JP2019134373A - 視聴録画装置、視聴録画方法および視聴録画プログラム - Google Patents

視聴録画装置、視聴録画方法および視聴録画プログラム Download PDF

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佳則 松田
Yoshinori Matsuda
佳則 松田
裕介 本家
Yusuke Honke
裕介 本家
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Abstract

【課題】ユーザの操作の手間を軽減しながら、記憶容量を節約し、適切な番組を録画することができる視聴録画装置、視聴録画方法および視聴録画プログラムを提供する。【解決手段】視聴録画装置は、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、行為情報取得部によって取得された行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う視聴判定部と、視聴判定部の判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する録画番組選択部と、録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて録画番組を記憶媒体から消去する消去処理を行う消去制御部と、記憶媒体に保存された録画番組を出力する出力部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、視聴録画装置、視聴録画方法および視聴録画プログラムに関する。
従来、放送番組等を録画するための装置が開発されている。たとえば、非特許文献1(”パナソニックのブルーレイ/DVDレコーダーの特長”、[online]、[平成29年11月7日検索]、インターネット〈URL:http://panasonic.jp/diga/feature/rec.html〉)には、全番組を自動で録画する機能、およびハードディスク容量の不足を考慮して、自動で録画した番組を消去する機能が開示されている。
また、非特許文献2(”好みの番組を自動で探して録画してほしい(x−おまかせ・まる録)”、[online]、[平成29年11月7日検索]、インターネット〈URL:https://www.sony.jp/support/bd/manual/2012/rec/omakase.html〉)には、事前にジャンル、キーワードおよび除外ワードを登録しておくと、条件に合った番組を自動で録画する機能が開示されている。
また、番組表で選んだ番組を予約すると、以降は予約したチャンネル、時間帯および番組名等から次回の放送番組を自動検索して予約する、「探して毎回予約」機能も提供されている。
"パナソニックのブルーレイ/DVDレコーダーの特長"、[online]、[平成30年1月15日検索]、インターネット〈URL:http://panasonic.jp/diga/feature/rec.html〉 "好みの番組を自動で探して録画してほしい(x−おまかせ・まる録)"、[online]、[平成30年1月15日検索]、インターネット〈URL:https://www.sony.jp/support/bd/manual/2012/rec/omakase.html〉
非特許文献1に記載の技術では、全番組を録画していることから録画番組の数が膨大になってしまい、ユーザが本当に好む番組を見つけることが困難である。
非特許文献2に記載の技術では、ジャンル、キーワードおよび除外ワードといった客観的な情報のみで番組が選択されることから、たとえば、ジャンルおよびキーワードは自分の好みに一致している一方で、その他の要素が著しくユーザの好みに合っていなかったり、品質が低い番組を録画してしまったりする場合があり、ユーザが本当に好む番組を見つけることが困難である。
また、「探して毎回予約」では、ユーザは、ある番組の視聴後に当該番組を気に入った場合、装置に登録する必要があり、操作が煩雑となる。また、番組を実際に視聴する前に登録する場合、期待通りの番組でない可能性がある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、番組の録画に関する優れた機能を実現することが可能な視聴録画装置、視聴録画方法および視聴録画プログラムを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる視聴録画装置は、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、前記行為情報取得部によって取得された前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う視聴判定部と、前記視聴判定部の判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する録画番組選択部と、録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行う消去制御部と、前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力する出力部とを備える。
(9)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる視聴録画方法は、視聴録画装置における視聴録画方法であって、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得するステップと、取得した前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行うステップと、判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択するステップと、録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行うステップと、前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力するステップとを含む。
