JP2019138421A - トルク変動抑制装置、トルクコンバータ、及び動力伝達装置 - Google Patents

トルク変動抑制装置、トルクコンバータ、及び動力伝達装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遠心子及びカム機構を有するトルク変動抑制装置において、簡単かつ安価な構成で、遠心子がスムーズに移動できるようにする。【解決手段】この装置は、イナーシャリング20と、複数の遠心子21と、複数のカム機構22と、複数の支持機構23と、を備えている。イナーシャリング20は、ハブフランジ12とともに回転可能であり、かつハブフランジ12に対して相対回転自在に配置されている。遠心子21は、ハブフランジ12及びイナーシャリング20の回転による遠心力を受けて径方向に移動自在である。カム機構22は、ハブフランジ12とイナーシャリング20との間に回転方向における相対変位が生じたときに、遠心力を、相対変位が小さくなる方向の円周方向力に変換する。支持機構23は、複数の遠心子21のそれぞれの円周方向の中央部を径方向移動自在に支持する。【選択図】図2

Description

本発明は、トルク変動抑制装置、特に、回転軸の回りに回転するとともにトルクが入力される回転体のトルク変動を抑制するためのトルク変動抑制装置に関する。また、本発明は、トルク変動抑制装置を備えたトルクコンバータ及び動力伝達装置に関する。
例えば、自動車のエンジンとトランスミッションとの間には、ダンパ装置を含むクラッチ装置やトルクコンバータが設けられている。トルクコンバータには、燃費低減のために、所定の回転数以上で機械的にトルクを伝達するためのロックアップ装置が設けられている。
特許文献1には、トルク変動抑制装置を備えたロックアップ装置が示されている。特許文献1のトルク変動抑制装置は、イナーシャリングと、複数の遠心子と、複数のカム機構と、を備えている。イナーシャリングはトルクが伝達されるハブフランジに対して相対回転自在であり、遠心子はハブフランジ及びイナーシャリングの回転によって遠心力を受ける。カム機構は、遠心子の表面に形成されたカムと、このカムに接触するカムフォロアと、を有している。
この特許文献1の装置では、トルク変動によってハブフランジとイナーシャリングとの間に回転方向のずれが生じた場合には、遠心子に作用する遠心力を受けてカム機構が作動し、遠心子に作用する遠心力を、ハブフランジとイナーシャリングとの間のずれが小さくなる方向の円周方向力に変換する。この円周方向力によって、トルク変動が抑えられる。
特開2018−13153号公報
特許文献1のトルク変動抑制装置では、遠心子の両側に、それぞれ1つ(特許文献1の図2参照)又は2つ(特許文献1の図9参照)のガイドローラが設けられており、遠心子は、これらのガイドローラによって、径方向の移動が案内される。
特に4つのガイドローラによって遠心子を案内する構成では、ガイドローラと対向する部材の4点がガイドローラに接触することになる。このため、遠心子を精度良くかつスムーズに移動させるためには、各部の寸法を高精度で管理しなければならない。また、部品点数も多い。
また、遠心子の両側のそれぞれに1つローラを設けた構成においても、遠心子の左右にガタ(ローラと、それが接触する部材との間の隙間)が発生しやすい。このため、遠心子を径方向にスムーズに移動させるには、多くの部分において、寸法を高い精度で管理する必要がある。
本発明の課題は、遠心子及びカム機構を有するトルク変動抑制装置において、簡単かつ安価な構成で、遠心子がスムーズに移動できるようにすることにある。
(1)本発明に係るトルク変動抑制装置は、トルクが入力される回転体のトルク変動を抑制する装置である。このトルク変動抑制装置は、質量体と、複数の遠心子と、複数のカム機構と、複数の支持機構と、を備えている。質量体は、回転体とともに回転可能であり、かつ回転体に対して相対回転自在に配置されている。遠心子は、回転体及び質量体の回転による遠心力を受けて径方向に移動自在である。カム機構は、回転体と質量体との間に回転方向における相対変位が生じたときに、遠心力を、相対変位が小さくなる方向の円周方向力に変換する。支持機構は、複数の遠心子のそれぞれの円周方向の中央部を径方向移動自在に支持する。
