JP2007134807A - 放送受信装置と放送受信方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ速やかに嗜好の合う番組を視聴可能とする。
【解決手段】テレビジョン放送における各チャネルの番組を選局するための選局情報と該番組に関する番組情報を受信部11や通信部35で取得する。制御部40は、番組情報に基づいて判別した番組の放送時間に対して、番組を視聴した時間の割合を視聴割合として算出する。放送中および放送が開始される番組のなかで視聴割合の高い番組をリモートコントロール装置50の選択ボタンに割り当てておき、選択ボタンが操作されたときには、選択ボタンに割り当てられている番組を選局するための選局情報を受信部11に供給してチャネル指定を行う。操作ボタンを操作するだけで嗜好の合った番組の映像出力信号Voutを表示装置13、音声出力信号SAoutをスピーカ14に供給できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、放送受信装置と放送受信方法およびプログラムに関する。詳しくは、番組の放送時間に対して視聴した時間の割合を視聴割合として算出して、放送中および放送が開始される番組から視聴割合の高い番組を選択して選択ボタンに割り当てておき、この選択ボタンが操作されたときには、割り当てられている番組の選局動作を行うものである。
従来、視聴者がテレビジョン番組を検索する方法として、新聞や雑誌等の紙面の番組情報から、所望する番組の開始終了時間やチャネルおよび番組内容等を確認する方法が一般的に行われている。また、ディジタルテレビジョン放送では、番組タイトル、チャネル、放送時間、ジャンル、出演者等の番組配列情報が送信されており、この番組配列情報を利用して電子番組表(EPG:Electric Program Guide)の表示を行い、表示された電子番組表から、所望する番組の開始終了時間やチャネルおよび番組内容等を確認する方法も行われている。
ここで、嗜好に合った番組を視聴する場合、視聴者は現在の時刻を確認したのち、紙面の番組情報や電子番組表から現在の時刻で視聴可能な番組を判別して、この判別した番組から嗜好に合った番組を検索する必要がある。さらに、視聴者は、検索した番組を選局するための選局操作を行わなければならない。
このため、嗜好の合った番組を容易に検索できるように、例えば特許文献1の発明では、視聴者が選択したテレビジョン番組の番組情報を取得して、テレビジョン番組選択の嗜好統計データの作成を行い、作成した嗜好統計データに基づき視聴者の嗜好に合うテレビジョン番組を検索することが行われている。また、視聴者が入力したキーワードに合うテレビジョン番組を検索して、検索された番組を一覧表示することも行われている。
特開平11−164217号公報
ところで、嗜好やキーワードに合うテレビジョン番組を検索して一覧表示する場合、検索結果を一覧表示させる操作が必要となる。また、一覧表示された番組から視聴する番組を選択する操作も必要となる。
しかし、放送受信装置の操作になれていない人や操作が苦手な人は、嗜好等が合う番組を一覧表示させる操作や、表示された番組から所望の番組を選択する操作を容易に行うことができない場合がある。また、キーワードを入力する方法では、入力操作に手間がかかってしまう。
そこで、この発明では、簡単かつ速やかに嗜好の合う番組を視聴可能とする放送受信装置と放送受信方法およびプログラムを提供するものである。
この発明に係る放送受信装置と放送受信方法およびプログラムは、テレビジョン放送における各チャネルの番組を選局するための選局情報と該番組に関する番組情報が取得される。また、番組情報に基づいて判別した番組の放送時間に対して、番組を視聴した時間の割合が視聴割合として算出される。この視聴割合は、視聴する番組の切り換え操作時や視聴している番組の終了時に更新される。また、いずれの番組の視聴が行われていない期間中でも、番組情報に基づいて該期間中に放送された番組の視聴割合が更新される。選択ボタンには、放送中および放送が開始される番組のなかで視聴割合の高い番組が割り当てられて、この選択ボタンが操作されたときには、選択ボタンに割り当てられている番組を選局するための選局情報を用いて選局動作が行われる。また、選択ボタンが繰り返し操作されたときには、この選択ボタンに割り当てられた番組が視聴割合の高い順から順に選択される。さらに、番組情報で番組の放送時間の変更予定が示されているときには、該変更予定の時間帯で、この番組が選択ボタンに割り当て可能とされる。また、登録ボタンや解除ボタンが設けられて、登録ボタンが操作されたときには、視聴している番組の視聴割合が最も高く設定される。また、解除ボタンが操作されたときには、視聴している番組を選択ボタンに割り当てないように処理される。
この発明によれば、テレビジョン放送における各チャネルの番組を選局するための選局情報と該番組に関する番組情報が取得される。また、番組情報に基づいて判別した番組の放送時間に対して、番組を視聴した時間の割合が視聴割合として算出して、放送中および放送が開始される番組のなかで視聴割合の高い番組が選択ボタンに割り当てられる。さらに、選択ボタンが操作されたときには、選択ボタンに割り当てられている番組を選局する動作が行われる。このため、嗜好の合う番組を一覧表示する操作や、一覧表示された番組から視聴する番組を選択する操作を行わなくとも、選択ボタンを操作するだけで簡単かつ速やかに嗜好の合う番組のみを選択して視聴できる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1は、テレビジョン放送を受信する放送受信装置の概略構成を示している。
放送受信装置10の受信部11は、チューナ/復調部111とTS分離部112を有している。この受信部11は、後述する制御部40によって指定されたチャネルの番組データを番組提示処理部12に供給する。
チューナ/復調部111は、アンテナ(図示せず)を用いてテレビジョン放送を受信して得た受信信号RFから、指定されたチャネルの送信に用いられている周波数の信号を選局して中間周波信号を生成する。さらに、中間周波信号に対してディジタル復調や誤り訂正、デインタリーブ処理やデスクランブル処理等を行い、得られたトランスポートストリームTSをTS分離部112に供給する。