(10)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる視聴録画プログラムは、視聴録画装置において用いられる視聴録画プログラムであって、コンピュータを、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、前記行為情報取得部によって取得された前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う視聴判定部と、前記視聴判定部の判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する録画番組選択部と、録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行う消去制御部と、前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力する出力部、として機能させるためのプログラムである。
本発明は、視聴録画装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現したり、視聴録画装置を含むシステムとして実現したりすることができる。
本発明によれば、番組の録画に関する優れた機能を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置の詳細な構成を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置における各データベースの内容の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置が予約録画番組を登録する際の動作手順を定めたフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置が番組の自動録画を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置が番組の自動消去を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る視聴録画装置は、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、前記行為情報取得部によって取得された前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う視聴判定部と、前記視聴判定部の判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する録画番組選択部と、録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行う消去制御部と、前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力する出力部とを備える。
このように、ユーザによる番組の視聴行為から当該番組の視聴行為を判定し、録画予約すべき番組を判定結果に応じて選択するとともに、記憶媒体の容量制限に応じて録画番組を削除する構成により、記憶媒体の容量制限がある中で、ある程度の録画の無駄を許容してユーザの操作の手間を軽減しながら、記憶容量を節約し、適切な番組を録画することができる。したがって、番組の録画に関する優れた機能を実現することができる。
(2)好ましくは、前記視聴行為は、放送波に含まれる番組の視聴行為、DLNA配信される番組の視聴行為、および再生される前記録画番組の視聴行為のうちの少なくともいずれか1つである。
このような構成により、各種放送の視聴シーンにおいて、適切な番組を録画予約することができる。
(3)好ましくは、前記視聴判定部は、番組のうちの視聴された割合に基づいて前記判定処理を行う。
このような構成により、ユーザによる番組の視聴をより適切に判定することができる。
(4)より好ましくは、番組は、複数の区間に区分けされており、前記視聴判定部は、前記複数の区間の一部である対象区間のうちの視聴された割合に基づいて前記判定処理を行う。
このような構成により、番組の各区間の内容の別を考慮した適切な視聴判定を行うことができる。
(5)好ましくは、前記視聴録画装置は、さらに、番組に関するユーザの積極的な指定内容および消極的な指定内容の少なくともいずれか一方を示す指定情報を取得し、取得した前記指定情報を前記録画番組選択部および前記消去制御部の少なくともいずれか一方に与える指定情報取得部を備える。
このような構成により、選択処理または消去処理を、たとえばジャンル指定またはキーワード指定に応じてより適切に行うことができる。
(6)好ましくは、前記消去制御部は、前記行為情報取得部によって取得された前記行為情報に基づいて前記消去処理を行う。
このような構成により、ユーザによる番組の視聴の判定結果に応じて、消去すべき録画番組をより適切に選択することができる。
(7)好ましくは、前記視聴録画装置は、さらに、番組を視聴中であるユーザの好みの指定を受け付け、前記好みを示す嗜好情報を前記録画番組選択部および前記消去制御部の少なくともいずれか一方に与える嗜好取得部を備える。
このような構成により、選択処理または消去処理を、ユーザからの好みの指定に応じてより適切に行うことができる。
(8)好ましくは、前記視聴録画装置は、録画番組のデータベース、予約番組のデータベース、放送番組のデータベース、番組のジャンル指定またはキーワード指定のデータベース、および番組の視聴状況のデータベースを有する。
このように、各種データベースを用いる構成により、判定処理を含む各種処理を良好に行うことができる。
(9)本発明の実施の形態に係る視聴録画方法は、視聴録画装置における視聴録画方法であって、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得するステップと、取得した前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行うステップと、判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択するステップと、録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行うステップと、前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力するステップとを含む。
