない」フラグは、入金をする側と入金される側との同意等によって、遅延損害金の支払いが放棄されている場合に設定されるフラグである。
(6)自動訂正判断FLG(遅延繰越)に基づいた自動訂正可否判断
充当解除部102aは、
(i)遅延損害金が存在しない場合(図5のステップS8:No)、
または
(ii)遅延損害金が存在し(図5のステップS8:Yes)、かつ、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが充当の解除を実行することを意味するフラグ(実行する)である場合(図5のステップS9:Yes)、
充当の解除(自動訂正)を実行するべく次のステップへ進む(図5のステップS10へ)。
これに対して、充当解除部102aは、上記(i)および(ii)のいずれにも当てはまらない場合、充当の解除(自動訂正)を実行しない。すなわち、充当解除部102aは、遅延損害金が存在し(図5のステップS8:Yes)、かつ、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが充当の解除を実行しないことを意味するフラグ(実行しない)である場合(図5のステップS9:No)、充当の解除(自動訂正)を実行しない(図5のステップS13:自動訂正処理実行不可)。自動訂正を実行しない場合の具体例を以下に示す。
具体例として、図11の入金データ106aには、遅延損害金である128円と8円が存在する。この場合、充当解除部102aは、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグを参照し、フラグが、図11の自動訂正管理マスタ106cに示すように「実行しない」である場合、自動訂正を実行しない。なお、当該「実行しない」フラグは、入金をする側と入金される側との同意等によって、遅延損害金の支払いを繰り越すことが決定している場合に設定されるフラグである。
(7)自動訂正判断FLG(預り金)に基づいた自動訂正可否判断
充当解除部102aは、
(i)入金額が返済額と遅延損害金との合計額未満である場合(図5のステップS10:No)、
または
(ii)入金額が返済額と遅延損害金との合計額以上であって(図5のステップS10:Yes)、かつ、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが充当の解除を実行することを意味するフラグ(実行する)である場合(図5のステップS11:Yes)、
充当の解除(自動訂正)を実行する(図5のステップS12:自動訂正処理実行)。
これに対して、充当解除部102aは、上記(i)および(ii)のいずれにも当てはまらない場合、充当の解除(自動訂正)を実行しない。すなわち、充当解除部102aは、入金額が返済額と遅延損害金との合計額以上であって(図5のステップS10:Yes)、かつ、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグが充当の解除を実行しないことを意味するフラグ(実行しない)である場合(図5のステップS11:No)、充当の解除(自動訂正)を実行しない(図5のステップS13:自動訂正処理実行不可)。自動訂正を実行しない場合の具体例を以下に示す。
具体例として、図12の入金データ106aにおいて、入金額である30,500円は、返済額(30,000円)と遅延損害金(128円+8円=136円)との合計額である30,136円以上である。この場合、充当解除部102aは、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグを参照し、フラグが、図12の自動訂正管理マスタ106cに示すように「実行しない」である場合、自動訂正を実行しない。なお、図12において、前記入金額30,500円から前記合計額(30,136円)を差し引いた金額である364円を「預り金」として表現しているため、充当解除部102aは、「預り金」が0円以上である(発生している)場合に、自動訂正管理マスタ106cに含まれるフラグを参照すると言い替えることができる。
以上、本項目[3−1]で説明したように、本実施形態に係る入金額充当装置100によれば、例えば、自動訂正管理マスタ106c中に、充当解除部102aが自動訂正(入金額の返済額への充当を解除すること)を行うか否か、行うとすればどのような条件の時に行うかを予め設定しておけば、オペレータのニーズに応じた自動訂正を行うことができる。
また、自動訂正管理マスタ106c中に、顧客を識別するための情報(顧客コード等)を紐付けておけば、顧客ごとに異なるフラグを設定し、柔軟な自動訂正を行うことができる。例えば、「自動訂正判断FLG(入金区分):73(振込)」と顧客Aの顧客コードを紐付けておき、一方で、「自動訂正判断FLG(入金区分):75(引落)」と顧客Bの顧客コードを紐付けておけば、顧客Aに対しては、振込による入金の場合は自動訂正を行わず、一方で、顧客Bに対しては、引落による入金の場合は自動訂正を行わないという柔軟な対応をすることが可能となる。
[3−2.自動訂正の仕方]
本項目では、自動訂正(入金額の返済額への充当を解除すること)および自動訂正入金(解除後、入金日が早い入金額から順に、返済期日が早い返済額に充当していくこと)について、図2および図13〜図15を用いて詳細に説明する。
本項目[3−2]においては、図2の時間軸に示す入金が行われる場合に、図13の「・自動訂正前」の返済予定データ106bに示すように、2017/9/8入金分の30,000円のみが返済額に充当されている際に、一旦充当を解除して入金日順に充当し直すという場面について説明する。なお、引落日(2017/9/7)の翌日(2017/9/8)から引落判明日(2017/9/10)までに行われる取引は、図2に示す入金取引のみであると仮定し、入金以外の取引(キャンセルおよび早期完済登録等)はないものと仮定して以下説明を進める。