TS分離部112では、トランスポートストリームTSから指定されたチャネルのパケットを分離して、映像データDTvのパケットを番組提示処理部12のビデオデコーダ121、音声データDTaのパケットを番組提示処理部12のオーディオデコーダ122に供給する。また、番組を選局するための選局情報と番組に関する番組情報を有した情報信号DTcやデータ放送信号DTdのパケットが得られたときには、情報信号DTcおよびデータ放送信号DTdを制御部40に供給する。
番組提示処理部12は、ビデオデコーダ121やオーディオデコーダ122、映像出力処理部123、音声出力処理部124等を有しており、受信部11から供給された番組データに基づき映像出力信号や音声出力信号を生成して出力する。
ビデオデコーダ121は、映像データDTvの復号を行い、復号後の映像データDVを映像出力処理部123や記憶装置33に供給する。映像出力処理部123は、指定されたチャネルで放送されている番組の映像を表示するための動画プレーン信号、静止画を表示するための静止画プレーン信号、文字や図形を表示するための文字図形プレーン信号、および字幕を表示するための字幕プレーン信号等の生成や切り換えおよび混合を行い、映像出力信号Voutを生成して表示装置13に供給する。なお、静止画プレーン信号や文字図形プレーン信号および字幕プレーン信号は、後述する制御部40から供給された信号を用いて、あるいは制御部40からの指示に基づいて映像出力処理部123で生成する。
オーディオデコーダ122は、音声データDTaの復号を行い、復号後の音声データDAを音声出力処理部124や記憶装置33に供給する。音声出力処理部124は、オーディオデコーダ122から供給された音声データDAをアナログ信号に変換したのち信号レベルの調整等を行い音声出力信号SAoutとしてスピーカ14に供給する。
表示装置13は、映像出力信号Voutに基づいて映像表示を行い、指定されたチャネルで放送されている番組の映像を表示する。また、電子番組表の表示等も行う。スピーカ14は、音声出力信号SAoutに基づき、指定されたチャネルで放送されている番組の音声を出力する。
受信部11や番組提示処理部12は、バス20を介して制御部40と接続されている。また、バス20には、入力部31、記憶装置33、通信部35が接続されている。
入力部31は、操作ボタンやリモートコントロール装置50から送信された信号を受信するリモートコントロール信号受信部で構成されている。この入力部31やリモートコントロール装置50は、操作手段を構成するものであり、入力部31に設けられている操作ボタンが視聴者によって操作されたときには、操作されたボタンに応じた操作信号PSを制御部40に供給する。また、視聴者によってリモートコントロール装置50が操作されて、リモートコントロール装置50からリモートコントロール信号が送信されたときは、このリモートコントロール信号を入力部31で受信して、リモートコントロール装置50の操作に応じた操作信号PSを制御部40に供給する。この入力部31および/またはリモートコントロール装置50には、嗜好の合った番組を選択するための選択ボタンが設けられている。
記憶装置33は、選局したチャネルで放送されている番組の映像データや音声データを記憶する。通信部35は、データ放送の双方向サービス、限定受信における管理データの送受信等を行うためのものであり公衆通信回線等に接続されている。また、通信部35を介して、テレビジョン放送における各チャネルの番組を選局するための選局情報と番組に関する番組情報を取得することも可能とされている。従って、上述の受信部11や通信部35は情報取得手段としても機能する。
制御部40は、受信部11から情報信号DTcによって供給された選局情報や番組情報をメモリに記憶する。また、制御部40は、受信部11からデータ放送信号DTdの処理を行う。さらに、制御部40は、放送受信装置10の動作が視聴者のボタン操作に応じた動作となるように、操作信号PSに基づいて受信部11や番組提示処理部12等の動作を制御する。なお、選局情報や番組情報を記憶するメモリは、制御部40に内蔵するものとしたり、制御部40と別個に設けるものとしてもよく、図1では、制御部40にメモリ40aを内蔵した場合を示している。また、制御部40は時計機能を有しており、現在時刻を取得することができるように構成されている。
ここで、制御部40は、番組を容易に選択できるようにするため、メモリに記憶されている選局情報や番組情報を用いて処理を行う。
選局情報では、トランスポートストリームTSからチャネル毎に映像データや音声データ等のパケットを抽出するための各チャネル構成を示すテーブル情報や、所望の番組のパケットが含まれているトランスポートストリームTSを得るためにチューナ/復調部111で選局する信号の周波数を示す周波数情報等が示されている。このため、制御部40は、メモリに記憶されている選局情報を用いて、チューナ/復調部111に対して周波数情報に基づいた選局制御と、TS分離部112に対してテーブル情報に基づいたパケット分離制御を行うことで、所望の番組を選局することが可能となる。なお、ディジタル放送では、選局情報としてPAT(Program Association Table),PMT(Program Map Table),NIT(Network Information Table)等の情報が用いられる。
番組情報では、放送される番組の時刻やタイトル、ジャンル、放送内容等の情報が示されている。このため、制御部40は、メモリに記憶されている番組情報を用いて映像出力処理部123の動作を制御することにより、電子番組表を表示装置13に表示したり、番組の検索や予約および内容の確認等を行うことが可能となる。なお、ディジタル放送では、番組情報としてBIT(Broadcaster Information Table),SDT(Service Description Table)等の情報が用いられる。