このように、ユーザによる番組の視聴行為から当該番組の視聴行為を判定し、録画予約すべき番組を判定結果に応じて選択するとともに、記憶媒体の容量制限に応じて録画番組を削除する方法により、記憶媒体の容量制限がある中で、ある程度の録画の無駄を許容してユーザの操作の手間を軽減しながら、記憶容量を節約し、適切な番組を録画することができる。したがって、番組の録画に関する優れた機能を実現することができる。
(10)本発明の実施の形態に係る視聴録画プログラムは、視聴録画装置において用いられる視聴録画プログラムであって、コンピュータを、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、前記行為情報取得部によって取得された前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う視聴判定部と、
前記視聴判定部の判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する録画番組選択部と、
録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行う消去制御部と、前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力する出力部、として機能させるためのプログラムである。
このように、ユーザによる番組の視聴行為から当該番組の視聴行為を判定し、録画予約すべき番組を判定結果に応じて選択するとともに、記憶媒体の容量制限に応じて録画番組を削除する構成により、記憶媒体の容量制限がある中で、ある程度の録画の無駄を許容してユーザの操作の手間を軽減しながら、記憶容量を節約し、適切な番組を録画することができる。したがって、番組の録画に関する優れた機能を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置の構成を示す図である。
図1を参照して、視聴録画装置101は、たとえばSTB(Set Top Box)であり、デジタル放送によるコンテンツ、およびVOD(Video On Demand)等のIP放送によるコンテンツを受信し、受信したコンテンツの録画および再生を行うことが可能である。
視聴録画装置101は、たとえば、コンテンツが複数のパケットに分割されたストリームを受信し、表示装置においてコンテンツを再生する。
より詳細には、視聴録画装置101は、受信部11と、処理部12と、記憶部13とを備える。なお、記憶部13は、視聴録画装置101の外部に設けられてもよい。
受信部11は、アンテナ経由、またはインターネット等のネットワーク経由でストリームを取得する。より詳細には、受信部11は、ストリームを構成する放送パケットの受信処理を行い、処理部12へ出力する。
ストリームは、たとえば、音声情報、映像情報、EPG(Electronic Program Guide)情報、字幕情報およびSI情報(Service Information)等を含む。
処理部12は、受信部11から受けた放送パケットを記憶部13に保存する。また、処理部12は、コンテンツを出力する処理を行う。より詳細には、処理部12は、たとえば、記憶部13に保存した情報等を用いてコンテンツを再生する処理を行い、得られた映像情報および音声情報等を表示装置へ送信する。また、処理部12は、たとえば、記憶部13に保存した放送パケット、または当該放送パケットに基づくパケットを他の装置に配信する。
図2は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置の詳細な構成を示す図である。
図2を参照して、視聴録画装置101は、リモコン信号受信部41と、RF放送受信部42と、IP放送受信部43と、録画消去判定/消去部44と、録画部45と、録画予約部46と、放送視聴/配信部47と、録画再生/配信部48と、視聴判定部49とを備える。なお、視聴録画装置101は、記憶媒体の一例であるHDD(Hard Disk Drive)181を備える構成であってもよい。
リモコン信号受信部41、RF放送受信部42およびIP放送受信部43は、図1に示す受信部11に含まれる。録画消去判定/消去部44、録画部45、録画予約部46、放送視聴/配信部47、録画再生/配信部48および視聴判定部49は、図1に示す処理部12に含まれる。
録画DB51、番組情報DB52、予約管理DB53、自動録画設定情報DB54および視聴番組管理DB55は、図1に示す記憶部13に保存されている。
RF放送受信部42は、アンテナ経由でストリームを受信する、すなわちストリームを構成する放送パケットを取得し、記憶部13に保存する。
IP放送受信部43は、ネットワーク経由でストリームを受信する、すなわちストリームを構成する放送パケットを取得し、記憶部13に保存する。
リモコン信号受信部41は、リモコン161におけるリモコン操作部61からリモコン信号を受信し、受信したリモコン信号に含まれる、ユーザの操作を示す操作情報を録画消去判定/消去部44、録画部45、録画予約部46、放送視聴/配信部47へ出力する。
録画部45は、リモコン信号受信部41から受けた操作情報、または録画予約部46から受けた録画指示に従ってRF放送受信部42またはIP放送受信部43を制御することにより、操作情報の示す番組に対応する放送パケットを取得し、コンテンツファイルとしてHDD181に保存するとともに、当該番組に関する録画情報を録画DB51に登録し、かつ録画消去判定/消去部44へ出力する録画処理を行う。
録画予約部46は、リモコン信号受信部41から受けた操作情報に従い、番組情報DB52に登録されている番組表を参照し、操作情報の示す番組に関する情報を予約管理DB53および自動録画設定情報DB54に登録する。また、録画予約部46は、予約管理DB53を参照し、当該番組の開始時間に従って録画部45へ録画指示を出力することにより、当該番組を録画する。
放送視聴/配信部47は、放送番組を再生する。より詳細には、放送視聴/配信部47は、リモコン信号受信部41から受けた操作情報に従ってRF放送受信部42またはIP放送受信部43を制御することにより、操作情報の示す番組に対応する放送パケットを取得し、取得した放送パケットに含まれる情報等を用いてコンテンツを再生する処理を行い、得られた映像情報および音声情報等を表示装置へ送信する。
また、放送視聴/配信部47は、放送番組を配信する。より詳細には、放送視聴/配信部47は、たとえばDLNA(登録商標)(Digital Living Network Alliance)規格に従うDMS(Digital Media Server)として動作する。
