JP2019138015A - 止水板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建物開口において略鉛直に設置される止水板であって、前記止水板の前記建物開口とは反対の面において、前記面の下端側から下方に先端が突出し、前記面に対して傾斜するように先端側が揺動可能な、揺動片を具備すること、を特徴とする止水板。
【選択図】図1
Description
建物開口において略鉛直に設置される止水板であって、
前記止水板の前記建物開口とは反対の面において、前記面の下端側から下方に先端が突出し、前記面に対して傾斜するように先端側が揺動可能な、揺動片を具備すること、
を特徴とする止水板を提供する。
前記止水板又は前記揺動片が、鉛直に垂下することを防止する鉛直垂下防止機構を具備することが望ましい。
前記揺動片が、前記揺動片の長さを減縮する長さ減縮機構を具備することが望ましい。
前記揺動片が、前記長さ減縮機構によって前記揺動片の長さを減縮すると、反発する向きに力を生じる反発弾性機構を具備することが望ましい。
前記長さ減縮機構によって長さが減縮したとき、前記揺動片の先端が前記止水板の下端から下方に突出しないことが望ましい。
前記揺動片が、先端に滑り防止具を具備することが望ましい。
前記止水板の下端側を建物開口の床面に押圧する押圧機構を具備することが望ましい。
図1を用いて本発明の一実施形態に係る止水板1の概要を説明する。図1は、本実施形態における止水板1の概要を説明する模式図である。図1に示すとおり、本実施形態の止水板1は、例えば有事の際に発生した洪水等の大量の水が、矢印の方向Xに流入することを防止するものである。
本実施形態の止水板1は、概ね、建物開口101に当接設置する止水板本体2と、止水板本体2(建物開口とは反対の面、即ち止水板本体2のうちの建物外部側107にある面)の下方に配設され、建物開口101側斜め上方に止水板本体2を付勢する複数(本実施形態では3つ)の揺動片3と、止水板本体2を下方(床面109側)に押し付ける押圧機構103(本実施形態では、止水板本体2の左右端側に各1つ)と、止水パッキン13と、を具備して構成されている。
止水板本体2は、略平行な第一の面(前方面)及び第二の面(後方面)を有し、所定の厚みを有する略矩形の板状部材であり、止水板としての機能を果たしかつ本発明の効果を損なわない範囲で種々の材料を用いて構成される。
本実施形態の止水板本体2は、床面109に載置した状態で開口端縁111に当接したうえで、止水板本体2を下方(床面109側)に押し付ける押圧機構103を具備しており、配置調整後に止水板本体2を短時間かつ簡便確実に建物間口101に固定設置することができる。押圧機構103としては、例えば特開2017−160693号公報に開示された機構を採用できる。
止水板本体2の間口方向両端部には、図1に示すように、止水板本体2の高さ方向に延びる止水パッキン13Aが配設されている。止水パッキン13Aは、ゴム材料、樹脂材料若しくは樹脂発泡体又は空気袋体等で構成することができ、止水板1に水圧が負荷されたときに弾性変形して水圧を受け止め、かつ止水板本体2と開口端縁111との間から漏水しないように密封する、いわゆるシール材あるいはパッキンとしての機能を持つ。なお、止水パッキン13Aは開口端縁111側に取り付けられてもよい。
次に、図2(a)及び(b)と、図3(a)及び(b)と、を用いて揺動片3の構造について詳細に説明する。図2(a)及び(b)は、揺動片3の構造を示す図であって、図2(a)は、揺動片3の正面図であり、図2(b)は、揺動片3の側面図である。図3(a)及び(b)は、本体部5の減縮機構を示す図であって、図3(a)は、通常時の本体部5の断面図であり、図3(b)は、減縮時における本体部5の断面図である。揺動片3は、上述のとおり止水板本体2の下方に配設された部品であって、下方側先端が床面109と当接し、止水板本体2を建物開口101側斜め上方に付勢するものである。
本実施形態に用いる蝶番17は、二枚の板が双方の端面でヒンジを構成して接続され、回動可能に嵌合された一般的な建材等に用いられる部品であって、ステンレスやアルミニウム等の耐蝕性を有する金属材料等で形成されることが望ましい。本実施形態で用いる蝶番17は、止水板本体2に接続する第一プレート17Aと、上記本体部5のシリンダ部19に接続する第二プレート17Bと、から構成されている。