また、入力部31および/またはリモートコントロール装置50には、嗜好の合った番組を選択するための選択ボタン等を設けておき、制御部40は、この選択ボタンが操作されたとき、嗜好に合う番組を選局できるように制御する。
図2は、リモートコントロール装置50の構成を示している。リモートコントロール装置50には、種々の機能等が割り割り当てられたボタンが設けられている。例えば電源のオン/オフを行うための機能が割り当てられた電源ボタン511、チャネルが割り当てられた数字ボタン群512、チャネルアップ/ダウン機能が割り当てられたボタン513、音量のアップ/ダウン機能が割り当てられたボタン514が設けられている。
また、嗜好の合った番組が割り当てられる選択ボタン515や、視聴している番組を嗜好の合った番組として指定する登録ボタン516、視聴している番組を選択ボタン515に割り当てないようにするための解除ボタン517も設けられている。
図1の制御部40は、番組情報に基づいて判別した番組の放送時間に対して、番組を視聴した時間の割合を視聴割合として算出して、放送中および放送が開始される番組のなかで視聴割合の高い番組を選択ボタン515に割り当てておく。さらに、制御部40は、選択ボタン515が操作されたことを検出したとき、割り当てられた番組を視聴割合の高い順から選択して、選択した番組を選局するための選局情報を用いて受信部11に対しチャネルの指定を行い、嗜好の合った番組の映像を表示装置13,音声をスピーカ14でそれぞれ提示させる。また、制御部40は、登録ボタン516が操作されたとき、上述のように、視聴している番組を嗜好の合った番組とする処理を行い、解除ボタン517が操作されたとき、視聴している番組を選択ボタン515に割り当てないように処理する。
次に、放送受信装置10の動作について説明する。制御部40は、視聴者による選局状態と番組情報等に基づき、番組検索の元になるシードデータを生成する。図3はシードデータを示している。シードデータは、視聴した番組毎に視聴割合を算出して、視聴割合の高い順に番組を配列したものである。シードデータにおいて、番組識別情報は個々の番組を識別するためのものであり、番組情報に含まれている情報が用いられる。例えば図3では、番組名を用いた場合を示している。視聴割合は、番組の総放送時間に対する総視聴時間の割合を示している。総放送時間とは、番組の放送時間を放送毎に累積したものであり、毎週1回放送されるシリーズ番組では、週毎に放送時間が累積される。毎日放送されるシリーズ番組では、日毎に放送時間が累積される。総視聴時間は、視聴者がその番組を視聴している時間を累積したものであり、視聴開始から番組の終了まで、あるいは番組の終了前に視聴が停止されたときは視聴の停止までの計時結果が累積される。
また、シードデータには、この番組を視聴した最終日(最終視聴日)や番組の放送が行われた最終日(最終放送日)の情報を含めるものとする。この情報を利用することで、例えば、放送の完了した番組の情報が引き続き検索されてしまうことがないように、所定期間が経過した情報を不要な情報としてシードデータから削除できる。
制御部40は、視聴者による選局状態と番組情報等に基づき、シードデータの更新や登録を行う。例えば、番組Eを好んで視聴したことにより、視聴割合が番組Aの視聴割合(92.85)よりも高くなったときは、番組Aよりも番組Eの順位を高くする。また、シードデータに登録されていない番組が視聴されたときは、この番組に関するデータをシードデータに登録する。
また、制御部40は、番組の視聴中に登録ボタン516が操作されたことを検出したとき、この番組の視聴割合を高く(例えば100%に)設定して、シードデータの更新あるいは登録を行う。さらに、制御部40は、番組の視聴中に解除ボタン517が操作されたことを検出したとき、この番組の情報をシードデータから削除する。あるいは、この番組の視聴割合は無効であることを示す情報を追加して、選択ボタン515に割り当てないようにする。
図4は、番組情報で示される内容を一覧表として例示したものである。なお、図4では、各チャネルで放送される番組を、放送時刻毎に番組内容に関する情報と関係付けて示している。また、番組内容に関する情報として、「タイトル名」を例示している。
一覧表において、チャネルCH-n1では、20時から20時55分まで、タイトル名「番組QE」の番組が放送されることを示している。また、20時55分から21時まで、タイトル名「番組W」の番組が放送されることが示している。また、他のチャネルCH-n2〜CH-n5も同様に、タイトル名を示している。さらに、番組情報では、延長時間放送が行われるか否かを示す情報も示される。すなわち、図4のチャネルCH-n3で放送されるスポーツ番組「番組SP」のように、試合が長くなったとき放送が延長して行われる旨の情報「最大放送延長21:30まで」が含まれる。なお、図示せずも、番組情報にはジャンルや放送内容および放送事業者名等の情報も含まれており、これらを表示することもできる。
制御部40は、生成したシードデータと番組情報に基づいて、視聴割合の高い番組を検索する検索処理を繰り返し行い、検索結果をメモリ40aに記憶させる。また、制御部40は、現在時刻に応じた検索結果に基づいて、嗜好の合った番組を選択ボタン515に割り当てておき、この選択ボタン515が操作されたとき、割り当てられた番組を視聴割合の高い順から順次選択して、選択した番組を選局するための選局情報を受信部11に供給して、選局動作を行わせる。
以下、図3に示すシードデータと図4に示す番組情報とに基づいて、嗜好の合った番組を選択ボタン515に割り当てる処理を行った場合について説明する。制御部40は、現在時刻に対応した嗜好番組の検索結果がメモリ40aに予め記憶されるように所定時間間隔(例えば5分間隔)で嗜好番組の検索処理を繰り返し行う。現在時刻が「20:45」となるときには、時刻範囲「20:45≦Tj<20:50」に対応した検索結果を用いることができるように、例えば時刻「20:35」〜「20:40」の範囲内で、時刻「20:45」に放送が開始される番組および時刻「20:45」に放送中である番組から視聴割合の高い番組を検索する。なぜなら、時刻「20:40」〜「20:45」の範囲内で検索処理が開始されて、検索処理の終了が時刻「20:45」を過ぎてしまうような場合、現在時刻が時刻範囲「20:45≦Tj<20:50」となる前に、時刻範囲「20:45≦Tj<20:50」に対応した検索結果を得ることができないからである。以上のように検索処理を行うことで得られた番組の検索結果は、時刻範囲「20:45≦Tj<20:50」に対応させてメモリ40aに記憶する。