(1)自動訂正
充当解除部102aは、入金データ106a中で入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分を有するレコードにおいて、入金日が入金判明日より前である場合、前記済んだことを示す区分を入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分に変更することにより入金額の返済額への充当の解除を実行し、入金データ106aを更新する。
具体的には、図13の自動訂正前の入金データ106aにおいて、入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分(状態:消込済)を有するレコードは、R4のレコードである。R4のレコードで特定される入金において、入金判明日は図2からわかるように2017/9/9である。このため、R4のレコードにおいては、入金日(2017/9/8)が入金判明日(2017/9/9)より前である。この場合、充当解除部102aは、図13の自動訂正後の入金データ106aのR4のレコードに示すように、入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分(状態:消込済)を入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分(状態:未消込)に変更する。これにより、R4のレコードに含まれる入金額30,000円の返済額30,000円への充当の解除を実行し、図13の自動訂正後の入金データ106aに示すように入金データ106aを更新する。
また、充当解除部102aが、R4のレコードに含まれる入金額30,000円の返済額30,000円への充当の解除を実行することは、図13の自動訂正前の返済予定データ106bにおける返済回数1〜3回の返済額への充当の解除を実行することを意味する。このため、当該解除の実行に伴い、図13の自動訂正後の返済予定データ106bに示すように、返済回数1〜3回の入金日は、「2017/9/8」から「(未入金)」に更新される。
このように、引落日の翌日(2017/9/8)から引落判明日(2017/9/10)までの入金を、すべて自動訂正することができる。入金処理が複数回ある場合にも、複数回自動訂正を行うことができる。
(2)自動訂正入金
充当部102bは、充当解除部102aで更新した入金データ106a中で入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分を有するレコードにおいてより早い入金日と紐付く入金額を、返済予定データ106bにおいてより早い返済期日と紐付く返済額に充当する。
具体的には、充当解除部102aで更新した入金データ106aは、(1)で説明したように、図13の自動訂正後の入金データ106aに示すとおりである。
図13の自動訂正後の入金データ106aにおいて、より早い入金日は、2017/9/7であるため、充当部102bは、当該入金日と紐付く入金額20,000円を、より早い返済期日(2017/8/7および2017/9/6)と紐付く返済額(10,000円および10,000円)に充当する。当該充当により、図14の入金データ106aに示すように、入金日2017/9/7を含むR3のレコードにおける状態は、未消込から消込へと変更される(言い換えると、R3のレコードにおける入金日はR4のレコードにおける入金日に先行しているため、優先的に充当原資となる)。また、当該充当により、図14の返済予定データ106bに示すように、返済回数1〜2回の入金日は、「(未入金)」から「2017/9/7」に更新される。
続いて、図13の自動訂正後の入金データ106aにおいて、より遅い入金日は、2017/9/8であるため、充当部102bは、当該入金日と紐付く入金額30,000円を、より遅い返済期日(2017/10/6、2017/11/6および2017/12/6)と紐付く返済額(10,000円、10,000円および10,000円)に充当する。当該充当により、図15の入金データ106aに示すように、入金日2017/9/8を含むR4のレコードにおける状態は、未消込から消込へと変更される。また、当該充当により、図15の返済予定データ106bに示すように、返済回数3〜5回の入金日は、「(未入金)」から「2017/9/8」に更新される(言い換えると、R4のレコードにおける入金額30,000円は、未来である2017年10〜12月の返済予定に対して充当される)。
以上、本項目[3−2]で説明したように、本実施形態に係る入金額充当装置100によれば、実際の入金順で入金額を充当できる。これにより、例えば、「期日前の入金だが未判明の入金」より先に「期日後の入金だが判明した入金」を登録してしまい遅延判断を誤るという問題や、顧客から問合せを受けた時等に入金状況を確認する際、実際の入金順とは異なる順序を顧客に伝えてしまい、顧客とのトラブルに繋がるという問題や、入金判明順で入金額を充当することに起因して本来より多めの延滞日数および遅延損害金を算出してしまうという問題等を解消することができる。
[3−3.延滞日数および遅延損害金の算出]
本項目では、延滞日数および遅延損害金の算出について、図13および図15を用いて詳細に説明する。
入金の判明順で入金額の返済額への充当を行った場合、図13の「・自動訂正前」の返済予定データ106bに示すように、返済回数1回目に対しては、延滞日数32日(入金日2017/9/8から返済期日2017/8/7を差し引いた日数)となり、返済回数2回目に対しては、延滞日数2日(入金日2017/9/8から返済期日2017/9/6を差し引いた日数)となる。
