JP2019138681A - 圧力検出装置および圧力検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】圧力検出部を外来異物から保護する。【解決手段】基準空間に対する被測定空間の圧力差を検出する圧力検出装置であって、基準空間の圧力が印加される基準面と、被測定空間の圧力が印加される測定面とを有する圧力検出部と、圧力検出部を収容するケース部と、圧力検出部の基準面を覆って設けられた保護材と、測定面と対向する位置において測定面と離れて配置され、圧力検出部の測定面の少なくとも一部を覆う遮蔽部とを備え、ケース部には、圧力検出部の測定面と被測定空間とを接続する開口部が設けられており、遮蔽部は、開口部に設けられている圧力検出装置を提供する。【選択図】図1
Description
本発明は、圧力検出装置および圧力検出システムに関する。
被測定空間における圧力を検出する圧力検出装置として、ピエゾ抵抗素子が設けられた半導体チップ等の圧力検出部を用いる構造が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1 特開平9−126927号公報
特許文献1 特開平9−126927号公報
圧力検出装置においては、圧力検出部を外来異物等から保護することが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、基準空間に対する被測定空間の圧力差を検出する圧力検出装置を提供する。圧力検出装置は、基準空間の圧力が印加される基準面と、被測定空間の圧力が印加される測定面とを有する圧力検出部を備えてよい。圧力検出装置は、圧力検出部の基準面を覆って設けられた保護材を備えてよい。圧力検出装置は、測定面と対向する位置において測定面と離れて配置され、圧力検出部の測定面の少なくとも一部を覆う遮蔽部を備えてよい。
圧力検出装置は、圧力検出部を収容するケース部を備えてよい。ケース部には、圧力検出部の測定面と被測定空間とを接続する開口部が設けられていてよい。遮蔽部は、開口部に設けられていてよい。
遮蔽部は、ケース部と一体に設けられていてよい。
遮蔽部は、開口部の開口内に配置された本体部を有してよい。遮蔽部は、開口部の縁におけるケース部と、遮蔽部の本体部との間を架橋する架橋部を有してよい。
開口部は、被測定空間に接続される第1開口部分を有してよい。開口部は、第1開口部分と圧力検出部との間に設けられ、第1開口部分よりも開口面積の小さい第2開口部分を有してよい。遮蔽部は、第1開口部分に設けられていてよい。
圧力検出部の測定面と平行な面において、遮蔽部の本体部と、第2開口部分とが同一の大きさを有してよい。
ケース部は、圧力検出部の測定面を支持する支持部を有してよい。支持部に第2開口部分が設けられていてよい。
圧力検出部の測定面と垂直な方向から測定面を観察した場合に、遮蔽部および支持部により、測定面の全体が覆われていてよい。
圧力演出部の測定面と垂直な方向において、遮蔽部の厚みが、支持部の厚みより小さくてよい。
第1開口部分は、遮蔽部が設けられた領域の直径が、遮蔽部が設けられていない領域の直径よりも大きくてよい。
本発明の第2の態様においては、測定対象ガスが流れる搬送部と、搬送部に設けられた第1の態様の圧力検出装置とを備える圧力検出システムを提供する。
圧力検出部の基準面が、搬送部における測定対象ガスの上流側に配置され、測定面が下流側に配置されていてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一つの実施形態に係る圧力検出装置100の構造例を示す断面図である。圧力検出装置100は、基準空間102に対する被測定空間104の圧力差を検出する。一例として基準空間102および被測定空間104は、気体が流動する空間であるか、または、気体が流動する空間に接続された空間である。
圧力検出装置100は、ケース部10、圧力検出部50、保護材70および遮蔽部20を備える。圧力検出部50は、基準空間102の圧力が印加される基準面52と、被測定空間104の圧力が印加される測定面54とを有する。一例として圧力検出部50は、ピエゾ抵抗素子およびダイアフラムが形成された半導体チップである。当該半導体チップは、半導体基板においてダイアフラムにより薄膜化された薄膜部にピエゾ抵抗素子を設けている。薄膜部の一方の主面が基準面52であり、他方の主面が測定面54に対応する。基準空間102および被測定空間104の圧力差に応じて薄膜部が歪むことで、ピエゾ抵抗素子の抵抗値が変化する。当該抵抗値の変化により、基準空間102に対する被測定空間104の相対的な圧力を検出できる。