この装置では、回転体にトルクが入力されると、回転体及び質量体が回転する。回転体に入力されるトルクに変動がない場合は、回転体と質量体との間の回転方向における相対変位はない。一方、入力されるトルクに変動がある場合は、質量体は回転体に対して相対回転自在に配置されているために、トルク変動の程度によっては、両者の間に回転方向における相対変位(以下、この変位を「回転位相差」と表現する場合がある)が生じる。
ここで、回転体及び質量体が回転すると、遠心子は遠心力を受ける。そして、回転体と質量体との間に回転方向における相対変位が生じたときには、カム機構は遠心子に作用する遠心力を円周方向力に変換する。この円周方向力は回転体と質量体の間の相対変位を小さくするように作用する。このようなカム機構の作動によって、トルク変動が抑えられる。
ここでは、遠心子に作用する遠心力を、トルク変動を抑えるための力として利用しているので、回転体の回転数に応じてトルク変動を抑制する特性が変わることになる。また、例えばカムの形状等によって、トルク変動を抑制する特性を適切に設定することができ、より広い回転数域におけるトルク変動のピークを抑えることができる。
また、各遠心子は、遠心子の円周方向の中央部が支持機構によって移動自在に支持されている。すなわち、従来装置のように、円周方向の両側ではなく、中央部によって支持されている。したがって、遠心子を中央部の1ヶ所で支持することができる。このため、寸法を高い精度で管理しなければならない個所が、従来装置に比較して減る。また、遠心子を支持するための部品点数を少なくすることができる。したがって、製造コストを抑えることができる。
(2)好ましくは、支持機構は、第1ガイド部と、第2ガイド部と、を有する。第1ガイド部は、遠心子及び回転体の一方に設けられ、径方向に長い。第2ガイド部は、遠心子及び回転体の他方に設けられ、第1ガイド部に沿って移動自在である。
ここでは、前記同様に、遠心子を、中央部の1ヶ所に設けられた第1及び第2ガイド部で支持することができる。このため、製造コストを抑えることができる。
(3)好ましくは、第1ガイド部は、孔又は溝である。また、第2ガイド部は、孔又は溝に係合する内周側係合部と、前記内周側係合部の外周側に配置された外周側係合部と、を有する。
ここでは、第2ガイド部が、内周側係合部と外周側係合部とを有する。このため、遠心子が移動する際の姿勢の傾きを抑えることができる。
(4)好ましくは、第2ガイド部は、第1ガイド部に沿って移動自在な1対のガイドローラである。
この場合は、1対のガイドローラがガイド孔に沿って移動し、遠心子の径方向の移動が案内される。このため、簡単な構成で、遠心子を支持することができる。
(5)好ましくは、カム機構は、カムと、カムフォロアと、を有している。カムは、質量体及び遠心子の一方に設けられている。カムフォロアは、質量体及び遠心子の他方に設けられ、カムに沿って移動する。そして、この場合は、1対のガイドローラは、回転体の回転中心と、回転体と質量体との間に相対変位がない状態でのカムフォロアの円周方向の中心と、を結んだ線上に配置されている。
ここでは、回転体のトルク変動の大きさによって、回転体と質量体との間の回転方向の相対変位量が変動する。このとき、遠心力から変換された円周方向力が、相対変位量に応じて変化するようにカムの形状を設定することにより、トルク変動をより効率的に抑えることができる。
(6)好ましくは、質量体は、回転体を挟んで対向して配置された第1イナーシャリング及び第2イナーシャリングと、第1イナーシャリングと第2イナーシャリングとを相対回転不能に連結するピンと、を有している。遠心子は、回転体の外周部でかつピンの内周側において第1イナーシャリングと第2イナーシャリングとの軸方向間に配置されている。カムフォロアは、内部にピンが軸方向に貫通する孔を有する円筒状のコロである。カムは、遠心子に形成されてカムフォロアに当接し、回転体と質量体との間の回転方向における相対変位量に応じて円周方向力が変化するような形状を有する。
ここでは、第1イナーシャリングと第2イナーシャリングとを連結するピンを利用して、コロを装着している。このため、カム機構の構成が簡単になる。