すなわち、放送視聴/配信部47は、DLNA規格に従うDMP(Digital Media Player)171における放送配信要求部63から受信した要求情報に従ってRF放送受信部42またはIP放送受信部43を制御することにより、要求情報の示す番組に対応する放送パケットを取得し、DLNA規格に従い、当該放送パケットをDMP171へ配信する処理を行う。
録画再生/配信部48は、録画番組を出力する出力部として、HDD181に保存された録画番組を配信する。より詳細には、録画再生/配信部48は、たとえばDLNA規格に従うDMSとして動作する。すなわち、録画再生/配信部48は、DLNA規格に従うDMP171における録画配信要求部62から受信した要求情報に従い、HDD181から要求情報の示す番組に対応する放送パケットを取得し、DLNA規格に従い、放送パケットをDMP171へ配信する処理を行う。また、録画再生/配信部48は、たとえばDMP171からの要求情報の示す番組の消去指示を録画消去判定/消去部44へ出力する。
録画消去判定/消去部44は、リモコン信号受信部41から受けた操作情報または録画再生/配信部48から受けた消去指示に従い、操作情報または消去指示の示す番組に対応する放送パケットをHDD181から消去する。
放送視聴/配信部47および録画再生/配信部48は、行為情報取得部として、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する。
たとえば、視聴行為は、上述のように、放送波に含まれる番組の視聴行為、DLNA配信される番組の視聴行為、および再生される録画番組の視聴行為である。
より詳細には、視聴番組管理DB55には、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報が登録されている。放送視聴/配信部47は、リモコン信号受信部41から受けた操作情報またはDMP171における放送配信要求部63から受信した要求情報に基づいて、視聴番組管理DB55に新たな情報を登録するか、または視聴番組管理DB55を更新する。
また、録画再生/配信部48は、リモコン信号受信部41から受けた操作情報またはDMP171における録画配信要求部62から受信した要求情報に基づいて、視聴番組管理DB55に新たな情報を登録するか、または視聴番組管理DB55を更新する。
視聴判定部49は、放送視聴/配信部47または録画再生/配信部48によって取得された行為情報に基づいて、ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う。視聴判定部49は、判定結果を示す判定情報を録画予約部46へ出力する。
たとえば、視聴判定部49は、番組のうちの視聴された割合に基づいて判定処理を行う。
具体的には、視聴判定部49は、たとえば番組の放送時間の90%以上が視聴された場合、ユーザが当該番組を実質的に視聴したと判断する。
また、たとえば、番組は、複数の区間に区分けされている。視聴判定部49は、当該複数の区間の一部である対象区間のうちの視聴された割合に基づいて判定処理を行う。
具体的には、視聴判定部49は、たとえば番組のエンドロール部分の区間を除く対象区間のうちの90%以上が視聴された場合、ユーザが当該番組を実質的に視聴したと判断する。
録画予約部46は、録画番組選択部として、視聴判定部49の判定結果に応じて、将来録画すべき番組すなわち自動録画すべき番組を選択する選択処理を行う。
より詳細には、録画予約部46は、視聴判定部49から判定情報を受けて、番組情報DB52に登録されている番組表を参照し、判定情報の示す番組に関する情報を予約管理DB53に登録する。
たとえば、録画予約部46は、番組情報DB52に登録されている番組表を参照し、視聴判定部49から受けた判定情報の示す番組のタイトルから当該番組がドラマ等の連続番組であるか否かを判断する。なお、録画予約部46は、たとえばイベント情報テーブル(EIT)におけるシリーズ記述子から連続番組であるか否かを判断する構成であってもよい。
そして、録画予約部46は、視聴判定部49から受けた判定情報の示す番組のうち、連続番組に関する情報を選択的に予約管理DB53に登録する。
なお、録画対象は、連続番組に限らず、ニュース番組およびバラエティ番組等であってもよい。
録画消去判定/消去部44は、消去制御部として、録画番組を保存するHDD181の容量制限に応じて、すなわちHDD181の記憶可能容量に応じて、録画番組をHDD181から消去する消去処理を行う。
より詳細には、録画消去判定/消去部44は、HDD181の空き容量および録画部45から受けた録画情報に基づいて、HDD181に保存されている録画済みの番組を消去すべきか否かを判断し、消去すべきと判断した番組に対応する放送パケットをHDD181から消去するとともに、当該番組に関する録画情報を録画DB51から消去する。
録画予約部46は、指定情報取得部として、番組に関するユーザの積極的な指定内容および消極的な指定内容の少なくともいずれか一方を示す指定情報を取得し、取得した指定情報を自己および録画消去判定/消去部44の少なくともいずれか一方に与える。
すなわち、録画予約部46は、取得した指定情報を自動録画設定情報DB54に登録する。より詳細には、録画予約部46は、リモコン信号受信部41から受けた操作情報の示す番組のジャンルまたはキーワードを自動録画設定情報DB54に登録する。
放送視聴/配信部47および録画再生/配信部48は、嗜好取得部として、番組を視聴中であるユーザの好みの指定を受け付け、当該好みを示す嗜好情報を録画予約部46および録画消去判定/消去部44の少なくともいずれか一方に与える。
すなわち、放送視聴/配信部47および録画再生/配信部48は、取得した嗜好情報を自動録画設定情報DB54に登録する。
具体的には、放送視聴/配信部47は、リモコン信号受信部41から受けた操作情報またはDMP171から受信した情報が、当該番組が好みである旨のユーザの操作を示す場合、当該番組のジャンルまたはキーワードを積極ジャンルまたは積極キーワードとして自動録画設定情報DB54に登録する。また、放送視聴/配信部47は、リモコン信号受信部41から受けた操作情報またはDMP171から受信した情報が、当該番組が好みでない旨のユーザの操作を示す場合、当該番組のジャンルまたはキーワードを消極ジャンルまたは消極キーワードとして自動録画設定情報DB54に登録する。