続いて、図4(a)及び(b)を用いて止水板本体2と揺動片3との接続について説明する。図4(a)及び(b)は、止水板本体2と揺動片3との接続を示す図であって、図4(a)は、止水板本体2に揺動片当接部7を具備した止水板本体2下部の側面図であり、4(b)は、揺動片3に止水板本体当接部4を具備した止水板本体2下部の側面図である。以下、床面109方向をP2、反対の方向をP1として説明する。
揺動片3は、止水板本体2を方向P1(即ち略鉛直)に持ち上げた状態で床面109に対して鉛直に垂下してしまうと、揺動片3を軸にして止水板本体2がバランスを取って起立してしまい、建物開口101側以外に傾斜してしまう恐れがある。このため、止水板本体2を方向P1に持ち上げた場合であっても、揺動片3の軸心と揺動片接続面27との角度θ1が所定以下とならないよう、揺動片3を建物開口101とは反対方向に傾斜させる鉛直垂下防止機構が揺動片接続面27の下方に配設されている。
次に、図5〜図7を用いて建物開口101に対する本実施形態の止水板1の設置方法について詳細説明する。図5(a)及び(b)は、止水板1を建物開口101に載置する状態を示す図であって、図5(a)は、止水板1を建物開口101に接近させた状態を示す平面図であり、図5(b)は、止水板1を建物開口101に接近させた状態を示す側面図である。また、図6は、止水板1を開口端縁111に当接した状態を示す側面図であり、図7は、止水板1を建物開口101に設置した状態を示す側面図である。
本発明に用いる揺動片は、上記実施形態のように略棒状の揺動片3を止水板本体2に、一つあるいは複数配設する以外にも、以下のような態様としてもよい。
2 止水板本体
3 揺動片
4 止水板本体当接部
5 本体部
7 揺動片当接部
9 コイルスプリング
11 滑り防止具
13 止水パッキン
13A 止水パッキン
13B 止水パッキン
15 連結材
17 蝶番
17A 第一プレート
17B 第二プレート
19 シリンダ部
21 ロッド部
23 中空部
25 接続孔
26 抜け止め
27 揺動片接続面
29 屈曲部
101 建物開口
103 押圧機構
105 建物内部側
107 建物外部側
109 床面
111 開口端縁
203 揺動片連結体
303 長尺揺動片
311 滑り防止具
319 シリンダ部
321 ロッド部
P1 方向
P2 方向
P3 シリンダ部最下端位置
P4 回動方向
S1 距離
H1 押圧力
H2 上方向分力
H3 横方向分力
X 方向
θ1 角度
Claims (7)
- 建物開口において略鉛直に設置される止水板であって、
前記止水板の前記建物開口とは反対の面において、前記面の下端側から下方に先端が突出し、前記面に対して傾斜するように先端側が揺動可能な、揺動片を具備すること、
を特徴とする止水板。 - 前記止水板又は前記揺動片が、鉛直に垂下することを防止する鉛直垂下防止機構を具備すること、
を特徴とする請求項1に記載の止水板。 - 前記揺動片が、前記揺動片の長さを減縮する長さ減縮機構を具備すること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の止水板。 - 前記揺動片が、前記長さ減縮機構によって前記揺動片の長さを減縮すると、反発する方向に力を生じる反発弾性機構を具備すること、
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の止水板。 - 前記長さ減縮機構によって長さが減縮したとき、前記揺動片の先端が前記止水板の下端から下方に突出しないこと、
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の止水板。 - 前記揺動片が、先端に滑り防止具を具備すること、
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の止水板。 - 前記止水板の下端側を建物開口の床面に押圧する押圧機構を具備すること、
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の止水板。
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JP2017150296A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-31 | 四国プランニング株式会社 | 止水板および止水装置 |
JP2017160693A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | タキロンシーアイ株式会社 | 止水板及びこれを用いた止水構造 |
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