(7)本発明に係るトルクコンバータは、エンジンとトランスミッションとの間に配置される。このトルクコンバータは、エンジンからのトルクが入力される入力側回転体と、トランスミッションにトルクを出力するハブフランジと、入力側回転体とタービンとの間に配置されたダンパと、以上に記載のいずれかのトルク変動抑制装置と、を備えている。
(8)本発明に係る動力伝達装置は、フライホイールと、クラッチ装置と、以上に記載のいずれかのトルク変動抑制装置と、を備えている。フライホイールは、回転軸を中心に回転する第1慣性体と、回転軸を中心に回転し第1慣性体と相対回転自在な第2慣性体と、第1慣性体と第2慣性体との間に配置されたダンパと、を有する。クラッチ装置は、フライホイールの第2慣性体に設けられている。
以上のような本発明では、遠心子及びカム機構を有するトルク変動抑制装置において、簡単かつ安価な構成で、遠心子をスムーズに移動させることができる。
本発明の一実施形態によるトルクコンバータの模式図。 図1のハブフランジ及びトルク変動抑制装置の正面部分図。 図2のIII-III線断面図。 図2に拡大部分図。 カム機構の作動を説明するための図。 回転数とトルク変動の関係を示す特性図。 本発明の適用例1を示す模式図。 本発明の適用例2を示す模式図。 本発明の適用例3を示す模式図。 本発明の適用例4を示す模式図。 本発明の適用例5を示す模式図。 本発明の適用例6を示す模式図。 本発明の適用例7を示す模式図。 本発明の適用例8を示す模式図。 本発明の適用例9を示す模式図。
図1は、本発明の一実施形態によるトルク変動抑制装置をトルクコンバータのロックアップ装置に装着した場合の模式図である。図1において、O−Oがトルクコンバータの回転軸線である。
[全体構成]
トルクコンバータ1は、フロントカバー2と、トルクコンバータ本体3と、ロックアップ装置4と、出力ハブ5と、を有している。フロントカバー2にはエンジンからトルクが入力される。トルクコンバータ本体3は、フロントカバー2に連結されたインペラ7と、タービン8と、ステータ(図示せず)と、を有している。タービン8は出力ハブ5に連結されており、出力ハブ5の内周部には、トランスミッションの入力軸(図示せず)がスプラインによって係合可能である。
[ロックアップ装置4]
ロックアップ装置4は、クラッチ部や、油圧によって作動するピストン等を有し、ロックアップオン状態と、ロックアップオフ状態と、を取り得る。ロックアップオン状態では、フロントカバー2に入力されたトルクは、トルクコンバータ本体3を介さずに、ロックアップ装置4を介して出力ハブ5に伝達される。一方、ロックアップオフ状態では、フロントカバー2に入力されたトルクは、トルクコンバータ本体3を介して出力ハブ5に伝達される。
ロックアップ装置4は、入力側回転体11と、ハブフランジ12(回転体の一例)と、ダンパ13と、トルク変動抑制装置14と、を有している。
入力側回転体11は、軸方向に移動自在なピストンを含み、フロントカバー2側の側面に摩擦部材16が固定されている。この摩擦部材16がフロントカバー2に押し付けられることによって、フロントカバー2から入力側回転体11にトルクが伝達される。
ハブフランジ12は、入力側回転体11と軸方向に対向して配置され、入力側回転体11と相対回転自在である。ハブフランジ12は出力ハブ5に連結されている。
ダンパ13は、入力側回転体11とハブフランジ12との間に配置されている。ダンパ13は、複数のトーションスプリングを有しており、入力側回転体11とハブフランジ12とを回転方向に弾性的に連結している。このダンパ13によって、入力側回転体11からハブフランジ12にトルクが伝達されるとともに、トルク変動が吸収、減衰される。
[トルク変動抑制装置14]
図2は、ハブフランジ12及びトルク変動抑制装置14の正面図である。なお、図2は一方(手前側)のイナーシャリングを取り外して示している。図3は図2のIII-III線断面図である。図2以降の図ではハブフランジ12及びトルク変動抑制装置14の一部を示しているが、全体としては、円周方向の4ヶ所に、各図に示した部分が等角度間隔で設けられている。
トルク変動抑制装置14は、質量体としてのイナーシャリング20を構成する第1イナーシャリング201及び第2イナーシャリング202と、4個の遠心子21と、4個のカム機構22と、4個の支持機構23と、を有している。