本明細書では、圧力検出部50の基準面52および測定面54と平行な面における2つの直交軸をX軸およびY軸とする。また、基準面52および測定面54と垂直な軸をZ軸とする。
ケース部10は、圧力検出部50を収容する。一例としてケース部10は樹脂等の絶縁材料で形成されている。ケース部10は、全体が一体に形成されていてよく、複数の部分が組み合わされていてもよい。ケース部10には、圧力検出部50の基準面52を基準空間102に露出させる開口部16と、測定面54を被測定空間104に露出させる開口部30とが設けられている。
保護材70は、圧力検出部50の基準面52を覆って設けられている。本例の保護材70は、開口部16の内部に充填されている。保護材70は、ゲル状材料を硬化させることで形成してよい。保護材70は、基準空間102の圧力を、圧力検出部50に伝達できる程度に弾性を有する。保護材70の弾性係数は、ケース部10の弾性係数より大きくてよい。
本例の圧力検出装置100は、ワイヤー部72および配線部74を更に備える。配線部74は、ケース部10に固定された導電部材である。配線部74の少なくとも一部分は、ケース部10の内部に埋め込まれていてよく、少なくとも一部分はケース部10の外部に露出していてもよい。ワイヤー部72は、圧力検出部50と配線部74とを電気的に接続する。本例のワイヤー部72は、圧力検出部50の基準面52に設けられたパッド等と、配線部74とを接続している。配線部74およびワイヤー部72により、圧力検出部50と外部の回路とを電気的に接続する。保護材70は、ワイヤー部72の周囲にも設けられている。つまり保護材70は、ワイヤー部72を封止している。
本例においては、圧力検出部50の測定面54の少なくとも一部の領域は、保護材70により覆われていない。つまり測定面54の少なくとも一部の領域は、被測定空間104と連続する空間に面していている。
圧力検出部50により、基準面52側の空間と測定面54側の空間が分離されているので、保護材70を基準面52側の空間と、測定面54側の空間の両方に設けようとすると、一方の空間に保護材70を塗布および硬化させてから、他方の空間に保護材70を塗布および硬化させることになる。このため、圧力検出装置100の製造コストが高くなってしまう。図1に示す圧力検出装置100は、基準面52側だけに保護材70を形成するので、製造コストを低減できる。また、基準面52にワイヤー部72を接続しているので、保護材70によりワイヤー部72も保護できる。
遮蔽部20は、圧力検出部50の測定面54と対向する位置において、測定面54と離れて配置されている。つまり、遮蔽部20と測定面54との間には、被測定空間104と連続する空間22が設けられている。測定面54において、ダイアフラムが形成された領域の少なくとも一部は、空間22と接していることが好ましい。遮蔽部20が測定面54の少なくとも一部を覆うことで、被測定空間104から飛来する異物が、測定面54に直接衝突することを抑制できる。また、空間22を設けることで、被測定空間104の圧力を、測定面54に伝達できる。
遮蔽部20は、測定面54においてケース部10等の部材で覆われていない領域の全体と重なるように設けられることが好ましい。これにより、測定面54の全体を保護できる。遮蔽部20は、測定面54のうちダイアフラムが形成された領域の全体と重なるように設けられていてもよい。なおZ軸方向から測定面54を見た場合に、遮蔽部20により隠されている領域を、遮蔽部20と重なる領域とする。
上述したようにケース部10には、圧力検出部50の測定面54と被測定空間104とを接続する開口部30が設けられている。遮蔽部20は、開口部30に設けられていてよい。遮蔽部20の少なくとも一部の領域が、開口部30の内部に設けられていてもよい。開口部30の内部とは、開口部30の内壁により挟まれた空間を指す。
ケース部10は、筒状部12を有してよい。筒状部12は、ケース部10の面において、被測定空間104の方向に突出して設けられている。本例の筒状部12は、開口部30の周囲を囲む筒状の壁である。
本例の開口部30は、第1開口部分34および第2開口部分32を有する。第1開口部分34は、被測定空間104に接続される。つまり第1開口部分34は、開口部30のうち、最も被測定空間104に近い部分を含む。第1開口部分34のXY面における大きさ(例えば直径)は、Z軸方向のいずれの位置においても同一であってよく、異なっていてもよい。つまり第1開口部分34の内壁35は、Z軸と平行であってよく、Z軸に対して傾きを有していてもよい。第1開口部分34は、被測定空間104に近いほど開口面積が大きくなってもよい。開口面積とは、XY面における面積を指す。