ここで、制御部40は、時刻「20:35」〜「20:40」の範囲内で、時刻「20:45」に放送が開始される番組および時刻「20:45」に放送中である番組から視聴割合の高い番組の検索を行うと、チャネルCH-n3で放送されている「番組SP」とチャネルCH-n2で放送されている「番組MU」の視聴割合が高いことから、チャネルCH-n2,CH-n3の番組を、時刻範囲に関係付けてメモリ40aに記憶する。また、時刻範囲と関係付けてメモリ40aに記憶する情報としては、例えばチャネル番号や、検出した番組を選局するための選局情報を用いるものとする。図5は、視聴割合の高い番組の検索結果を示しており、図5Aに示すように、チャネルCH-n2,CH-n3の番組を選局するための選局情報TU-n2,TU-n3を視聴割合の順位で記憶している。また、検索された番組について延長時間放送が行われる旨の情報が示されたときには、この情報も関係付けて記憶する。例えば、図5Aでは、延長時間放送が行われる旨の情報を記号「(Y)」として略して表示している。なお、図5Aでは、選択ボタン515に割り当てる番組の数を例えば最大3つとした場合を示している。また図5Bは、時刻範囲と関係付けて記憶された選局情報に関連した情報を参考として示したものである。
制御部40は、検索処理を上述のように5分間隔で行い、新たな時刻範囲「20:50≦Tj<20:55」に対応した検索結果をメモリ40aに記憶させる。例えば時刻「20:50」では、チャネルCH-n2,CH-n3で視聴割合の高い番組が放送されることから、制御部40は、この番組を選局するための選局情報TU-n2,TU-n3を、時刻範囲と関係付けて視聴割合の高い順に記憶する。以下同様に、検索処理を繰り返し行い、時刻範囲毎に視聴割合の高い番組を検索する。また、検索処理において、選択ボタン515に割り当てる番組の最大数が指定されているときは、視聴割合の高い順から番組の検索を行い、最大数分の番組を検出したときに検索処理を終了することで、検索処理を効率よく行うことができる。
現在時刻が含まれる時刻範囲よりも過去の時刻範囲の検索結果は、選局動作に必要なくなるのでメモリ40aから削除して、メモリ40aを効率よく利用する。例えば、時刻「20:50」〜「20:55」の範囲内で、時刻「21:00」に放送が開始される番組および時刻「21:00」に放送中である番組から検索条件を満たす番組の検出を行うとき、時刻範囲「20:45≦Tj<20:50」の検索結果は不要である。従って、時刻範囲「20:45≦Tj<20:50」の検索結果を削除したのち検索を行い、得られた時刻範囲「21:00≦Tj<21:05」の検索結果をメモリ40aに記憶させる。
ここで、検索された番組について延長時間放送が行われる旨の情報が示されたときには、この変更予定の時間帯においても、この番組を検索結果に含めるようにする。すなわち、「番組SP」では、延長時間放送が行われる旨の情報「最大放送延長21:30まで」が示されているので、時刻範囲「21:00≦Tj<21:05」の検索結果に、「番組SP」を含めるものとする。
このようにして、制御部40は、予め検索結果をメモリ40aに記憶させておき、現在時刻を含む時刻範囲に対応した検索結果で示された番組を選択ボタン515に割り当てる。例えば、現在時刻Tjが時刻範囲「20:45≦Tj<20:50」に含まれるようになったとき、図5に示す検索結果がメモリ40aに記憶されているものとすると、制御部40は、選択ボタン515に視聴割合の高い番組を視聴割合の高い順に割り当てる。すなわち、選局情報TU-n3,TU-n2の順に割り当てる。
その後、制御部40は、現在時刻Tjが時刻範囲「20:55≦Tj<21:00」に含まれるようになったとき、選択ボタン515に割り当てられた選局情報TU-n3,TU-n2を選局情報TU-n1,TU-n3,TU-n2に更新する。
ところで、上述の場合には、所定時間間隔で検索処理を行うものとしたが、番組の切り換えが行われる確率の高い時間帯(例えば、時刻が「0分」や「30分」となる時間帯)では時刻範囲を狭く、番組の切り換えが行われる確率の低い時間帯では時刻範囲を広くするように処理してもよい。この場合、一定時間間隔で検索処理を行う場合に比べて、時刻範囲内で番組の切り換えが行われてしまうことが少なくなるように、効率よく検索処理を行うことができる。
さらに、時刻範囲内で番組の切り換えが行われることがないように検索処理を行うものとしてもよい。すなわち、番組情報に基づき、番組の切り換えが行われる時刻を判別して、この時刻に放送が開始される番組や放送中の番組から視聴割合の高い番組を検索するものとしてもよい。また、検索結果は、番組の切り換えが行われていない時間範囲と関係付けてメモリ40aに記憶させる。
例えば、図4に示すように番組切り換えが行われる場合、時刻「20:55」に放送が開始される番組や放送中の番組から視聴割合の高い番組を検出したときには、検索結果を時刻範囲「20:55≦Tj<21:00」と関係付けて記憶させる。また、次に番組の切り換えが行われる時刻「21:00」に対して検索処理を行い、時刻「21:00」に放送が開始される番組や放送中の番組から視聴割合の高い番組を検出したときには、検索結果を時刻範囲「21:00≦Tj<21:30」と関係付けて記憶させる。さらに、次に番組の切り換えが行われる時刻「21:30」に対して検索処理を行い、時刻「21:30」に放送が開始される番組や放送中の番組から視聴割合の高い番組を検出したときには、検索結果を時刻範囲「21:30≦Tj<22:00」と関係付けて記憶させる。また、現在時刻が、いずれの時刻範囲に含まれるか判別して、判別された時刻範囲に対応する検索結果に基づいて選択ボタン515に視聴割合の高い番組を割り当てる。さらに、現在時刻が、判別された時刻範囲を超えるときには、新たに含まれる時刻範囲に対応する検索結果で示された番組を操作ボタンに割り当てることで、割り当てられている番組の更新を行う。このような処理を行うものとすれば、嗜好の合う番組の検索結果は、視聴割合の高い番組を正しく示すことができる。なお、この場合にも、現在時刻が時刻範囲内となる前に、この時刻範囲に対応した検索結果がメモリ40aに記憶させているように検索処理を行っておくことは勿論である。