<第1及び第2イナーシャリング201,202>
第1及び第2イナーシャリング201,202は、それぞれ連続した円環状に形成された所定の厚みを有するプレートであり、図3に示すように、ハブフランジ12を挟んでハブフランジ12の軸方向両側に所定の隙間をあけて配置されている。すなわち、ハブフランジ12と第1及び第2イナーシャリング201,202とは、軸方向に並べて配置されている。第1及び第2イナーシャリング201,202は、ハブフランジ12の回転軸と同じ回転軸Oを有し、ハブフランジ12とともに回転可能で、かつハブフランジ12に対して相対回転自在である。
第1及び第2イナーシャリング201,202には軸方向に貫通する孔201a,202aが形成されている。そして、第1イナーシャリング201と第2イナーシャリング202とは、それらの孔201a,202aを貫通する固定部材203によって固定されている。したがって、第1イナーシャリング201は、第2イナーシャリング202に対して、軸方向、径方向、及び回転方向に移動不能である。
なお、固定部材203は、ナット部材203aとボルト203bとを有している。ナット部材203aは、第1イナーシャリング201側から装着され、孔201a,202aを貫通している。ナット部材203aにはネジ孔が形成されており、このネジ孔に、第2イナーシャリング202側からボルト203bが螺合している。
<ハブフランジ12>
ハブフランジ12は、円板状に形成され、内周部が前述のように出力ハブ5に連結されている。ハブフランジ12の外周部には、径方向外方に開くように形成され、所定の深さを有する4つの凹部12aが形成されている。4つの凹部12aは円周方向に等角度間隔で配置されている。
<遠心子21>
遠心子21は、外周部の一部がハブフランジ12の凹部12aに配置されており、ハブフランジ12の回転による遠心力によって径方向に移動可能である。遠心子21は、円周方向に延びて形成されるとともに、円周方向の中央部が内周側に延びている。
遠心子21は、第1遠心プレート211と、第1遠心プレート211に固定された第2遠心プレート212と、を有している。
第1遠心プレート211は、頂点が内周側に位置する三角形状の内周部分211aと、ほぼ矩形形状の外周部分211bと、を有している。外周部分211bの外周部には、径方向外方に開く矩形状の切欠き211cが形成されている。
第2遠心プレート212は、外周部を除いて第1遠心プレート211と同じ外形を有している。すなわち、頂点が内周側に位置する三角形状の内周部分212aと、ほぼ矩形形状の外周部分212bと、を有している。外周部分212bの外周面は、第1遠心プレート211側に折り曲げられている。この折り曲げられた部分の外周面212cは、内周側に窪む円弧状に形成されており、後述するように、カム31として機能する。
また、第2遠心プレート212の内周部分212aの円周方向中央部と、外周部分212bの円周方向両側と、には、固定用ボス212dが形成されている。固定用ボス212dは、第1遠心プレート211側に突出して形成されている。この固定用ボス212dの先端面は第1遠心プレート211の側面に当接している。固定用ボス212dにはネジ孔212eが形成されており、このネジ孔212eに、第1遠心プレート211側からボルト25を螺合することにより、第1遠心プレート211と第2遠心プレート212とが固定されている。
なお、図2では、内周部分212aの固定用ボス212d及びその取付構造が示されているが、外周部分212bの固定用ボス及びその取付構造も同じ構成である。
以上のような構成により、第1遠心プレート211と第2遠心プレート212とは、固定用ボス212dの高さ分だけ、軸方向に所定の隙間をあけて固定されている。ハブフランジ12の一部は、両遠心プレート211,212間の隙間に差し込まれている。
<支持機構23>
支持機構23は、図2〜図4に示すように、ハブフランジ12に形成された長孔12bと、内側ガイドローラ27a及び外側ガイドローラ27bと、を有している。なお、図4は図2の一部を拡大して示す図である。
長孔12bは、ハブフランジ12の凹部12aの径方向内方に形成されている。長孔231は、回転軸Oの中心から凹部12aの幅方向の中心に向かって延びる直線Lに沿って延びている。なお、第2遠心プレート212の3つの固定用ボス212dのうちの内周側の固定用ボス212dは、この長孔231を軸方向に貫通している。