第2開口部分32は、第1開口部分34と圧力検出部50との間に設けられ、第1開口部分34よりも開口面積が小さい。第2開口部分32は、開口部30のうち、最も圧力検出部50に近い部分を含む。第2開口部分32のXY面における大きさ(例えば直径)は、Z軸方向のいずれの位置においても同一であってよく、異なっていてもよい。つまり第2開口部分32の内壁33は、Z軸と平行であってよく、Z軸に対して傾きを有していてもよい。第2開口部分32は、圧力検出部50に近いほど開口面積が大きくなってもよい。
本例において第1開口部分34および第2開口部分32の境界における開口部30には、段差37が設けられている。段差37は、XY面において開口部30の中心方向に突出して設けられている。つまり第1開口部分34および第2開口部分32の境界において、開口部30の開口面積は不連続にステップ状に変化している。
本例の遮蔽部20は、第1開口部分34に設けられている。これにより、遮蔽部20と、開口部30の内壁との間に距離を確保することが容易になる。このため、遮蔽部20の横を通り、被測定空間104と圧力検出部50とを接続する空間23を容易に設けることができる。
また、第1開口部分34の開口面積が大きいので、空間23を確保しつつ第2開口部分32を遮蔽部20で覆うことが容易になる。これにより、圧力検出部50を保護することが容易になる。遮蔽部20は、XY平面において第2開口部分32と同一の大きさの部分を有してよい。これにより第2開口部分32の全体を覆うことができ、圧力検出部50を保護できる。
本例のケース部10は、圧力検出部50の測定面54を支持する支持部14を有する。測定面54の端部は、支持部14に固定されている。測定面54の端部とは、ダイアフラムが設けられていない領域である。
本例の支持部14は、接着剤76および固定部60を介して圧力検出部50と接続されている。固定部60は、支持部14よりも、圧力検出部50との熱膨張係数の差が小さい材料で形成されてよい。一例として支持部14は樹脂で形成され、固定部60はガラスで形成され、圧力検出部50はシリコン基板に形成されている。これにより、ケース部10の熱膨張等による歪みが圧力検出部50に伝搬することを抑制できる。固定部60は、支持部14よりも弾性係数の小さい材料で形成されていてもよい。
支持部14に囲まれた領域に、第2開口部分32の少なくとも一部が設けられてよい。つまり支持部14は、第1開口部分34の内壁35よりも、開口部30の中心方向に突出して設けられている。この場合、支持部14の側壁が、第2開口部分32の内壁33の一部となる。Z軸方向から測定面54を観察した場合に、遮蔽部20および支持部14により、測定面54の全体が覆われていてよい。遮蔽部20は、支持部14が設けられた領域における第2開口部分32と同一の大きさを有してよい。
また、固定部60に囲まれた領域に、第2開口部分32の少なくとも一部が設けられてもよい。固定部60の側壁62は、支持部14の側壁よりも、開口部30の中心方向に突出して設けられてよい。つまり固定部60が設けられた領域の第2開口部分32の開口面積は、支持部14が設けられた領域の第2開口部分32の開口面積よりも小さくてよい。遮蔽部20は、固定部60が設けられた領域の第2開口部分32よりも広い領域を覆っていてよい。
また、遮蔽部20は、異物を遮蔽できればよいので、Z軸方向における厚みは小さくてよい。一例として遮蔽部20のZ軸方向における厚みT1は、支持部14における厚みT2より小さくてよい。これにより、支持部14における強度を確保できる。また、遮蔽部20を薄くすることで、空間22を確保することが容易になる。遮蔽部20の厚みT1は、遮蔽部20における最大の厚みを用いてよい。支持部14における厚みT2は、内壁33における厚みを用いてよい。
図2は、圧力検出装置100の上面の概要図である。図2におけるA−A断面が、図1に示した断面に対応する。本例の遮蔽部20は、本体部24と架橋部26とを有する。本体部24は、開口部30の開口内に配置されている。一例として本体部24は、XY面において、第2開口部分32(図2では、第2開口部分32の内壁33を示している)と同一の大きさおよび形状を有している。