制御部40は、選択ボタン515が操作されたことを判別したとき、選択ボタン515に割り当てられている番組で最も視聴割合の高い番組を選局するように受信部11に対してチャネルの指定を行う。このため、受信部11は指定されたチャネルの番組データを受信することにより、視聴割合の高い番組の提示が行われる。また、選択ボタン515が繰り返し操作されたことを判別したときは、選択ボタン515に割り当てられている番組を、視聴割合の高い順から順次選択して、選択した番組を選局するように受信部11に対してチャネルの指定を行う。このため、受信部11は順次指定されたチャネルの番組データを受信することにより、視聴割合の高い番組から順に番組を切り換えて提示することが行われる。
また制御部40は、視聴している番組の切り換え操作が行われたときや、視聴している番組が終了したときに、シードデータの更新を行う。すなわち、視聴している番組の切り換え操作が行われたタイミングは視聴時間の区切りとなり、視聴している番組が終了したときには、放送時間と視聴時間の区切りとなる。従って、このときに視聴割合を更新することで、視聴割合を番組単位で常に新しい状態としておくことができる。
このように、放送中の番組や放送が開始される番組から、視聴割合の高い番組を選択ボタン515に割り当てておく。また、選択ボタン515が操作されたときには、選択ボタン515に割り当てられている番組を、視聴割合の高い順から順次に選択して、選択した番組を選局するように選局動作を行う。このようにすれば、視聴者は紙面の番組情報や電子番組表から嗜好の合う番組を検索したり、チャネル切り換えを順に行って嗜好の合う番組を探さなくとも、選択ボタン515を選択するだけで、簡単かつ容易に嗜好の合った番組のみを順に選択できる。
また、登録ボタン516を設けることで、視聴している番組がシリーズ番組で、次回の放送も視聴したい場合に登録ボタン516を操作すれば、次回の放送時間中に選択ボタン515を操作するだけで、この番組を容易に選局できる。また、解除ボタン517を設けることで、例えば番組の視聴中に眠ってしまい、嗜好に合っていない番組が選局されて視聴割合が高くなるような場合が生じても、この嗜好に合っていない番組が選択ボタン515に割り当てられてしまうことを防止できる。
また、番組情報で番組の放送時間の変更予定が示されているとき、この変更予定の時間帯において、この番組を選択ボタンに割り当てるものとすれば、放送時間が延長されたときに、延長予定時間内で選択ボタン515を操作することで、放送時間が延長されている嗜好の合った番組を選択することが可能となる。なお、検索結果に延長時間放送が行われる旨の情報が含まれているときには、この番組が選択されたときに、制御部40によってこの情報を表示装置13の画面上に表示させることで、延長時間放送が行われていることを視聴者が容易に判別できる。
さらに、上述の形態では、タイトル名に基づいて番組の区別を行うものとしたが、ジャンルやキーワード等に基づいて番組の割り当てを行うものとしてもよい。例えば、ジャンル毎に視聴割合を算出して、最も視聴割合の高いジャンルに該当する番組を検索して選択ボタン515に割り付けるものとしたり、キーワード毎に視聴割合を算出して、最も視聴割合の高いキーワードを有する番組を検索して選択ボタン515に割り付けることもできる。
図6〜図11は、コンピュータを用いて制御部40を構成して、上述の放送受信動作を行うときの処理を示すフローチャートである。
図6は、放送受信動作を示すフローチャートである。ステップST1で制御部40は、現在時刻を取得してステップST2に進む。
ステップST2で制御部40は、割り当て処理を行い、選択ボタン515に対して放送中である番組や放送が開始される番組から視聴割合の高い番組を割り当ててステップST3に進む。
図7は、割り当て処理を示すフローチャートである。ステップST21で制御部40は、ステップST1で取得した時刻情報から、現在の時刻を含む時刻範囲に対応した嗜好番組の検索結果をメモリ40aから読み出して、この検索結果に基づいて、選択ボタンに視聴割合の高い番組を割り当ててステップST22に進む。ここで、現在の時刻を含む時刻範囲に対応した検索結果がメモリ40aに記憶されていないときには、視聴割合の高い番組の検索処理を行う。
ステップST22で制御部40は、現在時刻よりも古い時刻範囲に対応した検索結果をメモリ40aから削除してステップST23に進む。ステップST23で制御部40は、現在時刻が含まれる時刻範囲より先の時刻範囲に応じた検索結果をメモリに記憶させて割り当て処理を終了する。なお、ステップST23の処理は、上述のように、現在時刻を含む時刻範囲の検索結果が読み出される前に予めメモリに記憶されていればよく、ステップST22の次に行う場合に限られるものではない。
図6のステップST3では、シードデータ更新・登録処理を行う。図8は、シードデータの自動登録を示すフローチャートであり、図9はシードデータの手動登録を示すフローチャートである。
ステップST31で制御部40は、視聴された番組毎に視聴時間の計時を開始してステップST32に進む。なお、制御部40は、視聴されている番組の計時が行われているときには、計時を継続させる。
ステップST32で制御部40は、視聴している番組はシードデータに登録済みの番組であるか否かを判別する。ここで登録されているときにはステップST33に進み、登録されていないときにはステップST37に進む。