内側ガイドローラ27a及び外側ガイドローラ27bは、長孔231内に配置されている。すなわち、両ガイドローラ27a,27bは、第1遠心プレート211と第2遠心プレート212の軸方向間に配置されている。内側ガイドローラ27aは、遠心子21の内周端部に、ピン28により回転自在に支持されている。外側ガイドローラ27bは、遠心子21の径方向のほぼ中間部分に、同様のピン28により回転自在に支持されている。ピン28は、一端が第1遠心プレート211に、他端が第2遠心プレート212に固定されている。
このように、遠心子21に設けられた2つのガイドローラ27a,27bが長孔12bに沿って移動することにより、遠心子21は長孔12bに案内されて径方向に移動する。
<カム機構22>
カム機構22は、図2に示すように、円筒状のコロ30(カムフォロアの一例)と、遠心子21の外周面212cであるカム31と、から構成されている。コロ30は、固定部材203を構成するナット部材203aの胴部の外周に嵌めこまれている。すなわち、コロ30はナット部材203aに支持されている。なお、コロ30は、ナット部材203aに対して回転自在に装着されているのが好ましいが、回転不能であってもよい。カム31は、コロ30が当接する円弧状の面であり、ハブフランジ12と第1及び第2イナーシャリング201,202とが所定の角度範囲で相対回転した際には、コロ30はこのカム31に沿って移動する。
詳細は後述するが、コロ30とカム31との接触によって、ハブフランジ12と第1及び第2イナーシャリング201,202との間に回転位相差が生じたときに、遠心子21に生じた遠心力は、回転位相差が小さくなるような円周方向の力に変換される。
[カム機構22の作動]
図2及び図5を用いて、カム機構22の作動(トルク変動の抑制)について説明する。なお、以下の説明では、第1及び第2イナーシャリング201,202を、単に「イナーシャリング20」と記す場合もある。
ロックアップオン時には、フロントカバー2に伝達されたトルクは、入力側回転体11及びダンパ13を介してハブフランジ12に伝達される。
トルク伝達時にトルク変動がない場合は、図2に示すような状態で、ハブフランジ12及びイナーシャリング20は回転する。この状態では、カム機構22のコロ30はカム31のもっとも内周側の位置(円周方向の中央位置)に当接し、ハブフランジ12とイナーシャリング20との回転位相差は「0」である。
前述のように、ハブフランジ12とイナーシャリング20との間の回転方向の相対変位量を、「回転位相差」と称しているが、これらは、図2及び図5では、遠心子21及びカム31の円周方向の中央位置と、コロ30の中心位置と、のずれを示すものである。
ここで、トルクの伝達時にトルク変動が存在すると、図5に示すように、ハブフランジ12とイナーシャリング20との間には、回転位相差θが生じる。図5は+R側に回転位相差+θ(例えば5度)が生じた場合を示している。
図5に示すように、ハブフランジ12とイナーシャリング20との間に回転位相差θが生じた場合は、カム機構22のコロ30は、カム31に沿って相対的に図5における左側に移動する。このとき、遠心子21には遠心力が作用しているので、遠心子21に形成されたカム31がコロ30から受ける反力は、図5のP0の方向及び大きさとなる。この反力P0によって、円周方向の第1分力P1と、遠心子21を内周側に向かって移動させる方向の第2分力P2と、が発生する。
そして、第1分力P1は、カム機構22及び遠心子21を介してハブフランジ12を図5における左方向に移動させる力となる。すなわち、ハブフランジ12とイナーシャリング20との回転位相差を小さくする方向の力が、ハブフランジ12に作用することになる。また、第2分力P2によって、遠心子21は、遠心力に抗して内周側に移動させられる。
なお、逆方向に回転位相差が生じた場合は、コロ30がカム31に沿って相対的に図5の右側に移動するが、作動原理は同じである。
以上のように、トルク変動によってハブフランジ12とイナーシャリング20との間に回転位相差が生じると、遠心子21に作用する遠心力及びカム機構22の作用によって、ハブフランジ12は、両者の回転位相差を小さくする方向の力(第1分力P1)を受ける。この力によって、トルク変動が抑制される。