しかしながら、本来の入金順で入金額の返済額への充当を行った場合、図15の返済予定データ106bに示すように、返済回数1回目および2回目についての入金日は2017/9/7となる。このため、入金の判明順による充当では、延滞日数を本来より多めに算出してしまい、この結果、延滞日数に基づいて算出される遅延損害金も本来より多めに算出されてしまう。
そこで、本実施形態に係る入金額充当装置100においては、延滞日数算出部102cおよび遅延損害金算出部102dにより、以下のようにして、延滞日数および遅延損害金を本来の入金順に基づいて算出することができる。
まず、延滞日数算出部102cは、充当部102bで充当した入金額と紐付く入金日から、充当部102bで入金額を充当した返済額と紐付く返済期日を差し引くことにより、延滞日数を算出する。
具体的には、[3−2]で説明した充当部102bで充当した入金額20,000円と紐付く入金日は、図15の入金データ106aに示すように、2017/9/7である。また、充当部102bで入金額20,000円を充当した返済額20,000円と紐付く返済期日は、図15の返済予定データ106bに示すように、2017/8/7および2017/9/6である。以上より、延滞日数算出部102cは、図15の返済予定データ106bの返済回数1回目に示すように、入金日2017/9/7から返済期日2017/8/7を差し引いて31日と算出し、また、図15の返済予定データ106bの返済回数2回目に示すように、入金日2017/9/7から返済期日2017/9/6を差し引いて1日と算出する。
続いて、遅延損害金算出部102dは、延滞日数算出部102cで算出した延滞日数に基づいて、遅延損害金を算出する。
具体的には、遅延損害金算出部102dは、例えば、返済額×延滞日数×遅延損害金率14.6%/年間日数という計算式により遅延損害金を算出する。遅延損害金算出部102dは、前記計算式に基づいて、図15の返済予定データ106bの返済回数1回目に示すように、延滞日数31日についての遅延損害金を、10,000円×31日×0.146/365日=124円と算出する。また、遅延損害金算出部102dは、前記計算式に基づいて、図15の返済予定データ106bの返済回数2回目に示すように、延滞日数1日についての遅延損害金を、10,000円×1日×0.146/365日=4円と算出する。
以上、本項目[3−3]で説明したように、本実施形態に係る入金額充当装置100が延滞日数算出部102cおよび遅延損害金算出部102dを備えれば、本来の入金順に基づいた延滞日数および遅延損害金を自動で算出することができる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、入金額充当装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、入金額充当装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて入金額充当装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、入金額充当装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、入金額充当装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、入金額充当装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、特に、融資や割賦等で入金を受ける頻度が高い業界において極めて有用である。
100 入金額充当装置
102 制御部
102a 充当解除部
102b 充当部
102c 延滞日数算出部
102d 遅延損害金算出部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 入金データ
106b 返済予定データ
106c 自動訂正管理マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (8)

  1. 制御部および記憶部を備え、入金額の返済額への充当を実行する入金額充当装置であって、
    前記記憶部には、
    入金が行われた日付である入金日と入金が判明した日付である入金判明日と入金額と当該入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分および当該入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分のいずれか一方の区分とを有するレコードを複数含む入金データと、
    返済額と返済期日とを含む返済予定データと、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    前記入金データ中で前記済んだことを示す区分を有するレコードにおいて、前記入金日が前記入金判明日より前である場合、前記済んだこと示す区分を前記済んでいないことを示す区分に変更することにより前記入金額の返済額への充当の解除を実行し、前記入金データを更新する充当解除手段と、
    前記充当解除手段で更新した前記入金データ中で前記済んでいないことを示す区分を有するレコードにおいてより早い前記入金日と紐付く前記入金額を、前記返済予定データにおいてより早い前記返済期日と紐付く前記返済額に充当する充当手段と、
    を備えること、
    を特徴とする入金額充当装置。
  2. 前記制御部は、