ステップST33で制御部40は、チャネルの切り換えが行われたか否かを判別する。ここで、チャネル切り換え操作が行われて、視聴している番組が切り換えされたときにはステップST34に進む。またチャネル切り換え操作が行われていないときにはステップST35に進む。
ステップST34で制御部40は、チャネル切り換え処理を行い、チャネル切り換え操作に応じて受信する番組を切り換えてステップST36に進む。
ステップST35で制御部40は、視聴中の番組が終了したか否かを判別する。ここで、番組が終了していないときには、登録処理を終了して図6のステップST4に進む。また、番組が終了したときにはステップST36に進む。
ステップST36で制御部40は、シードデータ更新処理を行う。すなわち、制御部40は、チャネル切り換え操作前に視聴していた番組に関する視聴時間の計時を終了して、計時結果を用いて視聴割合を更新する。また、更新後の視聴割合に基づき登録されている番組の順位も更新して、図6のステップST4に進む。
ステップST32からステップST37に進むと、制御部40は、ステップST37でチャネル切り換え操作が行われたか否かを判別する。ここで、チャネル切り換え操作が行われて、視聴している番組が切り換えされたときにはステップST38に進む。またチャネル切り換え操作が行われていないときにはステップST41に進む。
ステップST38で制御部40は、チャネル切り換え操作前に視聴していた番組の視聴時間が所定時間(例えば、番組の内容確認等のための短時間の視聴が視聴割合に含まれることがないように数分程度に設定した時間)以上、視聴されていたか否かを判別する。ここで、制御部40は、チャネル切り換え操作前に視聴していた番組に関する視聴時間の計時を終了して、計時結果すなわち視聴時間が所定時間以上であると判別したときステップST39に進み、所定時間以上でないと判別したときはステップST40に進む。
ステップST39で制御部40は、チャネル切り換え前に視聴していた番組の視聴時間を用いて視聴割合を算出したのち、この番組に関するデータを生成してシードデータに登録する。また、視聴割合に基づき登録されている番組の順位も更新して、ステップST40に進む。
ステップST40で制御部40は、チャネル切り換え処理を行い、チャネル切り換え操作に応じて受信する番組を切り換えてステップST35に進む。
ステップST41で制御部40は、視聴中の番組が終了したか否かを判別する。ここで、番組が終了していないときには、登録処理を終了して図6のステップST4に進む。また、番組が終了したときにはステップST42に進む。
ステップST42で制御部40は、終了した番組の視聴時間が所定時間(上述のように数分程度に設定した時間)以上、視聴されていたか否かを判別する。ここで、制御部40は、終了した番組に関する視聴時間の計時を終了して、計時結果すなわち視聴時間が所定時間以上であると判別したときはステップST43に進み、所定時間以上でないと判別したときは図6のステップST4に進む。
ステップST43で制御部40は、シードデータ登録処理を行い、終了した番組の視聴時間を用いて視聴割合を算出して、この番組に関するデータを生成してシードデータに登録する。また、登録後の視聴割合に基づき、登録されている番組の順位も更新して図6のステップST4に進む。
次に、手動登録について説明する。この手動登録は、登録ボタン516が操作されたときに実行する。図9のステップST51で制御部40は、視聴している番組がシードデータに登録されている番組が否かを判別する。ここで登録されているときにはステップST52に進み、登録されていないときにはステップST53に進む。
ステップST52で制御部40は、シードデータにおいて、視聴している番組の視聴割合を最く設定して、例えば視聴割合を100%に設定してステップST54に進む。
ステップST53で制御部40は、視聴している番組のデータ生成を行い、シードデータに登録するデータを生成する。このデータでは、視聴割合を高く設定して、例えば視聴割合を100%に設定してステップST54に進む。
ステップST54で制御部40は、シードデータ更新・登録を行い、視聴している番組のシードデータが登録されているときには、ステップST52で設定された視聴割合にデータを更新する。また、視聴している番組のシードデータが登録されていないときには、ステップST53で生成したデータを登録する。
このように、シードデータの自動登録を行うことで、視聴者の番組視聴状況に応じて嗜好番組が自動更新されて、視聴割合の高い番組を選択ボタン515に割り当てることができる。また、手動登録を行えば、視聴者が指定した番組を選択ボタン515で最初に選択できる。なお、手動登録は、後述するステップST70における操作されたボタンに応じた処理で、登録ボタン516が操作されたと判別されたときに実行するものとすればよい。
図6のステップST4で制御部40は、ボタン操作が行われたか否かを判別する。ここで、操作ボタンが操作されたと判別されたときにはステップST5に進み、操作されたと判別されないときにはステップST6に進む。
ステップST5で制御部40は、ボタン操作に応じた応答処理を行ってステップST6に進む。
図10は、ボタン操作が行われたときの応答処理を示すフローチャートである。ステップST61で制御部40は、操作されたボタンが選択ボタン515であるか否かを判別する。ここで、制御部40は、操作信号に基づき選択ボタン515の操作が行われたことを判別したときにはステップST62に進み、他のボタンの操作が行われたと判別したときにはステップST70に進む。
ステップST62で制御部40は、選択ボタン515の繰り返し操作であるか否かを判別する。ここで、選択ボタン515の1回目の操作では、繰り返し操作でないことからステップST63に進む。また、選択ボタン515の2回目以降の操作では、繰り返し操作であることからステップST65に進む。
ステップST63で制御部40は、変数mの初期化を行い「m=1」としてステップST64に進む。この変数mは、選択ボタン515に割り当てられた番組から、選択する番組の順番を示すものである。
ステップST64で制御部40は、選択ボタン515に割り当てられている番組数KCを判別してステップST65に進む。