以上のトルク変動を抑制する力は、遠心力、すなわちハブフランジ12の回転数によって変化するし、回転位相差及びカム31の形状によっても変化する。したがって、カム31の形状を適宜設定することによって、トルク変動抑制装置14の特性を、エンジン仕様等に応じた最適な特性にすることができる。
例えば、カム31の形状は、同じ遠心力が作用している状態で、回転位相差に応じて第1分力P1が線形に変化するような形状にすることができる。また、カム31の形状は、回転位相差に応じて第1分力P1が非線形に変化する形状にすることができる。
以上のようなカム機構22の作動中において、遠心子21は支持機構23によって径方向に移動自在に支持されている。すなわち、遠心子21に装着された内側ガイドローラ27a及び外側ガイドローラ27bが、ハブフランジ12の長孔12bに沿って移動する。これにより、遠心子21が作動する際に遠心子21が傾くことはない。したがって、トルク変動抑制装置14の捩り特性におけるヒステリシスをなくすことができる。
また、同様に、遠心子21の傾きがなくなるので、カム31の形状は、作動中において、予定された設計上の形状を維持することになる。したがって、安定して所望の特性を得ることができる。
[特性の例]
図6は、トルク変動抑制特性の一例を示す図である。横軸は回転数、縦軸はトルク変動(回転速度変動)である。特性Q1はトルク変動を抑制するための装置が設けられていない場合、特性Q2はカム機構を有さない従来のダイナミックダンパ装置が設けられた場合、特性Q3は本実施形態のトルク変動抑制装置14が設けられた場合を示している。
この図6から明らかなように、カム機構を有さないダイナミックダンパ装置が設けられた装置(特性Q2)では、特定の回転数域のみについてトルク変動を抑制することができる。一方、カム機構22を有する本実施形態(特性Q3)では、すべての回転数域においてトルク変動を抑制することができる。
[他の実施形態]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
(a)前記実施形態では、遠心子に2つのガイドローラを設け、ハブフランジに長孔を形成したが、遠心子に長孔を形成し、ハブフランジにガイドローラを設けてもよい。
(b)支持機構の構成は前記実施形態に限定されない。例えば、遠心子又はハブフランジの一方に突起を形成するとともに、他方に長孔を形成し、突起を長孔に摺動自在に嵌合するようにしてもよい。また、ガイドローラに代えて、樹脂レースやシート等の摩擦を低減する他の部材を配置してもよい。この場合、突起等を径方向に長く形成しておけば、内周側及び外周側の両方に突起を設ける必要はなく、1つの突起等だけでもよい。
(c)前記実施形態では、遠心子をハブフランジに設けたが、イナーシャリングに設けてもよい。
(d)前記実施形態では、遠心子を収容する収容部として、外周側に開く凹部を設けたが、収容部は、外周側が塞がれた開口であってもよく、遠心子を径方向に移動自在に収容できる形状であれば、その形状等は限定されない。
[適用例]
以上のようなトルク変動抑制装置を、トルクコンバータや他の動力伝達装置に適用する場合、種々の配置が可能である。以下に、トルクコンバータや他の動力伝達装置の模式図を利用して、具体的な適用例について説明する。
(1)図7は、トルクコンバータを模式的に示した図であり、トルクコンバータは、入力側回転体41と、ハブフランジ42と、これらの部材41,42の間に設けられたダンパ43と、を有している。入力側回転体41は、フロントカバー、ドライブプレート、ピストン等の部材を含む。ハブフランジ42は、ドリブンプレート、タービンハブを含む。ダンパ43は複数のトーションスプリングを含む。
この図7に示した例では、入力側回転体41を構成する回転部材のいずれかに遠心子が設けられており、この遠心子に作用する遠心力を利用して作動するカム機構及び支持機構44が設けられている。カム機構及び支持機構44については、前記各実施形態に示された構成と同様の構成を適用できる。