また、録画再生/配信部48は、DMP171から受信した情報が、当該番組が好みである旨のユーザの操作を示す場合、当該番組のジャンルまたはキーワードを積極ジャンルまたは積極キーワードとして自動録画設定情報DB54に登録する。また、録画再生/配信部48は、DMP171から受信した情報が、当該番組が好みでない旨のユーザの操作を示す場合、当該番組のジャンルまたはキーワードを消極ジャンルまたは消極キーワードとして自動録画設定情報DB54に登録する。
録画予約部46は、自動録画設定情報DB54の登録内容に基づいて上述の選択処理を行う。具体的には、たとえば、録画予約部46は、自動録画設定情報DB54を参照し、視聴判定部49から受けた判定情報の示す番組のうち、積極ジャンルに属する番組または積極キーワードを含む番組に関する情報を選択的に予約管理DB53に登録する。
あるいは、たとえば、録画予約部46は、自動録画設定情報DB54を参照し、視聴判定部49から受けた判定情報の示す番組のうち、消極ジャンルに属する番組または消極キーワードを含む番組に関する情報を予約管理DB53の登録対象から除外する。
録画消去判定/消去部44は、自動録画設定情報DB54の登録内容に基づいて消去処理を行う。具体的には、たとえば、録画消去判定/消去部44は、自動録画設定情報DB54を参照し、HDD181に保存されている録画済みの番組のうち、消極ジャンルに属する番組または消極キーワードを含む番組に対応する放送パケットを優先的にHDD181から消去するとともに、当該番組に関する録画情報を録画DB51から消去する。
あるいは、たとえば、録画消去判定/消去部44は、自動録画設定情報DB54を参照し、HDD181に保存されている録画済みの番組のうち、積極ジャンルに属する番組または積極キーワードを含む番組に対応する放送パケットを消去対象から除外する。
なお、録画消去判定/消去部44は、放送視聴/配信部47または録画再生/配信部48によって取得された行為情報に基づいて消去処理を行う構成であってもよい。
具体的には、録画消去判定/消去部44は、消去処理において、視聴番組管理DB55を参照して、ユーザが1回または少数回視聴した番組を優先的にHDD181から削除し、ユーザが多数回視聴した番組をHDD181に残す。
また、録画消去判定/消去部44は、たとえば、所定期間視聴されず、保護もされなかった番組を消去対象として選択する構成であってもよい。これにより、たとえば、ユーザが1話目を視聴したので自動録画された一方でユーザの興味が湧かなかった番組がHDD181に残ることを防ぐことができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置における各データベースの内容の一例を示す図である。
図3を参照して、視聴録画装置101は、録画番組のデータベースである録画DB51、予約番組のデータベースである予約管理DB53、放送番組のデータベースである番組情報DB52、番組のジャンル指定またはキーワード指定のデータベースである自動録画設定情報DB54、および番組の視聴状況のデータベースである視聴番組管理DB55を有する。
具体的には、録画DB51には、各番組の、コンテンツファイル名、番組タイトル、開始時間、終了時間、コンテンツ長および保護フラグが登録される。保護フラグは、ユーザが当該番組の自動消去を望まない場合にオンされるフラグである。
番組情報DB52には、RF放送受信部42またはIP放送受信部43によってストリームから取得されたEPGに基づく番組表が登録される。
予約管理DB53には、各番組の、番組タイトル、番組開始時間、番組終了時間、視聴開始時間、累積視聴時間、および自動/ユーザ指定フラグが登録される。なお、予約管理DB53には、各番組の、チャンネル識別情報がさらに登録されてもよい。
自動/ユーザ指定フラグは、当該番組が録画予約部46によって自動的に登録されたか、ユーザによる手動で登録されたかを示す。ユーザは、同時録画数の制限から新たな番組の録画予約ができない場合において、自動/ユーザ指定フラグを参照することにより、自動で予約された番組の録画をキャンセルすることができる。
自動録画設定情報DB54は、積極ジャンル、積極キーワード、消極ジャンルおよび消極キーワードが登録される。
視聴番組管理DB55には、各番組の、チャンネル識別情報、番組開始時間、番組終了時間、視聴開始時間および累積視聴時間が登録される。
[動作の流れ]
視聴録画装置101は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。このプログラムは、記録媒体に格納された状態で流通する。
図4は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置が予約録画番組を登録する際の動作手順を定めたフローチャートである。
図4を参照して、まず、処理部12は、番組の視聴が開始されると(ステップS1)、視聴が開始された番組(以下、対象番組とも称する。)が録画DB51に登録済みであるか否かを確認する(ステップS2)。
処理部12は、対象番組が録画DB51に登録済みである場合(ステップS2でYES)、別の番組の視聴開始を待つ(ステップS13)。
一方、処理部12は、対象番組が録画DB51に登録されていない場合(ステップS2でNO)、視聴番組管理DB55において古い番組が存在するか否かを確認し、存在する場合(ステップS3でYES)、視聴番組管理DB55から当該古い番組に関する情報を消去する(ステップS4)。
これにより、たとえば、ユーザがチャンネルを変更した後、変更前のチャンネルに戻した状況において、当該チャンネルで次の番組が始まっている場合、不要となった前の番組の情報を消去することができる。また、ユーザがザッピングを行った場合、当該チャンネルでザッピング前の番組の放送が継続している場合、当該番組の情報を残すことができる。
次に、処理部12は、対象番組が視聴番組管理DB55に登録されてない場合(ステップS5でNO)、対象番組に関する情報を視聴番組管理DB55に追加する。具体的には、処理部12における放送視聴/配信部47または録画再生/配信部48は、対象番組のチャンネル識別情報、番組開始時間、番組終了時間および視聴開始時間を視聴番組管理DB55に登録する(ステップS6)。
一方、処理部12は、たとえばユーザがザッピングを行っており、対象番組が視聴番組管理DB55に登録済みである場合、視聴番組管理DB55を更新しない(ステップS5でYES)。