    前記充当手段で充当した前記入金額と紐付く前記入金日から、前記充当手段で前記入金額を充当した前記返済額と紐付く前記返済期日を差し引くことにより、延滞日数を算出する延滞日数算出手段と、
    前記延滞日数算出手段で算出した前記延滞日数に基づいて、遅延損害金を算出する遅延損害金算出手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の入金額充当装置。
  3. 前記記憶部には、
    前記入金額を回収する元を識別するための回収元識別データを含む解除管理マスタ
    が更に格納されており、
    前記充当解除手段は、
    前記入金データに含まれる回収元識別データが前記解除管理マスタに含まれない場合、前記解除を実行すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の入金額充当装置。
  4. 前記記憶部には、
    前記入金額を回収する方法を識別するための回収方法識別データを含む解除管理マスタ
    が更に格納されており、
    前記充当解除手段は、
    前記入金データに含まれる回収方法識別データが前記解除管理マスタに含まれない場合、前記解除を実行すること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の入金額充当装置。
  5. 前記記憶部には、
    前記解除を実行することを意味するフラグおよび実行しないことを意味するフラグのいずれか一方のフラグを含む解除管理マスタ
    が更に格納されており、
    前記充当解除手段は、
    前記遅延損害金が存在しない場合、
    または、
    前記遅延損害金が存在し、かつ、前記解除管理マスタに含まれる前記フラグが前記解除を実行することを意味するフラグである場合、
    前記解除を実行すること、
    を特徴とする請求項2から4のいずれか1つに記載の入金額充当装置。
  6. 前記記憶部には、
    前記解除を実行することを意味するフラグおよび実行しないことを意味するフラグのいずれか一方のフラグを含む解除管理マスタ
    が更に格納されており、
    前記充当解除手段は、
    前記入金額が前記返済額と前記遅延損害金との合計額未満である場合、
    または、
    前記入金額が前記返済額と前記遅延損害金との合計額以上であって、かつ、前記解除管理マスタに含まれる前記フラグが前記解除を実行することを意味するフラグである場合、
    前記解除を実行すること、
    を特徴とする請求項2から5のいずれか1つに記載の入金額充当装置。
  7. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される、入金額の返済額への充当を実行する入金額充当方法であって、
    前記記憶部には、
    入金が行われた日付である入金日と入金が判明した日付である入金判明日と入金額と当該入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分および当該入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分のいずれか一方の区分とを有するレコードを複数含む入金データと、
    返済額と返済期日とを含む返済予定データと、
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記入金データ中で前記済んだことを示す区分を有するレコードにおいて、前記入金日が前記入金判明日より前である場合、前記済んだこと示す区分を前記済んでいないことを示す区分に変更することにより前記入金額の返済額への充当の解除を実行し、前記入金データを更新する充当解除ステップと、
    前記充当解除ステップで更新した前記入金データ中で前記済んでいないことを示す区分を有するレコードにおいてより早い前記入金日と紐付く前記入金額を、前記返済予定データにおいてより早い前記返済期日と紐付く前記返済額に充当する充当ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする入金額充当方法。
  8. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための、入金額の返済額への充当を実行する入金額充当プログラムであって、
    前記記憶部には、
    入金が行われた日付である入金日と入金が判明した日付である入金判明日と入金額と当該入金額の返済額への充当が済んだことを示す区分および当該入金額の返済額への充当が済んでいないことを示す区分のいずれか一方の区分とを有するレコードを複数含む入金データと、
    返済額と返済期日とを含む返済予定データと、
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記入金データ中で前記済んだことを示す区分を有するレコードにおいて、前記入金日が前記入金判明日より前である場合、前記済んだこと示す区分を前記済んでいないことを示す区分に変更することにより前記入金額の返済額への充当の解除を実行し、前記入金データを更新する充当解除ステップと、
    前記充当解除ステップで更新した前記入金データ中で前記済んでいないことを示す区分を有するレコードにおいてより早い前記入金日と紐付く前記入金額を、前記返済予定データにおいてより早い前記返済期日と紐付く前記返済額に充当する充当ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする入金額充当プログラム。
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