(2)図8に示したトルクコンバータは、ハブフランジ42を構成する回転部材のいずれかに遠心子が設けられており、この遠心子に作用する遠心力を利用して作動するカム機構及び支持機構44が設けられている。カム機構及び支持機構44については、前記各実施形態に示された構成と同様の構成を適用できる。
(3)図9に示したトルクコンバータは、図7及び図8に示した構成に加えて、別のダンパ45と、2つのダンパ43,45の間に設けられた中間部材46と、を有している。中間部材46は、入力側回転体41及びハブフランジ42と相対回転自在であり、2つのダンパ43,45を直列的に作用させる。
図9に示した例では、中間部材46に遠心子が設けられており、この遠心子に作用する遠心力を利用して作動するカム機構及び支持機構44が設けられている。カム機構及び支持機構44については、前記各実施形態に示された構成と同様の構成を適用できる。
(4)図10に示したトルクコンバータは、フロート部材47を有している。フロート部材47は、ダンパ43を構成するトーションスプリングを支持するために部材であり、例えば、環状に形成されて、トーションスプリングの外周及び少なくとも一方の側面を覆うように配置されている。また、フロート部材47は、入力側回転体41及びハブフランジ42と相対回転自在であり、かつダンパ43のトーションスプリングとの摩擦によってダンパ43に連れ回る。すなわち、フロート部材47も回転する。
この図10に示した例では、フロート部材47に遠心子が設けられており、この遠心子に作用する遠心力を利用して作動するカム機構及び支持機構44が設けられている。カム機構及び支持機構44については、前記各実施形態に示された構成と同様の構成を適用できる。
(5)図11は、2つの慣性体51,52を有するフライホイール50と、クラッチ装置54と、を有する動力伝達装置の模式図である。すなわち、エンジンとクラッチ装置54との間に配置されたフライホイール50は、第1慣性体51と、第1慣性体51と相対回転自在に配置された第2慣性体52と、2つの慣性体51,52の間に配置されたダンパ53と、を有している。なお、第2慣性体52は、クラッチ装置54を構成するクラッチカバーも含む。
図11に示した例では、第2慣性体52を構成する回転部材のいずれかに遠心子が設けられており、この遠心子に作用する遠心力を利用して作動するカム機構及び支持機構55が設けられている。カム機構及び支持機構55については、前記各実施形態に示された構成と同様の構成を適用できる。
(6)図12は、図11と同様の動力伝達装置において、第1慣性体51に遠心子が設けられた例である。そして、この遠心子に作用する遠心力を利用して作動するカム機構及び支持機構55が設けられている。カム機構及び支持機構55については、前記各実施形態に示された構成と同様の構成を適用できる。
(7)図13に示した動力伝達装置は、図11及び図12に示した構成に加えて、別のダンパ56と、2つのダンパ53,56の間に設けられた中間部材57と、を有している。中間部材57は、第1慣性体51及び第2慣性体52と相対回転自在である。
図13に示した例では、中間部材57に遠心子が設けられており、この遠心子に作用する遠心力を利用して作動するカム機構及び支持機構55が設けられている。カム機構及び支持機構55については、前記各実施形態に示された構成と同様の構成を適用できる。
(8)図14は、1つのフライホイールにクラッチ装置が設けられた動力伝達装置の模式図である。図15の第1慣性体61は、1つのフライホイールと、クラッチ装置62のクラッチカバーと、を含む。この例では、第1慣性体61を構成する回転部材のいずれかに遠心子が設けられており、この遠心子に作用する遠心力を利用して作動するカム機構及び支持機構64が設けられている。カム機構及び支持機構64については、前記各実施形態に示された構成と同様の構成を適用できる。
(9)図15は、図14と同様の動力伝達装置において、クラッチ装置62の出力側に遠心子が設けられた例である。そして、この遠心子に作用する遠心力を利用して作動するカム機構及び支持機構64が設けられている。カム機構及び支持機構64については、前記各実施形態に示された構成と同様の構成を適用できる。
(10)図面には示していないが、本発明のトルク変動抑制装置を、トランスミッションを構成する回転部材のいずれかに配置してもよいし、さらにはトランスミッションの出力側のシャフト(プロペラシャフト又はドライブシャフト)に配置してもよい。