ステップST65で制御部40は、番組数KCが「0」であるか否かを判別する。ここで番組数KCが「0」でないときはステップST66に進み、番組数KCが「0」であるときはステップST71に進む。
ステップST66で制御部40は、変数mの値が番組数KC以下である否かを判別する。ここで、変数mの値が番組数KC以下であるときはステップST68に進む。また、変数mの値が番組数KCを超えているときにはステップST67に進む。
ステップST67で制御部40は、変数mの初期化を行い「m=1」としてステップST68に進む。
ステップST68で制御部40は、m番目の番組を視聴できるように選局動作を行う。すなわち、m番目の番組を選局するための選局情報を用いて受信部11に対するチャネル指定を行ってステップST69に進む。
ステップST69で制御部40は、変数mに「1」を加算して新たに変数mとして図6のステップST6に進む。
ステップST61において、他のボタンの操作に応じた信号であると判別されてステップST70に進むと、制御部40は他のボタンの操作に応じた処理を行って図6のステップST6に進む。例えば、登録ボタン516が操作されたと判別されたときにシードデータの手動登録を行う。また解除ボタン517が操作されたときには、視聴している番組を選択ボタン515に割り当てないようにする。例えば、解除ボタン517が操作されたときには視聴している番組のデータをシードデータから削除したのち、登録されないようにする。また、選択ボタン515に割り当て可能であるか否かを示すフラグを各番組に設定しておき、解除ボタン517が操作されたときに視聴している番組のフラグを、割り当て禁止状態に設定するものとしてもよい。このようにフラグを用いるものとすれば、この番組を再度選択ボタンに割り当てる場合、フラグの割り当て禁止状態を解除するだけでよいことから、処理が容易となる。
ステップST65において、番組数KCが「0」であると判別されてステップST71に進むと、制御部40は、該当する番組が見つからない旨の表示を行って図6のステップST6に進む。
図6のステップST6で制御部40は、番組の視聴が終了されたか否かを判別する。ここで、番組の視聴が継続されているときにはステップST7に進み、番組の視聴が終了されたとき、例えば待機状態(スタンバイ状態)とされたときにはステップST8に進む。
ステップST7で制御部40は、現在時刻が割り当て処理に用いた検索結果の時刻範囲であるか否かを判別する。ここで、時刻範囲であるときはステップST3に戻る。また、時刻範囲を経過したときにはステップST2に戻り、次の時刻範囲の検索結果を用いて割り当て処理を行う。
ステップST6からステップST8に進むと制御部40は、シードデータ更新・登録処理を行う。このシードデータ更新・登録処理では、視聴開始から視聴終了までの期間中に視聴された番組だけでなく、この期間中に放送されたが視聴されていない番組についても視聴割合を更新して処理を終了する。また、番組の視聴終了や、視聴中に番組が終了したときは、最終視聴日の更新や最終放送日の更新等も行うことは勿論である。
また、放送受信装置10で放送番組を視聴していないとき、例えば待機状態でもシードデータに登録された番組の放送が行われる場合があり、放送番組を視聴していないときの番組放送状況に応じて視聴割合を更新しないと、正しい視聴割合を得ることができない。このため、放送番組を視聴していないときであってもシードデータの更新処理を行うことで、視聴割合を正しく算出して嗜好の合った番組の選択を行えるようにする。
図11は、放送番組を視聴していないときのシードデータ更新処理を示すフローチャートである。
ステップST81で制御部40は、現在時刻を取得してステップST82に進む。ステップST82で制御部40は、更新時間間隔が経過したか否かを判別する。ここで、更新時間間隔が経過していないときにはステップST82に戻り、更新時間間隔が経過したときにはステップST83に進む。この更新時間間隔は、放送番組を視聴していないときにシードデータを更新する時間間隔であり、時間間隔が短いと、不必要にシードデータの更新が行われてしまう。また、時間間隔が長いと更新するデータが多くなり処理に時間を要してしまう。従って、更新時間間隔は、番組の放送時間単位、例えば15分や30分あるいは1時間程度に設定する。
ステップST83で制御部40は、更新時間間隔内に関する番組情報を取得してステップST84に進む。例えば更新時間間隔が1時間に設定されている場合、制御部40は、現在から1時間前までの番組情報を取得する。
ステップST84で制御部40は、放送状況に応じてシードデータを更新する。すなわち、制御部40は、番組情報に基づき、この更新時間間隔内における番組の放送状況に応じて視聴割合を更新する。また、更新後の視聴割合に応じて嗜好番組の順序の並べ替えを行う。さらに、最終放送日の情報の更新も行う。
ステップST85で制御部40は、不要と判断した番組のデータをシードデータから削除する。例えば、最終視聴日や最終放送日から所定の期間が経過している番組は、放送が完了しており、その後の放送が行われないものとして、この番組のデータをシードデータから削除する。
このようにソフトウェアで放送受信動作を行うものとしても、選択ボタン515を選択するだけで、簡単かつ容易に嗜好の合った番組のみを順に選択できる。
なお、上述の放送受信装置は、放送局から無線で送信されるテレビジョン放送を受信する装置に限られるものではなく、例えばヘッドエンドからケーブルを介して配信される有線テレビジョン放送を受信する装置であってもよいことは勿論である。