架橋部26は、開口部30の縁におけるケース部10と、遮蔽部20の本体部24との間を架橋する。本例の架橋部26は、第1開口部分34の内壁35におけるケース部10と、遮蔽部20の本体部24とを接続している。本例では、XY面における本体部24の外周に沿って、複数の架橋部26が離散的に配置されている。2つの架橋部26の間には、空間23が設けられる。図1に示したように空間23は、空間22と接続されている。これにより、被測定空間104と、圧力検出部50とを接続する。
架橋部26は、本体部24により覆われていない第1開口部分34の領域のうち、半分より小さい領域に設けられてよい。つまり、XY面における架橋部26の面積の総和は、空間23の面積の総和より小さくてよい。また、Z軸方向において、架橋部26と本体部24の厚みは同一であってよく、異なっていてもよい。
遮蔽部20は、ケース部10と一体に形成されていてもよい。本例では、架橋部26および本体部24が、ケース部10と同一の材料で連続的に形成されている。ケース部10と遮蔽部20とを一体に形成することで、遮蔽部20を薄く形成しつつ、遮蔽部20の強度を確保できる。
図3は、圧力検出装置100の他の例を示す断面図である。本例における第1開口部分34は、Z軸方向において遮蔽部20が設けられた位置における開口領域の直径が、Z軸方向において遮蔽部20が設けられていない位置における開口領域の直径よりも大きい。具体的には、第1開口部分34の内壁35は、遮蔽部20と対向する領域に窪み部39を有する。XY面において、窪み部39が設けられた第1開口部分34の直径は、窪み部39が設けられていない第1開口部分34の直径よりも大きい。このような構造によって、空間23を更に確保しやすくなる。
図4は、比較例に係る圧力検出装置300を示す断面図である。圧力検出装置300は、圧力検出装置100の構成に対して、遮蔽部20に代えて保護材80を備える。保護材80は、圧力検出部50の測定面54を覆う。保護材70および80により、圧力検出部50の基準面52および測定面54を保護できる。
しかし、上述したように、保護材70および80を設ける場合、一方の保護材の塗布および硬化を完了させた後に、他方の保護材の塗布および硬化を行うことになる。このため、保護材を設けるための工程が煩雑になり、低コスト化が困難になる。
これに対して、図1から図3において説明した圧力検出装置100によれば、保護材80を設けていないので、低コスト化が容易である。また、遮蔽部20を設けることで、被測定空間104から直線的に飛来する異物が、圧力検出部50に直接衝突することを防ぐことができる。仮に遮蔽部20等に衝突した異物が圧力検出部50に異物が到達しても、圧力検出部50に到達する異物の運動エネルギーを小さくできる。また、保護材70を設けることで、ワイヤー部72等の電気的な接続部分を保護することができる。
図5は、測定対象ガスの圧力を検出する圧力検出システム200の一例を示す図である。圧力検出システム200は、測定対象ガスが流れる搬送部110と、搬送部110に設けられた圧力検出装置100とを備える。一例として搬送部110は、測定対象ガスが流れるガス管202に接続されており、ガス管に流れるガスの一部を取り込んで圧力を検出する。
図5の例では、ガス管202の内部には、測定対象ガスに含まれる異物を除去するフィルター204が設けられている。本例の搬送部110は、ガス管202におけるフィルター204よりも上流側の空間を基準空間102として圧力検出部50の基準面52に接続し、フィルター204よりも下流側の空間を被測定空間104として圧力検出部50の測定面54に接続する。フィルター204よりも上流側の空間と下流側の空間との圧力差を検出することで、フィルター204の目詰まりを検出できる。
また、圧力検出部50の基準面52が、搬送部110(またはガス管202)における測定対象ガスの上流側に配置されており、測定面54が、搬送部110(またはガス管202)における下流側に配置されている。本例では、測定対象ガスの上流側のほうが、下流側よりも異物が多くなりやすい。このため、保護材70により封止されている基準面52を上流側に配置することで、圧力検出部50を適切に保護できる。
図6は、ケース部10および遮蔽部20を形成する工程の一例を示す図である。本例では、ケース部10および遮蔽部20を、抜き型を用いて一体に形成する。これにより、遮蔽部20の強度を向上できる。