次に、処理部12は、ユーザのザッピングまたはコンテンツの終端を待ち(ステップS7)、いずれかの事象が発生した場合、視聴番組管理DB55を更新する。具体的には、処理部12における放送視聴/配信部47または録画再生/配信部48は、対象番組の累積視聴時間を視聴番組管理DB55に登録する(ステップS8)。
次に、処理部12は、視聴番組管理DB55に登録されている対象番組の情報に基づいて、ユーザによる対象番組の視聴を判定する。具体的には、処理部12における視聴判定部49は、ユーザが対象番組を実質的に視聴したか否かを判定する(ステップS9)。
処理部12は、ユーザが対象番組を実質的に視聴していないと判定した場合(ステップS9でNO)、新たに番組の視聴が開始されるまで待つ(ステップS1)。なお、ユーザがザッピングを行った場合(ステップS7)、処理部12は、新たな番組の視聴が開始されていることから、当該番組が録画DB51に登録済みであるか否かを確認する(ステップS2)。
一方、処理部12は、ユーザが対象番組を実質的に視聴したと判定した場合(ステップS9でYES)、上述のような選択処理を行う(ステップS10)。
次に、処理部12は、録画意思確認処理を行う。具体的には、処理部12は、たとえば「この番組を次回から自動で予約します」旨のダイアログボックスを表示装置に表示する処理を行い、ユーザの録画意思を確認する(ステップS11)。
次に、処理部12は、ユーザの録画意思が肯定的である場合、対象番組を予約管理DB53に追加する。たとえば、処理部12は、対象番組が連続番組である場合、次の回以降の番組を予約管理DB53に追加する。具体的には、録画予約部46は、番組情報DB52に登録されている番組表を参照し、判定情報の示す対象番組に関する情報を予約管理DB53に登録し(ステップS12)、新たな番組の視聴が開始されるまで待つ(ステップS1)。
上記のような処理により、ユーザにおいて視聴後に面倒な操作を行うことなく、たとえばユーザの好みに合った次回以降の番組を自動で録画することができる。
また、視聴番組管理DB55を用いる構成により、ユーザがザッピングを行った場合でも、番組の視聴行為を正確に記録することができる。また、ユーザが選局を行うたびに視聴番組管理DB55における古い番組の確認が行われる構成により、古い番組に関する情報の消去を簡易な処理で行うことができる。
図5は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置が番組の自動録画を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
図5を参照して、まず、処理部12は、各種情報を取得する。より詳細には、たとえば、処理部12は、リモコン161から受信した操作情報に基づいて指定情報を取得し、また、番組を再生または配信している状態において、累積視聴時間等の行為情報、および嗜好情報を取得する(ステップS21)。
次に、処理部12は、番組を再生または配信している状態において、取得した行為情報に基づいて、視聴行為の判定処理を行う(ステップS22)。
次に、処理部12は、判定処理の結果と、指定情報および嗜好情報すなわち自動録画設定情報DB54の登録内容とに基づいて、録画番組の選択処理を行う(ステップS23)。
次に、処理部12は、ダイアログボックスの表示等の自動録画の意思確認処理を行う(ステップS24)。
次に、処理部12は、予約管理DB53に登録された番組の録画処理を行う(ステップS25)。
次に、処理部12は、HDD181に録画された番組を出力する処理を行う(ステップS26)。
図6は、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置が番組の自動消去を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
図6を参照して、まず、処理部12は、各種情報を取得する。より詳細には、たとえば、処理部12は、リモコン161から受信した操作情報に基づいて指定情報を取得し、また、番組を再生または配信している状態において、嗜好情報を取得する(ステップS31)。
次に、処理部12は、たとえば録画部45から録画情報を受けて、取得した指定情報および嗜好情報、すなわち自動録画設定情報DB54の登録内容に基づいて、消去番組を選択する(ステップS32)。
次に、処理部12は、HDD181に保存されている録画済みの番組のうち、選択した番組に対応する放送パケットをHDD181から消去するとともに、当該番組に関する録画情報を録画DB51から消去する(ステップS33)。
なお、視聴録画装置101は、デジタル放送およびIP放送を受信する構成であるとしたが、これに限定するものではない。視聴録画装置101は、デジタル放送およびIP放送のいずれか一方を受信する構成であってもよいし、デジタル放送およびIP放送の少なくともいずれか一方に加えて、あるいはデジタル放送およびIP放送の代わりに、他の種類の放送を受信する構成であってもよい。
視聴録画装置101は、放送番組のリアルタイム視聴、およびDLNA配信による視聴を可能とする構成であるとしたが、これに限定するものではない。視聴録画装置101は、これらの視聴のいずれか一方を可能とする構成であってもよい。
また、視聴録画装置101は、ダイアログボックスの表示等の録画意思確認処理を行う構成であるとしたが、これに限定するものではない。視聴録画装置101は、ダイアログボックスを表示する処理(図4のステップS11)を行うことなく、対象番組を予約管理DB53に追加する(図4のステップS12)構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、録画予約部46は、自動録画設定情報DB54の登録内容に基づいて選択処理を行う構成であるとしたが、これに限定するものではない。録画予約部46は、自動録画設定情報DB54の登録内容を用いずに選択処理を行う構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、録画消去判定/消去部44は、自動録画設定情報DB54の登録内容に基づいて消去処理を行う構成であるとしたが、これに限定するものではない。録画消去判定/消去部44は、自動録画設定情報DB54の登録内容を用いずに消去処理を行う構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、視聴判定部49は、番組のうちの視聴された割合に基づいて判定処理を行う構成であるとしたが、これに限定するものではない。視聴判定部49は、たとえば番組の特定の部分を視聴したか否かに基づいて判定処理を行う構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置は、指定情報および嗜好情報を取得せず、自動録画設定情報DB54を有さない構成であってもよい。また、視聴録画装置101は、指定情報および嗜好情報のいずれか一方を取得し、自動録画設定情報DB54に登録する構成であってもよい。