放送受信装置の概略構成を示す図である。 リモートコントロール装置を示す図である。 シードデータを示す図である。 番組情報で示される内容を示す図である。 視聴割合の高い番組の検索結果を示す図である。 放送受信動作を示すフローチャートである。 割り当て処理を示すフローチャートである。 シードデータの自動登録を示すフローチャートである。 シードデータの手動登録を示すフローチャートである。 ボタン操作が行われたときの応答処理を示すフローチャートである。 放送番組を視聴していないときのシードデータ更新処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・放送受信装置、11・・・受信部、12・・・番組提示処理部、13・・・表示装置、14・・・スピーカ、20・・・バス、31・・・入力部、33・・・記憶装置、35・・・通信部、40・・・制御部、40a・・・メモリ、50・・・リモートコントロール装置、111・・・チューナ/復調部、112・・・TS分離部、121・・・ビデオデコーダ、122・・・オーディオデコーダ、123・・・映像出力処理部、124・・・音声出力処理部、515・・・選択ボタン、516・・・登録ボタン、517・・・解除ボタン

Claims (12)

  1. テレビジョン放送を受信して、複数チャネルから指定されたチャネルの番組データを得る受信手段と、
    前記受信手段で得られた番組データに基づいて番組提示処理を行う番組提示処理手段と、
    前記テレビジョン放送における各チャネルの番組を選局するための選局情報と該番組に関する番組情報を取得する情報取得手段と、
    操作手段と、
    前記番組情報に基づいて判別した番組の放送時間に対して、該番組を視聴した時間の割合を視聴割合として算出して、放送中および放送が開始される番組のなかで視聴割合の高い番組を前記操作手段の選択ボタンに割り当てておき、該選択ボタンが操作されたときには、該選択ボタンに割り当てられている番組を選局するための選局情報を用いて前記受信手段に対しチャネルの指定を行う制御手段とを有する
    ことを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記制御手段は、視聴する番組の切り換え操作時や視聴している番組の終了時に、前記視聴割合を更新する
    ことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  3. 前記操作手段に登録ボタンを設け、
    前記制御手段は、前記登録ボタンが操作されたとき、視聴している番組の視聴割合を最も高く設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  4. 前記操作手段に解除ボタンを設け、
    前記制御手段は、前記解除ボタンが操作されたとき、視聴している番組を前記選択ボタンに割り当てないものとする
    ことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  5. 前記制御手段は、いずれの番組の視聴が行われていない期間中でも、前記番組情報に基づいて該期間中に放送された番組の視聴割合を更新する
    ことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  6. 前記制御手段は、前記番組情報で番組の放送時間の変更予定が示されているとき、該変更予定の時間帯で、該番組を前記選択ボタンに割り当て可能とする
    ことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  7. 前記制御手段は、現在時刻よりも先の時刻において放送中および放送が開始される番組から前記視聴割合の高い番組を検索する検索処理を繰り返し行い、検索結果に基づいて前記操作ボタンに現在時刻を含む時刻範囲で放送中および放送が開始される番組を割り当てておく
    ことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  8. 前記制御手段は、前記検索処理を所定時間間隔で行う
    ことを特徴とする請求項7記載の放送受信装置。
  9. 前記制御手段は、前記番組情報に基づき番組の切り換え時刻を判別して、該切り換え時刻において放送中および放送が開始される番組から前記視聴割合の高い番組を検索する検索処理を行う
    ことを特徴とする請求項7記載の放送受信装置。
  10. 前記制御手段は、前記選択ボタンが繰り返し操作されたとき、該選択ボタンに割り当てられた番組を視聴割合の高い順から順に選択して、該選択した番組を選局するための選局情報を用いてチャネルの指定を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  11. テレビジョン放送における各チャネルの番組を選局するための選局情報と該番組に関する番組情報を取得する情報取得工程と、
    前記番組情報に基づいて判別した番組の放送時間に対して、該番組を視聴した時間の割合を視聴割合として算出して、放送中および放送が開始される番組のなかで視聴割合の高い番組を選択ボタンに割り当てておく工程と、
    前記選択ボタンが操作されたとき、該選択ボタンに割り当てられている番組を、前記選局情報を用いて選局する選局工程を有する
    ことを特徴とする放送受信方法。
  12. コンピュータに、
    テレビジョン放送における各チャネルの番組を選局するための選局情報と該番組に関する番組情報を取得する情報取得工程と、
    前記番組情報に基づいて判別した番組の放送時間に対して、該番組を視聴した時間の割合を視聴割合として算出して、放送中および放送が開始される番組のなかで視聴割合の高い番組を選択ボタンに割り当てておく工程と、
    前記選択ボタンが操作されたとき、該選択ボタンに割り当てられている番組を、前記選局情報を用いて選局する選局工程を実行させるプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301234A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Toshiba Corp 視聴番組判定装置
JP2019134373A (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 住友電気工業株式会社 視聴録画装置、視聴録画方法および視聴録画プログラム

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