準備段階S310において、抜き型302および304を準備する。図6の例では、遮蔽部20の近傍の構造を形成する抜き型302および304を示している。抜き型302は、所定の幅Wを有する突出部を有する。また、抜き型304は、抜き型302の突出部とXY面における形状が同一の窪み部306を有する。
形成段階S312において、抜き型302の突出部を、抜き型304の窪み部306の途中まで挿入して、樹脂等を注入する。窪み部306において、抜き型302が挿入されずに残った空間に樹脂等が注入されることで、遮蔽部20の本体部24が形成される。また、抜き型302の周囲に樹脂が注入されることで、ケース部10の支持部14等が形成される。
本例では、遮蔽部20の本体部24のXY面における大きさと、支持部14で囲まれる空間(図1における第2開口部分32に相当する)の大きさとが同一になる。本例によれば、簡単な工程で、第2開口部分32の全体を覆う遮蔽部20を、ケース部10と一体に形成できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10・・・ケース部、12・・・筒状部、14・・・支持部、16・・・開口部、20・・・遮蔽部、22・・・空間、23・・・空間、24・・・本体部、26・・・架橋部、30・・・開口部、32・・・第2開口部分、33・・・内壁、34・・・第1開口部分、35・・・内壁、37・・・段差、39・・・窪み部、50・・・圧力検出部、52・・・基準面、54・・・測定面、60・・・固定部、62・・・側壁、70・・・保護材、72・・・ワイヤー部、74・・・配線部、76・・・接着剤、80・・・保護材、100・・・圧力検出装置、102・・・基準空間、104・・・被測定空間、110・・・搬送部、200・・・圧力検出システム、202・・・ガス管、204・・・フィルター、300・・・圧力検出装置、302・・・抜き型、304・・・抜き型、306・・・窪み部
Claims (12)
- 基準空間に対する被測定空間の圧力差を検出する圧力検出装置であって、
前記基準空間の圧力が印加される基準面と、前記被測定空間の圧力が印加される測定面とを有する圧力検出部と、
前記圧力検出部の前記基準面を覆って設けられた保護材と、
前記測定面と対向する位置において前記測定面と離れて配置され、前記圧力検出部の前記測定面の少なくとも一部を覆う遮蔽部と
を備える圧力検出装置。 - 前記圧力検出部を収容するケース部を更に備え、
前記ケース部には、前記圧力検出部の前記測定面と前記被測定空間とを接続する開口部が設けられており、
前記遮蔽部は、前記開口部に設けられている
請求項1に記載の圧力検出装置。 - 前記遮蔽部は、前記ケース部と一体に設けられている
請求項2に記載の圧力検出装置。 - 前記遮蔽部は、
前記開口部の開口内に配置された本体部と、
前記開口部の縁における前記ケース部と、前記遮蔽部の前記本体部との間を架橋する架橋部と
を有する請求項2または3に記載の圧力検出装置。 - 前記開口部は、
前記被測定空間に接続される第1開口部分と、
前記第1開口部分と前記圧力検出部との間に設けられ、前記第1開口部分よりも開口面積の小さい第2開口部分と
を有し、
前記遮蔽部は、前記第1開口部分に設けられている
請求項4に記載の圧力検出装置。 - 前記圧力検出部の前記測定面と平行な面において、前記遮蔽部の前記本体部と、前記第2開口部分とが同一の大きさを有する
請求項5に記載の圧力検出装置。 - 前記ケース部は、前記圧力検出部の前記測定面を支持する支持部を有し、
前記支持部に前記第2開口部分が設けられている
請求項5または6に記載の圧力検出装置。 - 前記圧力検出部の前記測定面と垂直な方向から前記測定面を観察した場合に、前記遮蔽部および前記支持部により、前記測定面の全体が覆われている
請求項7に記載の圧力検出装置。 - 前記圧力検出部の前記測定面と垂直な方向において、前記遮蔽部の厚みが、前記支持部の厚みより小さい
請求項7または8に記載の圧力検出装置。 - 前記第1開口部分は、前記遮蔽部が設けられた領域の直径が、前記遮蔽部が設けられていない領域の直径よりも大きい
請求項5から9のいずれか一項に記載の圧力検出装置。 - 測定対象ガスが流れる搬送部と、
前記搬送部に設けられた、請求項1から10のいずれか一項に記載の圧力検出装置と
を備える圧力検出システム。 - 前記圧力検出部の前記基準面が、前記搬送部における前記測定対象ガスの上流側に配置され、前記測定面が下流側に配置されている
請求項11に記載の圧力検出システム。
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