以上のように、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、放送視聴/配信部47または録画再生/配信部48は、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する。視聴判定部49は、放送視聴/配信部47または録画再生/配信部48によって取得された行為情報に基づいて、ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う。録画予約部46は、視聴判定部49の判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する。録画消去判定/消去部44は、録画番組を保存するHDD181の容量制限に応じて録画番組をHDD181から消去する消去処理を行う。そして、録画再生/配信部48は、HDD181に保存された録画番組を出力する。
このように、ユーザによる番組の視聴行為から当該番組の視聴行為を判定し、録画予約すべき番組を判定結果に応じて選択するとともに、記憶媒体の容量制限に応じて録画番組を削除する構成により、記憶媒体の容量制限がある中で、ある程度の録画の無駄を許容してユーザの操作の手間を軽減しながら、記憶容量を節約し、適切な番組を録画することができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、番組の録画に関する優れた機能を実現することができる。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、視聴行為は、放送波に含まれる番組の視聴行為、DLNA配信される番組の視聴行為、および再生される録画番組の視聴行為のうちの少なくともいずれか1つである。
このような構成により、各種放送の視聴シーンにおいて、適切な番組を録画予約することができる。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、視聴判定部49は、番組のうちの視聴された割合に基づいて判定処理を行う。
このような構成により、ユーザによる番組の視聴をより適切に判定することができる。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、番組は、複数の区間に区分けされている。視聴判定部49は、当該複数の区間の一部である対象区間のうちの視聴された割合に基づいて判定処理を行う。
このような構成により、番組の各区間の内容の別を考慮した適切な視聴判定を行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、録画予約部46は、番組に関するユーザの積極的な指定内容および消極的な指定内容の少なくともいずれか一方を示す指定情報を取得し、取得した指定情報を自己および録画消去判定/消去部44の少なくともいずれか一方に与える。
このような構成により、選択処理または消去処理を、たとえばジャンル指定またはキーワード指定に応じてより適切に行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、録画消去判定/消去部44は、放送視聴/配信部47または録画再生/配信部48によって取得された行為情報に基づいて消去処理を行う。
このような構成により、ユーザによる番組の視聴の判定結果に応じて、消去すべき録画番組をより適切に選択することができる。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、放送視聴/配信部47または録画再生/配信部48は、番組を視聴中であるユーザの好みの指定を受け付け、当該好みを示す嗜好情報を録画予約部46および録画消去判定/消去部44の少なくともいずれか一方に与える。
このような構成により、選択処理または消去処理を、ユーザからの好みの指定に応じてより適切に行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る視聴録画装置では、視聴録画装置101は、録画番組のデータベース、予約番組のデータベース、放送番組のデータベース、番組のジャンル指定またはキーワード指定のデータベース、および番組の視聴状況のデータベースを有する。
このように、各種データベースを用いる構成により、判定処理を含む各種処理を良好に行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る放送受信方法では、まず、ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する。次に、取得した行為情報に基づいて、ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う。次に、判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する。次に、録画番組を保存するHDD181の容量制限に応じて録画番組をHDD181から消去する消去処理を行う。次に、HDD181に保存された録画番組を出力する。
このように、ユーザによる番組の視聴行為から当該番組の視聴行為を判定し、録画予約すべき番組を判定結果に応じて選択するとともに、記憶媒体の容量制限に応じて録画番組を削除する方法により、記憶媒体の容量制限がある中で、ある程度の録画の無駄を許容してユーザの操作の手間を軽減しながら、記憶容量を節約し、適切な番組を録画することができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る放送受信方法では、番組の録画に関する優れた機能を実現することができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、