(11)他の適用例として、従来から周知のダイナミックダンパ装置や、振り子式ダンパ装置が設けられた動力伝達装置に、本発明のトルク変動抑制装置をさらに適用してもよい。
1 トルクコンバータ
11 入力側回転体
12 ハブフランジ(回転体)
12a 長孔
14 トルク変動抑制装置
20,201,202 イナーシャリング(質量体)
21 遠心子
22 カム機構
23 支持機構
27a 内側ガイドローラ
27b 外側ガイドローラ
30 コロ(カムフォロア)
31 カム

Claims (8)

  1. トルクが入力される回転体のトルク変動を抑制するトルク変動抑制装置であって、
    前記回転体とともに回転可能であり、かつ前記回転体に対して相対回転自在に配置された質量体と、
    前記回転体及び前記質量体の回転による遠心力を受けて径方向に移動自在な複数の遠心子と、
    前記回転体と前記質量体との間に回転方向における相対変位が生じたときに、前記遠心力を、前記相対変位が小さくなる方向の円周方向力に変換する複数のカム機構と、
    複数の前記遠心子のそれぞれの円周方向の中央部を径方向移動自在に支持する複数の支持機構と、
    を備えたトルク変動抑制装置。
  2. 前記支持機構は、
    前記遠心子及び前記回転体の一方に設けられた径方向に長い第1ガイド部と、
    前記遠心子及び前記回転体の他方に設けられ、前記第1ガイド部に沿って移動自在な第2ガイド部と、
    を有する、
    請求項1に記載のトルク変動抑制装置。
  3. 前記第1ガイド部は、孔又は溝であり、
    前記第2ガイド部は、前記孔又は溝に係合する内周側係合部と、前記内周側係合部の外周側に配置された外周側係合部と、を有する、
    請求項2に記載のトルク変動抑制装置。
  4. 前記第2ガイド部は、前記第1ガイド部に沿って移動自在な1対のガイドローラである、請求項2又は3に記載のトルク変動抑制装置。
  5. 前記カム機構は、
    前記質量体及び前記遠心子の一方に設けられたカムと、
    前記質量体及び前記遠心子の他方に設けられ前記カムに沿って移動するカムフォロアと、
    を有し、
    前記1対のガイドローラは、前記回転体の回転中心と、前記回転体と前記質量体との間に相対変位がない状態での前記カムフォロアの円周方向の中心と、を結んだ線上に配置されている、
    請求項4に記載のトルク変動抑制装置。
  6. 前記質量体は、前記回転体を挟んで対向して配置された第1イナーシャリング及び第2イナーシャリングと、前記第1イナーシャリングと前記第2イナーシャリングとを相対回転不能に連結するピンと、を有し、
    前記遠心子は、前記回転体の外周部でかつ前記第1イナーシャリングと前記第2イナーシャリングとの軸方向間に配置されており、
    前記カムフォロアは、内部に前記ピンが軸方向に貫通する孔を有する円筒状のコロであり、
    前記カムは、前記遠心子に形成されて前記カムフォロアに当接し、前記回転体と前記質量体との間の回転方向における相対変位量に応じて前記円周方向力が変化するような形状を有する、
    請求項5に記載のトルク変動抑制装置。
  7. エンジンとトランスミッションとの間に配置されるトルクコンバータであって、
    前記エンジンからのトルクが入力される入力側回転体と、
    前記トランスミッションにトルクを出力する出力側回転体と、
    前記入力側回転体と前記タービンとの間に配置されたダンパと、
    請求項1から6のいずれかに記載のトルク変動抑制装置と、
    を備えたトルクコンバータ。
  8. 回転軸を中心に回転する第1慣性体と、前記回転軸を中心に回転し前記第1慣性体と相対回転自在な第2慣性体と、前記第1慣性体と前記第2慣性体との間に配置されたダンパと、を有するフライホイールと、
    前記フライホイールの前記第2慣性体に設けられたクラッチ装置と、
    請求項1から6のいずれかに記載のトルク変動抑制装置と、
    を備えた動力伝達装置。
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