前記行為情報取得部によって取得された前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う視聴判定部と、
前記視聴判定部の判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する選択処理を行う録画番組選択部と、
録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行う消去制御部と、
前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力する出力部とを備え、
前記番組は、連続番組であり、
前記視聴録画装置は、さらに、
番組に関するユーザの積極的な指定内容および消極的な指定内容の少なくともいずれか一方を示す指定情報を取得する指定情報取得部と、
番組を視聴中であるユーザの好みの指定を受け付け、前記好みを示す嗜好情報を取得する嗜好取得部とを備え、
前記録画番組選択部および前記消去制御部は、前記指定情報および前記嗜好情報の少なくともいずれか一方に基づいて前記選択処理および前記消去処理をそれぞれ行う、視聴録画装置。
11 受信部
12 処理部
13 記憶部
41 リモコン信号受信部
42 RF放送受信部
43 IP放送受信部
44 録画消去判定/消去部
45 録画部
46 録画予約部
47 放送視聴/配信部
48 録画再生/配信部
49 視聴判定部
51 録画DB
52 番組情報DB
53 予約管理DB
54 自動録画設定情報DB
55 視聴番組管理DB
101 視聴録画装置
181 HDD

Claims (10)

  1. ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、
    前記行為情報取得部によって取得された前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う視聴判定部と、
    前記視聴判定部の判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する録画番組選択部と、
    録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行う消去制御部と、
    前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力する出力部とを備える、視聴録画装置。
  2. 前記視聴行為は、放送波に含まれる番組の視聴行為、DLNA(Digital Living Network Alliance)配信される番組の視聴行為、および再生される前記録画番組の視聴行為のうちの少なくともいずれか1つである、請求項1に記載の視聴録画装置。
  3. 前記視聴判定部は、番組のうちの視聴された割合に基づいて前記判定処理を行う、請求項1または請求項2に記載の視聴録画装置。
  4. 番組は、複数の区間に区分けされており、
    前記視聴判定部は、前記複数の区間の一部である対象区間のうちの視聴された割合に基づいて前記判定処理を行う、請求項3に記載の視聴録画装置。
  5. 前記視聴録画装置は、さらに、
    番組に関するユーザの積極的な指定内容および消極的な指定内容の少なくともいずれか一方を示す指定情報を取得し、取得した前記指定情報を前記録画番組選択部および前記消去制御部の少なくともいずれか一方に与える指定情報取得部を備える、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の視聴録画装置。
  6. 前記消去制御部は、前記行為情報取得部によって取得された前記行為情報に基づいて前記消去処理を行う、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の視聴録画装置。
  7. 前記視聴録画装置は、さらに、
    番組を視聴中であるユーザの好みの指定を受け付け、前記好みを示す嗜好情報を前記録画番組選択部および前記消去制御部の少なくともいずれか一方に与える嗜好取得部を備える、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の視聴録画装置。
  8. 前記視聴録画装置は、録画番組のデータベース、予約番組のデータベース、放送番組のデータベース、番組のジャンル指定またはキーワード指定のデータベース、および番組の視聴状況のデータベースを有する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の視聴録画装置。
  9. 視聴録画装置における視聴録画方法であって、
    ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得するステップと、
    取得した前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行うステップと、
    判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択するステップと、
    録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行うステップと、
    前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力するステップとを含む、視聴録画方法。
  10. 視聴録画装置において用いられる視聴録画プログラムであって、
    コンピュータを、
    ユーザによる番組の視聴行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、
    前記行為情報取得部によって取得された前記行為情報に基づいて、前記ユーザによる番組の視聴を判定する判定処理を行う視聴判定部と、
    前記視聴判定部の判定結果に応じて、将来録画すべき番組を選択する録画番組選択部と、
    録画番組を保存する記憶媒体の容量制限に応じて前記録画番組を前記記憶媒体から消去する消去処理を行う消去制御部と、
    前記記憶媒体に保存された前記録画番組を出力する出力部、
    として機能させるための、視聴録画プログラム。
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